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清岡的見解:ねこまんまさんについて http://tinyurl.com/nekonomanma3
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2007年4月 スーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」(歌舞伎チャンネル)


  • 2007年3月 6日(火) 21:56 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,354
ショー ・2007年2月 スーパー歌舞伎「新・三国志」放送(歌舞伎チャンネル)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/491
・2007年3月 スーパー歌舞伎「新・三国志II~孔明篇」(歌舞伎チャンネル)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/521

前回、
--------------------------------------------------------------------
 この調子で行ったら、4月は三作目の完結編かな?

・2004年12月26日放送 スーパー歌舞伎 新・三国志III―完結篇―
http://cte.main.jp/newsch/article.php/51
--------------------------------------------------------------------
なんて書いていたら、ホントに4月は完結編の放送だ。謳凌(おうりょう)というオリジナル人物が出てくるやつね。

 冒頭の二つのリンク先のように2月にスーパー歌舞伎「新・三国志」の中継放送の再放送、3月にスーパー歌舞伎「新・三国志II~孔明篇」があったんだけど、さらに2007年4月に同局であるCS放送の歌舞伎チャンネルでスーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」の放送があるそうだ。

・歌舞伎チャンネル
http://www.dentoubunka.co.jp/

スーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」(しんさんごくし3~かんけつへん)(NHK)
(H15.5・博多座)
http://www.dentoubunka.co.jp/db/0704_05.html

放送予定は下記の通り。

2007年4月6日20:00-22:45
2007年4月9日10:00-12:45
2007年4月12日20:00-22:45
2007年4月15日10:00-12:45
2007年4月17日21:00-23:45
2007年4月18日15:45-18:30
2007年4月24日20:00-22:45
2007年4月28日14:15-17:00

 NHKってなっているのは昔、NHKで中継があったやつをつかっているってことだろうね。2004年12月26日放送のやつだろうか。


 しかし先月の歌舞伎チャンネルのスーパー歌舞伎「新・三国志」、時代劇専用チャンネルの「人形劇 三国志」、AT-Xの「一騎当千Dragon Destiny」がそのまま次の月に引き継がれるので、2007年4月のCS放送も三国志関連で熱いな。

 あと歌舞伎チャンネルの紹介ページで「鍾会」が地味に「鐘会」と誤字があったのが気になった。

2007年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)


  • 2007年3月 6日(火) 20:54 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,846
マンガ  三国志およびその注に名が見える人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決するオリジナリティ豊かな漫画、青木朋先生/著「八卦の空」。それらの人物が生きた三国時代の魏を舞台とする物語。
 今回は一話完結で、いつもより古い話で、なんと管くんと玄龍ちゃんが子ども時代以来(コミックス2巻参照)、都で再会したって話であることが扉絵で告げられている。

※関連リンク

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・ミステリーボニータ4月号に「八卦の空」 再会(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=513917

<前回>2007年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/501
<次回>2007年4月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ5月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/555

 そうそう今号の「ミステリーボニータ ホットライン」(つまり読者からのお便りコーナー)に前号に続いて、「八卦の空」へのお便りあり。前号の采美再登場を歓迎する内容だ。

 以下、ネタバレなしに少な目。
 扉絵の前は一ページで女の子に「五石散」という薬を与える人が出てくる。これが伏線となる。
 扉絵後は、管くん18歳。それにコミックス1巻収録の劉朱姫で登場した劉少遊が登場。つまりこの人は劉朱姫のお父さん。そして何やら眉毛が半端に太く見覚えのある形をしている人物が出たと思ったら、それは管くんの弟(管辰?)。多分、初登場。
 それで玄龍ちゃんは意外な形で登場し意外な話へとなっていく。若いときの玄龍ちゃんは今より(…って変な表現だけど)シャープな面立ちで性格がワルっぽくて、今とは別な格好良さがあるのだ。
 しかし、今の関係の元になるような、そして子ども時代の続きになるようなところが見え隠れして面白いねぇ。


 それと全然関係ないけど、玄龍ちゃんに玄武マーク(いや、そういうフレーズが浮かんで書き記したかった・笑)。そういや玄武マークはコミックス2巻収録の「神亀」でもみたね。

三国志ファンのための新年会2007 二次会後半


  • 2007年3月 6日(火) 18:36 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,648
ネット ・三国志ファンのための新年会2007 二次会前半
http://cte.main.jp/newsch/article.php/529


SILVAさん
Suさん   テーブル 如月雪さん
玄鳳さん   テーブル
清岡美津夫  テーブル 隼鶻さん  出入り口
おりふさん  テーブル KJさん
USHISUKEさん テーブル

※ さすがに席順の記憶が曖昧


 カクテルの話で盛り上がっている間、清岡はあることを思いだし、

清岡「ちょっとすごいことを思い出しました」

と口走る。なにかっていうと「パネルクイズ アタック孔明25」を酒の肴にみんなで見るって話。というわけで、清岡はノートPCをテーブルに置き、そこにVTRを再生。

・2007年1月5日パネルクイズ アタック孔明25
http://cte.main.jp/newsch/article.php/528

清岡「みんな見ました?」
如月さん「見てない」

 みんなでワイワイ言いながら見ていた。みなさん、大ウケ!

おりふさん「(諸葛亮の肖像画を指さし)ちくま三国志のどっかの巻の表紙に今の絵って載ってませんでした」
USHISUKEさん「これまた違うんですよねー」
おりふさん「『三才図会』じゃないんですか?」
USHISUKEさん「違うんですよねー」
おりふさん「みんな調べて居るんだ、すげぇー!」
清岡「(『三才図会』)ぽいんですけどね、比べてみると違うんですよね」

 これらのことは下記の「三国志ファンのためのサポート掲示板」のツリーを参照。

・諸葛亮と気球
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2664

隼鶻さん「で、(三国志でランクに)入っていたのは曹操と孔明だけだったんですか?」
清岡「と、卑弥呼(笑)」

 とその話をエサにいろんな話で盛り上がる

清岡「思いだせてよかった(笑)」

USHISUKEさん「4位だからそりゃ結構メジャー級ですね」
清岡「次の英雄編でネット投票やっているんですが、卑弥呼以外、三国志関連で選択肢にないですね」

 USHISUKEさん曰く今年は三顧の礼は1800年記念なんだから、選択肢にあっても良いじゃないかって話。そこから1800年記念といえば、三国志学会の懇親会の最後での渡邉先生の挨拶に来年は三顧の礼1800年記念だって話をしていたって話になった。
 そこから『赤壁』の映画の話になる。最近のトピックはそれは二部構成だってこと。噂によると欧米版は一部構成に編集されるとのこと。日本はアジア圏なので二部構想とのこと。その二部はどうやってわけるのかって話になる。USHISUKEさんの予想だと、一部が長阪までとかで。さらに2007年末の『龍的復活』の話。清岡がノートPCで表示させUSHISUKEさんに見せる。

KJさん「それで北伐とかの映画をSuさんが監督」
(一同笑)

 ここで今年は何があるかって話で川本喜八郎人形美術館(仮称)。2007年3月25日に飯田市でオープンするって話で

Suさん「実は私、田舎が長野県の飯田市なんです」

と言いつつ、「プレゼントがある」とかで何やら茶封筒を全員に配り出す。その封筒の中を見ると、人形劇三国志の写真が載っているしおりが数枚。一同、ものすごい歓声をあげる。

USHISUKEさん「玄鳳さん [广龍]統あります?(玄鳳さんが[广龍]統ファンなので)」
玄鳳さん「[广龍]統ありますよ」

と、トレードできるなぁ、なんて口々に言っていた。

一同「ありがとうございます!」

如月さん「あ、孔明二つあるから誰かあげるよー」
おりふさん「糜夫人ってかなりレアキャラじゃないですか?」
USHISUKEさん「やったー!」
Suさん「このしおりどれぐらいあるか、わかんないです……美術館に展示される三国志の人形は40体だか50体だか」

 てな感じでしおりを元に『人形劇三国志』話でさらに盛り上がる。

おりふさん「それ、紳紳(しんしん)竜竜(ろんろん)も含まれるんですか?」
(一同笑)

 それからこのしおりを手に入れたいきさつをきく。

Suさん「たまたま年末に帰ったときに、本屋にふらっと寄ったら、何かあって、『おぉなんだこれ!』って思ってみたら川本喜八郎のしおりがあって、『おぉ、この話はネタじゃなかった』と思って…」
USHISUKEさん「で、こんだけ持ってきていただいたんですか?」
Suさん「ちょっと貰って行って良いんですかって聞きながら」
(一同笑)
一同「ありがとうございます!」

・飯田市川本喜八郎人形美術館のしおり
http://cte.main.jp/newsch/article.php/533

 話が発展していって、川本喜八郎人形美術館(仮称)をみんなで見に行くって話を隼鶻さん中心で盛り上がっていく。KJさんが三国志城のときの経験に基づいてツアーのプランがあれば便利って話になったり、とだんだん具体的に。

USHISUKEさん「最寄り温泉ってどこなんですか?」
Suさん「市外から離れちゃうんですが、昼神温泉ってところがありまして。昔、中日の落合が自主トレで行ってました」
USHISUKEさん「桜はどうなんですかね、ここらへん」
清岡「でも(オープンの日は)年度末ですよ(笑)」
如月さん「年度末とか言わないでー(笑)」

 そこで清岡はオープンの日にこだわらず、四月の初めの方を提案した。

KJさん「みんなそれぞれのツアーがあってその日に会うってのが現実的ですよね」

 ここで長野話になって、意外と長野県にゆかりのある人が多いのに驚く。
 このタイミングでさらに黒丸のロックと甕のロックが頼まれている(笑)

おりふさん「川本喜八郎の郷里は飯田なんですか?」
Suさん「いや、違います」
一同「違うんですか?!」
誰か「なぜ飯田なんですか?」
Suさん「それを話すとながくなりそうなんですけど…」

と言いつつ、Suさん飯田市と人形劇についての古くからの歴史を語り出す。
 どうも飯田市は昔から浄瑠璃やら今田人形やらと人形にゆかりのある地域らしく、飯田市が市をあげて人形劇を盛り上げている形らしい。そのため、憶測ながら、川本喜八郎人形美術館を誘致したのではないか、と。

・参考になりますかどうか…(サポ板への書き込み)
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=2763

隼鶻さん「10人越えるようであればバスで行けば…」

といった感じで、バスで行く案なんてのも出ていた。それだとみんなでバスの中でお酒も交えつつわいわいとオフ会気分で話すなんてのもいいな、話す。それだと如月さんは飯田へ着く頃には酔っぱらってへべれけになってしまう、という冗談が飛び交う。さらに話が大きくなってゴールデンウィークに三顧会も含めたツアーをしようって案も出ていた。
 ここで店員さんが注文された品を持ってきて、空いたお皿やグラスを下げたんだけど、隼鶻さんがその店員さんにも気をつかっているって話になって

KJさん「『赤坂 魯粛』行ったとき、店員さんに(隼鶻さんがが)『三国志好きですか?』ってきいてたぐらい気をつかっていました」
(一同笑)

 その流れで『赤坂 魯粛』のオフ会のとき、二次会のお店「笑笑」で、各自『赤坂 魯粛』のコースターを持って、「笑笑」の店員さんにシャッターを押して貰ったなんて話していた。
 話題は変わる。

如月さん「今日の劇、見て思ったんだけど、織田信長って曹操を参考にして若いときあんな馬鹿やってたのかなって思った」
玄鳳さん「元々は楚の荘王なんかじゃないですかね。モデルは」

 ここで玄鳳さんにより楚の荘王のエピソードが話される。そこから発展し、実は信長が若いときかぶいていたのは家臣たちの態度を見分けるためわざとだったのでは?なんて話を出ていた。

おりふ「やだな、十何歳の信長がそんな計算高かったら」
(一同笑)

 陳舜臣先生が書きがちな、信長伝を想像しながら話になる。
 そこで陳舜臣先生の『秘本三国志』の話。如月さんによると、陳舜臣の関羽が亡くなるとき、すごく人間的な描写になっていて、狂ってしまったことになっている。
 一方、漫画の『蒼天航路』では、関羽を弄ることができず、かなりかっこよくなって神格化されているとのこと。おりふさんによると関羽が亡くなるシーンを描くに当たりちゃんと祀ったそうなんだけど、それでもアシスタントが手に怪我をしたとのこと。

おりふさん「北方先生も関羽をいじれなかったって話で、ある意味、陳舜臣は偉いんですよ」
玄鳳さん「聞いた話で本当がどうかわからないんですけど、顔良の故郷では関羽は祀らないって話です」
一同「おー」

 ここで顔良最強伝説のネタ。さらに実際の一騎打ちは少ないなって話。ここで呂布vs郭[シ巳]の話が出てきて、郭[シ巳]と李[イ寉]の話に発展。郭[シ巳]の奥さんが毒を入れていたとかの話。ここらへんみんなお酒で記憶があいまいになっていたが、玄鳳さんがまとめてくださる。

USHISUKEさん「郭[シ巳]の奥さんが、知力100」
(一同笑)
おりふさん「酔っぱらいながら三国志の知識を一緒に引き出しているって感覚は初めて…酔っぱらいながら仕事の知識や音楽の知識を引き出そうってのはよくあるんですが、酔っぱらいながら三国志の知識を引き出すのは初めてで嬉しい! 郭[シ巳]ってどっちだったっけ?って」
隼鶻さん「耶律(楚材)って書いたの誰でしたっけ?」
(口々に)「陳舜臣です」

 そこから宮城谷三国志の話。

如月さん「曹徳さんっていう『蒼天三国志』っていうホームページを持っている方が居るんですけど、宮城谷三国志の文庫本が出てから買うっていうんだけど、何年経つんだろうって(笑)」
おりふさん「文庫本、出てないんですか?」
如月さん「連載自体、終わってないから」

 ここで隼鶻さんが宮城谷三国志の文庫本を見たっておっしゃっていたが、如月さんはそれは『香乱記』じゃないかって話。また、単行本が終わっていないうちに文庫本が出る例として塩野七生/著『ローマ人の物語』があがる。おりふさんは『ローマ人の物語』を文庫本で読んでいるとのこと。それは単行本が出たけど、まだ読まずにいるんだけど、単行本は冊数が多いんで本棚がすごいことになっているとのこと。

USHISUKEさん「(宮城谷三国志の巻が進むごとに)やっぱりテンションあがってます!」

 しばらく宮城谷先生の作品の話。どれも相当前から書くって話。三国志でようやく単行本の三巻で劉備の名が出てくるほど。

如月さん「…自分が読む気にならないと読まないってのがあって、宮城谷三国志も買ったのは良いけど、読んでなくて…」
おりふさん「僕、北方(三国志を読んだのは)、すごい偶然なんですよね」
如月さん「私もー」
おりふさん「気になっていたんですけど『北方謙三、歴史作家じゃないじゃーん』っていうのがあって、放置していたんですよね」
如月さん「そうそう 私、『歴史小説イコール史実』だと思っていた人だったからね」
一同「あぁ~」
如月さん「『え? ちょっとまっていつ(北方先生は)歴史家になったの?』ってのがあって(笑)」
おりふさん「北方謙三っていうとハードボイルドとかそういう感じの現代劇の名手みたいな感じがあったんで『三国志? えぇ~?!』ってのがあって、僕的には赤川次郎が三国志、書くのとあんま変わらないレベルだったんですよ」
如月さん「あぁ~なるほどね。それ、すごく(例えが)良いかも」
おりふさん「立ち読みして一巻目でやばい、って思った……劉備の輸送のところから始まるんですよね」
如月さん「一巻だけ買って、なんか赤いパッケージで、つまらなかったらやめちゃおうって思って、一巻1600円ぐらい捨てちゃおうって思って買ったの。6巻ぐらいで孔明がでてきて、すっごく悩んでいて…」
おりふさん「なんかそれ(孔明のこと)、すごく僕、共感覚えて……吉川英治(三国志)、割と孔明、悩まないんですよね…」
おりふさん「悩んだ孔明を描いてくれたってのがすごく良かった……でもやっぱり張飛が一番格好いいですよね」
如月さん「呂布!」
おりふさん「あ、呂布の方がかっこいいか」

 てな感じで北方三国志ですごく盛り上がっている中、清岡は玄鳳さんに一騎打ちのところ(三国志魏書呂布伝の注に引く英雄記)をノートPCで見せて、一緒にあれこれ言っていた。

英雄記曰:郭[シ巳]在城北。布開城門、將兵就[シ巳]、言「且卻兵、但身決勝負」。[シ巳]・布乃獨共對戰、布以矛刺中[シ巳]、[シ巳]後騎遂前救[シ巳]、[シ巳]・布遂各兩罷。

清岡「史書に普通に一騎打ちあると浮いてますよね、アホやこいつら、みたいな(笑)」


 北方三国志で盛り上がっている中、KJさんが面白い話を教えて下さる。北方先生は呂布が好きだから、呂布をいかに格好良くかくかと考えながら書いていた、というようなことがある本に載っているとのこと。

KJさん「その本、持ってこなかったけど、ありますよ」
如月さん「き、北方せんせいが?! ちょっと(その本のページを)切っていい?」
(一同笑)
誰か「コピーすればいいじゃないですか!」
USHISUKEさん「NHKで人間講座あったじゃないですか」
隼鶻さん「そういったDVD持ってますよ。でも見てないんですよね、北方(三国志)、読んでないからー、よまなきゃ失礼かなって」
清岡「(如月さんの小説と隼鶻さんのDVDを)まず交換すればいいんじゃないですか?(笑)」

 あと如月さんが北方三国志での創作人物を歴史上の人物だと思い、一所懸命ネットで探したとのことの話をしていた。その創作人物は実は…

USHISUKEさん「それが北方水滸伝につながっていくじゃないですか」
おりふさん「北方水滸伝は気になっているんですが……読んでなくて」
如月さん「え?! 読みなさい!(笑)」
(一同笑)

 まだまだ北方先生の小説の話で盛り上がる。呂布と赤兎馬話など如月さんから教えてもらう。ネタバレなので敢えてここでは書かないが、とても面白そう。

※追記 まとめリンク:北方三国志

おりふさん「北方謙三(三国志)は読むべきだと思います、三国志ファンは騙されたと思って読んだ方がいいと思います」

おりふさん「水滸伝は横光しか読んでないな」
如月さん「吉川水滸伝も?」
玄鳳さん「あれ途中で(作者が)亡くなっているんですよ」
おりふさん「(吉川英治先生が執筆を)やってるんだ?」
玄鳳さん「やってますやってます。多分、それ(を横山光輝先生が)手本にしているんじゃないですか」
おりふさん「横山光輝って実は底本がある…『徳川家康』は山岡荘八だし。『伊達政宗』も山岡荘八だし。『項羽と劉邦』は司馬遼太郎だし」
如月さん「水滸伝、書いているので、吉川英治が途中で亡くなっているし、柴田錬三郎も途中で亡くなっているし……だから北方先生も死ぬ死ぬって言われていた」
一同「あぁ~」
USHISUKEさん「今、まさにちょうど填って(北方水滸伝を)読んでいるところで、文庫本から買ったんですけど、待ちきれず単行本、読んでいて、5巻から単行本になるんですけど…」
如月さん「貸してあげるよ」
USHISUKEさん「あ、僕、今、八巻目で。水滸伝の元とは全然、違う、みんなバッタバッタ死んでいって…」
おりふさん「水滸伝の方が自由はききそうだなぁ」

 ここからまた『蒼天航路』の話になり、キャラ分けがすごいって話になった。諸葛亮や諸葛瑾のことなど。

USHISUKEさん「あれで法正の株がむちゃくちゃあがったと思います!」
おりふさん「あとね、[广龍]統……どっかの俳優が……」
如月さん「あ、違う、董卓がね、すごくマーロン ブランドに似ててね」
おりふさん「カーンが誰だっけ?」
如月さん「……浅野忠信が[广龍]統」
おりふさん「[广龍]統なんだ」
如月さん「すごくかっこいいよ、[广龍]統!」
如月さん「いま、大河ドラマでね、テリー伊藤が……」
おりふさん「陳宮、陳宮、陳宮!」
USHISUKEさん「配役決まり!みたいな」
おりふさん「室伏が多分体だけ呂布!」

 それから今日の演劇の話に。三国志ジャンルに見える恋愛ものの話。おりふさんはあえて調べてサイトにあげていたとかで。それからおりふさんはサイトで日本で最初に王異を紹介したという自負があるとのこと。
 ここでレシートと時計を気にしていた隼鶻さんが一言。

隼鶻さん「終わりみたいですけどどうします?」

 時計を見ると22時過ぎ。どうやらこのカラオケは時間が来てもコールされない店のようで、延長するか店をでるか、どうするか、って話になった。

おりふさん「そのまま延長でいいんじゃないですか?」

 この意見にみな賛成。というわけで一時間延長で。後は各人の終電の話になって、どうやらみんな大丈夫のようだった。

・三国志ファンのための新年会2007 二次会延長
http://cte.main.jp/newsch/article.php/534

三国志ファンのための新年会2007 二次会前半


  • 2007年3月 5日(月) 18:38 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,916
ネット ・三国志ファンのための新年会2007 一次会終了 からの続き
http://cte.main.jp/newsch/article.php/524

 「異邦人」のビルから出ると、いつの間にか夜の新宿に雨が降っていた。時刻は20時過ぎ。雨の中、9名でぞろぞろと次のお店を探すのはばからしいので、道を挟んだ、向かいの「カラオケ館」新・歌舞伎町店にとりあえず行くことになる。
 カラオケの店員に部屋は空いているか、ときくと、10分ほど待てば、9名でも悠々と入れる大部屋が空くとのこと。まぁどこ行っても値段的に変わらないだろうから、ここに決める。

・カラオケ館
http://www.karaokekan.jp/

 待っている間、みんなそれぞれにトーク。この間にトイレに行ったりと、様々。

 そういや、私のところではカラオケルームをこういうオフ会で選ぶ利点なんかを話していたな。基本的にはサポ板のオフ会では毎度、歌を歌わず、「Tokyoマヨカラ!」のようにトークの場に使うって感じ。おりふさんは楽器の練習なんかに使っているとのこと(そういう使えるところとできないところがあるので要注意)

 それで部屋が空いて、一同、エレベータを使ってカラオケルームへ移動。6階の63号室。

SILVAさん
Suさん   テーブル 如月雪さん
玄鳳さん   テーブル
清岡美津夫  テーブル 隼鶻さん  出入り口
おりふさん  テーブル KJさん
USHISUKEさん テーブル

※ さすがに席順の記憶が曖昧

KJさん「三国志に関する歌ってないんですかね?」
(口々に)「横光のアニメとか?」

てな感じで話していた。
 ここで清岡はトイレに行って戻ってきたら、USHISUKEさんとおりふさんが人形劇三国志の話題をしていたので、何の話をしているかわからないのに、今、CSの時代劇専門チャンネルで放送している旨と放送日程を言う。そう2007年2月15日から毎週月曜から金曜まで時代劇専門チャンネルでNHK制作の「人形劇 三国志」が放送されているのだ。そしたら、必然的にその人形の作者である川本喜八郎先生の美術館が3月25日にオープンするって話になって、その美術館ができる飯田市ってどこ? って話になっていた。とりあえず山口県よりはこっから近いってことで。
 それからおりふさんが先ほどの引継ネタで。

おりふさん「真面目に自分の彼女・旦那・彼氏・奥さんを三国志に染める手段を議論した方が良いですよ。うち、それで大分、楽になりました」
清岡「ブログで公開してくださいよー、その段階を~」
おりふさん「人を選ぶでしょう、やっぱり。こうやればうまく行くっていう法則がないでしょう。やっぱり、歴史が好きな人、ゲームが好きな人でアプローチがちがうでしょ……」
おりふさん「…やっぱりドラマとかやらないと、月9とかで!」
(一同笑)
おりふさん「深津絵里に劉備やってもらいましょう。慎吾ちゃんに張飛やってもらいましょ」
(一同笑)

 特にワンドリンク制かどうかわからなかったものの、とりあえず飲み物を頼むことに。おりふさんが皆の意見をとりまとめ、電話で注文。残念ながら日本酒は切れているとのこと。

おりふさん「甕(かめ)のロック(本格芋焼酎)と黒丸(くろまる)のロック(薩摩芋焼酎)と……」
おりふさん「飲み物、一人、頼んでなくないですか?」

 ちょうど玄鳳さんが席を外していて部屋には居なかった。

KJさん「(あと一人は)玄鳳さんなんで………玄鳳さん生ビール!」
おりふさん「生ビールを一つ追加で」
(一同笑)

 どうやらKJさんはさっき玄鳳さんが頼んでいたのと同じにした模様。

おりふさん「そりゃしょうがないですね」
清岡「『また生かよ!』っておもったりして(笑)」

 ここで如月さんが宮城谷三国志をネタとして出す。

SILVAさん「主人公がむちゃくちゃかっこ良い、おかしいですよ」

 それから如月さんが正子公也さんのイラストが素晴らしいって話をふり、その絵描きさんはどんなのを描いているかという話になる。そこから派生し…

KJさん「三国志の世界に引きつけるのは絵っていうのは重要ですよね」

てな話に変わり、作品ごとの人物描写の話になる。

如月さん「知っている人は知っているかも知れないけど、私、三国志ってのは小説から入ったから……北方先生から入ったから、全然、(人物が)わからなくなっちゃったのね、自分の想像力の限界でわかんなくなっちゃったのね」
おりふさん「(北方先生の人物描写は)強烈ですからね。これだけいろいろ読んでいるのに、がらりと(人物像が)変わりましたからね」
如月さん「(北方三国志の)キャラが全部、つよいですからね」
如月さん「今まで三国志を知らないで入っちゃった人だから、絵がすごく助かった部分があって、絵で区別した上で自分の想像力で人物のえづけができる部分があって…」

 人によって三国志ジャンルに入った最初の作品は違うわけで、その作品でもどこに注目していたかってのは人によって違ってくる。

KJさん「あるいは趙雲武力99から入った人もいるんですよ!」
(一同笑)

 そうコーエーのシミュレーションゲームの「三國志」には人物によってだいたい100が最大値であれこれパラメーターがつけられている。

おりふさん「どちらかというとゲームの方は絵で?」
KJさん「絵というかキャラ。キャラがまず強い弱いとか…あのころは顔なんかより強さですよね」
おりふさん「顔、モンタージュになっているキャラもいましたね。ヒゲがあるないとか(笑)」
KJ「最近は強さよりビジュアルが重要で……」

 ゲームにおけるビジュアルの話になって、しばし真・三國無双シリーズの話になっていく。「真・三國無双2の陸遜はいいけど、3の陸遜はイヤだ」とかそういう人は自分のイメージとかは関係なくゲームのビジュアル重視なのかなって話。
 ここで飲み物登場。甕のロックと黒丸のロックのグラスが同じで店員も認識していなかったのでどれがどれだかわからないって状態になってしまう(笑)。おりふさんが香りで判定していた。
 というわけで

一同「かんぱーい」

 ここで2006年7月の三国志シンポジウムでおりふさんがSuさんを見かけたってことをおっしゃって…

KJさん「みんな何気にイベントで会っているというか直接しゃべってなくても会っているかもしれないんですね」

 ここで2005年の三国志シンポジウムの思い出話。シンポジウムが終わった後、ネットの知り合いでどこか軽くお茶しましょって話になったんだけど、いかんせん、そこは田舎。とりあえずKJさんの車と隼鶻さんの車に分かれて乗り込み、どこかお店を見つけるって話になったんだけど、そとはすごい大雨だった。KJさん曰く、そのときは、マイクロバスの運ちゃんの気分だったとのこと(笑)
 そんな話をしていると注文していた食べ物登場。鶏の唐揚げなどなど。気が付くと、おりふさんと如月さんがまた黒丸のロックと甕のロック頼んでいるし(笑) 唐揚げ大人気ですぐに追加。

 話は早くも一次会の反省会?ってな展開になったかと思ったら、店の特徴について話していた。その中で、2005年の夏にオフ会で行った「赤坂 魯粛」は土曜日の夜ですいていてよかったな、って話していた。それに時間制限は特になく結構、ずっと居ることができた。そのときのオフ会の三次会は四谷のファミレス。

如月さん「朝まで(三国志の話で)、もう楽しかったぁ~。眠いんだけど、ずっと三国志(の話)よ」
清岡「なんか他の客が言っていることまで三国志関連の人物に聞こえてきてましたね(笑)」
如月さん「『劉備って言ったよね』って(笑)」
清岡「『言った言った』って(笑)」
USHISUKEさん「頭おかしくなってきていて…(笑)」

 当時は如月さんと清岡は途中で帰ったんだけど、朝まで居たのはUSHISUKEさんと隼鶻さん。USHISUKEさんの話によると掃除するからという理由で追い出されたって話だけど、隼鶻さんの話だと自主的に出ていったとかですでに話が食い違ってきている(笑)

如月さん「あそこ(四谷のファミレス)で違う話するかとおもったらずぅーーと三国志!(笑)」
清岡「繰り返し士燮(ししょう)の話が出てきたんですよね」
おりふさん「ししょうって?」
清岡「交州の士燮です」
隼鶻さん「ファミレスではかなり(幻聴が)聞こえた」
如月「(無関係な他のお客も)三国志の話をしているって幻聴が(笑)」
隼鶻さん「『劉備』って言ってましたよね」
KJさん「リュウビじゃなくて絶対、リュウジくんのこと言ってたんですって!」
(一同笑)
清岡「(訳知り顔で)あぁリュウジ」
KJさん「ホントはリュウジって言ったんだけど、頭、三国志だからリュウビに聞こえて…」
KJさん「…『リュウジ、お茶飲め』って言ったのにさぁ、『リュウビ、お茶捨てろ』ってきこえて(横山三国志ネタ)」
(一同爆笑)
誰か「チャポーンって」

 何か、見事にKJさんがネタへ持って行かれる(笑) そこから派生し、あの当時、お茶があったのかって話になる。

おりふさん「お茶は吉川三国志オリジナルですよね?」
USHISUKEさん「あれ以外で見たことないですからね」
清岡「お茶買ってくる時点でオリジナルで」
清岡「もうちょっと時代下って、呉のエピソードでお酒の変わりにお茶のむって話がありますからね(※三国志呉書韋曜伝…ちゃんと確認していないが)」
USHISUKEさん「なんか漢字が違うんですよね」

※追記 三国志飴(2010年9月16日)

 さらに劉備が買ってきたお茶を母親に捨てられる話から派生。

USHISUKEさん「この前の赤兎馬のイベント(三国志の宴)のときに、韓国の三国志のアニメ、ながれたじゃないですか……その中の劉備のお母さんがめちゃめちゃ恐い!」
(一同笑)
USHISUKEさん「儒教ど真ん中なんですよ」
一同「あぁ」
USHISUKEさん「お母さん、しつけが厳しくて劇画調で、あれは人気、出ないだろって」
おりふさん 「わかんないですけど想像するに、それはパロディーだったんじゃないですか? そこではいかにもありがちな母だったんじゃないですか?」
一同「あぁ」

 そこから文化の話になって、今の日本のお母さんだとどんなパロディー的描写になるだろう、なんて話していた。ここで清岡が思いだしたかのように…

清岡「すごく時期を逸して居るんですけど………(重大ニュース2005年の)三番目の第二位は…」
(一同笑)
一同「そうだそうだ」
清岡「もうどぉーでもいいんですけど(笑)」
清岡「2位 2005年1月28日 コミック三国志マガジン創刊 6ポイント」
一同「あー」
隼鶻さん「コミック三国志マガジンって続いて居るんですか?」
USHISUKEさん「続いてます
USHISUKEさん「名称は最初の頃は…なんでしたっけ?」
清岡「蒼天已死号とか天下三分計号とか白眉最良号とか」
隼鶻さん「赤壁の後は何があったんですか?」
清岡「赤壁? あぁそういう意味ですね。特集はいろいろですね。軍師特集とか一騎討ち特集とか…13号ぐらいでているんです」

 しばしコミック三国志マガジンの話が続いた後…

清岡「(唐突に)第1位は!(笑)」
清岡「さっきのタイミングで言えばよかったんですが……「三国志シンポジウム」開催 10ポイント」
一同「おぉ~」

 三国志シンポジウムの話題は一次会でもずっとされていて話題が尽きたようで、話は特に発展せず、そのタイミングでまた黒丸のロックと甕のロック登場。

おりふさん「如月さん、飲んべえですね?」
如月さん「(間髪入れず答えて)飲んでないですよ!……飲んでないですって(笑)
(一同笑)

 どうやら如月さん、何か聞き間違えたご様子。ここで如月さんの酒豪伝説の話で盛り上がる。

KJさん「如月さん、酒豪マークはとれたんですか?」
おりふさん「今日、初対面なんですけど、(酒豪マークは)とれてないですよね(笑)」
(一同笑)

 すごく如月さんしどろもどろになっていて、みな面白がって如月さんをいじる。

USHISUKEさん「上野の(焼酎の)赤兎馬のときは飲んでませんでした?」
如月さん「飲んだよ!」
(一同笑)

 まだまだ如月さん酒豪伝説の話とお酒の話で盛り上がる。

USHISUKEさん「(「焼酎 赤兎馬」)を一升瓶で一本持ってきたら、帰ったら気付いたらこれぐらい(ワンフィンガーぐらい)しか残ってないんですよ!」
(一同笑)

 いや別に如月さんだけが飲んだわけじゃないけど(笑) 「焼酎 赤兎馬」があった店の話になり、おりふさん曰く新木場の焼き肉屋で見かけたとのこと。そこでUSHISUKEさんが赤兎馬を持ち込んだ2005年の忘年会の話。そのお店はお酒持ち込み可でさらに、三国志のカクテルがあったんだって話になる。カクテル名を忘れたんで、清岡は手元のノートPCでブログ記事へアクセス。カクテル「三国志」というそのままの名前。

隼鶻さん「(名前の由来を)聞いても、『理由はないです。三つ混ぜているから』って話で」

 カクテル「三国志」を「焼酎 赤兎馬」で割ったんだって話で盛り上がる。


・三国志ファンのための新年会2007 二次会後半へ続く
http://cte.main.jp/newsch/article.php/530

2007年1月5日パネルクイズ アタック孔明25


  • 2007年3月 5日(月) 00:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,878
テレビ  日本テレビ系列でちょうど二ヶ月前の2007年1月5日金曜日の21時から2時間半程度にわたって「超大型歴史アカデミー 100人の偉人 天才編 ~ニッポン人が好きな100人の天才~」という番組があってその中で諸葛亮(字、孔明)は4位にランクイン
 さすがにこれだけ上位だとVTRがついていて、おまけにかなり凝った内容で一般の人も多くの三国志ファンも楽しめる内容だった。

・2007年1月5日 100人の偉人 天才編(日本テレビ系列の番組)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/477

 しかし、番組名に「歴史」と付いている割にこの諸葛亮のVTRは歴史とはほど遠い内容が数多く含まれており、ネット上のコミュニティでそのVTRで紹介された出典を探したり、内容を検証する場ができた。

・諸葛亮と気球
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2664

※追記 三国志ジョーカー 第1巻(2010年12月16日)

 ここではそんな番組内VTRの内容を今後も検討できるよう以下に内容の記述を残しておく。


画面には『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい絵が出てきて

「4位 中国の天才軍師 諸葛孔明 181~234」
とテロップが出てくる

ナレーション「そして第四位は中国の天才軍師 諸葛孔明 推薦人はこの人」

画面に漫才コンビが出てきて、向かって左は顔の部分に「この人は誰?」と書かれたマークで覆われていて誰なのかわからないんだけど、右に博多大吉が座っているのでわかる人には誰が推薦人かばればれ、そう博多華丸さん

推薦人「諸葛孔明と言えば三国志で有名な天才軍師なんですが、数々のひらめきでピンチをアタックチャ~ンス
変えてきた人物なんですね
まさにお見事!としか言いようがない天才なんです」
「本当にそうなんです」


画面には先ほどの『三才圖會』の諸葛孔明像っぽい肖像画。ナレーションのほぼそのままテロップが出る

ナレーション「三国志にも登場する諸葛孔明
 蜀の王である劉備に仕えたIQ.200の天才
 10万の軍よりも孔明1人が必要 といわれた」

ナレーション「本日はそんな孔明の天才的なエピソードをクイズ形式で出題していきます!」

画面が切り替わり「パネルクイズ アタック孔明25」と出る。

男性の声「アタック孔明
女性のコーラス「25(にじゅうご~)」

画面が切り替わり、博多華丸さん演じる児玉清さんが先ほどの諸葛孔明像っぽい肖像画の前に出てくる。テロップには「児玉清(博多華丸)」。
※番組の冒頭で推薦人にはその役を演じて貰うって言っていたが、ここでは諸葛亮は演じられていない。

博多華丸さん「孔明の数々の天才エピソードをクイズで出題し、中国の土地を奪い合っていだたく、アタック孔明25、司会の児玉清です」

さらに画面が切り替わり、花束の前に女性の姿。テロップに「日テレアナウンサー 松本志のぶ」と出てくる

松本志のぶさん「そして問題を差し上げますのは私(わたくし)、松本志のぶです」

画面が元に戻って博多華丸さんのところ。

博多華丸さん「はい、それでは出場者の方をご紹介申し上げます。

画面が回答者のところへ移る。

博多華丸さん「まず緑の席にお座りは蜀の将軍、劉備さんです」

テロップに「蜀の王・劉備(博多大吉)」とでる。博多大吉さんは劉備役。

劉備「よろしくおねがいしまーす。中国を統一できるよう頑張りたいと思います」

博多華丸さん「はい」

ここで画面が客席に移り、左に女性、右に子ども

劉備の妻「あなた~がんばって!」
劉備の子「パパ、がんばって!」

画面が引いて回答者と観客席同時写し

博多華丸さん「今日はご家族の応援も来られている?」
劉備「はい、嫁と息子です」

画面が博多華丸さんのところ

博多華丸さん「あぁ、結構、わかりました」

再び画面は回答者のところ。

博多華丸さん「さぁ、続きまして青の席にお座りの魏の将軍、曹操さんです」

テロップは「魏の王・曹操」

曹操「赤壁の戦いでは2人にやられちゃいましたが、今日はがんばります」

博多華丸さん「えー続きましては赤の席にお座りの呉の将軍、孫権さんです」

テロップは「呉の王・孫権」

孫権「私はねー、大きな戦に負けた事が無い、今日も負けませんよ!」

博多華丸さん「おほほほ、なるほど…」

画面が博多華丸さんのところ。

博多華丸さん「…ま、こんなメンバーで中国の全土を取り合って奪い合っていただきたいと思います。まず最初の問題です。参ります、どうぞー」

画面は松本志のぶさんのところ。出題の内容そのままがテロップとしてでる。

松本志のぶさん「貧しい村民を助けるため、役人に抗議した孔明は牢獄に入れられてしまいます。脱出不可能と言われた高い塀の牢獄から孔明は見事脱獄しました。果たしてその方法とは?」

画面は回答者のところ。

「ポーン」
博多華丸さん「はい、緑の劉備さん」
劉備「え、ながーいハシゴ、を使った」
博多華丸さん「うーん」
「ブー、ファファファーン」
博多華丸さん「ではないです」

画面が博多華丸さんのところ。

博多華丸さん「はい、劉備さんお立ちになられる」

画面は回答者のところ。

博多華丸さん「はい、回答権、うつります」
 画面が博多華丸さんのところ
博多華丸さん「孔明が脱獄に使った方法とは?」
 画面は回答者のところ
「ポーン」
博多華丸さん「はい、青の曹操さん」
曹操「えっと、気球を使う?」
 画面が博多華丸さんのところ
博多華丸さん「その通り!」
 画面は回答者のところ。「答え 気球を使った」とテロップ。さらに画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「はい、脱出不可能と言われた牢獄からある方法で脱獄した孔明、その方法とは? 気球 その通り。たいへん結構でございました」

画面はVTRへと映る。アニメーション(絵本のような絵。おそらくオリジナル)。ほぼナレーションのままテロップにでる

ナレーション「孔明が牢獄に閉じこめられてから数日後、牢の番人が『年に一度の祭で使う大きな灯籠を作ってくれ』と頼んできた。孔明はそれをこころよく引き受け、巨大な灯籠を作り始めた。そして祭りの当日、孔明が100本ものロウソクに火をつけると、何と灯籠が気球のように上昇。あっけにとられる番人を尻目に、孔明はそのまま灯籠に乗って脱獄に成功したのだ」

画面がまた例の肖像画

ナレーション「今から1800年以上も前に気球の原理を知っていた。まさに天才!」

 画面が博多華丸さんのところ

博多華丸さん「さぁ、それでは青の曹操さん何番?」
 画面が回答者のところ
曹操「えー、17番」

画面がパネルにきりかわる。左から右へと1から5でその次の列が6から10、それでパネルが25ある。何もパネルがないところを白とすると

  白青青青青
  青緑緑緑白
  青緑緑緑緑
  緑白緑緑緑
  緑赤赤赤赤

となり、右下には「緑:蜀(劉備)」改行「青:魏(曹操)」改行「赤:呉(孫権)」とある。

博多華丸さん「17番に青が飛び込む、7番、9番、12番、13番の蜀が魏に変わる」

  白青青青青
  青青緑青白
  青青青緑緑
  緑青緑緑緑
  緑赤赤赤赤

 画面が回答者のところ
曹操「よっしゃー」

 画面が博多華丸さんのところ

博多華丸さん「さぁ、続いての問題です。どーぞー」

画面は松本志のぶさんのところ。問題の内容そのままがテロップとしてでる。

松本志のぶさん「呉の孫権に捕らわれの身になった孔明は『十日以内に十万本の矢を作れと』という無理難題を言われました。しかし孔明はたった3日で用意しました。果たしてその方法とは?」

 画面が回答者のところ
「ポーン」
博多華丸さん「はい、緑の劉備さん」
劉備「えーと、寝ずに作った……不眠不休でものすごくがんばって作った」
博多華丸さん「ははは」
「ブー、ファファファーン」
博多華丸さん「そうではない。
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「はい、お立ちになられる。はいぐっすりお休みください」
 画面が回答者のところ
「ポーン」
博多華丸さん「はい、赤の孫権さん」
孫権「ワラ人形を使った」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「お見事!」

テロップに「答え ワラ人形を使った」

博多華丸さん「はいワラ人形を使った、詳しい説明はいつものようにVTRにまとめてありまーす。どーぞ」

 画面はVTRに。映像は中国中央電視台の『三国演義』。ほぼナレーションのままテロップにでる

ナレーション「孔明は10万本の矢を手に入れるため、夜中にワラ人形を乗せた舟を20艘、敵である魏の陣営に向かわせた。すると夜襲と勘違いした魏は大量の矢をワラ人形に撃ち込んできた。つまり、自分達で矢を作るのではなく、敵の矢をちゃっかり頂戴したのだ。こうして孔明は見事、10万本の矢をわずか3日で手に入れた」

 例の肖像画
ナレーション「まさに天才!」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「さぁ、それでは赤の孫権さん何番?」
 画面が孫権のところ
孫権「10番」
 画面はパネルのところ
博多華丸さん「10番に赤が飛び込んだ、14番、15番、18番、20番の蜀が呉に変わる」

  白青青青青
  青青緑青赤
  青青青赤赤
  緑青赤緑赤
  緑赤赤赤赤

 画面が孫権のところ
孫権「よおっしゃー」
「ピコンピコンピコン」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「さぁ、出ましたここで大事な大事な アタックチャ~ンス」

画面は松本志のぶさんのところ。問題の内容そのままがテロップとしてでる。

松本志のぶさん「昔、中国南部では川が大洪水を起こすと人の首を生け贄として川に投げ込む恐ろしい慣わしがありました。しかし殺生を嫌った孔明は首の変わりにある物を川に投げ込み、古い慣わしをやめさせました。果たして孔明が投げ込んだ皆さんもよく知っている、ある物とは?」

 画面が回答者のところ
「ポーン」
博多華丸さん「はい、緑の劉備さん」
劉備「えー まんじゅう?」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「まんじゅう、その通り!」

 画面が回答者のところでテロップに「答え まんじゅう」

劉備「よっしゃやったー」
劉備「やったよ」
 画面が客席へ
劉備の子「パパすごーい」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「よ、ご存知」

 画面はVTRに。映像は中国中央電視台の『三国演義』。ほぼナレーションのままテロップにでる

ナレーション「人の首を生け贄に捧げる慣わしをやめさせるため、孔明は小麦粉をこね人の頭に似せた物を作った。それが今の饅頭である。それを台風の過ぎる頃を見計らって、川に投げ込み、嵐を鎮めたかのように見せ、悪しき風習をやめさせたという。ちなみに『饅頭』の『頭』という字はこの話に由来している。

 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「はい、それでは緑の劉備さん何番?」
 画面が回答者のところ
劉備「えー17番」
 画面はパネルのところ
博多華丸さん「17番に緑が飛び込む」

  白青青青青
  青青緑青赤
  青青青赤赤
  緑緑緑緑赤
  緑赤赤赤赤

 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「なぜ角を取らない!」
 画面が回答者のところ
劉備「あー取れた?!」
 画面が博多華丸さんのところ。
博多華丸さん「非常に残念」
 画面が客席へ
劉備の子「しっかりしろよー!」
 画面が回答者のところ
劉備「あー、ごめん」

 画面が博多華丸さんのところ。

博多華丸さん「というわけで、ご覧のように中国統一は魏の将軍・曹操さんに決定いたしました! おめでとう!」

 画面が曹操のところ、テロップで「中国統一 魏 曹操」と出る

曹操「ははは、やったぞー、やったぞー ははは」

 回答者のところへ博多華丸さん演じる児玉清さんが出てくる

博多華丸さん「というわけでアタック孔明25、今週はここまでです。また来週です。さようなら」

男性の声「アタック孔明
女性のコーラス「25(にじゅうご~)」

 画面が例の肖像画にかわる。今までどおりセリフがテロップとしてでる。

ナレーション「戦続きでほとんど家に帰れなかった孔明は」

 画面がおそらくオリジナルのVTR。首から上は映されていない。

ナレーション「留守を守る妻のためにあるものを作った。誰もが知っているあるものとは?」
ナレーション「智恵の輪」
ナレーション「自分の留守中に少しでも寂しさを紛らわして欲しいという孔明の思いやりから智恵の輪は生まれたのだ」
 画面が例の肖像画にかわる。
ナレーション「天才軍師でありながら、妻への愛を忘れなかった諸葛孔明。戦のさなか53歳で病死した」