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中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭


  • 2007年7月 4日(水) 19:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    3,681
テレビ  今、中国歴史ドラマ『三国志』というのがKBS京都、チバテレビで放送していて、おそらくこれは1994年に放送された中国中央電視台製作のテレビドラマ『三国演義』を元にした編集版『眞説・三国志』の一話を二回に分けて放送しているんだろうな、と勝手に予想を立てている。
 現在、KBS京都では「長坂坡の趙雲、長坂橋の張飛[後]」まで放送している。それに対しチバテレビでは放送時間が土曜20時とあって特番やスポーツ中継でよく放送されないため、遅れており、「曹操対袁紹の官渡決戦[後]」まで放送している。
 余談だけどチバテレビのウェブサイトを見ると「衰紹」とか「緒葛孔明」とか酷い誤字が目立つ(正しくは「袁紹」「諸葛孔明」ね、検索対策に書くけど)。

・中国歴史ドラマ『三国志』放送(KBS京都、チバテレビ)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/552


※追記 三国志「張飛」にも不況直撃!? 重慶の街で串焼き売る(中国情報局)

※追記 三国志外伝(2009年4月20日)

 この中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭、劉備、関羽、張飛の出会いは原作の『三国演義』とは違う展開となっている。以下、記憶を辿った説明(そのため記憶違いで間違いがあるかも)
 まず市井に劉備が居て、しばらく彼は傍観者。張飛は肉を売っていたんだけど、部下に店番をまかす。張飛は肉を井戸の中へ置いておき、それに大きな石を被せていたんだけど、その石を動かせたものには肉をやる、って放言し、張飛は肉屋から離れる。張飛の居ない間、関羽が肉屋にやって来て店員とあれこれやりとりがあった後、関羽は石を動かし、張飛の言葉を楯に、肉を全部、奪い取り、すべて街の人にあげてしまう。それを聞いて慌てて肉屋に戻ってきた張飛は関羽ととっくみあいの喧嘩になり(日本人の私にはカンフー映画の一場面に見えた・笑)、それまで傍観していた劉備が仲裁し、三人意気投合し、三人で飲むことになる。
 原作の『三国演義』(「第一回:宴桃園豪傑三結義、斬黄巾英雄首立功」)では、はしょって説明すると、募兵の看板を見た劉備が嘆いていて、それを見た張飛が劉備にそのわけを聞いて意気投合し、店で飲んでいたら、そこに関羽が現れてやっぱり意気投合したって流れ。
 その三人の出会いの部分を『三国演義』に忠実に再現すると、今のドラマとしては辛いと判断したため、中国歴史ドラマ『三国志』オリジナルの展開にしたのかな、と勝手に思っていた。
 ちょうど吉川英治/著『三国志』(小説)の冒頭で先祖伝来の剣を佩した劉備がお茶を買いに行ったり、北方謙三/著『三国志』(小説)の冒頭で劉備、関羽、張飛が馬の護衛の同僚だったりとそれぞれオリジナルストーリーを持ってきたようなものなのかなぁ、と思っていた。
 ところが中国歴史ドラマ『三国志』の元ネタを見掛ける。それが下記のブログ「封神日報。」の2004年11月1日分の「異説・桃園の盟。」というところ。

・封神日報。
http://moon.ap.teacup.com/fengshen/

 そこには『中国神話・伝説大事典』という本の「桃園之盟」という項目の引用があるんだけど、これが中国歴史ドラマ『三国志』によく似ている。肉を売っていた張飛と石を持ち上げた関羽が相撲をし、草鞋を売りながら通りかかった劉備が相撲をやめさせたそうな。

※追記 「四大奇書」の研究(2010年11月10日)
 ※こちらでは雑劇「桃園三結義」(内府本)や『京戯大鑑』第一冊(上海大文書局1938)所収「三結義」から引いており、つまり雑劇由来だと。

※新規関連記事 第47回 秋の古本まつり(京都2023年11月1日-5日)

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  • 中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭
  • 投稿者:河村 豊  2007年7月 7日(土) 07:47 JST
ドラマの冒頭シーンはおっしゃるとおりですが、募兵の看板を見て、劉備がため息をつくシーンと、それに対してそれに対して張飛が「大丈夫たるもの云々」と突っ込みを入れるシーンはちゃんとありますね。

 あの劉備のため息(中国語なので「あいー」)ですが、とっても情けない雰囲気が出ていて、わたくしはあのシーンが大好きですw。
  • 中国歴史ドラマ『三国志』の冒頭
  • 投稿者:清岡美津夫  2007年7月 7日(土) 13:19 JST
どうもコメントありがとうございます。
 上の記事本文ではドラマの方で募兵の看板を見るシーンがあるのかないのか明記されてませんが、実はすっかり私の頭から抜け落ちていました。
 言われてみれば、あった気がします。張飛と関羽の邂逅シーンの前ですかね。
 今、放送している分は吹き替えのみの放送でして、残念ながら中国語が聴けないです。機会があればDVDで聴いてみたいですね。