※関連記事
三国志関連で自分史作りのスゝメ
三国志関連で自分史作りのスゝメ2008年追加分
2012年10月22日でここのサイト「三国志ニュース」が八周年を迎えたということもあって何か企画しようと思い立ったんだけど、時間がなさそうなので、上記関連記事を参考に、同じように結局、個人的な話にし…というより個人的な話を通じ、ここ4年の三国志ファン界を振り返ってみようという企画記事だ(自分の話を通じるあたり、おこがましい企画ではあるが)。
つまり上記記事の自分史にさらに付け加えてみる。2008年9月14日から2012年10月中まで。 ただ思い出しながらというのも限界がありそうなので、下記の個人サイトのページを参照にして書いていく。コメントがなければ下記のリンクのページの方が情報が多いだろうね。
※参照リンク
・2008年過去ログ (※個人サイトのページ)
http://cte.main.jp/sunshi/2008/0101.html
・2009年過去ログ (※個人サイトのページ)
http://cte.main.jp/sunshi/2009/0101.html
・2010年過去ログ (※個人サイトのページ)
http://cte.main.jp/sunshi/2010/0101.html
・2011年過去ログ (※個人サイトのページ)
http://cte.main.jp/sunshi/2011/0101.html
・2012年過去ログ (※個人サイトのページ)
http://cte.main.jp/sunshi/2012/0101.html
○清岡美津夫の三国志関連で自分史(仮名)追加分
2008.09.17.
番組『BSマンガ夜話』テーマ『蒼天航路』を自宅にて視聴。李学仁/原案・王欣太/作『蒼天航路』(掲載誌:週刊モーニング)は結局、部分的にしか読んでいないが、多くの三国志ファンと接する中、それが三国創作のハブ的作品であると承知していたため、楽しんで見ていた。
【参考リンク】
『BSマンガ夜話』で『蒼天航路』(2008年9月17日)
2008.10.03.
高村武幸/著『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75)読書開始。特に「第二部 漢代官吏の社会と生活」の出土資料から見た一官吏の記録は着想も内容も新鮮でとても興味深く拝読した。
【参考リンク】
『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75 2008年)
2008.10.08.
番組『その時歴史が動いた』第339回「三国志クライマックス!~激動の英雄たち 3つの「その時」~」を見る。『その時歴史が動いた』にしては蜀漢についてドリーム入っている以外は許容範囲かな、と感心した。こういう番組が地上波で放送される自体、映画『レッドクリフ』の波及効果だと当時も現在もそう認識している。前述の番組『BSマンガ夜話』テーマ『蒼天航路』の放送もそうだろうね。
【参考リンク】
『その時歴史が動いた』三国志クライマックス!(2008年10月8日) via 「英傑群像」
呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ
2008.10.12.
愛媛大学での公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」を一般聴講する。ちょうど利用期間中の「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を利用して愛媛県松山市観光を兼ねて聴きに行く。三国とは直接関係ないものの、前述の『漢代の地方官吏と地域社会』の流れで考古学的な観点に興味があって知的好奇心が満たされていた。
【参考リンク】
「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
2008.10.16.
視聴者参加番組『BS熱中夜話』テーマ「三国志」を視聴。当年度に番組が始まった当初から三国をテーマになることを期待していたものだから、個人的に期待の方が勝ってしまった。当時も現在もこういう番組が放送されることも映画『レッドクリフ』の波及効果だと認識している。ただこの時の出演者の繋がりが「三国志フェス」等、後に三国志ファン界にいくつかのうねりを作っていくのだけどね。
【参考リンク】
BS熱中夜話でテーマ「三国志」予定
2008.10.27.
「日経WagaMagaラウンジ」コミュニティー「三国志を語ろう」のナビゲーターを半年担当。清岡に声が掛かったって当たりも映画『レッドクリフ』の波及効果だろうね。それまでもそれからもそうやって声を掛けられることはいくつかあったが向こうの都合で有耶無耶になってばかりだったので、これは形になった希有なケースだった。もう機会はないだろうけど、原稿料を頂いて都合がつけばいつでも似たような仕事はできるということを記しておこう
【参考リンク】
「日経WagaMagaラウンジ」で「三国志を語ろう」コミュニティー
2008.11.01.
映画『レッドクリフ』視聴。下記の参考リンク(掲示板の方)にもあるようにテレビ放送まで待てるぐらいの興味だったが、前述のナビゲーターを担当しているし、そこのコラムでも触れているし、行かざるを得なかったので、まるで以前から楽しみにしていたかのように、公開初日のファースト・デイ1000円の時に自腹で映画館に行く。文物ばかりに目が行ってストーリーをあまり把握しないでいたが。
【参考リンク】
呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ
【参考リンク】『レッドクリフ』見る人、いる? (※「
三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3235
2008.11.03.
「2008年度 東洋史研究会大会」での小林聡「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容―出土文物中の服飾資料を題材として―」を一般聴講する。以前から興味のある進賢冠、武冠について画像資料も交えきっちり時代変遷も説明されていて、林 巳奈夫/編『漢代の文物』同様、今(2012年10月)でもこの分野を見るときの知的基盤にしている。
【参考リンク】
「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容」ノート
2008.12.02.
「三国志ニュース」と「三国志スケジュール試用版」移行開始。それまでその二つのサイトは「RingBlog」というブログ・システムを使っていたが、特に後者のサイトがシステムと不適合で不安定だったため、MySQLというデータベースを使った「Geeklog」というブログ・システムへの移行を計画した。「Geeklog」には元からカレンダー機能が着いているため「三国志スケジュール試用版」とよく適合し、現在の
カレンダ・コンテンツとして定着している。
【参考リンク】
「ニュース+スケジュール」計画案
2009.02.14.
映画『三国志』(原題『三国之見龍卸甲』)を見に劇場に行く。前述ナビゲーター担当もあって見に行ったんだけど、それとは無関係にmixiで知り合った三国志ファンと初対面で二人で行く。その時も今(2012年10月)でも初対面の三国志ファンと会うときは大勢であり、少数の場合はよく知っている方と会うというのが定番だったので、そういうのは久しぶりだった。すっかりその方とは音信不通になってしまったが、お元気にされているだろうか。あとmixi自体の清岡の使用方法は今(2012年10月)ではカルチョのコミュニティを見るだけになってしまっている。
【参考リンク】
李仁港(ダニエル・リー)監督『三国志』報道まとめ
2009.02.27.
映画『レッドクリフ Part II』を試写会で見る。前述ナビゲーター担当で頂いた機会で、それ用に作られた小さい試写会場で五人ぐらいしか居ない中、終わり方の長江の上の船が1時間もの間、脈絡無くいくつも燃え続けるというナンセンス映像に対して笑いを堪えるという地獄を味わった。
【参考リンク】
"RED CLIFF Part II" JAPANESE OPENING (ROBOT Communications Inc.)
2009.06.20.
「勝手に「三国志検定」おべんきょう会in 東京」について支援協力をする。日付は開催日であり、青春18きっぷの期間でもないし、清岡は当日参加はしていないが、主催のNPO三国志フォーラムの一員として、当日使われる模擬問題をチェックしたりフォーラム内で議論したり裏方としてあれこれ協力していた。このときの定員は60人だったんだね。
【参考リンク】
勝手に「三国志検定」おべんきょう会in東京(2009年6月20日)
【参考リンク】NPO 三国志フォーラム ~沿革~
http://www.sangokushi-forum.com/history.html
2009.09.05.
「三国志学会 第四回大会」にて「アクセス集計に見られる現代日本における三国志由来事項の変容と浸透」を研究報告する。清岡にとって三国関連では初めての研究発表ということで、ミスがないように発表資料や配付資料は元より発表原稿をきっちり作り込んで発表に臨んだので、あまり聴者を意識していなかったのが反省点だろうか。専門が三国と関係ない人、つまり三国志ファンがこの大会で発表したのはこれが初めてではなく、第三回にサイト「三劉」の管理人による「史実と民間伝承からみる三国志遺跡」というのがあった。
【参考リンク】
三国志学会 第四回大会ノート1
2009.09.12.
「第9回魏晋南北朝史研究会大会」を一般聴講する。こちらが通常なんだろうけど、一般に門戸を開いている「三国志学会」と好対照で、そういう意味でも興味深かった。
【参考リンク】
第9回魏晋南北朝史研究会大会ノート(2009年9月12日)
2009.09.13.
「新出魏晋簡牘をめぐる諸問題」を一般聴講する。一応、一般公開されているものの私見ながら閉鎖性が高く思われ、こちらも一般に門戸を開いている「三国志学会」と好対照で、そういう意味でも興味深かった。
【参考リンク】
新出魏晋簡牘をめぐる諸問題ノート(2009年9月13日)
2009.10.17.
講演会「中国の神々と仙人」を一般聴講し、展覧会「道教の美術 TAOISM ART」を鑑賞した。タイトル通り共に直接的には三国と無関係だ。前者に関しては専門家相手ではなく完全に一般向けで、前述の「第9回魏晋南北朝史研究会大会」と「新出魏晋簡牘をめぐる諸問題」に対して聴者が好対照でそういう意味でも興味深かった。
【参考リンク】
メモ:道教の美術 TAOISM ART
2009.12.31.
傅燮主役小説「零つる刻」を執筆。
【参考リンク】零つる刻
http://p.booklog.jp/book/25776
2010.07.03.
講演会「正史『三国志』の世界~曹操・邪馬台国、そして仏教~」第1部に一般参加する。こちらは佛教大学通信教育部の主催で、個人的に論文を通じ知る西川利文先生を講師としていた。講演会としては佛教大学通信教育部に興味を持って貰うことが前提なので、対象は一般人だった。
【参考リンク】
正史『三国志』の世界(2010年7月3日)
2010.08.21.
「三国志フェス2010」に協力する。日付は開催日で、都合が付かなかったので清岡は会場には行かなかったが、主催団体の一つである「NPO三国志フォーラム」の一員として、サイト更新や開催に向けた議論等、あれこれ協力した。三国志ファンによるファンのためのイベントってことで。
【参考リンク】
三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日)
2010.08.31.
公孫瓚主役小説「境界を越えて」を執筆。
【参考リンク】境界を越えて
http://p.booklog.jp/book/25562
2010.09.11.
「三国志学会 第五回大会」に一般聴講する。この二年後に見返したが、藤巻尚子「結びつけられる三国志と太平記―近世初期の学問・思想の一齣として」等、後々に何かと引用できそうな研究報告だったと知る。
【参考リンク】
ノート:三国志学会 第五回大会(2010年9月11日)
2010.09.11.
『三國志研究』第五号にて論考「現代日本における三国要素の変容と浸透──アクセス集計を事例に」を発表。日付は『三國志研究』第五号の公表日だが、それに至るまでの論文執筆が大変だった。正確には論文に使うデータ収集とそのまとめに苦労した。以後、この論文の抜刷を名刺代わりに使えるようになったのも良かった。
【参考リンク】
三國志研究第五号(2010年9月11日)
2010.12.31.
劉備主役小説「青綬」を執筆。
【参考リンク】青綬
http://p.booklog.jp/book/40053
2011.04.23.
2011年3月19日に開設された「KBOE三国志ガーデン」に訪問する。まだ開設されたばかりなので場の雰囲気が掴めなかったが、これがどう変わるか次に訪問したときの楽しみだ。
【参考リンク】
中華料理 三国志(大阪市西区西本町)
2011.08.27.
「三国志学会 第六回大会」に一般聴講する。
【参考リンク】
三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日)
2011.09.11.
「三国志フェス2011」に協力しボランティアスタッフとして参加する。前回と違って、会場に行き、企画の「1日限定!三国志コレクション展」の解説員をしていた。規模は何倍にも大きくなったがファンによるファンのためのイベントというスタンスは変わらず。
【参考リンク】三国志フェス2011関連
http://cte.main.jp/sunshi/2011/0909.html#10
2011.11.03.
「2011年度 東洋史研究会大会」での石井仁「赤壁地名考―孫呉政権と江南の在地勢力」を一般聴講する。以前から聴きたかった石井先生の持論(赤壁の壁は地理的区分)をこういった学術の場で聴講できて良かった。
【参考リンク】
赤壁地名考―孫呉政権と江南の在地勢力(2011年11月3日)
2012.02.15.
「広がりつつあるマンガ研究」を一般聴講する。この中で焦凡「連環画は中国特有の『マンガ』なのか?その絵本としての可能性を探って」という研究報告は三国に関係があり、これ以降、連環画に興味を持ち始める。
【参考リンク】
ノート:連環画は中国特有の『マンガ』なのか?その絵本としての可能性を探って(2012年2月15日)
2012.02.19.
国際ワークショップ「湖南出土魏晋簡牘をめぐる諸問題」と翌日の「出土資料からみた魏晋時代の河西」を一般聴講する。
【参考リンク】
「湖南出土魏晋簡牘をめぐる諸問題」「出土資料からみた魏晋時代の河西」(2012年2月19日20日)
2012.06.23.
「日本マンガ学会第12回大会」での陳曦子「日本における三国志マンガの翻案過程」を一般聴講する。唯一と言っていいほどの三国マンガの研究に可能性を感じる。
【参考リンク】
ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)
2012.07.05.
「三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)」を主催する。連環画研究とマンガ研究双方のお役に立てれば良いかなと。
【参考リンク】
議事録:三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)(2012年7月5日)
2012.08.11.
「三国志フェス2013準備委員会」に参加する。今年の「三国志フェス2012」は開催見送りのため早くも「三国志フェス2013」に向けた動きを見せている。
【参考リンク】
三国志フェス2013準備委員会第1回例会 議事録 公開版
2012.08.12.
「コミックマーケット82」3日目に一般参加する。それほど時間がなかったためお試し程度に三国のサークルを見て回る。
【参考リンク】
メモ:コミックマーケット82 3日目(2012年8月12日)
2012.08.14.
「第17回三顧会」に参加する。四年振りの参加なのでその変化を楽しんだ。
【参考リンク】
第17回三顧会 午前(2012年8月14日)
2012.09.01.
「三国志学会 一般講演会」を一般聴講する。「三国志学会大会」へは第一回から参加しているが一般講演会は初めて。
2012.09.08.
「三国志学会 第七回大会」を一般聴講し、その中の研究報告である、陳曦子「中国四大名著の日中マンガ比較研究 ─「三国演義」を中心に─」について清岡美津夫が司会する。この研究報告を勧誘した縁なんだけど、貴重な経験ができて良かった。また、この日に正式にUSHISUKEさんと共に三国志学会企画担当となる。
【参考リンク】
三国志学会 第七回大会(2012年9月8日土曜日)
2012.09.09.
張茂さん主催の「三国志学会(西)勝手にスピンオフ図書館見学ツアー」に参加。他人が主催したオフ会みたいなのに参加するのは久しぶり。図書館やミュージアムにハシゴで行くというのも新鮮。
【参考リンク】
三国志学会(西)勝手にスピンオフ図書館見学ツアー(2012年9月9日)
2012.10.06.
「大津祭 宵宮」に行く。京都祇園祭以外にも近くで三国ネタがあったのを数日前に知って初めてこの祭に行った。
【参考リンク】
大津祭 孔明祈水山(2012年10月6日7日)
2012.10.13.
「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」にスタッフとして参加。2012年8月初頭から企画があがり、二ヶ月半で無事開催したのを目の当たりにして驚いた。観客が50人限定という少人数ながらこれまでの「三国志フェス」と違い、音楽と飲食があるのが強み。
【参考リンク】
Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)
2012.10.20.
「ゆるキャラまつりin彦根」の『アニマル三国志』のブースを見に行く。はばたんや801ちゃんが居る中で、孔明わんと関うーたんが居る不思議な場だった。
【参考リンク】
「ゆるキャラまつりin彦根」に孔明わん&関うーたん(2012年10月20日21日)
○予定
2012.10.27.
講演会、金文京「東アジアの三国志演義」を聴講。
【参考リンク】
時空をかける三国志(2012年10月18日-11月20日)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。