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検索結果

次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 1651 - 1680 / 6783 件 (0.0735 秒). 検索条件の修正

1651. 2005年3月1日 千客万来 第9話&第10話 曹操登場
http://comicboo.co.jp/ ↑デジタルコミックマガジンのComicBoo!の公式サイト (ネットでダウンロードして読む雑誌) http://www.hyec.org/~dollwriter/ ↑作者の幸先生のサイト 毎回、発売日に日付が変わったらすぐ更新されていたので早速、ComicBoo!をダウンロードし、WebMoneyで支払い、読んでみる。 今回、目次に「千客万来」がなかったので(少なくともWebMoney版では)、心配になったけど、ちゃんと「スターバースト」と「鹿っ!」という漫画の間に掲載されていた。 今回は 第9話 「爆発!」 全20ページ(表紙ページがダブるので実質、全19ページ) 第10話 「宦官…」 全11ページ の二話連続。 第9話は梁冀編の最後。クライマックス。今までの鬱積が解放され、気持ちよく読めるのだ。 第10話は新展開。曹騰中心のお話。ということは、と少し期待して読み進めていたけど、ちらっと曹操がでてきた。 この話の主眼はタイトル通り「宦官」なんだけど、次話以降はどう話が進んでいくのか(じっくり描かれるのか、早足で描かれるのか)、とても楽しみ。

1652. 2007年1月26日「ブレイド三国志〈特別編〉サイバーロリータ」(月刊ガンガンWING 3月号)
 てっきり今日発刊の「月刊ガンガンWING」2月号に三誌連続読み切り掲載の「ブレイド三国志〈特別編〉」が載ると思っていたら、違った。発売日に公式サイトの更新が行われるんで、知るのが遅くなるんだけど。 ・ガンガンウイングオフィシャルサイト http://www.square-enix.co.jp/magazine/wing/ 上記サイトの次回予告によると、2007年1月26日発刊の「月刊ガンガンWING」3月号に読み切りで真壁太陽/原案・構成、壱河柳乃助/作画の「ブレイド三国志〈特別編〉サイバーロリータ」が掲載されるとのこと。 (どうでもいいけど、公式サイトでの3月号の発売日が「2006年1月26日」になっている・汗) 今回は「初の女性ブレイド黄月英登場!!」とのこと。最近は掲載された分を読んでいないせいか、ブレイドの人選が良くわからんな。 2006年12月22日に単行本が1巻2巻同時刊行されたんだけど、勢いはうまくつなげられるのかな。 ちなみに他の二誌の読み切りは下記。 ・2006年12月12日「ブレイド三国志 特別編」(月刊少年ガンガン1月号) http://cte.main.jp/newsch/article.php/453 ・2006年11月18日「ブレイド三国志 特別編」(月刊Gファンタジー12月号) http://cte.main.jp/newsch/article.php/452 <次回>2007年4月22日『ブレイド三国志』3巻発刊 http://cte.main.jp/newsch/article.php/619 ※追記 軍師と囚われ男装姫~三国志艶義~ 上(2015年12月17日)

1653. 8月25日は何進の忌日
毎年、この時期は忙しいので、書けず終いだったけど、今回は十日前ほどに予め書いて、エディタに保管していた。(※追記。2013年10月26日に「中央研究院 兩千年中西曆轉換」で確認して「26日」から「25日」に訂正) 何かというと今日8月25日は何進字遂高の忌日、あるいは薨去した日。勿論、例の如く旧暦ね。 ・『後漢書』孝靈帝紀 八月戊辰、中常侍張讓・段珪等殺大將軍何進、於是虎賁中郎將袁術燒東西宮、攻諸宦者。 ・ 『後漢紀』(後漢孝靈皇帝紀下卷第二十五) 戊辰、大將軍何進白太后、將決其事、謀欲盡誅諸常侍、選三署郎補其處。中常侍張讓・段珪相謂曰:「大將軍常稱疾、不臨喪葬、今忽入省、此意何為?竇氏意復起邪?」使侍者聽之、〔具〕(冥)聞進言。出坐省戸下、讓謂進曰:「天下憤憤、亦非獨我曹也。又先帝嘗與太后不快、幾至成敗、我曹泣涕救解、各出家財且千萬、共為禮、和悅上意、但欲託門戸於卿耳。今卿云何欲滅我曹種族、不亦太甚乎!卿言省内濁穢、公卿已下忠清、為誰乎?」於是尚方監渠穆拔劍斬進。珪・讓偽詔以故太尉樊陵為司隸校尉、故司空許相為河南尹。尚書得詔疑焉、請大將軍出議之。中黄門以進首與尚書曰:「何進謀反、以伏誅。」 つまり光熹元年八月戊辰(紀元189年8月25日)に中常侍の張讓と段珪の命令により尚方監の渠穆が何進を殺害する。 この二、三日後に張讓らも亡くなって董卓が入京するって流れ。 ※関連記事 4月11日は霊帝崩御の日 ※追記 メモ:「前漢後期における中朝と尚書」 ※追記 8月27日は何苗の忌日

1654. 三国志 Three Kingdoms ブルーレイ(2012年4月4日-)
※関連記事 三国志Three Kingdoms公式朗読CD発売記念イベント(2012年5月27日) 上記関連記事を書いたときに気付いたが下記日本公式サイトの商品情報によると(依然、うちの環境では重く感じるので個別のページへ直接アクセスしているが)、Blu-rayとして『三国志 Three Kingdoms ブルーレイ』全9巻がリリースされるという。2012年4月4日にそのvol.1「董卓専横」とvol.2「徐州争奪」がリリースされ、以降順次リリースされるという。 ・ドラマ「三国志」公式サイト http://www.sangokushi-tv.com/ 1巻Blu-ray3枚組で各5460円で型番はOPSB-S103から111だという。DVD版に比べ高画質なのが売りのようだ。 ※関連記事  「三国志」前篇 DVD-BOX(2010年12月10日)  三国志 Three Kingdoms 後篇DVD-BOX(2011年3月30日) ※追記 三国志 Three Kingdoms BSフジ全話放送(2012年4月2日-)

1655. 博多人形 卑弥呼(川崎幸子作、2011年2月18日)
※関連記事 瞳 増刊2 博多人形師 天平大雅作品集(2005年5月)  上記関連記事で見かけた情報をここ数年、博多駅に行ったら、直に見ようとしていたが、なかなか見ることができず、ようやく見れたぞ、って話。 ・博多人形商工業協同組合 http://www.hakataningyo.com/ ※関連記事  福岡関帝廟(福岡市中央区天神2002年12月22日)  8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)  例によって日記的にダラダラと書く。というのも博多駅に行ったのはその人形を見るのではなく、別に用事があったから。それは下記の「第2回 三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!」に参加するためだ。 ・第2回「三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!」 - TwiPla http://twipla.jp/events/201317 ※関連記事 第2回 三国志ファンミーティング 古代中国の食を再現!(2016年7月10日)

1656. 三國志12 武将FILE(2012年5月中旬)
・三國志12 http://www.gamecity.ne.jp/sangokushi/12/ ※関連記事 三國志12(2012年4月20日) 上記サイトや上記関連記事にあるWindows用シミュレーションゲーム『三國志12』が2012年4月20日に発売し、さらにその関連書籍がすでに発売されている。 ※関連記事 三國志12 武将アートブック(2012年4月20日) ※追記 三國志12 ハンドブック(2012年5月中旬) ※追記 三國志12 コンプリートガイド(2012年12月中旬) ・コーエーテクモゲームス|GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 今、上記のコーエーテクモゲームスのポータルサイトにある「コーエーテクモカタログ」のページを見ると、2012年5月中旬に『三國志12 武将FILE』(ISBN978-4-7758-0833-7)が2310円で発売するという。SLG『三國志』シリーズのゲームが発売するたびにこの「武将FILE」が発売するのは定番なのだろう。

1657. RANJIN 三国志呂布異聞 4巻(完)(2009年4月9日)
・新潮社 http://www.shinchosha.co.jp/ ・RANJIN 三国志呂布異聞 4巻(完) http://www.shinchosha.co.jp/book/771474/ 上記サイトのRSS配信で気付く。 川村一正/著『RANJIN -三国志呂布異聞-』という漫画が漫画雑誌の『週刊コミックバンチ』(コアミックス)で連載されていた。私は連載を追っておらず下記のサイトで情報を得ていて、2009年2月13日の35回目以降、「RANJIN」のタイトルが見られなくなった。 ・週刊コミックバンチ★コアミックス http://www.comicbunch.com/ やはりそれが最終回だったようで、単行本4巻が2009年4月9日に新潮社から発売されたという。前巻が2009年2月9日なので二ヶ月ぶり。 ※関連記事 『RANJIN -三国志呂布異聞-』3巻(2009年2月9日) ※追記 趙雲西航(2009年11月27日) ※追記 王者の遊戯(2012年7月21日-)

1658. 漢字文化アーカイブ(大修館書店)
アクセスログを見ると「武冠 籠冠」という検索語句が見えて、そこからあれこれ辿ると下記のサイトへ行き着く。 ・大修館書店:漢字文化資料館 http://www.taishukan.co.jp/kanji/ ※追記。下記に移転 http://kanjibunka.com/ ここの「漢字文化アーカイブ」を見ると、資料名が「『十八史略』原文」となる資料があり、備考には下記に引用する文が添えられている。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小社『漢文教室』195号収録「教材としての「三国志」―『十八史略』を用いた授業」で取り上げた8篇。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ つまり、『十八史略』に見える『三国志』関連の記述の漢文が8篇あるそうな。下記関連記事でも示したように、教科書でよく『十八史略』が教材として使われている。 ※関連記事 教科書本文データ集(全国漢文教育学会)

1659. 九州三国志忘年会(2013年12月29日)
※前の記事 兀突骨(福岡県北九州市)  前の記事でNo.3000の記念記事として書き始めたものの、「編集中」としていてなかなか続きが書けずにいた。気付いたら、とうとう記事番号がNo.3100、1日1記事のペースなもんだから、つまり100日経過しており、そのまま続きを書くには意欲が沸かないので、No.3100の記念記事として、改めて書き始める。と言っても別に暇ができた訳ではないので、例によってまた「編集中」として止まる予定だ。この調子でいったら、今年の「三国志ニュース」の10周年記念記事もタイトルだけ書いて「編集中」になりそうだね。 ・兀突骨 http://jsite-fukuoka.com/kitakyushu/gotsutotsukotsu/  2013年12月29日19時前、清岡が福岡県北九州市黒崎にある居酒屋「兀突骨」の扉をあけたら、

1660. 「三國志」30周年記念歴代タイトル全集(2015年3月20日)
忙しさにかまけ下記のポータルサイトをチェックしなくなったため、すっかりフォローし忘れだけど、めげずに記事にする、の第2弾。 ・コーエーテクモゲームス|GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記のコーエーテクモゲームスのポータルサイト「GAMECITY」の2014年12月16日のNews Releaseによると「「三國志」30周年記念歴代タイトル全集 予約受付中!「漢剣」レプリカ同梱のGAMECITY限定セット同時発売」とのことで、下記のページへリンクされていた。 ・「三國志」30周年記念歴代タイトル全集 http://www.gamecity.ne.jp/shop/sangokushi/30th/ 上記ページにあるように、2015年3月20日に「WinVista / 7 / 8 / 8.1」を対応機種とした『「三國志」30周年記念歴代タイトル全集』が33333円(税別)で発売するという。内容は上記ページから下記へ引用するようになっている。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・「三國志」歴代ゲームソフト(12枚) ・豪華専用ディスク収納ブックレット ・「三國志」歴代サウンドトラックCD(12枚、専用ケース入り) ・「三國志」歴代ビジュアルアートブック ・「三國志」歴代パッケージデザイン風ポストカード(12枚) ※ゲームソフト「三國志Ⅳ」以降の9作品については、全てパワーアップキットを含んだゲーム内容となります。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ また同日にそのGAMECITY限定セットが63333円(税別)で発売するという。

1661. 2006年2月15日-19日「三国志外伝 長江の流れは緩やかに見えて」
 2006年2月15日水曜日から19日日曜日までの間、東京池袋シアターグリーンで三国志プロジェクト「三国志外伝 長江の流れは緩やかに見えて」というお芝居があるとのこと。西暦172年の孫堅が題材。全席指定で前売り当日販売ともに3500円。  むじんさんのところのブログ「思いて学ばざれば」で知った。 ・思いて学ばざれば http://d.hatena.ne.jp/mujin/ ・「三国志の演劇を池袋グリーンシアターで」 http://d.hatena.ne.jp/mujin/20051225/p1  それで公式サイトもあって、「長江の流れは緩やかに見えて」に関してはもうチケット販売が始まっている模様。詳しくは下記の公式サイトにて。公式サイトを見ると「三国志プロジェクト第1弾」となっておりこれ以降、続けるのかと期待大。 ・三国志プロジェクト http://www.geocities.jp/sangokushiproject/   公式サイトを見る限り、今回の「長江の流れは緩やかに見えて」は「西暦172年」の孫堅中心に描いていくようだ。  しかし、西暦172年の長江というのが気になる。西暦172年(熹平元年)ということでおそらく三国志呉書孫破虜討逆伝の冒頭のエピソードを題材にするんだろうけど、この時期、孫堅に浙江関連のエピソードが多いが、長江(江水)と関わりを持つ記載は史書に見えない(以下のリンク参照)。 http://cte.main.jp/sunshi/w/w021023.html http://cte.main.jp/sunshi/w/w030306.html  まぁ、なぜ長江が出てくるかは、(1)鹽涜県の県丞に赴任する途中が舞台だから、(2)このお芝居用のオリジナルエピソードの舞台が長江の畔だから、(3)浙江は日本人になじみがなく、あえて分かりやすい長江にしたから、の三つが考えられる。個人的には多分、(3)の理由のような気がする。まぁ、どちらにせよ、お芝居の本質には関係ないだろうし、三国志関連の創作であまり取り上げられることの少ない孫堅を題材にすることは素直に嬉しい(ちなみにその時期の孫堅を題材にした小説に「中国遊侠伝」ってのがある)  さてさてどんな舞台になるか、とても楽しみ。 <1月29日追記>  (旧暦で)あけましておめでとうございます。  下記のブログ「三国志漂流」の記事によると、 ・三国志漂流 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/ ・舞台「三国志プロジェクト」 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/2263641#2263641 なんと朱儁(字、公偉)がでるとのこと!   しかも劉備・曹操がでないという潔さ!(というか劉備の方は遊学にもでてないので・汗)  ちなみに朱儁は後漢書だとこの時期(西暦172年)、会稽郡でおそらく主簿という役職をやっていて、やっぱり長江(江水)とは無関係。翌年に本業でも明確に許昭の兵乱に巻き込まれることになる。 ・会稽は傷ついて…(孫氏からみた三国志8) http://cte.main.jp/sunshi/w/w030222.html  私自身、最近、心に余裕がなくてすっかり三国志プロジェクトに気を向けてなかっただけど、この情報で行きたくなったなぁ。もし上記ブログの記事に書いてあるこの曜日のこの時間に空き席があれば行くことにしようっと(……って一番、席がうまってそうな時間・汗)。行けるかどうかはまた後ほど。 <1月29日追記2>  というわけで買ってきた。というか舞台前の席は売り切れだったので多分、変な席(汗)  2月19日12:30からのやつ。USHISUKEさんのところへ観劇表明してこないと。  行き帰りの予定考えないとな。 ※追記 2006年2月19日「長江の流れは緩やかに見えて」観劇

1662. 一騎当千18巻(2011年3月25日)
※前巻 一騎当千17巻(2010年6月25日) 主要な登場人物が女子高生で、後漢末・三国時代の人物の生まれ変わりという設定で格闘するマンガ、塩崎雄二/作『一騎当千』の単行本18巻が、下記の掲載雑誌公式サイトによると2011年3月25日にワニブックスから発売するという。 ・::: Comic Gum ::: http://www.comicgum.com/ いつものように同時に1890円の初回限定版が発売されるようだね。上記サイトから辿れる「ワニブックス ショッピングサイト」の商品ページによると「そして今回の特典は、前巻にて大好評をいただいたカワイイ携帯ホルダーの別バージョン!! 人気キャラ・趙雲子龍の着る制服Ver.携帯ホルダーが付いているのだ!!」とのことだ。

1663. 墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(2015年1月30日、2016年3月30日)
下記関連記事で紹介した、三国志研究会(全国版)第5回例会にて教団さんが教えてくださったこと。 ※関連記事 三国志研究会(全国版) (2016年6月26日より毎月第三日曜日) 下記サイトの下記のそれぞれのページにあるように、『明治大学教養論集』504号pp.1-38(明治大学教養論集刊行会2015年1月30日)に神田正行「墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(一)-初編上帙-」、515号pp.107-137(明治大学教養論集刊行会2016年3月30日)に神田正行「墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(二)-初編下帙-」が掲載され、下記のページよりPDFとして閲覧できる。翻刻の元になる『傾城三国志』は下記関連記事によると墨川亭雪麿/作、歌川国貞/画で文政十三年(1830年)の作だそうな。その特徴は「墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(一)-初編上帙-」の「はじめに ――馬琴・雪麿と「女三国志」――」p.4の言葉を借りれば「本朝の婦女子が、唐土の「演義もの(講史小説)」の筋立てを演じる」ものとなってある。 ・Meiji Repositry: ホーム https://m-repo.lib.meiji.ac.jp/dspace/ ・Meiji Repositry: 墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(一)-初編上帙- http://hdl.handle.net/10291/18086 ・Meiji Repositry: 墨川亭雪麿『傾城三国志』翻刻(二)-初編下帙- http://hdl.handle.net/10291/18133 ※関連記事 日本における三国志の挿絵本(1979年3月31日)

1664. リンク:「王粛「論秘書表」の基礎的研究」
※関連記事 メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ)  とある大学の研究紀要にある論文が読みたくなって、上記記事で紹介したように、下記の「学術機関リポジトリ構築連携支援事業」のサイトで、「機関リポジトリ一覧」を見てみる。 ・学術機関リポジトリ構築連携支援事業 http://www.nii.ac.jp/irp/  そうすると一覧に目的の大学はなかったものの、「国士館大学」の文字が見えたので、アクセスする。 ・i-Lib kiss (国士舘学術情報サービス) http://libw01.kokushikan.ac.jp/  少々検索してみる。そうすると下記論文が出てくる。PDF形式。  津田資久「王粛「論秘書表」の基礎的研究」(『国士館大学文学部人文学会紀要』Vol.38(200512))  途中で王粛「論秘書表」の通釈(日本語)も収録されているので、三国魏に興味あるが、論文は難しいと敬遠している方でも、上記「i-Lib kiss」の検索から該当論文の通釈だけでも読んでみると良いかも。

1665. メモ:第35回 三国志街道の集い(2013年4月27日)
※2013年大型連休目次的ページ ・メモ:亜種一周片道乗車券 http://cte.main.jp/sunshi/2013/0426.html ※前記事 メモ:川本喜八郎人形ギャラリー(2013年4月7日27日)  上記の前記事にあるように2013年4月27日12時過ぎに、清岡は哲舟さん、白鉢巻さん、マコさん、うさこさんと共に、渋谷駅から山手線に乗り込み、代々木駅で総武線に乗り換え、亀戸駅で降り、哲舟さん、白鉢巻さん、うさこさんに付いていく形で12時50分ぐらいに到着したのが駅の北側にある「中華料理店 三國志」だ。 ・亀戸の中華料理店 三國志 中国料理のご宴会 100名様までOK http://www.china3594.com/‎  下記サイトにある、あるいは下記関連記事で紹介した、ほぼ月一ペースで開催される「三国志街道の集い」に参加するために足を運んだ。この中では、清岡とマコさんが初参加ってこと。 ・【三国志街道の集い】月に1回!東京で三国志体験!?魏呉蜀!劉備が関羽が張飛が諸葛亮が!ん、趙雲、曹操、呂布もみんな好きです。 | 偉人の足跡、映画・音楽・舞台・アニメ | 東京都 秋葉原・両国 - 旅の発見 http://tabihatsu.jp/program/79450.html ※関連記事 三国志街道の集い(2010年1月31日から毎月)  どうやら建物の二階が会場に使われているらしく、哲舟さんを先頭に階段を上がっていく。付いていくと、二階の東側の大広間に到達し、出演される満田剛先生とカオポイントのおくまんさんがすでにいらっしゃった。 ・満田剛のブログ http://tmitsuda.blog112.fc2.com/ ・おくまん日記。 http://ameblo.jp/okuman1023/ ※リンク追記 ・うさこのレキシ日記 http://ameblo.jp/mksweetheart/ ・三国志街道の集い 周瑜編ー (※上記ブログ記事) http://ameblo.jp/mksweetheart/entry-11525275638.html

1666. 名探偵コナン 死亡の館、赤い壁(BSアニマックス2017年2月26日)
番組表から知ったこと。 ※関連記事 アニメ『名探偵コナン』にコウメイ登場(2009年12月5日以降) 上記関連記事にあるように、以前、アニメ『名探偵コナン』、もちろん原作のマンガ作品にも三国ネタがでていた。それは(アニメで)「558話 死亡の館、赤い壁(三顧の礼)」「559話 死亡の館、赤い壁(掌中の物)」「560話 死亡の館、赤い壁(死せる孔明)」「561話 死亡の館、赤い壁(空城の計)」で、下記公式のリンク先にあるようにすでにDVD化もされてある。 ・名探偵コナン http://www.ytv.co.jp/conan/ ・名探偵コナン[DVD/Blu-ray公式サイト] http://beinggiza.com/conan/ ・名探偵コナン TVシリーズ PART18 http://beinggiza.com/conan/tvseries/18.html それらが2017年2月26日日曜日12時からの2時間枠でまるっとBSアニマックスで放送するという。※追記。5月28日日曜日4時から6時まで放送される。ちなみにその日の2時から4時までがダニエル・リー監督、アンディー・ラウ主演、サモ・ハン出演の映画『三国志』(原題『三国之見龍御甲』)のBS FOXスポーツ&エンターテイメントでの放送。 ・アニマックス http://www.animax.co.jp/ ※新規関連記事 上坂すみれのPROPAGANDA CITY2021 完全版(BSアニマックス2022年3月6日) ・名探偵コナン|アニマックス http://www.animax.co.jp/programs/NN10000184 ※関連記事 三国志(BS FOXスポーツ&エンターテイメント2017年5月16日)

1667. (株)コモンセンス(旧:(有)アームス)解散(2020年5月31日)
ツイッターのタイムラインで知ったこと。 ・株式会社東京商工リサーチ[TSR]|世界最大の企業情報データベースを提供中! https://www.tsr-net.co.jp/ ・(株)コモンセンス(旧:(有)アームス) https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200804_02.html ※関連記事 コニービデオ株式会社破産手続開始(2014年7月9日) ・ねとらぼ : 気になる・人に話したいネットの旬ネタをお届け https://nlab.itmedia.co.jp/ ・アニメ「一騎当千」制作のコモンセンスが倒産 https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2008/04/news125.html 上記のリンク先の通り、アニメ「一騎当千」シリーズの制作をしていた(株)コモンセンス(旧:(有)アームス)が2020年5月31日に株主総会の決議により解散し、同年7月22日に東京地裁から特別清算開始決定を受けたとのこと(なので「倒産」という表現されている)。アニメ制作でお馴染みの杉並区が所在地なのか。設立は1996年11月18日とのこと。 ・アニメ「一騎当千 Western Wolves」公式サイト http://www.ikkitousen.com/ ※関連記事  一騎当千DVD-BOX  2007年2月26日「一騎当千Dragon Destiny」放送  『一騎当千 Great Guardians』&『一騎当千』パチスロ  一騎当千 XTREME XECUTOR(2010年4月12日)  一騎当千 集鍔闘士血風録(イベント上映2011年11月12日、Blu-ray・DVD2012年2月22日発売)  一騎当千 Extravaganza Epoch(2015年2月25日)  一騎当千 Western Wolves(2019年2月27日) ※新規関連記事 真・一騎当千(AT-X2022年5月17日-)

1668. 「三国志パズル大戦」×「真・三國無双」シリーズコラボレーション 新武将登場(2014年12月2日-16日)
どうやって知ったかはこれまた後回しにするとして、ソースは下記メーカーサイトの下記ページだ。 ・株式会社Cygames http://www.cygames.co.jp/ ・「三国志パズル大戦」×「真・三國無双」シリーズ コラボレーション 新武将登場のお知らせ | 株式会社Cygames http://www.cygames.co.jp/news/?p=3428 上記頁によると、「2014年12月2日(火)19:00 ~ 2014年12月16日(火)18:59」の期間、「「三国志パズル大戦」×「真・三國無双」シリーズコラボレーション 新武将登場」として、下記サイトの、あるいは下記関連記事で触れたゲーム『三国志パズル大戦』内において、(キャラクターのデザインからして)『真・三國無双7』についての「ガチャに新武将「呂布」「陸遜」「蔡文姫」登場」することと、「コラボ特別クエスト「真・三國無双コラボ」に新キャラクター「関銀屏」が登場」することのイベントが発生するという。つまり、形態は2種類あるものの、Cygamesのゲーム『三国志パズル大戦』内に、コーエーテクモゲームスのゲーム『真・三國無双7』のキャラクターの呂布、陸遜、蔡文姫、関銀屏が登場するとのことだ。 ・三国志パズル大戦オフィシャルサイト http://sangokushi-puzzle.jp/ ※関連記事 三国志パズル大戦(2013年8月26日) 『真・三國無双7』については下記サイトか下記関連記事について参照なんだけど、そのキャラクターをそのまま登場させるのではなくて、『三国志パズル大戦』側でデザインし直しているところが個人的には興味深い。データベース消費の流れだ。 ・真・三國無双7 http://www.gamecity.ne.jp/smusou7/ ※関連記事 真・三國無双7(2013年2月28日) ※次弾記事 『三国志パズル大戦』×『真・三國無双』復刻コラボレーション(2015年4月24日-5月11日)

1669. 『無双OROCHI』(Win版)3月20日発売決定
今日、「GAMECITY」でお知らせがあったんだけど、『無双OROCHI』がWindows Vista/XP 日本語版で2008年3月20日に発売とのこと。5800円(税抜)。 売りはPS2やXbox360より高いグラフィック解像度とのこと。 『無双OROCHI』とは2007年3月21日に初めにPS2で発売した真・三國無双シリーズと戦国無双シリーズのキャラクター総出演のアクションゲームのこと。 ・GAMECITY  (コーエー総合ポータルサイト) http://www.gamecity.ne.jp/ ・無双OROCHI(公式サイト) http://www.gamecity.ne.jp/orochi/ ※関連記事 ・2007年2月2日「無双OROCHI 」公式サイトオープン http://cte.main.jp/newsch/article.php/495 ・『無双OROCHI』(PSP版)2008年2月21日発売決定 http://cte.main.jp/newsch/article.php/749 <2008年2月1日追加> ・『無双OROCHI 魔王再臨』(PS2版)4月3日発売 http://cte.main.jp/newsch/article.php/812 ※追加 『真・三國無双5』(Win版)7月発売決定

1670. GyaO!で『三国演義』『関公』
『岡田斗司夫のひとり夜話』(GyaOジョッキー)のアーカイブを見ているときに気付いたんだけど、下記のリンク先にあるようにサイト「GyaO!」で『三国演義』(中国中央電視台制作)が9話まで、『関公』は5話まで公開されている。『三国演義』の方は「GyaO!ストア」での消費に引き込む意図が明確になっている。メモがてら記事にしておく。 ・無料動画 GyaO![ギャオ] | 映画、海外ドラマ、アニメ、音楽、お笑い、バラエティ、スポーツほか映像配信中 http://gyao.yahoo.co.jp/ ・三国志 話数限定 第1話「劉備・関羽・張飛の義兄弟の誓い」前編|三国志 話数限定|ドラマ・アジア|無料映像 GyaO![ギャオ] http://gyao.yahoo.co.jp/player/00718/v07236/v0723600000000524025/ ※関連記事 GyaOで『三国演義』(中国中央電視台制作、2008年7月15日) ※追記 GyaOで『三国演義』(中国中央電視台制作、2012年2月6日-) ・関羽 話数限定|ドラマ・アジア|無料映像 GyaO![ギャオ] http://gyao.yahoo.co.jp/p/00718/v08088/ ※関連記事 中国歴史ドラマ「関羽」(BSジャパン、2008年7月22日)

1671. 三国志人物伝(日経ベンチャー2006年4月1日-)
※関連記事 三国志フェス2011(2011年9月10日) 上記関連記事にある「三国志フェス2011」関連で知ったこと(このシリーズ、少なくともあと一回は続きそう)。 ・「三国志人物伝」原画展/垂井雪嶺 (サイト「三国志フェス2011」内) http://3fes.sangokushi-forum.com/2011/booth/#tarui 上記ページに、「「日経ベンチャー」に連載された「三国志人物伝」のイラスト原画展」と紹介されており、そういった連載があったんだと知る。 下記ページによると、『日経ベンチャー』は2009年3月号(3月1日発売)で終わり、改称して2009年4月号(4月1日発売)から『日経トップリーダー』となっている。 ・日経BP書店|商品詳細 - 日経トップリーダー http://ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/NV.html さらに過去に遡ると、件の連載は『日経ベンチャー』(各号1200円)は2006年4月号(4月1日発売)から連載していた。守屋淳/著『三国志人物伝』とのことだ。 ・タルイ工房 http://tarui.net/  ※絵師のサイト ・日経トップリーダーonline | 総合トップ http://nvc.nikkeibp.co.jp/

1672. JTB旅物語 蜀の英雄を辿る 三国志浪漫の旅 12日間(2012年10月-)
Googleのブログ検索で「"三国志学会"」と検索すると下記のブログ記事に行き当たる。余談だが、この検索結果は単語に「/」を入れても検索避けの意味になっていない証左になっている。 ・In my life http://inmylife.air-nifty.com/ ・ (※上記ブログ記事) http://inmylife.air-nifty.com/blog/2012/08/post-35bd.html ※例えばこのブログ記事の内容をテレビ番組に使うとなると、冒頭部分は放送できない。そんな内容なので注意。ブログ記事のタイトルもその部分に関連するためここでは載せない(まぁ有名な少年マンガのタイトルやジャン=リュック・ゴダール監督の映画の一つの邦題がその傾向だから社会の考え方というのは移り変わるもので)。 上記ブログ記事を参考にネットを探してみると、下記のサイトと下記のページに行き当たる。それによると、JTBによる旅行企画「JTB旅物語 蜀の英雄を辿る 三国志浪漫の旅 12日間」が合計額(旅行代金+燃油サーチャージ(概算))213690-215380円で提供されるという。下記ページをざっと見ると2日目に成都の武侯祠、3日目に龐統祠と蔣琬墓、4日目に姜維墓と費禕墓、5日目に閬中の張飛廟、9日目に長坂坡公園、10日目に荊州の関帝廟、11日目に赤壁観光に行くようだ。ちなみに上記ブログ記事によると、この旅行企画のプロモーションイベントとして、2012年8月31日以前に東京の茗荷谷にて「三国志研究の第一人者であるW先生」(上記のブログ記事に拠った表記)による200人ぐらいの客が来たセミナーが開催されたとのことだ。 ・旅館・ホテル、国内・海外旅行予約はJTB http://www.jtb.co.jp/ ・セイト(成都) ・ツアー詳細情報|旅物語 蜀の英雄を辿る 三国志浪漫の旅 12日間 ※燃油サーチャージ(目安:13690~15380円:8月8日現在)が別途必要となります。 中国国際航空 ・Aグレードホテル(部屋指定なし)・Cグレードホテル(部屋指定なし)・成都 Bグレードホテル(部屋指定なし)|海外ツアー - JTB http://ovspkg.jtb.co.jp/pkg/tourdetail/search_detail1.aspx?mediacd=tabimonogatari&courseno=P88020 ※ベタに「武候祠」と誤っている。正しくは「武侯祠」 ※新規関連記事 名将かそれとも…諸葛孔明の後継者・姜維の実像(歴史街道3月号 2021年2月4日)

1673. 八卦の空(ミステリーボニータ8月号、2008年7月5日)
 中国三国時代の魏を舞台とし、主役の管公明と紀玄龍のコンビが神秘的な事件に挑む漫画、青木朋先生/著『八卦の空』。月刊『ミステリーボニータ』に連載中。今回(2008年8月号)は続きものの中編。そして今回を合わせて残り二話で最後となる。最終回の次号は8月6日発売。 ・秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/ ・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」 http://aoki.moo.jp/ ・青木朋さん(私設)ファンクラブ http://bluefan.exblog.jp/ <前回>八卦の空(ミステリーボニータ7月号、2008年6月6日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/925 <次回>『八卦の空』最終回(ミステリーボニータ9月号、2008年8月6日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/986  以下、ほぼネタバレなしで簡単な紹介。 (今回で一気にボニータのトリを務める位置に来ているのが気になるが)  扉絵に「クライマックス直前!!」という文字(業界用語で最終回をクライマックスというのかな)  今回は『八卦の空』全体に散りばめられた東方朔仙師への伏線が消化されていって、管ちゃんたちが東方朔の正体を追っていると、話の中心が夏や殷の上古の話になってくる(背景に画像石からの絵がたくさんでてくる)。  その後の展開は、まさに神仙ファンタジーという感じで、ついに管ちゃん&玄龍くんと東方朔仙師とが対面し、次回へ。  東方朔仙師のことだから最終回でも何事もなく逃げて行きそうな気がする。。。  あとボニータギャラリーという読者投稿コーナーに管ちゃんのイラストがあった。  それからボニータ冒頭のカラーの次回予告も後の白黒ページの次回予告も  管ちゃんと玄龍くんの運命は!?  そして東方朔の狙いとは!! というようになっていて、某漫画もそうだったけど、クライマックスといえばやはり「運命」なのかと変なところが気になる。

1674. 無双シリーズ×チムニーグループ コラボキャンペーン(2012年2月1日-3月25日)
・hicbc.com:ノブナガ http://hicbc.com/tv/nobunaga/ これを知ったのは三日前、ネット上でたまたま見かけたんだけど、その時、たまたまテレビでバラエティー番組『ノブナガ』(うちの地域は数ヶ月遅れの放送)を見ていて、そこでペナルティのワッキーさんがごはんしりとりでチムニーグループの居酒屋チェーン店「はなの舞」に行って唐揚げを食うところという偶然だった。 ※関連記事 羽孔ちゃん? 何が偶然かというと、まず番組名、そして自らの子に「羽孔」と付けるほどの三国志好き芸人であるワッキーさんだということ、そしてその居酒屋が今回の記事で触れるチムニーグループの店だからだ。 ・無双シリーズ×チムニーグループ http://www.chimney.co.jp/event/musou_collabo/ 上記関連記事にあるように、2012年2月1日水曜日から3月25日日曜日までの間、コーエーテクモゲームスのゲーム「無双シリーズ」と居酒屋チェーン店を展開するチムニーグループとのコラボレーション企画「無双シリーズ×チムニーグループ コラボキャンペーン」が開催されるという。具体的には上記ページを見ると、  ・コラボメニュー  ・コラボメニューをご注文でキャラクターカードを1枚プレゼント! 全74種類  ・コラボメニューのキャラクターカード 11種をコンプリートすると…抽選で1名様に超レア!限定ミニキャラ手書き色紙プレゼント!!  ・さらに創業28周年を記念して『100万人の戦国無双』『100万人の真・三國無双』の限定アイテムを進呈!! などが挙げられていた。実施店舗は上記ページに挙げられている。コーエーテクモゲームスのゲームとして挙がっていたタイトルは、三国と無関係なもので『戦国無双3 Z Special』、『100万人の戦国無双』、関係のあるもので『無双OROCHI2』『真・三國無双VS』『100万人の真・三國無双』だ。 ・無双OROCHI2 公式サイト http://www.gamecity.ne.jp/orochi2/ ※関連記事 無双OROCHI2(2011年12月22日) ・真・三國無双 VS http://www.gamecity.ne.jp/smusouvs/ ※関連記事 真・三國無双 VS(2012年4月26日) ※関連記事 100万人の真・三國無双(2011年4月21日) ※追記 真・三國無双×TBI GROUP コラボレーションキャンペーン(2013年2月17日-4月17日) ・チムニー株式会社 | まぐろの解体ショー、活魚、旬の素材を生かした「はなの舞」「さかなや道場」など展開。 http://www.chimney.co.jp/

1675. 三国志学会第一回大会ノート5
・三国志学会第一回大会ノートお昼休みからの続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/402  14時に定刻通り始まる。 ○劉世徳(中国社会科学院教授)、通訳 伊藤晋太郎(慶応義塾大学講師)「『三国志演義』嘉慶七年刊本試論」  今回はレジュメというより「≪三国志演義≫嘉慶七年刊本試論」という11ページの論文が配られている。それはタイトルも含め簡体字で書かれている。以降、ここで表示できる漢字に置き換える。  劉世徳先生は中国の三国志演義学会の会長でだそうな。司会の金文京先生によると、中国の古典小説研究の権威とのこと。  講演のスタイルは前日の劉先生の大学院特別講演会「曹操殺呂伯奢」と同じくまず劉先生が中国語で話し、随時、その後に通訳の伊藤先生が訳されていくというものだ。  なぜ劉先生が三国演義の版本について研究しているかのお話。三国演義の版本については日本の方が先を行っていて、中国人の方も急いで追いつかないといけないとのこと。そういう考えの元、一人に日本人学生(博士課程)をとったとのこと。もちろんその学生は版本研究。彼の論文は優秀だと評価されたので、研究所では彼を版本研究にとどめようとしたそうな。ところが彼はその研究所から去ることになったとのこと。その理由は彼が結婚することになったんだけど、彼は家を貰えなかったからとのこと。その後、彼は商売替えし、三国演義から完全に離れてしまったとのこと。  その後、劉先生自ら、版本の研究をすることになったとのこと。  劉先生が今まで嘉慶七年刊本の研究をしてきた理由。その版本というのは希なものだから。イギリスの学者、アンドリュー・ウエスト(論文の除魏安?)の「三国演義版本考」という本によると、嘉慶七年刊本はアメリカのハーバード大学にしかないとのこと。その版本というのは紹介する価値がある。  その版本の特徴は福建省の建陽というところで清の時代(嘉慶七年)に刊行されたとのこと。  嘉慶七年刊本は二つの版本の流れが合流している性質がある。この趨勢は明代の終わりから清代の初めに始まった。福建省の建陽にあった出版社のあるものが南京の方へうつった。本来は上三分の一が絵で残り下三分の二が字だったんですが清代になりその形式を捨て去った。この時代の版本は毛宗崗本にどんどん近づいた。この版本は毛宗崗本についてた絵を移植している。また金[又/土][口又]という有名な文芸評論家の名を勝手に使っている。毛宗崗本に近づいているのに毛宗崗本とは称されていない。福建省の建陽の版本は風下におかれていて絶体絶命の状況にあった。  嘉慶七年刊本は12幅(12枚)の絵がある(論文にその人物が書かれている。昭烈帝、張飛、諸葛亮、趙雲、姜維、曹操、張遼、許チョ、呉大帝、周瑜、魯粛、司馬懿)。その中に関羽だけ居ない。  明代、関羽は重きを置かれていた。嘉靖本とその復刻本の区別がある。嘉靖本には関羽がどのように殺されるか詳しく書かれている。復刻本ではそういう場面がない。どう書き換えられたかというと、天から関羽を呼ぶ声(「はやくおいでよ」)がした、というふうに書き換えられている。このように明代には関羽を尊重して書き換えが行われている。同じように関羽の名前もでず「関公」と置き換えられている。それに対し、嘉慶七年刊本では関羽の絵がなくなっている。明代から清代の初めにかけて関羽を神様にする機運が高まっていたが、嘉慶年間になると関羽崇拝のブームが覚めてきた。  嘉慶七年刊本は簡本(二十巻)であり、福建の本は簡本と繁本の二種類に分かれる。それら簡本は「志伝」と「英雄志伝」の二種類がある。嘉慶七年刊本を劉龍田刊本と黄一鶚刊本とで比較した。論文の比較は全面的ではないかもしれない。  次に論文の構造と結論についての話。  論文は八つの部分で構成。一は概況。二はいくつかの注意点。ここで四つの問題について述べている。一つ目は嘉慶七年刊本に書かれた作者の出身地が間違っている。二番目に関羽がいない点。三つ目は誤字が多い。四つ目はコスト削減のため臨機応変的な処置をとっている。  三番目のテーマはこれが福建省の出版なのかどうか。三つの問題。一つは劉先生は福建省出版と認識している。その理由は書店、序文の作者や巻の構成などから。三つ目は二つの可能性がある。一つの可能性は福建の書店が出版した。二つ目の可能性は余所の書店が福建の古い版本をつかって出版した。  四番目のテーマは三国演義第240節の題名について述べられている。三つの問題について述べている。一つ目は目次と本文の題名の不一致。二つ目は第139節、本文に関索は出てこないが、本の先頭にある目次には関索の文字が見える。三つ目は節のタイトルに誤字が見られる。→黄一鶚刊本によく似ている。  五番目のテーマ。一部分をみて全体を判断する、其の一。235節の本文を例にとって述べている。いろんな本を比べ文字を見ると「簡本」に分類。他の簡本に比べてもかなり簡略化されている。  六番目のテーマ。一部分をみて全体を判断する、其の二。33節と175節の末尾。33節の最後の部分には三つの違いがある。嘉慶七年刊本は明代の黄一鶚刊本の系列の簡略化された本と同じ。  七番目のテーマ。一部分をみて全体を判断する、其の三。関索の挿話について述べている。結論。嘉慶七年刊本は基本的に黄一鶚刊本、明代の劉龍田刊本と同じ。別の系統にある周曰校刊本とは異なる。  八番目は終わりに。すでにお話ししたのでここでは繰り返さない。 ○質疑応答  たいがあさんからの質問。三国志演義の版本について、日頃から疑問に思っていたことの質問。三国志演義の英訳(テイラー訳)について。英訳本と和訳本(小川環樹訳)とに内容が食い違う部分がある。例えば三顧の礼のシーンで諸葛亮が吟じる詩のところ。 ※ここらへんは「三国志ファンのためのサポート掲示板」で出ていた話題なので以下のリンク先を参照のこと http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2023 これら二つは版本が元々違うのか? →司会の金文京先生が(和訳の話なので)劉先生には答えることはできないとし、まず話の確認から。小川環樹訳は毛宗崗本とのこと。それから誰がおわかりになるか? と呼びかける。しばし二、三人からの中国語が会場に響き渡る。 (※中国文学のイギリス人の訳と日本人の訳について中国人と韓国人が中国語で話し合っているのを多くの日本人が静かに見守るという何とも国際色豊かなシーンだと清岡は内心思っていた) 司会の金先生は「それは面白い問題ですね」と話す。 →(劉先生の中国語の話を金先生が日本語に訳して)まとめると、結論としてはお答えできない。なぜなら劉先生自体、英訳も和訳も見ていないから。一般的な状況としてそれらは毛宗崗本に基づいて訳されている。毛宗崗本と一言にいってもそれは複雑で毛宗崗本の中でもいろんな違いがある。もしかすると英訳と和訳とでは元にした本が違うのかも。もし同じものに基づいていたら違いは起こらないだろう、と劉先生は信じているとのこと。明らかな例をあげると毛宗崗本では冒頭で詩があげられているが、本来の羅貫中のにはなかったここらへんは{前日の三国志シンポジウムの基調報告にあった話だ) →さらにここから実際に諸葛亮の詩の違いについての確認。英訳にあたるような版本はない、とのこと。意訳ではないか? この間、やっぱり中国語が飛び交う。 (清岡がたいがあさんにきくと今、英語の文が手元にないとのこと。あとで清岡がノートPCでサポ板のツリーを見せる) 周文業先生からの質問。嘉慶七年刊本を劉先生はどこでみたのか? →亡くなった方の蔵書の中で見た。 ハーバード大学のものと劉先生のみた本は同じものか? →同じものであろう 12幅の絵で関羽が居ない理由は? それは単に抜けているだけでは? →その可能性は小さいだろう。ハーバード大学の方の本でも関羽が居ないから。 周先生の理解では関羽崇拝ブームがどんどん高まっていった。劉先生との考え方以外で説明できることはないか? →関羽崇拝は文化現象。明代の終わりから清代の初めまで関羽崇拝が高まったことは間違いない。清代中頃、関羽崇拝がさがっていったかどうかは検討の余地がある。劉先生は版本の話だけで述べた。関羽崇拝がどんどん高まっていったという根拠は? 周先生による別の考え方。関羽を崇拝するあまり怖ろしくて絵にもできなくなった(場内笑)。それは証拠があって清代に関羽のお芝居をすることが禁止された例がある。 →劉先生。関羽があるべきところにはあるはずだし、必要なければないはずだ。(何か例が出たけど清岡失念)。お芝居というのは特殊な状況で版本の問題は別。しかし、周先生の解釈も否定できない。 33節の末尾に三つの違いがあるということだけどどれが正しいか? →字数の調整による違い。区切り方によってそれぞれのテキストに違いがでてきた。(その後、「紅楼夢」の例があげられる。) 話を通すと全部、同じだが、どこで区切るかによって違う。33節の末尾について専門に論文を書いたことがある。建陽で火事が起き出版業がだめになったことがある。数年前に建陽にいったことがあるが出版業が盛んだった時代のいかなる痕跡も残っていなかった。建陽の出版業は時代が下るごとに縮小していった。出版の中心は浙江省の杭州や南京の方へ移っていった。(以下、専門的な話が続く) 司会の金先生からのコメント。こういったテキストの研究というのは必要なものではあるが、非常に退屈なこと。劉先生の講演の冒頭で学生さんが版本の研究を離れるのも当然か、なと(場内笑)。もう一人名前の出ていたイギリスの人も今は銀行員になっていて、刊本研究をやめている。これから版本研究をやる人はご参考に、とのこと(場内笑) ○10分休憩  ここで清岡は昨日一瞬、会った仁雛さんと会い、挨拶。 ...

1676. SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors 角川つばさ文庫版(2010年11月15日)
※関連記事 SDガンダム三国伝 ブレイブバトルウォーリアーズ (1)(2010年9月25日) 上記関連記事の続き。 ・web KADOKAWA - 角川書店・角川グループ http://www.kadokawa.co.jp/ ・SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors 角川つばさ文庫版: 書籍: 伊豆平成 | 角川書店・角川グループ http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201008000078 上記出版社のサイトのページによると、2010年11月15日に角川書店より矢立肇、富野由悠季/原作、伊豆平成/著『SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors 角川つばさ文庫版』が714円で発売するという。

1677. 泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部(2014年8月8日-2016年10月20日)
※関連記事 泣き虫弱虫諸葛孔明 連載再開(2011年6月8日) 上記の関連記事を最後に、カレンダコンテンツも含め「三国志ニュース」にて、小説の酒見賢一/著『泣き虫弱虫諸葛孔明』の連載中の方のことに触れてこなかった。それに気づき、まずはカレンダコンテンツのデータを更新し、今、記事でも更新してみる。ちなみに上記の関連記事の連載時は『泣き虫弱虫諸葛孔明』第参部だった。それは下記出版社サイトの下記雑誌ページによると、隔月刊雑誌の『別册文藝春秋』2012年1月(297)号(2011年12月8日発売、1500円)で第11回で終了したという。 ・文藝春秋ホームページ http://www.bunshun.co.jp/ ・文藝春秋|雑誌|別册文藝春秋_110701 http://www.bunshun.co.jp/mag/bessatsu/bessatsu294.htm ・文藝春秋|雑誌|別册文藝春秋_110901 http://www.bunshun.co.jp/mag/bessatsu/bessatsu295.htm ・文藝春秋|雑誌|別册文藝春秋_111101 http://www.bunshun.co.jp/mag/bessatsu/bessatsu296.htm ・文藝春秋|雑誌|別册文藝春秋_120101 http://www.bunshun.co.jp/mag/bessatsu/bessatsu297.htm ※関連記事  泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部(2012年7月25日)  泣き虫弱虫諸葛孔明 第参部(2015年2月6日文春文庫)

1678. 2007年4月 スーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」(歌舞伎チャンネル)
・2007年2月 スーパー歌舞伎「新・三国志」放送(歌舞伎チャンネル) http://cte.main.jp/newsch/article.php/491 ・2007年3月 スーパー歌舞伎「新・三国志II~孔明篇」(歌舞伎チャンネル) http://cte.main.jp/newsch/article.php/521 前回、 --------------------------------------------------------------------  この調子で行ったら、4月は三作目の完結編かな? ・2004年12月26日放送 スーパー歌舞伎 新・三国志III―完結篇― http://cte.main.jp/newsch/article.php/51 -------------------------------------------------------------------- なんて書いていたら、ホントに4月は完結編の放送だ。謳凌(おうりょう)というオリジナル人物が出てくるやつね。  冒頭の二つのリンク先のように2月にスーパー歌舞伎「新・三国志」の中継放送の再放送、3月にスーパー歌舞伎「新・三国志II~孔明篇」があったんだけど、さらに2007年4月に同局であるCS放送の歌舞伎チャンネルでスーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」の放送があるそうだ。 ・歌舞伎チャンネル http://www.dentoubunka.co.jp/ スーパー歌舞伎「新・三国志III~完結篇」(しんさんごくし3~かんけつへん)(NHK) (H15.5・博多座) http://www.dentoubunka.co.jp/db/0704_05.html 放送予定は下記の通り。 2007年4月6日20:00-22:45 2007年4月9日10:00-12:45 2007年4月12日20:00-22:45 2007年4月15日10:00-12:45 2007年4月17日21:00-23:45 2007年4月18日15:45-18:30 2007年4月24日20:00-22:45 2007年4月28日14:15-17:00  NHKってなっているのは昔、NHKで中継があったやつをつかっているってことだろうね。2004年12月26日放送のやつだろうか。  しかし先月の歌舞伎チャンネルのスーパー歌舞伎「新・三国志」、時代劇専用チャンネルの「人形劇 三国志」、AT-Xの「一騎当千Dragon Destiny」がそのまま次の月に引き継がれるので、2007年4月のCS放送も三国志関連で熱いな。  あと歌舞伎チャンネルの紹介ページで「鍾会」が地味に「鐘会」と誤字があったのが気になった。

1679. 真・三國無双6 with 猛将伝(2012年3月9日)
・コーエーテクモゲームス|GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記のコーエーテクモのポータルサイト「GAMECITY」の2012年1月5日のNews Releaseによると、『真・三國無双6 with 猛将伝』(Win版)が2012年3月9日に発売決定したという。昨日に下記公式サイトで告知があった。7140円でWindows Xp/VISTA/7用だ。 ・真・三國無双6 猛将伝 http://www.gamecity.ne.jp/smusou6m/#win 動作環境は下記のページのとおりとなる。 ・『真・三國無双6 with 猛将伝』 動作環境 http://www.gamecity.ne.jp/products/products/ee/spec/winsmusou6wm.htm このゲームは名前の通り、『真・三國無双6』とそのスピンオフ作品の『真・三國無双6 猛将伝』のセット作品、あるいはその両者のPS3からの移植作品だ。 ※関連記事  真・三國無双6(2011年3月10日)  真・三國無双6 猛将伝(2011年9月29日)

1680. 「長沙呉簡の世界」ノート5
・「長沙呉簡の世界」ノート4からの続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/448 ※こちらの報告もまず中国語で行われ、後で日本語の要約が日本人の訳者により話される。中国語の判らない清岡は前報告と同じく聴いている振りをし日本語要約に集中していた。報告では、長沙呉簡の出土現場の写真を見せながら行われていたが、当然ながら、日本語の要約発表にはその写真は出されていない。 ○報告V(14:10~14:45):宋少華(中国・長沙簡牘博物館)「長沙出土簡牘的調査」  14時35分報告開始。まず宋少華先生の略歴を司会の方から紹介がある。長沙市の簡牘博物館の館長なんだね。  会場の照明が落とされ、OHPで写真がスクリーンに映される。予稿集を見ると「一、調査的目的」(実際は簡体字表記、以下同じ)となっていて、まず長沙における出土簡牘について書かれていて、その次が「二、長沙二十世紀五十年代~七十年代簡牘出土的情況」となっており、その中で続く小タイトルが「(一)1951年・1952年長沙出土楚漢簡牘」となっていたので、1950年代から1970年代の長沙の出土簡牘についての解説をしつつ、それに関係する写真を出しているのだな、と清岡は思っていた。OHPの1枚目が報告タイトルでNo.2、3が出土場所を記した地図、と予稿集にメモをとる(以下、「No.」は清岡が勝手につけたもの)。  「(一)1951年・1952年長沙出土楚漢簡牘」の中にさらに細かい内訳があって、「1、五里牌406楚墓,年代属戦國中期(公元前四世紀)」、「2、徐家湾401号墓,年代属西漢晩期(公元前四世紀)」、「3、伍家嶺203号墓,年代亦属西漢晩期」とあって、それぞれに説明文が添えられている。メモを見るとこの2と3にOHPのNo.4、5が使われており、3の中に説明がある「封泥」(写真?)にNo.6が使われている。  「(二)1953年仰天湖25号墓楚簡」ではNo.7に分布図、No.8に楚簡の写真が映し出されていて、「(三)1954年長沙楊家湾6号墓」ではNo.9、10と写真が使われ、「(四)1972-1973年,長沙馬王堆一、三号漢墓出土簡牘」ではNo.11~13と使われ、その中に木[木曷]の写真があった。 ※2007年3月にこのシンポジウムの報告冊子として『長沙呉簡研究報告』第3集が刊行され、このときの予稿集の日本語訳は掲載されたが、残念ながらこのときの図や写真などの発表資料は掲載されていない。  次の大きな括りである「三、長沙二十世紀九十年代至本世紀初簡牘的發現」に移る。まずOHPのNo.14で現場の航空写真、No.15でその拡大写真を見せ、「(五)1993年西漢長沙王后“魚陽”墓出土封検、木[木曷]」(※『長沙呉簡研究報告』第3集でのこの箇所は「(五)」ではなくナンバーがリセットされ、「1)」になっている)ではNo.16にその墓の写真が出てきて、No.17,18で封検・木[木曷]の写真が出てくる。「(六)1996年長沙走馬楼出土三国呉簡」ではNo.19に出土した場所を示した地図、No.20に竹簡の写真、No.21に発掘場所の全景が来て、「(七)1997年九如斉(科文大厦)出土東漢簡牘」の話に移る(九如斉は走馬楼から200m離れたところにあるとのこと)。No.22にJ4と名付けられた古井戸の写真が出された。それからNo.23で全景が出され、「(八)2003年長沙走馬楼8号井出土西漢簡牘」に話が移り、No.24で8号井の写真、No.25で作業する人の写真、No.26~28で清浄後の簡牘の写真が出ていた。「(九)2004年長沙東牌楼東漢簡牘」に話が移り、No.29でまず全景写真、それからNo.30で出土したJ7と名付けられた古井戸の図が映し出された。  このように時代を追って出土した簡牘についての解説があり、予稿集ではこの後、「四、長沙出土簡牘所見的一些特点」とタイトルで、長沙出土簡牘の考察が続く。小タイトルは「1、長沙的自然地理環境」、「2、簡牘出土地点保存条件」、「3、出土的時代特征」、「4、簡牘形制特征」、「5、長沙簡牘年代序列」、「6、長沙簡牘内容的特点」、「7、長沙簡牘埋蔵特点」となる。  報告が終わり、その日本語要約に移る。  これらのことは宋少華先生からいろいろな資料を含め改めて文章を書かれていると聞き及んでいるとのことで、詳しくはそちらを参照とのこと。報告では長沙簡牘について1950年代から現代に至るまでの状況について詳しく説明があった。出土状況について時期について二つの段階に分けられた。一つは1950年代から1970年代まで。一つは1970年代後半(文革以降)から現代まで。後者の中の1996年の長沙走馬楼の呉簡の発見、これ以降が特に重要とのこと。1950年代から1970年代までは長沙の郊外の地の墓葬から簡牘類が発見されたことを一つ一つ丁寧な紹介があった。1970年代後半以降、現在に至るまで墓葬や井戸から出土した長沙呉簡、九如斉漢簡、前漢の走馬楼漢簡、後漢の東牌楼漢簡も紹介された。今回、紹介のあった中には画像には未公開のものが多数含まれていた。後半部分はなぜ長沙でこういった簡牘が発見されたという理由について長沙の自然条件、2000年来、人が住み続けていったという状況と、土地の状況についての指摘があった。まず郊外に多く見られる墓葬については深く掘ってお墓を作っている、あるいは白膏泥、木炭を沈めているいること、密封性が高かったために簡牘類が発見できたとのこと。ただその簡牘類は少数。1990年代以降について、中国の経済発展に伴って、中心地での発掘が多くあって、井戸から大量の木簡・竹簡が出土した。井戸から出土した物について漢簡などがあるが、走馬楼呉簡(長沙呉簡)に関してはある一定の規則とまでは言わないまでも、本来保存すべき名籍類・行政文書などはある定まりで棄てられていた。まとまって棄てられていたことからある管理期間を過ぎた後に廃棄した物だと言われている。それに対してほぼ同じ地区から出た物、九如斉漢簡、前漢の走馬楼漢簡、後漢の東牌楼漢簡の三つについては生活のゴミのようなものと一緒に出てきたため、これらは長沙呉簡と違い、生活のゴミとして廃棄されたものでなかろうかと指摘される。 ・「長沙呉簡の世界」ノート6へ続く http://cte.main.jp/newsch/article.php/646 ※2011,5/18追記。アクセスログを見ると、二日前から同一ホストから「東ひ楼漢簡」という検索語句があるんだけど、もしかして、「東牌楼漢簡(とうはいろうかんかん)」を「とうひろうかんかん」と読むという恥をふりまいているのだろうか。それともそういう名の漢簡が別にあるとか。※さらに追記。その後、別のホストから「東碑楼漢簡」という検索語句があった。なるほどね。「片」を「石」と誤ったんだ。※さらに2011,5/22追記。複数のホスト(うち地域が判るのは東京、立川や浦和)から「東牌楼漢簡」という検索語句が多くなってきたが、この現象、どこかで見覚えある。中央大学あたりでレポートが出ていたりして(笑)