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新脩 最新漢文讀本 第四册(1937年6月25日發行)


  • 2020年11月27日(金) 17:50 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    288
書籍 ※前の記事 尋常小學國語讀本 卷十一(1935年8月13日脩正發行)

 2020年10月31日日曜日昼。前の記事と同じく帰宅して「第44回 秋の古本まつり」で購入した本、というか教科書を確認。次に服部宇之吉/編『新脩 最新漢文讀本』第四册(冨山房1937年6月25日發行、編者の方は著名な中国哲学の学者だったんだね、表紙には「文學博士」と)。前の記事と同じように表紙の左上に鉛筆で「100」と値段が書かれてある。前の記事は「国語」という教科だったが、今回の記事は「漢文」という教科。

   
 前の記事で書いたようにpp.48-51曾先之「[練習] 赤壁之戰」、pp.51-54蘇軾「[一五] 前赤壁賦」、pp.54-56蘇軾「[課外] 後赤壁賦」、pp.56-58安積信「[一六] 題赤壁圖後」がある。「赤壁之戰」はそこに付される人名から今の日本の教科書でおなじみの『十八史略』によるものだとわかる。

※関連記事
 十八史略(2014年7月9日)
 教科書本文データ集(全国漢文教育学会)

※新規関連記事 第45回 秋の古本まつり(京都2021年10月31日-11月3日)

 文章自体は訳文や書き下しではなく漢文そのものだが訓点が付されている。ページ上部の欄に語句説明がある。西暦ではなく皇紀表記ってのが時代性。p.49の下部には赤壁が中国大陸のどこにあるかの地図。p.50の上部には「赤壁戰址」と銘打たれた白黒写真。崖に赤壁という額縁付き(?)の文字がある。注によると安 積信という方は日本人みたいだね、皇紀2520年、西暦1860年に年76(数え年?)で亡くなった方。「定價 各册金五拾五錢」とのことで前回の国語の教科書の五倍あまりで、やはり小学より高等な教育の場で使われた教科書なんだろうね。

中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代(講談社学術文庫2020年11月12日)


  • 2020年11月24日(火) 23:15 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    462
書籍
下記のTwitter Accountの下記のStatusで知る。

・講談社学術文庫&選書メチエ (kodansha_g) on Twitter
https://twitter.com/kodansha_g

・Twitter / kodansha_g: 学術文庫11月の新刊見本が届きました*\(^o^)/* 幻獣の話 経済学の思考法 稀少性の経済から過剰性の経済へ アステカとインカ 黄金帝国の滅亡 語りえぬものを語る 中国の歴史3 ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国 中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代 今月は6点です!10日より順次発売! ...
https://twitter.com/kodansha_g/status/1324242599893323777

下記出版社サイトの下記ページによると講談社から2020年11月12日に金文京『中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代』(講談社学術文庫、ISBN 978-4-06-521568-5)が1300円(税別)で発売されたという。

・講談社BOOK倶楽部
http://bookclub.kodansha.co.jp/

※関連記事 愛と欲望の三国志(講談社現代新書2019年8月21日)

※新規関連記事 戦乱中国の英雄たち(2021年5月10日)

・中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代(金 文京)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000346948

※関連記事
 中国国宝展の販売コーナーにて。
 三国志演義の世界 増補版(2010年5月下旬)

※新規関連記事 『独断』訳注商榷三則(2020年12月)

※新規関連記事 魏武注孫子(2023年9月11日)

※新規関連記事 第10回古書会館de古本まつり(京都市2024年2月9日-11日)

第44回 秋の古本まつり(京都2020年10月31日-11月3日)


  • 2020年11月23日(月) 13:19 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    339
書籍 ※前の記事 戦華シリーズ(遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ2019年10月12日-)

 2020年10月31日日曜日、5時24分起床。2019年6月16日NHK放送 大河ドラマ「いだてん」(23)を見る。親子100m対決で女子スポーツを説得させる展開よかった!朝ドラでは避けられたけど、関東大震災でデマが流れて外国人がリンチにあう様子を匂わせていた。さすがに具体的な国名がでてないけど、それでもよくそこまで描いたね。

・大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)」
https://www.nhk.or.jp/idaten/r/

※関連記事 メモ:おえかきの森(2020年10月23日視聴)

※新規関連記事 三国志Tube第1回『三国志演義』は正史『三国志』の夢を見るか?(2020年11月7日)

 下記の関連記事以来、新型のやつの影響で中止していた京都古書研究会のイベントが復活した。それは京都古書研究会主催の「第44回 秋の古本まつり」。開催される10時前に到着。2019年10月31日土曜日から11月3日火曜日祝日まで、知恩寺境内(京都大学吉田キャンパスの北部構内と本部構内の間辺り)で開催される。

・京都古書研究会ブログ
http://koshoken.seesaa.net/

※関連記事 第43回 秋の古本まつり(京都2019年10月31日-11月4日)

※次回記事 第45回 秋の古本まつり(京都2021年10月31日-11月3日)

※新規関連記事 神保町ブックフリマ(2020年10月30日11月1日)

※新規関連記事 第34回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2021年8月11日-16日)

   

ざんねんな三国志(2020年10月23日)


  • 2020年11月19日(木) 06:07 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    301
書籍 ※前の記事 新撰 小學脩身口授書 卷之七(1883年7月出版)

 2020年10月22日木曜日。下記のTwitter Accountの下記のStatusで知る。

・一迅社 \Febri&書籍編集部/ (febri_edit) on Twitter
http://twitter.com/Kakousou3594

・Twitter / febri_edit: 【10月23日(金)発売】 『ざんねんな三国志』、明日より全国の書店にて発売いたします赤いビックリマーク 「三国志」に登場する武将や軍師たちの“ざんねん”なエピソードが満載です ...
https://twitter.com/febri_edit/status/1319242028354392064

 上記ツイートにもあるように下記出版社サイトの下記書籍ページによると、一迅社より2020年10月23日に真山知幸『ざんねんな三国志』(ISBN 9784758017060)が1500円(税別)で発売するという。

・一迅社オンライン
http://www.ichijinsha.co.jp/

※関連記事 真・恋姫†無双 萌将伝~乙女満漢全席~(2011年6月10日-)

※新規関連記事 一迅社とのコラボイベント(三国志大戦 2021年7月7日-8月4日)

・ざんねんな三国志
https://data.ichijinsha.co.jp/detail/75801706

ヘンテコ歴史本閲覧室(徹夜城の多趣味の城2020年8月20日時点)


  • 2020年11月11日(水) 18:40 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    924
書籍 ※前の記事 リンク:ツイッターに画像掲載されました三国志に関する物品について(川本プロダクション2020年10月7日)

 2020年10月10日土曜夜。下サイト「徹夜城の多趣味の城」の「史劇的な物見櫓」→「ニュースな史点」の更新チェックで気づいたこと。

・徹夜城の多趣味の城
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/TETUYA.HTML

※関連記事 ニュースな史点の三国志ネタ(2019年3月15日)

※新規関連記事 リンク:ニュースな史点 2023年7月7日 ロマンシング佐賀(徹夜城の多趣味の城)

・ヘンテコ歴史本閲覧室
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/henteko/henteko.html

 それは上記サイト「徹夜城の多趣味の城」の「史劇的な物見櫓」に上記のページのように「ヘンテコ歴史本閲覧室」というコーナーがあってそこで三国関連を探す。やはり邪馬台国関連となるね。ちなみにそのコーナーの最終更新は引用するに「2020/8/20、1年ちょっとぶり更新!保守論客による妄想日本通史を紹介!」とのこと。邪馬台国関連のページを下記に2件リンクする。

・俾弥呼
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/henteko/himika.html
※古田武彦「俾弥呼(ひみか)」(ミネルヴァ書房、2011)

※関連記事 メモ:錯誤と漢籍(『漢籍はおもしろい』所収)

・魏志倭人伝の陰謀
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tetuya/REKISI/henteko/himika.html
※竹田日恵「『竹内文書』が明かす「魏志倭人伝」の陰謀」(日本文芸社、2000)

勝手に出版記念 呂布について(三国志祭 2020年11月1日)


  • 2020年10月31日(土) 23:14 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    461
書籍 下記のTwitter Accountの下記のStatusで知ったこと。

・三国志研究会(全国版) (3594ken) on Twitter
http://twitter.com/3594ken

※関連記事 三国志研究会(全国版)サイト(2020年8月28日)

※新規関連記事 三国志Tube第1回『三国志演義』は正史『三国志』の夢を見るか?(2020年11月7日)

・Twitter / 3594ken: 本当に直前告知でありますが、明日、神戸は新長田で行われる三国志祭にてお喋りさせていただきます。その他諸々の告知用にYouTubeチャンネル作りました。 ...
https://twitter.com/3594ken/status/1322293156029685760

※リンク追記
・Twitter / 3594ken: 明日11月1日16時よりの三国志祭ですが、通信環境の問題でyoutubeでのライブ配信は諦めました。すみません…… Zoomでの配信はするつもりです。ミーティングIDやパスワードは通常のオンライン例会と同一です。ご存知の方はお気軽にご参加ください。 続きます。 ...
https://twitter.com/3594ken/status/1322543036765593602

※リンク追記。再収録されているので記事を改める予定
・Twitter / 3594ken: YouTubeにて三国志祭での発表(?)内容を再編集してみました。題して「『三国志演義』は正史『三国志』の夢を見るか?」……タイトルがダサい(苦笑) ご用途お急ぎでない方は是非。 https://youtu.be/5LXAyiX1sdQ ...
https://twitter.com/3594ken/status/1325050215536054272

下記ページにあるように2020年10月30日頃にYouTubeに三国志研究会[全国版]のチャンネルが設置され、それにともない、下記ページのように動画が更新され、さらに下記関連記事に追記した、2020年11月1日日曜日16:00-17:00に兵庫県神戸市長田区のアスタくにづか4番館4階三国志祭会場にて開催される、龍谷大学竹内真彦教授講演会「勝手に出版記念 呂布について」も同チャンネルで中継されるという(※追記。YouTube中継は中止。その代わり上記で追記したように三国志研究会(全国版)例会でのZOOMアカウントでの中継があるとのこと)。

・三国志研究会[全国版] - YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCf1X25oW5Y1ONfJCLjxPdVg

・YouTube始めました!(三国志祭の告知など)
https://www.youtube.com/watch?v=sBArwcs_5mA

※関連記事 三国志祭(神戸市新長田2020年11月1日)

※関連記事 最強の男―三国志を知るために(2020年9月)

奇人と異才の中国史(2005年2月18日発行)


  • 2020年10月20日(火) 21:12 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    324
書籍 ※前の記事 関帝堂書店ブックカフェ(2020年9月6日-)

 2020年9月20日日曜日11時半ぐらい、前の記事に続いて神奈川県横浜市中区山下町166(横浜中華街内) 横濱バザール 3階のブックカフェ関帝堂書店のブックカフェ(書籍席)にいた。四室あるうちの西遊記房。それでも三国ネタをさがす。

・横濱バザール
http://yokohamabazaar.com/

・たぶん横浜中華街唯一のブックカフェ*BOOKS&CAFE関帝堂書店
http://kanteido.com/

・9月連休ですよ
https://8790073586.amebaownd.com/posts/10325192

※関連記事 ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景(2018年12月20日発行)

  

 それでまず目についたのが井波律子『奇人と異才の中国史』(岩波新書 新赤版934、岩波書店 2005年2月18日発行)。「中国史」とある以上、しかもあの井波先生だから三国ネタがあるだろうと。

・岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/

※関連記事 中華の成立(2019年11月20日)

※新規関連記事 岩波講座 世界歴史 第5巻 中華世界の盛衰 4世紀(2021年11月5日)

・奇人と異才の中国史
https://www.iwanami.co.jp/book/b268753.html

※関連記事
 井波 律子 先生、死去(2020年5月13日)
 中国の隠者(2001年3月)

※新規関連記事 裏切り者の中国史(2024年1月15日発売)

ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景(2018年12月20日発行)


  • 2020年10月14日(水) 00:03 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    417
書籍 ※前の記事 三国志大戦 三周年の宴ONLINE(2020年9月26日27日)

 2020年9月19日土曜日4時半に目覚し時計。前の記事で図書館から借りてきた福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』(PLANETS2018年12月20日発行)で三国ネタを見つける。この著者は青土社の『ユリイカ』2019年6月号「特集=「三国志」の世界」にて金文京先生と対談した人だと思いつつ。そして発行者(と編集)が宇野常寛さん、下記関連記事で触れた『若い読者のためのサブカルチャー論講義録』(朝日新聞出版2018年3月30日発行)の著者だ。

※関連記事 若い読者のためのサブカルチャー論講義録(2018年3月30日発行)

  

・wakusei2nd.com
http://wakusei2nd.com/

・【数量限定特典付・先行予約受付中】福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』12月発売!
http://wakusei2nd.com/archives/articles/ultraman

※新規関連記事 関公VSエイリアン(第16回大阪アジアン映画祭2021年3月14-3月16日)

 それはpp.4-17の「序章 「巨匠」の後のテレビドラマ」にあった。まずp.16に下記に引用する文がある。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私はどちらかと言えば、ときに狭義のウルトラマンシリーズとは離れた分野(特にアニメや出版)に、このシリーズの遺伝子を認めている。なぜなら、作品の「遺産」というのはえてして正統的な嫡子ではなく、異端的な庶子によって偶発的に相続され生き延びていくものだからである*12。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 「*12」の注番号を辿ると、p.17に次のような文がある、それが今回の本題。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*12 なお、円谷の特撮の海外展開にも面白い事例があるが(例えば、関羽がウルトラマンのように巨大化して香港の街で闘う一九七○年代の映画『関公大戦外星人』は、日本式特撮と中国式京劇のハイブリッドである)、本書では論じなかった。しかし、このような「庶子の遺産相続」も本当は無視できない。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 一九七○年代の映画『関公大戦外星人』、覚えておこう。

マンガ/漫画/MANGA ―人文学の視点から―(2020年3月31日)


書籍 ※前の記事 リンク:『三国志演義』研究 : そのテキスト生成に関する考察(2000年9月)

 2020年8月29日土曜日になる7分前起床。実際は後述のブックカフェで目を通していたのだけど、先に本題、ということで、神戸大学関連が続いてしまうのだけど、先週、行きつけの図書館で借りてきた本に、前川修・奥村弘/編『マンガ/漫画/MANGA ―人文学の視点から―』(神戸大学出版会2020年3月31日、ISBN:9784909364098)というのがあって、そこで三国ネタを見かける。ちなみに税別2800円とのことで、「神戸大学大学院人文学研究科70周年記念事業キックオフシンポジウム「「MANGA」―人文学研究の新展開―」の内容を書籍化」とのことだ。

・マンガ/漫画/MANGA -人文学の視点から- | 国立大学法人 神戸大学 (Kobe University)
https://www.kobe-u.ac.jp/info/public-relations/book/2020/04_02_01.html

※新規関連記事 リンク:神戸大学 文学部一回生に聞いた知ってる中国人 2022年版(2022年7月26日)

・神戸大学出版会
http://www.org.kobe-u.ac.jp/kupress/

・マンガ/漫画/MANGA|神戸新聞総合出版センター
https://kobe-yomitai.jp/book/1027/

 三国ネタは「第2章 マンガ研究の諸相1 日本美術史の中のマンガ・アニメ」でのpp.68-72 増記隆介「はじめに―日本美術史とマンガ・アニメ」のp.70にあって、下記に引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
逆に複数のページからなるマンガが、捲る行為から切り離されある一ページだけ提示された時にそれが「絵画化」するということも起こりうるのではないだろうか。例えば、二○一九年夏に東京国立博物館で行われた「三国志」展では、コーナーごとに物語や登場人物を象徴する場面として横山光輝『三国志』(一九七一―九八七)のマンガ原稿の一ページが展示された。原稿であることによってその画面には、墨や「ホワイト」による「絵画」の推敲の過程が如実に示されていること、そしてページから切り離されることで物語が曖昧になること、このふたつの点においてマンガが絵画に歩み寄っている印象を見るものに与え、そこに博物館における展示の余地が生まれたように感じられた。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 とのことで、ここでいう「東京国立博物館で行われた「三国志」展」は、下記関連記事にある、同所の後、九州国立博物館で巡回展のあった特別展「三国志」のことであろう。あとちゃんと横山光輝「三国志」の連載年が合っているのもポイント。

※関連記事
 特別展 三国志(東京2019年7月9日-9月16日、福岡2019年10月1日-2020年1月5日)
 100年後に残したい! マンガ名作(2017年11月30日発売)

※新規関連記事 リンク:『三国志』を描いた漫画であなたが一番好きな作品はどれ?【人気投票実施中】(2021年2月28日-3月14日)

中華の成立(2019年11月20日)


書籍  残したメモより東方書店のメールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2019年第11号-2(総338号)(2019年12月10日発行)で知ったこと。

・中国・本の情報館~中国書籍の東方書店~
http://www.toho-shoten.co.jp/

・メルマガ登録
http://www.toho-shoten.co.jp/mailmag/

※関連記事 河西魏晋・〈五胡〉墓出土図像資料(塼画・壁画)目録(2019年11月13日)

※新規関連記事 後漢・魏晋簡牘の世界(2020年3月26日)

・国内書 中華の成立 唐代まで シリーズ中国の歴史1
https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4004318040&bookType=jp

下記出版社サイトの下記書籍ページによると岩波書店から2019年11月20日に渡辺信一郎『中華の成立 唐代まで』(岩波新書1804〈シリーズ 中国の歴史〉、ISBN 9784004318040)が840円(税別)で出版されたという。タイトル通り、三国時代も含む。渡辺信一郎先生といえば『天空の玉座』。

・岩波書店
https://www.iwanami.co.jp/

※関連記事 文選 詩篇(訳注、2018年1月16日-)

※新規関連記事 奇人と異才の中国史(2005年2月18日発行)

・中華の成立
https://www.iwanami.co.jp/book/b482334.html

※関連記事
 生と死のことば(2017年10月20日)
 メモ:『天空の玉座』

※新規関連記事 中国古代の楽制と国家(2013年11月)