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2006年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)


  • 2006年3月 8日(水) 18:11 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,099
マンガ  月刊のミステリーボニータに連載中の「八卦の空」の記事。私の知っている範囲でそれまで一話完結(読み切り)だった漫画が、前号からの続きものだ。
 前号を見逃した人は下記記事参照。我ながら、参考になるのかな? って感じだけど。

・2006年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/284

 いつものように関連サイトを以下にあげとく。

・秋田書店のサイト
http://www.akitashoten.co.jp/
※ページの下の方にミステリーボニータのページへのリンクあり

・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
※サイトでしか見れない三国志漫画アリ。

・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/



 というわけで以下、ネタバレあり(というか今回はあらすじ中心なのでホントにネタバレ)。


 今回の表紙前の冒頭は巫炎(前回の「謎の女性」)がまさに復讐をとげようと、僵屍(わかりやすく言い換えるとキョンシーとのこと)をあやつっているシーンだ。

 そして表紙。表紙に前回までのあらすじ、そして単行本が通常の1.5倍の厚さであることを告知してあるので、いつもより文字が多めの表紙。おぉ、1.5倍かぁ。読み応えありそう。
 で、物語は前回とは別の僵屍が現れ、皇族のひとりに復讐しようと未遂に終わったってことが英青ちゃんを通じて、管ちゃん&玄龍くんの元へ届けられるってところから始まる。また僵屍(女性)が皇族のひとり(男性)に復讐するのを阻止するってのが今回のメインのストーリー。もちろん前回からの巫炎姉妹の話が絡んでくる…その僵屍自体、巫炎が裏で操っているからね。
 ところではじめの方で玄龍くんに管ちゃんが「房中術」の説明をしていてその由来のところに触れるときに妙に管ちゃんが照れているところがかわいいんだけど(笑)

 僵屍が復讐するのは巫炎が操っているってだけじゃなくそれなりの訳がある。それは皇族のひとりから作中で語られるんだけど、昔にその皇族のひとりが出陣したとき、現地の女性に過ちをおかしてしまったってこと。それを苦に女性は井戸へ身を投げ自殺してしまい、僵屍として現れたってことだ。
 青木朋先生の日記によると三国志っぽい絵があるって話だけど、ここらへんの戦の絵かな。

・ブログ「青青日記」内『「ミステリーボニータ」4月号に「八卦の空」』
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=157269

 それでその皇族のひとりに謝ってもらうことで僵屍の恨みを鎮めるようという管ちゃんの作戦。裏で操る巫炎の強烈な「陰」により管ちゃんの作戦がうまく行くかどうか緊迫した状況。それでいよいよ作戦のクライマックス。奧から、皇族のひとりが出てきてもらうって段取りで、

なんと彼は逃げていた(汗)

 僵屍の恨みを逆撫でしてしまい、僵屍の冷気攻撃(「陰」の力)に管ちゃん絶体絶命のピンチ!
 ところがそこに巨大な龍が登場。龍は「陽」の象徴とのことだ。
 そして龍と共に颯爽とやってきたのは東方朔仙師。「陰」の中の強烈な「陽」(雷)で管ちゃんのピンチを救う。僵屍は雷で黒こげになる。ドラマチックですごくワクワクな展開。

 あぁ、なんか私の説明だとかなりチープになっちゃうけど(汗)、面白いねぇ。今回の話は次号へ持ち越し。次号、いよいよ巫炎姉妹の正体、それから東方朔仙師との関係が明らかになりそう。
 なにより次回は「大人気カラー」ってことでカラーな「八卦の空」、これまた楽しみなのだ。

 単行本発売に向けての強烈キャンペーンだね。

・2006年4月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ5月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/316

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  • 2006年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
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  • 2006年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
  • 投稿者:tanukuma  2006年3月12日(日) 11:26 JST
ワタシの記事が、まったく自分勝手な感想に終わっているので、いつもながら清岡さんの記事にありがたい思いでいっぱいです(^^)
三国志ファンの方は、内容にからんで出てくる後ろの史実などがわかってニヤリとできるのでしょうね、そこが羨ましい(^^)

また、TBさせていただきます!
  • 2006年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
  • 投稿者:清岡美津夫  2006年3月12日(日) 14:49 JST
どうもこんにちわ。コメントとトラックバック、ありがとうございます。
おやくに立てたようで何よりです。
「八卦の空」は昔の中国を舞台としていて、時代も場所もきっちり決まっているんで、凡庸な作家だったらどうしても歴史的エピソードをメインにすえ、それに頼り切ってしまうんですが、「八卦の空」はそこらへんの歴史的事実と創作が微妙でクールな距離感で、私の好みです。

しかし、来月は巫炎シリーズの続きと単行本発売があって楽しみが盛り沢山ですね♪