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歴史と小説


  • 2005年12月31日(土) 00:03 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,935
小説  三国志関連に三国演義や吉川三国志など古くから親しまれている小説があるせいか、長い間、三国志ファンをやっていると、多くの人々が歴史と小説との混同するのには、慣れているというよりある種のあきらめがある。三国志ファン歴の長い人の中には慣れないというよりむしろアレルギー反応を起こしている人も多いぐらいだ。
 よく言われているのが、1939年に吉川英治が三国志を題材とし執筆した小説を歴史書と同名の「三国志」と名付けたせいで歴史と小説とが混同されてしまう、ってことなんだけど、どうやらそれだけではないようだ。

・参照記事「三国志とは」
http://cte.main.jp/newsch/article.php/226

 歴史と小説との混同はどうも現代日本だけじゃなく、本場、中国の清末の時代でもそういったが話があるみたい。三国志と三国演義とを混同したという笑い話だ。「点石斎画報」から引いている内容。詳しくは下記リンク参照。原文も参考リンクもあって良いページ。

・虎渓之橋
http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/
※ここのサイト→「小草文集」→「知らずに借りた三国志」
・知らずに借りた三国志
http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/sgcw/jieshu.html

 この場合、ある意味、白黒はっきりした結末だけど(汗)、どうも三国志ジャンル以外の現代日本では、実はあまり自覚されていない歴史と小説の混同があるみたい。司馬遼太郎の小説ファンに多いみたいで。まぁ、ここでとやかく書くより下のブログ記事を参照。

・つばめ飛ぶ 餌を取りては 子のもとへ
http://tosa-toad.cocolog-nifty.com/blog/
・「歴史好き」と「歴史小説好き」は必ずしもイコールではない
http://tosa-toad.cocolog-nifty.com/blog/2005/11/post_91d2.html

 予想はつくけど、司馬遼太郎自身は決して歴史と小説とを混同していたなんてことはなかったそうで、きちんとわきまえていることがわかるエピソードを下記のサイトのエッセイ「詩と真実」で紹介されている。こちらもここでとやかく書くより、そのエッセイを参照のこと。

・山際のページ
http://homepage.mac.com/taihakuzan/
※ここのページ上部のリンク→「余談雑談」→「詩と真実」

 しかし、「詩と真実」の末尾に書かれている「また聞きの話」は本当だろうか。筑摩書房から三国志の訳本がでたとき、三国演義(あるいは湖南文山の「通俗三国志」か吉川三国志)と三国志を混同した人から「内容が間違っている」という抗議の電話が殺到したという話。ここで書いてしまうと「またまた聞きの話」になっちまうけど(汗)、その後、筑摩書房が三国志の訳本を文庫化する際に文庫の方のタイトルを「三国志」ではなくわざわざ「正史 三国志」とした理由を目の当たりにしたようで、妙に納得してしまう話だ。当時、多くの日本人が抱いていた既存の「三国志」とは違うんだという意図でタイトルに「正史」を付け加えたんだろう。まぁ結果的に元の「三国志」は「三国志」という名を奪われた形になっているんだけど。事実、歴史書の「三国志」を「正史」って呼ぶ三国志ファンは多いしね。

※追記 第23回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会)

※追記 私的メモ3:三国志関連初心者向け

三国志ニュース携帯対応


  • 2005年12月30日(金) 19:22 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,544
ネット  三国志ニュースはRingBlogというブログのプログラムを使って居るんですが、ver.2.41から携帯対応になったようです。ただしURLがPC版と違って下記のようになります。元々、携帯専門ということではないんで、機能は制限されて居るんですが。
http://cte.main.jp/newsch/
※2009年1月30日現在は携帯とPCとでは同じアドレスです。

 携帯サイトをお持ちの方はこちらのURLへリンクを張ってくださると嬉しいです。だけど、リンクのページがないんで、お返しにリンクを張ることはできないのですが(汗)
 ちなみに「三国志ファンのためのサポート掲示板」も一応、携帯対応です。
http://cte.main.jp/c-board.cgi

吉川三国志のデータベース


  • 2005年12月27日(火) 11:56 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,794
ネット 「三国志データベース」(下記のURL)というサイトを見かけたんだけど、そこで、吉川三国志のデータベースをみかけた。主に吉川三国志に出てくる人物のデータベース。

・三国志データベース
http://kandk.dip.jp/rotk/

三国志や三国演義のサイトなら数あるけど、吉川三国志はかえって珍しい気がする。しかも情報量の多いデータベース。人物をたどってついつい魅入ってしまう。もちろん吉川三国志オリジナルの芙蓉がバッチリ登録されている。人物で「死因」など項目ごとで解説されているのも面白い。例えば「呂布」の「武力」で歴戦の一騎打ちの解説があるし。

というかこのデータベースによると吉川三国志って黄巾の乱が建寧4、5年(そのまま西暦になおすと171、172年)には起こっているのか?!

東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫


  • 2005年12月27日(火) 11:33 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    4,634
ネット  東京大学に東洋文化研究所というところがあって、その研究所が所蔵する漢籍をそのサイトにて「試験的に公開」されている。その名も「漢籍善本全文影像資料庫」。

・東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫
http://shanben.ioc.u-tokyo.ac.jp/

 試験的なので全部の漢籍の本文が見れるってわけじゃなくて、例えば、現在、三国志ファンにとって基本の「重修二十一史:三國志六十五卷」は目録データしか見ることができない。
 それでも三国志ファンにとって本文が見れる中で、興味深い文献はある。
 タイトルでわかりやすいのは「鼎鐫按鑑演義古本全像三國英雄志傳二十卷」。中身を見ると、桃園結義などがあるから三国演義の流れをくむのかな。ちゃんと見比べていないので三国演義とどう違うかわからないが、1ページごとにあるシンプルな挿絵が面白い。そこらへんがタイトルの「全像」か。
 それと三国志の時代が近いのが「天祿閣外史八卷」や「漢蔡中郎集六卷」や「秦漢文」も興味深い。
 個人的には「漢蔡中郎集六卷」に載っている蔡邕(サイヨウ)が書いた「獨斷(独断)」が気になる。ちなみにタイトルの「蔡中郎」とは蔡邕のことで、三国志に出てくる人。「獨斷」には五行相生説にのっとって漢の火徳までずらずら書いているし、漢の皇帝の在位とかいろいろ書いている。王莽が髪がなくて、頭に巾を使うようになったこととか幘のことも書かれているし。

元帝額有壮髪不欲使人見始進幘服之群臣皆隨焉然尚無巾如今半幘而巳王莽無髪乃施巾故語曰王莽禿幘施屋冠進賢者宜長耳冠恵文者宜短耳各隨所宜


※追記 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館)

※追記 第17回三顧会 午前(2012年8月14日)

<追記>
2010年12月21日火曜日09:35:42 「五行説と王朝の関係の本」という検索語句観測
2010年12月21日10:05:01 三サポ板からここの記事へアクセス
2010年12月21日10:23:10 Yahoo!知恵袋にこの記事へのリンクが張られる。
※検索→書き込み(某巨大掲示板、QA掲示板、SNS、Twitter等)が短期間に脊髄反射的に行われるのが多い中、ここまで練られた形でリンクを張られると有り難い。ただ助詞を伴う検索語句は柔軟性がなく取りこぼしが多くなりスマートじゃないように思えるが結果オーライなんだろう。

・古代中国史…漢=火徳について 五行説と王朝の関係についてよい文献資料などありま... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1452360159

ついで説明するなら、福井 重雅「黄巾の亂と傳統の問題」(『東洋史研究』Vol.34 No.1 (197506) pp.24-57 東洋史研究会 )で、黄巾賊の訛言の「蒼天已死、黄天當立、歳在甲子、天下大吉」は五行思想とは無関係で黄老思想から来ていると説明されている

※関連記事 メモ:「黄巾の亂と傳統の問題」

<追記終了>

2006年2月15日-19日「三国志外伝 長江の流れは緩やかに見えて」


  • 2005年12月26日(月) 12:06 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    2,503
ショー  2006年2月15日水曜日から19日日曜日までの間、東京池袋シアターグリーンで三国志プロジェクト「三国志外伝 長江の流れは緩やかに見えて」というお芝居があるとのこと。西暦172年の孫堅が題材。全席指定で前売り当日販売ともに3500円。
 むじんさんのところのブログ「思いて学ばざれば」で知った。

・思いて学ばざれば
http://d.hatena.ne.jp/mujin/
・「三国志の演劇を池袋グリーンシアターで」
http://d.hatena.ne.jp/mujin/20051225/p1

 それで公式サイトもあって、「長江の流れは緩やかに見えて」に関してはもうチケット販売が始まっている模様。詳しくは下記の公式サイトにて。公式サイトを見ると「三国志プロジェクト第1弾」となっておりこれ以降、続けるのかと期待大。

・三国志プロジェクト
http://www.geocities.jp/sangokushiproject/ 

 公式サイトを見る限り、今回の「長江の流れは緩やかに見えて」は「西暦172年」の孫堅中心に描いていくようだ。
 しかし、西暦172年の長江というのが気になる。西暦172年(熹平元年)ということでおそらく三国志呉書孫破虜討逆伝の冒頭のエピソードを題材にするんだろうけど、この時期、孫堅に浙江関連のエピソードが多いが、長江(江水)と関わりを持つ記載は史書に見えない(以下のリンク参照)。

http://cte.main.jp/sunshi/w/w021023.html
http://cte.main.jp/sunshi/w/w030306.html

 まぁ、なぜ長江が出てくるかは、(1)鹽涜県の県丞に赴任する途中が舞台だから、(2)このお芝居用のオリジナルエピソードの舞台が長江の畔だから、(3)浙江は日本人になじみがなく、あえて分かりやすい長江にしたから、の三つが考えられる。個人的には多分、(3)の理由のような気がする。まぁ、どちらにせよ、お芝居の本質には関係ないだろうし、三国志関連の創作であまり取り上げられることの少ない孫堅を題材にすることは素直に嬉しい(ちなみにその時期の孫堅を題材にした小説に「中国遊侠伝」ってのがある)

 さてさてどんな舞台になるか、とても楽しみ。

<1月29日追記>
 (旧暦で)あけましておめでとうございます。
 下記のブログ「三国志漂流」の記事によると、

・三国志漂流
http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/
・舞台「三国志プロジェクト」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/2263641#2263641

なんと朱儁(字、公偉)がでるとのこと! 
 しかも劉備・曹操がでないという潔さ!(というか劉備の方は遊学にもでてないので・汗)
 ちなみに朱儁は後漢書だとこの時期(西暦172年)、会稽郡でおそらく主簿という役職をやっていて、やっぱり長江(江水)とは無関係。翌年に本業でも明確に許昭の兵乱に巻き込まれることになる。

・会稽は傷ついて…(孫氏からみた三国志8)
http://cte.main.jp/sunshi/w/w030222.html


 私自身、最近、心に余裕がなくてすっかり三国志プロジェクトに気を向けてなかっただけど、この情報で行きたくなったなぁ。もし上記ブログの記事に書いてあるこの曜日のこの時間に空き席があれば行くことにしようっと(……って一番、席がうまってそうな時間・汗)。行けるかどうかはまた後ほど。

<1月29日追記2>
 というわけで買ってきた。というか舞台前の席は売り切れだったので多分、変な席(汗)
 2月19日12:30からのやつ。USHISUKEさんのところへ観劇表明してこないと。
 行き帰りの予定考えないとな。


※追記 2006年2月19日「長江の流れは緩やかに見えて」観劇