以前、下記の記事で紹介したんだけど、どんな内容かわかりにくいんで目次を列挙しておこう。ほとんど自分向けのメモ書きになっているけど。この本どころかまだ
林巳奈夫/著「漢代の文物」も全部、読んでいないので、当分はこの目次を見て、必要な部分を読んでいく感じかな。
・跪坐と垂足坐
http://cte.main.jp/newsch/article.php/344
「漢代物質文化資料図説」の基礎データ。
・「漢代物質文化資料図説」(中国歴史博物館叢書第二号、平装定价)
著者:孫機
出版発行:文物出版社
出版年月:1991年9月第一版
ISBN 7-5010-0372-6/K・143
価格:25.00元
※中国の本なので実際は簡体字表記
ページ構成はおおざっぱにいって各セクション(下の目次参照)で文章(当然、中国語、簡体字)が3ページ、挿図が1ページといったところ。各セクション末に注釈、それから巻末に出典が掲げられている。ちなみに下の目次は小項目(例えば「車I」だと「輅車、[車番]車、軒車、安車」とか)を入れようと思ったけど慣れない簡体字のため時間がかかりすぎるため挫折した。
目次
/農業I~VI/手工工具/計量器/窯業/製塩、採礦/冶鋳I~III/紡織I~VI/漁獵/銭幣I~II/車I~VII/輦、鹿車、輿,[木局]、擔、負、戴、鞍具/船/武備I~IV/旌旗、符節、騎吹/塞防設施/建築I~XIV/家具I~III/服飾I~VIII/盥洗器、化粧用品/鏡I~IV/文具I~III/圭表、漏壺、日[日/咎]、司南、地震儀/地図、星図/医葯/飲食器I~VIII/蒸煮器与炊具/炊爨、[酉良]造/笥、篋、[竹/鹿]、[匚+算]、笈、[竹/匪]、[竹/弁]、箪、盒/日用雑品/灯I~II/熏炉I~II/玉器I/玉器II;玻璃器/金銀器/楽器I~III/雑技I~II/娯楽/奴隷与刑徒的景況/宗教迷信物品/[歹僉]具/墓室/墓前立石/少数民族文物I~V/漢代与域外的文化交流/
以上、111セクション、B5サイズ453ページ(巻末の図版細目をいれると514ページ)。かなりのボリューム。
しかし漫画雑誌並みの紙質なので大事に使わないとね。
※追記
メモ:三国創作のための扶助会
※追記
メモ:鎧 and リンク:東アジアにおける武器・武具の比較研究
※追記
議事録:三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)(2012年7月5日)
※追記
日本マンガ学会第13回大会に至るまで(2013年7月4日-)
※追記
メモ1:三国志フェス2013(2013年9月28日)
※新規関連記事
メモ:コミックマーケット92 3日目(2017年8月13日)
※新規関連記事
図録 三国志(2019年6月19日)
※新規関連記事
メモ3:清と濁の間――銘文と考古資料が語る曹操とその一族(2024年3月11日)
※新規関連記事
八卦の空(第47回京都コミック読書会テーマ歴史人物 2024年4月20日)
サイト管理者はコメントに関する責任を負いません。
漢代についての面白そうな本を小耳に挟んだのでワーイって感じで図書館に借りに行ったんだけど、進賢冠の説明のところで、おもいっきり三才図会(明代の本)からの絵が使われていた。
本文では続漢書輿服志から引いてきて梁の数が身分を表すなんてかいてあるけど、もちろん三才図会の進賢冠のどこにも梁が描かれていない。
(他のページでの画像石の説明ではちゃんと本文で進賢冠をかぶっているって書いてあるのに不思議)
他の冠や被りものに関しても三才図会からの絵が無検討にそのまま使われているのであまり信用ならない。
というわけで本全体が信用ならなかったので、意気消沈して結局、何も借りずに図書館を後にする。
もちろん他の本を読んでたけどね。
そこで確認したんだけどやっぱり一梁はとさかというか、平べったい板が折り畳んだ形かね。正面からみたら、「□」で真横からみたら「Π」に梁が見えるのかな。昔の表現手法だととさかみたいにみえるのかな。
※参照
http://cte.main.jp/newsch/article.php/480