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第五回三顧会ダイジェスト2 三国志講習会「劉備のデビュー」


  • 2006年8月18日(金) 13:27 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,693
場所 会場のスクリーンには初めこのようなのが映し出されていた・第五回三顧会ダイジェスト1からの続き
http://cte.main.jp/newsch/article.php/382

 予定時間を10分押しで10時40分ほどからスタート。
  三国志講習会「劉備のデビュー」ということで、発表者は清岡美津夫(NPO三国志フォーラム)。
 特別企画展示場を入って右奥の壁にスクリーンがあって、そこには写真のような画面が映し出されている。その手前に机がその上にノートPCがあってそこから発表者がスクリーンに映し出される資料を変えていくって方式。観客は茣蓙にすわっているか、壁沿いや入り口付近のイスに座っている

 これで私が聞き手だったら第三回三顧会の「三国志風水講習会」のようにメモに応じてそれを書き出せば良いんだけど、何せ送り手だから、いくらでも詳しくかけるし、発表してないことまで書くことができて、「三国志ニュース全10回スペシャル」とかできてしまうので、それは遠慮し概略だけ以下に記す。

 三顧会参加者には予めA4サイズの年表を配っている。その年表はひそかに自サイトで更新していた、下記のリンク先とほぼ同じ。

・第五回三顧会の清岡的副産物
http://cte.main.jp/sunshi/2006/0715.html

 違うところは年表には関連リンクがないところ、それから年表には[]付きの数字が打ってある。
 たとえば、

>[1] 1939年 吉川英治/著『三国志』(小説)、執筆される
とか
>[3] 1321~1323年 『新刊全相平話三国志』(三国志平話)(元の至治年間)

と書かれてある。
 これは1番目に『吉川三国志』、それから三番目に『三国志平話』でそれぞれ創作されている「劉備のデビュー」を紹介するって流れ。
 それぞれの作品を紹介した後に、「劉備のデビュー」に関わる描写から見える作品の特徴をあげてまとめている。
 ちなみにここでいう「劉備のデビュー」は劉備の初陣あたりまで。
 「劉備のデビュー」を紹介してなくても作品の概要を話すときは小数で番号を打っている。で、どの作品の「劉備のデビュー」を発表で触れたかというと

[1] 1939年 吉川英治/著『三国志』(小説)、執筆される
[1.5] 1689~1692年 羅貫中/原作、湖南文山/翻訳『通俗三国志』刊行(元禄時代)
[1.6] 1839~1841年 羅貫中/原作、湖南文山/翻訳、葛飾戴斗/挿画『絵本通俗三国志』刊行(天保時代)
[2] 14世紀? 羅貫中/作『三国演義』
[3] 1321~1323年 『新刊全相平話三国志』(三国志平話)(元の至治年間)
[4] 1974年 陳舜臣/著『秘本三国志』(小説)発表
[4.3] 1982年 10月2日 NHK/制作『人形劇三国志』放送開始
[4.6] 1985年 光栄(現コーエー)/制作『三國志』(PC88用シミュレーションゲーム)発売
[5] 1991年 『横山光輝三国志』(アニメ)放送開始
[6] 1994年 王欣太/著『蒼天航路』(漫画)連載開始(掲載誌:週刊モーニング、当時は原作に途中まで原作・李学仁)
[7] 1996年11月 北方謙三/著『三国志』(小説)発表
[7.5] 1999年 松竹/制作『スーパー歌舞伎 新・三国志』(演劇)初演
[8] 2000年8月3日 コーエー(オメガフォース)/制作『真・三國無双』(プレイステーション2用アクションゲーム)発売
[8.5] 2001年4月10日 宮城谷昌光/著『三国志』(小説)連載開始(掲載誌:文藝春秋)
[9] 2005年3月15日 セガ/制作『三国志大戦』(アーケードゲーム、リアルタイムカードアクション)稼働
[10] 161年 劉備生まれる

という主要10項目になる。一つ一つストーリーの流れを説明していると、さすがに時間が足りなくなってきて、11時30分に終わるところを気づいたら、12時前だったので、[8.5]の『宮城谷三国志』と[10]の史書のパートを発表せずそこでまとめを入れ終了した。

 当日、聞いてくださったみなさま、どうもありがとうございます。

 発表直後、ありがたいことに紹介した『三国志平話』に興味をもったとおっしゃってくれた方がいらっしゃったので発表した甲斐があったな、と思った。『三国志平話』の天界裁判の部分に興味を持たれたとのこと。
 あと三国演義での劉備の血筋をいっただけで、って部分やら酒の勢いでトントン拍子に話が進むあたりが印象深かったとか。

 元々、「劉備のデビュー」について史書のことは結構、前に調べていたので、それを織り込めば発表の準備も楽だなぁ、と思っていたんだけど、結局、史書の部分を使わなかったというオチ(笑)。
 せっかくだから、下にリストアップした上、リンク張っておこう。

リュウビ十五歳
リュウビ二十七歳
孫氏からみた三国志39「両頭共身」
リュービ十五歳ダッシュ
鄒靖



・第五回三顧会ダイジェスト2へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/385

2005年12月 『三国志城に「三顧会」なる会が出来て』(山口県博物館協会 会報第30号)


  • 2006年8月18日(金) 08:13 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,257
雑誌  第五回三顧会のことを書いているときに何気なく「三顧会」で検索すると関連文章が見つかるのでご紹介。

・山口県博物館協会
http://www.da.rs1.on.tiki.ne.jp/

 上記サイトの「会報」のところをクリックすると「山口県博物館協会 会報」を一部、PDFファイルでみることができる。
 その見ることの出来る中で三国志城関連を見かける。
 それは第30号(2005年12月発行)の「館園だより」というコーナーに

   三国志城に「三顧会」なる会が出来て
      三国志城 館長 谷 千寿子

という銘打たれたページを見かける。
 そこには2005年9月13日までの三顧会員数(270名超だって)と過去三回のイベントの方の三顧会の紹介が写真入りでなされている。あと三国志城の見取り図が貴重。


 それで失礼ながら注を入れると、

>平成15年9月13日に立ち上げ

 あれは第一回の三顧会のイベントと同時という記憶があるので平成16年8月15日が正解? それか、記念日的なものなので、三国志城開館五周年記念日に設立日を合わせなおしたんだろうね、きっと。

>●第1回三顧会 (平成16年5月)

 前述したように平成16年8月15日。ちなみに当日に第一展示場の入り口前に運動会で使うようなテントが設置されていたので、写真は当日の写真ではない。

>劉備玄徳、諸葛孔明、関羽、張飛に扮装して大会に参加され

 劉備玄徳、曹操、関羽、張飛が正解。ちなみに諸葛亮の扮装者は第五回三顧会で初めて登場。


 それとこの会報、26号(平成13年度)の「館園だより」に当時館長だった小山正典さんが「三周年を迎えて」という文を寄稿している。三国志城開館当時の様子(山口できらら博やっていたそうな)や一周年記念で始まった「三国志クイズラリー」のことなど書かれていて興味深い。

第五回三顧会ダイジェスト1「挨拶&簡単な自己紹介」


  • 2006年8月17日(木) 23:28 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,752
場所 写真は前日のものだけど場所は同じ。会場設定もほぼこんな感じ。・第五回三顧会ダイジェスト0からの流れ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/380

 10時過ぎ。第2回から第4回まで挨拶の会場として使っていた食堂でなく、特別企画展示場で皆が集まる。
 会場は右の写真のような感じ。特別企画展示場の入り口からとった写真。これに左にあるテーブルを除けて、座敷の上に皆が座れるようになっている。右側が舞台代わりになっている。
 英傑群像の岡本さんから第五回三顧会の開催を告げられると一同拍手。それから司会の岡本さんと飛熊(ひゆう)さんが名乗る。
 マイクでまずオーナー兼館長の谷様からのご挨拶。「みなさまの顔を毎回見れるのを楽しみにしております」。一同拍手。
 それから岡本さんからこれからみなさんに自己紹介をしてもらう旨が告げられる。それから順に自己紹介が始まる。岡本さんや谷様のいる舞台がわりの場所から向かって右へ進む。まずレイさん。それから○○さん(※失念)、真・三國無双シリーズが好きだとのこと。撫子さん。真・三國無双が好きで「呂蒙が好きで親父が好きです」といって会場をわかせる。それから飛 翼翔(ふぇい いーしぁん)さん。先月、三顧会に入って、小学校のころ横山三国志を読んだとのこと。谷様から飛 翼翔さんが三国志城に来て就職が見事に決まったとアナウンス。一同どよめき拍手。茶味(ちゃみ)さん、三国志は真・三國無双シリーズから入ったってこととがんばって友達に普及している旨が言われる。十希野(ときの)さん、茶味さんの姉でやはり真・三國無双シリーズが好きとのこと。
 ここでスタッフの自己紹介が入る。レジ係をしている高順さん。「メガネがないんでみなさまの顔がみえないですが、今、心の目で見ています」とネタで会場をわかせる。
 続き。ハスフジさん(※多分)、好きなゲームは真・三國無双シリーズと今は三国志大戦、それから好きな漫画は蒼天航路、好きな武将は張遼とのこと。ここで谷様から舞台の向かって右に張ってあるCR真・三國無双のポスターの紹介。すぐもってきてくれたとのこと。
<2007年8月10日>
CR真・三國無双のポスターを持ってきた方を見かけたので、リンク張っておく。

・ぐだぐだ大戦記
http://blog.livedoor.jp/hzq_8292/
・またしても、だ。
http://blog.livedoor.jp/hzq_8292/archives/50651626.html
<追記終了>

 次から次へとやってくる人がいるので、一旦中断し、みんな前に詰める。
 劉蜀さん一家四名。息子が三国志を好きだそうな。KJさん、今まで三国志城に来たいと思っていて、なかなかこれなかったが今日、やっとこれて幸せだって旨が述べられた。それから家内のKRさんを連れてきたといって、KRさんが三国志のことを全然、知らないのでこれを機会に引き込んでいこうというようなことを述べていた。
 そこから舞台の対面にあるイスが並べられているエリアへ移行。入り口から順に。何進さん、横山三国志が好きとのこと。宮田さん、ゲームはノータッチだけど、横山三国志、蒼天航路、龍狼伝が好きとのこと。大宮さん、真・三國無双シリーズが好きで三国志のことをここで知っていきたいとのこと。大宮(弟)さん、横山三国志を少し読んだ程度とのこと。傅僉(ふせん)さん、好きななったきっかけは横山三国志、好きな武将は魏延とのこと。ハリマさん、好きになったきっかけはアニメ映画の三国志で、好きな武将は関羽とのこと。ヨネザワさん、好きな漫画は横山三国志で、ゲームはコーエーのシミュレーションの三國志シリーズでファミコンのときからやっていたとのこと、好きな関羽とのこと。ヤマデさん、蒼天航路が好きで、荀[或〃]が好きとのこと。清岡、好きな人物は孫堅。若杉さん、三顧会は二回目とのこと。谷様から前回、駅から歩いて来て感動したという旨が伝えられる。
 それからヤマデさんと清岡の前ぐらいに座っていた塚本さん、真・三國無双シリーズから入って今は三国志大戦にはまっていて好きな人物は諸葛孔明先生とのこと。第三展示場の諸葛亮像にお祈りしたら三国志大戦のスーパーレアカードを手に入れたという話をきいたのでお祈りしたいとのこと。
 それから舞台の向かって右の後ろの方へマイクが回される。皓(あきら)さん(確かすでに真・三國無双4凌統の格好をしていた)、真・三國無双シリーズぐらいしか知らないけど、好きな人物は凌統。はとむ子さん(確かすでに真・三國無双4陸遜の格好をしていた)、格好からわかるように真・三國無双シリーズが大好きとのこと。森田さん、真・三國無双シリーズが好きとのこと。さん(真・三國無双4関平のコスプレをしている)、真・三國無双シリーズから入ったとのこと。優美さん(真・三國無双シリーズの司馬懿の格好)、好きな人物は孔明さん。長(なが)さん(真・三國無双3の陸遜の格好)、見てのとおり陸遜が好き、とのこと。
 岡本さんからアナウンス。過去、三顧会で三回、こられた方は色紙をもらえるとのこと。但し、一度、もらった清岡や傅僉さんは除外。その場では名乗りでなかったが、あとではとむ子さんがばっちりもらっていた。
 後から入ってきた人の自己紹介。ヤマモトさん、好きな武将は呂布で、漫画は蒼天航路が好きとのこと。


・第五回三顧会ダイジェスト2へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/384

2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感3


  • 2006年8月17日(木) 15:51 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,951
教育機関 この報告に感銘を受け、16日後に三国志城でレジュメに載っている呼風符を写してみる。なんだか形が崩れたが、大方、こんな感じ。・2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感2の続き
http://cte.main.jp/newsch/article.php/377

 10分間の休憩を終え、11:45、次の報告が始まる。

 司会の中川先生から「渡邉先生は三国志の歴史学のご専門家」というような紹介がありスタート。

○報告 諸葛亮の兵法
    大東文化大学文学部中国学科教授  渡邉 義浩

 渡邉義浩先生から
「わたくし、上田先生と違いまして大東文化大学を背負わなければいけませんので、大東文化大学の宣伝をいろんなところで入れながらお話をさせていこうかと考えています」
 とおっしゃってのっけから会場をわかしている。
 それから諸葛亮の兵法についてははっきりいってよくわからない、と断りつつ、こんなようなことがいえるんじゃないかというお話でも少ないそうな。だから歴史以外にも4番目には三国演義の話もでるとのこと

はじめに

 三国志では諸葛亮の兵法は興味深いけど、よくわからない、ってこと。『三国演義』では大軍師だけど、まず歴史(『三国志』)での有名な陳寿の評の紹介。「諸葛亮って人は臨機応変の戦術は得意じゃなかった」と書かれているとのこと。
 それから晋書の記述。司馬昭って人は蜀漢が滅びた後、諸葛亮の陣形、用法の方法、軍隊の統制方法といったことを陳[劦思](ちんきょう)って人に勉強させたそうな。陳[劦思]はそれを全部暗記したとのこと。そこで渡邉先生、(記述が少ないから?)「たいした内容じゃなかったんじゃないかな?」と突っ込み(場内笑)。そこで何か継承されたのではないか、と。
 南北朝期には「八陣図」を採用したり(当時はわかっていた)、「木牛・流馬」を制作した国もあるそうな。話しながら、午後のパネルディスカッションを見越して、前列の各大学の三国志研究会に「こんなこと聞くなよ」ってプレッシャーをあたえ笑わしている。
 唐代には諸葛亮は中国を代表する十人の良将に選ばれたとのこと。
 そこから今回の報告のアウトラインを小ネタを入れつつ述べていた。

一、諸葛亮の兵法の基本、荊州学

 諸葛亮が学んだ学問は荊州学と呼ばれている。荊州で学ばれた学問だから荊州学。司馬徽・宗忠たち中心。荊州学は渡邉先生の先生の一人が名付けたそうな。
 どんな学問かというと儒教。儒教から大東文化大学の宣伝が入れるが、あまり高校生が居ないことを自己突っ込み(笑)。温故知新をキーワードに『春秋』『詩経』『論語』に注をつけるという学問行為の丁寧な解説→訓詁学の説明。たとえば最初の四文字を説明するのに二万字がついていると解説。
 荊州学は簡単な注が特徴とのこと。それから学問を世の中に生かしていくことを目指したことが特徴とのこと。
 司馬徽は自らを儒者と区別し「俊傑」と称していたほど、学問を世の中へ生かすことを目指していたとのこと。諸葛亮は政治家として将軍として(管仲や楽毅に比し)国家の経営を抱負として学問を生かしていたとのこと。→つまり諸葛亮は軍事も勉強していた。
 荊州学は春秋左氏伝を中心に今までの経典をまとめなおしたいた。

二、兵法家としての諸葛亮

 陳寿は諸葛亮オタクで『諸葛氏集』というのを編纂。ここに諸葛亮が書いたものが載っているとのこと。これは散逸。唐代にはすでにかき集めているぐらい。後世に復元されたけど宋代の偽作が含まれありする。たとえば『心書』『将苑』。この二つは完全に偽物。現代に発売されたある本でこの二つが含まれていた、とかおっしゃって場内をわかせる。
 偽物とされるものにもわずかに本物が含まれている。太平御覧の引用と一致するところは本物だろう、と判断。具体的には『便宜十六策』。ここで『便宜十六策』治軍第九を引用。→あまり面白くない。主に孫子での常識的なことが書いているため。ここで大東文化大学の宣伝が入るが、実はその専門の先生が今年御定年ということで学べないという自己突っ込み(笑)
 『便宜十六策』斬断第十四の説明。主に戦いの地形の話。そこで渡邉先生が夷陵の戦いを例に出し、劉備はここに書かれていること(つまり諸葛亮が「やってはいけませんよ」と言っていること)に反したことを全部やっていると指摘した上で「そこらへんが劉備のかっこいいところ」と言い、場内をわかせる。「負けるべきして負けるわけです」
 『便宜十六策』斬断第十四にある七つの禁止事項が書かれている。
 それでこの項のまとめ、現在残っている諸葛亮の兵法はわかっている範囲ではそんなにおもしろくなく、軍隊を管理して運営していくものが多い。陳寿が評どおり、臨機応変の戦術からほど遠い印象を受ける、とのこと。確かに。
 あと、八陣図は「道蔵輯要」という本にあって、それは陸遜を退けた八陣の遺跡からうつしとったもので、そこから諸葛亮の兵法を考えることはできないそうな。

三、兵陰陽家としての諸葛亮

 前近代の戦いは合理的なものばかりではなく占いなどの呪術も含まれている。『漢書』芸文志によると、『孫子』などの兵法とは別に呪術などをふくむのは「兵陰陽家」と呼ぶそうだ。具体的には日時の吉兆、天体の方角などを占うとのこと。
 これらのことと諸葛亮の関係をきっちり資料からあげることはできないが、荊州学に『荊州占』という本がある(現在は残っていない)。
 仕方ないのでここから天文占の一般的な話になる。占星術が個人の運勢を占うのに対し天文占は国家の運命を占う。三垣・二十八宿の説明。それぞれ天の官僚。
 さらに『晋書』天文志の紹介。諸葛亮が陣没した話が載っているそうな。占文のとおり諸葛亮は死んだ、と記録されている、とのこと
 諸葛亮はどんな「兵陰陽家」か? 後世に偽物の書がたくさんある。

四、演義の諸葛亮像

 諸葛亮の『八門・遁甲の法』の話。『三国演義』において司馬懿との戦いで『八門・遁甲の法』の秘術を会得した諸葛亮が六丁・六甲の神兵を使った「縮地の法」を行ったとのこと。道教に『八門・遁甲の法』の話があるんじゃないかということで道教を調べる。
 明代には『秘蔵通玄変化六陰洞微遁甲真経』を会得すると六丁・六甲の神兵を使い「縮地の法」を行えるとされていたそうな。そこから道教の符[竹/録](ふろく、おふだの意)の効用の説明。レジュメのところには諸葛亮が風を呼んだ符[竹/録]が印刷されている。
 現行の三国演義は道教のお経を嫌っていたようでそういった記述は少なくなっている。「縮地の法」も同じ造りの三両の四輪車を交互に見せることで「縮地の法」にみせかけたそうな。
 ここで一例として赤壁の戦いで諸葛亮が風を呼んだ話が出てくる。三国演義中で諸葛亮は『奇門遁甲天書』を伝授された、と書かれている。そこで『秘蔵通玄変化六陰洞微遁甲真経』の流れをくみであろう『奇門遁甲天書』の中身の風を呼ぶ箇所の話になる。まず符[竹/録]を使う。それがレジュメでかいてあるやつ(写真参照)。それから「発[火慮](左手の中指を押し神を呼ぶ動作)」をするとのことだけど、実際、渡邉先生が左手で狐のような手でそれをやってくださる。さらにこのポーズで「歩[四/正](北斗七星の形にステップを踏む足運び)」をするそうだけど、実際、これも渡邉先生がその場でやって場内をかなりわかせていた。さらに「叩歯(上下の歯をカチカチとかみ合わせること)」をやるそうだけど、これも渡邉先生が実践。しかも金縛りにあったとき叩歯をやって(魔をうち破る効果があるそうな)それがとけたってエピソードを添えてさらに会場をわかせていた。
 それから二十八宿の旗を立て、天を祈っているから、天文占にあたると、天文占にあるように星をあやつれば大風が吹くが、天文占では星が動かないので、やっぱり道教の秘術を用いたことになるとのこと。

※追記 大津祭 孔明祈水山(2012年10月6日7日)

おわりに

 撤退したときに兵を損ねたことはなかったことを指摘し諸葛亮は名将だと評する。つまり「出でては将、入りては相」となる儒将だということでまとめ。
 報告終了。

 司会の中川先生は「大東文化大学に入るとこんなすばらしい講義がきける」と宣伝を入れつつ、次はお昼休みだということのアナウンスを入れる。
 あと今回はパネルディスカッションで一般視聴の人の質問も受け付けるそうで、何か質問があれば事前に配っていた質問用紙に質問を書いて、提出すれば良いとのこと。

○昼休み

 それで昼休みは学食に行こうと思ったら、前回、それでパネルディスカッションに遅刻したって実績(?)があったんで、大学の外に行くことに。
 幸い正門を出て道の向こう側にファミレスがあるのでそこへ行く。
 メンバーは清岡KJさん、三口宗さん、げんりゅうさん、げんりゅうさんの後輩さん、ミミまろさん、伊比学さん。やはり七人が座れるテーブルは混雑時期にはないということで前者3名と後者4名に分かれて食す。
 こっちの話題はもちろん三国志シンポジウムの方向の他、確かサイト運営の話をしていたかな。あと大学の研究会の話とか三国志関連のデータベースの話とか。


・2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感4へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/386

2006年8月14日 第五回三顧会ダイジェスト0


  • 2006年8月16日(水) 17:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,440
場所  山口県光市には三国志の資料館「石城の里 三国志城」というのがあって、三国志ファンを対象とした「三顧会」というイベントが2006年8月14日に開催された。今回ではや第五回目。

・「三国志城」公式サイト
http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/

・第四回三顧会の様子
http://cte.main.jp/newsch/article.php/329

 今回のイベントタイムスケジュールは以下のとおり。当日の張り紙の丸写し

--------------------------------------------------------------
開催場所:特別展示室(館内奥)

9時   三国志城開場
10時   挨拶&簡単な自己紹介
10時30分 三国志講習会「劉備のデビュー」
    講師:清岡氏
11時   三国志トランプ大会 チーム戦
12時30分 お食事(各自)・・・ 事前に売店で食券購入必要
13時30分 三国志城を旗で飾ろう
15時   三国志巨大パズル大会

<随時開催>
 ・三国志クイズラリー(三国志クイズペーパー試験)
 ・三顧会作品展示「三国志陶器をつくろう」
 ・第25回イラストコンテスト投票

8月13日 前日祭 おしゃべり会【孔明を偲ぶ】終日
--------------------------------------------------------------
※ちなみに今回もコスプレが行われたんだけど、張り紙の「随時開催」には書かれていない。入れ忘れていたのかな。ネットではちゃんと告知されているし
http://cte.main.jp/newsch/article.php/360


恒例のウェルカム看板。第2回にもあったけど、そのときとデザインが違う前日作成のじゅんきさんの旗。楊修って人選が三国志ファンの目を惹きつける

 清岡は前日の8月13日の昼過ぎには来ていて、その夜、清岡を含め七人で三国志城の特別企画展示場に雑魚寝で泊まってたんで、当然、当日を早朝から三国志城に居た。
 なぜか6時過ぎには目が覚めて、しばしカメラ片手にうろちょろしていた。当日、これない人のために前日も「三国志城を旗で飾ろう」の企画が行われていたみたいで、すでにじゅんきさんの旗が飾られれていた(二枚目の写真)。こういう気遣いのある企画はうれしいね。
 その後、8時ぐらいにあらかじめ頼んでおいた朝食を前夜から泊まっていたみなさま+傅僉さんと食べることに。このボリュームといいおいしさといい、300円は安い。
 そこから特別企画展示室でだらだらと待つ。初めから7人も前夜から居たせいか、今回はイベント開始前から徐々に集まってきている印象はうすい。そういや龍蜀さん親子四名は結構、早い目に来ていて、三国志城の展示を家族そろって見ていたなぁ。
 スタッフも含めぽつぽつと顔なじみが現れそれぞれに軽く挨拶をする(そのとき誰が来たかは次の「挨拶&簡単な自己紹介」でまとめて)。
 10時前後に一台のタクシーが到着して、KJさん&KRさん夫妻と十希野(ときの)さん&茶味(ちゃみ)さん姉妹(漢字あってますかね)がご登場。なんか十希野さんからスタッフと間違えられたのでついでに案内(前回も私が馴染んだ様子で居たから?・笑)。というか私も「挨拶&簡単な自己紹介」の会場、どこかしらないんだけど。
 どうやら今回は特別企画展示場にメインの企画進行の会場を統一しているようなので、五人でぞろぞろと特別企画展示場へ。前回まで挨拶と自己紹介は食堂で行われていたけど、確かに一カ所で進めていった方が良い感じかもね。
 というわけで次の「挨拶&簡単な自己紹介」を待つことになる。


・第五回三顧会ダイジェスト1「挨拶&簡単な自己紹介」へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/382