個人サイトを運営していると、ネット上のどういった経路で自サイトのページへアクセスされるか気になるもので、そういったことを調べるのにアクセス解析という手法がある。
アクセス解析のやり方とかそういった話はここでは割愛して、アクセス解析によっていろんな情報が得られるんだけど、その中で、自サイトのページにアクセスする前に居たページの情報、つまり「リンク元のURL」(HTTP_REFERER)が含まれている。
※アクセス解析によって得られる情報は下記のリンク先参照。
http://www.mse.co.jp/ip_domain/domain_text.html#brows
(余談だけど、今日からホスト名「YahooBB…」が「softbank…」に変わったんだね)
googleやyahooなどの大手検索サイトの検索結果ページのURLにはどういった言葉で検索したかといった情報が含まれている。そのため、大手検索サイトからの「リンク元のURL」をアクセス解析によって見ることで、どんな言葉で検索され自サイトのページに来たかわかるようになっている。
それを眺めていると世間で三国志関連のどんなことに興味を持たれているか、その一端を知ることができる。
例えば、ちょっと前までだったら「バショクショック」だったり「川原 三国志」だったりした。
・「バショクショック」で辿りつけるところ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/188
・「川原 三国志」で辿りつけるところ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/220
あと、三国志と実は関係のなかった方の「二宮事件」とか、それとごく最近ではやたら「捜神記」(あるいは「復活」「干宝」「漢文」「訳」)が引っかかる。何か、模試の問題にでも使われたんだろうか??
・「二宮事件」で辿りつけるところ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/184
・「捜神記」で辿りつけるところ
http://cte.main.jp/newsch/article.php/225
と前置きで思わず脱線してしまったんだけど、そんな検索ワードの中でそれほど多くないんだけど、常にある一定の数があるのが「三国志 地図」という検索ワードだ。
三国志ファンの中で当時の地名の入った地図をほしがっている人が結構、いるんだろうな、と想像できてしまう。
ネットで「三国志 地図」ときいて連想できるのは「むじん書院」。ただ期間限定なんだけど。三国志関連の地図を載せているだけじゃなく、Windowsでの地図の作り方まで書かれてある。
http://www.project-imagine.org/mujins/
あと三国志ファンだったら、書籍の付録としてついている地図を使うというようなことをしているのかな。筑摩書房の世界古典文学全集の「三国志」訳本(ハードカバー)の付録の地図とか。
それと三国志ファンの中でも知識系ファンで定番になっているのが譚其驤「中国歴史地図集」第三冊 三国・西晋時期(それか第二冊 秦・西漢・東漢時期)。
http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=420
郡境や県城に到るまで事細かに書かれているものの、文字が日本人には馴染みがうすい簡体字で書かれているということ、中国の書籍なので入手が難しいということ、なかなか欲しい時代のものがばら売りしていないということなどの短所があり、大まかに位置関係を知りたいという人にはあまりお勧めできない。
気軽に三国志の地名の大まかな位置関係を知りたい場合は、下記のリンク先で販売している「三国志地図」両面下敷きがおすすめ。
・三国志グッズ総合オンラインショップ「英傑群像」
http://www.chugen.net/
オモテが州郡地図、ウラが主要戦争地図になっているとのこと。詳しくは下記のリンク先参照のこと。
http://sangokushi.chugen.net/?eid=396270
http://sangokushi.chugen.net/?eid=401183
元が下敷きなので、三国志ファンの集いやアミューズメントパーク、それに学校にも持っていける感じ。また三国志関連の本を読むときに見比べたり、ファン同士で話すときなど便利っぽい。