中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代(講談社学術文庫2020年11月12日)


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下記出版社サイトの下記ページによると講談社から2020年11月12日に金文京『中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代』(講談社学術文庫、ISBN 978-4-06-521568-5)が1300円(税別)で発売されたという。

・講談社BOOK倶楽部
http://bookclub.kodansha.co.jp/

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・中国の歴史4 三国志の世界 後漢 三国時代(金 文京)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000346948

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 中国国宝展の販売コーナーにて。
 三国志演義の世界 増補版(2010年5月下旬)

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 上記ページから下記に内容紹介文を引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

講談社創業100周年企画「中国の歴史・全12巻」の学術文庫版。第2回配本、第3巻と同時発売の第4巻は、後漢末期から魏・呉・蜀の三国時代に焦点を当てる。
日本人にもっとも長く、広く親しまれてきた外国文学、『三国志』に語られる歴史は、どれほど史実を伝えているのだろうか。中国文学の研究者である著者が、小説『三国志演義』を手掛かりに、大抗争時代の戦乱と外交、文化と社会を解き明かす。
著者によれば、この時代は、現代にいたる中国の歴史を知るうえで、見逃せない重要性を持っているという。たとえば、小説では悪役の魏の曹操は、卓越した改革者であり、その子の曹丕、曹植は優れた詩人だった。曹操父子を中心とする文学運動が、後の唐詩の原点となったのである。また、広大な中国に、統一帝国を強く指向する理念が確立したのは、この時代だった。さらに、中国思想の骨格を成す儒教・仏教・道教が定着し、三教の間で論争と交流が行われるようになったのも、後漢末から三国時代のことだった。
また、陳寿の正史『三国志』や羅貫中の『三国志演義』では脇役だった呉こそが、実はこの時代を演出した影の主役だという。邪馬台国と朝鮮半島を含む東アジアの動乱は、現代に何をもたらしたか。文学から歴史を読む、中国通史シリーズとしては異色の一巻。〔原本:2005年、講談社刊〕

━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://cte.main.jp/newsch/article.php/5514