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八卦の空(第47回京都コミック読書会テーマ歴史人物 2024年4月20日)


マンガ ※前の記事 

 本筋と関係なくしかも見ている人にはわかりにくいのだけど(URLでわかる)、今回は記事番号6800であり、下記関連記事に続いて100刻みの記念記事となる。

※関連記事 メモ:数寄語り パリピ劉備(岐阜県大垣市 時re風2024年1月5日)

 2024年4月20日土曜日、19時から京都府京都市伏見区深草森吉町24-4 マンガカフェyomigaeruにて第47回京都コミック読書会が開催される。今回のテーマは「歴史上の人物が出てくるマンガ」で、それに合わせて清岡からおすすめマンガとして用意したのは今回1作品で、三国志マンガだ。

・マンガ 喫茶 カフェ 漫画 京都 伏見
http://r.goope.jp/yomigaeru/

※関連記事 三国志ジョーカー(第44回京都コミック読書会テーマSF 2023年10月21日)

・マンガカフェ yomigaeru (yomigaeru_cc) さん / X
https://twitter.com/yomigaeru_cc

・Xユーザーのyomigaeruさん:「 ◆第47回京都コミック読書会ご案内◆ 4月20日(土)19:00~ yomigaeruにて テーマは『歴史上の人物が出てくるマンガ』オススメ大会 参加費:500円(お菓子付) 参加・お問い合わせはリプまたはDMを。 ...
https://x.com/yomigaeru_cc/status/1759053153335697832

 おすすめ作品全員分は上記ポストのスレッドを読んでもらえばわかり(というか上記の画像ポストで曹操が包囲されている・笑)、さらに類似テーマの過去回のレポートを下記にリンクしておこう。

・第32回 京都コミック読書会 報告
https://ameblo.jp/kyotocomic/entry-12484281066.html
※2019年5月18日「マンガ世界の歴史」

・第34回 京都コミック読書会 報告
https://ameblo.jp/kyotocomic/entry-12541898911.html
※2019年9月21日「マンガ『日本の歴史』」

 それで会場となるマンガカフェyomigaeruに行って、受付を済ませて、部屋に入るといつものテーブルになぜか醤油のプラスチックとチューブのカラシが置いてあって、今回は年末の兼忘年会と違って通常回だからお菓子しか出ないはず?何のお菓子?と思っていた。
 開始時刻が近づきその場にお菓子が出てきてその理由が判明。出てきたのは肉まん、つまり三国志ファンおなじみの饅頭(まんとう)、歴史ネタでのまさかのチョイス。



姫路菓子博2008の兵庫のお菓子館にて 店主さんが肉まんについて参加者に説明した後、、清岡のことを把握しているので、説明を求めてくださって、なので、下記関連記事の逸話を伝える。というか右の写真もノートPCから皆に見せていた。

※関連記事 ひめじ菓子博にて

 今回初参加の方がいらっしゃったのでまず自己紹介から。自分と来店歴を話すのがある意味定番。
 それでこの会恒例のジャンケンで順番を決めるのだけど、清岡は3番目だった。そのほかの方は前述のポストのスレッドを参照で。

 清岡の出番が回ってきて、事前に用意したメモを見ながら語りだすのだけど、まず今回のテーマが決まってから思ったこと(※メモは敬語で書いているけど、それじゃ読みにくいのでここでは常体で)。テーマから行くと歴史マンガが思いつくんだけど、歴史マンガの歴史の流れを追っていくのは好きだし、知っている歴史だとどうマンガでアレンジされるのも見るのが好き。だけど、今回、選んだのはそういったベタな歴史マンガじゃなく、歴史の流れが出てこないと告げる。
 複数作品持ってこれるのだけど、今回は1作品だけもってきていて青木朋『ふしぎ道士伝 八卦の空』全5巻。

・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/


※関連記事
 2006年4月14日「ふしぎ道士伝 八卦の空」1巻発売
 2006年9月15日「ふしぎ道士伝 八卦の空」2巻発売
 『ふしぎ道士伝 八卦の空』3巻発行(2007年6月15日)
 『ふしぎ道士伝 八卦の空』4巻発売(2008年2月15日)
 『ふしぎ道士伝 八卦の空』5巻11月14日発売
 『ふしぎ道士伝 八卦の空』5巻完結(2008年11月14日)


八卦の空 1


八卦の空 2


八卦の空 3


八卦の空 4


八卦の空 5



 作品の内容はこの帯に書かれているけど、「 天才占い師と 稀代の色男 」!  つまりバディもの(※それがキーワードで「バディものは良いよねー」と一部納得の声があがっていた)。ってことで「天才占い師」が管輅という歴史上の人物。中国の三国時代の人物(※「かん」が竹冠の「くだ」で、「ろ」がくるまへんに各自の「各」と書くって漢字の説明もメモにある)。作中「管ちゃん」って呼ばれてる。
 単行本の裏を見せつつ、管ちゃんは太い眉毛が特徴で、子供みたいな感じですが成人男子。八卦柄の服を着てる。
 もう一人の「稀代の色男」が紀玄龍(※漢字は紀元前の「紀」に、玄米の「玄」に、「昇り龍」の「龍」)。マンガの中では「玄龍くん」って呼ばてる。こちらも一応、歴史上の人物だけど、詳しくは後で話しをば。
 基本の話の流れは長編でなく、一話完結が基本。大体、事件がおこって、その当事者の美女が困っているところに、玄龍くんと出会い、管ちゃんの占いを紹介するって流れ。
 2004年から2008年まで秋田書店の少女マンガ雑誌の『ミステリーボニータ』での連載だったけど、はじめの1,2話は「よみきり」あつかいで、その話のタイトルだけど、「八卦の空」のタイトルもないぐらいだった。
 当時、その連載を読んでいて気づかなかったんだけど、これってアニメ「一休さん」だね、新右衛門さんが一休さんを頼る流れで。もっといえば幽霊とか化け物が話のメインになるんで、安倍晴明でおなじみの「陰陽師」がイメージしやすいかなと。
 とはいっても作風はシリアスというかコミカルで、(2巻のページをめくって)こんな感じで「ばーん」とかひらがなで擬音をかいたり、一コマに黒バックで白文字で「以下、惨事」と入れたり、コマの外から作者が手書きでツッコミが入ったりと。
 好きなコミカルなシーンは、万病にきくとされる薬を無批判に飲むところ。批判性があるというか。
 (直前に「火の鳥」の話が出てきたんで)それから彫刻で鳳凰を作るコンテストが出てくるんだけど、「火の鳥」鳳凰編のオマージュだろうね。
 コミカルな一話完結が続くんで、時代を三国時代をかえた事件簿的な話に思われてしまうけど、読み切りの話だけではなく、連載の軸に、大きな話が出てくる。
 そのキーマンというかトリックスターというのが、(単行本第5巻の裏表紙)これ、管ちゃんの師匠の東方朔。仙人様なんだけど、ひそかに管ちゃんを仙人にしようとして現れ、ことあるごとに事件を引き起こす。実は年齢が1800歳ぐらいで、中国の古い話がでてきたり、スケールの大きな話になったりと、そこらへんが作品の魅力。
 あと歴史上のエピソードをマンガ化したんじゃなくて、ほぼ創作エピソードなんだけど、時代考証はがんばってて、例えば、こういう風に学術書に載っているようなことが作品に取り込まれている(孫機『漢代物質文化資料図説』の進賢冠の絵と玄龍くんが戴く進賢冠を並べて見せる)。(※ライトな会なんで話を割り込ませるのも自由で、ここでマニアックなマンガっていう褒め言葉的な声が出てたっけ)

※関連記事
 孫機/著『漢代物質文化資料図説』
 一梁?メモ

左から三梁、両梁(二梁)、一梁。但し、一梁は想像。

 (ネタで『漢代物質文化資料図説』の他に分厚い『三国志集解』を持ってきていて、『三国志』巻二十九魏書方技伝のページをめくってそこの注の管輅別伝にある「劉侯云辰孝廉才也中書令史紀玄龍輅郷里人云輅在田舍嘗候遠鄰主人患數失火」にある「紀玄龍」の文字を皆に見せて)先ほど話があったように玄龍くんも一応、歴史上の人物だけど、列伝があるぐらいの管ちゃんに比べ圧倒的に少なくてここに「紀玄龍」としか出てこない。ここで「紀」が姓、苗字で、「玄龍」が字(あざな)というもの。今回、一作品しか紹介しないので、じっくり説明するんだけど、中国古代には人の名を直接呼ぶのを避ける習慣があって、名のかわりに成人するとこの字(あざな)がつけられる。玄龍くんの名は『三国志』などの歴史書には書かれてないけど、この「八卦の空」でのオリジナルの「名」が出てきて、実はそれが伏線となってクライマックスで伏線回収される面白さがある。
 あとついでに豆知識なんだけど、当時、都のことを「京師」って呼んでいたけど、三国を統一した西晋の皇帝の司馬炎の伯父が司馬師だったんで、その名の「師」をさけ「京師」と言わなくなって、代わりに「京都」と呼ばれるようになったっていう(京都ネタ)。
五行に則って並べてみる こういう感じで三国時代を舞台にオカルトの要素も入れた作品何だけど、実は単行本の表紙は四獣(玄武青龍朱雀白虎)や五行をモチーフにしていて、こうやって東西南北に単行本を配置することができる(※テーブルの上に右の写真のような五行置きやった)。

 こんな感じで清岡の出番が終わって、会全体も楽しいまま幕が降ろされ、恒例の記念撮影的な今回出てきたマンガ単行本を並べての撮影



 帰り際、そういや「八卦の空」に合わせて背中に8と書かれたシャツを着てきていたのをすっかり忘れていたことに気づいた。


 帰宅。三国志ニュースの記事「纒向型前方後円墳と東海地域(オンライン2024年4月23日,5月28日,6月25日)」を書く、23時5分アップ。4月21日日曜日5時27分に目覚め、三国志ニュースの記事「日本列島に古代国家はいつ成立したのか(東京都新宿区2024年4月24日,5月22日,6月26日)」を書く、6時31分アップ。三国志ニュースの記事「大和王権の成立と地域伝承(福岡県福岡市2024年4月25日,5月23日,6月27日)」を書く、7時5分アップ。三国志ニュースの記事「弥生・古墳時代の実態を探る(兵庫県川西市2024年4月26日,5月24日,6月28日)」を書く、7時44分アップ。アニメ「終末トレインどこへいく?」2話を見る。線路を叩いてモールス信号でやりとりするのいいな。吾野駅スタートで終わりでようやっと東吾野駅に到着。途中、水位が上昇して退路を絶たれる。9時40分、2021年3月24日テレビ大阪放送「ザ・カセットテープ・ミュージック その時歴史が動いた 激動の平成史」を見る。そうか「LOVEマシーン」の元ネタは「ヴィーナス」だったか。12時、通常営業のマンガカフェyomigaeruに来て4時間利用。『しょせん他人事ですから』3巻の最後の話は星川弁護士が保田の本を読むんでオチる短編からとおもったら次のコラムでそれは「あじぇる編」とあかされたんだよな。13時22分『しょせん他人事ですから』4巻。p.23枠なし1ページで「たかだか 子どものイタズラで親が当事者になるのか… まいったなぁ…」、良いね。で、星川弁護士、好きになれなかったけど、軽いことをいう割にはちゃんと映像記録残して、すぐ出せるようにしているあたり、だんだん気に入ってきた。p.78 2巻のことが報道を通じて、あじぇる編につながっていたのか!熱い展開!6巻まで読めた。デジタル・タトゥーのテーマか。

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