・文藝春秋
http://www.bunshun.co.jp/
歴史書の陳寿撰『三国志』と同じ名前が付けられ、『文藝春秋』に連載中の歴史小説である宮城谷昌光/著『三国志』なんだけど、その七巻が2008年9月13日発売とのこと。1700円。
ちなみに作中の地の文で陳寿撰『三国志』が出てきたりすることもあるので、両者の区別に注意が必要。
上記サイト「文藝春秋」から以下に内容を引用する。
--引用開始---------------------------------------------------------
劉備、蜀を平定す
劉備は荊州四郡を押さえ、戦力は巨大化する。孫権、曹操と睨み合いながら、劉璋との戦いへ……。宮城谷版「三国志」怒濤の第7巻
--引用終了---------------------------------------------------------
スタートがスタートだけに、どこでエンドになるのか今から楽しみ。
あとまだ上記サイトでは情報がなく、未確認情報だけど、来月、文春文庫で発売されるようだね。
※追記。上記「文藝春秋」のサイトによると文春文庫の『三国志 第一巻』『三国志 第二巻』は2008年10月10日発売、各630円。
※関連記事 宮城谷昌光/著『三国志 第六巻』
※次巻 宮城谷昌光/著『三国志』第八巻(2009年9月16日)
※追記 三国志第三巻第四巻(2009年10月9日)
・關尾史郎先生のブログ
http://sekio516.exblog.jp/
・2008年公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」
http://sekio516.exblog.jp/8583706/
上記ブログ記事から下記へ引用。
※但し他のソースを参照しつつ日付を一部訂正。
--引用開始---------------------------------------------------------
日 時:2008年10月11日(土),12日(日)
会 場:愛媛大学法文学部,8階大会議室
日 程:
10月11日:公開講演(愛媛大学法文学部人文学会との共催)―午後3時~6時
藤田勝久氏(愛媛大学)「中国古代の簡牘と記録簡―日本古代木簡との比較―」
今津勝紀氏(岡山大学)「古代の荷札木簡について」
ミニシンポジウム
10月12日:研究発表―午前の部(午前9時~12時)
王子今氏(中国・中国人民大学)「中国古代交通システムの特徴―秦漢出土資料を中心として―」
金秉駿氏(韓国・翰林大学校)「古代中国南方地区の水運」
上野祥史氏(国立歴史民俗博物館)「漢代北方の地域社会と交通―県城遺跡と漢墓の技術から―」
10月12日:研究発表―午後の部(午後1時30分~5時)
松原弘宣氏(愛媛大学)「古代交通研究の現状」
佐藤 信氏(東京大学)「日本古代の交通と出土木簡」
近江俊秀氏(橿原考古学研究所)「考古学よりみた古代道路研究」
シンポジウム「古代交通と出土文字資料について」
コメンテーター:角谷常子氏(奈良大学),谷口 満氏(東北学院大学)
入場無料・事前申し込み不要
主 催:愛媛大学「資料学」研究会,愛媛大学研究開発支援経費・特別推進研究プロジェクト,新潟大学超域研究機構プロジェクト,東北学院大学アジア流域文化研究所
共 催:愛媛大学法文学部人文学会
--引用終了---------------------------------------------------------
・愛媛大学
http://www.ehime-u.ac.jp/
ここが「三国志ニュース」なもんだから、お見苦しいながらもいちいち関連性を説明しないといけないんだけど、シンポジウムの発表の取り扱う範囲に三国時代の前の漢代が含まれており、交通に関し共通することは多いのだろう。
というわけで、私が興味のあるのは12日午前中に集中している。
JRからの正式発表はまだだけど、例年であれば「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の利用期間なので、今年もあるのだったら、それを利用して行くのもいいかも。土曜日を往路に当てて、日曜日に午前の発表を聴講しおえたら、すぐに復路に着くという方法。私の住居から片道10時間程度。
<9/11追記>
というわけで下記のサイトによると、「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」は1枚3回分で9180円。利用期間は2008年10月4日-19日。
・JR西日本
http://www.westjr.co.jp/
<追記終了>
※関連記事
国際学術シンポジウム「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開―魏晋南北朝史像の再構築に向けて―」(2008年9月14日)
三国志学会 第三回大会
※追記 「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
※追記 資料学の方法を探る(2011年11月26日)