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三国志ニュース定期便 【論文紹介】黄巾って五行関係なくね?(YouTube2024年6月16日)
2024年6月19日水曜日。表題はその3日後22日土曜日の日本マンガ学会での研究報告のことなのだけど、そこで触れられた三国志関係はプチネタで、そこに至るまで日記的に三国志と関係ないことをダラダラと書いていくんで、興味ない方は読み飛ばしてくださると幸い。
22時7分、2021年5月4日NHK放送、朝の連続テレビ小説「おちょやん」を見る。ラジオドラマの反響部分おもろいな。近所の人たちがちよの帰りをまって褒め称える。
6月20日木曜日20時スタートで、主催側から非公認配信。頼まれていないのに勝手に告知。ってことで日本マンガ学会第23回大会についてライブ配信する。下記がそのURL。初めての生配信でスタートにバタバタしてた。清岡が日本マンガ学会大会の参加状況・発表状況をまとめられて良かった。初期10年分はまったく知らないのだけどね。概要欄では三国志ニュースの記事へリンクしてる。結局、もしかしてコメントなくて10分ぐらいで終わる?と思ったけど、いらっしゃった方のおかげで60分も話した。
・新人Vtuberが勝手にリアルイベントを語る03 日本マンガ学会第23回大会初日 研究発表 2024年6月22日開催で6つも会場あるんでただ迷うだけのライブ配信
https://youtube.com/live/q344bmAV6DM
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メモ:第35回 人形劇三国志 鑑賞オフ友の会(渋谷2024年6月29日)
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新人Vtuberが勝手にリアルイベントを語る(YouTube2024年6月9日-7月4日公開分)
あと事前に知り得た大会関係。以下。
・日本マンガ学会の大会で研究発表します
https://kimiko-kamata.fanbox.cc/posts/7985903
・日本マンガ学会第23回大会で研究発表をします(6/22、京都精華大学)
https://ryokageyama.com/blog/1493/
6月21日金曜日、そういや今朝、今期アニメで転生モノ3本続けてみた。無職転生 あの展開は想定内だけどね、と書くのはなんだか負け惜しみっぽい。第七王子 相変わらず爽快感がエグいな。鑑定スキル 軍師新キャラお披露目回。なんとなく龐統み。6月22日土曜日、三国志ニュースの記事「
邪馬台国と大倭国家(愛知県名古屋市2024年6月23日)」を書く、2時30フィ運アップ。日本時間4時キックオフ。オランダ×フランス、スコアレスドロー。6時、三国志ニュースの記事「
バック・アロウ#11(2021年3月20日)」アップ。7時から動き出す、洗濯機回して風呂に入って、飯作ってコーヒー飲んで、洗濯物干して、9時すぎにコーヒー豆買ってきて、9時37分にかえってきて、12時29分、なぜかひたすら自分の論文編集。
それで本題の日本マンガ学会大会の会場である京都精華大学に出かける。雨降るか降らないかの空模様。市バスで出町柳駅までいって、そこから叡山電鉄で大学まで向かう。車中でも論文編集、いや今月末が〆切なもので。
・京都精華大学
https://www.kyoto-seika.ac.jp/
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メモ:日本マンガにおける秦始皇帝兵馬俑鎧甲デザインの伝播(2018年6月23日)
上記関連記事によると、この大学にくるのは6年ぶりか。道しるべ看板にしたがって、食堂みたいな所にいって受付を終える。さて要旨集をうけとって、何を見るか決めにかかるぞ、と思ったら、渡されたのがQRコードが印刷された紙。あと同じ紙には会場となる教室への注意書き。とりあえず会場にむかって、1階の教室に入ったら、どうやら開会式はその部屋でないようで。確かに先程の紙にそう書かれてある。起伏のある地にある建物なんで、部屋番号がわかりにくく。部屋を間違いがち。黎明館 L-101教室で開会式。
・日本マンガ学会
https://www.jsscc.net/
・日本マンガ学会第23回大会
https://www.jsscc.net/convention/23
※前回記事
メモ:「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」後考(日本マンガ学会第22回大会2023年7月1日)
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メモ:乱世の英雄たちの物語(京都2024年7月6日)
開会式中、どうにか要旨集を読もうかと試行錯誤してた。そもそもiPhoneでのQRコードの読み方をしらない→カメラを向けたらなんかポップアップする感じだったので、猫じゃらしに対する猫のように戯れてなんとか開くことができる。→URLを知りたいだけなのに略される。URLのコピーはできるようなのがようやくわかって、はじめそれを何とか略された部分を想定しながら、だったけど、メールで送ることに。何とかノートPCの方で閲覧できた。
結局、短期間だとそれほど要旨集を熟読できず、当初の予定通り、そのまま第1会場 L-101教室に残る。先の配信にあるように今回全6会場、33件の口頭での研究報告、うち1件が体調不良で中止になって、それでも32件の報告があるんで、どれを見るか迷う構造になってる。
下記に引用する研究報告を拝聴。以下、特に断りがなければ上記の大会のページからの引用。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[13:00-13:30]
伝統文化のコミカライズと教育:かまたきみこ『KATANA』を例に
早野慎吾[都留文科大学文学部]
かまたきみこ[マンガ家]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三国に無関係なんで、割愛して書くけど、マンガの実作者としてのアプローチ。「研究発表というかなんか取材ノート交流ノートになってないか?」とXでポストしてたら13時15分にコミカライズの話に入った。なるほどね。
次に第2会場 L-102教室へ。下記に引用する研究報告を拝聴。教室に入るとスライドでQRコードが表示されていて、こちらも要旨集と同じくこれでレジュメにアクセスすると。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[13:40-14:10]
「ムーミン一家」とは誰なのか:翻案および翻訳による家族関係の変化に注目して
秦美香子[花園大学]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こちらも三国と関係ないので割愛気味で、ムーミン公式サイトの発売された商品から読み取って問題提起の流れは興味深いね。作中、誰かが家族か一定しないと。グッズなど現代の商業展開からイメージされるムーミン家族と、「ムーミン」作中で描かれる家族と、のギャップが面白すぎ。
次の3限目は第4会場 L-001教室に向かう。修士一年の方のご発表。質疑応答での質問者の「ド素人質問」という前置きが印象に残った。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[14:20-14:50]
藤子・F・不二雄作品における住建築に関する描写について
西山壮洋[崇城大学大学院]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2会場 L-102教室に戻って、下記の知り合いの焦凡さんのご報告を聴く。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[15:00-15:30]
「陽春白雪」と「下里巴人」の連環画:連環画の大衆性
焦凡[中国河北美院]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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メモ:知られざる中国〈連環画 (れんかんが) 〉 ~これも「マンガ」?~ (2015年5月24日30日)
これは配布資料なくて、スライドのみ。表題の「陽春白雪」と「下里巴人」については結局、当日、よくわからなかったのだけど、今、ネットで検索するに、故事由来の言葉で、前者が高尚な歌曲を意味するのに対し、対義語的に後者は世俗的な民謡を指す言葉とのこと。つまり高低の度合いから連環画というメディアの隆盛を見ていく研究報告とのことだ。その流れで、出版社、つまり連環画書局が成立したって歴史を見せ、上海世界書局から「西遊記」、「水滸伝」、「三国志演義」、「封神榜」、岳飛伝といったものが出たと。当時は170以上出版局があったそうで。そこらへんは上記関連記事でも触れた通り。
その上海、1920年代の上海で連環画が盛んに出版。 広く親しまれていたそうな。その流れで『連環図画三国志』がでてきた。
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連環図画 三国志(1927年初版 2002年6月印刷物)
そういった研究報告で貴重な連環画がスライドで紹介されていた。研究途中なので詳細割愛。質疑応答時間。はじめのは外国の影響をきく質問がきてた。清岡からは民国時代のものの復刻の兆しは?と。→ないと、現代中国では評価が低いそうで。
続けて同会場、おなじみ孫旻喬さんの研究報告を聴く。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[15:40-16:10]
新時代の「花木蘭」はどのように描かれるのか?:改革解放後の中国の女性向けストーリーマンガにおける「男装する女性」の表現について
孫旻喬[北京第二外国語大学]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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メモ:「三国志演義」翻案マンガにおける「明光甲」考(2019年6月22日)
実体験の中国の社会背景を含めた「男装する女性」の表現についてのご報告はとても興味深い。具体的な作品分析に写ってた、『女船王』 1997-2002 武侠作品 ベルサイユのばらのようなストーリー。『[イ肖]青天』(1998-1999) 清朝を歌いとする探偵物語。質疑応答での中国のBLに関する話、初期について『カートゥン王』の表紙を例示し、実は男生同士が後ろからハグしている絵だけど、男女にみえるので特にツッコミが入らなかったってあたりとかおもろい。
その後、第6会場 黎明館L-201教室にいって、下記のを聴く。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[16:20-16:50]
日本マンガ史における初期スクリーントーンの一考察:永田竹丸資料を使って
川島丈尚[トキワ荘マンガミュージアム]
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前と同じく大きく省略するけど、初期スクリーントーンのはどれも興味深い。
それから総会。18時の懇親会会場への移動で受付の建物へ移動、外に出ると結構な雨が降っていたので、少しダッシュした。今回はパンデミック前に戻って立食パーティー形式。ただし、人数が多くて場所が狭くなっていて並ぶ自体が多々あった。下記関連記事に触れたように、ご飯を食べたら、基本、論文編集に勤しんでいたのだけど、あるエピソードだけは記しておこう、三国に関係ないけど。
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三国志研究第十九号(2024年9月8日発行)
いやなんか懇親会の始まりの挨拶を皆で聞いているときに、ふと見覚えのあるお顔が見えて、落ち着いたときに三国志ニュースを検索したら、下記関連記事の下記配信に行き着いた。
・【配信】マンガの学会に初潜入!その様子をお届け。(2022/6/21) - YouTube
https://youtu.be/wmaf6NXWJew
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メモ:神モデル預言者モデルというのを知った(日本マンガ学会第21回大会2022年6月18日)
2年前に日本マンガ学会大会のレポート動画をあげていた配信者さんだった。後日よく見るに、今はもう一つのYMOチャンネルがメインになっていて、いやYMOについてだったら、そこら辺の人よりは解るつもりの清岡がかなり高文脈だなと感じる配信をされていた。今回の大会については後日、一言ぐらい触れられて、あとはその時のカートゥーンについてのTwigetterについて話されていた。
話を当日に戻し、思い切って声をかけてみることに、2年前の配信をみたってことを明かした上で。そこにいらっしゃった某ゼミの方とともに結構、長い事話していた。話しているうちに、ある技を編み出したのだけど、今回、会場が6つもあって、聞けない研究報告の方が多くなる構造なんだけど、懇親会にて、自分の行ってない研究報告の話を聞くといったもの。つかささんは3枠からは第6会場固定だそうで。1枠はパターン・ランゲージ。ベストは細馬先生の研究報告だったそうな。その場にいらっしゃったもう一方は「ストーリーからコマ構成へ」とNTRが良かったと。NTRはタイトルのインパクトとは裏腹に実は伊藤剛先生の理論がベースになっているとかで、でも伊藤先生は明日が本番で、遅れて懇親会にいらっしゃったんで、その研究報告は聴いてなかったんだな、と。それで同じ手法でご一緒した研究者の方にきくに、「ストーリーからコマ構成へ」のこと、発表者は教育もされている方でその話も含むと。今回の『マンガ研究』で気になっていた、視覚障害者へのマンガの報告について尋ねるに、これからの研究とのこと。仏教マンガの報告は発表者が実作者でSNSで仏教マンガをひろめたいのにいいねがあつまらず、悩むという、それ煩悩!ってツッコミを入れる前にそれを自己ツッコミ的ながれと。おもしろそうだった。そんな感じで雨の中、21時34分帰宅。会場選びで消化不良感はあったが、その分、懇親会でいろんなお話を聞けたな、と。
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漫画太腕繁盛期(2022年5月3日発行)
6月23日日曜日、「月が導く異世界道中 第二幕」 エピソード24 良かったなぁ、おもしろかった!紙一重のシキと圧倒的な主役。8時52分、転スラ60話もお祭りへ向かう回でおもしろかった!三国志ニュースの記事「
Fate/Samurai Remnant 断章・白龍紅鬼演義(DLC 2024年6月20日)」を書く、9時37分、アップ。日本マンガ学会 大会2日目シンポジウムの開場が10時30分だけど、すっかり京都国際マンガミュージアムの開館時間を失念していて10時だっけ?と思って、雨降りそうだしなるべく外での待ち時間を減らして、と思って10時15分に到着したら、建物から道路に出る程の行列はできてた、10時30分開館だったか。例によって前述のページより下記にプログラムを引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
シンポジウム「マンガと〈展示〉」
2024年6月23日(日)京都国際マンガミュージアム1階多目的映像ホール
11:00~13:00(第1部)/14:30~16:30(第2部)
1990年の東京国立近代美術館における「手塚治虫展」の開催以降、〈マンガ展〉はその場所や方法を拡げながら、マンガをめぐる営みの一部としてすっかり定着しました。
そうしたなかで、マンガを美術館のような場所で展示することの意味や、ビジュアル・ナラティブとしてのマンガ表現が、単行本や雑誌といった媒体から展示空間へと置き換えられることによって被る変化など、「マンガを〈展示〉するとはどういうことか」をめぐる論点が次々と浮上してきています。また、大英博物館でのThe Citi exhibition: Manga展に象徴されるグローバル化や、作家自身や出版社による企画開催への関わりの増大など、〈マンガ展〉をめぐる状況は今なお変化し続けてもいます。
本シンポジウムでは、これまでも多くの展示が開催されてきた京都国際マンガミュージアムでの開催を機として、こうした〈マンガ展〉の現在について、理論面・実践面からそれぞれ捉え直すことを試みます。
10:30~11:00 参加受付
11:00~13:00 第1部「マンガを〈展示〉するということ」
森川 嘉一郎 (明治大学国際日本学部准教授)
金澤 韻(インディペンデント・キュレーター)
村田 麻里子(関西大学社会学部教授)
伊藤 剛(東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授)/司会
14:30~16:30 第2部「ひろがりゆく〈マンガ展〉のかたち」
しりあがり寿(マンガ家)
鷲谷 祐也(株式会社FUNDOM!イベント企画開発グループ GM)
イトウ ユウ(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授)
表 智之(北九州市漫画ミュージアム学芸担当係長)/司会
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
興味深いことばかりだったのでいっぱいメモったけど、(当然)三国と関係ないので割愛1点あげるとすれば、Xに夢中ですっかり聞き逃した、気づいたら伊藤剛先生が、何をマンガをみなすかは時代によってうつりかわりがあるっていう話になっていた。例の今の単行本中心のスタイルもせいぜい50年ぐらいって話をされていた。注釈だったらしい。昼休み。はじめ先生方のやりとりをみながらカロリーメイトを食べるということができた。その後、陰山涼さんの研究費で作った本を買いに行ったら、実は無料配布だった。その関係のシールを物販されていたので、そこから発展してアトムシール云々(例のKADOKAWAのメディアミックス本より)からポケモンパン(第一パン)の社会現象的な売れ方の話になった。午後、会長に就任された、すがやみつる先生が来年の開催地をほのめかしたけど、来年はブルーマウンテンとかウォーターツリーとかそんなところ?にしても2010年に同会場でポスター発表をされていた早稲田大学の院生さんが2024年にその学会の長になるだなんて、とても素晴らしいストーリーを感じずにはいられない!
6月25日火曜日7時39分、注終わり。6月26日水曜日3時10分、EUROグループステージ、フランス2位通過かー。3位のオランダはまだわかんないんだね(レギュレーション全然把握してない・汗)。4時23分、6月24日関西テレビ2時すぎ、アニメ「夜のクラゲは泳げない 」#12 最終回。多分、すぐにわすれるだろうけど、良かった。あんまり盛り上げないしんみりさせる感じかな。32歳になったアイドル(CV上坂すみれ)出てきた。5時7分アニメ「月が導く異世界道中」2-25、面白かった、男子3日会わざれば、だね。2021年5月7日、金スマSP 青二特集だった、おもろい!6月27日木曜日7時50分、一通りは論文編集終わり。6月28日金曜日、アニメ「キャプテン翼 ジュニアユース編」38話 日本代表の監督を大塚明夫さん演じる。日本代表へ。下記のnote記事をみかけた。
・日本マンガ学会 第23回大会 に行ってきました
https://note.com/kudoshusak/n/n1f6f7631babe
※追記。
・今回のマンガ研究室は「主任がマンガ学会に行ってきた」特集です! #漫画 #アニメ #マンガ
https://youtu.be/5T1-aVDVJRc
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