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掲示板 件名 最新投稿

捜神記の日本語訳


  • 2005年11月20日(日) 09:56 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    13,094
歴史  「捜神記」は、晋書干宝伝によると三国時代の後の晋の時代の干宝(字、令升)が編纂した三十巻の書物で、三国志の裴松之注でたびたび引用される。不思議な話をあつめている。
 この「捜神記」は漢文であれば、以下のサイトで見ることができる。

・Project Gutenberg
http://www.promo.net/pg/index.html
ここの「Project Gutenberg」→「Search」→「Chinese」→「Sou Shen Ji」
http://www.gutenberg.org/browse/authors/b#a2398
※要Big5(繁体字)フォント

 また出版では捜神記は本文・書き下し文・通釈・語釈の体裁で出版されている。
・先坊幸子・森野繁夫/編「干寶『捜神記』」(白帝社、ISBN4-89174-693-9)

※追記 「捜神記」で検索される訳

 それでネットでは訳はないかというと、全訳でないながらも老舗中の老舗にあった。青空文庫だ。読むのに対価のいらないインターネット図書館だ。

・青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/
・岡本 綺堂/著「中国怪奇小説集 03 捜神記(六朝)」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000082/card1298.html

 ちなみにこれを知ったのが、下記のサイトの記事。

・Die Dunkle Seite
http://motch.cside.com/dds/
・記事「ぶきっちょ元海」
http://motch.cside.com/dds/diary/051113.htm

 岡本 綺堂って人は明治から昭和初期の人なんだね。そんな時期に捜神記が訳されているとは驚き。それで実際、岡本 綺堂/著「中国怪奇小説集 03 捜神記(六朝)」と捜神記の原文を比べて読んでみる。まず目に付いたのは順番が上のサイトにある原文とちがうこと、それに岡本 綺堂/著の方は前書きとわかりやすく各話にサブタイトルがついていること。ちょっと読んだ感じだと、案外、忠実に訳される。
 それでどんな話が載っているのか原文とどう違うか把握するために、順にサブタイトルごとに「時期や場所」 「登場人物」 「掲載巻数」の順で下にまとめてみる(項目に該当するのが見あたらない場合は「△」にしてる)。
 そのまとめを見てみると、三国志関連の時代や有名人(朱桓、麋竺、孫[糸林])が結構、出ている。あと日本にもある羽衣伝説の元ネタかな、と思われるのもある。

・首の飛ぶ女
 秦時→呉時 朱桓 搜神記卷十二
・※[けものへん+矍]猿
 蜀中西南高山之上 蜀の西南地方の楊姓 搜神記卷十二
・琵琶鬼
 呉赤烏三年 楊度 搜神記卷十六
・兎怪
 魏黄初中 △ 搜神記卷十七
・宿命
 △ 陳仲挙 搜神記卷十九
・亀の眼
 古巣&秦 △&△ 搜神記卷二十&搜神記卷十三
・眉間尺
 楚 干将莫邪 搜神記卷十一
・宋家の母
 魏黄初中 宋士宗 搜神記卷十四
・青牛
 秦文公二十七年 △ 搜神記卷十八
・青い女
 呉郡無錫 △ 搜神記卷十八
・祭蛇記
 東越[門+虫]中 △ 搜神記卷十九
・鹿の足
 予章 謝鯤 搜神記卷十八
・羽衣
 予章新喩県 △ 搜神記卷十四
・狸老爺(たぬきおやじ)
 晉時呉興 △ 搜神記卷十八
・虎の難産
 廬陵 蘇易 搜神記卷二十
・寿光侯
 漢章帝時 寿光侯 搜神記卷二
・天使
 東海[月句] 麋竺 搜神記卷四
・蛇蠱(じゃこ)
 ケイ陽郡 廖 搜神記卷十二
・螻蛄
 廬陵太守・太原(出身) [广龍]企 搜神記卷二十
・父母の霊
 漢成帝時・嵩山 劉根 搜神記卷一
・無鬼論
 △ 阮瞻 搜神記卷十六
・盤瓠
 高辛氏 △ 搜神記卷十四
・金龍池
 晉懷帝永嘉中 韓媼・劉淵 搜神記卷十四
・発塚異事
 呉孫休時・廣陵&漢広川王 △&広川王 搜神記卷十五
・徐光の瓜
 呉時 徐光・孫[糸林] 搜神記卷一

2005年11月16日 宝島社文庫「三国志 曹操伝」


  • 2005年11月19日(土) 00:25 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,665
ムック ・サイト「宝島チャンネル」
http://www.takarajimasha.co.jp/
ここの→「宝島社文庫」→「三国志 曹操伝」の「詳細」

 上記リンク先によると、「三国志 曹操伝」という文庫本がでたとのこと。

・宝島社文庫「三国志 曹操伝」
別冊宝島編集部 編
定価:本体581円+税
発行年月:2005年11月16日発売
ISBN:4-7966-4997-2

 これ実は2003年5月23日に発売した「別冊宝島793 三国志 曹操 孟徳伝」(ISBN:4-7966-3305-7)の文庫化だ。別冊宝島の方は定価が本体933円+税だったので、随分、お得になった。
 「別冊宝島793 三国志 曹操 孟徳伝」は同時期の2003年4月23日に発売した「別冊宝島772 僕たちの好きな三国志」(ISBN:4-7966-3241-7)と供に通の三国志ファンには好評をはくしていた。
 「別冊宝島793 三国志 曹操 孟徳伝」のときの巻頭特集は「蒼天航路」。文庫化されても残っているのかな? あと執筆陣が井波律子先生、關尾史郎先生、渡邉義浩先生、坂出祥伸先生、小林春樹先生と豪華な面々だったけど、こちらは文庫の紹介ページを見る限り、残っている感じだね。

 ……しかし文庫の紹介ページのように、「三国志」のような史書に「主人公」という概念を当てはめるのは変に感じてしまうんだけど……

<2009年12月14日追記>
あと上記のように商品リンク2件も追記。五年前の記事に追記しているんだけど、『別冊宝島772 僕たちの好きな三国志』や『別冊宝島793 三国志 曹操 孟徳伝』の中身について判りやすいように下記に参照リンクあげておく。

・さんぞくみなごろし
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/

※上記日記の個別記事へのリンク
・宝島の新しい三国志本、GWあたりらしい(OVER LOAD)
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030406#p1
・別冊宝島「僕たちの好きな三国志」購入
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030426#1051346612
・別冊宝島「僕たちの好きな三国志」レビュー
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030427#1051423738
・昨日の補足など
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030428#1051489220
・別冊宝島 曹操孟徳伝
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030529#p1
・三国志 曹操孟徳伝(宝島社)感想
http://d.hatena.ne.jp/ryuzen/20030602#p1

※追記 ゼロ年代を振り返って十大ニュース

「ビジネスにおけるキャラクター活用」にて


  • 2005年11月18日(金) 18:29 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,822
ネット  三国志関連の作品を検索エンジンで調べているときに目にとまったのが、下のサイトのブログの記事。

・ブログの記事「キャラクタービジネスから見た三国志」
http://blog.livedoor.jp/tomo1110n/archives/19948738.html
(サイト「TOMO's HOMEPAGE」内 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3155/index.html

 ここでリンクが張っている「キャラクタービジネスから見た三国志(前編)」の文が面白い。ちなみにリンク先は下記のビジネス系サイトのブログ記事。

・Business Leaders Square「Wisdom」
http://www.blwisdom.com/
  ※上記URLのみリンクに制限がない。
ここの→「ブログ」→「ビジネスにおけるキャラクター活用」→「バックナンバー/2005年04月」

 それで「キャラクタービジネスから見た三国志」の前編後編とも読んでみる。
 ビジネス関連のサイトにあるからそんなに深い三国志関連の事情なんて描いてないんだろうな、と思っていたけど、それは大間違いだった。

 前編は横山三国志の解説から入る。漫画、それからアニメ化された話。アニメは日本テレビのロードショーの話にも触れられているので、この時点で何か他のブログと違うな、と感じる。それで本題では三国志のキャラクターが伝統的な人物をそのままキャラクターにするパターンと、大幅にアレンジするパターンがあるって話。後者の例でコーエーのテレビゲームの「真・三國無双」シリーズを上げていたのは普通だけど、さらに「一騎当千」(アニメ版 http://www.mediafactory.co.jp/anime/ikki/)までさりげなくフォローしていたのはビックリした。
 後編では最近の三国志ジャンル事情。この記事が書かれたのは2005年4月だけど、今でも目新しく感じる。まずメディアファクトリーの隔月刊漫画誌「コミック三国志マガジン」、それから実際、キャラクタービジネスとして展開しているSEGAのアーケードゲーム「三国志大戦」の紹介。人気漫画起用の話題性、それから三国志のキャラクターを使う共感性(親しみやすさ)など「三国志大戦」の特長には納得した。
 あとはエポック社の横山光輝三国志のカプセルフィギュア、海洋堂のNHK人形劇三国志の食玩について触れられている。
 ビジネス関係の連載にひょっこり出てくる「三国志」。他の記事も読んで、照らし合わせると三国志関連がキャラクターとしてどういったメリットでビジネスで活用しているのか、また歴史上のことによる制約など、具体例が出てきて興味深かった。それに連載自体、読んでいて面白い。


 ちなみに著者のサイトで、エポック社の横山光輝三国志のカプセルフィギュア(第一弾)の写真を見ることができる。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/3155/index.html
「FAVORITE & COLLECTION」→「FIGURES」→「Gasyapon Figures」→「横山光輝作品」

※追記 メモ:キャラクター消費

※追記 最強武将伝・三国演義(2010年4月4日)

2005年12月17日土曜日 三国志忘年オフ会in東京(仮)


  • 2005年11月17日(木) 00:10 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,996
ネット  開催一ヶ月前なので、ご紹介。といっても三国志ニュースではずっと上のところでリンクを張っているんだけど。
 以下、三国志ファンのためのサポート掲示板のコピペ

----------------------------------------------------------------
**≪「三国志忘年オフ会in東京(仮)」のタタキ案≫**
【日時】
12/17(土)夕方~
【場所】
東京近辺
※銘酒「赤兎馬」を呑めるお店??
※冬なんで「鍋」とかがいいかなと思っています。
【予算】
4~5,000円程度
【会の内容】
三国志ファンが一同に集って、あらゆる三国志ネタを肴にお話など…
ふるってお友だちなどお誘いのうえ是非是非。
●2005年総決算!三国志十大NEWS決定
●各自の三国志ネタお披露目(可能な範囲で…必須じゃないです)
etc.
----------------------------------------------------------------

 三国志ブログ界の草分け的存在「三国志漂流」の管理人のUSHISUKEさんが主催するオフ会。
 特定のサイトの常連さんが集うんじゃなくて、参加対象は三国志ファン。

・このオフ会の参加表明や詳細情報は以下のリンク先で。
http://tinyurl.com/d369n
 清岡もふるってお友だちなどお誘いのうえ参加したいところ。

 さて今のところの参加者は次のようになる。

○主催
・USHISUKEさん
 三国志漂流 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040

○参加者
・KJさん
 三国検索 http://sangoku.lib.net/

・如月 雪さん
 未来と過去の交差点

  ※今回のオフ会の紹介記事「こちらでもチョッコっと三国志忘年会コマーシャル。」
  http://mirakako.exblog.jp/m2005-10-01#1400076

・清岡美津夫
 孫氏三代 http://cte.main.jp/sunshi/

・孫ぽこさん
 呉書見聞 http://f27.aaa.livedoor.jp/~sonpoko/

・SILVAさん
 中華庭園 http://chinesegarden.jp/

・げんりゅうさん
 げんりゅうの欣喜雀躍 http://blog.livedoor.jp/genryu_nori/


 今回は清岡にとってオフラインで初対面の人がすでに三人も居て楽しみなのだ。ちなみに前回の「三国志納涼オフ会in東京」は下のリンク参照。

2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」報告
http://cte.main.jp/newsch/article.php/170

「牀」 三国志の筑摩訳本を読む


  • 2005年11月16日(水) 18:50 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    4,844
歴史 ・サポ板の投稿
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=2061

 上記リンク先の投稿をする前、三国志蜀書[广龍]統伝と裴松之注のところで三国志の訳本(筑摩書房、世界古典文学全集、今、出回っている文庫本じゃなくてハードカバー本)を参照にしていたんだけど、その[广龍]統伝の注に引く襄陽記で以下のような気になる文を目にする。

孔明はその家を訪れるといつもただ一人寝台の下に額(ぬか)ずいて挨拶したが、徳公はまったく止めようとはしなかった。

 「その家」とは[广龍]徳公の家。人の家に訪れるといつも、わざわざ寝台のところまでいってその下で挨拶するだなんて、この孔明ってやつは変態?! そりゃ徳公って言う人も怖くて止められないね!……
……
……ではなく。
 あらかたどういう訳し方なのか予想は付くけど、一応、原文をあたると、

孔明毎至其家、獨拜牀下、徳公初不令止

となっている。つまり「牀(床)」を「寝台」と単純に訳しているから変になっているんだと思う。(※ちなみに中華書局の三国志では「牀」になっていて中央研究院の漢籍電子文獻ではうちの環境だと「床」にみえる)
 そういえば他の「牀」がでてくる箇所はどうなっているかと思い、手元の電子テキストの三国志で魏書の武帝紀の初めから「牀(床)」を検索し、引っかかるたびにその該当個所を三国志の筑摩訳本で探し、訳を確かめる。そうすると探すたびに「牀(床)」→「寝台」あるいは「牀」にルビで「ベッド」というふうに訳されている。ただ、三国志の初めの方に出てくる「牀(床)」は「寝台」と訳しても意味の通じるものばかりで冒頭で掲げたような変な意味になることはない。例えば三国志魏書の呂布伝の陳登のところの許[シ巳]の言葉に「自上大牀臥、使客臥下牀。」(みずから大きな牀の上で寝て、客を牀の下に寝させる)とある。何かしら眠っていたり、病に伏していたりするシチュエーションなのだ。
 じゃ、三国志の筑摩訳本では「牀(床)」を「寝台」と訳してばかりか、というとそうではなかった。ちょうど三国志魏書も終わりの方の方技伝の管輅のところで、「寝台」とは違った訳を見つける。曰く、

牀(人がその上で坐ったり寝たりする大きな台)

となっていた。そうそうこれこれ! 牀の形状は低い台みたいなもので、その上に正座する用途やその上で眠ったりする用途があるのだ。ただ用途別に牀の大きさや形状が違うかどうか、私は知らない。ちなみに牀の上に正座する様子は画像石でよくみかけるシチュエーションだ。
 あと、その近くの管輅別伝のところには「牀(おおきなこしかけの台)」と訳されている。私が画像石等で見た限り、当時の中国で、こしかける座り方は馬上かはたを織る器具を使うときしか知らないので、語弊を招く訳なのかな、と思った。(あと「胡牀」について考察の余地ありかな)

 それで話を冒頭に戻して。

孔明毎至其家、獨拜牀下、徳公初不令止

 これは「牀」は「牀」でも寝台として使う「牀」ではなく座具としての「牀」であろう。以下、素人の戯言だけど、諸葛亮(字、孔明)が拝する(おがむ)にしても、「牀」に座って[广龍]徳公と対等に拝するのではなく、自分を下げて、わざわざ「牀」から降りて地べたで拝するという意味だろう。
 にしても三国志の筑摩訳本の文庫化の際にここらへん改善されているのかな。

※追記 メモ:踞牀

※追記 「四大奇書」の研究(2010年11月10日)

<2007年3月21日追記>
 『中国社会風俗史』を読んでいて気付いたけど、「獨拜」って「ただ一人~額(ぬか)ずいて挨拶したが」と訳すとすごく語弊があるね。「獨拜」はつまりここでは徳公が拜せず諸葛亮が拜しているという意味で「獨」なんだね。

※追記 諸葛孔明(2010年3月5日 学習漫画 世界の伝記NEXT)

※追記 『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で劉備登場(2012年10月3日)