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リンク:清水市次郎出版『絵本通俗三国志』の挿絵についての考察(第42回 国際日本文学研究集会会議録2019年3月28日)
2020年10月1日木曜日6時前起床、カレイの皿うどんを食べる。映画「ディスタンス」(2001年日本)を見る。三年前に事件をおこし解散となったカルト集団の元信者たち数人が集う話なんだけど、ドキュメンタリー調にしているもんだから環境映像としてみてしまった。何も残らない。遠藤憲一さんが若いな、パラノイアな演技しているな、ってぐらい。おもわずアニメ「あひるの空」第49話を見ながら。シーズンファイナル一つ手前なのに、逆転とかも匂わせず主役側が打ちのめされる展開。
・テレビアニメ「あひるの空」公式サイト
http://ahirunosora.jp/
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董卓討つべし大全集(SoundCloud2020年10月8日)
8時40分出発。9時19分、河原町駅発。11時に神戸市長田のブックカフェCha-ngoushi(ちゃんごくし)に到着。麺の遅れでほうとうは土曜日から、とのこと。
・Cha-ngokushi (Changokushi) on Twitter
https://twitter.com/Changokushi
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リンク:漢唐間における楽制体系と冠服体系(埼玉大学紀要. 教育学部2020年)
11時47分、お店の中央のテーブルに春風社より2020年9月刊行の竹内真彦『最強の男―三国志を知るために』(ISBN 9784861107023)が置いてあったので、早速、手にとって読んでみる。2000円(税別)。
・春風社 Shumpusha Publishing
http://www.shumpu.com/
・最強の男―三国志を知るために
http://www.shumpu.com/portfolio/777/
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リンク:桃園結義始末(未名 第三十六号 2018年3月)
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三国志Tube第1回『三国志演義』は正史『三国志』の夢を見るか?(2020年11月7日)
・竹内真彦 (TAKEUTIMasahiko) on Twitter
https://twitter.com/TAKEUTIMasahiko
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メモ:第4回“三国志”の作り方講座(東京都新宿区戸山2020年2月23日)
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竹内真彦の三国志ラビリンス(シラス2021年8月12日-)
上記関連記事で触れた「第4回“三国志”の作り方講座」にて竹内先生がおっしゃっていた書籍がこれってことだ。まず前述の書籍のページから下記に目次を引用する。
━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目次|contents
序(附:凡例)
第一章 呂布
呂布の略歴/何故、呂布なのか?/史書における呂布の武勇の評価/何に拠って呂布の物語を辿るのか?/十八路諸侯/孫堅/関雲長斬華雄/三戦呂布/「最強」呂布の誕生
【コラム】 1姓名字 2暦 3行政区分
第二章 貂蟬
董卓の侍女/董卓の最期/司徒王允/涼州対幷州/王允の最期/物語における「因」と「果」/貂蟬の「機能」/第十五則「司徒王允説貂蟬」/第十六則「鳳儀亭呂布戯貂蟬」/第十七則「王允定計誅董卓」/第十八則「李傕郭汜寇長安」/貂蟬の最期/『演義』以前の貂蟬/高橋繁樹「『連環計』の虚構」について/「錦雲堂美女連環記」雜劇/「連環記」と「連環計」/息機子本と『元曲選』/「才子」呂布/貂蟬の物語の変遷/貂蟬の年齢
第三章 赤兎馬
人中の呂布、馬忠の赤兎/関羽と赤兎馬/『平話』の赤兎馬/『花関索伝』の赤兎馬/胭脂馬/関元帥/呂布と赤兎馬/呂布の最期/劉備と的盧/英雄と馬/「不義」なる「最強」/「剣神」の死/「史実」と「伝説」と
【コラム】 4干支 5五行説
第四章 李粛
方天戟/薛仁貴/李粛と葛蘇文/史書の李粛/史書の葛蘇文/李粛と薛仁貴/葛蘇文と呂布/呂方と郭盛/英雄の「祖型」/転生する英雄/残る疑問
第五章 再び呂布
呂布の装束/呂布以外の例/呂布の図像/三叉束髪紫金冠/束髪冠と紫金冠/賈宝玉/父殺しの貴公子/殷元帥/旅の終着点
【コラム】 6八健将
附章一 陳寿と裴松之
現代日本における正史/正史の体裁=紀伝体/遡る時系列/再読する読者/本文の撰者 陳寿/陳寿への非難/陳寿の諸葛亮評/陳寿の非難される理由/陳寿の記録できなかったこと/曹操の体格/正閏論/「紀」と「伝」/「崩」/「薨」/「殂」/「帝」と「主」/孫堅の出自/曹操の出自/劉備の出自/裴松之註の成立/裴松之註の形式/裴松之の警鐘/史家の覚悟/一次史料の問題
【コラム】 7廟号と諡号 8『資治通鑑』と『資治通鑑綱目』 9『三国志平話』 10雜劇 11『花関索伝』
附章二 羅貫中と毛宗崗
「演義」の意味/作者の不在/羅貫中の伝記/『演義』の成立年代/『演義』の系統/関羽の呼称/羅貫中にサヨナラを/毛宗崗/百二十回本/李卓吾/回目の改変/曹操の初登場/四大奇書/毛本が通行本となった理由
参考文献一覧
初出一覧
跋
[巻末附録]三国志 略年表・正史『三国志』目録一覧・『三国志演義』回目
━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
三国志を知っていれば「最強の男=呂布」と容易に連想されるのだけど、表紙にはその姓名がないんで、やはり予備知識がないと竹内真彦氏という「最強の男」が三国志を読んで如何にそうなったかの自伝だと思われるだろうな、と妄想。序でアピールされるもんだから先に附章一を読んでしまうね、「人形劇三国志」が忘れられがち。個人的にはp.179-「再読する読者」が珠玉、特に始め三行。いや以前から講演等で伺っていたけど現在、「重要」=「多くの人に読まれる」だわな、と。15時1分、栗の月餅をいただく、それが先の写真。附章1を読み終えた。15時49分、三国志ニュースの記事「
リンク:西晋の菅洛墓誌について(研究論叢2013年)」をアップ。
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