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「三国志の宴2」が始まるまで


  • 2007年5月31日(木) 23:03 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,577
ショー ・神保町
http://cte.main.jp/newsch/article.php/608

 赤兎馬Presents「三国志の宴2」本編のレポートを見たい方は読み飛ばして下さい
※といっても5月31日現在、まだ本編のレポートはできてないけど。
 この記事は「三国志の宴2」が始まるまでの一般参加者である清岡のほぼ個人的な話。

・2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」開催
http://cte.main.jp/newsch/article.php/526

 2007年5月26日土曜日26時ごろ、ホテルのベッドで寝っころがってノートPCをいじっていたら、鼻水が出てくる。暑かったんで、クーラーかけすぎたと思い、切って布団に入るも鼻水が止まらない。しばらくするとくしゃみも出てくる。仕方ないので、ポケットティッシュを枕元において、そのまま眠ることに。
 2007年5月27日日曜日7時ごろ。起きたら治っていると楽観的に。だけど目が覚めても治っておらず、粘度の低い鼻水がどばどばと出ている。こりゃ風邪だ、やばい! せめて今日のイベント「三国志の宴2」だけでも持ってくれとばかりに、もうすでに切れたポケットティッシュからホテルのトイレットペーパーに切り替え、ネットで最寄りの薬局を探す。そこで初めて知ったんだけど、日曜日も通常営業している薬局って少ないんだね(無知)。
 そんな中で見つけたのが、日曜日9時半から開いている新宿歌舞伎町の薬局だ。ただ早い内に薬局に駆け込もうと、9:30にはホテルを出て、10時前にはその薬局に到着し、葛根湯を購入しその場で一気呑み。当時、心なしか薬が効いて気がしていたが、その日の晩にKJさんから聞いたんだけど、実は風邪ではなく、昨日土曜日に中国から黄砂が関東平野に大到来していたらしくそのアレルギー反応が出ていたとかで。ともかく、風邪引いたという思いこみとそれに負けないという高揚感から、「悲劇のヒロイン」よろしく勝手に一人で異常に盛り上がっていた。
 そんなもんだからとにかく会場に無事たどり着いてイベントの期間中、鼻をかむ音とくしゃみの音は鳴るべく出さないようにしよう、という決意を秘め、歌舞伎町を進む。「三国志の宴2」の会場となるロフトプラスワン自体には初めて行くが、実は同じ建物にある「異邦人」というダイニングには何度か行っているので、迷わず到着。

・「異邦人」(古代中国個室ダイニング)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/287

看板。横に各階の看板が並ぶロフトプラスワンの看板アップ入り口の各フロア説明

 時刻は10時過ぎ。ぼーとした頭でどうせライブ会場は撮影禁止だから(これは事実上、私の思いこみだったような気がするが)、とりあえず建物の写真撮っておこうと思い看板をパシャパシャとる。このビルの看板は各階に何の店が入っているか一目瞭然で看板が横にずらりと並んでいる(写真)。また「三国志の宴2」の会場となるロフトプラスワンの看板もあって、看板の下にイベントに応じて差し替えられる仕組みになっており、ばっちり「三国志の宴2」となっていた(写真)。一階の入り口右手にある各階の説明も差し替えられるようになっていてそこにも「三国志の宴2」となっている(写真)。またチラシを入れられるポケットがあって、ロフトプラスワンのスケジュールのチラシがあった。そこで「三国志の宴2」をみると11:30openとのこと。もしかして早く来すぎた?と思いつつも、風邪(思いこみ)で頭がやられていた所為か、チケットを早い時期に購入しても早く来場すればするほど早く入れて良い席を取れるという思いこみ(つまり二重の思いこみ)からとりあえずロフトプラスワンの地下二階へ行こうとエレベータを使って、地下二階へ。
 エレベータから出ると、目の前はチラシ置き場。右の突き当たりには楽屋か倉庫のような部屋に通じる扉、会場は右へUターンする形で行く通路のようで、受付、どこかなぁ、と足を踏み入れると、あからさまにリハーサルの声がしたんで、一礼し、引き返し、二機のエレベータ入り口前でチラシを見ながら待つことに。そこはやはりロフトプラスワンの唯一の出入り口とあって、赤兎馬の人や会場の人など関係者の人が「おはようございます」と言って、よく出入りしていた。
 そのうち、女性客が一人、来て、私と同じくエレベータ前で待つことに(結局、この人とは会場で隣同士の席だったんだけど、それだったら何かしら話しかけておけば良かったと後悔したが)。エレベータから出た左手に透明な扉があって、そこを出ると上へと続く階段がある。ふとその扉を見るとガラス越しに誰か居てどこかで見たことある気がし、扉を開けると、やっぱり見覚えのある人が立っている。

清岡「仮装士 義(かそうし よし)さんですか?」
仮装士 義さん「お久しぶりです」

 そういって、がっちり握手。えー、2007年5月4日祝日に山口県の三国志城であった三顧会というイベントでお知り合いになった仮装士 義さん。

・2007年5月4日 第六回三顧会(2)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/580

 依然、エレベータ前で待っていると、次第にスタッフらしき人が数人で、机を三つほど持ってきて、チラシ置き場の棚前に売場&レジ設営。そこに「三国志の宴2」限定Tシャツやらナムコ「中原の覇者Tシャツ」やら『アレ国志』(漫画単行本)やらを並べ始める。コスプレで来た人への記念品を渡すよう指示がでる。そこに奥から自らの商品のCDを持ってきた「おもしろ三国志」さんが今回のCD購入者特典として着いてくる缶バッチの説明をしていた。今から思い出すとそういえば鞭がどうのこうのと、今回のネタバレを耳にしていたな(いや、すっかりそんなことを忘れていて楽しんだけど)。まぁ一般的にライブハウス前で待っていると直前のリハーサルの曲やら出し物やらの音が聞こえてくるってことはよくあることだけど。
 売場が仕上がったぐらいで、スタッフの人にお客かどうか確認された上で、11時15分に地下2階の階段側の扉前に来て、チケットの番号順に並んで待つよう指示がある。というわけで、もう一人の女性客共々、地下2階のそのエレベータ前の空間から撤退する。女性客はどこかに行ったんだけど、清岡は地上で定時まで待つことにする。よくみると、地上の各フロアの説明のところに張り紙が貼られていて、11時半までに地下二階の階段のところからチケットの番号順に並ぶようお願いがあった。
 そのうちお客さんらしき人が来るし、11時前にノートPCを開けてメールをチェックすると、KJさんもUSHISUKEさんも11:30に到着するとのこと。しばらくすると玄鳳さんがやってきたので今までの経緯を説明。玄鳳さんとは前述した三顧会以来なのでそれほどお久しぶり感はない。。そうすると、玄鳳さん軽く飯を食べてくるとかで、その場から消え、10分ぐらいで戻ってくる(はや!)。
 11:15になったんで、階段を降りていく。すでに並んでいたんだけど、私も玄鳳さんもその時はチケット持ってなかったんで、とりあえず前の方だろうと並んでおく。
 11時半ぐらいに開場。さっき、設置していたレジで各種チラシを受け取り奥の会場へ足を運ぶ。
 入って、左が舞台で右奥がカウンター、正面が枡席のようなお座敷席。ふと見ると、舞台から五列目ぐらいのところに『人形劇三国志』の劉備コスプレをしている仮装士 義さんが鎮座されていた。よもやま話をした後、折角だから、近くに座らさせて貰う。仮装士 義さんから「もう一人の方は?」と聞かれる。そういや「三顧会」で仮装士 義さんと玄鳳さんが会っていたのをすぐにピンときて、「すぐ来ます」と言うか言わないかで、玄鳳さん来場。やっぱり我々の近くの席に腰を落ち着かせる。
 その後、どんどんチケット順にお客さんが来場してきて席が埋まりつつある。顔なじみでは、その次がKJさんが来場。KJさんとは昨日を抜けば新年会(後述)以来。とりあえず、KJさんに仮装士 義さんを「三顧会、三国志コスプレ大会優勝者」としてご紹介。連絡が来ているUSHISUKEさんの席の確保をし、今のところ、下のような並び。

仮装士義さん USHISUKEさん予定席

  テ ー ブ ル

清岡 玄鳳さん KJさん

   <舞台方向>

 もう我々の周りの席がほとんど埋まった頃に青木朋さん来場。青木さんとは去年の「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」以来だ。

・2006年3月11日「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」午前レポ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/305

 ちょうど清岡の前の列がグループとグループの狭間だったようで一席、空いていて、青木さんは椅子の背もたれを乗り越え、そこに納まる。間髪入れずに清岡が昨日、購入した『西北出土文献研究』第5号を青木さんに手渡し、論文の「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓―絵画資料における進賢冠と朝服の分析の試み―」を見せる。そうすると、青木さんがかなり食いついてきて熱心に読まれていた。畫像好き好きサークル「梁はいくつだ?!」(…って毎度、実在しない)の活動よろしく、周錫保先生の説では両サイドの梁を数えないとか、これが一梁進賢冠の画像だとか、あれこれこちらから概略を説明さし上げていたので、青木さん、背もたれに前へ寄りかかり舞台とは逆方向に膝を着いて座っている。ちょうど電車のロングシートで景色を見るため逆に座るような感じ。妙にユーモラスでかわいらしい感じ(笑)
 そのうちUSHISUKEさんが来て、取っておいた席へ誘導する。USHISUKEさんとは新年会以来。

・2007年2月17日 三国志ファンのための新年会2007
http://cte.main.jp/newsch/article.php/517

 その後、昨日、プチオフ会でご一緒した、おりふさん登場。残念ながら近くに空いた席がなかったので、少し離れたところに座っていたんだけど、どうやら他の客と交渉したようで、ちょうど青木さんの隣に座ることとなる。

・春期特別展 三国志をいろどる馬たち
http://cte.main.jp/newsch/article.php/605

 そのうち、雪魔王さんが来られたんだけど、運良くイスの追加が行われていて、USHISUKEさんの隣に座ることが出来る。というわけでまとめると。

      仮装士義さん USHISUKEさん 雪魔王さん

        テ ー ブ ル      テ ー ブ ル

      清岡 玄鳳さん KJさん

おりふさん 青木さん

   <舞台方向>

 というような席順になる。清岡はご飯を頼んでいなかったので、ドリンクの他に蒸し鳥ライスを頼む。これが美味しい。
 開演までまだ時間があって、舞台にあるスクリーンには中国中央電視台の『三国演義』が流されていて、ちょうど関羽の千里行で張飛と劉備とに再会するところ(多分!)。主に女性客がシーンごとにどよめいていて、青木さんがそのどよめきに法則性がいまいちつかめないとかいって楽しんでおられた。例えば関羽と張飛が見つめ合うところとか、劉備、関羽、張飛が輪になって回り出すシーンとか、甲冑姿の趙雲がでてくるだけだとか、そういうシーンでどよめきが興っていたんだけど。
 各テーブルには蛍光色の札があって、これを掲げることでどうやら開演しても料理やドリンクを注文できるらしい。慌ただしく回りでは注文が行われていたけど、舞台に誰か人が入り、いよいよ開演となりそうな雰囲気になってきた。

・2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第1部
http://cte.main.jp/newsch/article.php/611

※追記 三国志大戦トークライブイベント Vol.3(2010年11月13日)

※追記 メモ:三国志フェス2011 昼まで(2011年9月10日)

※新規関連記事 土曜はナニする!?(関西テレビ2021年1月23日)

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