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2006年12月8日 十八史略 3 梟雄の系譜(文庫)


  • 2006年11月 2日(木) 12:52 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,523
書籍  1975年に初版、1999年・2000年に第2版が刊行された徳間書店の「十八史略」の訳本が文庫化され2006年10月から一ヶ月ペースで刊行されている。部分的に原文と書き下し文が書かれている。第2版の価格が1900円ぐらいだったのが文庫版だと1000円となっている。
 『十八史略』(じゅうはっしりゃく)とは元代の曾先之の撰で史記、漢書、後漢書、三国志、晋書、宋書、南斉書、梁書、陳書、後魏書、北斉書、周書、隋書、南史、北史、新唐書、新五代史の十七の史書(正史)に、当時まだ宋史ができていなかったので、続資治通鑑長編と続宋編年資治通鑑を加えたものから事柄を部分的に抜き取って時代順に構成した史書だ。全七巻。
 この徳間書店の訳本は全五巻で、順に「覇道の原点」、「権力の構図」、「梟雄の系譜」、「帝王の陥穽」、「官僚の論理」というサブタイトルがつけられており、おそらく文庫本もこれに準ずると思われる。

 実際、文庫版の一巻を買って読んでみる。三国志関連の時代以外のことをまったく知らないというよく居る三国志ファンの私にも分かりやすく興味を持ったまま読みすすめることができた。その秘訣は何かなと思っていたら、文庫版の一巻にズバリそのままのことが書いてあった。「解題 一、『十八史略』の構想」というところの「『十八史略』の特色」と銘打たれた小項目の文だ。以下、引用。

------------------------------------------------------
一定の紙幅のうちに網羅しようとすれば、いきおい叙述は簡略にせざるを得ない。しかし、その簡略さは、抽象化する方法によるものではなく、要点だけを具体的に示すという方法によったものであるから、読む者に、もっと深く知りたいという意欲を起こさせるような簡略さなのである。初学者を本格的に史書に向かわせる絶好の手引書とされるのは、このためである。
------------------------------------------------------

 どうしても何かを簡略化させようとすると抽象化させたり、概略を示したりしがちなんだけど、こういうふうに具体的なことを部分的に抜き取る方法も効果的なんだな、と思い知る。
 上の文に「もっと深く知りたいという意欲を起こさせる」とあるように、実際、私も史記で照らし合わせたりしていた。

 そこで思ったんだけど、三国志ジャンルの入門者に対し、この技法は使えないかな? と。
 幸い、『十八史略』の元となる史書群に『三国志』が含まれており、ちょうど『三国志』の記載がでてくる訳本(文庫)の「十八史略 3 梟雄の系譜」は2006年12月8日に刊行されるので、それがこの技法の良いお手本になることだろうし。

・「十八史略 3 梟雄の系譜」(文庫)の三国志関連部分
http://cte.main.jp/newsch/article.php/470

※追記 十八史略 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典(2011年1月25日)


-------------------------------キリトリ-------------------------------
 三国志をまったく知らない人にとって、三国志といえば「なんか難しそう」と思うか、「ひげ面の男たちが闘っているやつ?」とか漠然としたイメージを思い浮かべるんだろう。そういう人たちにとって簡略化は重要で、そうしなければ前者だと「やっぱり難しいものなんだ」とかなるし、後者だと「こんな難しいものだったの?」とか第一印象でつまずいてしまう怖れがある。
 そういった意味では現状で、ネットにしろリアルにしろ三国志ジャンルの入門者に手引きとなる簡略なもので諸手をあげてすすめられるものなんて一つもないように思える。
 かといって既存の創作物をとりあえずすすめておくような逃げに出ると、正史だの演義だの吉川版だの宮城谷版だの横山版だのと口走るような誤った認識をしてそうな三国志ファンの量産に加担しているような歯がゆい気分になる。
 そんな気分になったときはいつも三国志ジャンルの入門者向けの手引きコンテンツの作成を夢見てしまう。

白川 静 先生、死去


  • 2006年11月 2日(木) 07:55 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,091
研究 訃報です。
2006年10月30日に白川 静 先生が多臓器不全のため死去されました。96歳でした。

・読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/
※ここの「おくやみ」のところです。

個人的なことなんですが、三国志や後漢書などの漢文を読むとき、白川 静 先生のご著作「字通」(CD-ROM版)には常にお世話になり続けていました。
また、京都でたびたび開催されるご講義に一度でも参加しておけばよかったという後悔の念でいっぱいです。

白川 静 先生のご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

2006年11月1日-30日 真・無双検索 カテゴリ要望アンケート実施


  • 2006年11月 1日(水) 18:24 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,268
ネット  ネットで何かサイトを探そうと思うと便利なのが検索サイト。何かしらキーワードを入れると該当するサイトやページをピックアップしてくれる。
 ただそれだけだと検索結果が多すぎたり、キーワード自体思いつかなかったりする場合がある。そういう場合は予めカテゴリ分け(ディレクトリ分け)されている検索サイトを使うと手がある。
 そういった検索サイトは何もgoogleやyahooやmsnやgooなどネット全般を対象にした大型のものだけじゃなく、特定のジャンルに絞った比較的小規模な検索サイトもある。
 「真・無双検索」は、コーエーの真・三國無双シリーズ(戦国無双は含まない)を取り扱った個人サイトを探すことができる検索サイト。個人サイトが対象となるので、予め個人サイトの管理人に自サイトを登録して貰うタイプ。

・真・無双検索
http://sangokumuso.lib.net/

 カテゴリはサイト検索時やサイト登録時に指定できる。そのカテゴリは勢力ごと(魏蜀呉その他)や人物ごとなど多岐に渡っているが、今回、それらカテゴリの追加、あるいは削除するための調査として真・無双検索でアンケートを実施しているとのこと。期間は2006年11月1日から11月30日までの一ヶ月間。一人につき一回のアンケートだそうなので焦らず慎重に回答するのが良いんだろうね。
 この検索サイトを日頃から利用している方、あるいは自分のサイトを登録している方で「多くのサイトがあるカテゴリに当てはまりそうなのにこのカテゴリが現状では存在しないなぁ」とか日々、思っていることをアンケートで書くと良いんだろうね。

※追記 サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?

2006年11月20日-22日 京劇「三国志」公演(新宿文化センター)


  • 2006年10月30日(月) 20:43 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,139
ショー 久しぶりのタレコミ情報。
2006年11月20日月曜日から22日水曜日に東京の新宿文化センター大ホールにて2006年中国文化フェスティバル特別公演として京劇精彩「三国志」公演があるそうな。日本語字幕付とのこと。演目は『虎牢関、小宴』『金鎖陣』。開場は18:30、開演は19:00、終演は21:00。チケット料金はS席が6000円でA席が4000円とのこと。詳しくは下記の公式サイトにて。

・中華文化芸術センター
http://www.china-art.co.jp/

※会場
・新宿文化センター
http://www.shinjukubunka.or.jp/


※追記 三国志-呂布と貂蝉(2009年10月2日-5日)

三国志下敷き(2005年JaGra作品展 開発・開拓部門佳作)


  • 2006年10月28日(土) 23:15 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,227
物品  メールアドレス変更のためあれこれメルマガの解除/登録を繰り返していたんだけど、そのときにたまたま見かけたのでメモ書き。
 作り手側の話だから大々的に書いて良いかわからないんで、トラックバックも出さずにこっそり書いておこう。
(むしろ宣伝してくれって場合はトラックバックを三国志ピープルにとばします)

 JaGra(日本グラフィックサービス工業会)というのがあるらしくそこで毎年作品展をやっているそうな(と全然、私は詳しくないんで下記サイト参照)
 その2005年の開発・開拓部門の佳作のところを見ると「三国志下敷き」と書かれている。

・JaGra(日本グラフィックサービス工業会)
http://www.jagra.or.jp/index.html
・会員TOPページ(現在、2005年JaGra作品展の結果が書かれている)
http://www.jagra.or.jp/member/main/main.html

 それで早速、その会社の名前を検索してみるとどうやらサイトがあるようだ。

・(株)ビジネス印刷センター
http://business.hey.ne.jp/index.html

 ここのサイトの「メルマガ印刷だより」のバックナンバー27号を見ると、やっぱり英傑群像さんで取り扱ってる「三国志下敷き」だったんだ。

・英傑群像(三国志エンタメ三国志情報&グッズ)
http://www.chugen.net/
※ここの「英傑オリジナル品」をクリックして移ったページにあり。