日本における三国志マンガの翻案過程(2012年9月15日)

※関連記事 横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築 問題意識と目的 初稿

上記関連記事を書く際に下記のサイトにアクセスして知ったこと。

・日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/

・『ビランジ』30号 - 日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/books/1308

上記サイトの上記ページによると2012年9月15日に、竹内オサム先生の個人評論研究誌『ビランジ』30号が発行され、上記ページの目次によるとそこに陳曦子「日本における三国志マンガの翻案過程‐その創作概況から作品分析まで‐」の論文が掲載されたという。陳さんといえば、下記関連記事のように昨年、三国マンガの研究報告をされた方で、この発行日はちょうど「三国志学会 第七回大会」(2012年9月8日開催)の時期だから、未確認ながら近いテーマであるため関連すると考えるのが自然だろうね。

※関連記事
 ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)
 三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)


・マンガ関連二種 (※個人サイトの雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2013/0301.html#02

※関連記事 メモ:錯誤と漢籍(『漢籍はおもしろい』所収)

ちなみに上記リンク先や上記関連記事で書いた、竹内オサム/著『マンガ表現学入門』(筑摩書房2005年6月25日発行)のpp.284-287「あとがき」には次に引用するようなことが書かれてある。

P.287
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ついでながら、筆者は個人でマンガと児童文化の評論研究誌を発行している、その点もこの場をかりてPRしておきたい。初出にその名が記されている『ビランジ』なる冊子がそれ。一九九七年に創刊、二〇〇五年四月現在15号まで刊行。マンガ論、アニメ論、紙芝居論などの論考から、編集者の回想、マンガ作品リスト等、毎号多様な構成となっている。冊子本体は無料。郵送料として一冊につき切手二四〇円分をお送りくだされば、どなたにもお分けする。興味をもたれた方は「〒602・8580 同志社大学社会学部メディア学科・竹内オサム」まで、お申し込み下さるとよいだろう。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

それと同様のことが下記サイトにも書いてあり、依然(2013年3月現在)、この号も「在庫あり」となっているので、興味のある方は取り寄せてみればいかがだろうか。

・竹内オサムのホームページ
http://www8.plala.or.jp/otakeuch/

・ビランジ
http://www8.plala.or.jp/otakeuch/contents-biran.html

※追記 龍路ツーリング(メロディ2000年2月号)

※追記 月刊コミックトム 創刊号(1980年4月15日)

※新規関連記事 日本の三国志マンガにおける表象考察(上) 横山光輝の『三国志』(2018年8月30日)

※新規関連記事 三国志ニュース Twitter cards(2017年10月24日-)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2717