第16回六朝学術学会大会(2012年6月16日)

・称猫庵
http://syoubyouan.blogspot.com/

・第16回六朝学術学会大会  (※上記ブログ記事)
http://syoubyouan.blogspot.com/2012/06/16.html

上記ブログ記事で知ったときには大会開始3分過ぎていてあからさまに手遅れだったが、記録のため記事にしておく。

・六朝学術学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/liuchao/

何かというと、2012年6月16日土曜日13:10-17:45に二松学舎大学九段キャンパス三号館(東京都千代田区)にて「第16回六朝学術学会大会」が開催されたという。大会参加費は1000円だ。
そのため、上記の学会公式サイトにアクセスしたものの、16日の段階では第15回までの情報しかない。仕方がないので、冒頭のブログ記事より下記にプログラムを引用する。

━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
研究発表 13:20~15:00(各発表20分、質疑10分)
亀井有安「魏文帝の詩歌にみえる感情表現の特質―「腸」を中心に―」 
横山きのみ「皇甫謐の著作がえがき出す出処―『高士伝』『帝王世紀』の意義―」
池田恭哉「新王朝への態度―北斉滅亡時の士人たち―」 

特別講演 15:15~15:55
戴燕「中国六朝文学研究的向及我的一点看法」  
記念講演 16:00~17:00
妹尾達彦「江南文化の系譜―建康と洛陽」
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ここで三国に関係するのが、魏文帝、つまり曹丕が発表題になる始めの研究発表であり、また『三国志』の裴松之による注に引かれる『高士傳』と『帝王世紀』が発表題になる二番目の研究発表だろう。ちなみに手元の電子文献で軽く検索すると、『高士傳』は『三国志』注で六回引かれ(うち皇甫謐表記は1件)、『太平御覧』で、『帝王世紀』は一回引かれる。

※追記 中央大学 博士学位(甲)請求論文(大原信正氏)最終試験(2014年5月7日)

※追記 六朝学術学会 第32回例会(2016年3月14日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/2432