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掲示板 件名 最新投稿

日中合作「三國志」飯田公演(2008年9月23日祝日)


  • 2008年6月27日(金) 19:54 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,820
ショー ・飯田市川本喜八郎人形美術館
http://www.city.iida.nagano.jp/puppet/kawamoto/
・日中合作「三國志」飯田公演 チケット発売
http://www.city.iida.nagano.jp/cgi-bin/puppet/kawamoto/info/c-board.cgi?cmd=one;no=58

・劇団影法師 公式インフォメーション
http://www.kageboushi.com/


上記、「飯田市川本喜八郎人形美術館」の公式サイトによると、飯田文化会館にて劇団影法師(日本)、中国湖南木偶皮影芸術劇院による特別限定公演「三國志 総集編」が上演されるとのこと。劇団影法師による三国志関連の上演は2005年11月3日以来かな。
引用した方が正確で早いので上記、公式サイトより下記に一部引用。

--引用開始---------------------------------------------------------
 ■公演名:日本・中国共同制作
      特別限定公演「三國志 総集編」飯田公演

      第一幕 三顧の礼・赤壁の戦いほか11景(50分)
      第二幕 甘露寺・孔明北伐ほか9景(50分)
      
      原作:三国志演義/羅貫中(平凡社 立間祥介訳)
      脚本:ジェームス三木
      演出:小森美巳
      人形美術:川本喜八郎
      出演:劇団影法師(日本)、中国湖南木偶皮影芸術劇院

 ■日時:9月23日(祭日) 開演/午後2時(開場/午後1時20分)
 ■会場:飯田文化会館(飯田市高羽町5-5-1 美術館から徒歩20分)
 ■定員:800名
 ■チケット:前売券 一般3000円、小中学生・高校生1000円
       当日券 一般3500円、小中学生・高校生1500円
      ※全席自由
      ※チケットには当美術館入館券が付いています
        (入館有効期限は2008年7月1日~9月30日)
      ※無料託児あり

 ■販売窓口:川本喜八郎人形美術館・飯田文化会館など
 
 【遠方の方でチケット購入を希望される場合】

  電話またはメールで美術館までご連絡ください。
  前売券をお取り置きいたします。
--引用終了---------------------------------------------------------


※関連記事
 三國志-<赤壁大戦>(2008年8月8日 いいだ人形劇フェスタ)
 飯田市川本喜八郎人形美術館のしおり
 日中合作大型人形劇「三国志」

※追記 関帝誕(飯田市川本喜八郎人形美術館)

※追記 人形劇「三国志」総集編 公演地域日程まとめ

赤兎馬Presents「三国志の宴3」第3部レポ


  • 2008年6月 6日(金) 00:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,455
ショー ・三国志ブランド「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/
・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm

※目次 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ

※前記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第2部レポ


 15時過ぎ。休憩中は皆で離れて座っているUSHISUKEさんを観察したりしていた(なんやそれ・笑)
 あと、ぱっつんさんによると、一回目の「三国志の宴」は客がギューギューに詰まっていたそうな。


 というわけでMCのDJ急行さん&セラチェン春山さんが登場し、休憩が終わったことが告げられる。


●第3部 さくら剛氏(三国志男)

 MCから打ち上げの告知がされていた。近くの「笑笑」で行うらしい。「みんなもきちゃえば良いじゃん」とのこと。

 舞台にまず松本キックさんが呼ばれ、楽屋にてライブ中、会場外で人を斬れなかったことをおもしろ三国志さんが後悔していたことを暴露し、観客の笑いを掴んでいた
 その次が赤兎馬の柄沢さん登場。そして赤兎馬のイラストレータのSuper Logさん登場。

・0910
http://homepage.mac.com/funkymonk/0910/

 次が小日向えりさん。

・ひなんこフォトブログ。
http://yaplog.jp/hina-photo/
・三国志の宴3
http://yaplog.jp/hina-photo/archive/1167

 もう一人、三国志が好きな素人の田中さん(…というか何故か会場から「おもしろーい」という声が多数、挙がっていた・笑)

MC「素人なのに人気がありますねー」
 (場内笑)
田中さん「緊張し、て、ますね」
 (場内笑)


 全員、着席。
 紹介VTRを流す段取りのようなんだけど、準備がまだのようで、MCがここで各人の好きな武将が何か、話を振る。キックさん「司馬懿」、Super Logさん「魏延」、小日向さん「趙雲」、急行さん「董卓」、春山さん「関羽」。

DJ急行さん「柄沢さんは?」
柄沢さん「え~?」
 (場内笑)

DJ急行さん「田中さんは?」
田中さん「周瑜が良いですね」
DJ急行さん「周瑜?…田中さん、意外とそういうとこ、ボケない人なんですね」
 (場内笑)


 そして、さくら剛/著『三国志男』の紹介VTRが南側三つのスクリーンで流される。下記の公式サイトにあるflv形式の動画とまったく同じやつね。

・サンクチュアリ出版のホームページ
http://www.sanctuarybooks.jp/

・さくら剛・著「三国志男」公式サイト
http://www.sanctuarybooks.jp/sangokushi/
・三国志の宴 イベントレポート
http://blog.sanctuarybooks.jp/index.php?e=27

※関連記事 さくら剛/著『三国志男』(2008年5月12日)

 VTRが終わると名前のコールと共に、『三国志男』の著者である、さくら剛さん登場。
 『三国志男』について著者にインタビューする形で紹介。旅行記とのこと。

(※こりゃ書籍の販促タイムだな、と思って以降、清岡は気を抜いて楽に聞く。以下、レポも気の抜いた感じ)

 初め行ったところは馬超の墓という。
 基本、スクリーンに現地の写真を出しMCとさくら剛さんとのやりとりで旅行を紹介する
 その次が諸葛亮の墓。

・入場料の話。劉備の墓(武侯嗣にある)が一番、高いとのこと。ということでスクリーンに映ったのが劉備の墓。
・次に出てきたのが中国の劉備像。ここで第1部で見せた長野先生の劉備絵を交互に見せ、そのギャップで会場の笑いを誘う(後者を理想の劉備とか)。
・関羽は首と胴体で別の墓があるという。
・首の墓は洛陽にあるとのこと。首がメインとのことで、ゴールデン関羽像がある。
・中国の関平像。やはり長野先生の関平絵と比べる(キックさんが後者を「Next Generation」とコメントしていたのが印象的)
・長板坡公園の近くに胴体の墓がある。
・生誕1845周年だった。
・許昌に関羽が住んでいたところがある。そこにどでかい関羽像がある。三階分ある。それより小さい像が周倉。

 ここで上記公式サイトにも載っている「あなたの三国志好き度チェック」(20問の質問)を一緒にやっていくことになる。一つずつスクリーンに出てくる。もちろんMCとさくら剛さんの楽しいトーク付き。
(※どんな質問かは上記公式サイトで見るか『三国志男』を購入し読めば良い)

 そうそう一つ書くことがあるとすれば「第13問 家の宗教が五斗米道だ」のときに、こんなやつ、居ないよーって話で小日向さんに話振ったら、

小日向さん「米、やりました」

と答えていたこと。

(※この発言と先の好きな武将に関する回答ともう一つ告知ぐらいしか記憶にないので、仮に少しでも出演料を貰っていたとすれば、単位発言時間当たりの値が群を抜いて大きいということになるだろう。まぁ販促タイムだからそういうのはどうでも良いのかな)


 ここで再びスクリーンで写真を見せていく流れに戻る。書籍ではグレー写真だけど、ここではカラー写真で見れる、ってことを売りにしていた(※DJ急行さんは結構、頻繁に書籍のことを「ホント面白くて」と言っており、個人的には素晴らしいジョブっぷりを見せているなぁ、なんて感心していた)

・長板坡公園での塑像・絵の数々。趙雲の絵を見て笑いが起こる。趙雲のデッサンが崩れているところとか、夫人が井戸から足を出しているところとか。
・実際にそこにある井戸について、さくら剛さん曰く「どーみても最近、つくっただろ」(会場が笑いでわく)
・井戸はとても浅く狭い。亡くなりようがない。
・かっこいいバージョンとしての趙雲像。そして阿斗像は草むらの中に置かれている(場内騒然)。劉備の像の近くにあるらしい。
・次、大喬、小喬の像が赤壁にあるそうな。赤壁のところ
・蒋幹の像が写真にでてくる。松本キックさん「これ是非、長野先生にモデルにしてほしい」(場内笑)
・黄蓋がむち打ちされるシーンの像。さっきの像よりマシ。
・大喬、小喬の像。まるで嫁と姑像。大喬は下を向いているので顔がわからない。
・そこで大喬をむりやり撮った写真。衝撃映像で会場騒然。まるでカツラがずれたような髪型(→後の抽選会でその写真を使ったTシャツになっていた・笑)
・なぜかデータとしてあるパンダが笹を食う和み映像が流される(※というか映像でパンダは一旦、葉を枝から一つ一つ口をつかって取り、その間、器用に口の端で葉を揃え蓄え、後で一辺に口の中に入れているところに感心した)

 というわけで第3部終了。


 抽選会に移る。まず抽選で当たる賞品についての説明。
 どうやらアンケートを引いて当てて行く形式のようだ(※前回は店で注文するたびに抽選券を得るという流れだった)

 まず賞品が何か言って(例えばレッドクリフのポスターとか赤兎馬Tシャツとか)、それからアンケートを引き、ペンネームとアンケートの一部を読み上げ、客に賞品を取りに来て貰うという流れ。
 (※BGMにときたま、Buggles(バグルス)のヒット曲「Video Killed The Radio Star」(邦題、ラジオスターの悲劇)が流れていた)

 そういや二度ほど、

MC「何かおもしろ三国志に一言」
当選者「……(返答に困る)」
MC「ですよね!」

というネタで会場の笑いを取っていた。

 末弘先生が登場

 それで賞品に末弘先生の『アレ国志』の直筆色紙二枚。
 一枚目は、横光諸葛亮コスの人が当てていた(※遠いものだからこの時点でようやく気付いたんだけど第8回三顧会でお見かけした雪代さんだね。面識はないが。思わずイベント終了後、その場ですぐに雪代さんのサイトのブログで確認してしまった)
左隣の人が当てた色紙 二枚目は、清岡の左隣に座っている人当てていた(※面識はないけど、後日、清岡がちょくちょく見に行っているブログの人だということに気付く。現代社会・笑)。というわけで写真を撮らせて貰う。

 それで抽選会の最後に長野先生のサイン付きポストカードを当てたのはUSHISUKEさん。
 USHISUKEさんはアンケートにネタで「牛輔」と書いたもんだから、MCに「ぎゅうすけ」と読まれていた(笑)
 そこでUSHISUKEさん、アンケートに書いたことの流れでプライベートを暴露されていた(笑)

 それで各出演者の告知のコーナー。

 「三国志の宴3」の終了宣言がされたものの、最後に映画『レッドクリフ』の予告編。

MC「映像は昨日、ギリギリ、バイク便で届きました。」

と言っていた。

・RED CLIFF 映画『レッドクリフ』公式サイト
http://redcliff.jp/

(※ここで「これは公式サイトでflv形式で公開されているのと同じじゃないか! ネットに繋げればすぐ見られるよ!」とシュマークな発言をして敵を増やすより「あれは上映権を得るのが大変でそれを一般観衆にわかりやすく『ギリギリ、バイク便で届いた』と表現していたんだ」とスマートな発言をしておくのが良いだろう)

※追記 というようなことを書いていたら、コメント欄で貴重な情報を頂く。要約すると、実際にギリギリで届いて、中を確認してみると、ネットで公開されている分と同じでビックリだったそうな。


 というわけで17時前に「三国志の宴3」が終了し、BGMにアニメの『横山光輝 三国志』のオープニングテーマ「時の河」(アーティスト名:FENCE OF DEFENSE)が流れ出す。



 この後、会場を出て、清岡はUSHISUKEさんと共に新宿の24時間営業のモスに行ってくつろぎ、よもやま話をしていた。


※次の日の清岡の行動 三サポ板五周年記念オフ会(2008年6月1日)

赤兎馬Presents「三国志の宴3」第2部レポ


  • 2008年6月 5日(木) 12:16 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,183
ショー ・三国志ブランド「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/
・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm

※目次 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ

※前記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ


 ここで全てのカーテンが開けら北側から外光が入れられる。MC曰く、その理由は第2部でおもしろ三国志さんを外に晒すからとのこと。笑いを誘う。そんな感じで「第2部 おもしろ三国志氏スーパーライブ!!」を偽悪的に紹介していく。

・おもしろ三国志の【諸葛孔明IN THE HOUSE】
http://sango94.blog26.fc2.com/
・三国志の宴3 終了
http://sango94.blog26.fc2.com/blog-entry-65.html

 松本キックさんによると、ライブに出てまったく受けなくて(おもしろ三国志さんが)すごく落ち込んで、活動休止にすると言ったそうな。それでも「三国志の宴3」出演の声かけたら、「これはやります」と言ったとのこと(笑)
 さらに第2部への前降りとして、MCがライブ中、「TOKYO CULTURE CULTURE」の目の前にあるパレットタウンの大観覧車に乗るよう煽り、会場の爆笑を誘っていた。どうも無線マイクは大観覧車の下部では届くとかで。
 というわけで15分間の休憩。

 休憩中、周りでmixiの話などしていた。


●第2部 おもしろ三国志氏スーパーライブ!!

 会場の音楽が替わりMCが出てきて、窓を通じて見える外の様子を「修学旅行生ですか」と言っていじりだす。というのも逆に言えば外から中の会場が丸見えということで、暗におもしろ三国志さんにプレッシャーを与えており、それを察する観客を笑わせていた。
 ここで今まで集まったアンケートを読んだりと、アンケート提出の呼び掛け。
 アンケートの「7 「三国志の宴」に呼んで欲しいゲストはだれですか?」で『蒼天航路』の作者の王欣太先生が挙がっており、MCによると主催の柄沢さん曰くもちろん視野には入っているとのこと(場内歓声が挙がる)。しかし王欣太先生は大阪に住んでいるそうだって話になり、その流れで「三国志の宴」大阪篇?なんて話が出ていた。
 ここで別のアンケートで「5 三国志が好きで得した事は?または損した事は?」の回答として「(得した事で)おもしろ三国志さんに出会えたこと」が挙がっていた。MCは「残念ながら損した事ですね」と言って場内の笑いを取り、徐々にライブへの気を向けている。
 そしてMCによる、やはり笑いを誘う偽悪的紹介。「前回と同じですよ」とか(笑)

※参照記事 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第2部

 そしてDJ急行さんが大観覧車の一回分の料金(※公式サイトでは900円とのこと)として、その場に千円札を置いて乗るよう煽り、場内を湧かせる。

DJ急行さん「写メを撮りたい方、撮ってください。思い思いの画像をネットにアップして下さい!」
 (場内笑。※というわけでお言葉に甘え写真をアップしてみる)




DJ急行さん「スーパーライブ! おもしろ三国志!」


というタイトルコールで14:15ごろ、おもしろ三国志さん、右手の控え室より音楽と共にやってくる。前回と同じく。朝服のようなゆったりした服を纏って、『蒼天航路』の曹操メイクに左目に矢付きの眼帯をし、冕冠を被り、スニーカーを履いた姿。

おもしろ三国志さん「一年ぶりだ、義兄弟」
 (場内歓声)
おもしろ三国志さん「今日、初めておもしろ三国志を見る諸君らは、今日から俺たちの義兄弟だ」
 (場内歓声)
おもしろ三国志さん「明日、死ぬかもしれないけど」
 (場内爆笑)


という感じで観客を掴み、実はDJ急行さんが大観覧車に乗ることを煽っていたことはネタバレでありハードルを上げられたことを告げ笑いを誘う。さらには千円札を懐に入れ会場の笑いを誘う。
 タイトルコールから一曲目に入る。


1. 呂伯奢

 ミニマルな音の中、曹操の名言「寧教我負天下人、休教天下人負我。」(『三国演義』第四回「廢漢帝陳留為皇、謀董賊孟徳獻刀」)をフィーチャーしたセリフ(日本語)を何回か言っている。観客は手拍子したり掛け声入れたり大盛り上がり。
 おもしろ三国志さんは『三国演義』のこのシーンのセリフをバックの声に合わせて効果的に言う(バックはアニメ『横山光輝 三国志』のサンプリング?) 「やってしまったものはどうにもならん!」とか。
 パフォーマンスは左右に長い会場を目一杯使って、左奥に居る観客を玩具の刀で斬りつけたり、右奥に居る観客を斬りつけたり(今回、通路が広いのでうまく利用し動きまくり・笑)。
 曲終了。一斉に「おもしろーい!」の掛け声。


 やはり窓越しの少し離れた通路を通る人のチラチラと見る視線が気になるようでそれをネタに場内を笑わせていた。

おもしろ三国志さん「諸葛亮孔明、好きな人も嫌いな人も居るだろうと思う。そんな愛され憎まれている諸葛亮。みなさんはどんなイメージを持つだろうか。賢い…先が見通せる…でも戦がうまくない」
 (場内笑)
おもしろ三国志さん「でもオレの考える諸葛亮は忠義者のイメージ……」
おもしろ三国志さん「……なぜシーンとした? 『わかるー』とか言わないのか?」
 (場内笑)


というような感じで次の曲に導きタイトルコール。


2. 出師の表

 やはりミニマルな音が流れ出す。おもしろ三国志さんの手には出師の表が書かれたと思わしきトイレットペーパー。

おもしろ三国志さん「諸葛孔明、諸葛孔明、諸葛孔明、諸葛孔明、諸葛孔明、諸葛孔明、諸葛孔明、IN THE HOUSE!」

と叫んだ後、「出師の表」をリズミカルに連呼。そっからひたすら「出師の表」を唱えていく。元ネタは『三国志』蜀書諸葛亮伝の建興五年の諸葛亮の上疏、出師表ね。

 パフォーマンスは、もう「出師の表」かどうか判別できないぐらいの何かを唱えながら左右に長い会場を所狭しと練り歩くこと。行った先々で大盛り上がりの観客。
 途中で気付いたんだけど、ハンドカメラから三つのスクリーンに同時に映し出される映像はパフォーマンスをするおもしろ三国志さんだけじゃなく、会場の外も交互に映している。つまり観客に会場の外の通行人のリアクションも意識して貰って、おもしろ三国志さんの置かれている状況を笑いに換えるというものだろう。

 曲終了。一斉に「おもしろーい!」の掛け声。


おもしろ三国志さん「はい、そういうわけで…」


と急に素に戻って、観客をわかせる。

おもしろ三国志さん「今日はみんなの顔を一人一人絶対、覚えて帰るから!そうだろう!」
(場内笑)
おもしろ三国志さん「…って昔、LUNA SEAのボーカルのRYUICHIがMCで言っていた…東京ドームで言っていた!」
 (場内爆笑)


 ここでおもしろ三国志さん近くにある限定いも焼酎「赤兎馬」(※例によって一杯500円でメニューに加わっている)の一升瓶を持ち右手前の客の前にコップを置いてその焼酎で注ぐ。客に飲ませるのかと思ったら、自分で飲んで、場内の笑いを取っていた。
 やはり少し会場の外に言及し、笑いを誘っていた。

おもしろ三国志さん「では、もう三年連続やっているから…興味ある人も、ない人も…三国志ごっこを!」
 (場内から歓声と拍手が挙がる)


 ここで好例の劉備の妻役募集。
 清岡の後に座る闇月さんが勢い良く手を挙げ、おもしろ三国志さんの目にも留まったんだけど、「遠いから」という理由で、同じ列の手前の人に、阿斗を模したキューピー人形が託され、やはり場内の笑いを誘っていた。
 そしていつもの青釭の剣を模した玩具の剣……と思いきや実は二代目の剣とのこと。初代は大阪のライブで粉々に砕けた、と言って会場爆笑。

 次に夏侯恩役として右手前の人が選ばれる。

おもしろ三国志さん「そして三年連続、趙雲役はオレ!」
 (場内笑。「おもしろーい」の掛け声と拍手が沸き上がる)


 おもしろ三国志さんのタイトルコールで次の曲が始まる。


3. 奥方様

おもしろ三国志さん「奥方様はいずこ…」


とやはりサンプリングしたアニメ『横山光輝 三国志』(※未確認)の声に合わせたセリフを語り上げる。曲調はやはりミニマルだけど高い電子音が印象的。間隔を開けて「奥方様~」と効果的に言っている。

 元ネタは『三国志』蜀書趙雲伝にもある「及先主為曹公所追於當陽長阪、棄妻子南走、雲身抱弱子、即後主也」というより青釭剣が出ているあたりなどを見ると『三国演義』の「第四十一回:劉玄徳攜民渡江、趙子龍単騎救主」といった方がより正確。

 そしておもしろ三国志さんによるセリフ語り。その次にアニメ『横山光輝 三国志』(※未確認)のナレーションが入る。
 青釭の剣を模した玩具の剣をシャキーンという音と共に振って、戦いを模している。
 やはり「奥方様~」と曲に合わせタイミング良く発声。
 「三国志ごっこ」を標榜しているだけあって、セリフもパフォーマンスも演劇的。

 最後、舞台で阿斗を無造作に捨てて終了。会場から「おもしろーい」とかけ声。


 面白がって青釭の剣を振ってシャキーンと何度も鳴らし客をわかせる。

おもしろ三国志さん「さて、さっきMCの急行さんが『新曲なんてあるわけねぇーじゃん』と言っていたが一応、作ってきた」
 (会場で歓声と拍手が挙がる)


おもしろ三国志さん「董卓の配下につき、反董卓連合を凌駕し続けた者は誰? サンハイっ!」


と観客に質問を投げかけ、観客は思い思いのことを言う。前回の「苦肉の計」前の問い掛けのこともあってか、素直に「呂布」という声より「華雄」という声の方がよく耳に付いた(※ちなみに清岡は「徐栄」と言っていた)。


おもしろ三国志さん「華雄でーす」
 (場内笑)


 ここで曲のフライングがあったけど、おもしろ三国志さんに制止される。会場から「おもしろーい」との声。

おもしろ三国志さん「華雄のセリフはしゃべりません……しゃべるのは、ただ部下にわめきちらしている袁紹…」
 (会場で歓声と拍手が挙がる)
おもしろ三国志さん「袁紹はホント曲にしやすいんです。いちいちしゃべることが情けなくて情けなくて」
 (場内笑)

というわけで次の曲のタイトルコール。


4. 諸侯らに華雄を討てるものはいるのか
 (※「諸」と「ら」で重語になっているね)

 やはりミニマルな低音から入る。アニメ『横山光輝 三国志』(※未確認)からサンプリングしたセリフが入り、おもしろ三国志さんがそれに追随しセリフを言う。
 元ネタは『三国演義』「第五回:發矯詔諸鎮應曹公、破關兵三英戦呂布」。
 ここで少し曲が止まりサンプリングした「関雲長、華雄の首を挙げてご覧に入れましょう」のセリフ(※『三国演義』の「小將軍願往斬華雄頭、獻於帳下!」に相当する)が流れ、おもしろ三国志さんがスパイダーマンのマスクを取り出し、それを頭から被る。つまり赤いスパイダーマン→赤ら顔関羽を意味している。会場大盛り上がり。
 曲は流れているんだけど、なぜかおもしろ三国志さん、右奥の楽屋に消えていく。

 再び楽屋からあごひげを付け青龍円月刀を持って登場。つまり関羽の役に成りきっている。そして華雄の首を模した風船にキン肉マンのマスクを被せたものを取り出し、酒を飲んで言う。

おもしろ三国志さん「まだ暖かい」
 (会場で歓声と拍手がわき上がる)

 というわけで曲終了(※『三国演義』の「酒當温時斬華雄」ってやつね)。


おもしろ三国志さん「さっき楽屋に行ったとき、マイクがオンになっていることを忘れ『ま、終わりよければ良いか』と呟いてしまった」
 (場内笑)
おもしろ三国志さん「(楽屋の)みんな顔面蒼白だった」
 (場内笑)
おもしろ三国志さん「まぁ初めてやる曲はこんなもんだ」
 (場内笑)


 ここでいきなり裏話。あごひげ本当は口ひげも付ける予定だったけど、汗で付かなかったことを告げ、会場の笑いを誘っていた。

 ここで観覧車に乗ることを仄めかし、みんな後を着いてくるよう呼び掛け、会場大盛り上がり。
 しかしおもしろ三国志さんの準備ができておらず(剣がない)、しばし探し、ようやく見つかりタイトルコール。


5. 董卓討つべし

 「董卓討つべし討つべし討つべし討つべしべし」とラップ音が何度も入り、それにリズムがのり、会場も手拍子で呼応。後は「董卓董卓董卓董卓」とか「董董董卓討つべし」とかリズミカルに何度もセリフが入る。
 とここまでは前回と一緒だが、「董卓討つべし」とバックで流れる中、ついに会場の外に出る。ハンディカメラが後を追い会場の三つのスクリーンにその様子が映し出される。無関係な通行人がキョトンとしている様子が画面にチラリチラリと映り面白さを際立たせる。
 どうやら大観覧車の入り口まで行ったがそのまま引き返してきたらしい。
 それでも外を練り歩き、おもしろ三国志さんが会場すぐ外の階段を降りると、逆に階段を上がってくる女性二人組と遭遇。そのアクシデントに会場内大うけ。しかしそのままおもしろ三国志さんはおずおずと引き返す。

 曲終了。一斉に爆笑と「おもしろーい!」の掛け声。


おもしろ三国志さん「はい、そういうわけで…」


と素に戻り、今回、会場で販売しているCDの宣伝。今回は前回と違い、特典として所々で収めた映像集が入っているそうな。おもしろ三国志さん、「なんとせこい商売」や「去年買った人はどう思っているのだろうか?」と自己ツッコミしていた(笑)
 そして先ほどの会場に出た話になる。

おもしろ三国志さん「一人は来てくれるんじゃないかなーと思っていたんだけど、表に出たら観覧車の案内の人が同じテンションで『観覧車こちらで~す』って」
 (場内爆笑)
おもしろ三国志さん「Zeppは、下からなんかギャルっぽい人みたいなのが現れて『ウザぁ』って顔で睨まれた」
 (場内爆笑)
おもしろ三国志さん「今はその時ではないと思ってしまった」
 (場内爆笑)


というわけでライブ終了。MCが出てきてしばしトーク。

MC「『董卓討つべし』で誰か着いていくかなと思ったら誰も着いていかなかった」
 (場内笑)


 MCが今後のライブの予定を聞くと「ありません」とのこと。そうライブ休み中なのだ。でも「三国志の宴4」があれば出演するとのこと。ここで会場にどんな人物のネタをやりたいか問い掛けていた。そこでおもしろ三国志さん曰く「次は黄忠、作ります」とのこと。
 ここで休憩10分間。

(※今回は会場の地の利をうまく利用し前回より個人的に面白かったなぁ、と清岡は思っていた)


※次記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第3部レポ

※追記 速報:おもしろ三国志、サマソニ出陣!

赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ


  • 2008年6月 4日(水) 12:10 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,935
ショー ・三国志ブランド「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/
・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm

※目次 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ

 まず右手奥の控え室からステージに登場したのはMCのDJ急行さんとセラチェン春山さん。
 DJ急行さんから、赤兎馬Presents「三国志の宴3」、とタイトルコール。

DJ急行さん「下(一階)、Hey! Say! JUMP、いるらしいですからね」


と場内の笑いを誘う。その次にMCの松本キックさん登場。

松本キックさん「出てきて早々、皆様にお詫びがあります…下に居るのはHey! Say! JUMPじゃないそうです。急行くんがおもしろ三国志にガセネタを掴まされたそうです」


とさらに場に爆笑を重ねる。トークは会場のこと(地上に出たとかお台場とか)や二日でソールドアウトしたことなど言及し、場を暖める。

 そして今回のイベントの主催者である赤兎馬の柄沢さん登場。

 そして好例の「桃園結義」を模した乾杯へ。
 スクリーン三つにその文言が映し出される。これを皆で読み上げた後、乾杯(カンペイ)するといった流れ。ちなみにBGMはアニメの『横山光輝 三国志』のオープニングテーマ「時の河」(アーティスト名:FENCE OF DEFENSE)。

 「我ら天に誓う」/「我ら生まれた日は違えども」/「死す時は同じ日同じ時を願わん」/「乾杯(カンペイ)」


 前回と少し文言が違った感じ。
 えぇ、補足する必要はないと思うけど、『三国演義』「第一回 宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」の「念劉備・關羽・張飛、雖然異姓、既結為兄弟、則同心協力、救困扶危;上報國家、下安黎庶;不求同年同月同日生、但願同年同月同日死。皇天后土、實鑒此心。背義忘恩、天人共戮。」ってやつね、元ネタは(とここは前回のレポのコピペ)。

 MCが好きな国を観衆に向け聞く。呉、魏、蜀、南蛮と順に聞いていく。清岡は孫堅ファンで後漢なのでどれも手を挙げず終い。それからおもしろ三国志さんへのいじりトーク。
 そして、MCにより長野剛先生の紹介がありステージへ登場。


●第1部 長野剛先生のお話

 先生の登場で、満場拍手で会場のテンションが一気に上がる感じ。

長野先生「どうも初めまして、イラストレータの長野です。宜しくお願い致します」


 その後、ステージに用意されたイスに皆、座る。
 ここでMCにより長野先生のお仕事の紹介。スクリーンに現れた『三國志』シリーズの絵を指しながら、その人物画やパッケージのイラストを描かれたと紹介。
 ここでスクリーンにおいてその絵に左から覆い被さるように出てきたのはなんとWikipediaの長野剛の項目。これには場内大爆笑! 松本キックさん「笑いすぎやぞ!」とツッコミ。ともかくそれが読み上げられお仕事が紹介される。すべて油絵だそうな。
(※今、この項目を見ると三國志V及び三國志VII以降なんだね。MCで1977年から1980年生まれと年代を限定した理由がわかった気が)

 ここでMCから質問。一番最初(※重語のまま)に描かれた「三国志」は何かというもの。長野先生曰く、○○書店(※名前失念)の三国志関係の本の表紙で劉備と諸葛亮を描いたとのこと。とにかく人物画を描きたかったとのこと。
 ここでスクリーンに長野先生のイラストが映し出されて、それを中心にトークが進む。
 初めは諸葛亮。実際の大きさはB2サイズ。(※ここでMCの人がおそらく今回、唯一コスプレしてきていた横光諸葛亮について言及していた)
 描き方はまず簡単な鉛筆のスケッチを描いてそこから資料を集めるとのこと。あくまでもリアルな絵を描くため様々なモデルとなる写真を集めるという(手のモデルとか顔のモデルとか)。集めてトレーシングペーパーに元となる輪郭を書き、クライアントに見せ、OKが出たら、そこから描いていくとのこと。
 (顔の)モデルは居たか?の質問で、例えばスクリーンに映っている諸葛亮は誰か?との問いに長野先生曰く「忘れました」。そこからタイプ別にモデルがあってという話になる。諸葛亮は優男モデルという。
 長野先生が好きな人物は関羽とのこと。その理由が三国志占いで関羽だったから、とのことで場内をわかせる。というわけでスクリーンに関羽の絵が出てくる。

MC「歯並びもすごい良いですね」
長野先生「それはこの絵を納品したときに出版社の方も言ってました」
(場内爆笑)


 勢いのある絵は気分を高めるので、描いている時の表情もそういった表情になるそうな。
 それから次々とスクリーンに絵を出していく。劉備。その絵はどうやら分冊百科『週刊ビジュアル三国志』(全50巻)(世界文化社)の表紙絵からという(※清岡は、昔、ジョージ真壁さんがその表紙をえらく気に入っていたことを思い出していた)。ここで表紙の裏話。ポスターにも使うとのこと(※さらに後年発売された『ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い』の表紙にも使い回しされていた)。
 中国の連環画を参考にしているとのこと(※道理で腹巻きタイプの鎧や小さくて堅そうな冠など『三国演義』の挿絵に出てきそうな伝統的なデザインになる訳だ、と清岡は妙に納得していた)
 コーエーさんから注文の流れは、デザイナーさんが描いた簡単なスケッチをまずコーエーの社内で確認し、そのスケッチを元に描くとのこと。
 さらにスクリーンに曹操が映し出される。長野先生は馬を描くの好きとのこと。次が夏侯惇。基本的に中国人を描くときは中国系の俳優さんをモデルにするそうな。
 次が呂布。MCから「安岡力也さんがモデルですか?」と聞かれ長野先生曰く、違うとのこと。やはり赤兎馬が迫力ある、とMC。
 次が貂蝉と董卓。MCが「これこそ安岡力也さん?」と聞いたら、

長野先生「実は安岡力也さんです」


ってことで場内爆笑と拍手。董卓だけ描いてくれと言われたが、それじゃ絵にならないんで、逆に長野先生から貂蝉を描かせて欲しいといったとのこと。しかし、『週刊ビジュアル三国志』編集側では女の人を表紙に描かない方針だったらしい(読者層に男性を考えていたため。しかし女性も多い)。結局、長野先生の提案を納得したとのこと。
 女性のモデルは複数人を合成するとのこと。ここでMCが(理想の女性を)合成することは男性誰しもあって目は広末とか、と言って笑いを誘う。その次が孫尚香。
 スクリーンには黄忠、張飛、趙雲、陸遜、典偉と続く。その都度、格好良さに歓声がわく。
 ここで『信長の野望』や『三國志』などの先代のパッケージイラストを描かれた生頼範義先生(イベント中は「生頼(おうらい)さん」と呼称)との違いの話。生頼先生の信長は無骨な感じだったが、長野先生も最初、生頼先生のイメージを踏襲していたが、コーエーさんの要望により変えていったそうな。
 顔良、孫堅。ここで馬の描き方の話。さらに長野先生の幼少時代の話。小学生のころから絵を描いていて、ある日、父親から絵の描き方の本を貰ったという。ここでMCは、お父さんがもし絵の本を渡さず藤子不二雄Aの『まんが道』を渡していたら違う方向に行っていたと言って笑いを取る。長野先生はマンガは読んでいたが池上遼一先生などの劇画を読んでいたそうな。
 仕事とは別に何か描きたいものはというMCの質問に、女性が描きたい、と長野先生。仕事で男ばかり描いているからと。ここ最近、オリジナル作品で女性をお描きになっているそうな。
 馬謖。馬謖感が出てかなり味わい深い絵。次、馬超。やはり獅子兜のやつ。連環画をベースにしているので、この兜。張遼、徐晃、[广龍]徳、袁紹と続く。その都度、場内に歓声が湧く。
 ここで長野先生が初めてコーエーさんの仕事を受けたときの話。初めは出版部。『超・三國志』の小説のカバー絵だったとのこと(※清岡は、今、発売しているGAMECITY文庫『超・三國志』のイラストとはすごいギャップで販売戦略が明確だな、と思い興味深かった)。その頃ちょうど生頼先生がパッケージイラストを降りられたので出版部から推薦もあって就任されたとのこと。
 やはり『信長の野望』と『三國志』は二本柱で、『三國志』はどちらかというと時代がかなり過去なのでアレンジのし甲斐があるという。
 関平、張苞と続く。若々しい絵。
 今はスターウォーズの仕事が多いらしい。
 そして抽選会で長野先生のサイン付きポストカードがでると告知。満場拍手。長野先生退場。14時前、第一部終了。


※次記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第2部レポ


※追記 自衛隊三国志(世界文化社)

※追記 戦略と義の壮大なドラマ 三国志(2010年3月1日)

※追記 私的メモ2:三国漫画分析

※追記 リンク:中国の連環画の変遷とその描写技法

※追記 三国志英傑群像伝(2011年4月-)

※追記 長野剛「原画・イラストパネル展」(2011年10月14日-16日)

※追記 まんが劇画ゼミ 7巻(1980年2月25日)

※追記 生頼 範義 氏、死去(2015年10月27日)

※追記 アートコレクション 複製原画 三國志(受注期間2016年3月6日-10日)


(※自称「リアル」なわけだけど、清岡はどちらかというとIlya Efimovich Repinや Norman Rockwellの絵画のように一場面を切り取ったような人物配置や各人の豊かな表情に想像力を刺激されドラマ性を感じる絵を好む。そのため、『週刊ビジュアル三国志』を全冊揃えるほど長野先生のファンなRiangさんのリアクションをチラ見てしつつ脳内補正をかけていた。また衣裳や(のある)馬具を見ても、連環画をベースにしているためかリアリティを感じなかったのでやはり脳内補正)

赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ


  • 2008年6月 3日(火) 18:45 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,088
ショー ※前記事 第8回三顧会午後2


 2008年5月31日土曜日に赤兎馬Presents「三国志の宴3」という三国志関連のイベントが行われた。会場は東京お台場にある「Zepp東京」二階の「TOKYO CULTURE CULTURE」で前回、前々回とは違う場所。

・三国志ブランド「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/
・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm

・[ ZEPP INFORMATION SITE ]
http://www.zepp.co.jp/

・TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
http://tcc.nifty.com/

※関連記事 2008年5月31日 赤兎馬Presents「三国志の宴3」開催

※追記 赤兎馬×レッドクリフ 三国志の宴スペシャル!(2008年10月10日)


●三国志ニュースでの目次

 第1部 長野剛先生のお話

 第2部 おもしろ三国志氏スーパーライブ!!

 第3部 さくら剛氏(三国志男)


ゆりかもめの新橋駅フジテレビ「Zepp東京」二階の「TOKYO CULTURE CULTURE」

 清岡は前日から夜行バスに乗り、早朝、東京入りしていた。大塚のモスでくつろいでブログ記事を書いてから、山手線→ゆりかもめで会場に向かう。ゆりかもめに乗るのは初めて。ランダム選曲のHDDプレイヤーがちょうどKRAFTWERK「AUTOBAHN」を流しており良い感じなレトロフューチャー感。
 前に座っていたカップルの女性がモノレールという単語を忘れており、ゆりかもめをリニアモーターカーと言い間違え、男性が超伝導のマイスナー効果が云々とリニアモーターカーの説明をした上でそれを否定(※そもそも新交通システムであってモノレールでもない)。女性が自らの言い誤りに気付き、すごく速いモノレールをテレビで見たから勘違いしたと言っていた(上海磁浮列車のことか?)。

※追記 メモ:コミックマーケット82 3日目(2012年8月12日)

※新規関連記事 三国志 水魚之交 リアル展示(神戸ファッション美術館2022年1月29日-2月5日)

 ゆりかもめからの風景を楽しんだ後、11時40分ごろ、青海駅を降ると、そこは小雨混じりの寒い浜風が吹く場だった。幸い黒っぽい長袖の冬服を着ていた。会場のサイトによると「「青海駅」前」と書かれていたので、すぐ辿り着けるだろうと思っていたが見事に迷う(汗)。仕方ないのでその場でノートPCで確認しようやくZepp東京に到着…と思ったら実はZepp東京の事務所がある裏側だったので表側に回り込み、ようやく(パレットタウンの)大観覧車のあるような華やかな場所に出る。そこがZepp東京2階TOKYO CULTURE CULTUREだ(写真)。
 私事ながら、ちょうどイベントの一週間前にデジタルカメラが壊れ、仕方なくお古の安物のデジタルカメラを持ってきており、さらに前回、知り合いが観客席に7人も居たんだけど(下記、参照記事)、今回は販売二日でチケットが売り切れたこともあって、知り合いで誰か一般参加するとは聞いておらず、一人で見るだろうということもありテンションが下がりまくりだった。

※参照記事 「三国志の宴2」が始まるまで

 会場前で気を取り直そうと、すでにできあがっていた行列に混じろうとしていると、後から「清岡さん!」と声をかけられる。誰だと思って声の主の方を見ると、そこには知り合いのRiangさん。確か、チケット販売日に国内には居ないと聞いていてチケットを取れていないとばかり思っていたが、どうやらRiangさんの知り合いのぱっつんさんがチケットを余分に押さえていたそうな。その場にはさらにぱっつんさんの知り合いの闇月さんがいらっしゃって、そのグループに参加させて貰うことになる。
 12時に開場するもスタッフの事前の説明通り整理番号順に会場入りすることとなった。先行し36番の清岡と40番のRiangさんが場所取りをすることとなる。会場は真ん中の北側が出入り口でその向かい側の南側にステージがある。東西に長細い会場で、南側の壁に三つのスクリーンがある(ここらへんは上記TOKYO CULTURE CULTUREのサイト参照)。そんな構造なものだから、ステージに真っ正面の席はない。それでなるべく正面に近いところに陣取ろうとするものの、すでに向かって右側はほとんど埋まっていたが、幸い左側が空いていた。なるべく正面に近い角度にしようと、Riangさんと共に左すぐのテーブルの一番、北側の四席をとる。下記のような配置。

窓        闇月さん   清岡
窓 
窓  Riangさん | テ ー ブ ル | →ステージのある南側

柱        ぱっつんさん

 前回は地下の会場だったので、暗く落ち着いたイメージがあったんで、清岡は黒っぽい服を着てたんだけど、実は今回の会場は北側がすべて大きな窓になっており明るい会場となっていた。
 テーブルには伝票とそのホルダーやチラシがあり、ワンドリンク制とのこと。とりあえず清岡は金欠だったので、アップルジュースを頼み、食べ物を特に頼まなかった。
 チラシの中にはフリーペーパーの『三国志新聞』(月一発行の第二号)があって、事前に知っていたとおり、傅僉さんの記事「三国志に学ぶビジネス処世術」を確認。あと発行元のサンクチュアリ出版がこの新聞への寄稿を求めているので興味ある方はどうぞ。サンクチュアリ出版へのメールでも受け付けている。

・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ)
http://www.chugen.net/
・「三国志新聞」第二号発行  (※ブログ記事)
http://sangokushi.chugen.net/633/index.html

※関連記事 さくら剛/著『三国志男』(2008年5月12日)

 あと映画『レッドクリフ』のチラシがあって、それを見たRiangさんが2008年10月の公開日に場所は別々でもみんなで見に行って、一斉にブログで感想を書くというアイディアを披露していた。
 あと好例のイベントのアンケートがあって、今回の質問は「1 何がきっかけで三国志を好きになりましたか?」/「2 一番好きな人物は誰ですか?(理由も)」/「3 父親にしたい三国志の人物は?(理由も)」/「4 行ってみたい三国志の史跡はどこですか?(理由も)」/「5 三国志が好きで得した事は?または損した事は?」/「6 赤兎馬に期待する事は何ですか?(出して欲しいアイテムなど)」/「7 「三国志の宴」に呼んで欲しいゲストはだれですか?」/「8 ご意見その他メッセージなどございましたらお書き下さい。」となっていて、前回、アンケートを出しそびれたので、忘れた漢字を手元のノートPCで調べるほど、今回は気合い入れて書いていた。だけど、できあがったアンケートの回答があまりにも空気読めない感アリアリのイタい出来だったので、残念ながらそのまま畳んでカバンに収納する。例えば6の回答が「三梁の進賢冠武冠などのアイテムを出して欲しい」とか(汗)

 そうやって開演の13時までくつろいでいると、知り合いのUSHISUKEさん来場(※清岡とは2007年8月14日の第7回三顧会以来)。おぉ、チケットとれたんだ。来るとは知らないものだから特に近くに席をとっておらず残念ながらUSHISUKEさんは舞台向かって左奥へ離れて座ることとなる。しばし挨拶。
 会場は前回と違って席がナンバリングされてあり、きっちり決められているようで、こりゃTOKYO CULTURE CULTUREのサイトにあるように、定員が118名ぐらいなのかな、という印象を受けた。

 会場の三つのスクリーンには『中国歴史ドラマ 関羽』っぽい映像が流されており、その中で出てきた張遼に皆、笑い声と共に騒然となっていた(イメージと違ったようだ・笑)。
 13時前になるとスタッフが大きな窓すべてをカーテンで塞ぎ、大音量の音楽が流れいよいよ開演といった雰囲気となる。


※次記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ

「張飛 ボクシング」


  • 2008年5月 4日(日) 20:14 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,762
ショー 手元のアクセスログを見ると「張飛 ボクシング」という検索が続いていた。
てっきりテレビか何かで神戸ハーバーランドのボクシングをしている張飛像がとりあげられたかと思っていた。

・神戸ハーバーランドに三国志の武将像
http://cte.main.jp/newsch/article.php/775

ところがGoogle ニュースで検索をかけるとどうも違うらしい。

・Google ニュース
http://news.google.co.jp/

どうやら、明石ボクシングクラブ(明石ジム)所属のスーパーライト級の選手に張飛選手(リングネームとのこと、本名・張師、竹内幹雄)がいらっしゃって、3日に試合があってTKO負けしたとのこと。

・明石ボクシングクラブ
http://www.akashi-boxing-club.com/
※このサイトに選手の写真がある。兵庫県明石市にある場所(住所)もここにある。

4日付けのニュースによると、そのときのダメージで未だ意識が回復していないということで安否が心配されるところ。

<5月19日追記>
今日の昼過ぎから「張飛 ボクシング」の検索が急に増え、嫌な予感がしましたが、ネットのニュースを確認したところ残念ながらやはりそうでした。

18日に亡くなられたとのことです。
お悔やみ申し上げます。

<追記終了>



三国志ジャンルにおける張飛に関してはこちらの掲示板の書き込み参照

そういえば関係ないが、同じく三国志関連の人物をリングネームとしているということで、プロレスの趙雲子龍選手を思い出した。

※参考記事 新北京プロレス新木場大会 全対戦カード発表

2008年5月31日 赤兎馬Presents「三国志の宴3」開催


  • 2008年4月29日(火) 09:39 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,622
ショー ※追記 赤兎馬Presents「三国志の宴3」レポ


・三国志ブランド「赤兎馬」
http://www.plastic-rouge.com/souten/
・赤兎馬 Presens「三国志の宴3」三国志イベント情報
http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/utage_2008.htm

三国志の宴


上記バナーのリンク先のように、赤兎馬Presents「三国志の宴3」というイベントが2008年5月31日土曜日の12時オープン、13時スタート(17時終了予定)で東京カルチャーカルチャー(by nifty)にて行われるとのこと。前売入場料2000円 (共に飲食別)。
<5/1追記>
メールマガジンの三国志SHOP通信「赤兎馬」によると、ローソンでLコード35544でチケットを購入できるとのこと。下記のサイト「ローチケ.com」にてそのLコードを調べると発売期間は2008/05/03(土)10:00~2008/05/29(木)23:59とのこと。

・ローソンチケットのチケット販売サイト「ローチケ.com」
http://l-tike.com/

<5/3追記>
5月3日の10:07ぐらいに買ったら整理番号36番だった。さすがに一桁は無理だったか。

<5/7追記>
5月4日にソールドアウトしたときいたんで、今、上記、ローチケ.comを見ると、確かに「予定枚数終了」となっているね。
去年150名に比べ、118名(※会場の情報からの私の勝手な予想)と数は少ないものの、二日とたたずソールドアウトなんてこれは長野剛氏人気なんだろうか?

<5/11追記>
5月4日(=発売二日)にソールドアウトした件は下記にも書いてあるね

・sue-hilo's hellterskelter
http://hellterskelter.blog58.fc2.com/
・ill
http://hellterskelter.blog58.fc2.com/blog-entry-473.html

<5/12追記>
ソールドアウトの件は「三国志の宴3」の公式ページにも書いてあったんだね。今さら気付いた。

それはさておき第3部出演のさくら剛さんについては下記記事を参照。

※参照記事 さくら剛/著『三国志男』(2008年5月12日)

<追記終了>

※追記 Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)

会場は下記リンク先のようなところ。それによると定員は「118名(着席可能)」とのこと。平面図も載っている。

・TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
http://tcc.nifty.com/


イベントのタイトルに「3」と入っているのは年一回ペースの今回で3回目ということだ。
今回のスペシャルゲストはなんと三国志関連のイラストレータとして著名な長野剛先生。
そして前回、前々回とどんどん人気の増している、おもしろ三国志氏のライブもあるとのことだ。
あと「歴史アイドル」ってあたりも気になるところ(鉄道アイドル、略して鉄ドルならぬ歴ドルか?)

前回、前々回がどんなイベントかというと上記のバナーのリンク先から写真入りのレポートを見ることができる。

私は前回、見に行ったんだけど、その時の様子は下記参照記事ね(写真は一切ないが)。

※参照記事 2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」

一龍斎貞花講談会「大ロマン三国志の世界」(2008年4月29日)


  • 2008年4月 4日(金) 22:39 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
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    1,188
ショー ・飯田市川本喜八郎人形美術館
http://www.city.iida.nagano.jp/puppet/kawamoto/
・一龍斎貞花講談会「大ロマン三国志の世界」
http://www.city.iida.nagano.jp/cgi-bin/puppet/kawamoto/info/c-board.cgi?cmd=one;no=42

上記、「飯田市川本喜八郎人形美術館」の公式サイトによると、ゴールデンウイーク企画として、2008年4月29日祝日に飯田市川本喜八郎人形美術館 2階映像ホールにおいて一龍斎貞花氏による三国志講談会「大ロマン三国志の世界」があるとのこと。前売り1000円、当日1500円
内容は赤壁の戦いから、五丈原まで。

※関連リンク
・講談師 五代目 一龍斎 貞花
http://www.kihachiro.com/

Tri De La Xeilo


  • 2008年2月24日(日) 13:12 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
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    1,334
ショー三国志ファンのためのサポート掲示板」に情報があったので、こちらで紹介。

・Tri De La Xeilo Official Web Site
http://god777.web.infoseek.co.jp/tdx/

・Tri De La Xeilo 「出師の表」(ブログ)
http://tridelaxeilo.blog89.fc2.com/

※リンク追記。2010年9月4日で解散とのこと
・2010.9.4 出陣の結果&重要なお知らせ (※上記ブログ記事)
http://tridelaxeilo.blog89.fc2.com/blog-entry-221.html


上記サイトとブログが何かというとサイトの方にあるMETAタグのdescriptionから引用。
--引用開始---------------------------------------------------------
三国志の素晴らしさを世の中に啓蒙する為に結成された音楽ユニット「Tri De La Xeilo」の公式サイトです。
--引用終了---------------------------------------------------------
※関係ないけど、METAタグのkeywordsにある、「劉備」、「関羽」と並ぶ「超費」って何?
ブログの記事を見ると公式サイトは今月できたばかりだね。

そのサイトの「information」や「biography」を見ると2007年4月に前身であるユニット「臓器」を結成し2007年8月15日に初ライブ、2007年9月に「Tri De La Xeilo」に改名し、来る2008年3月1日に第3回イベントが開催されるそうだ。

--引用開始---------------------------------------------------------
イベント:de jaboo#3
日時:2008/3/1 14:00~20:00
場所:渋谷 CLUB AMRAX [http://www.amrax.jp/index.html]
チケット:¥2,000
--引用終了---------------------------------------------------------


<関連記事>
 おもしろ三国志さん 一旦活動休止
※三国志と音楽といえば、おもしろ三国志さんってことで。

新北京プロレス新木場大会 全対戦カード発表


  • 2008年1月26日(土) 12:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,941
ショー

何か検索ワードが多いなと思ったら、昨日、DDTプロレスリングのサイトで2008年2月7日木曜日にある「新北京プロレス Japan Tour 2008 新春興行」の全対戦カード発表があったみたいだ。

・DDT XXXch Official Web
http://www.ddtpro.com/

<関連記事>
・2008年2月7日(木)新北京プロレス Japan Tour 2008 新春興行
http://cte.main.jp/newsch/article.php/755
・2007年6月6日 新北京プロレス Japan Tour 2007
http://cte.main.jp/newsch/article.php/617

※次回
新北京プロレス Japan Tour 2009 in SHINJUKUFACE(2009年1月11日)