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好々亭(東京 江古田)
2018年10月6日土曜日19時、東京メトロの赤坂見附駅にいて前の記事同様、東京メトロの無料Wi-Fiを見ていた。
・訪日外国人のお客様向け無料Wi-Fiサービスを東京メトロ全駅・車両内に拡大します!
http://www.tokyometro.jp/news/2016/811.html
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メモ:「明光甲」考(美術史研究 38 2000年12月)
そうすると19時50分、下記Twitter Accountの下記Statusを見かける。
・なかけん (naka_kane) on Twitter
http://twitter.com/naka_kane
・Twitter / naka_kane: 【朗報】非売品の『連環画研究』バックナンバーを、日中学会(東大駒場校舎)期間中(10/6・7)限定でご希望の方に無料(!)で進呈しております。
数に限りがありますが、千載一遇のこの機会にぜひ。ご興味ある方は、お気軽に書店ブース内北海道大学中国文化論の卓へお立ち寄りください。 ...
https://twitter.com/naka_kane/status/1048396537464672258
『連環画研究』は送っていただいて新しい号は下記関連記事にあるように持っていて、古いのは持っておらず上記Statusにあるように「千載一遇」の機会だと思い、「日中学会」が何かわかってないのに、特に予定も入ってないので、明日伺うことにした。
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連環画研究 第5号(2016年2月28日印刷)
『三国演義』連環画とその日本版(連環画研究 第6号所収 2017年2月28日印刷)
メモ:伝記学習マンガシリーズにおける〈学習・教育〉観(2018年4月)
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アーカイブ化される連環画(連環画研究 第8号 2019年3月10日印刷)
というわけでここからは無事たどり着けるかどうかの記事。
三国志ニュースの記事「
「三国志」の詩人たち(朝日カルチャーセンター立川教室2018年10月13日-12月22日)」を書く。20時で赤坂見附駅内改札内のローソンがしまるので、ベーコンチーズの135円の菓子パンを買う。20時過ぎノートPCのバッテリー交換。2本目。三国志ニュースの記事「
『三国志』の世界と人物(NHK文化センター松山教室2018年10月9日-2019年3月12日)」を書く。22時47分、FACEBOOKでの入力もあわせて、完了。
そろそろ終電だしそろそろ巣に戻るか。といっても席が空いているか不安。23時30分発?24時3分16分 マンガ喫茶に戻ってきた。うわっ、ホンマに明日、ミラン×キエーヴォヴェローナのライブ放送が、スカパーでもDAZNでもないやん!また変なスキルを使わないと。
「この素晴らしい世界に祝福を! 」#10最終回を見終えて眠る、25時30分ぐらい?
・映画「この素晴らしい世界に祝福を!」公式サイト
http://konosuba.com/
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OVERLOAD III #11(2018年9月18日)
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曹操と楊修(京都国際映画祭2018 2018年10月13日)
2018年10月7日日曜日4時半に目が覚める。「この素晴らしい世界に祝福を!2」を見始める。裁判もので証拠をあげるのに総集編ぽくちょうどいい。三国志ニュースの記事「
小学修身用書 第四(成美堂1887年10月)」書き再開。あと下記ブログ記事を読んでいた。昨日の会のね。
・明治ポンチ研究会:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/natsume/2018/10/post_6316.html
6時22分都営バスの某バス停に到着。バス停名は○○駅前とかあるけど、となり駅の中間地点にありそうなぐらい遠い。ともかく昨日買った都営まるごときっぷを使う。やはり都バスは車内で無料Wi-Fiが使えて良い感じ。快適に新宿駅に到着。
・都営まるごときっぷ(1日乗車券) | 東京都交通局
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/fare/otoku_metro.html
・再登録なしで利用する | FREE Wi-Fi & TOKYO
http://www.wifi-tokyo.jp/ja/bus.html
・バス車内でのWi-Fiサービス利用 | 東京都交通局
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/kanren/wi-fi.html
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三國志研究第十三号(2018年9月15日)
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明治時代の入試問題(国語・漢文)(2018年10月7日発行)
この日もACミランの2017/18シーズンの赤黒縦縞シャツのレプリカユニフォーム(8 SUSO)を着ていたのだけど、バス停から新宿西口駅に向かって歩いていると、声をかけられ言葉を交わしているとどうやら北海道コンサドーレ札幌と思われいて、途中でミランの、って気づかれたし、そうでなくても会話が成立してたっぽい。うれしいね。
大江戸線7時15分発?時計回り。やはり田町スタバは日曜日の開店時刻が9時であわないと思って、コスパもあるしモス・バーガーを探そうと都営Wi-Fiで公式サイトでコンセントのあるところで検索したら、本郷三丁目店って出てきて、どこ?と思って地下鉄の車内の案内図をみたら次の次の駅だった。
・モスバーガー公式サイト
http://mos.jp/
・モスバーガー本郷三丁目店 | 店舗案内
https://www.mos.jp/shop/detail/04815/
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「ガマンできないマンガ」教えます! #13(モーニング2017年10月12日号)
その店を出る間際ぐらいまで気づかなかったけど、壁際の席にはコンセントが天井からぶら下がっていた。それに気づかず、下にコンセントのある席を確保。7時34分、限定のバランスプレートセット550円を注文。8時29分、三国志ニュースの記事「
小学修身用書 第四(成美堂1887年10月)」を書きつつそれにリンクしたラジオ配信をきく。貴重な小田切博さんのお話。小田切博/著『戦争はいかに「マンガ」を変えるか──アメリカンコミックスの変貌』(NTT出版2007年3月20日)について。
・両文化間の誤解は興味深い (※個人サイトの2010年10月17日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2010/1002.html#17
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小学修身用書 第四(成美堂1887年10月)
9時36分、やはり食べ物とノートPCの電源とWi-Fiを求めて動いていたら、知らずに目的地のひとつ、東京大学近くまで来ていた。いや目的を達成できるかわかんないけど。
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後漢・魏晋簡牘研究の現在(2015年9月20日)
三国志ニュースの記事「
すぐわかる中国の書 改訂版(2018年8月)」を書く。それで11時ぐらいに出発。意気揚々と東京大学本郷キャンパスを歩いていて、赤門を写真におさめたりしてた。
ところがいけどもいけどもそれっぽい看板も案内もみかけないので、もしやと重い、熱射の中、東大内のスタバを通じてネットで確認。やっぱり違ってた。冒頭のツイート(status)でもしっかり「駒場校舎」と書いてある。あわてて、来た道を逆送し、大江戸線本郷三丁目駅。
・本郷アクセスマップ | 東京大学
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map01_02.html
・駒場アクセスマップ | 東京大学
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/campus-guide/map02_02.html
11時20分ぐらい発の列車に乗り込む。今からさらにこの都営まるごときっぷが大活躍するチャンス! いや都営大江戸線の長所を活かしてWi-Fiで本郷キャンパスまでのアクセスを、なるべく都営を使った方法で検索していた。近くの渋谷駅ですら地下鉄でいくのは厳しく、やはり都バスだ。一ヶ月前に三国志学会大会に都バスで行ったのを思い出していた。
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三國志研究第十三号(2018年9月15日)
大江戸線汐留駅に到着。そこから新橋北口の乗り場に急ぐ。11時54分、新橋北口発、都01系統。33分で渋谷につくらしい。
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山手線南東の思い出巡り(2018年2月17日)
やはり車内はWiーFiが使えて快適。渋谷駅に到着。あらかじめ乗る系統名を把握していたので、その乗り場を探す。目的の渋55は東急だった。前払い220円。12時30分発。さすがに都営みたくWi-Fiはないか。
見知らぬ道をどんどん進み到達したのが「東大裏」というバス停。アウェイすぎてすっかり写真を撮ることをわすれ、帰りしな、このバス停の写真を撮って「裏口入学」とかアホなことを思っていたが。
日中学会、つまりは日本中国学会の大会は東京大学駒場校舎 21KOMCEE Eastの建物で土日に開催しているそうで、昼休みになりそう。
・日本中国学会
http://nippon-chugoku-gakkai.org/
・日本中国学会第70回大会開催のご案内
http://nippon-chugoku-gakkai.org/utf8/taikai/70taikai.html
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日本中国学会第64回大会(2012年10月6日7日)
日曜日といえどもキャンパス内は多くの学生がいた。スポーツ関連が大半かな。
それで214室の書店出版社展示・休憩室へまっすぐ向かう。やはり建物の外と違ってスーツ姿ばかりだ。その部屋の北海道大学 中国文化論講座のブース。
・中国文化論講座 | 研究と社会貢献 | 北海道大学 大学院文学研究科・文学部
https://www.let.hokudai.ac.jp/research/linguistics/3-5sinology/
それでブースを発見し、目的の『連環画研究』をいただこうとするが、やはり1号から3号までは在庫がなくて後日、PDFを送ってくださるとのことだった。
それで送ってもらったものをざっと見てみると、『連環画研究』第3号(「編集 武田雅哉 & 同志たち」2014年3月10日印刷)のpp.138-148の武田雅哉「資料紹介 〈年画縮様〉について」に少し三国ネタを見かける。表題にある「年画縮様」は年画を縮小した絵付の年画リストで、p.138で紹介される『1963 年画縮様 第一冊』(上海人民美術出版社)のリストに張水澄「文姬归汉」の文字が見える。残念ながら絵は載ってないのだけど、まごうことなき三国関連。たった四文字だけどね!
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メモ:中国故事人物の姿(2017年1月7日)
前の記事同様、関連記事へのリンクで済まそうとしたものの、やっぱり高い文脈度なんで、この記事を書いている今、やっぱり原典に当たってみる。以下。「文姬归汉(文姫帰漢)」は下記の「重嫁於祀(董祀に再び嫁がせた)」直前の場面だろうね
・『後漢書』列伝七十四 烈女伝
陳留董祀妻者、同郡蔡邕之女也、名琰、字文姬(列女後傳、琰字昭姬也)。博學有才辯、又妙於音律。適河東衛仲道。夫亡無子、歸寧于家。興平中、天下喪亂、文姬為胡騎所獲、沒於南匈奴左賢王、在胡中十二年、生二子。曹操素與邕善、痛其無嗣、乃遣使者以金璧贖之、而重嫁於祀。
<清岡による訳>
陳留の董祀の妻は、同郡の蔡邕の女(むすめ)だ。琰と名し、文姫と字(あざな)す(注:列女後伝では琰は昭姫と字(あざな)す)。博(ひろ)く学び才弁があり、また音律に優れていた。河東に行き中庸をまもった。夫は亡くなり子がなく、家に帰り落ち着いた。興平中、天下がうしない乱れ、文姫は胡騎の獲るところとなり、南匈奴の左賢王に落ち、胡中に十二年在って、二人の子を生んだ。曹操はもとより蔡邕と親善があり、その世継ぎがないことをなげき、すなわち使者を遣わし金璧ももってこれをあがなわせ、董祀に再び嫁がせた。
祀為屯田都尉、犯法當死、文姬詣曹操請之。時公卿名士及遠方使驛坐者滿堂、操謂賓客曰:「蔡伯喈女在外、今為諸君見之。」及文姬進、蓬首徒行、叩頭請罪、音辭清辯、旨甚酸哀、眾皆為改容。操曰:「誠實相矜、然文狀已去、柰何?」文姬曰:「明公廄馬萬匹、虎士成林、何惜疾足一騎、而不濟垂死之命乎!」操感其言、乃追原祀罪。時且寒、賜以頭巾履襪。操因問曰:「聞夫人家先多墳籍、猶能憶識之不?」文姬曰:「昔亡父賜書四千許卷、流離塗炭、罔有存者。今所誦憶、裁四百餘篇耳。」操曰:「今當使十吏就夫人寫之。」文姬曰:「妾聞男女之別、禮不親授。乞給紙筆、真草唯命。」於是繕書送之、文無遺誤。
<清岡による訳>
董祀は屯田都尉になり、法を犯し死に当たるとし、文姫は曹操を詣でこれを引き受けた。その時、公卿、名士および遠方の使駅(通訳)の座るものが堂を満たし、曹操は賓客に言う、「蔡伯喈の女(むすめ)が外に在って、今、諸君のためにこれに見えた」文姫が進むにおよび、乱れた髪で歩き、叩頭し罪を請い、言葉で清弁し、その旨ははなはだいたましく悲しいものだった。そのため、集まった人はみな顔色を改めた。曹操はいう。「誠実は合いあわれむのに、書状はすでに捨てられたが、どうしてか」文姫は言う、「明公(あなた)は厩の馬万匹で、虎士は林を成すほどなのに、どうして一騎をすぐさま使わすことを惜しみ、死にかかる命を救わずにいれましょうか」曹操はその発言に感じたため、元の董祀の罪を追求した。当時、その上寒く、頭巾と履襪(くつ)を賜った。その機会に曹操は問う「夫人の家は先ず多くの古籍典籍に勝ると聞くが、なおこれをよく記憶するのか否か」文姫は言う、「昔、亡き父は書四千巻ほどを賜い、塗炭に流離し、残る物のあるなしがあります。今、暗誦するところは四百篇あまりのみでしょう」曹操はいう、「今、十人の官吏を夫人につかせ書き写させるべきだ」文姫は言う、「『礼記』によると男女の分別は拝受されないものと妾(わたし)は聞きます。紙と筆を給うのを乞いて、真の草稿は命じられるままにしましょう」ここにおいて書をつくろってこれを送り、文書は遺誤(あやまり)がないものとなった。
後感傷亂離、追懷悲憤、作詩二章。
(この後長い詩が載せられる)
文姫の父の蔡邕は「蔡中郎」としても知られる人物で、下記の関連記事があげられるかな。
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メモ:五行相生説
第27回春の古書大即売会(京都古書研究会)
あと前述の漢文を読んで、曹操による文姫への二人称が「夫人」。逆は「明公」。丞相だったんかな?後者は
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サテライト「三国志」群像(2012年8月20日-)
※次の記事
曹操と呂布の外見について(火輪 第33号 2013年3月)
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スーパーロボット大戦UX パーフェクトバイブル(2013年5月17日)
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リンク:諸葛孔明と饅頭(マントウ) 饅頭誕生異聞(Mog-lab2019年7月16日)
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好萌啊~这是什么“神仙”年画?(央视新闻2022年1月26日)
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