いつも読んでいるメールマガジンのPRののところに「レッドクリフ」の文字があったんで、何かと思えば、下記のようなことだそうな。
・働きながら勉強できる SBI大学大学院大学 MBA取得 by e-ラーニング
https://www.sbi-u.ac.jp/
・SBI大学院大学|今学ぶべき!現状突破のビジネス兵法 “緊急”撮り下ろし映像無料プレゼント!
https://www.sbi-u.ac.jp/campaign/200811/
※関連記事
PHP研究所からの書籍三種
呉宇森(ジョン・ウー)監督『レッドクリフ(RED CLIFF)』報道まとめ
※追記
TOKYO NEWS MOOK『レッドクリフ』関連(2008年10月2009年3月)
※新規関連記事
三国志研究会(全国版)会報(2023年7月9日-)
そこの冒頭の煽り文句を見ると(上記ページから引用すると)、
--引用開始---------------------------------------------------------
貴方に伝えたい!
「現在の混迷は、三国志と一致する」
--引用終了---------------------------------------------------------
となっており、「三国志」からは「大ヒット映画 レッドクリフ」というフキダシが出ている。レッドクリフのイメージも重ねて消費者に提示し、消費を促そうとする意図だね。
ごく個人的な意見だと、現在の概念を過去に当てはめるような歪んだ目で『三国志』を見るよりは、真摯な態度で素直に漢文を読んだ方が良いと思うんだけど。
いや、物は考えようで、あと数百年も経てば、こういったビジネスモデルも研究対象になり、21世紀初頭の日本人が『三国志』に対し何を投影していたかの史料になりうるかもね。
ちょうど後漢から時代が下るに従い、後漢の「名士」の「番付」が付け足され整備されていったように。
※関連記事
メモ:「党錮の「名士」再考」
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。