三国志とあまり関係ないけど、三国時代に通ずるものが多いということで。
汲古書院からのRSS配信や、フライヤー入りの封書で知ったんだけど、下記リンク先にあるように2009年9月25日に藤田勝久/著『中国古代国家と社会システム―長江流域出土資料の研究―』(汲古叢書85)が発売したという。ISBN9784762925849。定価、13000円+税。
・株式会社汲古書院
http://www.kyuko.asia/
※関連記事
株式会社汲古書院のサイトオープン(2009年1月30日)
・汲古叢書85 中国古代国家と社会システム - 株式会社汲古書院 古典・学術図書出版
http://www.kyuko.asia/book/b37955.html
上記サイトの該当ページから下記へ目次(章レベル)を引用。
序 章 中国出土資料と古代社会―情報伝達の視点から―
第一章 中国古代の秦と巴蜀、楚―長江流域の地域社会―
第二章 包山楚簡と楚国の情報伝達―紀年と社会システム―
第三章 戦国秦の南郡統治と地方社会―睡虎地秦簡と周家台秦墓―
第四章 里耶秦簡と秦代郡県の社会
第五章 里耶秦簡の文書形態と情報処理
第六章 里耶秦簡の文書と情報システム
第七章 里耶秦簡の記録と実務資料―文字による地方官府の運営―
第八章 長江流域社会と張家山漢簡
第九章 張家山漢簡「津関令」と詔書の伝達
第十章 張家山漢簡「津関令」と漢墓簡牘―伝と致の用途―
第十一章 秦漢時代の交通と情報伝達―公文書と人の移動―
第十二章 中国古代の書信と情報伝達
終 章 中国古代の社会と情報伝達
付 篇 里耶秦簡の釈文
ちなみにこの著者の先生は2008年10月11日に公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」で「中国古代の簡牘と記録簡―日本古代木簡との比較―」というご講演をされた方。
※関連記事
「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
※追記
地下からの贈り物(2014年6月)
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