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掲示板 件名 最新投稿

三国志ファン、コア層こわそう


  • 2006年2月19日(日) 08:34 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    6,722
ネット  と、タイトルからしてのっけからオヤジギャクな上に意図せず二重の意味になっているけど、こわいけどべつにこわそうとは思っておらず、深いところで埋もれる前に、ブラックホールのようにどんどん初心者をマニアなところ、とまでは言わないまでもその中腹ぐらいまで引きずり込んで欲しいかなぁと無責任なことを思う今日この頃。と、自分がコア層の部類に入っているってのはもちろん棚上げだ。
 さて「長江の流れは緩やかに見えて」の観劇前夜のプチオフ会を開いた。今回は次の日が観劇ということで二次会(24時前)で終了した。「長沙呉簡研究報告」第1集や第2集を元に中国の学会に関する日本の学会動向などの話や「地鶏の唐揚げ」を「地獄の唐揚げ」と読み間違えたとかあれこれ話していた。
 それらの中から目から鱗だなぁって思ったことを一つだけ。
 げんりゅうさんがとある先生からきいた話に、三国志ジャンルの本を書くにあたり、三国志のことをあまり知らない人でもある程度、知っていることをちりばめて書いておかないと、読者がどんどん離れていくという意識があるらしい。だから「三国志」と書名にあるやつは三国志ファンのコア層にとってどれもこれもわかりきったことを書いているんだなぁと納得した。それに「三国志の世界」はやたら「演義では」と書いてあるのも。(三国志小説なんかもこの意識をもたないといけないとしたらイヤだなぁ)
 その話から発展して、このプチオフ会に来られているようなコア層は自分の知らない三国志の知識を喜んで飛びつくようなファンたちばかりだけど、三国志に興味はあるけど知らない人たちはむしろ自分の知らないことは敬遠し、知っていることで共感しあったりあれこれ語り合ったりしたいってのが優先されるって話をしていた。そんなんだから少数のコア層は日の当たらないどんどん深いところ深いところへ進んでいき、逆に大多数の初心者層はすぐに共感したり語り合ったりすることを消費しきってしまって「卒業」してしまうのだという話だ。だからここ何十年も水面近くではいろんなあぶく(マンガ系なりゲーム系なりいろんな三国志ファンの初心者層)が生まれては弾けていてをくりかえしていて、水底ではヘドロ(コア層)が何年もとどこおっているけど、その間には水(メディア?)だけしか見あたらないような二極化が進んでいるんだなぁ、と納得していた。そういや2005年7月31日の三国志シンポジウム後のプチオフ会でもそういった話の具体的な例を語り合っていたなぁ。
 そういう観点からいけば、某掲示板は意図せず初心者の寄せ付けない雰囲気になってんだなぁと思った(いや、だからといって変わるなら変わってもいいけど、私自身は変えようとは思わないけど)。初心者層からしてみれば、三国志とつくから、あるいは検索サイトから飛んでいって、見てみたら自分の語れる余地がないって仕組みだ。三国志ニュースの私のところは書きたいように書いているからそういう観点からは問題外だ(とこちらも特に変える予定はない)。それで私の長年の疑問は解けたんだけど、どんなジャンルにもファンの中の何%かは困ったちゃんがいるわけで、某掲示板へ三国志ファンの大多数の初心者層があまり寄りつかないんで困ったちゃんが書き込む絶対数もその分、かなり少なくなっているんで、それであまり荒れず管理のしやすい掲示板なんだなぁ、と妙に納得していた。もう三年近くになるけど未だに「知る人ぞ知る掲示板」だもんなぁ。

※追記 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編

※追記 単軸モデルから多軸モデルへ(あるいはピラミッドモデルからすり鉢モデルへ)

「異邦人」(古代中国個室ダイニング)


  • 2006年2月19日(日) 01:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,468
場所  お芝居の「長江の流れは緩やかに見えて」の前夜にネットの知り合いであつまろうということになった。いわゆるプチオフ会
 告知が20日前だったしそんなに広くは告げていないので、今回の参加者は私、USHISUKEさん、隼鶻さん、げんりゅうさんの4名。一次会は新宿で19時から二時間ほど、豚カツのお茶漬けでがっちり喰った。
 その後、21時半ぐらいに二次会にどこに行こうという話になって、そこで出てきたのが、古代中国個室ダイニングの「異邦人」ってお店。新宿にある。

・「異邦人」(古代中国個室ダイニング)
http://www.ihohjin.com/

 店内は写真のような感じ。何でもチラシによると「古代中国のシルクロードをモチーフにしたタクラマカン砂漠の洞窟を再現した個室です」とのこと(詳しくは上記リンク先で)
 なるほど、すごく洞窟っぽくて良い感じ。
 通路を突き当たった部屋の名前が「長安」。そして四人が入れる個室(ホントに洞窟っぽいところ♪)に案内される。そこの部屋の名前は「西安」。うおっ! 時空を越えている(笑) そんなこんなで四人のテンションがあがったところで、ある事実が発覚。どうも飲みだけとかじゃダメでコース料理しか頼めないらしい。一次会で満腹になっている四人はあきらめ、泣く泣くその店を後にする。
 まぁ、今度、オフ会かなにかやる機会があったら利用したいお店。営業時間は朝5時までだしね(え?)

※追記 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編

※追記 第9回魏晋南北朝史研究会大会ノート3

牀や榻のことばかり


  • 2006年2月18日(土) 16:21 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,023
歴史  今、お芝居の「長江の流れは緩やかに見えて」の会場に向かっているところなんだけど、こういうときにしか読書する機会がないんで、これ見よがしに、まだ読み切っていない林巳奈夫/著「漢代の文物」を読んでいる。
 ここで恥を忍んでいきなり自己暴露なんだけど、大昔、私は「椅子・鐙チェッカー」でして、三国志を題材にした漫画で、三国志の時代になかった椅子や鐙(あぶみ)が出てきただけで、その漫画を読む気をなくしてしまっていた。もっとも鐙に関しては「中国古代の服飾研究」だと前漢のころにはすでにあったとされているんだけどね。それに同じ三国志を題材とした創作物でも「新刊全相平話三国志」(通称、三国志平話)の挿絵や「三国演義」葉逢春本(1548年刊行)の挿絵なんかに椅子が描かれているぐらい根深いし、漫画の本質にあまり関係なさそうだ。
 鐙はなくても技術さえあれば馬に乗れるんだけど、椅子がなければ、何に坐っていたんだ、あるいは地べたに座り込んでいたのか? って話になる。そういうときはいつも「牀とか榻とか呼ばれる台座みたいなところに正座していた」と私は答えている。そう椅子に腰掛けるんじゃなくて膝を最後まで曲げて腰をおろしていた。この当時の中国人は腰をかけて座ることあったのかな? と思うぐらい画像石の類でもそういう光景は(私の狭い視野の中では)あまりみかけない。画像石や俑をみてみると、馬車でも乗っている人も馬を操っている人も律儀に正座しているし(汗)。※がんばって腰をかけている画像をさがしてみると、艇(?)にのっているところ、釣りをしているところ、機織り器をつかっているところ、そして強いていうなら馬にまたがっているところなどが見つかった。探せばもっとあるかも。
 とか何とか書いているが、私の知識はとても浅くてそうやって牀と榻のことをあげたあと、自虐的に「といってもいまだに牀と榻の違いを私は知らないんですけどね」と書くのが常だった。
 で、ここでようやく冒頭の「漢代の文物」の話にもどるわけで、読みすすめていると、「五 什器」の章で「釋名」釋牀帳(漢の劉熙の撰)から引用しまとめてばっちりそれらの違いが書かれていた。というわけで以下に引用(一部、表示できないので[]で合成文字にしている)。「漢代の文物」の200ページ。

 大きくて高いのが牀、細長くて低いのが榻、一人用の小さいのが獨坐、足がなく板状のものが[木平]だといふのである。

引用終わり。牀や榻だけではなく、その他も座具についても挿図付きで紹介されている。わかりよい。さらに文献や具体的な出土品から牀や榻の大きさについても考察がある。
 具体的な大きさの例として榻、長さ87.5cm、幅72cm、高さ19cm、石榻(『初学記』に引かれている『通俗文』の「牀三尺五曰榻、板獨坐曰[木平]、八尺曰牀」から牀?)、長さ159cm、幅100cm、高さ18cmがでていた。

※追記 メモ:踞牀

2006年2月13日 三国志大戦Ver1.12にバージョンアップ


  • 2006年2月16日(木) 07:53 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,847
ゲーム

三国志大戦公式サイトによると、2月13日より三国志大戦がVer.1.12にバージョンアップした。今回はカードの追加はなくシステム面での変更とのこと。詳しくは下記公式サイトで。

・三国志大戦公式サイト
http://www.sangokushi-taisen.com/

・Ver.1.1
http://cte.main.jp/newsch/article.php/194
 

2006年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)


  • 2006年2月14日(火) 00:26 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,174
マンガ  発売から間があいたけど、今回もかいておこっと。
 三国志の人物、管輅(字、公明)が主人公の漫画「八卦の空」が月刊の漫画雑誌『ミステリーボニータ』に連載されている。2006年2月6日発売の「ミステリーボニータ3月号」に掲載されている。

・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり

・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。

・「ミステリーボニータ」3月号に「八卦の空」 巫炎(一)(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=112381

 というわけで以下、ネタバレ含む。


 前の号の予告が「謎の女性の登場で!?」となっていたけど、今回、本当に「謎の女性」が登場。あと、前回の最後のページの欄外に「次号より新展開!! お楽しみに」って書いてあったけど、本当に新展開。1話完結だった「八卦の空」で「謎の女性」が謎を残したまま「次号へ続く」となっている。今回のメインの話(キョンシー?)の顛末共々、次号が楽しみ。

・2006年1月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ2月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/263

 連載の盛り上がりもあるし、4月中旬に単行本が発売されるという告知もあるし、読書欄には「八卦の空」への手紙やイラストがあるし今回はあれこれ盛り上がってるなぁ(詳しくは以下のリンク先の記事)

・2006年4月中旬「八卦の空」コミックス化
http://cte.main.jp/newsch/article.php/279

 で話戻して、本編の方だけど、黒幕ともいうべき三百年前の前漢のお墓からよみがえった(?)宮女は、冒頭で管ちゃんへ朱姫が語る話の中身(しっかりメインの話の伏線がはられている)と、正体を明かさずに管ちゃんに力を見せつけるシーン(ここらへん少年漫画のライバル登場の技法を連想する)と、そして次号へつながる最後のシーン(黒幕登場!)の三回だけ出てきて「臭わす」良い距離感を保って次号の期待が膨らむ。
 メインの話は玄龍くんと藍児(玄龍くんの叔母、すでに幽霊)の話。回想シーンでどういういきさつで出会って、絆を深める淡いエピソードがあって、そういう流れがあった中、そしてどうやって離ればなれになったか語られていて、すごく切ない。
 今回は玄龍くんがもつ鳴子がキーアイテム(関係ないけど、初めに鳴子が出てきたコマの玄龍くんを一瞬、携帯メールしているように認識してしてしまった・汗)。思い出のつまった鳴子が最後に決め手。思わず鳴子中心に読み返した。

・2006年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/301