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センター試験での三国志関連
昨年、上記のような記事を書いたんだけど、今年も読売新聞の大学入試速報で何か三国志関連の問題がないか見てみる。
・大学入試速報2009 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/
今年は世界史Bの第2問 問4の選択肢(2)に
三国時代の呉は,九品中正(九品官人法)を始めた。
とあるのと(※上記サイトから引用。下記も同じ)、世界史Bの第3問のAの文に
中国の『三国志』に,高句麗では「十月に天を祭る」と記され,
とあったことかな。前者は正しいものを選ぶ問題での選択肢なので、もちろん文自体が間違いね。後者で思わず『三国志』を見てしまった。確かに『三国志』魏書烏丸鮮卑東夷伝に「以十月祭天、國中大會、名曰東盟。」とあるね。
あと今回は日本史Bにも出てきて、第2問 問2の選択肢(1)に
(1) 『後漢書』東夷伝は,当時の争乱の状況を「倭国大いに乱れ,更相攻伐して歴年主なし」と記している。
とあって、さらに同じく選択肢(2)に
(2) 『魏志』倭人伝は,邪馬台国が,朝鮮半島南部の高句麗と交戦したことを記している。
とある。これは弥生時代の社会に関して述べた文として正しいものを選ぶ問題で(1)が正解とのこと。今見ると確かに『後漢書』東夷列伝に「桓・靈閒、倭國大亂、更相攻伐、歴年無主。」とあるね。
※追記
関西学院大学の入試(F方式)で三国志関連
※追記
大学入試センター試験で三国志関連2010
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