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1980年代日本における「三国志演義」翻案作品のファン層形成(2016年6月25日)
上記関連記事と同じく、昨年と同じく、Twitter内で「"マンガ学会"」と検索している。
・Twitter / 検索 - "マンガ学会"
https://twitter.com/search?q=%22%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%AD%A6%E4%BC%9A%22&src=typd
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日本マンガにおける秦始皇帝兵馬俑鎧甲デザインの伝播(京都2018年6月23日)
そうすると2017年6月1日に日本マンガ学会第17回大会のプログラムが発表されていることを知る。
・日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/
・日本マンガ学会第17回大会 プログラム - 日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/convention/17
それでどこが三国に関係するかというと、2016年6月24日土曜日15時20分から50分までクロスパルにいがた3 階 308・309 第2会場にて清岡美津夫「日本の「三国志演義」翻案作品における作画資料としての「三国演義連環画」」の口頭発表があるという。大会参加費は「会員 1,000円(1日につき)/一般 2,000円(1日につき)/学生(※要学生証提示、大学学部生以下) 1日目:500円 2日目:1,000円」だという。
・生涯学習センター(クロスパルにいがた) 新潟市中央区
https://www.city.niigata.lg.jp/chuo/shisetsu/manabi/shiminkaikan/syougaigakusyuu_cpn.html
全体としては次の日の6月25日にシンポジウム「マンガとスポーツ」があるのに対し初日24日は「会員による研究発表/総会/懇親会/合宿座談会」であり、研究発表は13時から16時25分まででその今回の会場は3つあって、口頭発表が15件、ラウンドテーブルが1件(司会1名計3名)、ポスター発表が1件といったところ。個人的に見に行きたいのは第1会場(クロスパルにいがた3 階 多目的ルーム2)のラウンドテーブル「カートゥーンが描くトランプ米大統領」とやはり自分の研究と関係してきそうな、第3会場(クロスパルにいがた4 階)の「中国における日本漫画の文法の受容―中国最初の新型漫画雑誌『画書大王』をてがかりに」、「〈伝記学習マンガ〉の人物選択と「有名性」をめぐって」、「〈歴史科系学習マンガ〉の表現における「リアリティ」をめぐって」の3報なんだけど、どれも自分の発表時刻にかかってくるというオチだ。「〈歴史科系学習マンガ〉の表現における「リアリティ」をめぐって」はいけそうだけどね。
ちなみに2017年6月は三国を含むイベントが集中してあって、今の段階で以下、まとめてみる。
11日
三國志交流会(2017年6月11日)
16-18日
長野剛原画展2017(東京会場2017年6月16日-18日、愛知会場23日-25日)
17日
水魚の交わり会(毎月第三土曜日2016年6月18日-)
18日
気焔万丈 3(2017年6月18日)
銅雀台の宴(2017年6月18日)
23-25日
長野剛原画展2017(東京会場2017年6月16日-18日、愛知会場23日-25日)
24日
竹林七賢の会(毎月第四土曜日2016年6月25日-2018年2月24日?)
日本の「三国志演義」翻案作品における作画資料としての「三国演義連環画」(2017年6月24日)
25日
三国志 義兄弟の宴(東京都港区 2015年9月13日-)
人形劇三国志 鑑賞オフ友の会(2017年6月25日)
三国志研究会(全国版) (2016年6月26日より毎月第三日曜日)
話を日本マンガ学会大会に戻し、今回も要旨による査読があって、その〆切は2017年4月1日土曜日だった。ちょいと要旨書きの進め方として自分的に興味深かったので以下、日記を書く。
※前の前の記事
飯田市川本喜八郎人形美術館 開館10周年限定グッズ(2017年3月25日)
前日の晩にいくことがきまった旅。8時36分、市バスに乗る(たぶんおくれてた)。別の系統のバスを引き連れてやってきた。余裕で座れる。8時58分東山三条に到着。一澤信三郎帆布へ。
・一澤信三郎帆布
http://www.ichizawa.co.jp/
7000円(税別)の赤のカバンを速攻買う。今持っている同種の黒のカバンとあわせてロッソネリ(イタリア語で赤黒の意。ACミランのシンボルカラー)。下って知恩院前から市バスに乗る。その前に公衆トイレへ。近所のスーパーマーケット最寄のバス停に降りる。やたらスーツ姿の親子連れをみると思ったら、たぶん、大学の入学式。スーパーマーケットで米を買うついでで、旅の食料を買う。帰ったら10時前。「あさパラ!」を見ながら旅の支度。図書館で調べ物を予定していたが変更。ともかく図書館から借りた、吉川英治『三国志 巻の一 桃園の巻』(大日本雄辯會講談社1940年5月30日発行)を引用できるよう写したし。曹操に赤いイメージを与えた箇所だ。横山光輝「三国志」では忠実に曹操周りの人物の鎧を赤くして、曹操の鎧自体デザインが変更になっても、張遼は最後まで赤のときのデザインのままだった。対照的に「人形劇三国志」は曹操の服自体のシンボルカラーを赤に定め服のデザインがかわっても最後まで赤基調は変わらなかった。
p.204
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
草は燃え、弊社は燒け、逃げくづれる賊兵の軍衣にも、火がついて居ないのはなかつた。
すると彼方から、一彪の軍馬が、燃えさかる草の火を蹴つて進んで來た。見れば、全軍みな紅の旗をさし、真つ先に立つた一名の英雄も、兜、鎧、劍装、馬鞍、總て火よりも赤い姿をしてゐた。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
p.205
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
云うと、紅の旗、紅の鎧、紅の鞍に跨つてゐる人物は、玄德の會釋を、馬上でうけながら微笑をたゝへ、
『御ていねいな挨拶。それへ參つて申さん』
と、赤夜叉の如く、總て赤く鎧つた旗本七騎につゝまれて、玄德の間近まで馬をすゝめて來た。
近々と、その人物を見れば。
年はまだ若い。肉薄く色白く、細眼長髯、膽量人にこえ、その眸には、智謀測り知れないものが見える。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
快速の市バスに乗るつもりだったけど、道路が混んでいたので、地下鉄にかえる。別の市バスに乗って、地下鉄の駅へ。京都駅まで余裕で間に合いそうだ。
青春18きっぷの旅。11時京都駅2番線発、琵琶湖線新快速(米原経由近江塩津行)。最前の車両。右の通路側に座れる。早速菓子パンを食べる。途中左の窓側にチェンジ。菓子パンを食べつつ要旨書き。米原駅近くのヤンマー中央研究所の電光掲示板によると10℃。11時53分米原駅到着。乗換え時間7分。ホーム上のセブンイレブン最寄の位置のロングシート部分に座るが、ネット接続間に合わず。12時発、東海道本線(東海)(大垣行)。12時32分、大垣駅到着。乗換え時間9分、二両目左の窓側に座れる。クロスシート。12時41分発、東海道本線(東海)新快速(豊橋行)。12時53分、ノートPCのバッテリー1本目残り73%。居眠り。
13時30分、大府駅で目覚める。ノートPCを起動するとブルー画面。ブラウザに溜めていた情報がきれいさっぱり消える。ネットにつなげられないものの、それをある程度、頼りにし情報を集め要旨にしていたが、以降、ノートPCの中にある三国志ニュースの記事を検索しては必要な情報をピックアップして要旨の文にしていた。この作業が自分の過去の文に触れられるし、総じて三国志ニュースの集大成に思えてきて愉快な気分で要旨作りをしていた。
1本目64%。四つ目最後の菓子パンを食べる。14時8分、豊橋駅到着で乗換え時間16分だけど、やはり引き続きの浜松行きだった。1本目55% お菓子を食う。しみチョコ。14時57分、浜松駅到着。乗換え時間13分。対面乗換え ロングシート。しばしホームでまつ。きた列車が折り返しではない。15時10分発、東海道本線(東海)(熱海行)。17時 バッテリー1本目が終わる。17時43分、熱海駅到着。乗換え時間8分。ホーム変えての乗換え。四両目の中ごろ扉がちょうど階段近くだった。17時51分発、東海道本線(東日本)(前橋行)。到着までで要旨の図をつくり終える。目立つために、一目で概要がわかるように、文を削りまくって無理して図を入れてた。18時57分、藤沢駅でバッテリー2本目57%。19時16分、横浜駅7番線着。乗換え時間7分。19時23分4番線発、京浜東北線(南浦和行)。19時41分に蒲田駅到着。近くのマンガ喫茶のネットを使って要旨提出の作業に移っていた。
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メモ:東村アキコ原画展(米沢嘉博記念図書館2017年2月11日)
21時2分に無事送信。詳細は避けるけど家から要旨を送信せずに、わざわざ蒲田まで来て送信するのには理由があったが、まるで梯子に上らされた後にそれを外されたかのように、その理由が消滅したため、一気に都内で“難民”となる。
結局、新江古田の「すいばら」(※三国に無関係)に行ってみるもなぜかシャッターが閉まっていてそこから環七を歩いて、高円寺駅へ。2017年4月2日日曜日0時44分発の中央本線で阿佐ヶ谷駅へ。「ミラニスタ」(※三国に無関係)へ
・すいばら
http://tinyurl.com/kvmtjdk
・東京のスポーツバー ミラニスタ
http://www.milanista.info/
梯子に登った後、食べ物にありつけるはずが、何時間もお預けをくらった上に30分以上歩く羽目になっていたので、まずは飲み食いだと、アマレッドミルク(本当に杏仁ミルクの味だ・笑)を飲み、ぺペロンチーノを食らう。いやはやようやく落ち着いた。
「ミラニスタ」の常連さんに同伴帰宅し(笑)、高円寺のいつものマンガ喫茶へといく。残念ながらお目当てのTVのマット席は空いてなかったが。
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メモ:四川フェスinなかのアンテナストリート(2017年4月2日)
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甘寧画(Cha-ngokushi2017年6月11日-)
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