※前の三国関連の記事
メモ:国立国会図書館で種々の三国マンガの連載開始を当たる(2013年9月30日10月1日)
※前の三国と無関係な雑記
・ティフォージの後押しOK (※2013年10月20日の雑記)
http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=790
上記の雑記にあるように、清岡は、秋の乗り放題パスを持っていて、2013年10月20日のその日はそのパスの3日目(3日連続でしか使用できない)だったが、特に遠くへ行く予定もなかったので、有効利用しようと、前日から一泊せず(正確には2日前から一泊もせず)、6時1分阿佐ヶ谷駅発で、中央本線と山手線を伝って品川駅まで行き、そこから沼津駅まで乗り、仮眠をとっていた。
・JR西日本 West Japan Railway Company:トップページ
http://www.westjr.co.jp/
・「秋の乗り放題パス」の発売について:JR西日本
http://www.westjr.co.jp/press/article/2013/09/page_4415.html
案の定、あまり熟睡できず、その列車は折り返しの予定だったが、寒さの中、30分ぐらい沼津駅で停車。沼津駅からの帰りもどうせ眠れないだろうと踏んで、前日の昼に残しておいた、数日前に買っておいた菓子パンと、同じ時に買った、ぬるい小岩井ミルクとコーヒーwithエスプレッソで朝食を摂り、読書に時間を当てていた。
・日本マンガ学会からの紹介なし (※三国と無関係な前日の雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/2013/1001.html#19
その列車を終点の東京駅まで乗り、京葉線のホームまで競歩でも習い始めた如く歩き、京葉線に乗り込む。11時10分には新木場駅に到着する。なるべく安くあげようとしていたので、そこまでは秋の乗り放題パス利用でその日、お金を支払っておらず、さらに目的地まで歩いて節約し、スターバックスでネットに繋いで一旦、くつろごうとしていたが、生憎の雨で、清岡は旅行中で遠方から来ていて、傘の用意をしていなかったので、仕方なく260円を使って、りんかい線で目的地の最寄り駅である国際展示場駅まで乗る。
駅からはそれとなく通路に屋根があって、雨から逃れられるのだけど、みんなそこを伝って会場に向かっており、軽く渋滞が起こっていた。それに屋根が高い位置に差し掛かると、横風が強いものだから、濡れるのだけどね。
・東京ビッグサイト(東京国際展示場)
http://www.bigsight.jp/
目的地は東京ビッグサイト(東京国際展示場)の東館。そこで下記リンク先や関連記事にあるように、真・三國無双中心 三国志全般オンリーイベント「交地ニハ絶ツコトナカレ 二十」が開催されている。
・真・三國無双中心 三国志全般オンリーイベント【交地ニハ絶ツコトナカレ 二十】2013年10月20日(日) 東京ビッグサイトで開催!
http://www.youyou.co.jp/only/musou/20/
※関連記事
交地ニハ絶ツコトナカレ 二十(2013年10月20日東京ビッグサイト)
※前回記事
メモ:交地ニハ絶ツコトナカレ 十九(2013年5月26日)
今回も他のオンリーイベントと合同で、しかも同時に8つのイベントなんで嫌な予感がしたが、案の定、入場料の代わりとなるパンフレット代が1500円と今まで、私が体験したことのないぐらい高額だった。それまでの一般参加の最高額の1.5倍といったところ。別に良いんだけど、旅行中でお金のない時で、鉄道泊をするぐらいなんで、その時は経済的ダメージがでかかった。
今回、旅行のついでに寄ったイベントながら、どうせだったら、何か目的を以て臨んだ方が有意義だと思い、前回同様、「
真・無双検索」のためのカップリング調査にあてることにした。とは言ってもそんな深いことを調べるつもりはなく、前回のを参考にしつつ、どんなカップリングのサークルさんがいらっしゃるのか、それぞれの数を見るだけだった。
それに加え一応、事前に行きたいスペースを決めておいたのだけど、とりあえず場に馴染もうと思い、パンフレットを見つつ、一から順に各サークルのスペースを回ることにした。歩くと、『真・三國無双』シリーズのコスプレの人たちはもちろんのこと、他のオンリーイベントから『聖闘士星矢』の聖衣(クロス)姿の方や『進撃の巨人』の制服姿(腰の立体機動装置あり)の方と何度か擦れ違っていた。
実はメインの目的の調査は前述のように踏み込んだことを行っていないため、パンフレットを購入した時点で8割方、任務が完了していて、後日(手元のログを見ると25日まで)、前回のと合わせて、(現行の「真・無双検索)にない新カップリング(cp)のスペース数をまとめていた。パンフレットから見定めているため、当日、いくつかあった参加していないサークル(あるいは早く引き上げたサークル)もカウントしているし、実際の同人誌の傾向と異なる可能性もあるだろう。目的に即して既存カップリングはカウントしておらず、例えば1スペースに既存カップリングと新カップリングがあったら、その新カップリングの1sp(スペース)としてカウントしていた。あと、前回分は速さ優先でカウントしていたので、あいまいな部分がある。さらに補足するならば前回分がそのカウントで有効だった合計が78spであるのに対し、今回が196spと倍増以上しているので、単純に比較できないのだろうね、元々、前回に比べ今回のサークル数自体が多いし。もっと言うなら、スペース数、サークル数は飽くまでも同人における送り手の需要(受け手にとって供給)であって、相関はあるだろうが、受け手の需要とは必ずしもイコールにはならないし、参考程度なんだろうね。
それで結果は
ノーマルCP、司馬懿×張春華2→0sp、郭嘉×文姫0→1sp、司馬懿×月英0→1sp、袁紹×鮑三娘0→1sp、徐庶×文姫0→0.5sp
魏、郭嘉×賈ク10→17.5sp、李典×楽進14→15.5sp、楽進×李典3→10sp、張遼×郭嘉1→7sp、夏侯惇×郭嘉2→2sp、張遼×李典0→4sp、夏侯覇×夏侯惇1→0sp、賈ク×郭嘉0→1sp、ホウ徳×郭嘉0→0.5sp、郭嘉×楽進0→1sp、李典×郭嘉0→0.5sp、李典×張遼0→0.5sp、
呉、魯粛×周瑜2→4sp、魯粛×呂蒙1→3sp、魯粛×孫権0→1sp
蜀、張苞×関興6→21sp、関興×張苞3→5sp、徐庶×劉備2→5sp、徐庶×諸葛亮1→3.5sp、姜維×劉禅0→4sp、諸葛亮×徐庶0→3sp、徐庶×ホウ統0→3sp、徐庶×馬岱1→1.5sp、魏延×馬岱2→0sp、姜維×馬岱1→1sp、馬岱×徐庶0→2sp、関羽×徐庶0→1.5sp、趙雲×徐庶0→1sp、関興×関平0→1sp、趙雲×関興0→1sp、諸葛亮×馬岱0→1sp、
晋、司馬昭×賈充8→11sp、文鴦×司馬師4→8.3sp、賈充×司馬昭2→2.5sp、夏侯覇×郭淮0→4.5sp、文鴦×賈充0→4sp、郭淮×夏侯覇1→1sp、文鴦×鍾会1→1sp、司馬師×賈充0→0.5sp、夏侯覇×文鴦0→1.3sp、袁紹×張コウ0→1sp、賈充×諸葛誕0→1.5sp、諸葛誕×賈充0→0.5sp
他、呂布×陳宮0→1sp
越境、郭嘉×徐庶7→15sp、徐庶×郭嘉0→4.5sp、趙雲×文鴦0→4.3sp、司馬昭×馬岱1→1sp、曹丕×陸遜0→1sp、諸葛亮×魯粛0→1sp、徐庶×楽進0→1sp、夏侯淵×郭淮0→1sp、司馬昭×劉禅0→1sp、賈充×馬岱0→1sp、徐庶×賈ク0→0.5sp、李典×徐庶0→0.5sp、郭嘉×張飛0→0.5sp
となる。郭嘉は下記関連記事にあるように、シリーズでは『真・三國無双6 猛将伝』でようやくキャラ付(いわゆる「顔あり」)になり、それ以前から三国志ファンの間では結構、人気のある人物だっただけに、三國無双ファンに受け入れられるぐらい人気がでるのか個人的には(勝手に)心配になっていた。
※関連記事
真・三國無双6 猛将伝(2011年9月29日)
ところがこうやってカップリングの一分野(軍師CP)になっているのだから、それは杞憂だったのかもしれない。まぁ、後述するように、人気に水を差す出来事、すくなくとも同人の中では、があったようなんだけど。
それと李典と楽進は下記関連記事にように『真・三國無双7』からのキャラで、前回の「交地ニハ絶ツコトナカレ」でも人気があって、その時は一過性かもしれないと少し疑っていたものの、人気があり、前述のスペース数にも現れている。
※関連記事
真・三國無双7(2013年2月28日)
話を当日に戻し、事前にツイッター上で、「楽進&李典ディナーショーの合同レポ本」を無料配布されていると知ったんで、取り置きして頂くよう、お願いしていた。何のレポート本かというと、下記関連記事にあるように、2013年11月9日土曜日に長野県茅野市のホテルで開催された、「伊藤健太郎&鳥海浩輔 真・三國無双7スペシャルトークショー」(ディナーショーと表記したり表記が一定しない、前者が楽進役、後者が李典役)についてだ。会場は同じながら、毎回声優さんを替えて4回目の開催とのことだ。声優ファンがメインなのか、作品のファンがメインなのか、どういった層に需要があるのか、前々からきになっていた。
※関連記事
真・三國無双×TBI GROUP コラボレーションキャンペーン(2013年2月17日-4月17日)
ちなみに各回の『真・三國無双』シリーズでの役どころとその声優さんは
2013年4月27日土曜日-28日日曜日 賈充(CV高橋広樹)、甘寧&関索(CV三浦祥朗)
2013年5月25日土曜日-26日日曜日 張苞(CV阪口大助)、関興(CV島﨑信長)
2013年7月6日土曜日-7日日曜日 陸遜(CV野島健児)、孫権&姜維(CV菅沼久義)
2013年9月21日土曜日-22日日曜日 楽進(CV伊藤健太郎)、李典(CV鳥海浩輔)
2013年11月9日土曜日 郭嘉(CV三宅淳一)、夏侯覇(CV赤羽根健治)
となる。二回目、三回目、四回目は、それぞれ蜀の同世代、呉の君臣、魏の同僚(?)と関連性がありそうな組合せだけど、他二回はあまり関連性が見出せない。
同人、というより二次創作に係わる同人、とくにBLともなると、慣習に従うと、同じ趣向以外の人に知られたくないだろうから、名を挙げてお礼を記し上げたいところを辛抱し、サークル名やスペースNo.、それに執筆者や清岡に本を取り置きしておいた方のお名前は伏せる。
・同人用語の基礎知識 同人誌とおたくの世界へヨウコソ
http://www.paradisearmy.com/doujin/
・BL/ ボーイズラブ/ 同人用語の基礎知識
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_boys_love.htm
ディナーショーの開催から一ヶ月経ってない頃なので、速報性に適合しているのだろう、A5中綴じ10ページの、いわゆるコピー本で、冒頭で「“楽進&李典のスペシャルディナーショー”改め“李楽結婚披露宴”のレポート本になります!」と書かれてあるように、前提としてがっつり楽進×李典があり、それが10人の執筆陣が持つ、共通の視点となっている。各執筆陣の多くには半ページ分のスペースが与えられている。なにより、そのコピー本以外に、引き出物を模した紅白の饅頭ならぬマシュマロが付けられていて「寿」「楽進/李典」と書かれた熨斗まで付けられていて芸が細かい。本の内容は、多くがデフォルメされたイラストで、声優さんそのものを描くんじゃなくて、『真・三國無双7』の楽進と李典のデザインに代替されている。いわゆる代替キャラってやつ。各執筆者の印象に残ったことを半ページに収めるのだから、どうしてもディナーショー全体の内容は断片的になるのだけど、それでも各人の熱い思いが伝わってくるし、どこらへんが萌えポイントなのかも判りやすい。何より、ご成婚とはコンセプチャルだな、と思ったが、各人のレポートを見るに、その好みの方々がそのショーを観覧するとそう感じるのが自然だなと思うようになっていた。
取り置きしていただいた人に話をすると、前述の通り、そういったカップリング視点でも楽しめる内容だったのは、次回開催(郭嘉、夏侯覇)のことを考えれば、結構、偶然、というよりその趣向に人にとっては「運が良かった」とのことだった。でもレポートを通じてそのディナーショーの様子を伺うと、とても楽しそうな場に思え、もしかするとその手の楽しみは相当なリテラシーが要るものだな(もちろん好みに合わせて自然と身に付くものだろうが)、と思ったりもしていた、以前、下記関連記事にあるように、(ショーを見てない)女傑キティさんがおっしゃっていたことを思い出すとね。100人限定のディナーショーの中で、少なくとも10人、1割の方々がそういった趣向の層の方々がいらっしゃった、と感心していた。
※関連記事
メモ:第19回三顧会 前夜祭(2013年8月13日)
そこで長居するのも迷惑なので、適当な頃合いを見計らい立ち去る。先ほどのスペースを順々に見て回っていると、向かいから不意に夢梨さんから声をかけられる。下記関連記事にあるように「三国志フェス2013」の「関帝廟ツアー」以来で、下記関連記事にある前回の「交地ニハ絶ツコトナカレ 十九」でもお会いしているので、今回もいらっしゃるかもしれないと思っていて、何を話すか決めていた。
※関連記事
メモ:交地ニハ絶ツコトナカレ 十九(2013年5月26日)
メモ2:三国志フェス2013(2013年9月28日)
ところがあまりにもサークルの方へ気が向いていたところの不意だったので、そういったネタをすっかり忘れ、ただニタニタしてただけで、すかさずツッコミを入れられていた。埼玉ネタで、前日のアニ玉祭の話をしたかったんだった。どうも寝不足が祟って、アミロイドβが脳内から少しも排出されなかったぐらいじゃないのかな。
・日本マンガ学会からの紹介なし (※個人サイトの雑記)
http://cte.main.jp/sunshi/20013/1001.html#19
夢梨さんから前回と同じく今回もカップリングの調査目的で来られたのかという旨を尋ねられたので、それだけじゃなくちゃんと同人誌目的もあると申し上げて、先ほどの「楽進&李典ディナーショーの合同レポ本」の話をしていた。ちなみに夢梨さんは今回はサークル参加ではなく一般参加だそうな。
他に事前に連絡して足を運ぶことが決まっていたのは、ねこまんまさんに「横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築」の資料をもっていくこと。ついでに未発表の資料(結果的に発表の場が未定のままの)も入れていた。
※関連記事
ノート:横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築(2013年7月6日)
行く先はスペースNo. み28のサークル「東京電気猫出版」。下記のブログ記事によると、明加さんもいらっしゃるとのことだった。
・ねこまんまさんのとこ
http://nekonomesi.blog.fc2.com/
・10月20日【交地20】参加します (※上記ブログ記事)
http://nekonomesi.blog.fc2.com/blog-entry-122.html
・明加の色めがね
http://haruka0808.blog.fc2.com/
とは言っても、清岡はお二人ともそれほど面識はなく……と言うより、覚えて貰っている自信はなかった。一応、ねこまんまさんとは下記関連記事にあるように、2012年10月13日開催の「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」で話しているのだけど、清岡はどちらかというと脇で話のサポートをしていたぐらいだった。一方、明加さんとは下記関連記事にあるように2013年9月28日開催の「夜の三国志フェス2013」で会っているが、その他大勢のスタッフの一人として会っていて話も特にしていなく、マンツーマンで話したのは2008年8月16日開催の「第9回三顧会」まで遡ってしまう。
※関連記事
三国志ジョーカー 3.5(2012年11月18日COMITIA102)
メモ:夜の三国志フェス2013(2013年9月28日)
第9回三顧会(2008年8月16日午後2)
そんなんだから、ねこまんまさんと明加さんとが並んで座る中、自分が何者であるかを説明するより、本題を優先して、まず「横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築」の資料をお渡しして、軽い説明を申し上げていた。それに加え、横山『三国志』で官渡の戦いが描かれなかった理由もね。
その後、2008年8月16日以来何回か会っているものの、申し上げる機会を逸していたので、明加さんに、おもしろ三国志さんの決めセリフ、「お久しぶりです、義兄弟」と申し上げると、清岡が誰だか判ったとおっしゃって下さる。というより、それだけ、おもしろ三国志さんが偉大ってことか。
・おもしろ三国志の諸葛孔明 IN THE HOUSE!
http://ameblo.jp/omoshirosangokushi/
※関連記事
赤兎馬Presents「三国志の宴2」第2部
あと清岡が今回の旅行で訪れる予定である戦国三国展の話もお二人に申し上げていた。そこで明加さんが出展されるってことをねこまんまさんにお伝えできた。
・戦国三国展@阿佐ヶ谷★11/2まで (※前述の「明加の色めがね」内記事)
http://haruka0808.blog.fc2.com/blog-entry-11.html
※関連記事
戦国三国展(東京2013年10月22日-11月2日)
その話している間もお客さんがそのスペースにやってくる人気どころなので、度々、清岡は脇へ避けていたのだが、そんな中、コスプレイヤーの方が歩いてくるなと思ったらそれが
小雪さんだった。下記関連記事にあるように、三顧会以来。
※関連記事
メモ:第19回三顧会 後夜(2013年8月14日)
お互いに誰かわかったようで、清岡が声を掛けると、「まさかまた三顧会メンバーに会えるだなんて」と喜んで下さっていた。ともかく自然と、うまく小雪さんをそのサークル・スペースに引き込めたようで、小雪さんはねこまんまさんの同人誌を閲覧されていた。その小雪さんによると、他にも三顧会繋がりの方がいらっしゃるようで、サークル参加されているとのことだった。そのため、そこのお三方と別れた後に、スペースを見て回ったけど、見覚えのある方には出会えなかった。そもそも小雪さんからお名前を聞いた時点で、顔が思い浮かばなかったどころかお名前もあまり心当たりがなかったので、もしかすると清岡と面識のない方だったかもしれない。
そんな感じで、他のイベントのチラシ置き場を見て回った後、13時には会場の外へ出て、次の予定もあったし帰ろうと思っていたが外の雨は弱まる様子もなく、折角だから歩いて新木場まで行こうと思い、窓際に立って同人誌を読みつつ、頃合いを見計らっていた。
この時間当たりまで、会場ではちょっとした「事件」(同人の方々にとってはこの表現で合っているのかな?)が起こっていたそうだ。後日、ツイッターで知ったのだけど、特に何の前触れもなく、ビデオ・ゲーム『真・三國無双6 猛将伝』から『真・三國無双』シリーズで郭嘉の声を演じられていらっしゃる三宅淳一さんがプライベートで「交地ニハ絶ツコトナカレ 二十」の会場に現れ、郭嘉関連のスペースを訪ねられたそうだ。自らのツイッター・アカウントでのツイートで発覚したそうな。これだけ聞くと一般層からは、『真・三國無双』ファン、特に作品中の郭嘉ファン、それもその郭嘉の同人誌を執筆したり買ったりするファンにとってはサプライズでとても嬉しいこと、光栄なことに思えるかもしれないが、事情はそう単純ではない。
同人誌展示即売会で、特にこういったオンリーイベントで大多数を占める二次創作は、特に著作権者の認可をとっている訳ではなく、多くは著作権者(あるいは版権を持っている人…とここらへんの用語は定義を顧みず使用しているので要注意)の黙認という形になっている、いわばグレーゾーンの範囲内だ。著作権者側、制作者側としては著作、つまり商品の販売促進に繋がる面もあるのだろうね(企業にとって、二次創作をする人も、いや場合によっては「優秀な」と接頭辞がつく、消費者となる)。もちろん、著作権者側、制作者側によっては厳しく取り締まりにかかるところもあり、逆に二次創作を推奨するところもありケース・バイ・ケースとなる。ともかくそういう状況なので、二次創作をする方々にとって同人活動はそういった制作者側に対して秘す活動だという意識があって、ましてや前述のBLの作家にとってそういう意識が非常に高い。
・同人用語の基礎知識 同人誌とおたくの世界へヨウコソ
http://www.paradisearmy.com/doujin/
・二大禁/ J禁P禁/ 同人用語の基礎知識
http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_nidaikin.htm
そんな中、制作者側にどっぷりいらっしゃる、しかもBLの対象としているキャラを演じる声優さんが現れたものだから、どれほどショッキングな「事件」だったかってことは想像に難くない。もちろんツイッターを初めとするネット上の風聞を見ると、そういう意識が薄い、あるいはその時は嬉しさの方が勝った人も結構、いらっしゃったようで、歓迎ムードにもなっていたそうで、プチ握手会に発展したそうだ。もっとも、そういう意識を強く持っていれば、逆に声優さんを無碍にする訳にはいなかいという判断も大いに有り得るだろう。ともかくそれが原因で、某巨大掲示板にて、その声優さんのアンチ・スレッドが立ち、書き込み数が年内で205まで行ったという一現象が起こるほどだった(敢えてリンクはしないが)。
そんなこととは知らず(結果的には全くの部外者となって良かったのだろうが)、雨が弱まるのを見計らい14時には外へ出て新木場駅に向かって歩いていた。弱まったといっても小雨で、体の外側の方は冷えるが、運動で体は温まっていたという変な状況だった。一応、雨対策のためにトートバッグの中身はビニル袋で小分けして、さらにもう一つのバックは「
ノート:横山光輝『三国志』に見られる連環画の再構築(2013年7月6日)」での日本マンガ学会大会で貰った、ビニルコーティングされた北九州紙袋に入れていた。
※次の三国と無関係な雑記
・続・ユヴェンティーノのラーメン店 (※2013年10月20日の雑記)
http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi?n=805
※次の三国関連の記事
SD三国志(1992年8月15日-1993年1月15日)
※追記
交地ニハ絶ツコトナカレ 二十二(2014年11月9日東京ビッグサイト)
※追記
「交地ニハ絶ツコトナカレ 二十二」オンリーコミュ(2014年11月9日東京ビッグサイト)
※追記
交地ニハ絶ツコトナカレ 二十一(2014年5月25日東京流通センター(TRC))
※追記
レポ3:九州三国志忘年会(2013年12月29日)
※追記
ノート:四川棒遣い人形展(2015年10月17日)
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