毎年、この時期になると、アクセスログに「三国志 読書感想文」もしくは「三国志を読んで」とか検索語句を見かけ、そのたびに、知っている人が見たら、明らかにウソとわかる「三国志」の読書感想文を書いて、コピー&ペースト(コピペ)できるようネットに仕掛けて置いてやろう、と意地悪な思いを持ってしまう。
例えば、今テキトーに書くと、以下のような文とか。
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「三国志」は、僧侶の羅漢十が東欧留学中に聞いたことをまとめたという体裁で書かれており、その名のとおり解、沛、燕の三つの国から来た男が大志を抱き、遙か天竺を目指す物語である。そのうち特に解国、沛国から来た男の名は「関羽と劉邦」の言葉で知られ、あたかも実在したかの如く、今でもいろんな伝説が遠く異郷の日本にまで残っている。
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(※以上、原稿用紙8行分のウソ文。前置きを読まない慌てん坊さん向けの注意書き)
しかし、毎年八月は清岡に時間的余裕がないので、実現できず終いだったりする。
それに下記関連記事(一つ目)にあるような理由で、最近、アクセスログを見る機会が多いわけだけど、一年を通せば読書感想文関連の検索語句はあまり多くなく、むしろ「復活 訳」とか漢文試験系の検索語句の方が多い印象なので(上から二つ目の関連記事参照)、実はそれほど効果がないかも。
※関連記事
メモ1:「アクセス集計に見られる現代日本における三国志由来事項の変容と浸透」
「捜神記」で検索される訳
一応、冒頭に書いた意地の悪い気持ちを生産的なものに昇華するべく、下記のような記事を書く。それが功を奏して、検索サイトで「三国志 読書感想文」で検索すると、下記の記事が引っかかりやすくなった。
※関連記事
初心者向けメモ:『三国志』攻略法1
※追記。「読書感想文 三国志」で検索された方は是非、下記の追記記事をご参考を。
※追記記事
第23回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会)
それを書く以前は下記の関連記事が検索で引っかかりやすかった。
※関連記事
三国志関連本感想文(非三国志系サイトにて)
※追記
三国志を読み解く―山田図書館企画展示―(2009年8月25日-9月17日)
それで今日のアクセスログを見ると「読書感想文 パクリ 高校生 三国志」という検索語句を見かけたので、再検索すると、下記のサイトへ行き着く。
・ 自由に使える読書感想文
http://www2k.biglobe.ne.jp/~onda/
こういうサイトもあるんだね(ちなみに「三国志」関連はない)。個人的には、読書感想文の一般的な枚数とか参考になるね。あとウェブからのコピペがばれたとき用に「反省文の書き方教室」のサイトへのリンクも張っている芸の細かさ(笑)。
<追記>
以上のような記事を書いていたら、見事にこの記事自体、検索で引っかかりやすくなって、結果的に観測対象に対し予期せぬ干渉するという科学者にはあるまじきことをやってしまった(汗)
あと、下記のような検索サイトからも引っかかるようになる。それを見ると、書籍で感想文実例集みたいなのがあるんだね…とここでリンク張るとハウリングを起こすような…? おそらくこの記事を書くきっかけになった事象も下記のようなサイトが原因なんだろうね。
・ 読書感想文 パクリ 三国志:書けるサーチ
http://ksearch.enq-g.info/result-93-C7-8F-91-8A-B4-91z-95-B6-20-83p-83N-83-8A-20-8EO-8D-91-8Eu.htm
<追記>
ビデオで日本テレビの『サプライズ』木曜日「怒っとOSAKA」2009年8月27日放送分を見ていると、前述のサイト「自由に使える読書感想文」のサイト管理人自ら出演されていた。
・サプライズ
http://www.ntv.co.jp/surprise/
視聴者参加型の番組で、視聴者に向けての質問に「子供の夏休みの宿題「読書感想文」って意味あるの!?」というのがあって、その流れでの登場。
しかし、多くの人が読書感想文を苦手と思っていて(番組調査では一位)、大半が親の協力の下にこなしているんだね。
ちなみに二位は「自由研究」。こちらも「三国志 自由研究」って検索語句が見られるし。
※2011年1月24日リンク追記
・ HOSHINA HOUSE
http://hoshinahouse.blog101.fc2.com/
・ 「2枚」 (※上記ブログ記事)
http://hoshinahouse.blog101.fc2.com/blog-entry-157.html
※2011年8月6日リンク追記
・青少年読書感想文全国コンクール
http://dokusyokansoubun.jp/