三国志リンク集サイト「合従連衡」でサイトを辿って知ったこと。
http://gassho-renko.seesaa.net/
http://oshiyan.hp.infoseek.co.jp/index.html
↑1993年に月刊ジャンプオリジナルで二回に分けて掲載されていた押山雄一先生/著「RYUBI」がオンライン上で読めるのだ。
更新情報が「4月25日」となっているが、Internet Archiveで調べてみると2002年10月16日の時点で今と同じ更新情報だから、2002年4月25日が最終更新ってことだろう。
私は長いこと、三国志系サイトを求めネットを巡ってきたが、商業誌に載った一つの三国志漫画まるまるがサイトに載ってるだなんて初めてみた。すごい! まだ未読なので早速、読んでみる。
最近は三国志ブームかなんだか知らないが、少年漫画雑誌、青年漫画雑誌、少女漫画雑誌、果ては三国志漫画専門雑誌などいろんな雑誌でやたら三国志漫画が連載されている。なので、どうしてもそれらの連載漫画を見比べて、理想の三国志漫画をあれこれうじうじ考えてしまう。
そんなときに「RYUBI」のような一本気な少年漫画雑誌で連載されていた正統派(?)の少年漫画を読むと、かなり引き込まれる。テンポよく爽快だ。あきさせないいろんなギミックが登場している。ただ、今だと三国志マニアな方々に突っ込まれそうなところが多いんだけど(まぁそれは仕方ない)
ちなみに1993年は、同じく現代人が三国志の時代にタイムスリップする漫画「龍狼伝」(山原義人先生/著)が月刊マガジンで連載開始する年なのだ。私はどちらかというと俄然、「RYUBI」の方が好みだ。
で、「RYUBI制作秘話」まで一気に読んでしまって、サイトの入り口ページに戻ってみると
「ホーム社から発売中のTENCHUにてリニューアル連載中!」
という文字が目に入る。おーっ、とPCの前で色めき立つもつかの間。最終更新日が2002年4月25日だったよな、と思い出す。
http://members.jcom.home.ne.jp/oshiyan/
↑押山雄一先生公式サイト「居酒屋おしやん亭」
いやな予感がして公式サイトの「居酒屋おしやん亭」の掲示板を検索し見てみると、いきなり衝撃の事実が
2002年コミックTENCHU 休刊
とのこと。つまりホーム社のコミックTENCHUで復活した「RYUBI」は2002年の時点でいやおうなく連載終了していた。ガク。
願わくはたいへん難しいと思うが、月刊ジャンプオリジナルの「RYUBI」のときのように、コミックTENCHUの「RYUBI」をサイトで読めるようにしてほしい……うーん、月刊ジャンプオリジナルのことを考えると、読めるのは2011年ごろか……
ちなみにコミックTENCHUの「RYUBI」の制作の様子はサイト「居酒屋おしやん亭」のコンテンツ「RYUBI正史」(いわゆる日記)で読めるのだ。かなりさかのぼらないといけないけど。
※追記 三国志名将大列伝(2010年1月25日)