※目次
ノート:三国志学会 第五回大会(2010年9月11日)
※前記事
ノート2:三国志学会 第五回大会
13:20、牧角先生から再開する旨のアナウンスが入る。
渡邉先生が司会。発表者の仙石知子先生 (駿河台大学非常勤講師)は中国の天津の南開大学の出身で、東京大学名誉教授の溝口雄三先生に修士まで師事され、博士過程からは東北大学名誉教授の小川陽一先生につかれたとのこと。これまで『三国演義』ではなく明清時代の小説を利用して中国の明清時代の家族の実態の研究を進められていたという。昨年より『三国演義』の論文を書き始め、2010年6月に渡邉義浩・仙石知子/著『「三国志」の女性たち』(ISBN978-4-634-64051-1、山川出版社)が出版されたという。内容的には仙石先生の論文そのものだそうな。
※関連記事
「三国志」の女性たち(2010年6月)
明清時代の家族全体がご専門であるため、今回は養子についての報告だという。
レジュメはA3用紙10枚、A4で20ページで、ところどころ省略できるところは省略するという。以下、その時のノート。
○研究報告 13:00~13:50「毛宗崗本『三国志演義』における養子の表現」