※三国関連の前記事
メモ:交地ニハ絶ツコトナカレ 十九(2013年5月26日)
※関連記事
三国志学会 第四回大会プレノート
上記関連記事の時のようにあまり三国とは関係ないけど、学術大会での研究報告までの一例の記録として残しておこう。その研究報告概要は下記関連記事に書いたとおりで、今回は2013年4月1日に日本マンガ学会の正会員になった上で、単に大会の公募に応え、4月1日にメールで要旨を送信しただけなので、トピックはそれほどないため、数日前からの話となる。
※関連記事
横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築(2013年7月6日)
研究報告は上記関連記事に書いたように2013年7月6日15時から北九州市漫画ミュージアムにて行われる。
・北九州市漫画ミュージアム
http://www.ktqmm.jp/
下記関連記事で触れた、前回の日本マンガ学会第12回大会ではレジュメは、始まるまでにほとんどの研究報告について無くなってしまったということがあったので、その反動か、事前にメールにてレジュメを200部、それに提出用1部、計201部を用意するようお達しがあった。失礼ながら都内と地方都市とでは違うだろうと思いながら、そういった配慮も必要と自己ツッコミしつつ。
※関連記事
ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)
「三国志学会第五回大会」の時は三国志学会側がコピーを用意してくれたんだけど、今回は各自が用意する必要があって、こっちはアカデミック・ポストでもなんでもないんで、所属組織の力は借りられず、自腹となっていた。コピー代をぽんと払える財力もないので、レーザープリンターにて両面で印刷し、A4を中綴じしA5本を作ることにした……作る前からも作る最中もまるで同人誌のコピー本を作っているようだな、と思いつつ。
・イベントあわせ臨時日記2 (※個人サイトの2003年11月16日の日記)
http://cte.main.jp/sunshi/w/w03111602.html
※追記
月刊コミックトム 創刊号(1980年4月15日)
もちろん本としてのレジュメを作る前にまず中身を作らないといけないので、出発の前日の7月4日木曜日の夜でも依然、キーボードを叩いていた。ぼんやりとした予定では4日の夜にプリントアウトを終わらせて、3時間ぐらい眠って12時間以上ある列車の中で製本すれば良いと思っていたが、なかなか文章を書き終えられない。それを終えても参照文献を入れる注や図の作成に手間取りつつ、日付が変わる頃にはなんとか完成する。結局、A5の12ページ、A4の3枚になる。
中綴じのためにページの順番を入れ替え、暑い中、レーザープリンターの熱さが加わる中で、5日金曜日1時にプリントアウト開始。201×3(枚)×2(両面)=1206枚の印刷となる。3枚ほど失敗したので+αといったところ。プリントアウトして気付いたが、あまりにもギリギリまで文字を入れたので、ノンブルがどのページも切れていた。訂正する時間もないのでそのままプリントアウトを続ける。
3時にプリントアウトを終えた頃には、予約しておいたご飯がすっかり炊けて、作り溜しておいたみそ汁と共に美味しく頂き、食後、自分へのご褒美と称し、アイスクリームのMOWの濃厚バニラを頂く。
1時間ぐらいで荷造りをして、4時40分に出発。日付が変わる頃は豪雨で、傘を持っていくことを覚悟していたが小降りになっていたので、そのまま出発。しかしすぐに予め用意して冷蔵庫に入れておいた、ペットボトルの清涼飲料水と缶コーヒーを忘れていたことに気付く。何も今回が初めてでないので、もはや通過儀礼だなと思いつつ、時間もないので、先を急ぐ。
5時15分に最寄り駅(という程近くはないが)に到着し、前の日曜日に買っていた福岡市までの往復券の「ゆき」乗車券を見せて改札を通る。北九州市の小倉駅までで充分なんだけど、それだと往復割引にならないそうなので、そこまで買っていた。これが後々に役立つことになる(伏線)。
5時45分京都発の快速に乗り、いざ東へ。もちろん時間が時間だけに余裕で転換式クロスシートに座れたものの、京都の始発ではなかったので通路側の席となる。京都駅で購入したペットボトルの朝のBOSS(コーヒー)を飲みつつ、投影資料や発表原稿作りが控えていたので、睡眠時間を取っておこうと考えていたが、ちょうど窓側の席が空き、これから先、普通のクロスシートやロングシートの可能性があり、作業に不向きの可能性もあり、何よりそれほど眠くなかったので、製本作業の時間に当てることにする。
まずA4をA5の冊子にするために二つ折りを地道に続ける。まるで一人文化系サークル活動だな、と思いつつ。眠くはないものの疲れてぼうっとしていて、HDDオーディオプレイヤーを使っていたせいか、焦りもなく、無心に紙折りをしていた。
8時5分、姫路到着。同じホームの対向の列車に乗り換え、8時12分発。8時43分、播州赤穂に到着。この時間帯のこの地域の列車はがらがらで、9時5分発。播州赤穂線の風景を楽しみつつ、紙折り。10時30分、岡山駅到着。到着した所と同じ所から次の列車が出るとのことでしばし待つ。意外と転換式クロスシートの列車が来て10時50分発。12時17分に糸崎駅に到着で同じホームの対向の1分乗換。無事座れてそこから乗換なしに一気に岩国へ。14時35分到着。同じく対向乗換だけど、6分待って、14時41分発。いつもの山陽線だったら岩田駅下車なんだけどな、と思いつつ、通り過ぎる駅を見送る。
※関連記事
第17回三顧会 前夜祭(2012年8月13日)
この頃には紙折りを終え、紙をページ順に重ねている段階で、いよいよ中綴じホッチキスで綴じる。予めホッチキスの針を買って置いた(もちろん紙もだけど)。2箇所留めなんで、402本要る。
※参照リンク
・実物しおりの美味しい作り方~道具&材料の詳細~
http://cte.main.jp/sunshi/w/w020718.html
全然、自覚は無かったのだけど、どうも疲れていたようで、中綴じをしながら、一回意識を失っていた。そんなこともありながら、次の駅の新山口に着く頃には中綴じの作業も終え、レジュメ201部が完成していた。
16時35分、新山口到着。陸橋を伝って別のホームへ。そしてまだ通勤時間帯にはなかったものの通学時間帯に突入していたので、学生さんや生徒さんを見掛けつつ、まだ混んでない車内で転換式クロスシートに乗る。レジュメの完成の余韻に浸る前に、発表原稿や投影資料を作らないといけないと思い、とりあえずノートPCを開いていた。レジュメが文章資料を詰め込んだものに対し、流れとしてはまずビジュアル資料を詰め込んだ投影資料を作って、時間制限もあるのでそれにダイジェスト的に説明を入れたのが発表原稿となるので、まず投影資料作り。16時47分発。
このへんの地理をあまり把握しなかったが、生徒さんがわらわら居る厚狭駅を通過。そうかこのへんか。先程のリンクと中綴じホッチキスもそうなんだけど、当時と同じHDDオーディオプレイヤーと当時と同じノートPCを使っているだなんて、物持ちが良いのか単に進歩がないのか。
※関連記事
山口県三国志城に行くまで(2007年8月13日→14日)
18時2分、下関駅到着。地下を通って別のホームへ。18時6分発。ここまで来るといよいよロングシートになり、新幹線以外では初めての関門トンネルだと思いつつ、注視していたが、特別なものは感じられず、少し音のうるさいトンネルぐらいのイメージだった。もっと上り下りを感じられると思ったが、そこはあまり感じられず、床にビー玉でも置いてやろうかと思ったぐらいだ(その手の丸い物は持ってなかったし、本当にやったら迷惑行為)。それだけ日本の技術は素晴らしいってことで。九州に入ると、ひそかに客の顔立ちに気が向くようになり、心なしか目鼻立ちがはっきりしているように思えていた。
18時18分、小倉到着。福岡市内までの乗車券なので途中下車として改札の外に出る。頭の中の地図を頼りに、予約したホテルへ向かって歩く。仕事を終えた人々と多く擦れ違う中、少々、迷いつつも目的のホテルにたどり着く。使用中はあまり掃除をしないというエコをうたっていて連泊で安くなる値段設定で、3泊で10200円。楽天ポイントを100ポイント使ったので、10100円也。
電車の中でメールにて、
USHISUKEさんから教えて頂いたことに、どうやら小倉には「玄徳ラーメン」というのがあるそうで、ネットで検索してみると、モノレール沿いの片野駅の近くにあるそうで、ホテルから南に2kmほど行ったところらしい(ちゃんと距離を見ていないが)。晩飯をそこでとろうと思い、明るいうちに歩いていってみると、発見できたものの、閉まっていた。周りの店で閉店しているところもあったんで、すっかり閉店したものとばかり思っていたが、後でネットで検索してみると、どうやらランチ営業だったそうで(後日、改めて記事で紹介予定)。仕方ないので、晩飯は道沿いに北に行ったところにあるウエスト 小倉片野店に入る。
・WEST | お客様に喜びと感動を - ウエスト
http://www.shop-west.jp/
※追記
玄徳(福岡県北九州市小倉片野)
以前放送した番組『秘密のケンミンSHOW』によると福岡のうどんはコシよりやわらかさに重きをおくということで一度食べてみたかったというのがあった。金曜日のサービスの480円のかしわ得々うどんを注文する。
・カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW
http://www.kenmin.tv/
図書館から借りてきた幸森軍也/著、鈴木伸一/監修・装画『ゼロの肖像』(講談社2012年10月24日発行)を読みつつ、待ち、料理が来ればそれを味わう。言うほどやわらかくないな、と思いつつ美味しく頂く。清岡は下記関連記事にあるシンポジウムに行ったときの帰りに観音寺で讃岐うどん(肉うどん)を食べているしね。
※関連記事
「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
支払いを済ませ(レシートを見ると19時40分)、ホテルに戻る。
投影資料を作らないな、と思いつつ、疲れがピークに来ていたし、発表する体力も残しておかないといけないと思っていたので、「計画的寝落ち」と称し、目覚まし時計を6日0:30にセットして、空調をLOWにセットして、ノートPCをつけっぱなしで眠る。
0時前には自然と目が覚め、目覚まし時計を切り、早速、作業に移る…と言いたいところだけど、モチベーションを上げるため、発表のリアクションを想像する以外にも、Twitter内で「マンガ学会」と検索し臨場感を出していた。
・Twitter / 検索 - マンガ学会
http://twitter.com/search/realtime?q=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E5%AD%A6%E4%BC%9A&src=typd
もちろん自分の発表についてなんてないのだけど、あれこれモチベーションが上がる。それらの中で、同会場で発表される
鈴木真吾さんの発表資料の見直ししているというツイートなんかがあった。
※追記
「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)
ともかく出発前にスキャニングした画像を主に使って、HDDオーディオプレイヤーで全曲ランダムで音楽を聴きつつ、発表原稿書きと並行して投影資料を作っていたんだけど、2時ぐらいに「視点対象の動作を補足する時間変化分割」の一例の『三国演義連環画』の画像をスキャンし忘れていることに気付く。それほど重要性はないものの、なぜか途方に暮れていて、頭を切り換えるのに10分ぐらい要する。
もう発表まで12時間切っているというのに特に焦ることもなく、お腹は空いていなかったものの、気分を盛り上げるために、ホテルの近くのファミリーマートで菓子パン2個と150円のカプチーノを購入する。でも初めのカプチーノはなぜか紙コップに穴が開いていたので、もう一度入れたのだけど。しかしそんな珍しいこともあるんだね。
・あなたと、コンビに、FamilyMart|FamilyMart
http://www.family.co.jp/
カーテンを開けると、徐々に外が白み始めるものの、何か集中豪雨になっていて、荷物になるんで傘を持ってきていなかったので、段々と不安になる。
『中国古代の生活史』や『漢代物質文化資料図説』からの画像を予めスキャンしていたのだけど、それを作成する時間も発表する時間もなさそうなので、ひとまず投影資料作成を終える。今、ファイルの更新日時を見ると、10時37分になっている。
※関連記事
『中国古代の生活史』復刊(2009年12月15日)
孫機/著『漢代物質文化資料図説』
発表原稿も間もなくできて、それまでAdobe InDesignで作っていたが(レジュメも)、PDF化しつつ、身支度をする。本来ならば、ストップウォッチのソフトを使って、発表原稿を読み上げ、時間調整するのだけど、そんな時間もないし、投影資料が27枚あるので、大体1枚当たり1分を目安にしてぶっつけ本番にする。雨は依然、振っていたが、いざとなったらコンビニで傘を買おうと思いつつ、11時40分に出発する。
※続き記事
ノート:横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築(2013年7月6日)
※追記
メモ:三国志サミットが始まるまで(2015年11月21日)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。