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京都で哲舟さんを囲む会(2013年2月5日)


  • 2013年2月10日(日) 22:00 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,524
ネット  一般的なオフ会と違って公募せずにネットの知り合いに会うときは今まで特に記事にすることもなかった。というのもそういう場では普段、ネットでできない話をするし、何か企画の構想段階で不確かなので公表できなかったり(例えば「三国志フェス2011」の「1日限定!三国志コレクション展」)するからだ。

※関連記事 三国志フェス2011(2011年9月10日)

 それでもワンツーマンで会ったときでも、下記のように少し記事に残していたりする。

※関連記事 扶助会構想

 今回もそんな感じで特にネットで公開できず、また公開できてもあまり意味がないと思って、メモもとってないし撮影どころかカメラも持っていってなかったし、閲覧用にノートPCを持っていったものの、結局、参加者のスマートフォンがその役目を担ったので、ほぼ手ぶら状態だった。
 ところが、実際、三国の四方山話をしていると、公開できるネタが結構、多く、そのため帰ってからNPO三国志フォーラムのTwitter Accountを通じて、思い出し次第つぶやいていたら意外と結構な量になっていた。

・NPO三国志フォーラム (sangokushiforum) on Twitter
http://twitter.com/sangokushiforum

 そこで今回のように三国志ニュースの記事に纏めてみる。 よくあるツイッターのログをブログに載せるというのではなく、それだとそもそも順序がバラバラだし判りにくいので、文を足しつつ整理し書いていきたいと思う。そういった経緯での記事であるため、記事題名にある会合名は後付だ。

 先月から哲舟さんが関西に来られることは教えていただいていて、日が近付くと具体的に会う話になってきた。どうやら清岡と日程が合いそうなのは2013年2月5日火曜日の夜の京都にてということで、さらに関西に住む教団さんが来て下さるとのことだったので、マンツーマンで哲舟さんを飽きさせることがなさそうと安心する。
 それで京都で会うのだったらどこの店がいいかと考えを巡らすと、下記関連記事で触れた「武将ダイニング 辛夷(こぶし)」が良いと思い立つ。一見イロモノ飲食店に思わせておいて実は料理も充分にいけるというところだ。

※関連記事 辛夷(こぶし)(限定いも焼酎「薩州 赤兎馬」の置いている店)

 ところが上の関連記事に掲げた公式サイトに、定休日をチェックするためアクセスしても、ドメインが失効しており、定休日が判らない。また、ツイッターの公式アカウントを見ても2012年2月に発言が止まっている。仕方がないので食べログ等を見て定休日が日曜日だと知り得る。
 以上の経緯や関連サイトのURL込みで開店しているかどうか怪しいと断り書きを入れつつ、哲舟さんに「武将ダイニング 辛夷(こぶし)」のことをメールで送る。そうするとその返信で、食べログのページに赤地に白抜き文字で「閉店」と書かれてあると指摘して下さる。
 メールを通じてなので、どこに目を付けているんだ、と自己ツッコミで照れ隠しもできず、恥ずかしい気持ちを抱きつつ(笑)、代案として一応、京都駅近くの「京ちゃばな」を挙げておいた…トマトやアボカドのお好み焼きを食べたかったし。

・TOPページ | お好み焼き 京ちゃばな
http://www.chabana.com/

 しかし、今、冷静に考えると予め閉店だと気付いて良かった。いつぞやの「喫茶屋Arsene Lupin」みたく行ってみたら閉店していた、なんてことになっていたかもしれないし。まぁ、その場合は御池通りの北側の「楽亭」に行ってみようかとあれこれ考えていたが。

・関プチ第II章・会場見聞録(1)
http://cte.main.jp/sunshi/w/w020606.html

 店は決めてかねていたが、ともかく集合場所をどこでいつにするか詰めていて、どうやら清岡次第ってことになった。場所は三人がアクセスしやすい京都駅にし、時間は清岡都合で18時半ってことになった。
 集合場所は判りやすく京都駅西口改札(2階)前の「時の灯」ってことに。

・京都駅構内図:JRおでかけネット
http://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0610116

 当日、市バスで集合場所に向かっていたのだけど、やはり平日の夕方なので、思ったようにバスが進まなかった。とりあえずは、バスの中でノートPCを開いて、メールにて哲舟さんに7,8分遅れる旨を伝える。そして到着したのが18:40。バス停から2階に上がるまでは早足で急いでいて、直前でダッシュして、さもずっと走っていたネタをしよう思い付いたものの、遅れていてそれは不謹慎だと思い、普通に歩く。
 視界に入る「時の灯」の時計台近くには四人いらっしゃって、そのうち時計台から離れた位置に見慣れたお二人が立っておられた。「時の灯」はここ数年でできたばかりで、そういや清岡が最近、京都駅の西口をあまり利用しないということもあってか、時計台の真下でベタに待ち合わせている方は未だ見たことないなと思いつつ、お二人に挨拶する。哲舟さんとは2012年10月13日の「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」以来で、教団さんとは2012年10月27日の講演会「東アジアの三国志演義」以来かな。

※関連記事
 ノート:Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)
 時空をかける三国志(2012年10月18日-11月20日)

※哲舟さんのサイトとブログ

・各駅亭舎・本陣(HOME)
http://kakutei.cside.com/

・哲舟の呑む喰う浸かる、歴史に憩う
http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/

※教団さんのブログ

・尚書省 三國志部
http://d.hatena.ne.jp/kyoudan/

・教団's Rot
http://ameblo.jp/vitalize3k/

 とりあえず店に行こうってことで歩き出した。
 まずは冒頭で触れた「武将ダイニング 辛夷(こぶし)」について、恥ずかしかったと切り出しつつ(笑)、哲舟さんが今日、京都のどこを回られたか話を振ると、どうやらお好み焼きを食したとのことで、前述した「京ちゃばな」は候補から外れる。そこで思い出したのが下記サイトの「麺どころ 晃庵」京都駅前店だ。

・麺どころ 晃庵 - 京都駅前店・御所店・三条店|お食事・ご宴会に 新鮮な京野菜、旬の魚、湯葉や生麩など京都ならではの食材を使った心づくしのお料理でおもてなし|有限会社MG Foods
http://mgfoods.co.jp/kouan/

 これは下記関連記事にあるように、福原先生の全国津々浦々にある行きつけの店の一つらしい。

※関連記事 三国志学会 第四回大会懇親会

 つまりは地酒に特色のある店、そうお二人に説明していた。もちろん戦国にも三国にも関係ない。龍谷大学大宮キャンパスほどは離れていないが、京都駅から少し歩いたところにあり、その道中では「武将ダイニング 辛夷(こぶし)」の閉店話から広がり、哲舟さんによると、新宿にも戦国居酒屋みたいなのが二店あったそうで、どちらかは閉店したとかで(いやここらへん記憶が曖昧だけど)

※関連記事 メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い

 その話の流れで当然出てくるのが、愛知県の、今月一旦、閉店になる三国志的飲み家「いっぽ」のことだ。残念だな、と。

・[mixi] 三国志的飲み家『いっぽ』
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4328221
※大元の情報源はこのmixiコミュニティになる。但しmixi会員でないとアクセスすらできない。

※関連記事 三国志的飲み家『いっぽ』一旦閉店(2013年2月17日以降)

 それとこちらも一年前に閉店になった東京の三国志酒場銅雀台の話も出ていて、こちらは哲舟さんが足を運ばれたそうな。

・6月にOPEN予定の「三国志酒場 銅雀台」を下見に。  (※哲舟さんのブログ記事)
http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/archives/65634855.html

※関連記事 三国志酒場銅雀台(2011年6月4日-2012年2月11日)

 その他、少なくとも名前は三国にちなんだ店の閉店になった店名を上げていた。

※関連記事
 和食料理店「赤坂 魯粛」
 諸葛亭

 それで京都駅の北側塩小路通りを西に行き、堀川通りと交差する、東南の角に到達。そこの手前に「麺どころ 晃庵」京都駅前店があり、看板を見るまですっかり麺の店でもあることを清岡は忘れていた。店に入る前に哲舟さんや教団さんの店に対するプチ撮影会の後、いざ、店内へ。

 北側 通路

 哲舟さん テーブル 教団さん
 清岡   テーブル 荷物
      仕切り

 席に着き、まず飲物ってことで、予め地酒が売りの店だと伝えていたので、教団さんは地酒を注文。清岡はマンゴージュースを。その後、食べ物を注文する段になり、店に入る時に散々「麺」と言われていたので思わずうどんを注文しそうになったけど、皆で食べられる方が良いと考え、あれこれつまめるものを選ぶ。
 飲物が来るまで妙に間が空いたので、哲舟さんとの滅多にない飲み会という意味で「折角の機会なので、何か質問ないですか」と教団さんに話を振ると、質問は清岡の方に来る。「三国志ニュース」でよく出てくる、旧暦(中国暦)から新暦(西洋暦)への変換のやり方を訊かれる。台湾中央研究院の提供する「両千年中西暦轉換」はご存知のようで、その使い方がよく判らないとのこと。
 実際、教団さんがご自身のスマートフォンで件のサイトにアクセスしてお教え差し上げるが、どうもそのスマートフォンのシステムではうまく動かないようで、プルタブで選択しても次の選択肢がピックアップされない。

・中央研究院兩千年中西曆轉換
http://sinocal.sinica.edu.tw/

※関連記事 12月24日は呂布、陳宮、高順の忌日

 そこで方法の書かれたページを教えた方が良いと思い、教団さんのスマートフォンを通じ、三国志ニュースから立命館大学の山田崇仁先生のサイトへアクセスし、授業ページへとリンクを辿り教える。

・睡人亭
http://www.shuiren.org/

・台湾中央研究院中西暦轉換工具の使い方 ―インデックスページ―
http://www.shuiren.org/chuden/toyoshi/sinocal/index-j.html

※関連記事 リンク:漢字文献情報処理研究会

※追記 5月10日は曹操が魏公に為った日

 そこから山田先生話。(おそらく学生時代)古くから自サイトで情報発信されている方で、清岡はそのサイト(つまり上記の「睡人亭」)で朱然の名刺や朱然墓出土の漆器に描かれた孫権、陸遜、『漢代の文物』等の林 巳奈夫先生の著作を知ったと告げる。

・朱然墓
http://www.shuiren.org/sangoku/syuzen.htm

・工具書のコーナー
http://www.shuiren.org/sangoku/kougusyo.htm

※関連記事 1976年 林 巳奈夫/編「漢代の文物」

 もちろん名刺や漆器のレプリカが「大三国志展」で公開されていた話込みだ。

※関連記事 大三国志展(出土品でたどる三国志)

 それから前述の「両千年中西暦轉換」のことはツイッター上で話されているのを見たと清岡。ツイッターは流れるから良いと教団さん。「流れる」というのは拡散の意味とログが流れる意味の二つにとれるけど、どちらでしょう?となんて尋ねると、どうやら後者の意味らしい。確かにメリットでもありデメリットでもあり。哲舟さんが、なんでもかんでもフォローするとすぐにタイムラインが流れてしまうとおっしゃっていた。確かにコメントを寄せたいと思う話題があっても相当、流れてしまって、入りづらいことがあったと清岡。その一例として、印綬の綬の部分の長さの話題の時に、綬を収納する虎頭鞶嚢についてコメントしたかったと。

※関連記事 メモ:漢中興士人皆冠葛巾

 ツイッターで話題になった繋がりで清岡からの話題。少し前にツイッターで話題になっていた「関羽」で検索すると所謂「萌え絵」が出てくるという話だが、それとは別の流れで、nagaichiさんが「それはすでに2006年に三国志ニュースが通った道だ。」とツッコミを入れていたという話を出す。

・枕流亭ブログ
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/

・東アジア人のメンタリティーなんて似たようなもんです。 (※上記ブログ記事)
http://d.hatena.ne.jp/nagaichi/20080203/p1

・はてなブックマーク - 「関羽」で画像検索したら女の子の画像がごっそり出てきた
http://b.hatena.ne.jp/entry/2chbooknews.blog114.fc2.com/blog-entry-3778.html

※関連記事 関羽でイメージ検索すると…

 食べ物が来たので、あれこれつまむ。とりあえず最近の話題を振ろうと、2012年12月8日の教団さん主催で大阪にて開催の「三国志忘年会」、それから哲坊さんが足を運んだ2013日1月12日の東京での「三国志TERAKOYA1」を伺う。「三国志忘年会」の参加人数を聞き、一部のボウリング大会、二部の忘年会とも盛り上がったそうな。

※関連記事 李球張球 歳晩の乱 三国志ボウリング大会in大阪(2012年12月8日土曜日)

 「三国志TERAKOYA1」はなんといっても伏竜舎さんのステージ(?)・デビューが注目点で、興味津々に清岡が聞く。

※関連記事 三国志TERAKOYA1(2013年1月12日)

 ちょっと崩した感じの渡部麗(わたなべ りょう)さんに対し、普段通りの誠実な伏竜舎さんのコンビは好対照で良い感じで面白みがあったそうな。あとそこにどんな方が参加されていたとか。

・伏竜舎的博客(伏竜舎のブログ)
http://ameblo.jp/fukuryusha/

・レキシズル|歴史好き同士の交流活性プロジェクト

http://www.rekisizzle.com/

・TERAKOYA » 三国志TERAKOYA1

http://hello-kiitos.sakura.ne.jp/rekisizzle/event/terakoya/?p=303

 その話の流れで、教団さんは三国関連のイベントや学術関連催事前に気分が高揚してか眠れないらしく、「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」も「三国志学会 第五回大会」もそうだったとのこと。

・Mini三国志フェスを終えて・・・雑感。 (※哲舟さんのブログ記事)
http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/archives/65747280.html

・Mini三国志フェス@レキシズルスペース (※教団さんのブログ記事)
http://ameblo.jp/vitalize3k/entry-11384757917.html

※関連記事 ノート:Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)

・三国志学会第7回大会@龍谷大学 (※教団さんのブログ記事)
http://ameblo.jp/vitalize3k/entry-11352000255.html

 今日は大丈夫でしたか? と話を振ると、前日から今日の7時まで賈詡Botに『三国志』『三国演義』『画本 三国志』『蒼天航路』等に出てくる賈詡のセリフを入力していたとのお答え。哲舟さんに感心されていた。

・賈詡Bot (KakuBunwa_bot) on Twitter
http://twitter.com/KakuBunwa_bot

※関連記事
 6月27日は賈詡の忌日
 2005年『世界古典文学全集24 三国志』(筑摩書房)再版
 完訳 三国志(2011年3月16日-)
 三国演義連環画(1956-1964年)
 2005年11月10日「蒼天航路」堂々完結

 その話の流れで哲舟さんが教団さんに関西から関東まで来てのイベント参加は、経済的にも時間的にも大変だろうって話を振り、関西でも三国のイベントが増えて欲しいことや、自身は夜行バスを利用していることをおっしゃっていた。
 そこで清岡が日頃から教団さんに抱く疑問として、利用期間や特急・急行の類を使えない等の制限はあるものの、経済性を考えたら、青春18きっぷを利用した方が良いのではないかというのがあったと告げる。

※関連記事 「JR発足20周年・青春18きっぷ」特別価格8千円(2007.3.1-4.10)
 ※近年では青春18きっぷは1枚11500円(5回分)で、1回分につき2300円。利用期間はこの時より冬季用設定期間が12月10日-1月20日から12月10日-1月10日と短くなっている。

 そうすると、使い勝手が判りにくいという前提の下、イベント前では眠れないという先程の話なので、夜行バスの方が有意義だという結論になっていた。
 後日、ツイッター上でのやりとりで、哲舟さんからムーンライトながらのことを「ご存知かと思って無意識に話ふらずに過ぎてしまったかも」とおっしゃっていた。言われてみれば、夜、消灯しないし、そういう意味では有意義かもしれないが、数年前に、青春18きっぷより期間が短いという期間限定になってしまったので、イベントとタイミングが合いにくいかもしれない。

・Twitter / Tesshu8: そういえば「ムーンライトながら」の話をしませんでしたね(笑) ...
https://twitter.com/Tesshu8/status/300451920160641024

※参照リンク
・読書創作一人旅26日23時
http://cte.main.jp/sunshi/w/w0304262309.html

※関連記事 山口県三国志城に行くまで(2007年8月13日→14日)

 ここで各自のグラスや杯が空いてきたので、追加注文。東京では全国各地の地酒を取り寄せている店が多いとのことで、哲舟さんに馴染みのあるものばかりだったが、唯一、京都の地酒、英勳、建都、玉川に馴染みがなかったようで、それらを順に注文されていた。教団さんとの話によると、そのうち二つが個性があって、残りの一つがその中間とのこと。ともかくお二人はそれぞれどれかがお気に召した様子だった。そういえば、三国志学会第四回大会懇親会後の飲み会で、英勳は耳にしたと清岡。今、下記関連記事を見ると「麗泉、英勳、磯自慢」とあるね。

※関連記事 三国志学会 第四回大会懇親会

 注文を受け、テーブルで一升瓶から店員さんがお酒を杯につぐとプチ撮影会となっていた。乾杯しなおそうとする清岡に、杯になみなみ酒が注がれているのでそれは無理と哲舟さん。
 飲みつつ食べ物をつまみつつ、先程の教団さんから清岡への質問の続きで、山口の「石城の里 三国志城」にて開催される三顧会は行かれるのか?と。

・三国志城博物館
http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/

 そこで先程の青春18きっぷの利用期間内に5月の三顧会は含まれないので行かないだろうが、8月の三顧会はふらりと行くかも知れないと告げる。過去に3月に開催された時は行ったのだけどね。

※関連記事 光市営バス束荷線で三国志城へ

 その流れで三顧会の開催される山口県の三国志城の話。哲舟さんが訪れた時は出来て数年しか経っていない時で三国に因んだ食堂のメニューが少なかったそうで。

・哲坊 中国・四国遠征記 (※前述の哲舟さんのサイト内ページ)
http://kakutei.cside.com/san/off/tyu01.htm

 今は多くあるとしばし哲舟さんと教団さんで情報の摺り合わせ。教団さんがスマートフォンで今のメニューを見せられていた。その二人のやりとりに言うタイミングを逸していたが清岡から第一回三顧会でみんなで考えてメニューをいくつか増やしたと告げる。

※関連記事 三国志城食堂メニュー

 青春18きっぷの期間外でも何か行きたいイベントが重なれば高速バスを使うと清岡。最近でもライブとサッカーが重なったんで1月13日に東京に行ったと。

・リベンジ一発目なるか (※三国と無関係)
http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=391

 事前に知っていれば、2013年1月12日土曜日に「三国志TERAKOYA1」も行きたかったと清岡は申していた。なるべく情報を流したつもりだけど、と届かなかったのかどうか哲舟さんが気にされていた。それについて清岡からは普段、ツイッターを見ていないからだろうと応えていた。

※関連記事 三国志TERAKOYA1(2013年1月12日)

 その流れで、「三国志ニュース」ではどうやって情報を得ている?という哲舟さんの疑問。それでアクセスログを見て、検索語句を拾って三国に対する関心を見ている等、あれこれ話していると、哲舟さんから「逆探知で?」と言われる。ん?ある意味、的確な表現か?

※関連記事 誘惑三国志恋華~さけられぬ運命~(2012年6月19日)

 毎年8月に「三国志 読書感想文 コピー」といった検索語句が多くネット上の読書感想文を盗作しようとする動きがあるので、知っている人が見ればあからさまに偽物とわかる読書感想文を仕掛けたいと清岡。「文字通り、天竺、唐、日本の三国で志(こころざし)を抱いた三人の若者が…」とか。

※関連記事 「三国志 読書感想文」or「三国志を読んで」

 イベントとツイッターと言えば、清岡は雑誌『歴史人』の三国志の講演が2013年3月2日にあると知ったのが雑誌公式ツイッター・アカウントだ、と話題を振る。そして、多分、雑誌で告知があると予測しながらも、ネットのみで情報源を探している間に、定員40名が埋まったと告げる。

・Twitter / rekishijin_mag: 【歴史人イベント完売】3月2日(土)開催の三国志セミ ...
http://twitter.com/rekishijin_mag/status/295715323645157376

※関連記事 三国志の謎(『歴史人』2013年2月号、1月12日発売)

 2013年3月2日土曜日は下記リンク先にあるように、青春18きっぷ利用期間であり、清岡が別件で東京に赴くので、ついでに参加できていたので、残念だったと。

・執筆日記(2013年2月)
http://cte.main.jp/sunshi/diary/201302.html

 そこから清岡は未だ読んでいないが、過去二回行った、雑誌『歴史人』での三国志特集はどんな内容だったと話を振ってみる。雑誌だから当然、複数人執筆陣なのだけど、どうも『三国志』と『三国演義』との扱い等、基本的なところで認識共有できてないようだとのことだった。2011年2月12日の一回目では目次に『三国演義』に基づく旨が書かれていたことに言及する清岡。もちろん、歴史専門雑誌だから、三国初心者にも読めるような配慮があることを前提として話していたのだけど。

※関連記事 三国志 劉備と諸葛亮孔明の真実(『歴史人』2011年3月号、2月12日発売)
 ※上記が関連記事一回目、前述が二回目。

・KK ベストセラーズ || 歴史人
http://www.kk-bestsellers.com/magazine/history/

・ 歴史人|=TOP PAGE=
http://www.rekishijin.jp/

 その流れで、清岡が「三国志ニュース」にて日頃から『三国志』と『三国演義』での混同についてチクチク書いていることに(例えば前述の『歴史人』の記事参照)、哲舟さんから言及されて、そこまでお読みになっていらっしゃるのかと何だか照れ臭い気分になっていて、清岡は「照れますね」を連呼していた。そこから一般論として、哲舟さんが入口としての三国について『三国志』と『三国演義』を分ける必要があるのかないのか等、お酒を飲みつつしみじみ語って下さっていた。そこらへんのことを昔、USHISUKEさんと散々、終電まで語ったと清岡。

※関連記事 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編

 雑誌にしろ、イベントにしろ、三国に詳しくない人を想定しないといけないので、そこらへんの匙加減が難しいって話をしていた。その点、ムック『僕らの三国志大全』はとても面白い試みだと清岡が話を振る。

※関連記事 僕らの三国志大全(2012年12月13日)

 雑誌『歴史人』もムック『僕らの三国志大全』もやはり誤字があって、前者について教団さんはツイッターを通じ、そこらへんを作り手にフィードバックされているそうな。
 それと清岡から『僕らの三国志大全』の書き手の一人である哲舟さんに向けて、第二弾はあるのかそれとも別の切り口でのムックの企画はあるのか質問していた、年鑑みたく毎年出せば面白い等、清岡のアイディアを含めて。もちろんどんな答えがあったかは、不確かな情報でも確実な情報でも、話の有無も一切、書けないわけだけど、興味深かった。
 前述の「三国志TERAKOYA1」も『歴史人』のイベント「三国志ナイト」(2012年6月6日)も前述のその講演も情報の拡散が難しいって話。昔はブログやmixiである程度の層にリーチしていたが、今、主流のツイッターやFACEBOOKに頼っていても、昔ほどは情報がリーチしないってことを言っていた。

※関連記事 三国志ナイト(2012年6月6日)

 「三国志ナイト」はあれだけの出演者を揃えていて、あまり開催を知られていなかったのは勿体ないと。
 ファン層への情報のリーチと言えば、「三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント」は事前にターゲットとする層へのリサーチを行ったのかな、と清岡は疑問を呈する。何せ、同じ都内で開催の真・三國無双中心 三国志全般オンリーイベント「交地ニハ絶ツコトナカレ 17」と日程がかぶっていたので。

※関連記事
 三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント(2012年5月27日)
 交地ニハ絶ツコトナカレ 17(2012年5月27日東京流通センター(TRC))

 実は哲舟さんは『三国志Three Kingdoms』のDVD-BOXの同梱冊子を執筆された関係で、そのイベントに招待されていたそうで、当日の様子を詳しく拝聴できた。

※関連記事 「三国志」前篇 DVD-BOX(2010年12月10日)

 まず出演者からいって、想定される声優ファンはどれ程、来場していたか判りましたか?と伺うと、それほど来ていなかったようで、むしろ少ない情報を積極的に取り込んでやってきた、選ばれた声優ファンみたくなっていた、と。それが何故判るかというと、その日、二回公演だったイベントの二回目の方で、出演者自らが「今日、二回、参加されている方、居ますか?」という旨を観客に呼び掛けると、観客席の前の方で反応があったそうな。清岡は以前からそういう大きいであろう声優層を、三国に引き込める芽は充分にあると考えているので、そういった声優ファンを呼び込められれば良いのにと言っていた……と今、思うと三国志学会 第四回大会での矢田博士先生との質疑応答だね、それって。当時は言及すらしなかったが。

※関連記事
 真・三國無双6 王覇・響歌乱舞(2011年5月25日)
 三国志学会 第四回大会ノート1

 あとフォローとしては「交地ニハ絶ツコトナカレ 17」の会場から「三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント」の会場まで一本で行けるバスツアーが組まれていた点も清岡から申していた。

※関連記事 「交地ニハ絶ツコトナカレ十七」と「三国志 Three Kingdoms」公式朗読CD発売記念イベント参加バスツアー(2012年5月27日)

 その選ばれた声優ファンが来る状態を、清岡は経済用語で形容しようとしていたんだけど、肝心のその用語をど忘れしてしまったので、その思い出せないもどかしさを広めただけにおわってしまった、「フィルタリングとかそういったニュアンスの」とは言ったものの。今ならすんなり思い出すけど。「スクリーニング」ね。

※関連記事 SDガンダム三国伝BraveBattleWarriorsコレクションボックス発売記念オールナイト(2011年3月25日)

 三国志フェス2011ではすぐに思い出せたとも清岡から言っていた。

・三国志フェス2011関連 (※清岡による個人サイトの雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2011/0909.html#101220

 声優ファンも含めそういった三国の初心者も呼べるイベントはどんなのだろうという話の流れで、哲舟さんが教団さん個人に向かって、どんなイベントを希望するか、話を振る。
 そうすると、『真・三國無双』のプレイアブル・キャラクター以外の人物を取り上げて欲しいってことで、哲舟さんは納得したご様子。清岡からは思わず「でもベタに人物縛りなんだ」という旨でツッコミを入れてしまった。イベントに限らず雑誌でもムックでも人物の切り口がよく使われており、随分と信頼感があるのだな、と話していた。
 大抵は東京の亀戸の「中華料理店 三國志」にて月一ペースのイベント『三国志街道の集い』でも毎回、ある人物をテーマにしているものの、意外と曹操等、ベタな有名人物はテーマに選ばれていないそうな。基本は「横山光輝三国志検定」公認芸人でいらっしゃる、おくまんさんが紙芝居でその人物についてプレゼンして、それに対して満田先生が「ドリーム・クラッシャー」的にツッコミを入れていくとのことで。

※関連記事 三国志街道の集い(2010年1月31日から毎月)

 さらには「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」内での「三国志街道の集い」 のテーマでは特別に「街亭の戦い」ということで、人物以外の戦いの切り口でのテーマが選ばれ、好評を博した。

・三国志街道の集い 過去3年間の歩み (※哲舟さんのブログ記事)
http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/archives/65760279.html

 あと上記ブログ記事にあるように、三国志にちなんだメニューを毎回、作っていくという企画もあり、会場が中華料理店という利点が活かされている…とたまに中華料理から逸脱することもあるそうな(笑)

 別に連携をとっている分けではないだろうけど、同時期から始まり似たようなペースで西の神戸で開催され続けているイベント「英傑サロン」はテーマみたいなのは設定されているのか、常連参加者である教団さんに話を振ってみた。

※関連記事 第一回英傑サロン(2010年1月23日)

 龍谷大学の竹内准教授を始め参加者も含めプレゼンすることがイベントの骨格とのこと。より専門性を高めた、KOBE三国志ガーデンにおける講義系のイベントは、「英傑サロン」というよりどちらかというと「龍谷大学竹内准教授 三国志Q&A」の方が担っているという。そこでは事前に質問を受け付けることもしているそうな。専門家に向けての質問について、両先生による専門分野や性格のの違いによる応答の違いを聴けて興味深かった。

※関連記事 2013年のKOBE三国志ガーデン内イベント

 あと下記関連記事にある学術イベントも引き合いに出していた。

※関連記事 三国志学会 公開講演会(2009年9月6日)

 教団さん曰く、「三国志街道の集い」に一度は参加したいが、遠方なのでなかなか参加できないとおっしゃっていて、そこからイベントの話になる。西の「三国志祭」、東の「三国志フェス」等。清岡や哲舟さんが言及すると微妙な話になるんだけど、1ファンの意見としては何にせよ日程が被らないで欲しい、と三人が異口同音に告げていた。
 あと清岡個人としては2013年7月6日土曜日、7日日曜日に北九州で「日本マンガ学会第13回大会」があるので、それと被らないでほしい、と。

・日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/

・日本マンガ学会第13回大会
http://www.jsscc.net/taikai/13

※関連記事 ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)

 ここで清岡の研究「横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築について」のこと。大まかに『三国演義』李卓吾本→『通俗三国志』→吉川英治『三国志』→横山光輝『三国志』の物語伝達であり、未確認だが『三国演義連環画』は『三国演義』毛宗崗本が元だろうから、毛宗崗本にない諸葛亮が魏延を焼き殺そうとする場面等の有無を比較したいと清岡。

※関連記事 三国志学会(西)勝手にスピンオフ図書館見学ツアー(2012年9月9日)

 後日、確認すると、「諸葛亮が司馬懿もろとも魏延を焼き殺さんとする」場面(『三国演義』毛宗崗本でいう第百三回「上方谷司馬受困、五丈原諸葛禳星」に対応)は、『三国演義連環画』にないどころか、そもそも毛宗崗本にもある諸葛亮が地雷を使う場面もなかった。逆に横山光輝『三国志』においては単行本58巻に、1ページで表現されている。もちろん当時、はっきりと覚えていなかったが、ここらへん、「三国志学会 第七回大会」での袴田郁一先生のご研究「吉川英治が見た「三国志」」が大いに参考になりそうと清岡は言及していた。

※関連記事 三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)

 話が関西に戻り、「KOBE三国志ガーデン」等、長田の名所が出来る前に、関西の三国名所はどこ?って話題で、神戸関帝廟、萬福寺や大阪上海新天地を出す清岡。意外にも哲舟さんは大阪上海新天地に未だ訪れていないとのことだ。千里中華街から移設された関帝廟があるらしい。

※関連記事
 京都・黄檗山萬福寺の関羽像
 JR西日本の広告に神戸関帝廟
 上海新天地(チャイナモール)

 実は哲舟さんも清岡も、屋内の千里中華街が出来立ての頃と、閉鎖の前の末期の頃 両方、足を運んでいて、賑やかな時期と空きスペースの多い時期両方見ていたという話をしていた。関帝廟だけは閉鎖を免れ良かったと結論で。

※関連記事 千里中華街閉鎖/関帝廟、大阪・上海新天地へ移設

 その点、同じく屋内で、同じく閉鎖した立川中華街の関帝廟はどうなった?って話をしていた。

※関連記事 立川中華街

 関西話が出たのと、清岡が哲舟さんとこうやって合う機会は貴重だという意味で「折角だから何か聞くことがあればおっしゃっれば」と教団さんに話を振ると、教団さんは清岡に向けて、関プチ(※東呉華亭関西プチオフ会の略)が10周年だからまた関西で開いて下さいとおっしゃる。

・オフ会レポート目次
http://cte.main.jp/sunshi/off/repo-index.htm

 むしろもう10周年は過ぎているので、それを言ったら「三国志ファンのためのサポート掲示板」10周年の方が近いと清岡(※そしてこの後にも関プチやオフ会の話を出す)。

・三国志ファンのためのサポート掲示板
http://cte.main.jp/

※関連記事 三サポ板五周年記念オフ会(2008年6月1日)

 清岡からは教団さんの卒論の話を振る。そうすると(ここでは書けないが)構想段階の話を伺う。なるほど、ある程度、指針は立てられているご様子だった。
 そこから史学なり文学なり三国の研究分野の話に移り、それらのなかに道教があって、澤先生や二階堂先生の名を清岡は出していた。

※関連記事
 三国志学会第一回大会ノート2
 ノート:中国の神々と仙人(2009年10月17日)

 さらに清岡は思いだしたように、以前、お会いしたときに哲舟さんに申し上げるのを忘れたとして、昔あった、兀突骨さんのサイト「英雄集結」の話を切り出す(※そして「ごつとつこつさん」とちゃんと言えず、途中から「ごつさん」と呼ぶ清岡)。

・2001ROM (※個人サイト内ページ)
http://cte.main.jp/sunshi/w/w040204.html#0051

 というのも哲舟さんと兀突骨さんが共に「衆道禁止!」のサイトを作っていて、そこで話を聞くに、今でも連絡を取り合っている仲だそうな。

・衆道禁止!
http://kakutei.cside.com/kakutei.site/syosai/syudou.htm

※関連記事 メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊

 そのサイトも含め、三国サイト専用サーバーだったNIGHTMARE.TOが閉鎖したものの、清岡はその後もしばらくInternet Archiveを通じて見ていた。しかし、今、確認してみるとそれらのアーカイブが見れなくなっている。

・Internet Archive: Digital Library of Free Books, Movies, Music & Wayback Machine
http://www.archive.org/

※関連記事 2006年2月末 www.nightmare.to(三國志サーチ等)停止

 以上の話の間、適度に料理やお酒や飲物を注文しており、特にそれらで覚えていることは無いんだけど、強いて言えば、清岡のさんまの食べ方が奇麗だと哲舟さんに指摘されたぐらいだろうか。
 そんなわけで、21時過ぎぐらいに、哲舟さんの発案で、閉めのラーメンを食べたい、ってことで、その店を出ることになる。

※次記事 京都で哲舟さんを囲む会二次会三次会(2013年2月5日)

※追記 メモ:第18回三顧会 前夜祭(2013年5月3日)

※新規関連記事 青春の尻尾(GORO 1975年5月8日-1978年5月11日)

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