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メモ:はじめての京劇V~三国志「古城会」(2015年4月18日)


  • 2015年4月19日(日) 07:13 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,058
ショー ※関連記事 はじめての京劇V~三国志「古城会」(2015年4月18日)

 上記関連記事で追記したように、開演6日前にダメ元でローソンに行ったら、買えてしまえた。「はじめての京劇V~三国志「古城会」」。

 それで迎えた2015年4月18日土曜日。5時30分に目覚め、結構、前に読み終えたのだけど、読書メモをとってなかった、熊代亨『溶解するオタク・サブカル・ヤンキー ファスト風土適応論』(花伝社2014年10月1日発行 1日発売)について、明日には図書館に返してしまおうとひたすらメモ書きをしていた。

・融解するオタク・サブカル・ヤンキー - 花伝社 書籍案内
http://kadensha.net/books/2014/201409yukaisuruotaku.html

※関連記事 卑弥呼 1話2話(『まんが日本史』9、10回1992年6月1日?-15日)

 それで気づいたら9時25分。近くのスーパーマーケットが30分に開店するので、そこに買い物にでかける。帰ってきたらすぐに鶏のトマト煮とナスのトマトジュース煮の合成料理を手がける。オリーブオイルを使ったりチーズをかけて「イタリア風」と称して。
 そうしていると、あっという間に出発の時刻になってしまう。家を出て走ったら何とか予定の12時16分発の市バスに乗れる。
 12時35分ごろ、四条烏丸に到着する。高倉の金券ショップで470円→370円×2(昼得)を購入し、そのまま烏丸駅に乗らず、座りたいがために地下道をダッシュして河原町駅へ。12時45分に到着。思ったより長い距離で息切れして途中歩いたが。
 阪急河原町駅12時50分初の京都線特急に乗り込む。『エレ片のコント太郎』ポッドキャストの溜めた分を聴きながら、書き溜めたメモから2014年2月の雑記を書いていた。

※関連記事 『エレ片のコント太郎』ポッドキャストで三国志ネタ

・2014年2月の雑記
http://cte.main.jp/sunshi/2014/0201.html

 13時30分に十三駅に到着。予め一両目に乗っていたので、ホームが変わってもスムーズに移動。阪急神戸線特急を待っている間は、『マンガ研究』Vol.21(日本マンガ学会2015年)所収、堀あきこ「BL図書排除事件とBL有害図書指定からみる性規範の非対称性」を読み始めていた。

日本マンガ学会
http://www.jsscc.net/

・肌色率の高い幽助、蔵馬、飛影(2010年12月18日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2009/1209.html#18

 それで13時33分発の特急が来て、乗り込んだのは平日女性専用車両で、公衆の面前とあって手に持つ論文にある『ベルサイユのばら』の主役オスカル唯一のベッドシーンを引用した図版をしおりで隠しながら読むという変なシチュエーションだった。
 特急で一駅分、9分間乗った先の西宮北口に13時42分に西宮北口駅に到着。地図を思い出しながらそこから南のほうに歩くと、人の流れもそっちに行っていてほとんどの人々が兵庫県立芸術文化センターに向かっていた。

・兵庫県立芸術文化センター
http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html

 兵庫県立芸術文化センターにはいくつかホールがあるようで、「はじめての京劇V~三国志「古城会」」の会場はネーミングライツの関係か「阪急 中ホール」という名だった。
 特設の当日券売り場で誰か買っているな、と認めつつ、チケットの半券を切り取ってもらい、どこの入り口が近いか教えてもらい、指定席に向かう。この会場は二階席もあるようだけど、清岡は一階の席のようで、やはり6日前の購入とあってか、右端の席だった。さすがにこの広さと人の多さだったら誰か知り合いに会うこともないだろうと思っていた。
 荷物をそこにおいて、トイレに行ったら、向かいから「清岡さん」と声が聞こえて、誰かと思ったら、あきよんさんだった。こんな偶然あるんだな、と思いつつ、一緒にこられていたふじやんさんとも会う。お二人とは「三国志フェス2015 水魚の交わり」以来だね。

※関連記事 三国志フェス2015 水魚の交わり 予習リンク集

 もう開演が迫っていたので、「また後ほど」と申し上げてすぐに別れる。指定席に戻ると、ど真ん中の席に座るお二人の後姿が見えていた。

・京劇・新潮劇院 張春祥主催の在日京劇団
http://www.shincyo.com/

・はじめての京劇Ⅴ~三国志「古城会」
http://www.shincyo.com/kouen/150418/main.html

 周りを見回すとやはり年齢層が高い……というメモを取ろうとしたら、どうも手持ちのボールペンのインクの出が悪い。というわけで以下、あっさり目のレポートになってしまう。
 いきなり上演ではなくまず張烏梅さんによるナビゲーショントーク。まず京劇について。北京の雑劇なんで「京劇」といった基本的なことから。200年ぐらいの歴史だけど、各地のそれより歴史の長い雑劇を取り込んでいるとのことだ。
 役どころは男性の「生」、女性の「旦」、特別な「浄」(隈取)、道化の「丑」の四種類しかないとのことで、この前後で、京劇女優の張桂琴さんが登場し、旦の細かい役どころ実演されて張烏梅さんが説明される。たとえば花旦はキャピキャピの役だとか青衣も歌い役で大人の女だとか、刀馬旦は女将軍など猛々しい役だとか。そのつど、適宜、スクリーンに箇条書きの説明が入る。
 また役の言葉は、実は基本、現代中国語ではなく、日本語でいう「拙者」とか「~でござる」とか中国語の古風な言い回しで、現代の中国人にも伝わりにくところがあるため、丑などの観客に親しみやすい役は現代中国語を話すとのことだった。今回の公演では両側にスクリーンがあって、そこに縦書きで、時には役別に文字の色を変えて、セリフが日本語で表示される仕組みだ。
 ほかにも京劇の歌とか水袖は感情表現に使われるとかの説明があり、個人的に京劇らしくて解りやすいと思ったのが、馬鞭についてだ。馬鞭は漢代の節のような形状で…と判りにくいものを判りにくいもので喩えそうになったが、片腕の長さぐらいの棒で、縦に五箇所、数本の糸のついてあって、それを持つことで馬に乗ったことを表現し、逆に手放すことで馬から下りたことを表現する舞台道具だそうな。観客はそういうことを把握した上で観劇に臨むとのことで、ほかにも舞台上を一週回ったら、それが移動した意味とのことで、張烏梅さんは「今、東京から大阪に移動しました」といってユーモラスを交えて説明されていた。
 そういう風になった歴史的経緯も説明されていて、旅芸人なので馬のセットなどの大道具を運ぶには無理があり、そういう「様式を追求する」スタイルになったとかで。
 そこから『三国志演義』の説明をされていた。
 あと観客の作法として、役者が見得を切ったときに拍手したり「好(ハオ)」と掛け声を入れたりする文化があるようで、それにより役者が気持ちよく演技ができるとのこと。観客みんなで練習もした。でもいざ本編に入ると、「好」はそこの観客に馴染みがないようで、はじめは挙げる方もいらっしゃったが、結局、日本的に拍手一本槍になってしまった。
 今回のストーリーは、昔、桃園で義兄弟の契りを結んだ劉備、関羽、張飛の三人から関羽が劉備の二夫人とともにはぐれて、曹操の下へ一時いて、それに対し曹操の敵側である袁紹の下に劉備&張飛がいて、そのまま曹操軍対袁紹軍の戦いが起こり、劉備らや関羽らはそれぞれ脱出し、ようやく関羽が劉備の下へ戻るという流れだ。
 というわけでナビゲーショントークが終わり10分間の休憩を挟み、本編に移る。

 幕は中と手前の二つあるようで、中の幕は閉まったまま。両側に縦書きの字幕が入るようにスクリーンがあって、そこに「第一場 蔡陽」と出て、左からスカイブルーっぽい鎧姿をまとった人物が登場。背中に旗を四本背負う。また兵士もも引き連れていた。なるほどこれが字幕にある蔡陽か。

・Re:京劇の武将達の衣装について
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=2535

 舞台から右に去ると、字幕が「第二場 関羽」と出て、前述の劇団のページにも少し触れられているように、「紅生(ホンション)」という特殊な役柄である関羽が登場する。蔡陽と違って旗は背負っておらず軍勢は率いていないってことか。劉備と張飛がいる古城にいくよう馬童に命じる。
 それを受けて「第三場 張飛」。古城の中で張飛(浄だそうで)が馬童に会う場面。張飛は鎧姿で四本の旗を背負っている。ここで張飛が関羽のことを裏切って曹操傘下に入った者と思っていることが示される。「第四場 松林」では帰ってきた馬童を通じそのことが関羽に伝わる。そのため、今度は関羽自ら誤解を晴らすため古城へ向かう。
 「第五場 古城前」ということで、城の前まで来た関羽。右奥に城門と城壁のセット(というより立て看板みたいな簡易なもの)があって、そこから張飛が出てきて、関羽のことを裏切り者と思っているので、二人の立ち回りがある。もちろんそこには各人の感情の発露があって、感心したのは長柄の武器、張飛は蛇矛、関羽は青龍円月刀、を横にして胸の前に掲げ細かく揺らして鈴を鳴らし続けて表現するところだ。
 ともかく関羽は誤解を晴らそうと自らの命をも捧げようとする。こう書くとなんだかシリアスな展開のように思えるだろうけど、張飛が良い感じでコメディ・リリーフになってユーモラスに会場の笑いを誘う。そしてついには文脈を無視して、日本語で「待て、待て、兄者を斬るなんてそれはなりません」と言い放ち、その日本語がギャグとしして作用し会場を爆笑させていた。
 蔡陽軍が迫る知らせを受け、張飛が太鼓を叩くのでそれに応じて、関羽が蔡陽を討てば裏切ってないと信じてやるということになり、関羽と馬童は蔡陽とその部下に対峙する。ここで関羽と蔡陽の戦いが始まり迫力の立ち回りで魅せられる。見事、関羽は蔡陽を斬り、無実の罪を晴らした。
 「第六場 劉備」に移ると、冒頭で張飛が思い悩むところから始まる。というのも関羽を裏切り者と決め付け、横柄な態度で接し、潔白だった関羽に合わす顔がないからだ。そこで義兄弟の長兄である劉備にとりなしをしてもらおうと張飛は劉備を訪ねる。張飛の、そこらへんのやってしまった感やうろたえる様がとてもかわいく、とてもいじらしく、おまけに観客の笑いも誘ってとても印象に残っている。
 張飛は劉備になきついて、関羽との間をとりなしてほしいと頼み込む。そして日本語で「助けてください」とまで言う。もちろん観客の笑いが伴う。それにかぶせるように直後、劉備も日本語で「知らん」と一蹴。でもあまりにも張飛がしつこくたのむもんだから、さすがの劉備も首を縦に振る。それに対して張飛はまたしても日本語で「ありがとうございます」といって、観客の笑いを誘っていた。ちなみにこの劉備は老生(唱専門)とのこと。
 「第七場 城外」で関羽を外に向かいに行き城内に招き入れ、そして「第八場 古城会」では鎧姿だった張飛、関羽が平服になっている。未だ関羽と仲直りできておらず、すぐに訪ねず、モジモジして、そこはやっぱり劉備頼りで先にそちらを訪ねる。やっぱり日本語で張飛は劉備に「一緒に行きましょうよ」と頼み込む。直後、劉備の口からは中国語でもなく、ある意味、日本語でもなく「なんでやねん!」と関西弁が飛び出て、会場爆笑。
 結局、劉備はしばらく現れず関羽と張飛とのやりとり。ひたすら腰を低くする張飛に、当てこすりに張飛をやたら持ち上げる関羽。とても笑いを誘うシチュエーションだった。
 ともあれ、関羽と張飛は仲直りして、劉備があらわれ、三人仲良く並んで大団円となった。満場拍手。

 一旦幕が下り、再び上がったら、キャストが並んで観客の声援に応えるように姿を見せる。拍手が鳴り止まない。一旦、幕が下りるが、その拍手に応えるようにまた上がり、一段と拍手が増していた。


 それで興奮冷めやらぬまま、開演前に別れた所に行き、しばらく待つと、ふじやんさん&あきよんさんがいらっしゃる。
 他にも知り合いが見に来ているかもしれないとしばしその場で待つに、特にその姿は見えなかったので、どこかでお茶しようと歩き出す。

 張飛がとにかくかわいらしかったとか、これだけ面白くて3000円は安いし、もっと三国志ファンがくればよかったのに、といいながら、喫茶店がないか目を配りつつ西宮北口駅の方に歩いていた。あと以前にもこのシリーズの京劇を見に来ていたお二人にそのときとの違いを清岡が聞きだしていた。こんなにコメディな感じではなく、立ち回りを見せるものだったそうで。


 がっつり食べ物をとるところは結構、あったものの、喫茶店がなくついに駅の改札口まで来てしまう。カフェのチェーン店のマークを見かけるも駅の構内とのことで、席を確保できそうになくともかく駅の南東にあるショッピングモールを目指すことになった。
 歩きながら、清岡はお二人に横山光輝『別冊コミックトム 三国志』、通称、大判三国志について話を振る。以前、Cha-ngokushiが在りし頃にそのお店に大判三国志が全巻そろっていた気がしたので。

※関連記事 「三国志パズル大戦」×「真・三國無双」シリーズコラボレーション 新武将登場(2014年12月2日-16日)

 あきよんさんの話によると、大判三国志は確かに全巻持っているが、Cha-ngokushiにおいていた大判三国志はダブっている巻で痛んでいる分を置いていたとのことだった。全42巻もあるのでさすがにスペース的にお店には置けなかったとのことだった。
 なんで清岡がそんな大判三国志の話をふったかというと、下記関連記事に書いたように、『月刊コミックトム』1989年4月号から雑誌連載企画として「三国志のページ」(読者のお便りコーナー)があって、それは横山『三国志』だけでなく他の三国作品についても結構、記載があり、同時代の日本の三国文化受容についての貴重な資料だと感じていた。そんな「三国志のページ」は実のところ『月刊コミックトム』から始まったのではなく、『別冊コミックトム 三国志』つまりは大判三国志から始まったと、『月刊コミックトム』1989年4月号に書かれてあった。そんな大判三国志(の三国志のページ)もぜひ研究対象に含めたいと考えていたからだ。

※関連記事 横山光輝三国志(1991年10月18日-1992年9月25日)

 ちなみにどうやら大判三国志では「三国志のページ」と呼ばれていたわけではないようだし、毎巻載る訳でもないようだ。というのも翌日に大判三国志が1巻から27巻まで揃っている図書館にいき何冊か閲覧してみると、いろんな企画が各巻であって、25巻でようやく「お便り紹介コーナー」という「三国志のページ」と同様のコーナーが出現したからだ。そういえば、お二人に大判三国志のことをきくときに、「三国志のページ」は固有名詞としてとらえられず普通名詞として通じてしまったような感覚があったかな。
 話を戻し、ようやく喫茶店もある洋菓子店に到達し、二階の喫茶スペースに上がるもどうやら満席でなかなかあきそうにないのでさらに南下すると、RYU-RYUという店を見かける。パスタの店のようだけど、カフェとしても使えるようだったので、そこにする。16時10分ごろ。

・【RYU-RYU】スパゲティ専門店のリュリュ
http://www.ryuryu.co.jp/

 はじめわざと「劉劉」と誤読して三国志プチオフ会っぽいと清岡はのたまっていたのだけど、もちろん上記サイトにあるように読み方は「リュリュ」だ。さらに誤読のまま、ネタを広げて、青春18きっぷの利用期間最終日の翌日、つまり2015年4月11日土曜日に、LINEの三国志ファンの関東のグループでの告知(らしい)でなにやら宴会が開かれたようで(LINEどころかスマートフォンどころか携帯電話も持ち合わせてない清岡は被差別で対象外)、そこのお店が新宿の「曹曹」に対抗したみたいでちょうどよいと思っていた。
 話を戻し清岡は770円のケーキセットを注文する。イチゴのミルフィーユとホットカフェオレ。美味しい! あとスプーンとフォーク置きがオシャレだったのでカメラにおさめてみました。…というより、安物のデジカメを使い終わって、単四電池四本をすぐに取り出すと、ふじやんさんから節電のためと察してもらえて感心されてしまった。
 それで当然、三国志の話題になるんだけど、4月1日にTOKYO MXでスタートしたドラマ『食の軍師』は実のところ、GyaO!で期間限定で毎週配信されており、全国で見れると、あきよんさんから教えてもらった。家に帰って早速、下記関連記事に追記した。

※関連記事 食の軍師(TOKYO MX 2015年4月1日-)

 それで「三国志のページ」の話の続きで実はそれは『月刊コミックトム』1995年4月号で終わっていて、いや逆にいえばそこまで(5年以上も!)続いていて、翌月の1995年5月号より「三国志月報」が始まる。それは休載をはさんで、1997年1月号まで続くのだけど、三国志に関する読者投稿ページというよりかは、三国志関連の特集ページがあったり、劉備の母親の人生相談があったり雑誌内雑誌のような構成のページだった。相対的にも絶対量的にも読者参加のコーナーが小さくなってしまったのだけど、

 今年の大きな三国志関連のトピックの話題になって、今年はあまりないね、ってことに、ふじやんさんが『妖怪三国志』があるって反論。いや、それはSLG『三國志』とのコラボだから結局は『三國志』30周年のトピックに含まれると清岡。

※関連記事
 妖怪三国志(2016年4月2日)
 12月10日は 歴史シミュレーションゲーム『三國志』の日

 それだけでなく、『龍狼伝』の舞台化の話も今年の大きなトピックと清岡が話題提供する。下記関連記事にあるように教団さんから教えてもらったので、あまり三国志ファンに知られていないようだけど、と言っている傍からあきよんさんとふじやんさんがご存知でなかったというオチ。まぁ、それだけ話題提供になったってことで。

※関連記事 龍狼伝(2015年5月2日-6日)

 5月2日から6日までと大型連休とあわせてあって、前売券6500円という高めの設定。そっからどんな客層を狙っているだろうという話になったり、そもそも三人とも『龍狼伝』は初回しか読んでないということだった。清岡は以前、三国マンガの正確な連載開始を調べているときに読んだきりだと申し上げる。

※関連記事 メモ:国立国会図書館で種々の三国マンガの連載開始を当たる(2013年9月30日10月1日)

 そこから案外、Wikipediaでも誤っているところがあって、という話で、横山光輝『三国志』の連載終了年月が誤ったままだという話になる。ここらへんはあきよんさんも認知されていて、連載開始年月についても『希望の友』1972年1月号連載開始だけど、それが発売したのは1971年12月なので、ややこしいという話も承知されていた。

※関連記事 待てあわてるなこれは孔明の罠だ(2014年6月18日)

※4/25追記。以前、途中の号と連載回数と号数から逆算して、連載開始年月の『希望の友』1972年2月号としていたが、『コミックトム』1989年6月号pp.196-197「三国志のページ」内のp.197「「三国志」編集こぼれ話(1)」での「酒」さん(おそらく岡谷さん)によると、「連載の途中で、1回「水滸外伝」というのが入ったので、その月はお休みしたけど」とのことで、それを含めると辻褄が合う。

※新規関連記事 メモ:三国志学会 第十五回大会 講演(2020年9月13日)

 あと清岡からの横山『三国志』ネタとして、米沢嘉博/構成『別冊太陽 子どもの昭和史 横山光輝マンガ大全』(平凡社1998年)に載る『希望の友』1971年12月号所載、横山『三国志』の予告ページの話題を出していた。

※関連記事 横山光輝三国志(1991年10月18日-1992年9月25日)

 それが図録の参考文献に挙がっていることもあり、下記関連記事で触れた、東京都豊島区で開催された「企画展 生誕80周年記念 横山光輝 ~昭和から平成へ マンガの鉄人が駆け抜けた軌跡~」の話題が出ていた。曰く豊島区のように神戸市も横光展を開催すればいいのに、と。

※関連記事 メモ:企画展 生誕80周年記念 横山光輝(2014年10月4日)

 そういった神戸の三国志イベントについて、当然、挙がったのはKOBE三国志ガーデンにおけるイベントで最近の春の三国志会のことも出ていた(下記関連記事参照)。

※関連記事 春の三国志会(2015年3月22日)

 それ関連のときに某さん(伏せる意味はなさそうだけど、一ファン)が、カードゲーム『サンゴク』のメーカーさんに対し、『軍師×彼女』のプロモーションカードのように『曹植系男子』のプロモーションカードもできないかということを提案していたということを耳にする。その効果や影響はどうあれ、そのアグレッシブさは見習いところだね。この三作品については下記関連記事参照。

※関連記事
 サンゴク(2014年11月16日)
 「軍師彼女」と「サンゴク」がコラボ(2015年1月31日)
 曹植系男子 2巻(2012年11月22日)

 清岡が申し上げるに、『軍師×彼女』のプロモーションカードが配られた時期は第一部が終わって間もない頃で、出版社側にも多少のメリットがあったが、果たして、そういったことが『曹植系男子』にもあるかどうかということが気になる、と。

※追記 「曹植系男子」×「サンゴク」コラボレーション(2015年5月24日)

 それで『妖怪三国志』の話に戻り、ふじやんさんが普通にそのコラボ元の『妖怪ウォッチ』のアニメの視聴者だったので、諸葛亮の格好をした妖怪についても伺う。なんでもウィスパーといって石田三成の軍師だったそうで、(関ヶ原の戦いで負けたので)「ダメじゃん」というネタ(笑)

 その関連で舞台『龍狼伝』の話に少し戻り、5月の大型連休の話になる。清岡は昨年同様、山口県光市の「岩城の里 三国志城」にて開催の「三顧会」に中途半端に参加するのと、東京でカルチョ観戦するのと、鉄道旅行を楽しむと。

※関連記事 第22、23回三顧会(2015年5月4日、8月14日)

 具体的には2014年のときは5月3日の三顧会前夜祭に参加して、翌日の三顧会に参加せず、山陽新幹線で京都駅まで行き、奈良線関西本線経由で東京のスポーツバー「ミラニスタ」に行き5日未明にデルビー・ディ・ミラノを見て、中央本線で帰った。それに対して2015年は5月3日に北陸本線経由で東京のスポーツバー「ミラニスタ」に行き、4日未明にナポリ×ミランを見た後、東海山陽新幹線で山口県までいき、三顧会に昼から参加して、三国志城で泊まり5日に帰ってくる予定だ。つまり三国、カルチョ、鉄道の三つの趣味を充填的に楽しむというネタ。

 それとあきよんさんから教えてもらうに、LINEの三国のスタンプは今や企業からだけでなく、個人からも出ているそうで、スマートフォンでそれらを見せてもらう。実はふじやんさんはLINE利用者じゃなくて、その時の状況を「猿人二匹が現代人に火を教わるような状況」といって茶化す清岡。

 大型連休の他のイベントの話題で、清岡は、下記関連記事で紹介した、京都国際マンガミュージアムにて開催される展覧会「知られざる中国〈連環画 (れんかんが) 〉 ~これも「マンガ」?~ 」をあげていた。もちろんそれに付随する5月30日土曜日の学術イベントについてもね。

※関連記事 知られざる中国〈連環画 (れんかんが) 〉(2015年4月25日-7月5日)

 そして来週土曜日、清岡は東京亀戸の「続・三国志街道の集い」(※追記。当日「三国志 義兄弟の宴」に改称)に行くことも告げていた。

※関連記事 三国志 義兄弟の宴(2015年4月25日)

 気づけば17時過ぎ、お二人はこの後、用事があるとのことで、店を出て、阪急の西宮北口駅の構内で別方向に判れた。

※追記 『ごぶごぶ』で「大判三国志」(2015年1月27日)

※追記 第33回 春の古書大即売会(京都古書研究会2015年5月1日-5日)

※追記 メモ:三国志―赤壁大戦(2015年5月16日)

※追記 メモ:知られざる中国〈連環画 (れんかんが) 〉 ~これも「マンガ」?~ (2015年5月24日30日)

※追記 LINE クリエイターズスタンプ サンゴク(2015年4月27日)

※追記 京劇「三国志」 ~古城会~ 関羽千里行より(2015年8月30日)

※追記 メモ:2015年、2つの研究テーマ

※追記 お便り紹介コーナー 三国志のページ(1980年4月-1995年3月)

※新規関連記事 化粧 KEWAI -舞台の顔-(逸翁美術館2017年1月21日-3月26日日曜日)

※新規関連記事 中華屋台坊 千里香 神林店(2017年4月8日訪問)

※新規関連記事 好々亭(東京 江古田)

※新規関連記事 駒ヶ林駅(兵庫県神戸市長田区)

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