研究発表のノートの続きとか漢代関連の研究論文を読んだメモとか「三国志ニュース」で記事にしたいことはいっぱいあるんだけど、なかなかまとまった時間がとれず、その腹いせという訳じゃないけど、フラグメント化した時間の中で、後世の語りぐさにしようと、映画『レッドクリフ』に便乗した数々の消費財、あるいは消費システムを眺め悦に浸るという悪趣味に走っている。
そんな中で見かけたのが以下。世界文化社の三種。こうやって『レッドクリフ』関連で記事にするのは何度目だろう。
・世界文化社
http://www.sekaibunka.com/
※関連リンク
・Digital アリババコミックス
http://da.sekaibunka.com/
上記「世界文化社」サイトにあるように2008年11月17日に吉田親司/著・半村 良/原典『赤壁の戦い 自衛隊三国志 上巻』(アリババノベルス)が世界文化社から900円で発売したとのこと。
まさか、戦国自衛隊のシリーズが日本を飛び出し、『三国志』に書かれる時代に来るとは驚いた(というより呆れた?)ので、思わず記事タイトルにしてしまった。
基本、タイムスリップだから『三国演義』等、後世の創作を交えずばりばり歴史に忠実にしてくれるに違いない!(…と書いてみた・笑)
内容は上記「世界文化社」サイトから下記へ引用したのを参考のこと。
--引用開始---------------------------------------------------------
アリババノベルス
赤壁の戦い
自衛隊三国志 上巻
吉田親司 (著)
半村 良 (原典)
定価:900円(本体857円
ISBN:978-4-418-08528-6
新書判 224ページ
内容紹介
2008年11月公開映画「レッドクリフ(赤壁)」で話題の「赤壁の戦い」に焦点を当てた歴史ロマン小説!
自衛隊が三国志の時代にタイムスリップ!?
1800年の時空を超えて出現した陸上自衛隊の存在が、群雄割拠の中国大陸に、さらなる波瀾を呼び込んだ!!
--引用終了---------------------------------------------------------
それからで2008年9月10日に石ノ森 章太郎/著『三国志 諸葛孔明』(ゼブンアリババ文庫)が580円で発売したそうな。
また2008年9月19日に吉川 英治/原作・石森 章太郎プロ/画 『三国志 赤壁の戦い』上巻下巻(アリババコミックス)が各600円で発売したそうな。
これは分冊百科『週刊ビジュアル三国志』(全50巻)(世界文化社)で連載していた漫画の赤壁の戦いを中心に編集したやつだね。というより『ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い』の編集版というべきか?
ともかく、『ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い』と同様、本編の絵を一つも使わず、未だに分冊百科『週刊ビジュアル三国志』の長野剛さんの絵を表紙に使っているあたり、指さして笑える…いや、ここは素直に、こんなに何回も使われる価値があると思われている長野剛さんの絵に敬意を示すべきかな。
まだこういったネタは最低1つはあるので、再びフラグメント化した時間の中で記事にしてみたいと思う。
※関連記事
2005年11月「ROMAN COMICS 三国志 1 桃園の誓い」発売
赤兎馬Presents「三国志の宴3」第1部レポ
※追記 決定版 三国志 上下巻(2013年1月18日)
※新規関連記事 タイムスリップ信長vs三国志(2017年8月8日)
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