※関連記事
光の三国志城が休館 全国のファンら再開願う(山口新聞2015年5月5日付)
上記関連記事に続いて、結局、「石城の里 三国志城」のことを書きそうになるけど、例年、三顧会は前夜祭に当たるその前日に簡易的に(つまり雑魚寝)泊まることができ、さらに三顧会の当日から次の日も泊まれることができたのだけど、さすがに上記関連記事にあるような状況なので、後者の日程では泊まることができずにいた。
そうすると
竹内真彦先生の車に同乗することができ、他に
教団さん(助手席)も加わり…というより元からその予定だったようで、三人で大阪まで同じ車で帰ることになった(というより竹内先生のみの運転なので、それについてはお礼の言葉が見つからないぐらい感謝する次第で)。
清岡は下記雑記で触れた、初めて三国志城に行ったときのことを思い出していた。
・三国志城紀行初日 (※個人サイトの雑記)
http://cte.main.jp/w/w040814.html
その六時間あまりの間、主に三国についてもちろん話題はさまざまなんだけど、本題に関係することをここでは書く。というより多分頭の中で別々の時刻で話題に上がった三つぐらいのことが混同してそうなので具体的なことは避け喩え話で説明すると、マンガ『進撃の巨人』のコスプレ文化について研究するとなると、まったくレイヤーなりカメコなりその文化の担い手と少しでもコンタクトをとらないと深い研究になりそうにないが、逆に研究者がレイヤーなりカメコでできるかぎりイベントに足を運んで楽しんでいて、その文化にどっぷり浸かっていると、第一に研究者として客観的な視座を保てるのか、また研究対象に、研究の妨げになるような干渉をしてしまわないか、研究対象との距離感が難しいという話だった。また、自戒を込めておっしゃっていた&申し上げていたのだけど、そういう研究をするのに最近、結構、ありがちなのがマンガ『進撃の巨人』を読まない、つまりコンテンツの中身に目を通さずに論じるということだ。そういや最近、清岡は漢文を読んでないと思いつつ、深く思うところがあった。
そういった研究(※飽くまでも喩えね)は、コンテンツの中身を知るには現場に足を運ばないといけないだろうし、一回のコスプレ大会で消費されること(研究機会損失)が多いだろうから、ある程度の距離を保つのにも困難さを伴うと。
そういったもので三国関連で真っ先に思いつくのがソーシャルゲームだ。今までのビデオゲームに比べ攻略本の類が少ないだろうし、販促として何度もゲーム内で期間限定のイベントが行われるなど、研究者としては研究材(ネタ)が知らない間にどんどん消費される常用になっていてもったいない思いで居た。という旨を話した前後で話題に出ていたのが『三国志パズル大戦』だ。あの登場人物の名前は京劇由来?などの話はでていたものの、そんな消費のサイクルが早い状況なので、確認する機会もそんなネタを知る機会も多分に損失しやすいと。
・三国志パズル大戦オフィシャルサイト
http://sangokushi-puzzle.jp/
※関連記事
「三国志パズル大戦」×「真・三國無双」シリーズコラボレーション 新武将登場(2014年12月2日-16日)
清岡がもし研究対象にするとなると「研究の立脚点がないんで、とりあえずプレイするしかないのかな」と申し上げると、以前、同人流通で画集が出ていた旨を教団さんがおっしゃり、続けてネットで調べるにどうやら書籍がでているようだった。
あとでネットで見るに、それが下記出版社サイトの書籍ページにある、2015年4月14日に一二三書房より『三国志パズル大戦 公式アートブック』(ISBN978-4-89199-320-7)が3200円(税別)で発売したという。「A4判・ヨコ 248ページ フルカラー」とのこと。
・一二三書房
http://www.hifumi.co.jp/
・三国志パズル大戦 公式アートブック | 一二三書房
http://www.hifumi.co.jp/books/lineup/9784891993207.html