2007年2月16日「三国志烈伝 破龍」4巻発売

「プリンセスGOLD」で連載されている長池とも子先生/箸「三国志烈伝 破龍」4巻(プリンセス・コミックス 秋田書店)が2007年2月16日に発売された。

・長池とも子先生のサイト「三国茶屋」
http://homepage2.nifty.com/nagaiketomoko/

※過去の記事
・2006年7月14日「三国志烈伝 破龍」3巻発売
http://cte.main.jp/newsch/article.php/366
・2006年1月16日「三国志烈伝 破龍」2巻発売
http://cte.main.jp/newsch/article.php/272


 今回のラインナップは次のようになっている。

第十一話 官渡前夜 ('06年プリンセスGOLD7+8月特大号)
第十二話 小覇王・孫策 ('06年プリンセスGOLD9月号)
第十三話 官渡決戦 ('06年プリンセスGOLD11+12月特大号)
第十四話 三顧の礼 ('07年プリンセスGOLD1月号)

 話のタイトルを見て一見、登場人物がバラバラのように見えて、実は諸葛亮(字、孔明)中心で話が進んでいく。その関係で表紙にも裏表紙にも諸葛亮の絵となっている。
 以下、少々ネタバレ気味

 第十一話はタイトル通り曹操と袁紹との官渡の戦いが起こる前のエピソード。諸葛亮が戦を止めようとしていると、成り行きで曹操の配下に加わることとなる。この話は緊張感があってとても面白い。諸葛亮の魅力的な表情に注目
 第十二話は曹操が孫策との同盟を決意し、諸葛亮を折衝役として孫策の元へ行かせる。そのため、舞台は孫策の周りとなる。これも孫策が生き生きと描かれていて面白い。
 第十三話はそんな前の二つの話を受けてのこと。意外な展開と、その後の諸葛亮の行動に影響を与える曹操の存在感の大きさが見物。「諸葛孔明 時の地平線」の諸葛亮と曹操との関係と見比べるとさらに際だって面白いかも。
 第十四話は文字通り、三顧の礼。劉備が諸葛亮のところへ訪ねるあのエピソードね。そのため急に時間が飛ぶ。その間のエピソードは他の巻参照。やっぱりここでのアクセントは諸葛亮の妻、黄月英ね。すっかり諸葛亮の性格も前話とは変わっている。ここで前話の曹操によってできた葛藤が大きく話に響いてくる。ここらへんを三顧の礼と絡めると面白いね。


※追記 軍師と囚われ男装姫~三国志艶義~ 上(2015年12月17日)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/512