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GAMECITY文庫作品募集


  • 2008年1月31日(木) 19:29 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,375
小説 2007年12月7日に設立されたGAMECITY文庫(コーエー、ライトノベルシリーズ)だけど、2008年1月11日に下記公式サイトにて「歴史ファンタジー」「女性向けロマンチックファンタジー」というキーワードやテーマとしてノベル部門(原稿用紙300枚以内)とイラスト部門(カラー2点、モノクロ2点)の作品募集を始めたとのこと。
すでに募集期間が第4期まで設定されている。興味ある方はどうぞ。

・GAMECITY文庫オンライン
http://www.gamecity.ne.jp/gcbunko/

<関連記事>『真・三國無双~風焔乱舞+群星翔舞~』(2008年1月下旬)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/759


書き手と受け手の差を縮める意図も見えるんだけど、どうだろ?

立石優/著『龐統』(2008年1月7日)


  • 2008年1月18日(金) 18:09 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,546
小説 PHP研究所から2008年1月7日に出た歴史小説、立石優/著『[广龍]統 孔明と並び称された蜀の大軍師』。660円

・PHP研究所
http://www.php.co.jp/

文庫書き下ろしの長編歴史小説。
サイトの解説を見ると「連環の計」とか出ているあたり『三国演義』準拠だろうね。それにしても龐統で一冊分、書けるのがすごい。だから『呂蒙』より少し安いのかな?

<関連記事>芝豪/著『呂蒙』(2007年12月3日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/761

※追記 PHP研究所からの書籍三種

※追記 劉備 趙雲 諸葛亮 周瑜 曹操 関羽(2009年5月8日)

芝豪/著『呂蒙』(2007年12月3日)


  • 2007年12月14日(金) 18:09 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,512
小説 PHP研究所から結構、歴史上の人物名が付いた歴史小説の文庫が出ており、三国志関連の人物名の付いた小説本も過去、何冊かでている。最近では2007年3月1日には風野真知雄/著『荀彧 曹操の覇業を支えた天才軍師』が発行されている。

・PHP研究所
http://www.php.co.jp/

その流れで2007年12月3日に芝豪/著『呂蒙 関羽を討ち取った、知勇兼備の名将』が発行された。
文庫書き下ろしの長編歴史小説とのこと。780円

<関連>立石優/著『龐統』(2008年1月7日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/797

※追記 劉備 趙雲 諸葛亮 周瑜 曹操 関羽(2009年5月8日)

『真・三國無双~風焔乱舞+群星翔舞~』(2008年1月下旬)


  • 2007年12月11日(火) 07:33 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,490
小説 <1/8追記>いつの間にか2007年12月下旬から2008年1月下旬に変更されている(汗)

コーエー総合ポータルサイト「GAMECITY」を見に行くと、12月7日のお知らせにGAMECITY文庫が出来たというお知らせが出ていた。

・GAMECITY  (コーエー総合ポータルサイト)
http://www.gamecity.ne.jp/

--引用開始---------------------------------------------------------
12/07 GAMECITY 文庫: 冒険、戦い、そして恋! ケータイ連動! ライトノベルシリーズ、いよいよスタート!
--引用終了---------------------------------------------------------

そういやコーエーは普通の書籍や漫画を売っていたけど、文庫は無かったなと思い当たる。専用のサイトもできたそうな(下記)。

・GAMECITY文庫オンライン
http://www.gamecity.ne.jp/gcbunko/

それでGAMECITY文庫に三国志関連はないかと見てみると、まず2007年12月下旬に『真・三國無双~風焔乱舞+群星翔舞~』が発売するとのこと。堀場亙/著。620円。
これはタイトルにもあるアクションゲームの『真・三國無双』をモチーフとしたCDドラマに『真・三國無双 ~風焔乱舞~』と『真・三國無双 ~群星翔舞~』というのがあって、それをさらにノベル化したものとのこと。

また2008年1月下旬に今戸榮一/訳編『超・三國志 1』(620円)がある。これって周大荒/著『反三国演義』の訳本だっけ?

『三國志曹操伝』(塚本青史/著、11月下旬)


  • 2007年11月17日(土) 00:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,555
小説 GAMECITY(コーエー総合ポータルサイト)を覗いたら久しぶりにコーエーから書き下ろしの歴史小説が出るとのこと。11月下旬に上巻、中巻が刊行されるとのこと。
※『真・三國無双5 コンプリートガイド』の刊行日は書かれているがそれ以外の書籍は相変わらず日付は書かれていない。

塚本青史/著『三國志曹操伝 上 騎虎(きこ)の洛陽』2,100円
塚本青史/著『三國志曹操伝 中 群雄の彷徨(ほうこう)』2,100円

・GAMECITY  (コーエー総合ポータルサイト)
http://www.gamecity.ne.jp/
・コーエーカタログ/BOOK
http://www.gamecity.ne.jp/media/book/index.htm



上巻の解説で「中常侍」ではなく「十常侍」と書かれているから三国演義準拠?(いや『後漢紀』の張均の下りや『後漢書』宦者列伝の張鈞の下りを参考にしたってこともあるが)


※追記 仲達(2009年1月29日)

講談社と三国志


  • 2007年10月18日(木) 12:13 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    4,841
小説

 前回の記事の流れで、そういや三国志を題材とした商品を世に送り出し、幅広い年齢層で世間一般に向けて三国志を知らしめている企業で第一はどこだ?と思ったんだけど、個人的には講談社かな、と思う。

ゲーム会社に対しては一昔前、出版業界に進出する流行り(?)に押され、書籍の量は増えたものの、書籍の質は玉石混淆の印象があるし(※三国志関連に限れば恵まれているかな)、ターゲットがゲームのユーザー層を足がかりにしているため総じて偏っているイメージがあり、それらを理由に第一には推しにくい(いや公の話じゃなくて個人的な観点で)。

講談社からは多くの三国志関連の本が出ている。
最も有名どころで、吉川英治/著『三国志』(『三国演義』を題材とし1939年8月から『中外商業新報』などで連載していた歴史小説)を出版している会社の一つ。さらには吉川英治記念館の設立に協力している。

・吉川英治記念館(東京都青梅市)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/71

また柴田錬三郎ファンサイト「無想正宗」によると、講談社の『週刊現代』で1966年から1968年まで柴田錬三郎/著『柴錬三国志 英雄ここにあり』(歴史小説)が連載しており、講談社からも出版されている。
小説で言えば、後は志茂田景樹/著『大三國志』、藤水名子/著『赤壁の宴』(周瑜主役の小説)、石川英輔/著『SF三国志』、安能務/著『三国演義』(『三国演義』の訳?)、渡辺精一/訳『新訳 三国志』(『三国演義』の訳)、周大荒/著・渡辺精一/訳『反三国志』、陳舜臣/著『秘本三国志』(陳舜臣全集)と幅広く多様に出版している。

※別に全てを把握していたとかじゃなくて、さっき下記の講談社のサイトで「三国」と検索かけたんだけどね。

・講談社
http://www.kodansha.co.jp/

また児童向けにも力を入れていて、羅貫中/著・井上洋介/画・駒田信二/訳『三国志』(著者名から『三国演義』の訳本、「青い鳥文庫」以外にも「少年少女世界文学館」がある)、立間祥介/訳・駒田信二/訳『少年少女新世界文学全集 第34巻 中国古典編 2 水滸伝 三国志』といった伝統的なものから小久保桃江/著『童話三国志』や伝記ものとして桜井信夫/著『劉備 関羽・張飛:三国志「蜀」の三英雄』(火の鳥伝記文庫)、桜井信夫/著『諸葛孔明』(火の鳥伝記文庫)があり、また斉藤洋/著・モンキー・パンチ/絵『呉書三国志』(歴史英雄シリーズ、※絶版)といったオリジナリティの高いものもある。

<参照>呉書三国志 全三巻 斉藤洋 復刊リクエスト投票
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=13334

※追記 三国志(2) 風雲の巻(2009年2月17日)

※追記 モンキーパンチ展(2009年9月12日-10月3日)

創作に留まらず、ファンの間で有名な書籍、渡辺精一/著『三国志人物事典』(『三国演義』の人物事典)や「中国の歴史」シリーズ(新)では一冊に独立して金文京/著『三国志の世界』なども出版されている。
続けて読み物では竹田晃/著『曹操』(学術文庫)、李殿元/著・李紹先/著・和田武司/訳『三国志考証学』、加来耕三/著『〈三国志の謎〉徹底検証 諸葛孔明の真実』、渡辺精一/著『全論 諸葛孔明』、渡辺精一/著『三国志おもしろ事典』がある。
新書もあって講談社現代新書で狩野直禎/著『「三国志」の知恵』、竹田晃/著『三国志の英傑』、雑喉潤/著『三国志と日本人』がある。

※追記 議事録:三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)(2012年7月5日)

一方、漫画に目を向けてみると、数多くの三国志を題材とした作品が連載されていた。

・連載中の三国志漫画(※2004年10月26日の記事)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/7

『週刊モーニング』で王欣太/著『蒼天航路』、『月刊少年マガジン』で山原義人/著『龍狼伝』、『ヤングマガジンアッパーズ』で吉永裕介/著『ランペイジ』、『週刊少年マガジン』で塀内夏子/著『覇王の剣』が連載されていた。特に『蒼天航路』はヒットし多くのファンが居る。

<参照>
・2005年11月10日「蒼天航路」堂々完結
http://cte.main.jp/newsch/article.php/216
・『ランペイジ』(2007年9月19日配信開始)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/705
・2005年4月20日「覇王の剣」連載終了
http://cte.main.jp/newsch/article.php/102
・2007年3月6日 龍狼伝 連載再開
http://cte.main.jp/newsch/article.php/511

また現在、『月刊少年マガジン』で山原義人/著『龍狼伝 中原繚乱編』、『コミックボンボン』で、ときた洸一/著『SDガンダム三国伝 風雲豪傑編』が連載されている。

<参照>
・『SDガンダム三国伝 風雲豪傑編』1巻(2007年11月16日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/704

さらに漫画では大西巷一/著『JOKER』(『アフタヌーン』で連載していた)、久保田千太郎/作・園田光慶/画『三国志』、片山まさゆき/著『SWEET三国志』、竹川弘太郎/作・久松文雄/画『三国志 諸葛孔明』、蔡志忠/著・和田武司/訳『マンガ 三国志・水滸伝の英傑たち』が出版された。

こういった漫画とゲームのコラボレーションも行われている。SEGAのアーケードゲーム『三国志大戦2』で使用されるカードに『ランペイジ』、『龍狼伝』、『SWEET三国志』の作品内のキャラクター(登場人物)が使われたり、『三国志大戦2』と『月刊少年マガジン』で連載されている川原正敏/著『海皇紀』とのコラボレーションとしてその単行本32巻のEXTRA EDITIONに、川原正敏先生による孫尚香の絵の『三国志大戦2』EXカードがついてきたり、と。
また講談社からは『三国志大戦2 必勝戦術講義』等、『三国志大戦』の攻略本も出ている。
<12/15追記>
未確認情報ながら『三国志大戦3』で『蒼天航路』のカードが登場したとのこと。
<12/28追記>
『三国志大戦3』の公式ウェブサイトの「桃園/宴」の一回目のところでレジェンドカードに王欣太/著『蒼天航路』(漫画)の曹仁、曹操、夏侯惇が加わったことが確認できた。
その許可を得る経緯が書かれているけど、やっぱり作者がごねたのかな?(笑)

※追記 三国志大戦3 WAR BEGINS(2010年6月17日)

<追記終了>


<参照>
・三国志大戦と海皇紀とのコラボレーション(6月15日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/620
・攻略本「三国志大戦 必勝戦術講義」
http://cte.main.jp/newsch/article.php/108
・2005年10月27日攻略本「三国志大戦 乱世の群狼 最強戦術講義」
http://cte.main.jp/newsch/article.php/201

※追記 『小説レッドクリフ』(2008年10月7日)

※追記 反三国志 関雲長北伐戦記1(2010年1月29日)

※追記 「世界の書籍展」京都展(2010年2月19日-24日)

※追記 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん(2010年10月26日)

※追記 戯史三國志 我が糸は誰を操る(2011年5月10日)

※追記 三国志 21世紀版 少年少女世界文学館(24)(2011年3月17日)

※追記 『さよなら絶望先生』27巻で三国

※追記 諸葛岳人(監獄学園)

※追記 蒼天航路(2013年5月30日毎週木曜日更新)

※追記 大トロ倶楽部(1987年4月17日-1990年7月20日)

※追記 三国志 諸葛孔明 1巻(無料閲覧2015年6月12日-30日)

※追記 EXPO三国志(1992年7月24日-26日)

※追記 60分で名著快読 三国志(2016年1月7日)

※追記 三国志と日本人 1800年の交流(2016年3月13日)
 

宮城谷昌光/著『三国志 第六巻』(2007年9月14日発売)


  • 2007年9月 2日(日) 20:10 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,459
小説

歴史書と同名だけど、小説である宮城谷昌光/著『三国志 第六巻』が2007年9月14日発売に発売ということで。
(月刊の『文藝春秋』で連載中)

・文藝春秋
http://www.bunshun.co.jp/

文藝春秋のサイトにある紹介文を以下に引用。

--引用開始---------------------------------------------------------
曹操、ついに袁氏を滅ぼす。劉備には一大転機
袁氏を滅ぼし勢いづく曹操。だが、諸葛亮と劉備の出会いがその覇道を阻む。一方、孫権も力をつけ、曹操と孫権は「赤壁の戦い」へ
--引用終了---------------------------------------------------------

もう赤壁なんだね、意外と早い

単行本の4,5巻はそれぞれ2006年9月15日,29日だったので一年ぶりの刊行

<参照>三国志重大ニュース2006ノミネーション
http://cte.main.jp/newsch/article.php/446

※追記記事 宮城谷昌光/著『三国志』第七巻(2008年9月13日)

※追記 第30回 春の古書大即売会(京都古書研究会2012年5月1日-5日)

※追記 宮城谷昌光/著『三国志』第十一巻(2012年9月15日)

※追記 宮城谷昌光/著『三国志』第十二巻(2013年9月14日)
 

天破 三国志 3(歴史群像新書、2007年8月31日)


  • 2007年8月22日(水) 12:13 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,306
小説  結局、私自身、まだ書店で見る機会がないんだけど、もし孫策が亡くなっていなかったら、のif小説。いわゆる架空戦記。『天破 三国志』。新書の3巻。年二回ペースの刊行。2007年8月31日発売とのこと。

・ショップ学研
http://shop.gakken.co.jp/
※ここの「文庫・新書・文芸書」→「歴史群像新書」と辿ってください。但し発売前だと「近日発売予定」→「文庫・新書・文芸書」のところ。

吉本健二/著「天破 三国志 3」(歴史群像新書 学習研究社)
定価 945円
ISBN:4054035558

というわけで、紹介文を「ショップ学研」から引用。

--引用開始---------------------------------------------------------
朋友・孫策を救出するため、曹操軍に執拗な攻撃をしかける周瑜。劣勢に立つ周瑜軍に駆けつけた思わぬ援軍、それは劉備の軍勢であった。孫呉に起きた一連の動きの裏には諸葛孔明の暗躍があった。赤壁を舞台に中華史上最大の戦いの幕が切って落とされた!
--引用終了---------------------------------------------------------

例え孫策が生きていても赤壁の役は起こるんだね。。。。って伝統を踏襲しやっぱり諸葛亮も暗躍するってことで(笑)

※関連記事
・2007年3月2日「天破 三国志 2」(歴史群像新書)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/505
・2006年7月25日「天破 三国志 1」(歴史群像新書)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/435

※追記 群龍三国志(歴史群像新書)

※追記 反三国志 関雲長北伐戦記1(2010年1月29日)

メモ:『私説三国志 天の華・地の風』復刊


  • 2007年4月12日(木) 22:32 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    5,731
小説  『火間虫入道』の記事(2007/04/07 (土)、下記)でタイトル通り、江森備『私説三国志 天の華・地の風』復刊を知る。スルーしようと思ったんだけど(笑)、同じく『火間虫入道』の記事(2007/04/11 (水)、下記)で期待されてしまったんで(笑)、記事にしておく。といっても前もって断っておくけど、私は『私説三国志 天の華・地の風』は読んだことなく(+読もうとは思わず)噂でしか聞いたことがないのでメモ程度になると思う。その前に復刊情報から。


・復刊ドットコム
http://www.fukkan.com/
・私説三国志 天の華・地の風 復刊リクエスト投票
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=14833

 配送時期は6月中旬。発売はブッキングから。つまり復刊を得意とするところからの発売ってこと。

・BOOK-ING
http://www.book-ing.co.jp/

 元は光風社から全9巻で発行されていたのを全10巻で発売とのこと。10巻は光風社版9巻の一部と光風社版未収録の外伝2本とのこと。題して『完全版 私説三国志 天の華・地の風』。



サイト『火間虫入道』
http://hima.que.ne.jp/
・『火間虫入道』の記事(2007/04/07 (土))
http://hima.que.ne.jp/logcp/log200704a.shtml#20070407
・『火間虫入道』の記事(2007/04/11 (水))
http://hima.que.ne.jp/logcp/log200704a.shtml#20070411

 それで話戻して上記の『火間虫入道』の記事(2007/04/07 (土))に書いてあることが正解で、『私説三国志 天の華・地の風』では女性化なんて一人もされておらず、「周瑜×孔明」もあってるし、順番も間違っていない。
 読んだ人の話によると「初めのアレさえ堪えられたら面白いよ」とのこと。なんだそりゃ。とりあえず私がこの作品のことを知った原点に戻ることに。あれは確かサイト「東呉華亭」の参加型コンテンツだ。

・2006年8月20日「東呉華亭」再OPEN予定
http://cte.main.jp/newsch/article.php/394

と思ったら、まだ再OPEN予定中のようだ(2007年4月12日現在)。でも下位のcgiは生きているようで「三国志書評DX(天の華・地の風編)」とコーナー名で検索すると読むことができる。
 ※以下、【】内は「三国志書評DX(天の華・地の風編)」からの引用
 そうそうアレ以外の部分に目を向けると【荊州組・益州組の闘争】が描かれていたり【政治的な話、戦の話、陰謀の話な面】が描かれていたり【心理描写】が優れていたりするらしいんだよね。
 と、いつまでもアレ呼ばわりだとジャンルの人にお叱りを受けそうなので、書いておくけど、主に女性読者を対象とした、男性同性愛を主軸に据えた作品のジャンルのこと。「やおい」と呼ばれる。似たようなのにボーイズラブ(略称、BL)というのがあるが、ジャンルの人に言わせると別物とのこと。素人目に違いがわからないんでこの記事中でも混同している可能性がある(人によっても定義が違うしね)。さらに、ぼかした言い方として「女性向け」という言い方もある(読者対象を由来として)。個人的にはやおいやボーイズラブを好きじゃない女性に対して失礼じゃないのかと思うんだけど、結構、市民権を得ている。嫌悪感を持つ人が多いんで、知らない人にはなるべく知らせず、知っている人に対しても棲み分けしようという配慮から来ていることだとは思うんだけど。身近な例だと検索サイト「三国志サーチ」では「女性向け」という呼び名を使っている。

・三国志サーチ
http://search.sangokushi-forum.com/
・その他/女性向け
http://search.sangokushi-forum.com/search.cgi?ac=ct&ckw=etc_female

 話を戻し、「やおい」ジャンルの草分け的雑誌が(さっきInternet Archiveで調べたんだけど)隔月刊の「コミックジュン」1号(1978年10月号)で、その後、「ジュネ」3号(1979年2月号)と改題され、さらに「ジュネ」が発刊されない月を埋めるように隔月刊の「小説ジュネ」1号(1982年10月)が創刊された。「ジュネ」がコミック中心で「小説ジュネ」が小説中心の雑誌。
 『私説三国志 天の華・地の風』は「小説ジュネ」13号(1985年6月号)に『わが天空の龍は淵にひそみて(前編)』というタイトルで掲載されたのが始まり。小林智美さんがすでに挿し絵を描いておられるようだね。余談になるけど、『私説三国志 天の華・地の風』の表紙絵が小林智美さんの絵が綺麗ですごく目を引くもんだから、いつも古本屋で見かけるたびに、何も知らないオジ様が「お、三国志か、面白そうだな」とか言って間違えて買って読む悲劇が起こらないかと心配しているんだけど(笑) 今回の復刊では小林智美さんの挿し絵がつくんだろうか?

・小林智美公式サイト 花の歌
http://www.kobayashi-tomomi.com/

 以後、「小説ジュネ」に三国志ものの作品が掲載され続けている。創刊から月日が経っていてジャンル自体確立しつつあるようなので、『私説三国志 天の華・地の風』は三国志をパロディーしたんじゃなくて、【元々がジュネパロディ】というニュアンスも想像に難くない。
 また「小説ジュネ」23号(1987年2月号、1986年12月25日発売)から漫画の『STOP劉備くん!』が掲載されている。そのためか『STOP劉備くん!』の初期は結構、『私説三国志 天の華・地の風』ネタが入っていたりする。

・2005年11月22日「STOP劉備くん!」発行
http://cte.main.jp/newsch/article.php/229
・2007年1月23日 劉備くん!リターンズ!
http://cte.main.jp/newsch/article.php/489

※追記 STOP!劉備くん! ひとまずの最終回 (2011年3月24日)

<4月14日追記>
京都国際マンガミュージアムの二階のギャラリー2の1コーナーで今、「創刊号でつづる戦後ストーリーマンガの歴史」に関する展示が行われていて、その中で、「コミックジュン」1号がガラスケース内に展示されていた(他の雑誌は手にとって読めるのが多い)。表紙には「Jun」と銘打たれていて、これが3号で「June」(ジュネ)になんだね。

・京都国際マンガミュージアム
http://www.kyotomm.com/

その展示の説明ではジャンル名を「June系」とし、後に「やおい」や「ボーイズラブ」の源流になったと解説があった。なるほど。
あと「100人の舞妓」という企画展をやっていて、いろんな漫画家さんにそれぞれ舞妓(まいこ)を描いてもらってそれをあいうえお順に廊下に展示されてあった。その中で『STOP劉備くん!』の白井恵理子先生が描いた舞妓もご本人の顔写真(他の漫画家は自画像の場合もある)が添えられ展示されてあった。
<追記終了>

※追記 三国志学会(西)勝手にスピンオフ図書館見学ツアー(2012年9月9日)

 話が飛ぶんだけど、京都の御薗橋(みそのはし)商店街の長さがちょうど800メートルあって、さらに「明日への一歩」を足して、その商店街の愛称を「御薗橋801(はちまるいち)商店街」としたとのこと。そんな名前にしていたら、反響が大きくその勢いで悩みながらも、やおいちゃんをマスコットキャラクターにしたらしい。度量が広いなぁ。

・キャラっと@HAPPY
http://www.kyoto-np.co.jp/info/chara/
・801ちゃん(御薗橋801商店街)
http://www.kyoto-np.co.jp/info/chara/070129.html

・御薗橋801商店街(公式)
http://www.kics.gr.jp/kita/801office/



 しかし、『私説三国志 天の華・地の風』を初めとする三国志ジャンル内やおいジャンル、あるいは、やおいジャンル内三国志ジャンルを好むファン層は隠れも含め結構、大きな層を占めているし(上記、検索サイト参照)、反対に嫌悪感を表明する層も大きいだけに、これについてうっかりコメントするとどちらかの層からも角が立ってしまうというジレンマがある。まぁ、どちらの層も多分、お互いに棲み分けしていこうという人が大多数と思うんだけど、どうだろ。とりあえずこれ以上のコメントは以上のような理由で控えておく、すみません。

・史実歴史ジャンルにおける女性向け否定傾向について
http://www.geocities.jp/niwa1535/rekisi801.html

・衆道禁止!
http://kakutei.cside.com/kakutei.site/syosai/syudou.htm

※追記 メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い

2007年3月2日「天破 三国志 2」(歴史群像新書)


  • 2007年2月14日(水) 12:11 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,978
小説 1巻のときは発売数ヶ月後に気付いたんだけど、今回は発売前に気付いた。

・2006年7月25日「天破 三国志 1」(歴史群像新書)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/435

もし孫策が亡くなっていなかったら、のif小説。いわゆる架空戦記。新書の2巻

・ショップ学研
http://shop.gakken.co.jp/
※ここの「文庫・新書・文芸書」→「歴史群像新書」と辿ってください。但し発売前だと「近日発売予定」&「文庫・新書・文芸書」のところ。


吉本健二/著「天破 三国志 2」(歴史群像新書 学習研究社)
定価 945円
ISBN:4054032907

私は1巻を読んでいないんだけど、以下に引用する紹介文を見ると、架空戦記のワクワク感があって良いね。
というわけで、紹介文を「ショップ学研」から引用。

---------------------<引用開始>---------------------
劉備は臥龍・孔明を得て襄陽の奪取を目論む。一方、袁紹の麾下に甘んじる曹操の野望は衰えず、袁紹が孫呉領への南下を始めたのを機に形勢逆転への策に打って出た。自ら「呉王」を宣言した孫策、荊州の劉備、そして奸雄・曹操の天下を賭けた大激闘!
---------------------<引用終了>---------------------

「袁紹の麾下に甘んじる曹操」というのも見てみたい気もする。