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三国志の時代―2・3世紀の東アジア―(2012年4月21日-6月17日)


  • 2012年5月13日(日) 00:42 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,816
展覧会 下記ブログ記事で知ったこと。

・WALK ON
http://kougasui.blog15.fc2.com/

・展示会情報『三国志の時代-2・3世紀の東アジア』  (※上記ブログ記事)
http://kougasui.blog15.fc2.com/blog-entry-678.html

下記サイトによると、奈良県立橿原考古学研究所附属博物館(奈良県橿原市)にて2012年4月21日土曜日から2012年6月17日日曜日までの期間(但し月曜日休館日で月曜日が祝日の場合翌日に振り替え)の9時から17時までの時間中(入館は16時30分まで)に春季特別展「三国志の時代―2・3世紀の東アジア―」が開催中だという。入館料は大人800円、高校・大学生450円、小・中学生300円とのことだ。下記サイトにあるフライヤー(PDFファイル)によると「展覧会では、学史的な資料に最新の発掘調査による出土品を加えて、三国志の時代における日本列島の実像やさまざまな課題について示すことを目的としました」とのことなので、展覧会名に「三国志」「東アジア」とあるもののメインは中国大陸ではなく日本列島のようだね。もちろん「黄武四年銘鏡」等、中国から出土された物も含まれるようだ。

・奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
http://www.kashikoken.jp/museum/

日本史の領域なので相変わらず判で押したかのようにどこも「魏志倭人伝」表記かと思ったが、上記サイトのフライヤー(PDFファイル)では次に引用するように、ちゃんと説明されている。さすが橿古研(かしこけん)の附属博物館。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 中国の歴史書のうちでも、広く親しまれてきたのが西晋の人、陳寿の撰になる『三国志』。魏・呉・蜀の抗争は演劇の題材ともなっています。なかでも三国志を構成する『魏書』には「東夷伝」があり、対馬国・一支国・伊都国・奴国、女王の都するところの邪馬台国など倭人のクニグニのことが記されています。「魏志倭人伝」として、とくにとりあげられることもあります。
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここでいう「倭人のクニグニ」は『三国志』巻三十魏書東夷伝に記載があるのだね。

・『三国志』巻三十魏書東夷伝
倭人在帶方東南大海之中、依山島為國邑。舊百餘國、漢時有朝見者、今使譯所通三十國。從郡至倭、循海岸水行、歴韓國、乍南乍東、到其北岸狗邪韓國、七千餘里、始度一海、千餘里至對馬國。其大官曰卑狗、副曰卑奴母離。所居絶島、方可四百餘里、土地山險、多深林、道路如禽鹿徑。有千餘戸、無良田、食海物自活、乖船南北巿糴。又南渡一海千餘里、名曰瀚海、至一大國、官亦曰卑狗、副曰卑奴母離。方可三百里、多竹木叢林、有三千許家、差有田地、耕田猶不足食、亦南北巿糴。又渡一海、千餘里至末盧國、有四千餘戸、濱山海居、草木茂盛、行不見前人。好捕魚鰒、水無深淺、皆沈沒取之。東南陸行五百里、到伊都國、官曰爾支、副曰泄謨觚・柄渠觚。有千餘戸、世有王、皆統屬女王國、郡使往來常所駐。東南至奴國百里、官曰兕馬觚、副曰卑奴母離、有二萬餘戸。東行至不彌國百里、官曰多模、副曰卑奴母離、有千餘家。南至投馬國、水行二十日、官曰彌彌、副曰彌彌那利、可五萬餘戸。南至邪馬壹國、女王之所都、水行十日、陸行一月。

※関連記事 魏志倭人伝の考古学 邪馬台国への道(2009年4月)

※追記 まんが日本史#2「幻の邪馬台国~女王卑弥呼~」(2012年5月18日)

話を戻し、この展覧会にあわせ、様々な企画があるようで、エルおおさか エルシアター(大阪府立労働センター)にて、2012年4月28日土曜日13時より開催記念シンポジウム「海でつながる倭と中国-邪馬台国の周辺世界」が開催され(無料、事前に往復ハガキで申込)、橿原考古学研究所講堂にて、2012年4月29日日曜日、5月20日日曜日、6月10日日曜日の各13時より研究講座が開催される(聴講無料、申込不要)という。それぞれのプログラム等の詳細を下記へ引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンポジウム
「海でつながる倭と中国-邪馬台国の周辺世界」

日時 4月28日(土)(国際博物館の日)、午後1時~
会場 エルおおさか エルシアター(大阪府立労働センター)
特別講演 「倭人伝を丁寧に読むことから」
   講師  森 浩一氏(同志社大学名誉教授)
パネリスト  森 浩一氏
         杉本憲司氏(佛教大学名誉教授)
         菅谷文則(奈良県立橿原考古学研究所所長)
              ほか
         司会 天野幸弘(朝日新聞記者)

■ 主催 春季特別展「三国志の時代」関連シンポジウム実行委員会
     (朝日新聞社・奈良県立橿原考古学研究所附属博物館・友史会
     一般財団法人橿原考古文化財団)
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<関連行事>
研究講座:会場 橿原考古学研究所講堂(聴講無料、申込不要)
        時間 午後1時から(正午開場)
 第1回 4月29日(日曜日)
  今尾文昭(当博物館学芸課長)
   「備忘の呉鏡」
  徐光輝氏(龍谷大学国際文化学部教授)
   「三国時代と東アジア 
      -曹操墓の考古発見を中心に-」
  井上主税(当研究所主任技師)
   「辰韓・弁韓の対外交渉
     -楽浪郡・帯方郡及び倭との関係を中心に-」
 第2回 5月20日(日曜日)
  岡部裕俊氏(伊都国歴史博物館主幹)
   「伊都国の地域構造を探る
     -近年の発掘調査からみえたもの-」
  設楽博己氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
   「古代におけるイレズミの習俗」
 第3回 6月10日(日曜日)
  北井利幸(当博物館主任学芸員)
   「2・3世紀の金属器生産」
  坂 靖(当博物館総括学芸員)
   「考古資料からみた海外交渉」
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

個人的に、事前に知っていれば研究講座の「三国時代と東アジア -曹操墓の考古発見を中心に-」を聴講しに行きたかったような気がするが、よくよく思い出したら、同じ橿原考古学研究所関連の下記関連記事にある、2010年11月3日開催「東アジア王墓フォーラム」の王巍「曹操高陵の発見と中国の墳丘墓・王墓形成」に足を運ばなかったので、これについても事前に知っていても行かなかった、と負け惜しみじみたことを書いておこう。

※関連記事 東アジア王墓フォーラム(2010年11月3日奈良県橿原市)

※追記 時空をかける三国志(2012年10月18日-11月20日)

※追記 十大三国志ニュース2012 後編

※追記 海でつながる倭と中国(2013年9月)

※追記 現代語訳 魏志倭人伝(2014年6月)

※新規関連記事 考古学が挑む邪馬台国10の問い(神奈川県横浜市2019年4月6日)

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