Site Calendar

サイトカレンダをスキップ

2024年 07月
«
»
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

NAVI

ログイン

ログイン

新着情報

記事

新着記事 1件(24時間)

コメント (2日)

-

トラックバック (2日)

-

リンク (2週)

新しいリンクはありません

QRコード

QR code

アンケート

三国志ニュースのレポート系記事

三国志ニュースで書いて欲しいレポート系記事はどれ?

  •  三国志フェス
  •  三国志学会大会
  •  関プチ5全国ツアー
  •  魏晋南北朝史研究会関連
  •  三國夜話
  •  六間道三国志祭
  •  三国志TERAKOYA4
  •  三国志 義兄弟の宴
  •  東アジアの『三国志演義』/ベトナムの『三国志演義』
  •  zip,torrent(トレント),rar,lha,mediafire,pdf,DL(ダウンロード),nyaa等を含む検索語句(違法なフリーライド・無料閲覧関連)、あるいはBD・DVD自作ラベル、カスタムレーベル等を含む検索語句(著作権・肖像権侵害関連)に関する調査・研究

結果
他のアンケートを見る | 79 投票 | 0 コメント

掲示板 件名 最新投稿

よみがえる中国歴代王朝展


  • 2005年10月10日(月) 19:03 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    21,901
展覧会  昨日、16時前にルーヴル美術館展のやっている京都市美術館に行ったら、美術館の外周半周ほどの行列ができていて17時には終わるんで、あきらめそのまま市バスで京都駅へ。京都駅ビルの美術館「えき」では「よみがえる中国歴代王朝展」がやっていた。こちらは20時まで。

・よみがえる中国歴代王朝展(美術館「えき」)
http://cte.main.jp/newsch/article.php/179

 道は混んでいたが、17時過ぎに到着。特に混んでいる様子はない。展覧会は殷から時代順に展示があっていろんな青銅器や像などが展示されてあった。まぁここ三国志ニュースではそこらへんのことはとばす。
 「第2章 巨大帝国の誕生」では秦、漢(前漢、後漢)の時代の出土品が紹介されている。章の紹介の三国時代のところで「諸葛孔明」が活躍した時代とあるのはほほえましい。
 秦の時代は実物大の三種類の武士俑、文官俑(ちなみに入口に別の俑のレプリカがおいてあってそれは35万円と40万円とのこと)、漢の時代は金縷玉衣が目立つ。個人的に興味のあるのは、後漢時代の青銅製の弩機(弩(クロスボウ)の張った弦を解き放つ機構のところ)やら青銅製の馬面(馬の鼻面にあてるもの)、青銅製の車輪の軸部分などがあった。それから興味深かったのは後漢時代の青銅製の俑。高さ30cmぐらいのフィギア(と呼んでいいのか)。ちゃんとパラソルのついている馬車(車俑)や馬俑、それから「戟を持つ青銅製騎士俑」&「矛を持つ青銅製騎士俑」があった。あれこれデフォルメされているものの、戟の長さと人と馬の比率がわかるし(戟の末端を右手で持ち、上に立てていた)、ちゃんと鞍が表現されているし、[巾責]もかぶっている。これも要チェック。

※追記 TDSで騎士俑




 とまぁ、見所は他にもあるんだけど、ツッコミどころもたくさんある。全体的に解説文がところどころ変だ。今回、巡回展だけど他の展覧会場でも同じ解説文を使っているのか、と心配になってくるほどだ。その極めつけのところがちょうど三国志ファンだったら、わかりやすいところなので次に一部あげておく(そこでしばらく紙に鉛筆に書き込んでいた)。後漢時代の説明。「戦乱の世<後漢時代>」とタイトルが付けられている。

---------------------------------------
(略)
都は長安から洛陽へ移し、儒教により学問を熱心に広めました。学問奨励が熱心すぎて人々の自由が奪われる結果となり、多くの人が仏教や道教に救いを求めました。その何千という信者が軍隊を組織して後漢王朝を攻撃しました。洛陽は荒れ果て、高祖の即位以来、421年にもおよび漢王朝は滅びました。
---------------------------------------

 あと展覧会場のすぐ外に展覧会にありがちなグッズの売場があって、やっぱり三国志トランプ(「三国演義 高級撲克」)が売ってある。あと劉備、関羽、張飛、諸葛亮の三国志泥人形。ここらへんがおいているのも珍しい。それとさらに珍しかったのが「三国志華容道パズル」。遊び方はちゃんと読んでないので、よくわからなかったけど、三国志の人物のイラストとその人物名(簡体字)が書かれている小さなプレートがいくつかあった。何の人物名もないただの兵士のイラストのプレートも有り。それで三国志の人物だけど「華容道」なのに曹操、関羽は良いとして、馬超と黄忠もいるし(笑)

銅はどこ?


  • 2005年10月 8日(土) 18:55 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,757
マンガ ・大澤良貴さんのサイト「OVER LOAD」
http://overload-system.net/

 数ヶ月前、上記のサイトの掲示板の「三国志3」スレッドを見ていたら、貨幣と銅山と赤壁の戦いについて(←ちょいと端折りすぎた説明)、気になる書き込み(2005年5月8日以降)があった。
 それで素人目に見て、「湖北省銅緑山」(黄石市南西二十五キロ)って当時、なんて呼ばれていた山なんだろう?、って気になった。
 そこですぐ軽く調べたらいいものの、そのままにしていたら、ブログ「GOGO三国志!」によるとどうも「コミック三国志マガジン」5号の「随筆三国志」でそこらへんのことが書かれているらしい。銅は赤金(あかかね)ともいうし表紙の赤とかかってるのかな。

・ブログ「GOGO三国志!」
http://blog.goo.ne.jp/aoitako

・その記事
http://blog.goo.ne.jp/aoitako/e/2d2b25b62e2ebeecc019cade0c9d3713

 まだ読んでないんで、まぁ、読むときの予習がてら、軽く銅山について調べておこうと思い、それだったらまず続漢書の郡国志だって思って、郡国志を「銅」や「赤金」で検索をかけてみる。
 そうすると注も含めて銅が出てくるところの地名が出てきた出てきた……京兆尹藍田、越〓郡[工β]都、越〓郡靈關道、益州郡兪元・裝山、益州郡賁古・采山、[牛建]為屬國朱提(山)、上黨郡沾・少山、太原郡晉陽・懸甕之山、南郡臨沮・荊山。
 ……と江夏郡あたりには全然、出てこない。まぁ、郡国志に出てこない銅の産出地なんてたくさんあるし。じゃ三国志やその注にはでてくるか、と調べてみる。呉に関係するところ。三国志呉書周瑜伝の注に引く江表伝で周瑜は孫権の統治している土地について「鑄山為銅」(山を鋳て銅にして)と言及している……ってこれじゃ江夏郡と関係するかどうかわからない。あと、三国志呉書朱異伝の注に引く文士伝には「鍾山之銅」という記述が……と鍾山は丹陽郡にあるから違う。次は三国志呉書の諸葛恪伝。丹楊郡のことを「山出銅鐵」(山に銅や鉄がでて)と書かれている。と、これは江夏郡じゃない。
 行き詰まったので、立ち戻って元の掲示板でリンク張ってある遺跡のページを見てみる。
http://www.china.org.cn/Beijing-Review/Beijing/BeijingReview/Japanese/99Oct/bjr99-40j-23.htm

 あ、そうか、この遺跡は商から漢の時代だから、後漢や三国時代ってわけじゃないんだ。というわけで、史書の調べる範囲を広げてみる(といっても正史類とそれぞれの注だけど)。
 そうすると、目に付いたのが「章山之銅」という文字。史記貨殖列伝や漢書地理志で見かける。そしてこの章山はまさに江夏郡にある。おぉ、と思って、譚其驤(主編)「中國歴史地圖集 第二冊秦・西漢・東漢時期」(中國地圖出版社出版)で確認してみると章山は……黄石市から250キロメートルも離れている! 違う山だ!
 バショクショック!


 というわけで、当時の山の名前は見つからなかったんだけど、再び予習ネタ。手元の本の中で関係ありそうなもの。西嶋定生/著「中国古代の社会と経済」(1981 東京大学出版会)に当時の経済について詳しくのっている。「第六章 魏晋・南北朝時代の社会と経済」の「一 農業と商業」。
 魏では貨幣流通が衰退し現物経済のしめる比重が大きくなったとかで。魏の文帝の即位の翌年に「五銖銭の流通を禁止して穀物や布帛を交換手段とすることを命令した」、とか。呉から始まる「南朝諸国では、貨幣流通も比較的盛んであった」とかで。

日中合作大型人形劇「三国志」


  • 2005年10月 8日(土) 01:49 JST
  • 投稿者:
    曹徳
  • 閲覧数
    2,882
ショー 11月3日、劇団影法師さんによる大型人形劇「三国志」がファイナル公演を迎える。縁あって応援したいと思いますので、この場をお借りして少しご紹介したいと思います。

「この公演は、人形美術にあの川本喜八郎氏を、脚本にこれまたジェームス三木氏を迎え、演出は小森美巳氏が手掛け、劇団影法師と中国の成都人形芸術劇団が日中間で合作をし、1990年の初演以来10年間に渡り日本全国内において縦断公演を展開、2000年にはそれまで海外からいただいていた多数の観客からのオファーに応えるべく、ニューヨークやモントリオール、北京、香港等での世界ツアーも実施し、これまでに計120万人を魅了してきたものです」
 そしてその公演が11月3日をもって見納めとなる。
 興味のある方は下記劇団影法師公式サイトをのぞいてみてください。
http://www.kageboushi.com/sangokushi/sangokushi1.htm

2005年10月1日ブログ「コミック三国志マガジン 編集部が出師の表」稼働


  • 2005年10月 6日(木) 12:36 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,247
マンガ 「コミック三国志マガジン」の公式ブログがあるようなので、一応、リンク張っておきます。「コミック三国志マガジン」の最新情報、舞台裏情報はここでチェック

・「コミック三国志マガジン 編集部が出師の表」
http://3594magazine.blog27.fc2.com/

ちなみに「ゲソの三国志ブログ ~tRTK BLOG~」で知りました。
http://blog.goo.ne.jp/gesotoku
記事に「バショクショック!」ってちゃんと書いているし(笑)

※追記 ブログ「コミック三国志マガジン 編集部が出師の表」併合(2009年8月17日)

むじん書院、漢籍完訳プロジェクトIMAGINE


  • 2005年10月 5日(水) 20:43 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,494
ネット 検索が多くなってきたので、一応、現状確認。

むじん書院のアドレス
http://mujin.parfait.ne.jp/mujins/
と漢籍完訳プロジェクトIMAGINEの旧アドレス(だったっけ?)
http://mujin.parfait.ne.jp/
には今、アクセスできないみたい。
mujin.parfait.ne.jpの方の契約が切れたのかな(憶測)

漢籍完訳プロジェクトIMAGINEの別のアドレスにはつながるので、こちらへご用の方はブックマークおよびリンクの張り替えを。
http://www.project-imagine.org/
(22:00追記)むじん書院もアドレスかえればあるね。
http://www.project-imagine.org/mujins/
「ちくま三国志をけなす会」も
http://www.project-imagine.org/chikuma/

あとむじんさんのブログ「思いて学ばざれば」にも現在、アクセスできる。
http://d.hatena.ne.jp/mujin/