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掲示板 件名 最新投稿

2007年3月23日 江南行


  • 2007年4月 8日(日) 00:02 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,808
マンガ  すっかり書くタイミングを逸してしまったが、めげずにこっそりと少しコメントをば。
 2007年3月23日にメディアファクトリーから佐々木泉先生/著『江南行』が発行された。それで地元の書店では置いておらずもう一つ欲しかった荒川弘先生/著『鋼の錬金術師』16巻だけを買って読む。後日、たまたま出先に寄った三省堂書店名古屋高島屋店で『江南行』を購入できる。税別で552円。
 先に熱い漫画を買って読んでいたんで、ギャップに慣れるのに手こずったけど、結果的に特徴が引き立って良かったかな。

※関連リンク
・佐々木泉先生のサイト「MOOR」
http://moor.nobody.jp/
・コミック三国志マガジン
http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html

※追記 歴史魂(2010年12月6日創刊)

 相変わらずMFコミックスには「初出一覧」が着いていないんで、ネットを参照に以下に[初出一覧]をまとめてみる。掲載誌のコミック三国志マガジンは連載という形態ではないような印象があったけど、ちゃんと二号に一回、つまり四ヶ月に一回定期的に掲載されていたんだ。

[初出一覧]
・江南行
コミック三国志マガジン蒼天已死号(Vol.1、2005年1月28日発売)
・伍君神
コミック三国志マガジン白眉最良号(Vol.3、2005年5月28日発売)
・遊仙洞
コミック三国志マガジンVol.5(2005年9月28日発売)
・麻保屯(まほのとりで)
コミック三国志マガジンVol.7(2006年1月28日発売)
・捕風船
コミック三国志マガジンVol.9(2006年5月29日発売)
・盤上戯
コミック三国志マガジンVol.11(2006年9月28日発売)
・守護神
コミック三国志マガジンVol.13(2007年1月29日発売)


 以下、ネタバレ含めコメント等を話ごとにつらつらと。


・江南行
 この話から魯粛周りの読み切りがはじまる。表題作。他の話も含め最近の漫画に比べ変にうるさくないのが良いね。あと当時の社会風俗の描写はどこかの資料の丸写しのような変に背伸びしている感はないし、かといって間違いを怖れおどおどしている印象がないのは良いねぇ。あと魯粛の快活な人物像も良い。
 この話では周瑜登場。周瑜と魯粛の囷(くら)エピソード(※「囷」の形は違うが)があるんだけど、それを前面に出さず自然と出てくる。ドラマチックなところだけではなく、当時の空気感まで丁寧に描かれていて惹きつけられる。いや個人的にはあみあみまで描かれた武冠(後の話ではベタ塗りになってしまうので)とそのネタ(何げに大冠部分だけが取れていたり)がかなりお気に入り。

・伍君神
 魯粛+周瑜以外にも孫権、呂蒙、陸遜、それから呉夫人が出てきて、知っている人にとってはオールスターな華やかさがあるし、そうでなくても活気のある描写が魅力的。屋のある船が大小あれこれ出てくるのが個人的には好き。

・遊仙洞
 張昭と諸葛瑾が登場。初登場から張昭は進賢冠がトレードマークになる。タイトルにもある山越の洞は文字通りなのか洞窟になっている。諸葛瑾と魯粛&周瑜との気が合わないさが互いのキャラクター性がはっきりして面白い。歌妓が実は武力集団として機能させるために連れていたってのが楽しいね。

・麻保屯(まほのとりで)
 魯粛のヒゲが濃くなってダンディ度がアップ。若気の凌統登場。孫権の魯粛がもたらす余所の話がないと「一生山越討伐に追われて終わる気がする」発言は深みがある。レギュラーの魯粛の従僕と絡まして深みが出ている。魯粛&周瑜がベタベタというわけではなく意見の衝突も描かれているんだと感心。

・捕風船
 前回にも増して孫権の天下へ目を向けた思いが強くなっている。やっぱりこの回は2ページにも渡る魯粛とその第二夫人のやりとりが良いよな。当時の妻妾制度について納得させる力があるね。甘寧と董襲登場。

・盤上戯
 諸葛亮がさらりと意外に出てきていたのには驚いた。こういう青い諸葛亮が見たかった! 盤上に立ててよかったね、って感じで。その他、下から見た感じで、曹操陣営、劉備陣営が出てくる。まるでタイムスリップしてのぞき見しているような臨場感がある。

・守護神
 赤壁前夜。程普登場。それより何より回想に出てくる孫策だよな。ちゃんと「美姿顔」なのが素晴らしい。

2007年4月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ5月号)


  • 2007年4月 6日(金) 21:50 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,798
マンガ  三国志およびその注に名が見える人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決するオリジナリティ豊かな漫画、青木朋先生/著「八卦の空」。それらの人物が生きた三国時代の魏を舞台とする物語。
 今回も一話完結。春らしく花の精、しかも姉妹が登場。

※関連リンク

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・ミステリーボニータ5月号に「八卦の空」 蒲公英(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=554668

<前回>2007年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/531
<次回>2007年5月7日『八卦の空』(ミステリーボニータ6月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/585

 管ちゃんの家の庭には蒲公英(タンポポ)が植えてあって、それはどうやら漢方薬に使うってこと。タンポポを摘むときは残されたタンポポがちゃんと育つように間隔があくように(間引いたように)摘む。そこに残されたタンポポは二株。それぞれに花の精がいて、花が咲く順序で姉妹ってわけ。花の精姉妹の見た目は少女二人って感じ。
 この花の精の視点では、タンポポを摘む管ちゃんは怖い人そのもの(あの影の濃い管ちゃんと朱姫のイメージ映像には笑った)。だけど、一度、小鳥からタンポポを救った玄龍くんに対してはとても好意的。それどころかこれまた春らしく姉妹が恋心を抱くようになって、やっぱり人間以外によくもてる玄龍くんだった(笑)
 花の精が玄龍くんと会う方法は草の精仲間の話によると、瞼に花粉を塗ると夢の中で会えるってことだけど、果たして(何かメルヒェンな絵にうっとりしてたな~)。

 今回、タンポポ姉妹が玄龍くんに対してキャーキャー言っているところとか、管ちゃんのところにやってきた依頼主のバカぼっちゃんぷりとかコミカルなところが面白かったなぁ。

2007年4月27日 新三国志 雷霆の如く 1巻


  • 2007年3月29日(木) 19:26 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,285
マンガ すっかりチェックを怠っていて、毎月27日発売の雑誌『電撃「マ)王』(株式会社メディアワークス)のサイトを見ていなかったんだけど、どうやら連載されていた秋野めぐる/原作・篠崎 司/漫画『新三国志 雷霆の如く』が2007年4月号(2007年2月27日発売)の第7話で終了していたようだ。

・電撃オンライン:電撃「マ)王official website
http://www.dengekionline.com/mw/maoh/index.html

※関連記事
・「新三国志 雷霆の如く」(電撃「マ)王)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/488

それで4月27日に『新三国志 雷霆の如く』の1巻(電撃コミックス)が発売されるとのこと。
この漫画の内容だけど、『電撃「マ)王』のサイトによると

超有名な豪傑たちがなんとロボットで登場!

とのことらしい。まぁ、詳しくは下記の作者のサイトをどうぞ。

・しおざき忍と秋野めぐるの最新情報
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoantena/
・上記サイト内記事「連載終了です~。涙。」
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoantena/diary/200702270000/

・コミッカ?
http://comicker.hp.infoseek.co.jp/

2007年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)


  • 2007年3月 6日(火) 20:54 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,881
マンガ  三国志およびその注に名が見える人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決するオリジナリティ豊かな漫画、青木朋先生/著「八卦の空」。それらの人物が生きた三国時代の魏を舞台とする物語。
 今回は一話完結で、いつもより古い話で、なんと管くんと玄龍ちゃんが子ども時代以来(コミックス2巻参照)、都で再会したって話であることが扉絵で告げられている。

※関連リンク

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・ミステリーボニータ4月号に「八卦の空」 再会(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=513917

<前回>2007年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/501
<次回>2007年4月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ5月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/555

 そうそう今号の「ミステリーボニータ ホットライン」(つまり読者からのお便りコーナー)に前号に続いて、「八卦の空」へのお便りあり。前号の采美再登場を歓迎する内容だ。

 以下、ネタバレなしに少な目。
 扉絵の前は一ページで女の子に「五石散」という薬を与える人が出てくる。これが伏線となる。
 扉絵後は、管くん18歳。それにコミックス1巻収録の劉朱姫で登場した劉少遊が登場。つまりこの人は劉朱姫のお父さん。そして何やら眉毛が半端に太く見覚えのある形をしている人物が出たと思ったら、それは管くんの弟(管辰?)。多分、初登場。
 それで玄龍ちゃんは意外な形で登場し意外な話へとなっていく。若いときの玄龍ちゃんは今より(…って変な表現だけど)シャープな面立ちで性格がワルっぽくて、今とは別な格好良さがあるのだ。
 しかし、今の関係の元になるような、そして子ども時代の続きになるようなところが見え隠れして面白いねぇ。


 それと全然関係ないけど、玄龍ちゃんに玄武マーク(いや、そういうフレーズが浮かんで書き記したかった・笑)。そういや玄武マークはコミックス2巻収録の「神亀」でもみたね。

2007年2月16日「三国志烈伝 破龍」4巻発売


  • 2007年2月17日(土) 22:18 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,300
マンガ 「プリンセスGOLD」で連載されている長池とも子先生/箸「三国志烈伝 破龍」4巻(プリンセス・コミックス 秋田書店)が2007年2月16日に発売された。

・長池とも子先生のサイト「三国茶屋」
http://homepage2.nifty.com/nagaiketomoko/

※過去の記事
・2006年7月14日「三国志烈伝 破龍」3巻発売
http://cte.main.jp/newsch/article.php/366
・2006年1月16日「三国志烈伝 破龍」2巻発売
http://cte.main.jp/newsch/article.php/272


 今回のラインナップは次のようになっている。

第十一話 官渡前夜 ('06年プリンセスGOLD7+8月特大号)
第十二話 小覇王・孫策 ('06年プリンセスGOLD9月号)
第十三話 官渡決戦 ('06年プリンセスGOLD11+12月特大号)
第十四話 三顧の礼 ('07年プリンセスGOLD1月号)

 話のタイトルを見て一見、登場人物がバラバラのように見えて、実は諸葛亮(字、孔明)中心で話が進んでいく。その関係で表紙にも裏表紙にも諸葛亮の絵となっている。
 以下、少々ネタバレ気味

 第十一話はタイトル通り曹操と袁紹との官渡の戦いが起こる前のエピソード。諸葛亮が戦を止めようとしていると、成り行きで曹操の配下に加わることとなる。この話は緊張感があってとても面白い。諸葛亮の魅力的な表情に注目
 第十二話は曹操が孫策との同盟を決意し、諸葛亮を折衝役として孫策の元へ行かせる。そのため、舞台は孫策の周りとなる。これも孫策が生き生きと描かれていて面白い。
 第十三話はそんな前の二つの話を受けてのこと。意外な展開と、その後の諸葛亮の行動に影響を与える曹操の存在感の大きさが見物。「諸葛孔明 時の地平線」の諸葛亮と曹操との関係と見比べるとさらに際だって面白いかも。
 第十四話は文字通り、三顧の礼。劉備が諸葛亮のところへ訪ねるあのエピソードね。そのため急に時間が飛ぶ。その間のエピソードは他の巻参照。やっぱりここでのアクセントは諸葛亮の妻、黄月英ね。すっかり諸葛亮の性格も前話とは変わっている。ここで前話の曹操によってできた葛藤が大きく話に響いてくる。ここらへんを三顧の礼と絡めると面白いね。

2007年3月6日 龍狼伝 連載再開


  • 2007年2月16日(金) 20:52 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,533
マンガ

チェックし忘れ。2月6日に発売した「月刊少年マガジン」3月号の次号予告によると、2007年3月6日発売の「月刊少年マガジン」4月号に「龍狼伝」が載るとのこと。「月刊少年マガジン」2006年12月号で匈奴編完結したところで休載していたので、つまり2007年3月6日に連載再開ってことで。

・月刊少年マガジンWEB
http://www.gekkanmagazine.com/

・2006年11月6日 龍狼伝 匈奴編完結
http://cte.main.jp/newsch/article.php/457

<3月6日追記>
中原繚乱編スタート。西暦210年、周瑜登場らしいよ。

<10月15日追記>
『鉄拳チンミ』が一旦終了し、『新鉄拳チンミ』や『鉄拳チンミLegends』としてタイトルを替え新連載したのと同じように、『龍狼伝』も2006年11月6日で一旦、連載を終了し、『龍狼伝 中原繚乱編』として新連載が始まったんだね。遅ればせながら追記。
 

※追記 『龍狼伝 中原繚乱編』2巻(講談社 2008年1月17日) 

2007年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)


  • 2007年2月 6日(火) 21:47 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,025
マンガ  そういや最近、三国志ニュースの検索ワードでついに「八卦の空 玄龍×朱姫」なるのが出てきて、とある専門用語でいうところのいわゆるノーマルカップリングってやつでこれは喜んでいいのか何なのか…(人によっては意味不明ですみません)。
 それとはあまり関係なく、今日、2007年2月6日に「ミステリーボニータ」3月号が発売。それには連載マンガや読み切りマンガがずらりとあって、それらの中には一つ、三国志関連の連載作品があるのだ。
 それが青木朋先生の「八卦の空」。三国時代の魏を舞台とする漫画。三国志およびその注に名が出ている人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決する話で、今回は一話完結話。

以下、関連リンク

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・ミステリーボニータ3月号に「八卦の空」 采美の才(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=491322

<前回>2007年1月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ2月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/479
<次回>2007年3月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ4月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/531

 冒頭は「ミステリーボニータ」10月号掲載分で初登場した美少年の陸采美が管ちゃんの家を訪ねにくるところからはじまる。
 そういえば、管ちゃんが寝台に横たわる側に一コマだけ小さく夷奴が出ていた。夷奴は前号掲載分に出てきた人物。話が脱線してしまうんだけど、今号の「ミステリーボニータ ホットライン」(つまり読者からのお便りコーナー)に「八卦の空」へのお便りあり。前号の話がすごく泣けた、って内容だった。同感。
 話戻して、そんな陸采美が管ちゃん邸の外に居ると、管ちゃんへ助けを求めるおばさん有り。それで管ちゃんの登場か、と思ったら、意外や意外、なんと玄龍くんが出てきて「私が管公明です」と名乗り、管ちゃんになりすまし。そのコマの右側の端正な玄龍くんとは好対照に左側の陸采美の顔の崩した驚きようっていったら面白い。もちろん、玄龍くんがなりすましたには訳があって、寝台に伏している管ちゃんに心配をかけまいとのこと。
 それで成り行き上、陸采美が管ちゃんの弟子ってことになって、こうして、管ちゃん&劉朱姫になりすました玄龍くん&陸采美コンビの出来上がり! このコンビは全然、思いも寄らなかっただけにとても新鮮に感じたしワクワクする感じだ。この後に続くストーリーも面白いものとなっている。芯に人生の先輩と後輩って雰囲気があって良いね。それに陸采美の新能力が開発されているしね。それが今回の鍵となる。
 さてメインの事件は逢い引き中に殺された女性の霊が出るってこと。その女性は逢い引き相手である恋人に殺されたと思われていたんだけど…って流れ。
 それにしても柱の人物紹介にあった朱姫はいつ出てくるのかと思ったけど、そういうオチに来たか(笑)

2007年1月23日 劉備くん!リターンズ!


  • 2007年1月24日(水) 08:04 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,776
マンガ 劉備くん!リターンズ!と「GOGO 玄徳くん!!」シリーズ3冊×2種(旧新)を並べてみる ここ二年、「コミック三国志マガジン」に「STOP!劉備くん!」が掲載されていて、それに合わせるように過去の白井恵理子先生の三国志漫画が再編集され単行本として発行されてきた。今回はその第七弾ってところだろう。

タイトル 劉備くん!リターンズ!
 MFコミックス、フラッパーシリーズ
 白井流講談三国志
著者 白井恵理子
発行 株式会社メディアファクトリー
発行日 2007年1月31日
定価 514円(税別)

 ちなみに「白井流講談三国志」のところは「STOP劉備くん!」シリーズ3冊が「白井版三国志遊戯」、「GOGO 玄徳くん!!」シリーズ3冊が「白井式プチ三国志」となっていて芸が細かい。

 今回の表紙は関羽。それにはちゃんと理由があってそれは2006年12月26日書き下ろしのあとがきにかかれてある。
 それで本編を読み進めると、いつものようなおもしろさなんだけど、何か時事ネタが古いのが気にかかる。それが気になってまずそちらを推測してみる。
 まず過去6冊の初出から。情報はMFコミックス版じゃなくてあすかコミックス(角川書店)や希望コミックス(潮出版)より。そのため「コミック三国志マガジン」掲載分は入れていない。

STOP劉備くん!」: 小説「June」1987年2月号-1990年4月号
続・STOP劉備くん!」: 小説「June」1990年6月号-1993年10月号
続続・STOP劉備くん!」: 小説「June」1993年12月号-1997年8月号+描き下ろし
「GOGO 玄徳くん!!」: 「月刊コミックトムプラス」1999年5月号-2000年6月号
「続・GOGO 玄徳くん!!」: 「月刊コミックトムプラス」2000年7月号-2001年7月号
「続続・GOGO 玄徳くん!!」: 「小説June」(マガジンマガジン社)1997年9月号-2001年1月号


※追記 『劉備くん’08春 桃園畑でつかまえて』(メディアファクトリー、2008年2月23日)

※追記 STOP!劉備くん! ひとまずの最終回 (2011年3月24日)


 2000年は両誌にまたがっているけど、二誌同時掲載ってこと??

 今回の「劉備くん!リターンズ!」の帯に

これまで単行本未収録だった作品と「コミック三国志マガジン」連載の新作、
さらに幻の「なんちゃって晴明」と、著者書下ろしのあとがきも収録した決定版!

と書かれている。単行本未収録だけど、2002年ワールドカップネタ、晴明ネタ、スカラー波ネタなどがあるんで、おそらく「月刊コミックトムプラス」で掲載された未収録分だと思われる……とおもったら「月刊コミックトムプラス」は2001年7月号で休刊とのことだからこれは違う。
 それでジュネットをInternet Archiveであさると、「小説June」2003年12月号で表紙に「祝!連載100回記念」と書かれているが最終回だということがわかる。あとは

「STOP劉備くん!」: 「小説June」2001年3月号-2002年1月号
※隔月掲載。
「な~んちゃって晴明」: 「小説June」2001年10月号,2001年12月号,2002年2月号
「STOP劉備くん!」: 「小説June」2002年4月号-2003年12月号
※2002年2月号以降、「小説June」は隔月刊。

といった掲載内容。やっぱり「月刊コミックトムプラス」と重なる時期があったんだ。
 なるほど、「劉備くん!リターンズ!」の131ページまでと164ページからの「な~んちゃって晴明」が「小説June」掲載分と考えて良いのかな?(と数が合わないので怪しい)
 132ページまでと163ページの時事ネタは新しいのでこれは「コミック三国志マガジン」掲載分だろうね。



 以下、感想等を箇条書き。ネタバレ含む。

・デュエルモンスターネタを見たとき、思わず新刊かどうか確かめた。面白い。
・「加熱する類似品」の元ネタが本気でわからない(笑)
・「煩悩の短冊」。三国時代がよく表現されている。
・今回の私的ベストは「七星壇でノリノリ」。元ネタがぶっとんで古い!しかも連続(笑)
・諸葛瑾のキャラ、作者に感情移入されまくられているのは気のせい?
・特大喬最高!
・孔融、かなりキャラ立ちしていて良い良い。
・赤壁直後と卒業式ネタをかけあわせた「傷口に塩」、わろた。何げにキャラでまくりだし。
・ロナウド関羽、爆笑。
・それで今回の私的第二位は「模写しようとおもったところから無謀でした」 絵的にもすごく面白い
・なにげに曹丕って曹操に似ているんだ。
・諸葛亮のツッコミ役も板に付いてきた。「天才が一番こわい」、敵の曹操が居るってボケまでツッコミ連発面白い!
・「ちょっとだけサラリーマン編」、のっけから爆笑しまくり。
・周瑜がやっくん役ッスか?(笑)

「新三国志 雷霆の如く」(電撃「マ)王)


  • 2007年1月23日(火) 12:58 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,406
マンガ 株式会社メディアワークスから月刊で「電撃「マ)王」って雑誌(毎月27日発行)があるらしいんだけど、そこに「新三国志 雷霆の如く」って漫画が連載されているとのこと。
(検索ワードで「新三国志」ってあったのはてっきりスーパー歌舞伎かと思っていたよ)

・MediaWorks official website
http://www.mediaworks.co.jp
・電撃オンライン:電撃「マ)王official website
http://www.dengekionline.com/mw/maoh/index.html

上の雑誌の公式サイトを見ると、

秋野めぐる/原作、篠崎 司/漫画「新三国志 雷霆の如く」

の作品紹介があって、「超有名な豪傑たちがなんとロボットで登場!?」とのこと。
そういや去年小耳に挟んでいたけど、すっかりチェックし忘れていたなぁ(笑)。いや不覚。
バックナンバーを見ると2006年10月号(2006年8月27日発行)から連載しているみたいだね。

・2006年10月号
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/backno/dmo_200610.php
・2006年11月号
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/backno/dmo_200611.php
・2006年12月号
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/backno/dmo_200612.php
・2007年1月号
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/backno/dmo_200701.php
・2007年2月号
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/backno/dmo_200702.php
・現在
http://www.mediaworks.co.jp/magazine/enter/dmo.php


※関連リンク
・しおざき忍と秋野めぐるの最新情報
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoantena/
・上記サイト内「秋野めぐる最新情報」
http://plaza.rakuten.co.jp/nekonoantena/diary/?ctgy=3

・コミッカ?
http://comicker.hp.infoseek.co.jp/

<3月29日追加>
・2007年4月27日 新三国志 雷霆の如く 1巻
http://cte.main.jp/newsch/article.php/547

2007年1月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ2月号)


  • 2007年1月 6日(土) 18:17 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,038
マンガ  ミステリーボニータで連載している「八卦の空」は三国時代の魏を舞台とする漫画。三国志およびその注に名が出ている人物、紀玄龍や管輅(字、公明)のコンビが奇々怪々な事件を解決する話で、2007年1月6日発売の「ミステリーボニータ」2月号では一話完結話。

 冒頭から虎が出てくる。その虎はどうやら范尋という名のじいさんをつけねらっているらしい。ここで洛陽令の玄龍くんが護衛にあたることになるんだけど…

 ネタバレの前に とりあえず以下、関連リンク

・秋田書店
http://www.akitashoten.co.jp/
・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」
http://aoki.moo.jp/
・青木朋さん(私設)ファンクラブ
http://bluefan.exblog.jp/

・ミステリーボニータ2月号に「八卦の空」 虎嘯(ブログ『青青日記』)
http://blog.aoki.moo.jp/?eid=467964

・<前回>2006年12月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ1月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/466
・<次回>2007年2月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ3月号)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/501

 というわけで以下、ネタバレ気味に脈絡無くつれづれに。
 今回、玄龍くんは護衛任務とあっていつもの文吏の格好ではなくもっと動きやすい格好をしているだけど、それより私的には従えている衛卒がかぶっている武冠に注目してしまった。
 そういったいつもと違う物々しい格好をする登場人物が象徴するように、冒頭から范尋じいさんを襲おうとする大霊という名の虎と玄龍くん率いる衛卒たちとのバトルに引き込まれる。流れとしても面白いし、細かく豊かにいろいろ描かれている絵を何度も同じページをたぐるぐらい見入る。
 その後は大霊にまつわる回想話。50年も前の遠い南の南海王の話(南海ってこのころって郡だったっけ)。そこで出てくるのは夷奴という名の肌が色黒な少年。これまたすごく人気の出そうなかわいさ。思わず狙いすぎって心の中で突っ込んでしまう(笑) 性別は違えど、持っている宝石はブルーウォーターって名付けてしまいそうな感じ(謎)。回想話だからこの少年、もう出てこないと思ったら……
 今回の話は意外性がある。アクション→残虐性のある回想と続いてどうなるのかと思ったら、うまくしんみりした話につながる。それでもまだ意外性があって、どうも管ちゃんと玄龍くんの立場がすっかり変わってしまっている。今回は完全に玄龍くんがトラブルシューターだよな。