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三国志学会 第四回大会ノート(2009年9月5日)
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三国志学会 第四回大会ノート1
10:59。総合司会の石井先生から次の司会の金沢大学の上田望先生への紹介がある。配付資料(レジュメ)はA4の3枚の両面印刷5ページ。
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メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ)
○「謀る孔明、女装する仲達――川劇「上方谷」をめぐって」
向かって左に立つ上田先生から田村さんと報告の紹介の後、「川劇」の解説がある。中国には京劇を初めたくさんの地方劇があって、特に四川地方に伝わっている川劇についてどのような三国の物語が伝わっているか、それらについて報告があるか期待しているという。日本では川劇の三国物語はおろか、川劇自体が上演されないので、その辺の話の報告については楽しみにしているという。
それで中央に登壇される田村さんからの報告が始まる。
まず四川省の成都と三国志との関係についての概要が話される。また、雑劇や講談で「三国志」が古くから親しまれていたという。