昨日、汲古書院からチラシが届いて気付いたんだけど、下記のように2009年1月30日に汲古書院のサイトがオープンしたんだね。RSSもあって良い感じ。
・株式会社汲古書院
http://www.kyuko.asia/
汲古書院というと、ここ三国志ニュースでは下記のような書籍を取り上げていた。
※関連記事
『漢代都市機構の研究』(汲古叢書31 2002年)
『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75 2008年)
※追記
後漢における「儒教國家」の成立(汲古書院)
※追記
中国古代国家と社会システム(2009年9月25日)
※追記
中國古代の財政と國家(2010年9月17日)
それで今回、来たチラシで気になったのは二点。
一つは中村裕一/著『中国古代の年中行事』(全四巻)。創立40周年記念出版とのこと。
ちょっと前に私は『太平御覧』から三国時代以前の行事を確認しつつ、とある原稿を書いていたんだけど、こういった本は興味が持てそう。ただ『玉燭宝典』『荊楚歳時記』『藝文類聚』などの史料から取材しているようで、「三国志ニュース」が関わる時代から結構、降るんだけどね。
もう一つは小嶋茂稔/著『漢代国家統治の構造と展開─後漢国家論研究序説─』。チラシで添えられた文が「◎戦後の中国古代国家論に学びつつ、今日的立場から「後漢時代」の国家と社会を考察する!」。
買う買わないは別として一通りは目を通したいところ。
※追記 この著者の方は2006年9月17日に長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」でご報告されていた方だね。
※関連記事
「長沙呉簡の世界」ノート2
※追記
メモ:「後漢時代の三公と皇帝権力」
※追記
三国志学会 第四回大会ノート3
※追記
メモ:「東洋史研究会大会」出店状況
※追記
曹操高陵の発見とその意義―三国志 魏の世界―(2011年3月18日)
※追記
漢魏六朝における『山海経』の受容とその展開(2012年2月20日)
※追記
東アジア出土資料と情報伝達(2011年5月25日)
※追記
地下からの贈り物(2014年6月)
※追記
2016年度(第28回)日本秦漢史学会大会(2016年11月19日)
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