内輪の話だけど、今回で「三国志ニュース」において記事番号3000という記念すべき記事だ。と言っても特に何かするわけではないので、せめてレポート系の記事を書こうと思い立つ。
表題通り、福岡県の黒崎にある創作居酒屋「兀突骨」に行ったという記事なんだけど、まず先に基本情報から書く。
・兀突骨
http://jsite-fukuoka.com/kitakyushu/gotsutotsukotsu/
上記リンク先にあるように、創作居酒屋「兀突骨」は北九州市八幡西区黒崎の繁華街にあり、定休日は水曜日で、18時から26時ごろまでが開店時間とのことだ。
店名はもちろん『三国志演義』第九十回「驅巨獸六破蠻兵、燒藤甲七擒孟獲」に「國主兀突骨、身長二丈、不食五穀、以生蛇惡獸為飯;身有鱗甲、刀劍不能侵。其手下軍士。」と出てくる、烏戈国の国主にちなんだものだ。身長が二丈(三国魏の尺寸で4.8メートル)あったり、体に鱗甲があったり、もちろん歴史に名の無い創作上の人物だ。
この店を知ったのが下記のUSHISUKEさんのブログの記事だ。
・三国志漂流
http://3594h.blog95.fc2.com/
・グルメ16.兀突骨 (※上記ブログ記事)
http://3594h.blog95.fc2.com/blog-entry-310.html
この2010年のブログ記事で「年の暮れ12/23に参加した「『三国志街道の集い』大忘年会」で、参加者の方からとある三国志グルメ情報をゲットしました」とあり、その情報がさらに清岡のところに来ており、三国志ファンのネットワーク、おそるべしってところだろうか。
それで前述の店のページを見ても、「居酒屋三国志」新潟店や三国志城食堂のように三国にちなんだメニューが見当たらないので、どれほど三国要素があるのか見極めたいと思っていた。
※関連記事
2007年3月16日エレ片のコント太郎(TBSラジオ)
三国志城食堂メニュー再び
この繋ぎでレポートに移ろうとしていたんだけど、書き忘れそうなので結論から書くと、店内は店長の三国の絵が飾られていて、トイレに行くと、三国に関連した人形が並べられている。何より、メニューは一見、三国と関係ないように見えて、ワニの肉とかダチョウの肉とかなんだか烏戈国で食べられてそうなもので、極めつけはイナゴの佃煮といった、黄巾賊がタンパク源に食べてそうなものと、リアル三国な勢いのメニューだった。
それでレポートの方だけど、店を訪問した日は、2013年12月29日であり、5回1セット11500円の青春18きっぷの期間内で、すでに、下記関連記事で触れた、12月13日の三国志フェス2013反省会&忘年会の帰りに一回、同じ記事で触れた、三国とは無関係な12月22日にミラノ・デルビー観戦の行きで一回、使っており、行きに一回、帰りに一回使っても一回分余る状況だった。
※関連記事
三国志ファン、コア層こわそう、再燃
前述のブログ主であり、「三国志フェス2013」の「大都督」のUSHISUKEさんが2010年から毎年末に創作居酒屋「兀突骨」に訪れているそうで、その関係で、2013年9月28日の「三国志フェス2013」にて、その時、出展ブースにいらっしゃった、福岡の「北伐」のお二人も参加するという話になっていた。
・北伐:力漲る三国志手ぬぐい・Tシャツ
http://shop.hokubatsu.com/
それが社交辞令でないことは、上記関連記事でも触れたように、三国志フェス2013反省会&忘年会の時に確認された。開催日も12月29日日曜日と決まっていて、後日、こちらはUSHISUKEさんのブログで「兀突骨」の場所を確認した旨と共にメールでお伺いすると、19時開始の現地集合とのことだった。
どうせだったら、他にも福岡に縁のある方々に声をかけようってことになって、2名ほど候補を挙げてみた。一名はUSHISUKEさんとも清岡とも馴染みのある方で、すぐにUSHISUKEさんの方で声掛けしたんだけど、予定が合わない様子だった。もう一名はUSHISUKEさんも清岡もよく知っている方だったんだけど、あまり面識がなく、USHISUKEさんはともかく下手をすると清岡のことをご存知じゃないかもしれなかった。
それで声掛けを躊躇していて、「兀突骨」の忘年会は北伐のお二人を合わせて4人になりそうだったが、前日の朝に、やはり折角だから、ダメ元でも声掛けはしておこう、と思い始め、お断りの場合は返信不要の旨を入れ、
NPO三国志フォーラムのツイッター・アカウントから28日の朝というギリギリでダイレクト・メッセージを差し上げる。そうすると何時間かあとに早速、返事を下さって、しかもそれはこちらにとってのまさかの吉報だった。というわけで、こんな急な話なのに、ねこクラゲ先生が参加して下さる。
・幻影界通信
http://nanos.jp/nekokurage/
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曹植系男子 1巻(2011年11月22日)
2013年12月29日日曜日当日。清岡は4時40分に出るつもりが47分になり小走りで最寄り駅に向かう。5時20分ぐらいに列車に乗り込み30分ぐらいに京都駅に到着。
2013年12月29日日曜日当日。朝食と朝のコーヒーを済ませた清岡は4時40分に出るつもりが47分になり小走りで最寄り駅に向かう。5時20分ぐらいに列車に乗り込み30分ぐらいに京都駅に到着。京都駅から44分発の列車に乗り込み、西へと鈍行列車を乗り継ぐ。
姫路駅以西の車内は転換式クロスシートかどうか判らなかったので、姫路駅に着くまでのうちにノートPCで「編集中」になっている下記関連記事をひたすら書いていたが、後で意外と山陽線は東海道線と違い転換式クロスシートの多いことに気付く。他は下記の上から二番目の関連記事の論文か、ジョナサン・ウィルソン/著、野間けい子/訳『サッカー戦術の歴史 2-3-5から4-6-0へ』(筑摩書房2010年7月10日発行)を読んでいた。
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メモ:後漢時代の私塾に関する基礎的考察(史料批判研究 9号 2010年12月)
山陽本線で西に行くのは、下記関連記事にあるように、山口県までだと前回は8月の三顧会、福岡県までだと前回は普通に往復割引での7月の日本マンガ学会、さらに遡ると8月の三顧会に青春18きっぷを利用して安く行くってのが定番だった。そのため、意外と秋や冬にはこの路線を利用したことがなかった。強いて言うならば愛知大学での公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」へと2008年10月11日に行ったときぐらいだが、それは岡山までで比較的短い区間だ。
※関連記事
メモ:第19回三顧会 前夜祭(2013年8月13日)
日本マンガ学会第13回大会に至るまで(2013年7月4日-)
曹植系男子 1巻(2011年11月22日)
夏には意識しなかったが、やはりホームで待っていると体が冷えてしまい、それでいて何時間も列車内にいると、笑い事じゃなくどうしてもトイレの場所を意識してしまう。冬でもよく利用する東海道本線では、トイレのない列車の区間があり、一度、辛抱できなくなって、磐田駅で降り、予定より30分以上、遅れたことがあった。今回はそういう事態には陥らなかったが、姫路駅までの区間で、5両先のトイレのある先頭車両まで三往復していた。
姫路駅では珍しく同一ホーム向かい側乗り替えで、車両数が減るので、座れるかどうか懸念事項だったが、前の駅で入口に立ったことと、京都駅でなるべく真ん中の車両を選んだことが奏功してか、座れる。
岡山駅で乗り換え、下記のジョルダンの乗替案内に従い、三原駅の一つ前の糸崎駅で降りる。
・乗換案内 ジョルダン
http://www.jorudan.co.jp/
そこに11時ぐらいに到着し、20分ほど待って、その駅始発の列車に乗り込む。ここで三日前に安売りを買いだめしておいた菓子パンでお昼ごはんを頂く。その買ったときは23時閉店の10分前で、こうべコープの噂の「しっとりふんわり 神戸ハイカラメロンパン」がミニサイズで数個入りで売っていたんだけど、どうしようか迷いつつ、別の売場に行って帰ってきたら店員がすでに片付けていて、結局、別の商品を買っていた。
・しっとりふんわり 神戸ハイカラメロンパン | コープこうべネット
http://www.coop-kobe.net/ck/cam/melonpan/
転換式クロスシートで前述の通りノートPCで三国志ニュースの記事を書いていたのだけど、15時9分、気付いたら、バッテリー25%だった。とくに充電の当てがないので(後者予定の小倉のスターバックス コーヒーに期待しつつ)、徐々に読書の割合を増やしていった。
この時のメモを無くしてしまったので、正確な時間が抜けているのだけど、岩国駅、下関駅で乗り換え、ともかく小倉駅に17時12分に到着する。少しでもくつろぐ時間をとろうと、駅の南のアーケードの法会と急ぐ。
・小倉京町店 | スターバックス コーヒー ジャパン
http://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=475
やはり年末の休みの日なので、混んでいるので、先に2階の席をキープしにいく。一通り回ってみたら、WiFiはあるもののどうやら電源の確保のできない店のようだ。1階に戻り、列に並び、トールサイズ、チョコレート プレッツェル モカ エクストラホイップ 470円を注文する。これから肉を喰らうので食べ物はなしで。レシートを見ると17:19:41だった。
それを飲みつつ、残りバッテリーが少ない中、急いでメールチェックをする。ツイッターのメッセージも見てみると、どうやらUSHISUKEさんが15分ぐらい遅れるそうだ。
18時29分小倉駅発。段々と回りが暗くなっていてすっかり暗くなって、馴染みのない土地なもんだから、もしかするともう目的の駅を通り過ぎたのかもしれないという妄想に囚われつつ、44分に無事、黒崎駅に到着する。南口を出てそのまま陸橋を渡り、左手のアーケードを潜り、Google マップのストリートビューで見た記憶通り、アーケードのある横町を進む。
・ストリートビュー – Google マップ
http://www.google.co.jp/help/maps/streetview/
大きな地図で見る
そうするとドンピシャに目的の栄町ビルに出る。そのまま何も障壁のないところを入ると、その一室が目的の店だった。まず写真をとりまくってから店の扉を開けると、いきなりカウンターで、何か見覚えのある後ろ姿だと思ったら、ねこクラゲ先生だった。
※次の記事
九州三国志忘年会(2013年12月29日)
※追記
2014長崎ランタンフェスティバル(2014年1月31日-2月14日)
※追記
関プチ5 全国ツアー:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2014年7月26日)
※追記
ノート:「連環画」の転変(『月刊しにか』2000年10月)
※追記
十大三国志ニュース2014
※追記
レポ:8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)
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メモ:中国的酒場 孔明の罠(国分寺2017年4月8日訪問)
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博多豚まんや孔明(福岡市南区)
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三国志ニュース16周年(2020年10月22日)
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