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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 181 - 210 / 5545 件 (0.0315 秒). 検索条件の修正

181. 2005年7月31日「三国志シンポジウム」雑感1
 こういうのは読み手にとっても書き手にとっても熱の冷めないうち、当日か翌日に書いてアップするのがいいんだけど、ついつい遅れてしまった。まぁ、その分、他の人への記事へリンクできるからいいんかな。  さて、大東文化大学では毎年、この時期にオープンキャンパスをやっていて、2004年も中国文学科(現、中国学科)で渡邉義浩先生が「三国志の世界」というタイトルで体験授業講義をやっておられたんだけど、今年度は中国学科へと改称するので、それを記念して「三国志シンポジウム」を行うってことだった。  この話は四月ぐらいに確定したようだけど、それ以前に噂(というかフライング情報・汗)はチラホラあった。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1641 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1610 http://cte.main.jp/newsch/article.php/59  まぁ、そういうことが長い間、興味を惹きつけられた要因の一つでもあるんだけど、発表のタイトルなど内容のこともきいて当日を迎える。  前の日に、ネット上の知り合いにあって会食し(いわゆるオフ会)、ビジネスホテルに泊まり、当日を迎える。  会場は大東文化大学のオープンキャンパスと同じく、東松山キャンパス。そこの622教室になるそうな。東武東上線に乗って、最寄り駅の高坂駅へ。10時から始まるというのに9時50分高坂駅着。間に合うのか、と焦りながら、電車から降り、無料のスクールバスに乗る。やっぱり電車に合わせてスクールバスがきていて、それに乗り込み、やがて出発(※と後で聞いたら、前の電車で来た人はバスを随分、まったとのこと)。そして、丘の上の大東文化大学へ。  バスから降りると、オープンキャンパスの看板の前にそこには大きく「三国志シンポジウム」とあった(右上の写真)。その後に学校のパンフレットとか飲み物とかもらえる受付みたいなのがあったけど、もう10時を回っていたので、そこをスルーしていざ会場へ。ソーラーハウスみたいな渡り廊下を通り、階段を下り、レジュメ(白黒の冊子)をもらいいざ会場の教室へ。足を踏み入れると、案の定、午前の司会の中林史朗先生の挨拶がもう始まっていた。  会場は意外と大きく、大学の大きめの講義室(階段状の教室)といったところだ。発表者は一段高いところでずらりと並んでいて、その中央にいかにも発表するぞ、といった机が用意されている。その前の聴衆の席は向かって左から学習院大学三国志研究会。通路を挟んで、東京大学三国志研究会、早稲田大学三国志研究会、そしてまた通路を挟んで、右は大東文化大学三国志研究会。このプログラムには書いてなかった謎の大東文化大学三国志研究会はシンポジウムが終わった後に何となくその正体がわかるのだが。  とりあえず、会場の右前へ陣取る。 ※これから三国志シンポジウムをあれこれ書くのだけど、下記のリンク先とあわせて読むとわかりやすい。 ・宣和堂電網頁の宣和堂遺事(2005年7月31日付け) http://www2s.biglobe.ne.jp/~xuan-he/ ・木の葉のページの寝言(NO.123) http://www.h2.dion.ne.jp/~konoha/ ・民草厨房(女性向けサイトなので注意)のBoyaki(2005年7月31日付け) http://tamigusa.itigo.jp/ ・AKN's三國志図書館の三國志図書館Blog(2005年8月1日付け) http://akn.to/ ・蜀人気質の沈思黙考(2005年8月1日付け) http://www5a.biglobe.ne.jp/~shuren/ ・三国志漂流(2005年8月2日付け) http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040 ・東京大学三国志研究会のサイト(2005年7月31日付け) http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/2832/ ・三国志ファンのためのサポート掲示板の感想ツリー http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1871 ・三国志シンポジウム 日時 2005年7月31日(日)午前10時~午後3時 会場 大東文化大学東松山校舎622教室 対象 高校生・大学生・一般市民・研究者 総合司会 中林史朗(大東文化大学教授) ○基調報告  金 文京(京都大学人文科学研究所所長)「日中韓三国の三国志」  司会の中林史朗先生から金文京先生の紹介が始まる。レジュメより副題は「三つの三国志物語」。タイトルから現在の日中韓の三国志系ジャンルをそのまま紹介するのかな、と思ったら、そうではなく源流から紹介している。つまり三国演義の成立までを説明し、そこから日中韓にわかれていくって話の流れだ。  三国演義の源流、つまり三国志の物語化を「説三分」とかじゃなくて、もっと古い鼓吹曲(当時の軍歌の類。講演では「鼓吹歌」。宋書に載っている)に持ってきているあたりが面白い。実際、物語調になってるしね。蜀の鼓吹曲は現在に伝わってないが、伝わっていれば三国演義の源流になるという。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/149  次は「三国志平話」に飛ぶ(三国演義関連の政治的な話らしい)。元代。三国演義との違いをまず説明。その大きな違いの二つ、冒頭の転生話と末尾の劉淵の話を紹介。それから成立した元代の時代背景が三国志平話にどう影響を与えているか(正当論、民族論、五行説、宋=漢)に話が移る。「事林広記」だと「元は宋を継承し」みたいな事実と反したことが書かれていることを指摘し、それは当時の願望を反映しているとのこと(政治的、民族的に微妙な問題)。  それから韓国の話へ。李氏朝鮮時代に三国演義の記録あり(「小説を読むな」とか記述らしい。朱子学の精神に関連)。さらに時代が下って壬申倭乱(豊臣秀吉の朝鮮侵略の時)。明の軍人が関羽廟をつくるから、朝鮮にその資金を要請したとのこと。それで小説への反感が高まったとかで。ソウルの関帝廟の話。韓国人で参拝する人はいないとのこと。でも臥龍廟(諸葛亮)は参拝する人がいるとのこと。今では韓国では日本と同じく小説やらマンガやらゲームやらが流行っているが、今でも知識層の一部では否定的な意見が多いとのこと。日本ではそういった政治的なものが切り離されて三国志ブームが起こっている。 ○報告  石井 仁(駒沢大学助教授)「三国時代の軍事制度」  司会の中林史朗先生から石井仁先生の紹介がされ報告が始まる。三国演義との三国志のギャップを持ってきて、三国演義では一刀のもとにきりすてた、とかいって会場を沸かしてつかんでいる。古代ローマを引き合いに出して(塩野七生先生の「ローマ人の物語」の名がでていた)、実は三国志の軍事はよくわからないとおっしゃっている。但し戦争全体の戦略とか外交はわかるが、バトル(作戦レベル?)はわからないという意味。  で話は渭水の戦い(曹操軍対韓遂&馬超軍)の話にうつる。長矛の役割(張飛の愛用している蛇矛で形状、つまり長柄を解説)。長矛の例として孫策軍対黄祖軍のときの劉表が黄祖に長矛五千の援軍をおくったという話にとび、さらに歩兵と騎兵の比率の話で、北の公孫[王賛]軍が3:1で袁紹軍が10:1、南の孫策軍が20:1という話(→だからまとまった長矛は歩兵だろう)。長矛はどう使われていたかの話。168年の逢義山の戦いからマケドニア密集軍を引き合いに出していた。  「虎彪騎」は「鉄騎」で「重装騎兵」(馬もよろいをつけている)だと推測されるそうな。太平御覧に引く「魏武軍策令」に出ている馬鎧を証拠の一つとしている。それを使った軍事のこととして、三国志魏書の武帝紀の渭水の戦いの記述から軍の動きの予想図をレジュメに示している(ほかにも逢義山の戦いも)。つまり当時の中国にも古代ローマのように有機的な統合戦術があった、と。  曹操の話。孫子研究の第一人者、とのこと(曹操の注釈が残っている)。「通典」に曹操の「軍令」があるとのこと。あと軍律は厳しかったとか、いろいろ。  武将はおしゃれって話。例の諸葛亮の話とか(レジュメには横山三国志の二コマが載せられていた) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1452  関羽と張飛の話特集。いろいろと。武人の地位はどうだったかって話とか。 ○ 休憩時間  ネットの知り合い二人とは会ったんだけど、残りの知り合いに会えないかときょろきょろしていた。壇上の発表者の一人の和田さんがなにやら携帯で操作をしていた。事前に和田さんとメールのやりとりをしていたんだけど、もしやと思い、ノートPCを見るとメールが来ていた。それで席を立たずにお互い手を振り合う(笑) ...

182. 8月23日は三国演義での諸葛亮の命日
http://cte.main.jp/newsch/article.php/148 ↑微妙にここの続き?  最近、サポ板で、周瑜の命日が12月3日だという出典が三国演義の嘉靖本かもしれないというので妙に納得したんだけど、 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1899 今回の記事は諸葛亮の命日について。 三国演義の第一○四回:隕大星漢丞相歸天、見木像魏都督喪膽によると 孔明不答。衆將近前視之、已薨矣。時建興十二年秋八月二十三日也:壽五十四歳。 ということで、三国演義では8月23日は諸葛亮の命日とのこと。 ちなみに、三国志蜀書諸葛亮伝だと (建興十二年)其年八月、亮疾病、卒于軍、時年五十四。 ということで、日付までは書かれていない。  私自身、特に探してないが、NHK「その時歴史が動いた」で取り上げられた日付だから何か史書に記述があるかもしれない(ないか…) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=1606 ※追記 三国志館プレオープン(2009年8月23日) ※追記 川本 喜八郎 先生 逝去 2010年8月23日

183. 2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感2
・2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感1の続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/374  司会の中川先生から上田先生の紹介。三国演義の専門家であり、会場に来ている東京大学三国志研究会の先輩(東大の先輩? 研究会の先輩?)と紹介される。 ○報告 小説『三国志』と日本人     金沢大学文学部助教授  上田 望  発表形式は向かって左のスクリーンへパソコンから発表資料が映し出される。なるほど去年のシンポジウムでは和田先生がやっていた発表形式ね。  そこに今回の報告をタイトルが映し出される。その日付が「2006年7月26日 午後11時-11時30分」となっていたことをここに記しておこう。  上田先生は口べたで御夫人から(三国志シンポジウムはオープンキャンパスの一環なので)「あんたなんか口べたな人が話したら大東文化大学の生徒がへっちゃうよ」と言われた、という出だしから会場をわかす。  あと子供の幼稚園児に中国の小説を読ませているそうな。  はじめに  この報告では日本人と三国演義との話をするそうな。 一、江戸時代の『三国志』(一)─『三国志』の輸入と完訳『通俗三国志』誕生まで  まず江戸時代から。この時代、中国でいうところの明代、清代とのこと。中国では白話小説(口語体)が勃興している。タイムラグなしに江戸時代に輸入され、大きな影響を与えた。  受け入れ方は、原文で読む→訳注が作られる→部分訳が作られる→完訳が作られる→ダイジェスト・絵本が作られる→挿図付き完訳本が作られる(ここらへんがスクリーンに出る)、という流れがあるのとのこと。  で、まず原文。日本で最初に三国演義を読んだ人は誰だ? ってことでそれはおそらく儒学者の林羅山とのこと。羅山が読んだ本の目録に入っていたらしい(1604年)。もう一人は天海僧正の蔵書の中にあるそうな(1643年没)。天海が持っていた挿し絵がスクリーンに映し出される。  次が徳川将軍家。紅葉山文庫に入っているとのこと。あと長崎の商人たち。これは『二刻英雄譜』。1673~1676。原文を読む人は儒学者、僧、大名クラス、通訳、徳川将軍家、将軍のブレーンなどに限られていたそうな。  その次が部分訳。陽明学者、中江藤樹だそうな。1662年。  次が『通俗三国志』の登場。世界で二番目に早い三国演義の完訳だそうな。翻訳した人は「湖南の文山」。謎の人。湖南は姓じゃなくて場所だそうな。なるほど、初耳。  文山は『李卓吾批評三国志』を底本としているそうな。当時、すでに毛評本がでていたけど、あえて李卓吾本を訳している。  『通俗三国志』の功罪。プラス面は多くの人が読めるようになったこと。水滸伝は1784年だし西遊記は1837年とぬきんでて早く訳されている。マイナス面。超訳が多く、原文の妙味が失われているとか、俗語の小説を翻訳するという意識の欠如がある。それを実際に長板橋の下りを例にとって、どこが省略されているか解説。  逆に文山が適当に訳したからこそ三国演義は文山訳をみないとだめという主張もある。 二、江戸時代の『三国志』(二)─絵本の創作と『三国志』の大衆化  江戸時代中期。正徳年間から享保にかけて日本では空前の中国ブーム。中国趣味は大流行。受容の形態は(1)中国語を学び、その学習課程で三国演義の原文を読む人。(2)中国語は学ばないが三国演義の原文なら読む人。(3)中国ブームに即発されて通俗三国志やダイジェスト本を読む人(当然中国語は読めない)。(4)字は読めない。歌舞伎や浄瑠璃や講談などで三国の物語を楽しむ人。(スクリーンに映し出される。)  こういうふうに階層分化してきた。  (1)と(2)の人のために中国から三国演義を輸入。(3)の人向けに通俗三国志が出版され続ける。絵本がたくさん出てくる。それから絵本の一覧がスクリーンに出される。絵本の絵はなるべく中国に似せようとしている(しかし少し変だ、とコメント)。中国の絵をまねているところを実際にスクリーンに映し出される。それから幕末の絵。とても中国の絵に見えない。関羽の絵だけど当時の歌舞伎役者の絵にかわっている(※清岡注。ん? どっかできいた話だな)  それから話が元にもどって絵をそっくりぱくっている例が出される。  江戸中期では、人々の間に、原作になるべく忠実に、という規範意識が芽生えたのではないかと。原作と違うとそれおかしいよ、と思う読者層が育ったとのこと。(※清岡注。これもどっかできいた話だな)  この例外は浮世絵や浄瑠璃の世界。浄瑠璃につけられた絵の話。最後は孫権と劉備と曹操が三人仲良く終わるとのこと(場内爆笑)。歌舞伎の関羽→浮世絵化したものの例。  それでスクリーンに映し出されるのは階層化されたファン層(ちょっと真似してここの記事の絵に載せてみる。真似版では三国志を三国演義と書きかけている。)  中国からの舶来文学→日本の大衆文化。 三、江戸時代の『三国志』(三)─『絵本通俗三国志』の登場  江戸後期。『絵本通俗三国志』刊行(1836~1841年、八編七十五冊)。この時代のエポックメイキングなできごと。元禄に『通俗三国志』の本文、それから草双紙、絵本、歌舞伎、浮世絵、そういったところで三国演義の絵がたくさんつくられ、そっちの挿し絵を元にした一種のコラボレーションと思うと説明。  これは校訂をしている。カタカナをひらがなにすると大分、読みやすくなったと遊女か誰かが言っていたとのこと。挿図が葛飾戴斗二世で四百葉を越える。戴斗という画号は北斎(北斎はこの画号を使っていたことがあったそうな)から1809年に譲り受けている。だから二世とのこと(なるほど)  戴斗二世の絵の特徴。正確な遠近法。桂宗信画『絵本三国志』を意識して、先行する異なる画像を敢えて取り上げているそうな。これは渡辺由美子氏の卒業研究だそうな(上田先生、すごいと思います、と賞賛)。遠近法は葛飾北斎も最初できなかったと解説。  他の特徴は残虐性。残虐なシーンの数を読み上げる。残虐なのは幕末の流行だそうな。北斎も残虐な絵を描いている。  もう一つの特徴は和風化。北斎は和風趣味だったそうな。あと登場人物は人気役者の似顔絵で描かれているとのこと。これを江戸中期の模倣の時代から江戸後期のパロディー化の時代と解説(※清岡注、なんかきいたことある話だ)  まとめると、『絵本通俗三国志』は三国演義のネガティブな面を徹底的に図像化している、とのこと。 四、明治、大正、昭和初期における『三国志』  近代出版技術が導入されて洋装本、活字本が出てくる。明治の最初の十年は木版本の絵本が出回っていた。明治10年(1877年)日本で初めての活字印刷された三国演義が世に出る(永井徳鄰和解『通俗演義三国志』)。毛評本の挿し絵を取り込んでいる。  明治における三国演義と水滸伝のブーム。高島俊男氏の『水滸伝と日本人』で述べられている明治の水滸伝のブームと三国演義も当てはまると解説。出版社の傾向が似通っているから。  第一期。明治10年代後半。二十種類の翻訳が出版。通俗三国志の活字本。リライト、絵本などバラエティに富んでいる。ここで日本初の洋装本の写真や浮世絵を映し出す。明治14年に政府が儒教道徳の復活をはかり、そのために中国の古典籍の復刻ブームがおきたので、その流れに便乗したとえば『絵本三国志』がよく売れたそうな。  第二期。明治20年代後半。明治を代表する書店、博文館が帝国文庫シリーズとして『校訂通俗三国志』(活字本洋装本)を出す。昭和15年まで出版されつづける。上田先生は昭和15年に『吉川三国志』が出版されるんで、それにとって変わられたと推理。この時代、浮世絵がすられたと紹介。実際にスクリーンに映し出していた。講談(桃川燕林とか、明治31年)。参考書にも三国演義が取り入れられていた。明治前半が上田先生のいうところの三国演義受容のピークとのこと。  第三期。明治40年代。日露戦争後、日本フィーバーで中国古典も活気づく。この時代の特徴は多様化。小説研究が出版に影響(幸田露伴の仕事など)。久保天随『三国志演義』(明治39年)を出版。妙訳だが日本初の毛評本の翻訳。日本での本格的な三国演義の研究の始まり。幸田露伴『通俗三国志』(明治44年)を出版。幸田は絵本三国志が李卓吾本に似ていると指摘。久保天随『新譯演義三国志』を出版(明治45年)(※清岡注。吉川英治が少年の頃、熟読していたやつね)。日本初の毛評本の完訳だそうな。深い考察付き(露伴の説をうけて李卓吾本と毛評本の優劣を論じている)。久保天随は毛評本の定着を願っていた。  明治時代に識字率が向上。読者がレベルアップ。価格が低下(活字本の普及により)。上田先生「一家に一冊『三国志』」と説明。もう一つ大きな変化。音読から黙読への変化(明治30年代)。「読書の内省化」と説明。その逆の影響で講談や歌舞伎での三国演義ものが停滞。明治末年、幸田露伴と久保天随の輝かしい功績  その後、大正から昭和初期。翻訳本という観点からは不毛の時代。昭和15年、吉川三国志出版。これ以外、特筆することはない時代。毛評本は定着せず。  それからまとめ。日本と中国の違い。どちらも変わる部分と変わらない部分があるが、中国ではある程度、定着したテキストはそれ以上、いじらない。日本では原作があまり読まれなくなる。ここで金沢大学の教え子の話が例に出る。  それからスクリーンには日本と中国の流れのまとめ図(フローチャート)が出る。中国では李卓吾本が読まれず毛評本が読まれるようになる。  中国では三国演義に権威性がでる(文化ナショナリズム? 政治と文学)。日本ではそういうものがない。中国からきた娯楽として楽しむ。「日本の古典として三国志を読みなさい」と自分の学生に言っている。  ここで10分ほど、休憩と中川先生からアナウンス。それから中国語のアナウンスも。 ...

184. 初心者にもわかる「三国志」の世界(中野2019年2月6日-27日)
※関連記事 古代・激動の中国三国時代と邪馬台国の卑弥呼(大阪2018年11月17日-2019年3月23日) 下記関連記事の続きの情報を確認しにいったら見かけた講座。上記関連記事の続き。 ※関連記事 三国志の世界 ― 南征北伐(中野2018年10月27日-12月8日) ・[公開講座]早稲田大学エクステンションセンター https://www.wuext.waseda.jp/ ・初心者にもわかる「三国志」の世界 | 加藤 徹 | [公開講座]早稲田大学エクステンションセンター https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/44740/ 上記サイトの上記講座ページによると、東京都中野区中野4丁目22番3号 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1F 早稲田大学エクステンションセンター中野校にて明治大学教授の加藤徹先生による講座「初心者にもわかる「三国志」の世界 日本人と中国人を知るための教養講座」(ジャンル世界を知る)が2019年2月6日、2月13日、2月20日、2月27日水曜日13時から14時30分まで全4回「会員価格 受講料¥ 11,664 ビジター価格 受講料 ¥ 13,413」、定員24人で開講されると言う。 ・加藤徹 KATO,Toru (Japan) http://www.geocities.jp/cato1963/ ※関連記事  「三国志」の名場面(朝日カルチャーセンター新宿教室2017年4月24日5月22日6月26日)  倭の風(2013年3月25日)  『三国志フェス』報告記(『東方』2014年3月5日) ※新規関連記事 初心者にもわかる三国志 関羽の謎(千葉県千葉市2019年6月8日)

185. メモ:「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓」
 このまま日にちが経つと、私にとって「興味深かった」という印象が残るだけなので、自分向けにメモを残しておこう。何かというと、2007年5月26日に東方書店で買った『西北出土文献研究』第5号。それに収録されている小林 聡先生/著「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓―絵画資料における進賢冠と朝服の分析の試み―」という論文について。 ・メモ:二つの学術刊行物 http://cte.main.jp/newsch/article.php/561 ・神保町 http://cte.main.jp/newsch/article.php/608  といっても私は専門にはほど遠い立場のまったくの素人で、しかも単に「進賢冠の梁の数はどう数えるの?」という素朴な疑問を知りたいだけなので、まったく論文の主旨とは外れたメモになると思う。  とその前に、このブログは「三国志ニュース」と銘打たれているので、一応、三国志との関わり合いを説明。漫画なり映像作品なり三国志に関係する創作物のそのほとんどはどうも三国時代より後代の『三国演義』の挿し絵などを参考にしているようで、三国時代前後の画像史料に馴染んだ人にとってはおそらく違和感が残るものとなっている。違和感が出るものに服飾(服装)、鎧や座具なんてのがあるが、そのうちの一つに人物がかぶる冠があって、創作するに当たり何を参考にしているか顕著に現れる箇所であろう。 ※参考リンク ・三国時代の建物など(「三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;id=;tree=2443 ・三国志学会第一回大会ノート4 http://cte.main.jp/newsch/article.php/401 ・メモ:三才圖會と三禮圖 http://cte.main.jp/newsch/article.php/480 ※追記 「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容―出土文物中の服飾資料を題材として―」(2008年度 東洋史研究会大会)  別に「正史三国志ベースのマンガです」とセールスポイントを喧伝しつつ、冠が『三国演義』の挿し絵ベースであっても、作品の本質には関係ないんで良いような気がするが、ごく個人的な話だと表紙でそういった冠を見掛けると手にとって見ようとも思わなくなってしまったことが多々あった。あとマンガに限らず、ビジネス書や解説書の類で、「三国志正史が書かれている」とあっても表紙で当時の冠じゃないイラストなんかが描かれている上、人物が踞していたら内容と無関係に購買意欲が完全になくなるかな……もちろんごく個人的な話ね。 ※その前に「正史三国志」という用語を使っている時点で買わないか…こちらもごく個人的な話。  それで、話を戻し当時の冠はどんなものがあるかというと、折角なんで論文から引用すると、 小林 聡2007「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓―絵画資料における進賢冠と朝服の分析の試み―」(『西北出土文献研究』第5号,90頁) --引用開始--------------------------------------------------------- 冠の場合,皇太子・諸王のための遠遊冠,主として文官のための進賢冠,主として武官のための武冠,監察官のための法冠,謁者のための高山冠などがあるが,官人の着用者数で言えば,進賢冠と武冠が圧倒的多数を占めたであろう. --引用終了--------------------------------------------------------- とのこと。これを漫画など三国創作の話に強引に話題を持っていくと、最低限、進賢冠と武冠が描かれていればリアリティが増すのかなぁ、と個人的に思い続けているところ。作品の本質とはあまり関係ないことを書いていて恥ずかしくなってくるんだけど、恥かきついでに書くと、『八卦の空』では進賢冠がたくさん描かれていて、『江南行』では武冠がたくさん描かれている。  それでそれらは実際、どんな冠かって話だけど、まず今回、触れない武冠については下記の記事参照。リンク先の絵はスケッチのスケッチなのであみあみ部分がかなり荒くなってしまっているが。 ・メモ:武冠のあみあみ http://cte.main.jp/newsch/article.php/502  その次が本題の進賢冠。冠の形としては下記のリンク先のイラストみたいなものなんだけど、「梁」については今回、触れる話なのでそこは保留して読んでいただけると幸い。 ・一梁?メモ http://cte.main.jp/newsch/article.php/365  話を戻し、今回のメモの主題となるのは「梁」の数え方。「梁」とは進賢冠の上部に縦に立っている線の部分。何の予備知識もなく、三つの線が縦に立っているのを見れば、素直に「三梁」(三つの梁)とカウントしてしまうんだけど、論文によると周錫保『中国古代服飾史』(中国戯劇出版社,1984)では 小林 聡2007「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓―絵画資料における進賢冠と朝服の分析の試み―」(『西北出土文献研究』第5号,93頁) --引用開始--------------------------------------------------------- 周氏は後漢時代の画像石や壁画に見られる進賢冠を多数挙げた上で,三梁冠を着用する官吏が広範に存在するのは文献史料と符合しないとし,両側の2本は「梁」でないと考え,これらは一梁冠であろうとしている(22). --引用終了--------------------------------------------------------- (22) 周錫保『中国古代服飾史』(中国戯劇出版社,1984) としている。 ※以後、「本」と「梁」では意味(単位)が違うとする。  これを裏付けることとして論文中では、後漢後期に属する河北望都所薬村1号壁画墓の前室西壁壁画を挿図(出典:河北省文物研究所編『河北古代墓葬壁画』(文物出版社,2000))と共に取りあげている。その壁画には「門下功曹」(挿図では「門」が削れている)という文字と共に三本の進賢冠を着けている人物が描かれてる。実際、文献と照らし合わせると、「門下功曹」は三梁ではないという理由から、「三本」≠「三梁」であり「三本」=「一梁」ということだ。その他の同様の例として遼陽三道壕張君墓の右耳室壁画の墓主像を挿図(□□支令という文字があり、つまり図中の三本の進賢冠をかぶった人は県令の身分)と共に取りあげている。  この説に準じてか、作品として中国中央電視台製作/制作『三国演義』(TVドラマ)、前述の『江南行』(漫画)、『八卦の空』(漫画)では四本の進賢冠を見ることが出来る。  ただ個人的には現時点でこの説に強い違和感を感じる。というのも五本や四本の進賢冠を出土史料関連で見たことがないし、それに対し、二本の進賢冠はいろんな文献に見られる出土史料のスケッチや拓本の写真(京都大学人文科学研究所所蔵の石刻拓本資料。ごくわずかながら)で見られるからだ。  尤も今後、出土史料で五本と四本の進賢冠を見た上で、二本の進賢冠と思っていたものが、単なる写した際の情報損失だったというオチになる可能性はありうる。  それに現時点では上記の「門下功曹」の例の説明はできないしね(「妄想」では文字では嘘をつけないが、絵では嘘をつけるとし、墓をつくった人が見栄で三本にしたのかな、とかあるけど・笑)  話を論文に戻し、この流れで、一本の進賢冠の例が挿図付きで取りあげている。それが西溝7号墓の「騎導」画像磚(出典:馬建華編『甘粛酒泉西溝魏晋墓―中国古代壁画精華叢書―』(重慶出版社,2000))。つまり一梁進賢冠はこの一本の進賢冠ではないか、ということ。ただ画像が荒すぎてよくわからないのが残念。  この挿図では進賢冠をかぶった人が騎乗しても、西晋の礼制に反しないという例として、長沙市金盆嶺9号晋墓の青磁騎馬俑が挿図(出典:富田哲雄編著『中国の陶磁 陶俑』第2巻(平凡社,1998))と共に取りあげられている。これも画像が荒いんだけど、個人的に図録(多分)からのカラーのスキャン画像を持っているんで、それを見ることが出来る。 ※ちなみにこの騎馬俑は鞍に鐙がある最古の例(その墓から「永寧二年五月十日作」との紀年銘磚が出土したとのこと。永寧二年は西暦302年)として有名だったもの。  この進賢冠の梁の部分を見ると、線や管ではなく面、つまり板のように表現されている。その面を写真でみると線あるいは管を表現しようとしているような凹凸が見られない。そこで私はこういった板状の梁を持つ冠が一梁進賢冠ではないか、と思って居るんだけどね。 ※関連記事 佐原康夫/著『漢代都市機構の研究』(汲古叢書31 2002年) ※追記 メモ:漢中興士人皆冠葛巾 ...

186. 神戸ハーバーランドに三国志の武将像
タレコミ情報によると、今日の読売新聞夕刊に三国志に関する記事があったとのこと。 その記事によると北京五輪に向けて神戸ハーバーランド(神戸市中央区)のショッピングモール内に古代オリンピック競技に参加する三国志の武将像が展示されているとのこと。 曹操が戦車競争、劉備が槍投げ、張飛がボクシング、関羽がレスリング、孫権が短距離走など12種目(12体)。 今日は劉備と曹操で29日までに12体揃い本番の8月まで展示されるそうな。 発泡スチロール製(※銅像ではない)で曹操高さ4メートル、劉備は3メートルとのこと。 ・神戸ハーバーランド http://www.harborland.co.jp/ <追記>CANAL GARDEN (キャナルガーデン) http://www.canalgarden.co.jp/ ※ここが像の公式のようだね。現在、12体の写真が見られる。  写真の上部に曹操、下部の左から孫権、周瑜、孫堅、孫策、袁紹、呂布、司馬懿、関羽(ヒゲなし)、諸葛亮(検索対策に字は孔明)、劉備、張飛 ・三国志× The Ancient Olympics Games http://www.canalgarden.co.jp/canal_story/09_newyear/top.html ↑さらに袁紹、呂布も魏に入っているという衝撃(笑) 人物紹介のツッコミどころは各自に任せる。色分けは蜀が紫、呉が黄、魏が赤。 <12/29追記> この記事のトラックバックにあるように「ぐっこ どっと ねっと-~三国迷ぐっこのHP~-」に写真があるので、改めて本文でご紹介。 ・ぐっこ どっと ねっと-~三国迷ぐっこのHP~- http://gukko.net/ ・ハーバーランドのバカップルロードで劉備や曹操たちがオリンピックをしていた件 http://gukko.net/modules/wordpress/index.php?p=545 <追記>あけめしておめでとうっヽ(´∀`)ノ!!!! http://gukko.net/modules/wordpress/index.php?p=550 ※髭なし関羽(汗) 孫堅が長距離、孫策が中距離、孫権が短距離で三人縦にならんで走っている像の写真はインパクトありすぎ!。 「寿命から言ったら、孫堅が中距離、孫策が短距離、孫権が長距離」というツッコミを忘れてしまうぐらいだ。 それで像にはそれぞれ説明のパネルがあるようで、そこには「Games of the XXIX Olympiad Beijing 2008 三国志× The Ancient Olympics Games」と銘打たれている。 腹巻きタイプの鎧のデザインからいって『三国志』というより『全相三国志平話』や『三国演義』だね。説明文を読むと『三国演義』準拠か。 孫堅のパネルのところは一応ツッコミを入れておこう。 --引用開始--------------------------------------------------------- 孫策・孫権の父。黄巾の乱(184年)で「江東の虎」と呼ばれた武将。董卓討伐軍に参加した孫権は、この戦いで先鋒を務めた。この時、城内の古井戸から玉璽(帝の印鑑)を見つけ、密かに持ち帰り王族の地位を得たという伝説もある。 --引用終了--------------------------------------------------------- 「江東の虎」は『三国演義』の「第五回:發矯詔諸鎮應曹公,破關兵三英戰呂布」の反董卓時期のシーンが由来で黄巾の乱では呼ばれていない。 そのシーンで、ある人が孫堅に兵糧を送るなと袁術に進言したときのセリフに 或説術曰:「孫堅乃江東猛虎;若打破洛陽、殺了董卓、正是除狼而得虎也。今不與糧、彼軍必散。」 ...

187. Regnumtria(レグナムトリア) ~三国志戯伝~(2009年8月3日)
・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/ 上記掲示板でゲームのみの書き込みがあり、サイトでのルール違反のため、管理メンバーとしてそれを削除した際に気付く(書き込みより10分以内に作業完了)。 株式会社シンクタンクにより携帯専用 無料RPG『Regnumtria(レグナムトリア) ~三国志戯伝~』が2009年8月3日からサービス開始だという。 ちなみにregnumは英語で王国、支配、統治とかいう意味なので、そのtri(三)ということなのかな。接頭語でtriは聞くけど接尾語としては私の狭い見識では知らないが。そもそも何語なんだろう。 ・株式会社シンクタンク http://think-tank.net/ ・『無料オンライン本格RPG レグナムトリア サービスインのお知らせ』 http://think-tank.net/pc/press/20090803.html

188. メモ:「成皇帝 袁術」
※関連記事 「三国志ニュース」デザイン大幅変更(2009年7月20日)  上記記事を書いた際、リンクしたサイト「りゅうぜんず」を懐かしく感じ、記事を書き終えた後もついつい読み込んでいた。 ・りゅうぜんず-三国志を愉しもう- http://www5d.biglobe.ne.jp/~ryuzen/  その中で、気になった掲示板の話題(2002年11月)が下記のところ。 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/1045/1016631283/158-

189. 中国社会風俗史
 前々から話に聞いていて、サポ板でも何回か出ている『中国社会風俗史』が欲しくなり、お馴染みサイト「日本の古本屋」で検索すると、あじろ書林中川店という古書店に置いてあることがわかり2006年12月9日に買いに行く。 ・日本の古本屋 http://www.kosho.or.jp/ ・あじろ書林中川店 http://ikaino.com/ ※追記 第34回 秋の古本まつり(京都古書研究会) ※追記 第30回 春の古書大即売会(京都古書研究会2012年5月1日-5日) ※追記 第36回 秋の古本まつり(京都古書研究会2012年10月31日-11月4日)  その古書店は大阪駅前第3ビルの地下にあり、そこを目指し、大阪駅近くの地下をひたすら歩く。平日はよくわからないんだけど休日の大阪駅前第1~第4ビルの地上部分は店がほとんど開いていないのに対し、地下は奇妙ににぎわっていて、来るたびに変なカルチャーショックをうける。私にとってはすごく独特な雰囲気に思える。第3ビルの地下一階で目的の店が見つからず、その場でノートパソコンを開いて確認。ちゃんと電波がとどくようで、目的地はどうやら地下二階にあることがわかる。  それでお店の人に聴くまでもなく、東洋文庫用の棚があったんで、『中国社会風俗史』が二冊ならんでいた。それぞれ1500円強。定価を見ると、それぞれ550円と600円。  あれ、プレミアついているのかな、と思い、一旦、店の外の廊下に出て平凡社のサイトで定価を調べる。 ・平凡社 http://www.heibonsha.co.jp/ ・東洋文庫 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/frame.cgi?page=series.toyo/  そうすると「定価:2835円」を見かけたし、品切れとのことなので、安心し古書で購入する。 東洋文庫 151 『中国社会風俗史』 尚秉和/著・秋田成明/訳  その日からだらだらと読んでいたんだけど、さっきようやく一通り目を通す。内容はいろんな中国古代の社会風俗に関すること(下記目次参照)を項目ごとにそれぞれエピソードを文献から引用しつつ紹介していき、当時の様子を浮き彫りにしている。紹介されたエピソードはそれぞれ番号が振られていてどこからの引用かがちゃんと明記されているので、ちゃんと確認できて良い。深く知ろうと思えば、それを手がかりにどんどん手繰れるのだ。  『三国志』に載っているエピソードや三国時代のエピソード、例えば『世説新語』に載っているものなど、意外と多く載っているし、載っていなくとも三国時代あたりの社会風俗を知ろうと思えば、漢代や晋代のことを読めば推測の助けになる。ただ挿図の少ない本で、あってもとくに畫像磚石・俑などの出土史料に基づいている様子がないので注意が必要となる。  それほど一通り眺めた感じで深くは読んでいないが、おそらく必要に応じて、後からたぐることになると思う。例えばネット上で「曹丕はおはじきが好き」とか見かけると、「ソースは何?」と気になると、『中国社会風俗史』の「第三十四章 各種の遊戯」の「(二)弾棊」を見ると、魏の文帝が弾棊に優れていたという旨の文章をみかけ、さらに引用元(『世説新語』巧藝)を辿ることができ、近いことを知ることができる。 彈棋始自魏宮内、用妝奩戲。文帝於此戲特妙、用手巾角拂之、無不中。有客自云能、帝使為之。客箸葛巾角、低頭拂棋、妙踰於帝。  ちなみに巻末にある解説(秋田成明/著)によると、この『中国社会風俗史』は民国27年(西暦1938年)4月に発行された尚秉和/著『歴代社会風俗事物考』四十四巻のうち三十六巻を訳したものとのこと。残り八巻が気になるところだね。 ○目次 第一章 冠髪   一 冠   二 美髪・化粧 第二章 衣服   一 周代   二 漢代   三 魏晉、六朝以後   四 佩帯品   五 女性の服装 第三章 履物 第四章 飲食   一 昔の料理法   二 食事礼法   三 食器および食料品   四 酒 第五章 住居 第六章 坐席 第七章 廁 第八章 昔の家庭生活 第九章 燈火 第十章 火・水・木の利用 第十一章 周代の車馬 第十二章 漢代以後の車馬 ...

190. 三國志英傑伝(携帯ゲーム)
スルーしてたんだけど、検索が多いんで記事にしておこう。 尤も「攻略」なんて一つもないけどね。 (一つ、ネットでの攻略を書いておくと、コーエーの製品は商標上、「三国志」ではなく「三國志」。従って、「三国志英傑伝」ではなく正しくは「三國志英傑伝」。このワードで検索することもお勧めする) 『三国演義』をモチーフとして数々の機種で移植されたシミュレーションRPGの『三國志英傑伝』だけど、2007年9月18日にiモード(FOMA90Xi/703iシリーズ以降/F702iD、D800iDS専用)、2007年12月12日にYahoo!ケータイ(メガアプリ対応機専用)の配信が始まっている。月額315円。 詳細は下記のサイトで。 ・GAMECITY[モバイルコンテンツ] http://www.gamecity.ne.jp/mobile/ ・三國志英傑伝 http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/keitai/san/saneiketsu.htm ※追記 三國志孔明伝(2009年8月28日i-mode配信)

191. 探偵!ナイトスクープ「三国志マニア頂上決戦」(2014年5月23日)
公式情報で裏をとれている訳ではないので速報的にお送りする。 ・竹内真彦 (TAKEUTIMasahiko) on Twitter http://twitter.com/TAKEUTIMasahiko ・Twitter / TAKEUTIMasahiko: 以前チラッと言及したプチ重大発表(笑)。探偵ナイトスクープに... http://twitter.com/TAKEUTIMasahiko/status/464003703729446913 ※新規関連記事 仮面ライダービルド(2017年9月3日-) 上記のTwitter Accountの上記のStatusによると、龍谷大学の竹内真彦先生が関西の朝日放送(ABC)の番組『探偵!ナイトスクープ』の2014年5月23日金曜日(通常23時17分からの一時間枠)放送分にご出演されるそうな。伝え聞くところによるともちろん三国志ネタだそうな。各地方にお住まいの方の放送日は下記の番組サイトを参照して下さい。 ・朝日放送 | 探偵!ナイトスクープ http://asahi.co.jp/knight-scoop/ ※関連記事  三国志を読む楽しみ(2013年10月6日)  『シルシルミシル』で「横山三国志」(2011年3月30日)

192. 三国伝キャラクター人気投票2008(2008年1月25日-3月25日)
 株式会社バンダイがBB戦士20周年ということで『三国演義』をモチーフとした玩具(プラモデル、フィギュア)『BB戦士 三国伝 風雲豪傑編』(商願2007-16703)を2007年6月15日から売り出し、それに伴い『コミックボンボン』(講談社、月刊、現在休刊)で、ときた洸一/作『SDガンダム三国伝 風雲豪傑編』、続いて『ケロケロA(エース)』(角川書店、隔月刊)で矢野健太郎/作『BB戦士三国伝~英雄激突編~』というタイトルでマンガを連載されている。  それに合わせて公式サイトも2007年12月21日に『BB戦士三国伝~英雄激突編~』に名が変わり、そこで地図やキャラクター紹介などのコンテンツで見せ、また全国模型店玩具店の店頭でPV(アニメ+歌)を上映したり、メディアミックスで商品展開している。 ・BB戦士三国伝 ~英雄激突編~ http://sangokuden.net ・バンダイホビーサイト http://bandai-hobby.net/ ○現在まで商品化されたもの BB戦士No.300 劉備ガンダム 525円 2007年6月13日出荷 BB戦士No.301 張飛ガンダム 525円 2007年6月13日出荷 BB戦士No.302 関羽ガンダム 525円 2007年6月13日出荷 BB戦士No.303 司馬懿サザビー 525円 2007年8月9日出荷 BB戦士No.304 曹操ガンダム 525円 2007年10月9日出荷 BB戦士No.305 孫権ガンダム 525円 2007年11月13日出荷 BB戦士No.306 呂布トールギス 2100円 2007年11月21日出荷 BB戦士 三国伝 桃園の誓いセット 1890円 2007年12月19日出荷 (劉備・関羽・張飛のクリアカラー版キット) BB戦士No.307 夏侯惇ギロス 525円 2008年2月18日出荷 BB戦士No.308 孔明リ・ガズィ 630円 2008年4月17日出荷 BB戦士 曹操ガンダム・司馬懿サザビー~官渡の軌跡~ 1260円 2008年4月24日出荷 BB戦士No.309 夏侯淵ダラス 630円 2008年5月22日出荷 BB戦士No.310 関平ガンダム 630円 2008年6月19日出荷 BB戦士No.311 趙雲ガンダム・飛影閃 趙雲ガンダム単騎駆け 1050円 2008年7月17日出荷 BB戦士No.312 呂蒙ディジェ・甘寧ケンプファー 轟 強襲水軍 1890円 2008年8月出荷 ※だいたい出荷日の二日後が発売日 ※ちなみにバンダイホビーサイトの「2008年2月 出荷予定表」では2月6日現在、「夏候惇ギロス」という誤字がある。上記の「夏侯惇ギロス」が正しい。 ※追記 三国伝 豪傑大全 ※追記 ワークショップ ...

193. 真・三國無双シリーズ公式サイト(英語圏)・リンク集
・前回の「真・三國無双シリーズ公式サイト・リンク集」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/309 ※追記 Sangokushi News - Japanese fansite for anything based on the Romance of Three Kingdoms ※追記 メモ:Three Kingdoms  サイト「中華庭園」の日記で気付いたんだけど、英語圏向けの無双シリーズの公式サイトもあるようで、それも見ていると面白いんで、ピックアップ。三國無双はDYNASTY WARRIORS(直訳:王朝の戦士たち)っていうそうな。ちなみに戦国無双はSAMURAI WARRIORS(直訳:侍戦士たち)でゲームの三國志はRomance of the Three Kingdoms(つまり三国演義)。  PlayStationのDYNASTY WARRIORS(三國無双)に義理立てしているので真・三國無双はDYNASTY WARRIORS 2となり以下、日本の真・三國無双シリーズより番号付けが一つずつ繰り上がっている。ロゴは「真」がついているところに英語圏での番号が入っているし。 ・Dynasty Games http://www.koei.com/games/dynasty.cfm Dynasty Warriors(三國無双) http://www.koei.com/launch/Archive/DW.htm Dynasty Warriors 2(真・三國無双) http://www.koei.com/launch/Archive/DW2.htm Dynasty Warriors 3(真・三國無双2) http://www.koei.com/launch/DW3/index.htm Dynasty Warriors 4(真・三國無双3) http://www.koei.com/launch/DW4/index.htm Dynasty Warriors 5(真・三國無双4) ...

194. VERSUS!(無双OROCHI同人誌即売会 2009年2月15日)
サイト「真・無双検索」関連で知ったこと。 2009年2月15日日曜日に東京で「無双OROCHIシリーズ 同人誌即売会 VERSUS!」という同人イベントがあるそうな。 ※無双OROCHIシリーズには三國無双のキャラクターも含まれるためこちらで紹介。 ・◆VERSUS!◆無双OROCHIシリーズ 同人誌即売会 http://o-vs.sakura.ne.jp/ 詳しくは告知サイトのイベント概要から以下に引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- ◆イベント概要◆ イベント名 VERSUS! - バーサス - 内容 無双OROCHIシリーズ同人誌即売会 開催日時 2009年02月15日(日)11:30~15:30 開催場所 綿商会館1F ■都営新宿線馬喰横山駅A3出口より徒歩約5分 ■東京メトロ日比谷線・都営浅草線人形町駅A4出口より徒歩約5分 ■都営浅草線東日本橋駅B2出口より徒歩約5分 ■JR総武快速線馬喰町駅1番出口より徒歩約9分 募集 直接参加のみ 40スペース 参加資格 無双OROCHIシリーズのキャラクターがメインに含まれる同人誌を当日1種類以上領布、配布出来る事。 ※グッズのみの参加は出来ません。 お申込になる時点で義務教育課程を修了している事。 --引用終了--------------------------------------------------------- ※関連記事  日華無双(戦国無双・三国無双シリーズ同人誌即売会 2008年11月3日)  城門突破~これが私の奥義です~(2008年9月15日東京)  交地ニハ絶ツコトナカレ 10(2008年11月16日、東京ビッグサイト)  イカした大将愛はイカが?~義に目覚めた戦士達~(無双シリーズオンリーイベント 2008年9月14日)  札幌の同人誌即売会とコスプレイベント  魏勇伝・弐(2008年9月21日東京) ※追記 魏勇伝・参(2009年10月4日東京) ※追記 交地ニハ絶ツコトナカレ 11(2009年5月24日、大田区産業プラザPiO) ※追記 同人イベント三件

195. 数寄語り 呂蒙(レキシズルバー2019年10月2日)
下記のTwitter AccountのStatusで知ったこと。 ・リョウタロウ (ryotaro_0309) on Twitter http://twitter.com/ryotaro_0309 ※関連記事 数寄語り 郭嘉(レキシズルバー2019年5月8日) ※新規関連記事 レキシズルバーSP れきしことばの余韻+α(東京都千代田区2020年1月29日) ・Twitter / ryotaro_0309: 【告知】10/2(水)、21:00頃より神田駿河台のレキシズルバーで三国志の武将、呂蒙について数寄語りをします! 武力一辺倒から一転、猛勉強の末に知恵を備えた武将に成長した彼を語ります。小難しい話は抜きなので、是非お越しください! ... https://twitter.com/ryotaro_0309/status/1169193710187270144 上記statusにすべて書いてあるのだけど、上記関連記事と同じく下記サイトの東京都千代田区神田駿河台3-3 イヴビル1F レキシズルバーにて、2019年10月2日水曜日21時よりリョウタロウさんによる郭嘉についての「数寄語り」が行われるという。 ・レキシズル|歴史好き同士の交流活性プロジェクト http://www.rekisizzle.com/ ※関連記事 『蒼天航路』を好き放題に話すイベント(仮)(レキシズル2019年6月26日) ※新規関連記事 数寄語り 張飛(レキシズルバー2020年2月5日)

196. メモ:武冠のあみあみ
 ここ三国志ニュースでは複数人でブログ記事を書き込めるようになっていて、一人一人がそれぞれプロフィールを書き込むことができる。プロフィールにはいろんな項目があるんだけど、その中に画像を入れるところがある。ここに顔写真とか個性的な絵とかを入れるってこと。  以前まで右にある二つの画像のうち上の方をつかっていた。これは2005年1月に大阪であった中国国宝展に展示されていた「透彫香炉」(前5-前3世紀)の透かし彫りパターンの一つを抜き出してスケッチしたもの。元が青銅なのでこんな色にしてみた。 ・中国国宝展(他サイトのレポート) http://cte.main.jp/sunshi/w/w050923.html  ごく一部ですごく好評だったこの画像もそろそろ飽きてきたんで、変更となる。それが下の方の画像。Adobe Illustrator CSで描いている。  この元ネタは林巳奈夫/著『漢代の文物』に載っている、「人文研寫眞」から引く陶俑のスケッチ。つまりスケッチのスケッチってところだろうか。但し、「漢代の文物」は同じスケッチが二カ所、載っていて両者とも白黒だが、片方の[巾責]の部分(私のスケッチでいうところの赤い部分)はグレーで着色が施されている。そのグレーは印刷がもともと白黒だからなんだけど、カラー印刷だとそこは赤色になるんだろう。  実際、私は似たような陶俑を何体も、京都でやっていた特別展「陶器が語る来世の理想郷 中国古代の暮らしと夢─建築・人・動物」で2006年4月に見ている。 ・中国古代の暮らしと夢 http://cte.main.jp/newsch/article.php/317  赤い[巾責]は漢代の武吏の標準的なかぶりものであることが沈従文ら/著「中国古代の服飾研究 増補版」で指摘されており、以前、別のサイトの掲示板に書き込んだ。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=72  プロフィールの画像の[巾責]は良いとして、その上にのっているあみあみ。一体これはどんな材質でできているの? とか疑問がわいてくる。まず基本となる続漢書の輿服志をあたる。  続漢書の輿服志に書かれてある、 武冠、一曰武弁大冠、諸武官冠之。侍中・中常侍加黄金[王當]、附蝉為文、貂尾為飾、謂之「趙惠文冠」。 <テキトー訳> 武冠は一に武弁大冠と言われ、諸々の武官がこれを冠する。侍中と中常侍は(これに)黄金の[王當](みみだま)を加え、蝉をつけて文様とし、貂尾を飾りとし、これは「趙惠文冠」といわれる。  さらに晋書の輿服志をあたると 武冠、一名武弁、一名大冠、一名繁冠、一名建冠、一名籠冠、即古之惠文冠。 <テキトー訳> 武冠は一に武弁と名付け、一に大冠と名付け、一に繁冠と名付け、一に建冠に名付け、一に籠冠に名付け、古の惠文冠に近い。 とあり、「籠冠」ってあたりが[巾責]の上に乗っている冠の「あみあみ」な形状をよく表している。と、「籠冠」のくだりは「漢代の文物」の受け売り(笑) しかし『漢代の文物』では特にこの籠部分が何で出来ているとかは書かれていない。  確か、漢代の進賢冠の実物は出土していないんだけど、『漢代の文物』にもスケッチが載っているように武冠(※追記。正確には武冠の籠部分)は武威磨嘴子や馬王堆漢墓から出土している。そのため、材質等は調べればわかる話だ。 ※冠関連の関連リンク ・一梁?メモ http://cte.main.jp/newsch/article.php/365 ・メモ:三才圖會と三禮圖 http://cte.main.jp/newsch/article.php/480 ※追記 メモ:「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓」 ※追記 メモ:三国創作のための扶助会  そこでとりあえず手元の本をあたってみることにする。それは『漢代物質文化資料図説』という本。 ・孫機/著「漢代物質文化資料図説」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/351  この書籍の233ページからはじまる「58 服飾II 武士的弁、冠与頭飾」にバッチリのってそうだ。しかし、この書籍の本文は私が理解できない中国語でしかも慣れない簡体字のため、内容を理解するのが困難であり無理を押すと間違った解釈をしてしまう怖れがあった。  でも一体、武冠のあみあみ部分は何でできているんだろう、という好奇心には勝てず中国語の文法を少しも知らず無理して訳してしまう(汗) (※これは大げさな表現ではなく、実際に昨日、私が簡体字の「頭」と「興」の区別がつかない程、中国語を理解していなかったので)  まずは本文の引用から。簡体字では表示できないことが多いので、その都度、EmEditorのプラグインを使って繁体字へ変換しており、それでも表示できないものは[]付きの合成文字で代用しているという何とも中途半端な字体になってしまっている。  将弁和平上[巾責]組合在一起、与進賢冠和介[巾責]組合在一起的情況相似、所以它又得名為“武弁大冠”或“武冠”。雖然從根本上説、它并不是冠、但在流行過程中、它却被加以種種冠類的称謂。≪晋書・輿服志≫説:“武冠一名武弁、一名大冠、一名繁冠、一名建冠、即古之惠文冠。或曰趙惠文王所造、因以為名。亦云、惠者[虫惠]也、其冠文輕細如蝉翼、故名惠文。”其實惠文冠与趙惠文王并無関係、将惠文解釋為[虫惠](蝉)文、亦嫌遷闊。按≪礼記・喪服≫鄭注:“凡布細而疏者謂之[糸惠]。”武弁正是用細疏的[糸惠]布制作的。也有時在制弁的織物上[シ余]漆、馬王堆3号西漢墓与武威磨嘴子62号新莽墓均曾出漆[糸麗]紗弁(58-3・4);前者放置在一個漆[匚+算](86-4)、後者還戴在男尸頭上。磨嘴子弁周圍裹細竹筋、頂部用竹圈架支[才掌]、内襯赤[巾責]、清楚地反映出武弁的實際状況。這些弁的[糸麗]紗均孔眼分明。不僅實物如此、画像石中的武弁、也常特地刻画出網紋来、表示原物的質地是細疏的織物。但当弁[シ余]漆以後、変得堅硬起来、成為一頂籠状的甲殼、即所謂籠冠。籠冠偶見有直接戴在頭上的(58-11)、多数是将它嵌在[巾責]上。  先秦時的書弁是浅紅色的、直到漢代、紅色仍是武士冠服的主要色調。這時在武弁之下用紅[巾責]。上述武威磨嘴子62号墓中襯[執/土]武弁的[巾責]就是紅色的。望都1号漢墓壁画之“門下游徼”所戴的武弁下也透出紅[巾責]。這和≪東観漢記≫所称:“詔賜段[匕/火頁]赤[巾責]大冠一具”(≪御覧≫卷六八七引)正相合。由于漢代的軍官和士兵穿[糸是](黄赤色)衣或[糸熏](暗赤色)衣、戴赤[巾責]、所以紅色成了代表軍人的顔色。≪漢書・尹賞伝≫説:“探赤丸、斫武吏;探黒丸、斫文吏。”≪論衡・商虫篇≫説:“虫食谷……夫頭赤則謂武吏、頭黒則謂文吏所致也。”也正是基于此種原因。 ※ここの(58-3・4)などの()付きの数字は『漢代物質文化資料図説』の挿図に対応している。(58-3・4)がそれぞれ武威磨嘴子62号新莽墓と馬王堆3号西漢墓の漆[糸麗]紗弁のスケッチで、(58-11)が漆[匚+算]という箱のスケッチ、(58-11)が籠冠を直接頭に載せている画像。また、上記の文中に「晋書・輿服志」からの引用部分があるが、「一名籠冠」という記述が抜けている。  それでこれを訳そうと、以前、買った中日辞書を探したんだけど、見つからない(誰かに貸した?)。そのため、以前、掲示板で教えて貰ったオンライン日⇔中辞書「北辞郎」を使うことになる。 ・「北辞郎」に三国志の単語を入れてみる(三国志ファンのためのサポート掲示板の書き込み) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=2034 ・オンライン日⇔中辞書「北辞郎」 http://www.ctrans.org/cjdic/index.php  そもそも文法を知らない私がどんな辞書を使おうとも変な訳文にしかなりえないので、以下に続く訳文が変なのは決してこの辞書のせいではない(笑)。  というわけで、以下に訳文(と言える代物でもないが)。 ...

197. 英傑群像で海洋堂NHK人形劇三国志フィギュアセット販売、予約開始
http://www.chugen.net/ ↑「英傑群像」(三国志グッズ総合オンラインショップ)  食玩の「北陸製菓謹製コレクションライチゼリー 三国志 第壱集 海洋堂 フィギュアコレクション」が「英傑群像」にて全10体セット(つまり普通に買ってありがちな「ダブり」がないってことです)で販売されるようでその予約が始まってる。 ※追記 HORICO 食玩ミュージアム こちらのフィギュアはNHK人形劇三国志の人形がデザインのベースになっていて、最近の三国志フィギュアでもう一つ有名なのは分冊百科「週刊ビジュアル三国志」をデザインのベース(?)にしたローソンのお茶についてきたフィギュア(といっても私は未確認なので適当なことを書いて失礼)。 ↓「週刊ビジュアル三国志」参照 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=734 今、三国志サイトの掲示板などコミュニティをのぞくと、「関羽、ゲットしました~♪」とかフィギュアは話題提供の道具としても使われている感もあって、三国志ファンの盛り上がりという意味でも良い感じ。

198. 「三国志大戦セリフ集」
株式会社セガのアーケードゲーム「三国志大戦」関連の個人サイトの紹介。白樺 亮さんからコメントで教えてもらったんだけど、「三国志大戦」中に出てくるセリフを集めたサイトがあるとのこと。下記リンク。 ・三国志大戦セリフ集 http://www.geocities.jp/sangokushi_ism/  しかし、こういったサイトはプレイヤーの方でも楽しめるし、私のような三国志大戦をプレイしたことのない三国志ファンでも元ネタがわかってニヤリとさせて良い感じ。例えば郭嘉【クール】の勝利の「我が千里眼に読めぬ展開はない」とか。  あと三国志ニュースで結構、多い検索ワードは「三国志大戦 声優」ってのだけど、ここのサイトにある程度、載っている。「声タイプ」のところ。「草尾毅」さんとか声優に全然、詳しくない私でもわかる有名人の名も見える。結構、声優からあるジャンルに入るってファン層は無視できないんだよなぁ。そういう人にとって声優情報は嬉しいかと。 それからすでに三国志大戦2のセリフ情報も募集が始まっている。三国志大戦2の稼働後もこのサイトの更新が楽しみだ。 ・参考記事「三国志大戦2の制作中の話」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/295 余談。今、気付いたんだけど、三国志大戦TBPに三国志大戦と関係のないトラックバックが多数あるような。。。。三国志に関係があっても三国志大戦に関係ないトラックバックをしても良いとはどこに書いているんだろう。実質問題、三国志に興味がない三国志大戦のプレイヤーがトラックバックをたどって見に行ったときにがっかりして、三国志ファンに良い印象を持たないだろうと思うし。

199. 公式サイト
 ネット上のファンサイトを見ると、着いてくるのが公式サイト(オフィシャルサイト)へのリンク。 そのサイトが何のファンサイトかによって公式サイトのニュアンスが変わってくるだろう。人物のファンサイトであれば、公式サイトは人物のサイトで間違いはないだろうけど(場合によっては事務所と個人で二つサイトがあるだろうけど)、作品のファンであれば作品サイト、作者サイトの二つがあったりするだろう。作品サイトはどこか版権を持った団体がそのサイトを運営していたりと、複雑になってくる。 これを踏まえ、いざ三国志ジャンルの公式サイトは何だ、って話になる。単に「三国志の公式サイト」となれば答えは「ない」で決まり。なぜなら作者の陳寿も生きてないし、現在の通念では著作権も版権も切れている(版本の話や訳本の話は別として)。尤も後世、自らの作品に陳寿の『三国志』と同名にしてしまったうっかりさんの作品にはちゃんと著作権が生きているやつもあるが(笑) もっと書くと『三国志』や『三國志』で商標出願したしたたかさんにも商標は生きている(笑) 冗談はともかく、三国志ジャンルはいろんなジャンルを内包しており、一言、公式サイトといってもそれらジャンルによってそれぞれの公式サイトがある。もちろんこの公式サイトは先にあげたように複数あるんで、優先順位をつけ、 1.作品自体のサイト、2.作者のサイト、3.出版社・メーカーのサイト、4.関連団体のサイト ってところだろうか。もちろん三国志にそれほど関係がなければ除外で。この観点から行くとある作品を三国志ジャンルに含めるかどうかの問題も重要になってくる。具体的にわかりやすい例えだと『一騎当千』や『鋼鉄三国志』あたり。ここらへんは独断と偏見でえいや、と決めるしか思いつかないんだけど。はじめだからなるべくとりあげていきたい。またファンの中で三国志ジャンル内ジャンルを形成しにくい解説書の類は入れない。

200. アニメ『名探偵コナン』にコウメイ登場(2009年12月5日以降)
ビデオ予約のために土曜日のTV番組表を眺めていたら、「死亡の館、赤い壁(三顧の礼)」という文字が目に飛び込んでくる。何かと思えば毎週土曜日18:00から30分枠で読売テレビ・日本テレビ系列でにて放送しているアニメ『名探偵コナン』の放送回のタイトルだった。 ・名探偵コナン http://www.ytv.co.jp/conan/ ※新規関連記事 キッドVS高明 狙われた唇(名探偵コナン2020年10月3日10日) 「赤い壁」は「赤壁の戦い」を連想させるし、「三顧の礼」はそのまま三国由来事項なんだけど、どうせタイトルだけ関係するんだろうと思って、上記アニメ公式サイトの次回予告を見ると、「長野県に新キャラ刑事、コウメイ登場」と言っている。

201. 人形劇「三国志」総集編 公演地域日程まとめ
何か「三国志 人形劇 立川」とよく検索されるなと思って「劇団影法師 三国志」と検索してみるとわかった。 ・財団法人 立川市地域文化振興財団(立川市市民会館) http://www.m-net.ne.jp/~amyu/ ・立川市市民会館コンサート情報 http://www.m-net.ne.jp/~amyu/cn-concert/cn01-ticket/cn01080921.html 上記、サイトによると、2008年9月21日日曜日15時から(東京都)立川市市民会館大ホールで人形劇「三国志」総集編が上演されるとのこと。S席3500円、A席2500円 上記リンク先ページより下記に一部引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- 三国志お馴染みの英雄たちが繰り広げる出会い、別れ、葛藤そしてスペクタル。 三顧の礼、赤壁の戦いをはじめとした名シーンの数々をほぼ等身大の大型の等しい人劇で、迫力ある演出をお楽しみ下さい。 脚本:ジェームス三木 --引用終了--------------------------------------------------------- つまり日中合作「三國志」飯田公演(原作:三国志演義/羅貫中(平凡社 立間祥介訳、人形美術:川本喜八郎、出演:劇団影法師(日本)、中国湖南木偶皮影芸術劇院)と同じようだね。

202. 十三支演義 ~偃月三国伝~(2012年5月24日)
・Twitter / @hxaxxtxy66: 神なる君と、キャスト決定。オトメイト×REDで三国志 ... http://twitter.com/hxaxxtxy66/status/87054277301907456 ・Twitter / @sangokushiforum: つまり「オトメイトパーティー2011」で新作ゲームの ... http://twitter.com/sangokushiforum/status/87069088899284992  上記のツイート他を見ると、下記サイトにある2011年7月2日3日開催の「オトメイトパーティー2011」にてオトメイト(アイディアファクトリー)とREDによる三国志題材のゲームが発売されると告知があったという。キャスト(敬称略)は「石田彰 岡本信彦 鈴村健一 鳥海浩輔 鈴木達央 遊佐浩二」だという。 ・オトメイトパーティー2011 http://www.otomate.jp/fair_event/event/party2011/ ・オトメイト http://www.otomate.jp/ ・株式会社レッド・エンタテインメント http://red-entertainment.co.jp/  その日からネットで情報が出ないか、上記のサイトをチェックしていた。やはりいわゆる乙女ゲームの大手ブランドのオトメイトによるイベントでの告知とあって、多くの人に関心が持たれているようで、手元のアクセスログでその日から結構、「乙女ゲーム 三国志」という検索語句が観測された。ちなみに三国の乙女ゲーは何もオトメイトのものが初めてでなく、そのため、「三国志ニュース」では下記の関連記事等が検索される。 ※関連記事 三国恋戦記~オトメの兵法!~(2010年3月19日)  それで今日(07/20 (水) 12:08:30)もそのような検索語句が観測されたため、上記オトメイトのサイトにアクセスする。  そうすると、今日20日に下記のティザーサイトが開設されたということをタイミング良く見かける。 ・十三支演義 ~偃月三国伝~(じゅうざえんぎ えんげつさんごくでん) http://www.otomate.jp/jyuzaengi/

203. レッドクリフ Part I(テレビ朝日系列2009年4月12日)
・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・レッドクリフpart1テレビ放送決定4/12  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/1107  上記サイト「英傑群像」の上記ブログで知ったこと。  下記のようにサイト「シネマトゥデイ」で『レッドクリフ Part I』の地上波放映情報が報道されたとのこと。 ・もう地上波で!『レッドクリフ Part I』が公開から5か月、異例の早さでテレビ放送! - シネマトゥデイ http://cinematoday.jp/page/N0017308 ・シネマトゥデイ - 映画の情報を毎日更新 http://cinematoday.jp/  テレビ朝日系列の番組『日曜洋画劇場』で2009年4月12日21:00-11:45の枠で『レッドクリフ Part I』が放映されるとのこと。『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』の公開二日後だね。テレビで前作を放送するのは良くあるパターン。 ・テレビ朝日|日曜洋画劇場 http://www.tv-asahi.co.jp/nichiyou/ ※追記。閲覧者の利便性のため、右にあるように関連する商品情報へのリンクを張っておく。

204. 真・恋姫無双 外史祭典(1)(2012年12月24日)
※関連記事 真・恋姫†無双~萌将伝~関連マンガと小説(2010年10月25日30日) カレンダコンテンツ更新のため、上記関連記事で触れた『マジキュー4コマ 真・恋姫無双~萌将伝~』の出版状況をチェックすべく下記出版社サイトにアクセスした際に知ったこと。 ・株式会社エンターブレイン http://www.enterbrain.co.jp/ 上記サイトの下記書籍ページによると、2012年12月24日に『真・恋姫無双 外史祭典』(1)(マジキューコミックス、ISBN978-4-04-728585-9)が893円で発売するという(24日は祝日の振替休日であるため発売日が前後すると思われる)。 ・真・恋姫無双 外史祭典(1) | コミック | マジキューコミックス | 株式会社エンターブレイン http://www.enterbrain.co.jp/product/comic/comic_mgcalcute/12243101.html

205. 横山光輝三国志 諸葛孔明伝(Yahoo!ケータイ)
・横山光輝オフィシャルサイト http://www.yokoyama-mitsuteru.com/  上記サイトのRSS配信により気付く。 ・横山光輝三国志 諸葛孔明伝 http://www.kemco.jp/applipage/09_game/sangokusi2_a.html 上記公式サイトにあるように2009年3月18日よりYahoo!ケータイで『横山光輝三国志 諸葛孔明伝』がケムコより配信されたとのこと。ジャンルはシミュレーションRPG。 アクセス方法は、メニューリスト→ケータイゲーム→ゲームパック→ケムコ帝国 情報料は1アプリケーション525円。 対応機種は3Gメガアプリ。 つまり2007年8月1日から配信されたシミュレーションRPGの『横山光輝 三国志』の続編ってことなんだろうね。 ※関連記事  『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG、2007年8月1日)  赤壁 パート1&2(2009年3月3日) ※追記 三國志孔明伝(2009年8月28日i-mode配信) ※追記 「横山光輝漫画」電子書籍ランキング ベスト10(2010年11月25日)

206. Tシャツ三国志 ~人中に我あり~(2010年3月10日)
掲示板にて、衣装協力をご担当される三国志ブランド「赤兎馬」様から情報を頂く。 ※関連リンク here ・三国志Tシャツ赤兎馬 http://www.sekitoba.com/ 何かというと、舞台『Tシャツ三国志 ~人中に我あり~』(全席指定5500円)が東京都新宿の全労済ホール/スペースゼロにて2010年3月10日水曜日~15日月曜日の間、上演されると言う。ミュージック・オン・ティービー、三国志検定の主催でDHE@stageが制作。 上演は10日(水)19時、11日(木)14時/19時、12日(金)19時、13日(土)14時/19時、14日(日)14時/19時、15日(月)13時/17時の計10回。 ・舞台「Tシャツ三国志 ~人中に我あり~」 http://tsangokusi.exblog.jp/ 上記のようにすでに公式サイトが出来ているため、上記サイトから内容や公開されている出演者等を下記へ引用する。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 何をやってもうだつのあがらない男、凛太郎。 そんな凛太郎がひょんなことから手にれたTシャツは三国志の中でも一番強いと言われている「呂布」がプリントされているものだった。 そのTシャツを着た時から凛太郎の周りで異変が起こり始める。 三国志を通して、生きる希望や夢を追うことの素晴らしさを凛太郎が実感して グッとくる男に成長していくサクセスストーリー! 脚本・演出:穴吹一朗 ☆出演第1弾発表!☆ 古原靖久、佐藤永典、小日向えり、HIROMU ほか (今後続々発表させていただきますのでお楽しみに!) ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※追記。上記公式サイトより引用すると、「主催:ミュージック・オン・ティービー/三国志検定 / 特別監修:三国志学会 事務局長 渡邉義浩教授 / 協力:WILL、GEMECITYオンラインショッピング、株式会社コーエーネット、JVCエンタテインメント、スターダストプロモーション、ホリエージェンシー、ラ セッテ、亮、レプロエンタテインメント(50音順) / 衣装協力:赤兎馬 / 制作:DHE@stage / 制作協力:アーバンフォレスト、ジェイクリップ」

207. パチスロ 一騎当千2 Brilliant Battle
三国時代の人物の宿命を受け継ぎ現代に生まれた人物たちが格闘を繰り広げる漫画、塩崎雄二/著『一騎当千』は三回アニメ化され、第2期のアニメ『一騎当千 Dragon Destiny』からそれぞれゲーム化(『一騎当千 Shining Dragon』)とパチスロ化されており、第3期の『一騎当千 Great Guardians』からゲーム化(『一騎当千 Eloquent Fist』)されている。 ※関連記事  一騎当千~呂蒙子明・編~[フルカラー版](2009年10月24日)  『一騎当千 Great Guardians』&『一騎当千』パチスロ  2007年7月26日 一騎当千 Shining Dragon(PS2用ゲーム)  一騎当千関連情報 ※追記 一騎当千 XROSS IMPACT(2010年4月28日) 検索語句から、真偽はともかくどうやらパチスロ第2弾が出るという情報が入っていて、さらに再検索すると12月ぐらいにホール導入されるという情報が入っていたんで(勿論、真偽は判らない)、公式サイトができないか、下記のメーカーのサイトをチェックしていた。 ・TAIYO -Amusement to all PACHISLOT fans- http://www.taiyo-slot.co.jp/ さっきふと思い付いて、既存のパチスロ第1弾のURLを少し変えたら、下記のように第2弾の公式サイトが出てきた。 ・パチスロ 一騎当千2 Brilliant Battle http://www.taiyo-slot.co.jp/ikkitousen2/ 中を見ると、第3期アニメ『一騎当千 Great Guardians』のオープニングテーマ『No Limit!』(亜美/歌)、続けてその挿入歌『時の扉』(雁行真依/歌)が流れ、それぞれそのアニメからの動画が流されていた。つまりパチスロ『一騎当千2 Brilliant Battle』は第3期アニメ『一騎当千 Great Guardians』のパチスロ化という訳だね。 ※追記 一騎当千3 Valiant Venus(2012年4月16日)

208. mixiコミュ「総合三国志同盟」の勉強会
・総合三国志同盟 (mixi内。会員でないと見ることすらできない) http://mixi.jp/view_community.pl?id=695478 ・総合三国志同盟WEB http://s-sangokushi-d.com/ ・立間祥介先生オススメのお店で・・・♪  (※上記サイトのブログ記事) http://kazumaru3594.blog42.fc2.com/blog-entry-95.html  上記ブログ記事にあるように、まだ日程が決定していないものの、SNS「mixi」内のコミュニティ「総合三国志同盟」で立間祥介先生を講師として招き、テキストに『資治通鑑』の「赤壁の戦い」のところを用いて勉強会をする計画があるという。 ※関連記事  講演会「三国志と横山光輝」(2008年12月13日)  扶助会構想 ※追記 三国志事典(2009年4月7日復刊) ※追記 三国志とお話し(2009年10月27日) ※追記 三国志街道の集い(2009年11月23日) ※追記 第一回英傑サロン(2010年1月23日) ※追記 三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日) ※追記 第四回三国志祭(2010年10月2日3日) ※追記 三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日) ※追記 ノート5:三国志学会 第五回大会 <6/27追記> ・立間祥介先生と一緒に三国志♪♪開催決定☆  (※総合三国志同盟WEBのブログ記事) http://kazumaru3594.blog42.fc2.com/blog-entry-118.html 上記ブログ記事にあるように勉強会の詳細が決まった模様。2009年7月25日土曜日(15:00-17:00)スタートで毎月最終土曜日に開催するようだね。『資治通鑒』を読み下して「赤壁の戦い」を見ていくそうな。素人の素朴な疑問として、大学の一回生の講義と比べどこらへんがちがうんだろう? ※7/28追記。個人的には格安でしかも懇切丁寧な大学の一回生の講義と見なしておこう。 ※2010年9月13日追記。勉強会の正式名称は「立間祥介先生と一緒に三国志♪♪」だったんだね。今までの開催日程を列挙すると、第1回2009年7月25日土曜日、第2回2009年8月29日土曜日、第3回2009年9月26日土曜日、第4回2009年10月31日土曜日、第5回2009年11月28日土曜日、第6回2010年1月30日土曜日、第7回2010年2月27日土曜日、第8回2010年4月17日土曜日、第9回(最終回)2010年5月29日土曜日となる。 <追記終了>

209. 三国時代あたりの名刺(謁、刺)
 趣味で三国志小説を書いていて、ある人物が留守中に訪ねて来ていて、その人物が置いていった名刺を見るってシーンを書いていたんだけど、後漢や三国時代にこういった名刺があるって初めて知ったのは何だろう、と思い出してみる。  そういや、下記のサイト「睡人亭」の「三国志のページ」の「朱然墓」のページで知ったんだ。 ・睡人亭 http://www.shuiren.org/ ・朱然墓 http://www.shuiren.org/sangoku/syuzen.htm  今で言う名刺とは用途が少し違うんだろうけど、今の名刺に近い物は、当時、「謁」や「刺」と呼ばれていたとのこと。上記ページに上げられる画像の「謁」には実際、木の板に「謁」と書かれている。これで「謁」と「刺」との形式が区別できるってこと。「謁」の方は 持節右軍師左大司馬当陽侯朱然再拜 と形式ばって書かれていて、「刺」は 故[章β]朱然再拜 問起居 字義封 と「謁」より簡単に書かれている。  上記ページによると朱然墓は1984年6月7日に発見されたそうだけど、それより前に出版された林 巳奈夫/編『漢代の文物』(京都大學人文科學研究所1976年12月15日発行、新版は1996年)にも「謁」と「刺」のことが載っている(539ページ)。そこの冒頭には漢劉熙撰『釋名』卷六釋書契から「謁」と「畫刺」について書かれたところを引用してある。以下、そのまま孫引き。 謁、詣也、詣、告也、書其姓名於上、以告所詣者也 ※冨谷 至先生の『木簡・竹簡の語る中国古代』(岩波書店2003年7月29日発行)の88ページを見て気付いたけど「以告所至詣者也」が正解だね 畫姓名於奏上、曰畫刺、作再拜起居字、皆達其體、使書盡邊、徐引筆書之、如畫也  畫刺は「再拜起居」の文字が書かれているってことなので、このあたりが前述の朱然墓の「刺」の特徴をよく対応する。  『漢代の文物』では続けて、1974年に江西省南昌市で発掘された東晋の墓にあった木簡の釈文を例に挙げ、挿図(木簡のスケッチ)付きで説明してある。その釈文は下記。 弟子呉應再拜 問起居 南昌字子遠 豫章呉應再拜 問起居 中郎豫章南昌都郷吉陽里呉應年七十三字子遠  上から二つがおそらく「刺」で三つ目が「謁」だろうな、と思っていたら、『漢代の文物』では続けて、三つ目の説明がある。同じく『釋名』卷六釋書契から引用し、  下官刺曰長刺、長書中央、一行而下也、又曰爵里刺、書其官爵及郡縣郷里也 「長刺」あるいは「爵里刺」としている。  「作再拜起居字」の「刺」の方の例は「文物圖象研究資料庫 全文檢索」(下記)で「再拜」とか「起居」とか検索すれば、釈文を何例か見ることができる。それを見ると、身分を書いていたり、出身郡、出身県を入れていたり、いろんな形式があるんだな。 ・中央研究院歴史語言研究所 文物圖象研究室 http://saturn.ihp.sinica.edu.tw/~wenwu/index.html ・文物圖象研究資料庫 全文檢索 http://saturn.ihp.sinica.edu.tw/~wenwu/search.htm ※関連記事 ・文物圖象研究資料庫 全文檢索 http://cte.main.jp/newsch/article.php/413 ※追記 『漢代の地方官吏と地域社会』(汲古叢書75 2008年) <9月23日追記> 2008年5月3日から東京富士美術館で開催される「大三国志展」には朱然の刺が展示される予定とのこと。 ・大三国志展(2008年5月3日-7月13日)関連情報 http://cte.main.jp/newsch/article.php/699 ・三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ http://mitsuda.blogtribe.org/ ・呉の隠れた名将―朱然とその一族(その1) http://mitsuda.blogtribe.org/entry-9b78ac33b9d3668728b31e3a29504164.html <2008年5月28日追記> 關尾史郎先生のブログに名刺関連の記事があったので情報中継。 ついで、そこから釈文を引用。 ・關尾史郎先生のブログ http://sekio516.exblog.jp/ ...

210. 三国志フェス2010(2010年8月21日土曜日)
 とりあえず速報的に記事にしてみる。 ・三国志フェス2010 http://sangokushi-festival2010.sangokushi-forum.com/  上記リンク先にあるように、2010年8月21日土曜日10:50-17:30に東京の大田区産業プラザPiO(東京都大田区南蒲田、京急蒲田駅から徒歩すぐ)で「三国志フェス2010」というイベントがあるという。主催は「三国志フェス2010実行委員会」とのこと。  上記サイトを見ても、まだオープンしたばかりのようで(6月22日)、どんなイベントかすら書かれていない。  というわけで、何か判り次第、この記事に随時追記予定。 ※6/22追記。イベントサイトに現在、書かれていることをそのまま読み取ると、少なくとも芸人のトーク、研究者の講演、歴ドルのトーク、グッズ集結、クイズ大会があるってことかな。 ※6/23追記。下記ブログ記事によると、NPO三国志フォーラム以外の主催は総合三国志同盟、後援は(株)ティー・ゲート(サイト「旅の発見」)とのこと。もう一方の主催はSNS「mixi」内のコミュニティであり、定期的にオフ会や勉強会を開催していたところ、後援が毎月のイベント「三国志街道の集い」を開催しているところとしてはお馴染みだ。また総合司会は総合三国志同盟の和丸さんが担当するという。 ・総合三国志同盟和丸の三国志をひたすら愛す http://ameblo.jp/sangokusi-engi/ ・★超絶重要告知です★  (※上記ブログ記事) http://ameblo.jp/sangokusi-engi/entry-10570616853.html ※参照記事  三国志街道の集い(2010年1月31日から毎月)  mixiコミュ「総合三国志同盟」の勉強会 ※次回 三国志フェス2011(2011年9月10日) ※追記 「三国志フェス2012」開催見送り ※追記 三国志フェス2013(横浜2013年9月28日) ※6/25追記。下記にあるように、イベント用のtwitterもできたそうな。 ・NPO三国志フォーラム (sangokushiforum) on Twitter http://twitter.com/sangokushiforum ※参照記事 おもしろ三国志アワー(2010年7月1日より毎週木曜) ※6/27追記。イベントサイトによると、協賛に三国志ブランド赤兎馬、後援に三国志学会とのこと。 ※参照記事  リンク:GAMECITY [オンラインショッピング] 赤兎馬  三国志学会 第四回大会ノート(2009年9月5日) ※追記 三国志学会 第五回大会(2010年9月11日土曜日 二松学舎大学) ※6/29追記。前述の「三国志街道の集い」の参照記事にリンクする公式ページによると、「☆第7回イベントは8月21日(土)、三国志フェス内にて決定!」「第7回三国志街道の集いテーマは「入門三国志と張飛」です!」とのこと。 ※7/6リンク追記 ・[mixi] 三国志フェス2010 http://mixi.jp/view_community.pl?id=5122434 ※7/3設立。mixiアカウントをもっていないと閲覧すらできない。 ※7/12追記。公式サイトより下記に引用するようにサイトが更新されたそうな。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最新ニュース 07.12 リンク2件追加 ページ右上にモバイル専用サイトとツイッターアカウントへのリンクをはりました。 07.12 新ページ公開 お問い合わせと募集のページを設けました。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※追記 三国志感謝祭(2010年10月30日) ※7/14追記。下記のブログ記事(前述の和丸さんのブログ)によると、和丸さんが担当するクイズコーナーにゲストに「三国志大戦3イメージガール「ギャル国志」のこままりえ」さんがゲスト参加するという。 ...