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十大三国志ニュース2012 後編


  • 2012年12月31日(月) 19:30 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,424
ネット 十大三国志ニュース2012 前編

■ソーシャルゲームのCMに乗って三国がお茶の間に

■前作より6年ぶりに『三國志12』発売

■次作まで繋げる勢いの『真・三國無双』

■方針を変えた『三国志大戦』


十大三国志ニュース2012 中編

■『三国志 Three Kingdoms』のプロモーションは続く

■テレ東アニメで三国が入り込み

■相次いで終了する三国マンガ


十大三国志ニュース2012 後編

■意外とある三国舞台

 今回は特に何縛りでもないが、強いて言うならステージ縛りかな。
 後編の一つ目は舞台ということだけど、舞台というと連想するのが、毎年全国を巡業している、下記サイトや下記関連記事にある劇団影法師による『大型人形劇「三国志」総集編』だ。今年は珍しくその情報をキャッチできなかった。まぁ、次の年になって気付くという毎度のパターンだろうが。

・劇団影法師 KAGEBOUSHI THEATRE COMPANY
http://www.kageboushi.com/

※関連記事 大型人形劇「三国志」総集編(2011年11月2日昭和第一学園高等学校)

 三国舞台の本命の情報を見逃しているが、それを抜いても意外と今年は多かった。まずは下記関連記事にあるように、東京都渋谷区の全労済ホール/スペースゼロでの2012年2月10日から19日までの『RE-INCARNATION』(諸葛亮や趙雲が出てくるとのこと)だ。

※関連記事 RE-INCARNATION(2012年2月10日-19日)

 次に下記関連記事にあるように、兵庫県尼崎市の兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールでの2012年7月13日から14日までの『劇団天八 Presents 三国志』(関羽・関平親子が出てくるとのこと)を挙げる。

※関連記事 劇団天八 Presents 三国志(2012年7月13日14日)

 以上の二つが元からある演目ではなく、また何かの作品のトランスメディアというわけでもない三国演劇だ。
 これらに対し、下記関連記事にあるように、今年頻繁に上演されたのが、新潮劇院による京劇だ。三国に関係するのが、東京都葛飾区のかつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールでの2012年2月25日のワークショップ「京劇の由来・楽しみ方」における「二将軍」、東京都の世田谷区・玉川区民会館ホールでの同年8月4日の日中国交正常化40周年記念公演「京劇「三国志」~古城会~ 関羽千里行より」、愛知県の豊田市能楽堂での同年9月16日の「京劇の世界~隣国・中国の伝統演劇~」(能楽堂で見る伝統芸能シリーズ26)における「馬超と張飛」(つまり「二将軍」)、兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールでの同年11月4日の「はじめての京劇III」における「張飛と馬超」だ。そしてすでに東京都中野区のなかのzero・小ホールでの2013年1月13日の「新潮劇院 新春京劇祭」における「華容道(かようどう)-赤壁・曹操追撃戦- ~三国志演義より~」が予定されている。

※関連記事
 京劇の由来・楽しみ方(2012年2月25日)
 京劇「三国志」~古城会~(2012年8月4日)
 京劇の世界~隣国・中国の伝統演劇~(2012年9月16日)
 はじめての京劇III(2012年11月4日)
 華容道-赤壁・曹操追撃戦-(2013年1月13日)

 今年に上演された分で、最後に挙げるのはトランスメディアであり、前述した塩崎雄二/作『一騎当千』(マンガ)を原作とした、東京都中央区の銀座 博品館劇場における2012年11月30日から12月9日までの『一騎当千』だ。下記関連記事で触れたように、これは三国の舞台化の流れと言うより、日本で近年、流行っているアニメ舞台化の潮流を受けてのことなんだろうね。

※関連記事 一騎当千(舞台2012年11月30日-12月9日)

 また今年に上演された訳ではないが、下記関連記事にあるように2012年4月11日に『劇団EXILE W-IMPACT レッドクリフ -愛-』(DVD)と『劇団EXILE W-IMPACT レッドクリフ -戦-』(DVD)とが各5800円で発売され、CS放送局「衛星劇場」にて2012年6月8日と19日に『スーパー歌舞伎 新・三国志』が放送された。前者が名前の通り映画『レッドクリフ』からトランスメディアされた2011年8月の演劇を収録したDVDであり、後者がタイトル通り歌舞伎を基盤とした表現手法を用い、『三国演義』を題材とした新たな脚本での1999年4月5月の舞台を中継したものだ。

※関連記事
 劇団EXILE W-IMPACT レッドクリフ DVD(2012年4月11日)
 スーパー歌舞伎 新・三国志(2012年6月8日19日)

 以上のことは三国だけを売りにしたものはほとんどないだろうが、新年も何らかの形でこういった三国劇が上演されたことを期待しておこう。


■渋谷ヒカリエに「川本喜八郎人形ギャラリー」開設

※関連記事
 メモ:三国志とNHK
 少年ワールド、コミックトム

 上記関連記事にあるように、『人形劇 三国志』はNHKにて1982年10月2日から1984年3月24年まで放送され、『三国演義』を原作としたタイトル通り人形による演劇での番組であり、横山光輝/著『三国志』(マンガ)と共に、1980年代の日本における三国作品の二大巨頭と言え、その後の日本での三国文化に多大な影響を残した。その性質上、前述したとおり、形を変え今でも劇団影法師のメインコンテンツであり続けている。



 またそこで使われた、川本喜八郎氏制作の人形は、美術品としても評価が高く、下記関連記事にあるように、『人形劇 三国志』の人形あるいは同じモチーフで制作された人形は、2007年3月25日に開設された飯田市川本喜八郎人形美術館での主要な展示品となっている。

※関連記事
 2007年3月25日 川本喜八郎人形美術館(仮称)オープン
 人形劇「三国志」~秋風五丈原~中心展示(飯田市川本喜八郎人形美術館2012年12月1日-)

 飯田市川本喜八郎人形美術館はその名の通り長野県の飯田市にあり、都心の新宿から近くまで行く高速バス等の交通手段はいくつかあるものの、一般的に考えて、やはり日本の大多数の人にとっては物理的距離が見に行く場合の障壁になりうるだろう。
 そういった背景の中、東京都渋谷区渋谷2-21-1という都心で交通の便の良い所で2012年4月26日に複合施設「渋谷ヒカリエ」が開設され、下記関連記事にあるようにそれに遅れること同年6月4日に渋谷区の運営でその施設の8階に「川本喜八郎人形ギャラリー」が開設された。

※関連記事 川本喜八郎人形ギャラリー(渋谷ヒカリエ2012年6月4日)

 また飯田市川本喜八郎人形美術館と同じく単なる展示に留まらず、下記関連記事にあるように、その展示物に因んだ『人形劇 三国志』の企画が行われており、文化の拠点としても機能している。飯田市川本喜八郎人形美術館共々、新年でも何らかの企画で情報発信を続けて欲しいところだ。

※関連記事
 人形劇三国志 上映(渋谷ヒカリエ8階2012年8月13日-19日)
 川本喜八郎『三国志』の世界(2012年9月15日)


■邪馬台国に注目が集まる

 「十大三国志ニュース2012」の冒頭で「■BS歴史館 シリーズ“三国志”時代を超えた男の魅力 10月6日13日放送 →続く三国番組なし」と示したのだけど、厳密に言えばそれは正しくなく、下記関連記事にあるように2012年6月7日に『BS歴史館』「古代史最大のミステリー 邪馬台国の魔力に迫る」が放送された。つまりは「邪馬台国」は『三国志』巻三十魏書東夷伝に「南至邪馬壹國、女王之所都、水行十日、陸行一月。」と初出があるように『三国志』経由の国名であるためだ。

※関連記事 BS歴史館 古代史最大のミステリー 邪馬台国の魔力に迫る(2012年6月7日)

 もちろん『三国志』はともかく、この邪馬台国や同じく『三国志』巻三十魏書東夷伝に記載のある「卑弥呼」は、近畿にあったにせよ九州にあったにせよ日本のルーツに関わることなので、特に年による流行り廃れはなくほぼ毎年注目されており、当然、学校でも教わることであり、下記関連記事にもあるように入試にも使われ、2012年5月18日にもCSで放送されたアニメ『まんが日本史』の第二回は「幻の邪馬台国~女王卑弥呼~」であり、2012年9月11日にデアゴスティーニより改訂創刊された子供向けの分冊百科『週刊 そーなんだ!歴史編』の「なるほど時代探検 日本」に「邪馬台国の支配」がある。

※関連記事
 大学入試センター試験で三国志関連2012
 立命館大学の入試で三国志関連2012
 関西学院大学の入試で三国志関連2012
 早稲田大学の入試で三国志関連2012
 まんが日本史#2「幻の邪馬台国~女王卑弥呼~」(2012年5月18日)
 週刊 そーなんだ!歴史編(2012年9月11日改訂版創刊)

 しかし下記関連記事にあるように、(おおまかに言って)その時代の文物、画文帯環状乳神獣鏡が出土されたのと関係してか、先の番組も含め例年より邪馬台国に関連したことが多かったような印象がある。

※関連記事 画文帯環状乳神獣鏡 一般公開(2012年8月5日)

 まず書籍であれば、下記関連記事にあるように、2012年3月に新泉社より石野博信/編『邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纒向遺跡 石野博信討論集』が2415円で発売し、同年3月23日に角川書店より東潮/著『邪馬台国の考古学―魏志東夷伝が語る世界―』が1785円で発売し、同年4月20日に懇談社より大塚初重/著『邪馬台国をとらえなおす』が798円で発売し、同年5月25日に中央公論新社より渡邉義浩/著『魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国』が798円で発売し、同年5月25日に新紀元社より藤井勝彦/著『邪馬台国 古代日本誕生の謎』が1995円で発売し、同年10月10日に汲古書院より川勝守/著『三角縁神獣鏡と東アジア世界』が15750円で発売した。

※関連記事
 邪馬台国とは何か 吉野ヶ里遺跡と纒向遺跡(2012年3月)
 邪馬台国の考古学―魏志東夷伝が語る世界―(2012年3月23日)
 邪馬台国をとらえなおす(2012年4月20日)
 魏志倭人伝の謎を解く(2012年5月25日)
 邪馬台国 古代日本誕生の謎(2012年5月25日)
 三角縁神獣鏡と東アジア世界(2012年10月10日)



 次に展覧会であれば、下記関連記事にあるように、2012年4月21日から6月17日まで奈良県橿原市の奈良県立橿原考古学研究所附属博物館にて春季特別展「三国志の時代―2・3世紀の東アジア―」が開催され、同年9月8日から12月9日まで京都府京都市の泉屋博古館にて常設展「中国青銅器の時代」が開催され、同年10月5日から12月2日まで兵庫県加古郡の兵庫県立考古博物館にて兵庫県立考古博物館開館5周年・史跡大中遺跡発見50周年記念特別展「卑弥呼がいた時代 ~女王って、なんだか素敵な響きよね~」が開催され、また前者二つに関してはそれぞれシンポジウムと研究講座、講演会が開催された。それら以外にも2012年8月28日に埼玉県さいたま市 ラフレさいたまにて講演「邪馬台国をとらえなおす」が開催された。

※関連記事
 三国志の時代―2・3世紀の東アジア―(2012年4月21日-6月17日)
 中国青銅器の時代(2012年9月8日-12月9日)
 卑弥呼がいた時代 ~女王って、なんだか素敵な響きよね~(2012年10月5日-12月2日)
 邪馬台国をとらえなおす(2012年8月28日)

 あと細かいところだと、下記関連記事にあるように、2012年5月31日等にBS日本映画専門チャンネルにて映画『卑弥呼』(1974年)が放送され、2012年6月3日にBS朝日にて映画『まぼろしの邪馬台国』(2008年)が放送された。

※関連記事
 卑弥呼(2012年5月31日6月8日26日)
 まぼろしの邪馬台国(2012年6月3日土曜日21時)

 まぁ、ここでわざわざ「十大三国志ニュース2012」に取り上げなくても、新年も学術的にも創作的にも邪馬台国や卑弥呼が注目されるのだろうね。

※追記 BEGIN Japanology, Gift-giving (2012年12月20日)

※次回 十大三国志ニュース2013 前編

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