・tRTK CHAT
http://www.nightmare.to/tRTK/
tRTK CHATは「the Romance of Three Kingdoms CHAT」のことで、つまり三国志ファンのためのチャット。三国志ネット界では老舗のサイトだ。
某サイトのフロントページについて議論していた際に、教えて貰ったんだが、「tRTK CHAT」が閉鎖されているという。
慌てて上記サイトへアクセスしたら下記に引用するような文字が出ていた。
--引用開始-----------------------------------------------------
2009年6月10日を持ちまして閉鎖しました。
--引用終了-----------------------------------------------------
あまりにもそこにあるのが当たり前すぎて、一体いつからあったのか覚えてなかったので下記サイト「Internet Archive」で確認する。
・Internet Archive
http://www.archive.org/
そうすると、「最初に」のページで下記へ引用するような文を見かける。
--引用開始-----------------------------------------------------
・tRTK CHATについて
tRTK CHATは 1998年9月22日 に開設しました、三国志ファンのためのチャットでございます。
--引用終了-----------------------------------------------------
そう十年以上の長きにも渡っていたサイトだ。
私自身、このチャットを利用したことはなかったが、それでもそこでオンオフ問わず多くの交流があったことを知っているし、老舗の大手サイトとしてその運営について過去、幾度ともなく参考にしていた。
今、「三国志ニュース」で「tRTK」と検索すると、件数は多くないものの年月がばらけて、記事が出てくる。以下、ピックアップしてみる。
※関連記事
三国志系サイトのオフ会を考えてみた
2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」報告
2006年2月末 www.nightmare.to(三國志サーチ等)停止
便乗プチオフ会(2007年7月28日)
三サポ板五周年記念オフ会二次会
「ぐっこ どっと ねっと」オフ会(晩餐)
これだけ長きに渡り多くの人に知られたサイトがなくなると、第三者ながら一人の三国志ファンとしてとても寂しいんだけど、あれこれ知り得ない都合もあることだろうし、こればかりは仕方ないんだろうね。
ともかく、長期に渡り、どうもお疲れさまでした。
最近、特に思うんだけど、ネットでは「去る者を追わず」ではなく「去る者を追えず」なんだよね。良いも悪いも、周りがとやかく言えないようになっている前提がある。そこにはネット特有のメリット・デメリットがあるんだけど。
※追記
サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。
私も知らなかった(!)
かつての参加者の一人に「そういえば閉鎖したんだってね」
とメールがあって初めて知りました。
今のように常時接続なんてものがなく、従量制の時代でありまして、
チャットなんていうのはそれだけで「贅沢な行為」だったように思います。
「つなげっぱなしで、世界中の誰かと大勢で、ダベる」コト自体にきらめきがあったというか。
あと、「テレホーダイ」以降にダイヤルアップ接続が当然であった時代だったものですから、
皆そこめがけて押し寄せていたんですよね。だから人がそこに集まるという。
いつつなげてもいい自由を手にしたことで、失われたものもありますね、というオセンチ。
by gesotoku
こんばんわ。
gesotokuさんがご存知でなかったというと、よほど急だった印象があります。
当時の体験談(?)のコメントありがとうございました。
もう当たり前になってしまいましたが、よくよく考えてみると、一般の人が物理的距離関係なく、複数人で同期的にコミュニケーションを取れるってのは素晴らしいことですね。
当時はチャットというだけでも貴重だったと想像できますし、それに「三国志」が加われば、同好の士が集い、盛況になる様が目に浮かぶようです。
今の三国志ネット界で、非同期性のコミュニティの活況はSNSやブログに移りつつありますが、同期性のコミュニティは個人サイトでのチャットに替わるものが特に見あたらないですね。
それを考えると貴重な存在だったと思います。