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メモ:中国的酒場 孔明の罠(国分寺2017年4月8日訪問)


  • 2017年6月 2日(金) 20:40 JST
  • 投稿者:
    清岡美津夫
  • 閲覧数
    1,714
場所 ※前の記事 中華屋台坊 千里香 神林店(2017年4月8日訪問)

 2017年4月8日土曜日18時38分、松本方面から中央本線で国分寺駅到着。下記関連記事で触れたお店「中国的酒場 孔明の罠」に初めて行くためだ。

※関連記事 孔明の罠(国分寺2016年9月5日-)

・孔明の罠@国分寺 (koumeinowana16) on Twitter
https://twitter.com/koumeinowana16

・孔明の罠 - 国分寺・中華 (※FACEBOOKページ)
https://www.facebook.com/koumeinowana

 場所は駅の南側、記憶にあるとおり、ロータリーから何本か放射状に道路が延びているんだけど、その中央の道を入ってすぐ右の横丁に入ったところに目的のお店があるんで、行ってみるがそれらしいお店が見当たらない。記憶違いだったか、2本目の横丁に入ってみても見当たらない。しばらくそのあたりをうろちょろするが見当たらないので、あきらめて、一旦、駅に戻り、何か無料WiFiがないかノートPCを開いてみてみると、西武電鉄のがあったんで、JRの改札前で(汗)、ネットにつなぎ、地図を見て、さらに住所を見てみると、「東京都国分寺市南町3-15-9 ことぶきコーポA棟2階」となっていた。とにかく「3-15-9」と「2階」というのを覚えて、同じところに繰り出す。でもやっぱり見当たらなくて、やはりそこらへんをうろちょろして電柱に書いてある住所を見て、「南町3-15-9」がどの道とどの道の間の区画かを把握するぐらいまでうろちょろするが未だ見つからない。
 今度はその区画の取り囲む道を一周しつつ二階やそこに通じるであろう入り口を注意深く見ていたら、「孔明の罠」という文字が目に入る、あった!

  

 一階にある店舗の看板が派手だったというのもあるけど、「孔明の罠」がA4のメニューやらチラシやらを貼ったぐらいで、あとはガラスの扉に赤で「孔明の罠」とあるだけで目立たないってのも見つからなかった要因だろう。右の写真のように、そのガラスの扉にはなにやら貼紙があって、どうやら店主がぎっくり腰で料理が遅れるそうで。いざ入ろうとしたら、鍵がかかってある。営業時間を見ると「月~土 19:00-27時/日 17時~23時」とのことなんで、もう始まっているはずなのだけど、これもぎっくり腰か。ともかくもう一度、西武電鉄のWiFiが通じるところまで戻って、ネットにつないでしばし待つことにする。
 19時半ごろに再びお店へ。そうすると今度は扉の鍵が開いてて、扉すぐの階段を上ると、すぐ右手にトイレ、左手にカウンターがあり、事前に見たとおり、奥のところに4人掛けのテーブルがひとつあるぐらいで、ちゃんと数えてはないのだけど、14席ぐらいのおみせだった(※追記。数えたらカウンター席10、テーブル席4で正解)。お客さんはすでに4名ぐらいいらっしゃって、カウンター席一番左、テーブル席近くに座り、ひとまずジャスミンティーを注文する。
 メニューは紙に書かれていて、ペンたてに丸めて立ててあるおしゃれ仕様。それを見ると、店の名のついたのを食べたくて、孔明の罠式混ぜそばを頼むが、ここ2、3ヶ月やってないという返答。まさに罠!(笑)そこでタイ族式鶏の辛味炒めを注文する。さらに飯ものでおすすめの汁無し坦々麺をたのむ。両方とも美味しい! 四川料理が売りなんで、辛いのだけどね。あとデザートに「孔明の罠式杏仁豆腐」ね、やはり店名の入ったのを食べないと。

   

 三国のメニューでは紹興酒で「三国志演義 諸葛亮 18年」なんてのがあった。500円。店主から以前、ここに来たことがあるか尋ねられ、初めてですと答え、四川フェスで知ったことを伝えると、そこから四川フェス話に。主催者の予想の2.5倍のお客さんが来たという大成功。ほとんどの店舗で売り切れ続出だったそうで。「孔明の罠」では残ってもいいようにそのままお店で使えるメニューにして、大量に仕入れたそうな。それでも完売だったそうで。思わず「もしかして“孔明の戦術”だったんですかね?」と申し上げてしまう。その他、裏話。

※関連記事 メモ:四川フェスinなかのアンテナストリート(2017年4月2日)

 あと入り口のぎっくり腰の張り紙の話。それをしたら三日間は来客1.5倍だったそうです、客のS心理につけこんだ、まさに「孔明の罠」!
 あとこちらからは今日一日の話をしていた。あと意外と「孔明の罠」という店名なのに三国志ファンが来ないって話で。ツイッターで「店名がズルい」とつぶやかれてうれしかったと店主。そこから店主が、ツイッターで見かけるに九州に「兀突骨」というお店があるとおっしゃっていたんだけど、「年一でいってます」と清岡が即答し、料理が美味しいお店で繁盛してるってことを申し上げている。「顔良」と店名を迷ったって話も申し上げていた。さらに江古田の「らーめん鳳雛」の話も申し上げる。

※関連記事
 兀突骨(福岡県北九州市)
 らーめん鳳雛(東京都練馬区江古田 2017年2月14日-)

 「千里香」と併せ、そのせいか、次の15日に来たときに、すっかり全国の三国志にちなんだ店に来る人と思われていた(笑)。
 「孔明の罠」では日曜日は別の人が店に入っているそうで、その方は別に三国志に興味がないため、三国志ファンがきても対応できないそうで(笑) 「まさに孔明の罠ですね、来てみたら三国志に詳しくなかったって」と申し上げる。
 店主は店の名前の由来を聞かれても当時のテンションを思い出せず答えられず。当初マーラー麺の「奉先」というお店にしようとし、知り合いに店内の壁に描くイラストを注文したそうな。その知り合いの方はまじめだから「人形劇三国志」のDVDやらマンガやらで勉強して構想を練っていたが、急遽、今のお店にしたそうな。他のお客さんから「勉強した時間はなんだったんだ!」ってツッコミが入ってた(笑) イラストを描く知り合いの方はブチ切れだったんだけど、おすしをおごってなだめたそうで(笑)
 こちらからは「玄徳」の話やら「銅雀台」の話もしたっけかな。

※関連記事
 玄徳(福岡県北九州市小倉片野)
 歴史酒場 銅雀台 閉店(-2016年5月15日)

 お店の絵の話になって、店の一番奥のカウンターの上の絵(下の左の写真)の人物を、三国志ファンのお客さんみんなが「張飛」というらしい。でもそこから入り口の方まで、つまり右へ絵を見ていくと、ちょうど絵巻物的にストーリーがあって、それが「張飛」じゃなく「孟獲」だってことが判るようになってある、捕まっているし。「鳥獣戯画」をモデルにしたそうで。

   

 それと来たときから気になっていたが、店のオブジェ。階段の壁に諸葛亮の誡子書が木簡で展示されてあった。

※関連記事 『第30回全国高等学校クイズ選手権』で諸葛亮誡子書(2010年9月3日)

 というわけで21時半には店を後にしていた。高円寺駅近くのマンガ喫茶へ。そのまま眠ってしまい、2017年4月9日6時に目覚める。4時間半でいったんめざめるがのべ6時間は眠った。風邪気味だったので、回復。というか松本でのウォーキングがよほど疲れていたんだな、と。初めてマンガ喫茶で食べ物を注文する。380円のパフェ。黄な粉がのどに来るね。飲み物とご一緒に。おいしいからいいけど。
 テレビのある席に移り、12時間で一旦清算し、「ドラゴンボール超」「ワンピース」「ワインドナショー」とフジテレビを連続してみてた。
 11時半には出発。青春18きっぷを使って、中央本線を東に向かい、昨日、傘を列車内に忘れたんで、12時10分に東京駅の忘れ物預かり所にきていた。明確に忘れた場所と時間を覚えていたのですぐ見つかるだろうと思っていたが、見つからず。10年以上使っていたが、ついになくなってしまったか。三国志ニュースの記事「リンク:現代日本の大衆文化にみる「三国志」の受容(2016年)」を書く。
 昼飯をどこで買おうか迷っていたが、ともかく蒲田駅で降りる。幸い天気は小降りで、それほど外を歩くには苦にはならなかった。テキトーに歩いたら、目的地のモスバーガーに到着。蒲田東店。

※関連記事 メモ:東村アキコ原画展(米沢嘉博記念図書館2017年2月11日)

※新規関連記事 京浜線の思い出巡り(2018年2月10日)

レシートを見ると12:45。クリームチーズ照り焼きバーガー390円 モスチキン270円をイートイン。コンセントがあって、前日にひょんなことにモスバーガーのWiFiにアクセスしたのだけど、事前にメールでパスワードを受け取る方式だったので利用できずにいた。アクセスすると無事認証できて、しばし、くつろいでいた。14時出発。
 横浜中華街のBOOKS&CAFE関帝堂書店に14時50分到着。そのときの様子は下記関連記事にまとめた。そこで書いたように、600円のジャスミン茶を注文。サービスでパンダゼリーをつけてくれた。

・たぶん横浜中華街唯一のブックカフェ*BOOKS&CAFE関帝堂書店
http://kanteido.com/

※関連記事 BOOKS&CAFE関帝堂書店(2017年4月2日訪店)

 三国と関係ないけど、理央『絶望男子と中国娘』1巻(秋田書店2015年)にはまる。おもしろい。四こま萌えマンガ。主人公高1だったらもしかして龍龍は年上じゃないの?初出をみたらウェブコミックだった。いまどき。並行して水滸伝で腹に名前鎧を探したが腹に漢字官服が一番近いぐらいだった。

<三国に無関係な雑記に続く>

※次の三国関連の記事 『三国演義』連環画とその日本版(連環画研究 第6号所収 2017年2月28日印刷)

※新規関連記事 連環画図録(古代題材)(2005年5月第1次印刷)

※新規関連記事 Bunji Global Festa 2017に孔明の罠出店(武蔵国分寺公園2017年7月28日29日)

※新規関連記事 孔明の罠 約3ヶ月休業→無期限休業(2017年8月16日-)

※新規関連記事 メモ:コミックマーケット93 3日目(2017年12月31日)

※新規関連記事 孔明の罠 閉店(2018年1月28日)

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