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大阪府立中之島図書館貴重書画像データベース
・貴重書画像データベース http://rarebooks.library.pref.osaka.jp/ 下記サイトで大阪府立中之島図書館貴重書画像データベース(上記リンク先)のことが紹介されていた。こういうデータベースをネットで利用できるのはありがたい話。 ・虎渓之橋 http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/ ・中之島図書館貴重書画像データベース http://sinology.exblog.jp/5544370/ <7月25日追記> 現在、データベースにアクセスできないようだね。道理で最近、各種機関からのアクセスが続くと思った。 ・貴重書画像データベースにアクセス障害 http://sinology.exblog.jp/5973477/ <10月2日追記> 復旧したようです。 ・貴重書画像データベース復旧 http://sinology.exblog.jp/6464770/ <追記終了> データベースは今のところ、すべて和本で、「書誌登録数:360件 画像登録数:86090件」とのこと。 まぁ、ここが三国志ニュースだから三国志関連の登録された文献を上げると『後漢書』、『文選』、『赤壁賦』といったところだろう。 あと、上記ブログでも紹介されてあった『君臣図像』には、 ・君臣図像 http://rarebooks.library.pref.osaka.jp/scripts/kt105.asp?kbn=1&kicho_no=356 「君臣」二つの項目があり、二つの冊に分けている。 まず「君」の方。1冊目の24頁に「蜀先主」(劉備)、25頁に「魏太祖」(曹操)、26頁に「呉太祖」(孫権)の肖像画、それぞれ次の頁に解説が添えられている。 次は「臣」の方。2冊目の20頁に「諸葛亮」、21頁に「司馬懿」、22頁に「呂蒙」、23頁に「杜預」の肖像画、同じくそれぞれ次の頁に解説が添えられている。 ※野暮ながら検索対策に書くけど、肖像はもちろん後世の創作。人物画の様式的なところで研究対象にはなってそうだね。 ※過去、紹介した国内の公的機関のデータベース ・レファレンス協同データベース http://cte.main.jp/newsch/article.php/454 ・東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫 http://cte.main.jp/newsch/article.php/253 ・石刻拓本資料(京都大学人文科学研究所所蔵) http://cte.main.jp/newsch/article.php/215 ※追記 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館)
: 清岡美津夫
2007年6月 8日(金) 12:12 JST
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真・恋姫†無双 一 Blu-ray&DVD(2010年1月6日)
※関連記事 真・恋姫†無双アニメ化決定(2009年10月5日) 上記の記事で、対象年齢18歳以上のゲームの『真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~』がアニメ化されると伝えたんだけど、今どきのアニメ放送よろしくすでにDVD化、Blu-ray化とが予定されている。ポニーキャニオンより2010年1月6日から。 ・ポニーキャニオン http://visual.ponycanyon.co.jp/ ※関連記事 真・恋姫無双ドラマCD 壱(2009年12月16日) ※追記 真・恋姫†無双DVD&Blu-ray関連 ※追記 真・恋姫†無双~乙女大乱~(2010年4月7日) ※追記 AT-Xでアニメ『真・恋姫無双』平日一挙放送(2010年9月14日-) ※追記 真・恋姫†無双 ビジュアルブック四種 あと『恋姫†無双 BD-BOX』(つまりアニメ『恋姫†無双』のBlu-ray BOX)が2009年12月25日に発売される(しかし、値段の数字で遊んでいるけど、寛容な購買層なんだね・汗)。その情報も併せて、上記サイトから下記へ引用し、まとめてみる。 ・2009.12.25 恋姫†無双 BD-BOX [はわわブルーレイBOXですよ] Blu-ray PCXX-60001 ¥35,940 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 DVDスタンダード版 DVD PCBX-51291 ¥6,090 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 DVD生産限定特装版 DVD PCBX-51182 ¥8,190 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 Blu-rayスタンダード版 Blu-ray PCXX-50025 ¥7,140 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 Blu-ray生産限定特装版 Blu-ray PCXX-50011 ¥9,240 <追記> ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 DVDスタンダード版 PCBX-51292 ¥6,090 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 DVD初回限定版 PCBX-51183 ¥7,140 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 Blu-rayスタンダード版 PCXX-50026 ¥7,140 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 Blu-ray初回限定版 PCXX-50012 ¥8,190 <追記> ・2010.03.03 真・恋姫†無双 三 DVDスタンダード版 PCBX-51293 ¥6,090 ・2010.03.03 真・恋姫†無双 三 DVD初回限定版 PCBX-51184 ¥7,140 ・2010.03.03 真・恋姫†無双
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: 清岡美津夫
2009年10月 3日(土) 00:10 JST
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プラモデルをつくろう!(2009年7月25日-)
・BB戦士三国伝 ~戦神決闘編~ http://sangokuden.net ・バンダイホビーサイト http://bandai-hobby.net/ ※関連記事 『BB戦士三国伝 ~英雄激突編~』公式サイトリニューアル(2008年8月1日) 先の記事と同様に、BB戦士三国伝のサイトも金曜日にチェックするのが日課であり、こちらは先の記事と違って、上記「バンダイホビーサイト」でRSS配信が行われているので、更新チェックがかなり楽。 それで今回、見かけたのが「プラモデルをつくろう!」という企画。 どんな企画かというと、上記、「BB戦士三国伝 ~戦神決闘編~」のサイトの情報ページより下記へ引用して説明する。 --引用開始----------------------------------------------------- 夏休みに全国のお店で開催されるガンプラ教室に参加して、エコプラ劉備ガンダムを組み立てよう! <ニッパーや接着剤は不要です> この機会にプラモデルにチャレンジしよう! 期間:7月25日~(店舗により異なります) ※日付は未定です。 実施店舗は7月17日公開です 近くのお店をチェックしてね。 --引用終了----------------------------------------------------- <追記> 下記のサイトにあるように8月21日から23日まで開催される「GUNDAM BIG EXPO」内で上記の企画とほぼ同じ「BB戦士三国伝プラモデル教室」なる企画があるそうな。「参加資格:中学生以下」となっていて、三国伝の対象年齢が8歳以上なので、それをあわせればだいたい商品のターゲットがわかるね。 ・GUNDAM BIG EXPO | 機動戦士ガンダム30周年記念大博覧会 http://www.gundam30th.net/EXPO/ というわけで上記サイトの該当ページから下記へ内容を引用。 --引用開始----------------------------------------------------- ■「BB戦士三国伝プラモデル教室」 8/21(金)・22(土)・23(日)の各日3回(11時~、13時~、15時~) 「BB戦士三国伝プラモデル教室」を開催! 参加者には「BB戦士オリジナルジャンボカード」もプレゼント! ・参加資格:中学生以下 ・定員:1回につき100名(1日につき300名) ※開場時より体験コーナー内プラモデル教室受付にて、当日分の参加整理券を配布します。 (定員に達し次第、終了) ※参加費は無料となります。 ※当教室でお作り頂いたプラモデルは、お持ち帰り頂けます。 --引用終了----------------------------------------------------- <追記終了> そこの画像を見ると、参加者には特製ジャンボカードがもらえるそうな。「おもて」には『BB戦士三国伝 ~戦神決闘編~』の絵で、「うら」には『SD戦国伝 武神降臨編』の絵、武田信玄頑駄無と上杉謙信頑駄無(※製品は共に7月30日出荷)が早くも出ている。 まだ日程や店舗の発表はされていないけど、販売促進としては面白い試みだね。「夏休み」に合わせて7月25日からってあたりもどういったターゲットか明確。 似たような企画は「大三国志展」のワークショップであったけど、全国それぞれの地域に即した版みたいな感じかな。 ※関連記事 ワークショップ via 「大三国志展ブログ」
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: 清岡美津夫
2009年7月10日(金) 20:43 JST
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漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん 1巻(2011年10月21日)
・日記と言うか雑記。 http://asaburo.blog.shinobi.jp/ ※余談だけど、アクセス解析のページにおけるREFERERから直接リンク(ステルスなし)を辿るのは不用意だね。そのアクセス解析をしているサイト管理人のホスト名を晒すわけだし(ましてやブログサービスと同じ会社のアクセス解析ならなおさら)。 ・うほほい! (※上記ブログ記事) http://asaburo.blog.shinobi.jp/Entry/597/ 上記ブログ記事で知ったこと。 ・講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/ ・イブニング|漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん|作品紹介|講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000005704 上記サイトの上記ページによると、講談社より末弘(すえひろ)/著『漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん』1巻(マンガ、イブニングKC)が2011年10月21日に発売するという。このマンガは下記関連記事にあるようにマンガ雑誌『イブニング』で連載中。 ※関連記事 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん(2010年10月26日) ※追記 大アレ国志 上下巻(2011年10月22日) ※追記 漢晋春秋司馬仲達伝三国志 しばちゅうさん 2巻(2012年5月23日) ・イブニング|TOP|講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/02134 ・sue-hilo's hellterskelter http://hellterskelter.blog58.fc2.com/ ※著者サイト。 ※リンク追記(上記ブログ記事) ・販促日記 http://hellterskelter.blog58.fc2.com/blog-entry-1187.html ※上記ブログ記事によると「「とらのあな」さん全店及び通販の方で御購入の場合に限り、/特製の描き下ろし四コマカード(「漢晋春秋張春華伝三国志 ちょうしゅんかちゃん」)が先着で貰えます」とのこと ※リンク追記(上記ブログ記事) ・しばちゅうさん 第一巻 発売! http://hellterskelter.blog58.fc2.com/blog-entry-1188.html
: 清岡美津夫
2011年9月 9日(金) 06:46 JST
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第30回 春の古書大即売会(京都古書研究会2012年5月1日-5日)
※関連記事 第29回 春の古書大即売会(京都古書研究会2011年5月1日-5日) 第24回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2011年8月11日-16日) 第35回 秋の古本まつり(京都古書研究会2011年10月29日-11月3日) 上記関連記事や下記サイトにあるように京都古書研究会主催で毎年5月初頭、8月中旬、10月末11月初頭に、多くの古書店が参加する古書の即売会が開催される。 ・京都古書研究会 http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/ そういうことなので、2012年5月1日火曜日から5日土曜日まで、みやこめっせ・京都市勧業館1階第二展示場(左京区岡崎)にて京都古書研究会の「第30回 春の古書大即売会」が開催される。 ・京都最大級の総合イベント・展示会場 みやこめっせ 京都市勧業館 http://www.miyakomesse.jp/ ※追記 第25回下鴨納涼古本まつり(京都古書研究会2012年8月11日-16日) ※次回 第31回 春の古書大即売会(京都古書研究会2013年5月1日-5日)
: 清岡美津夫
2012年5月 4日(金) 00:40 JST
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読書会(ビブリオバトル)(宮崎県延岡市2019年5月25日)
下記Twitter Accountの下記statusで知ったこと。開催日が迫っているんでとりいそぎ。 ・ビブリオバトル延岡 (bibnobeoka) on Twitter http://twitter.com/bibnobeoka ・Twitter / bibnobeoka: 5/25(土)読書会(ビブリオバトル)です。テーマは「三国志」 三国志好きの方の熱いトークを期待しています。興味あるけどあまり詳しくない、という方も遠慮なく参加、見学いただきたいです ... https://twitter.com/bibnobeoka/status/1130491128485040128 下記サイトの下記ページにあるように、2019年5月25日土曜日17時から19時まで宮崎県延岡市幸町3丁目4266番地5 エンクロス 2階中央大ラウンジにて延岡ビブリオバトル主催の「読書会(ビブリオバトル)」がテーマ「三国志」で開催されるという。参加費無料、定員5名とのこと。 ・延岡市駅前複合施設 エンクロス http://encross-nobeoka.jp/ ・イベント https://encross-nobeoka.jp/ja/event_page/24228 ※関連記事 三国志ファンミーティング(2015年11月22日)
: 清岡美津夫
2019年5月22日(水) 06:40 JST
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神保町
・横浜大世界 http://cte.main.jp/newsch/article.php/607 2007年5月26日土曜日15時ごろ、プチオフ会で横浜大世界を出て中華街を歩く、清岡、三口宗さん、おりふさんの三名。昼飯時に話していたとおり、そのまま神田神保町に向かうことになる。というのも三人とも帰るところはそっち方面だったので。 清岡は神保町に行くのは一年ぶり二度目。 ・2006年3月11日 プチオフ会 神田編 http://cte.main.jp/newsch/article.php/302 石川町駅から鈍行列車に乗る。有楽町駅に到着すると東京メトロ(つまり地下鉄)に乗り換え、神保町へ。16時前に到着。17時解散予定だから一時間ちょっとしか居れないんで、的を絞った巡回となる。 ・JIMBOU http://jimbou.info ちょうど「すずらん祭り」をやっているところを尻目にすずらん通りを進み、まず東方書店へ。 ・東方書店 http://www.toho-shoten.co.jp/ 三口宗さんは譚其驤/主編『中国歴史地図集』の第二冊(秦・西漢・東漢時期)目当て、清岡もある雑誌を密かに目当てにしていたけど、どうやらなさそうな様子。『三国志研究』第一号なんかはあった。 後日、気付いたんだけど東方書店の雑誌『東方』316号(2007年6月)に三国志学会の研究会紹介記事があったとのこと(下記)。すっかりチェックしていなかった(汗) ・虎渓之橋 http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/ ・三国志学会の紹介記事 http://sinology.exblog.jp/5483637/ 時間も時間だし、さっさと次の書店。内山書店へ。 ・内山書店 http://www11.ocn.ne.jp/~ubook/ ここにはセットでの『中国歴史地図集』は置いてあったが、やはりばら売りでは第二冊(秦・西漢・東漢時期)、第三冊(三国・西晋時期)は置いてなかった。一年前に来たときと同じだね。ここでセット販売しているのを取り出し、おりふさんにどういった地図か説明。現代と当時との川岸やら海岸の線が色分けされてあってわかりやすい、とか。 ここで清岡はやっぱり気になって、おりふさんに一言言伝て内山書店の外に出て、通りのポールに腰掛け、ノートPCを開き、お目当ての本を上記、東方書店のサイトで検索する。清岡が欲しかったのは『長沙呉簡研究報告』第3集と『西北出土文献研究』第5号。前に検索したら、なかったので。 ・メモ:二つの学術刊行物 http://cte.main.jp/newsch/article.php/561 ※追記 メモ:「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓」 そもそも刊行物のタイトルすら忘れていたので、ネットであれこれ検索してから東方書店のサイトで検索。そしたら二冊とも売っていることを確認し、その検索結果をノートPCに表示させたまま、東方書店へ行き、店員に見せ、購入。 その後、三人合流し、三口宗さんが行きたい古書店へ行くことになる。場所がよく分からなかったのでうろちょろしていたんだけど、とりあえず神田古書センターへ。そこで地図を貰えば良いと、数時間前の「中華街インフォメーションセンターChina town 80」方式。後で気付いたんだけど、我々が入ったのは「神田古書センター」ではなく「岩波ブックセンター」。とんだセンター違いだ(汗) そんな素っ頓狂な我々に「岩波ブックセンター信山社」の店員さんは変な顔せず、「神田古書店地図帖」(平成18年10月現在)を渡してくれる。それを元に三口宗さん目当ての東城書店へ進む。と、その道中でおりふさんが重要なことに気付く。実は東城書店は土日祝日は休み(汗) とりあえず今度来たときのために場所だけ確認しに行く。靖国通りにあるものの、結構、外れにあるところだ。 そこからぼちぼちと、漢籍を探し、靖国通りを歩き、ふらり山本書店に入る。 ・山本書店 http://www.abaj.gr.jp/yamamotoshoten/index-j.htm そこでは結構な専門書が取りそろえてあって、ここで、おりふさん曰く「衝動買い」で『三国志索引』という書物を買っていた。人名、官職名、動物名などなどいろんな項目の索引。 ※追記 第35回 秋の古本まつり(京都古書研究会2011年10月29日-11月3日) 最後に南海堂書店に入って、あれこれ物色し、17時を過ぎたので、解散となる。 しかし、この一日は根岸駅と「馬の博物館」とを往復したし、横浜中華街を歩き回ったし、神保町も歩き回ったし………プチオフ会参加者には随分、歩かせてしまった(汗)。 どうもみなさん本当にお疲れさまです。 清岡はこの後、KJさんとミーティングのため都営新宿線で新宿駅へ。 その間、読みたかった『西北出土文献研究』第5号の小林 聡「中国服飾史上における河西回廊の魏晋壁画墓・画像磚墓―絵画資料における進賢冠と朝服の分析の試み―」をざっと読む。なるほど周錫保『中国古代服飾史』(中国戯劇出版社、1984)の説では、介[巾責]上の三本の線のうち、真ん中だけが梁とのこと。その説に従わず、「高[門+甲]溝晋代太守墓・西溝7号墓の「騎導」画像磚」に描かれている冠が一梁進賢冠じゃないか、ってこと。画像が荒いんで、よく分からないけど、先頭から二番目の人の一梁が太く見えるのは私の先入観のなせる技だろうか(汗) いずれにしてもこの学会誌を全部読んで、鮮明な画像を見たいところだね。 ・「三国志の宴2」が始まるまで http://cte.main.jp/newsch/article.php/610
: 清岡美津夫
2007年5月30日(水) 20:27 JST
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第9回魏晋南北朝史研究会大会(2009年9月12日)
・古代中国箚記 http://ancientchina.blog74.fc2.com/ ・第9回魏晋南北朝史研究会大会(於:駒澤大学・2009/9/12) (※上記ブログ記事) http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-251.html 上記ブログで今年の「第9回魏晋南北朝史研究会大会」のプログラムを知る。駒澤大学で2009年9月12日土曜日13時より開催とのこと。 ・魏晋南北朝史研究会 http://6ch.blog.shinobi.jp/ というわけで前回に引き続きプリントから情報を下記へ転載。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日時 9月21日(土)午後1時 場所 駒澤大学 深沢校舎1-2講義室 プログラム 開会挨拶 研究報告「魏晋南北朝史の再構成と史料批判の可能性を探る」 報告1 曹魏明帝政権の人的構造 大原 信正 氏 コメンテーター 満田 剛 氏 報告2 東晋南朝の宗廟について 戸川 貴行 氏 コメンテーター 小尾 孝夫 氏 特別講演 近年中国魏晋南北朝史研究动向:以青年学者为中心 侯 旭東 氏 学会報告等 総会 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
: 清岡美津夫
2009年8月 8日(土) 00:13 JST
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戯史三國志 我が槍は覇道の翼(2011年9月6日)
・吉川永青 (nagaharu0610) on Twitter http://twitter.com/nagaharu0610/ 上記の著者のTwitter Accountによると、2011年5月10日に発売した『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と同じシリーズの小説の吉川永青/著『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』(ISBN:978-4-06-217198-4)が2011年9月7日に発売するという。今度の主役は孫呉の程普字徳謀とのこと。『三国志』巻五十五呉書程普伝と立伝される人物。 ※関連記事 戯史三國志 我が糸は誰を操る(2011年5月10日) ※追記 戯史三國志 我が土は何を育む(2012年3月19日) ※リンク追記 ・戯史三國志 我が槍は覇道の翼 吉川永青 講談社 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2171988 ※これだと9月6日発行になっており、タイトルもそれにあわせ変更。 槍についてはもちろん知らないけど、矛だと『三国志』巻五十五呉書程普伝の「(孫)策嘗攻祖郎、大為所圍、(程)普與一騎共蔽扞策、驅馬疾呼、以矛突賊、賊披、策因隨出。」だね。孫策が祖郎の軍に囲まれて居たところを程普が馬と矛で突破し孫策を救出した件。 またそれに合わせた形なのか、下記サイト「講談社BOOK倶楽部」の下記雑誌ページの目次によると、2011年8月22日発売の雑誌『小説現代』9月号(940円)のP.248より同著者の短編小説『瘤と仙人』が掲載されている。 ・講談社 BOOK倶楽部 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/ ・講談社 BOOK倶楽部:文芸書 小説現代 http://www.bookclub.kodansha.co.jp/books/bungei/gendai/
: 清岡美津夫
2011年8月24日(水) 20:37 JST
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よんごくしっ 2(2011年10月1日)
下記ブログ記事で知ったこと。 ・goggles::LIST http://goggle.txt-nifty.com/ ・2011/10に買うブツ(附2011/09に観た買ったモノ) http://goggle.txt-nifty.com/obi/2011/10/list-2011102011.html 下記サイトの下記ページによると、2011年10月1日に双葉はづき/著、浅野さくら/原案『よんごくしっ』2巻(B's-LOG COMICS ISBN978-4-04-727555-3)が651円で発売したという。 ・乙女のためのB'sLOGグループオフィシャルWebサイト 【ビーズログWeb】 http://www.enterbrain.co.jp/bslog/ ・最新刊情報 乙女のためのB'sLOGグループオフィシャルWebサイト 【ビーズログWeb】 http://www.enterbrain.co.jp/bslog/bslogcomics/ ・双葉はづき (futabax) on Twitter http://twitter.com/futabax/ ※著者ツイッター・アカウント ※前巻 よんごくしっv 1(2010年07月31日)
: 清岡美津夫
2011年10月 8日(土) 00:21 JST
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971.
十大三国志ニュース2010 前編
前回が「三サポ板ツリー別閲覧ランキング2010」という記事で三サポ板の2010年を振り返ったんだけど、今回は三国志ニュースの2010年を振り返るという記事。 ※関連記事 ゼロ年代を振り返って十大ニュース 上記関連記事の続編。2010年の三国志ジャンルのトピックをまとめる機会があったので、2010年について、久しぶりに十大三国志ニュースを挙げてみる。元の目的が総合的に概説するものなので、三国志ニュースを10記事ピックアップするというよりかは、2010年の三国志ジャンルの注目すべき側面を10項目挙げる流れにする。また時間が掛かりそうなので、一度に書き上げずに「<編集中>」の文字を入れて、徐々に更新していく前提で。そもそも10項目に対し過不足がありそうな予感。 ※追記。書いてみると一項目一項目が長くなったので、前中後編と分ける。また全部書き終えてから、読みやすいように項目の順番を替えるかもしれない。 ※追記。2011年1月8日のNPO三国志フォーラムの総会では「■ソーシャルゲーム、iPhoneアプリ流行の後押しで。」までの7項目しか完成しておらず残りはタイトルのみだったが、それでも有意義な意見交換ができた。 ※中編 十大三国志ニュース2010 中編 ※後編 十大三国志ニュース2010 後編 ※追記 十大三国志ニュース2011 前編 ※追記 僕らの三国志大全(2012年12月13日)
: 清岡美津夫
2011年1月 2日(日) 01:03 JST
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972.
三国志学会の佐々木正治先生と行く~中国三国時代の考古学―魏の武帝・曹操を歩く(2017年5月30日-6月3日)
下記サイトで知ったこと。 ・三国志学会 http://sangokushi.gakkaisv.org/ ※関連記事 三国志学会 第十二回大会(2017年9月9日土曜日) 下記サイトの下記ページによると、2017年5月30日火曜日から6月3日日曜日まで毎日新聞社主催で東京から出発の「三国志学会の佐々木正治先生と行く~中国三国時代の考古学―魏の武帝・曹操を歩く」という旅行企画があるという。「最少催行人数 :10人」、「ツアー料金158,000円」。それでタイトルにある佐々木正治先生は下記関連記事にあるように三国志学会で2回研究報告をされていて、安陽西高穴大墓の研究の日本での第一人者。 ・毎日新聞旅行「まいたび.jp」 http://www.maitabi.jp/ ・三国志学会の佐々木正治先生と行く~中国三国時代の考古学―魏の武帝・曹操を歩く http://www.maitabi.jp/parts/detail.php?t_type=6&course_no=13591 ※関連記事 三国志学会 第六回大会(2011年8月27日土曜日) 三国志学会 第十一回大会(2016年9月3日10日土曜日)
: 清岡美津夫
2017年4月21日(金) 18:53 JST
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パリピ孔明(2019年12月31日-)
※前の記事 中国古代貨幣経済の持続と転換(2018年2月20日発行) 2019年12月31日火曜日夜。帰宅してツイッターのタイムラインを見て、下記のTwitter AccountのStatusで知ったこと。 ・講談社「コミックDAYS」コミックデイズ (comicdays_team) on Twitter https://twitter.com/comicdays_team ・Twitter / comicdays_team: 名軍師・孔明、渋谷に転生!『パリピ孔明』(四葉夕卜/小川亮)が、コミックDAYSで12月31日より連載開始! 若い肉体に戻り、現代日本へ諸葛亮孔明が転生!渋谷のパリピ達に誘われ、たどり着いたチャラめなクラブ。シンガーを目指す月見英子と出逢い、二度目の人生が幕を開ける! ... https://twitter.com/comicdays_team/status/1211844423501451266 講談社のマンガ雑誌の下記のポータルサイトの下記ページによると2019年12月31日火曜日から毎週火曜日更新で同ポータルサイトにて四葉夕卜/原作、小川亮/漫画「パリピ孔明」の連載が始まったという。 ・コミックDAYS https://comic-days.com/ ※関連記事 ~サラリーマン三国志~ 三国社(2019年9月1日-) ※新規関連記事 パリピ孔明 1 (2020年4月8日) ※新規関連記事 パリピ孔明 2巻(2020年7月8日) ※新規関連記事 パリピ孔明(ヤングマガジン2021年11月22日-) ・パリピ孔明 - 四葉夕卜/小川亮 / 第1話 孔明、渋谷に降り立つ。 https://comic-days.com/episode/10834108156708586366 ※新規関連記事 三国志学会 第十五回大会 三国志大文化祭(オンライン2020年9月13日日曜日) ※新規関連記事 パリピ孔明が胸アツでアゲアゲ!!原作者の四葉夕卜先生の裏話も!?(2020年9月27日) ※新規関連記事 パリピ孔明 3巻(2020年10月14日)
: 清岡美津夫
2020年1月28日(火) 23:20 JST
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『クイズマジックアカデミー5』三国志検定(2008年7月17日配信)
・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/ ・三国志検定 (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」投稿) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=2577;no=3155 上記サイトの投稿で知ったこと(出題内容も上記投稿に少し書かれている)。 ※追記 というようなことを書いていたら、有り難いことにさらにコメント欄で出題内容について情報を頂く。 全国オンライン対戦クイズゲーム『クイズマジックアカデミー5』(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)(つまりアミューズメントパークのアーケードゲーム)で2008年7月17日から「三国志検定」が配信されたという。 ・クイズマジックアカデミーポータルサイト http://www.konami.jp/qma/ ・クイズマジックアカデミー5 http://www.konami.jp/products/am_qma5/ それでこのゲームにおける「検定」とは何かというと、上記「クイズマジックアカデミー5」のサイトから下記へ引用する。 --引用開始--------------------------------------------------------- ■検定試験 さまざまなテーマの検定試験から1つを選んで、ひとりでクイズに挑戦するモードです。 試験終了時に、獲得したスコアに応じてランクが認定され、全国での順位が発表されます。 --引用終了--------------------------------------------------------- 私自身としては知識を蓄えるより、知識が要求される際に、それを調べるノウハウ、典拠を確認する力、それらを補える思考力などを重視するため、クイズを出されても動物的に即座に答えられる自信はまったくないなぁ。 <7/19追記> ここ数日、手元のサイトで「区星 三国志」と検索されて、「長沙太守・孫文台(孫氏からみた三国志40)」にアクセスされるんだけど、きっと、この三国志検定の影響だね。どうも読み方を問われるクイズがあるらしい。「おうせい」が正解だろうね。 クイズの答えが判らないからといって、ネットで検索するだなんて、ゲームが消費者の動物化を促進させているみたいで、個人的には愉快でない現象だ。思慮の足りない(というより思考をしようとしない)三国志ファンと接する機会が増えてしまうと思うと気が重い。 あと「谷利 三国志」という検索も増えている(「こくり」ね)。ネットで不確かな情報をあたるより「漢和辞典」を引くという発想が出てこないものかね。 <7/21追記> 確かに元の至治年間(1321-1323年)に発行された『新刊全相平話三国志』(三国志平話)関連の検索があるね。携帯電話のホスト名ばかりなので、筐体の前でネット検索しているところが想像できる。 ※追記 第1回 三国志検定(2008年12月14日) via 「英傑群像」 ※追記 『クイズマジックアカデミー6Extra』三国志検定EX(2009年7月27日配信)
: 清岡美津夫
2008年7月18日(金) 12:06 JST
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「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
※前記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート3(2008年9月14日) ※関連記事 公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」(2008年10月11日12日) ※追記 国際シンポジウム「三国時代・魏の世界―曹操高陵の発見とその意義―」(2010年11月27日28日) 上記の関連記事にあるように2008年10月11日12日に愛媛大学で公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」が行われるということで足を運ぶ。 当日はちょうど「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の利用期間なので、12日の午前中を狙って11日丸一日かけて愛媛大学のある愛媛県松山市へと向かう。初めて行く土地で、車窓を楽しんでいたので、 図書館から借りた『漢代の地方官吏と地域社会』をほとんど読み進められなかったが。 松山はコンパクトにまとまった街で、市電と徒歩でホテル、観光地や繁華街などほとんどカバーできた。しかも市電はどこでも150円で一日券が300円という安さ。ただ市電の終電が早いことは玉にきずだけどね。 12日朝、市電に乗り込み、いざ会場となる愛媛大学へ向かう。 ・愛媛大学 http://www.ehime-u.ac.jp/ 9時前、会場となる建物の愛媛大学法文学部に到着する。その出入り口のど真ん中には写真のように犬がうつ伏せに寝そべって、こちらに無関心な様子で建物の入口の前でくつろいでいた(笑)。 エレベータに乗り込み8階に上がり、東側にある大会議室へ。西の入口でレジュメを貰う。 東の壁にスクリーンがあって、そこが演壇となる。席が東に向かって配置されているのではなく、写真にあるように会議室の名の通り、南北で交互に向かい合わせになるような席と机の配置となっている。清岡はスクリーンが見えるように北側南向きの席に座り、開始を待つ。 ●10月12日:研究発表―午前の部(午前9時~12時) ※以下、頭に「●」をつけた一行はプログラムからの写し 9:06開始。 前日「中国古代の簡牘と記録簡―日本古代木簡との比較―」のご講演をされていた藤田勝久先生が司会として立たれる。ここで王子今先生は渡航手続の関係上、来日できなかったとアナウンスされる。その代わり、三番目に黄 暁芬先生の「秦直道の調査と研究」というご報告をされるそうな。 ※追記 中国古代国家と社会システム(2009年9月25日) ●王子今氏(中国・中国人民大学)「中国古代交通システムの特徴―秦漢出土資料を中心として―」 藤田先生が急遽、作成した資料「中国古代の出土資料と交通論」を元に簡単な説明がされるとのこと。 ○1、中国古代交通史の研究 ※以下、頭に「○」をつけた一行はレジュメからの写し 白寿彝『中国交通史』(1975)は交通区域とか都会とか道路とか、制度史のような形で書かれた。その他、いくつか書かれ漢代だと譚宗義『漢代国内陸路交通考』(1967)、唐代だと厳耕望『唐代交通図考』(1985-1986)など交通路線の問題、それから交通施設の問題など、文献学を中心とした研究。 王子今『秦漢交通史考』(1994)は手に入るものの中で、一番、ベーシックなもの(レジュメでは目次が書かれている)。王子今先生の考えによると交通システムは統一国家を維持するためのものとのこと。秦漢時代に空前の発達を遂げた。秦漢交通史に重要性がある。社会生産の発展は交通の発達と維持を必要とする。交通網の分布、密度、効率は文化圏の範囲と規模を決定する。『秦漢交通史考』はこの当時、発見された出土史料画像史料をも含め概説されている。考察の対象としては狭い意味では人と物の空間、広い意味では通信など伝達方式も意識されている。考察の対象として、交通発展の現象と規律、社会文化面に対する作用を扱う。実際には制度、交通路とか橋とか乗り物とかが社会にどのように関わるか網羅的に扱う。 今回、王子今先生が発表するにあたり、予めどのような内容なのか聴いており、それがレジュメに書かれている「1交通条件と皇帝権、2交通施設と国家の政治、3交通路と国家の建設、4交通道路と軍事化」という目次に当たる。王子今先生には機会を改めて松山で発表してもらう予定とのこと。 ○2、人びとの移動と出土資料:文字資料と口頭伝達 人びとの移動としてどんな資料があるか。藤田先生は昔、『司馬遷の旅』(中公新書、2003)という本を書き、司馬遷は武帝と巡行したりと中国の三分の二を旅行している。交通史の研究が少ないので実際、どうかわからない、と。その本では「余論」として「漢代の旅行事情」として書いて、その時に調べてわかったことがある。つまり中国の交通史の研究は進んでなくて、よくわからないということがよくわかった。 レジュメの右側にいくつか項目を挙げている。それらは中国ではどんな人々が移動しているか、そんな移動を示す出土資料にはどういったものがあるか、そういったものを対象として研究を進んでいけば貢献できるのではないか。 「1)皇帝の巡狩」。一番有名なのに秦始皇帝の天下巡行がある。それを示すものに「刻石」がある。「2)中央の官僚、官吏」「3)地方の官僚、官吏」。従来から研究されている。「4)軍隊とその組織」。王子今先生も注目されている。軍事目的で移動したり辺境の防衛や徙民に関連する資料もある。「5)公的な労働」。単に物資を輸送させるだけではなく、土木建設、例えば皇帝陵墓作るためかり出されるとか。各地への軍需物資の移動の資料の一つに、今日、発表で触れられる「里耶秦漢」などがある。「6)学者、客、一般民など」。思想家、占いをする者、技術者など。 ○3、交通の施設と交通システム 一番考えられるのは「1)公的な城郭、交通・軍事の施設」、こういうハード面がある。出土資料そのものだけではなく近年、遺跡の調査もある。「2)交通システムと規定」について例えば睡虎地秦簡や張家山漢簡には「行書律」「伝食律」などの職業規定が出てきている。また通行書に当たるもの(符、伝、伝信)も資料として増えてきた。 ここで今回の報告の概要が藤田先生により説明される。今回の発表は全て日本語だそうな。 ※次記事 「東アジアの出土資料と交通論」ノート2 ※追記 東アジア出土資料と情報伝達(2011年5月25日) ※追記 日本マンガ学会第13回大会に至るまで(2013年7月4日-) ※追記 中国の歴史をたどる―『三国志』(2014年10月14日-2015年3月10日全6回)
: 清岡美津夫
2008年10月23日(木) 19:15 JST
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2006年9月17日「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」ノート
2006年9月17日に長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」が開催されること、さらにそれは一般聴講可能だと聞き及び、前日、清岡は関西から東京入りする。 当日、同じく関西からのしずかさんと共に東京メトロ丸ノ内線で会場となるお茶の水女子大学最寄り駅、茗荷谷駅に向かう。 茗荷谷駅から歩いて北上し、途中のコンビニで飲料水を買いつつ、やってきたのはお茶の水女子大学の正門。正門近くのお茶の水女子大学附属高等学校で輝鏡祭(学園祭)をやっているようで華やか。 それを尻目に会場となる理学部3号館へ向かう。前のスーツ姿の人の後をつけて、3号館の2階から入り、エレベータで7階へ。7階についてエレベータを出ると前は汲古書院などの店舗となっていて、そこから会場を探し歩く。 7階は狭く細長い一本の廊下があるだけなので、少し階段を上がったりしつつそれをずんずん進んでいくと、廊下の突き当たりに受付があったので、受付をすまし、予稿集とレジュメを受け取り、廊下突き当たり左手の701教室へ入る。予稿集は「長沙呉簡研究報告」第1集・第2集と似た構成で、茶色の厚紙が表紙で、表紙が目次代わりとなっている。 どこに座ろうかと、会場向かって右側の通路を通っていると、不意に仁雛さんに声をかけられ、軽く挨拶する。席を真ん中左寄り、前から四列目を確保。10時開始の10分前だけどまわりにあまり人が座っていないのが気になった。ほとんどの人は後や右の端っこの方に座っている。 専門外の清岡は全く気付かなかったけど、しずかさんによると、入り口側、つまり会場向かって右側に席には著名な先生方がかたまっているとのこと。前日、同大学で「第6回魏晋南北朝史研究会大会」があったので、その流れかな、と話していた。 ・「第6回魏晋南北朝史研究会大会」(關尾史郎先生のブログ内記事) http://sekio516.exblog.jp/4182734 当時もそうだけど、上記記事をみると興味深いので聴講しにいけばよかったと後悔。 会場の様子は右上の写真のようになっている。プログラム等は以下の通り。【直前情報】長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」(關尾史郎先生のブログ内記事)のほぼまる写し ---------------------------------------------- ○長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界-三国志を超えて-」 日時:2006年9月17日日曜日、10:00~17:00 会場:お茶の水女子大学・理学部3号館7階701教室 主催:長沙呉簡研究会 総合司会:三崎良章(早稲田大学) プログラム: ・開会挨拶(10:00~10:10):窪添慶文(お茶の水女子大学) ・主旨説明(10:10~10:25):關尾史郎(新潟大学) ・報告I(10:30~11:05):阿部幸信(日本女子大学)「嘉禾吏民田家[艸/別]数値データの整理と活用」 ※文字コードの表示上の都合から[艸/別]は「別」の字にくさかんむりをつけた字という意味、以下、同じ ・報告II(11:10~11:45):小嶋茂稔(東京学芸大学)「後漢孫呉交替期における臨湘県の統治機構と在地社会-走馬楼簡牘と東牌楼簡牘の記述の比較を通して-」 ・報告III(11:50~12:25):町田隆吉(桜美林大学)「長沙呉簡よりみた戸について-三国呉の家族構成に関する初歩的考察-」 昼食・休憩(12:25~13:30) ・報告IV(13:30~14:05):王素(中国・故宮博物院)「中日長沙呉簡研究述評」 ・報告V(14:10~14:45):宋少華(中国・長沙簡牘博物館)「長沙出土簡牘的調査」 ・報告VI(14:50~15:25):羅新(中国・北京大学)「従〈呉簡研究〉看呉簡研究所面臨的困難」 ・休憩(15:25~15:45) ・パネルディスカッション(15:45~16:45) コメンテーター:朴漢済(韓国・ソウル大学校) ・閉会挨拶(16:50~17:00):伊藤敏雄(大阪教育大学) ---------------------------------------------- また以下のリンクは開催後の記事 ・長沙呉簡国際シンポジウム「長沙呉簡の世界―三国志を超えて―」(關尾史郎先生のブログ内記事) http://sekio516.exblog.jp/4174556 それにしてもこのシンポジウム、タイトルに「三国志を超えて」とあるんだけど、個人的に史書である『三国志』にない情報がたくさん長沙呉簡に含まれているという意味で「超えて」だと思っていた。シンポジウムが終わった後、幸さんの話によると、三崎良章先生から「(このシンポジウムには)三国志はないですよ」というようなことを言われたとのこと。それをきいて清岡は、『三国志』を飛び「超えて」しまって通り過ぎたという意味で『三国志』はないんだ、なんてアホなことを思っていた。 ・「長沙呉簡の世界」ノート1へ続く http://cte.main.jp/newsch/article.php/421 ※追記 新出魏晋簡牘をめぐる諸問題(2009年9月13日) ※追記 レポート:関プチ5 全国ツアー:6/22特別講座「新発見!三国志と日本」勝手に予習(2014年6月22日)
: 清岡美津夫
2006年9月22日(金) 12:08 JST
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三国創作のための『夏小正』メモ
経書である戴聖/編『礼記』には孔子と弟子の問答など抽象的な話以外にも冠義(元服)や昏義(婚礼)で具体的に何を行うかの話も記載されている。『礼記』の成立が漢代であるため、それを受け継ぐ後漢や三国のことが書かれてあると考えても差し支えがないと個人的には思っている。そこで、そういった制度や慣習に関する具体的な記述をピックアップし、後でそれを頼りに読み直すことができるメモか何かを残しておけば、小説なり漫画なり三国志関連の創作をするのに役立つんじゃないかと思うようになる。 実際、『礼記』を見てみると、清岡にとって馴染みない言葉が並んでいて理解が進まないため、通釈と語釈の入った書籍、明治書院の新釈漢文大系シリーズの『礼記』(竹内照夫/著)を図書館から借りてくることに。いざ図書館の本棚に立つと、戴徳/撰『大戴礼記』(栗原圭介/著)も気になり借りていく。 まず『大戴礼記』を見ていくと「夏小正 第四十七」というところに目が行く。「夏小正は、夏の時に作られ農耕を主とした暦である。」(79ページより)ということで、それぞれの月の具体的な自然のことが記されている。『大戴礼記』と『夏小正』との関係にあれこれ蘊蓄がありそうだけど、ここでは特に取りあげない(詳しくはこの本で)。 そういうわけで、夏小正に一通り目を通し(傳はほぼ省く)、解らないところがあれば通釈と語釈に当たり括弧付けで記述したメモを下記に置いておく。このメモの使用方法として(と私しか使わないか)、例えば、七月の背景描写をしようとすれば、寒蝉(ひぐらし)が鳴く描写を入れたり、逆に背景描写のように従に使うのではなく、五月の話が欲しければ、梅を煮て梅干しを作ることを主にした創作に使うのもいいかもしれない。 大戴礼記 夏小正 第四十七 夏小正 正月 蟄を啓(ひら)く(隠れ住んでいた虫どもが冬眠を終え動き出す) 鴈(かり)北に郷(むかう)ふ(雁が北に向かい移動) 雉(山雉)震[口句](く)す(けたたましく鳴く) 魚陟(のぼ)りて冰(こおり)を負う(背負う) 農厥(のうそ)の耒(すき)を緯(い)す(農耕に用いる耒をたばねる) 初歳に耒を祭り、始めて暢(ちょう)を用いる [口+有](いう、にわ、苑を垣で囲んだ所)に韭(にら)を見る有り 時に俊風(大風、南風)有り 寒日凍塗(どろどろの道)を[シ條](あら)ふ(冬の日に氷りついた路を水で洗い流す) 田鼠(もぐらもち、土竜)出づ(田鼠が地上に出て活動を始める。猫は田鼠捕らえては食う) 農均田に率(したが)ふ(農耕に従っている人々は田をくさぎることに従っている) 獺(かわうそ)魚を獻ず(献じて祭りをする) 鷹則ち鳩と為る(鷹は変じて鳩となる) 農雪澤に及ぶ(農夫は春の雪解けを待って、農耕に着手する) 初めに公田に服す(初めに公田の農耕に服する) 藝(うん、香草)を采る(これを寝廟に供えて先祖を祀る) 鞠([口蜀]という名の星)則ち見ゆ 初昏(夕暮れ時)に參中す(参という西方に輝く白虎に宿る星が中する) 斗柄(北斗七星の杓形の柄にあたる部分)縣かりて下に在り(北方の上空) 梅杏[木也]桃([木也]・桃は山桃の類)則ち華さく(華は木に花咲くをいう)。 縞(きぬ)に[糸是](あかぎぬ)あり 鶏桴(孚卵)粥(しゃく、養)す(鶏が卵を養う) 二月 往きて黍(もちきび)を[耒憂](いう)す([耒憂]を用いて土ならしし種子をまく)。襌(単衣)なり 初めて俊羔厥の母の粥を助く(俊羔(大きな羊の子)はその母羊を助け養う) 多くの女士を綏(やす)んず(仲春の吉辰(吉日)、嫁娶や加冠の儀礼には心の安まる思いでいる) 丁亥、萬用ひて學に入る(学(大学)の初めの教学は丁亥の日) 鮪(巨大なまぐろ)を祭る 菫(すみれではなく、あおい)を栄えしめ、繁(しろよもぎ)を采る。 昆(衆)として小蟲(小さな虫が集まって動く)。[虫(氏/一)](ありの卵。食用)を抵(お)す 來降して燕乃ち睇す(降りてきた燕を流し目で見る。同じ屋根の下) [魚單](うなぎの一種)を剥ぐ(→鼓を作る) 鳴く倉庚(こうらいうぐいす)有り 榮芸(正月の采芸が花咲く) 時有[禾弟]を見て始めて収める(成長した[禾弟]を採取) 三月 参則ち伏す((三月)には参宿という星が隠れて見えない) 桑を攝る(桑の葉をもぎ取る、蚕を飼うのがにわかに忙しくなる様子) 委たる楊(やなぎ)あり(委委…のびのびと葉が茂って下に垂れているさま) [羊韋](羊がむれあつまる、羊は暖かくなると群集まる)たる羊あり [(士/冖/虫)殳](けら、すくもむし)は則ち鳴く 冰を頒かつ(氷を氷室より取り出す。凌人職が氷を分けて大夫に授ける)
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: 清岡美津夫
2007年9月21日(金) 22:48 JST
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謎解き「三国志演義」 消えた羅貫中(2018年6月)
※前の記事 リンク:西晋の菅洛墓誌について(研究論叢2013年) 2020年4月11日土曜日6時過ぎに目覚める。やはり残したメモから。東方書店のメールマガジン『書羅盤:チャイナブックナビゲーター』2019年第5号-1(総332号)(2019年6月20日発行)で知ったこと。 ・中国・本の情報館~中国書籍の東方書店~ http://www.toho-shoten.co.jp/ ・メルマガ登録 http://www.toho-shoten.co.jp/mailmag/ ※関連記事 新説!三国志(2019年6月24日) ※新規関連記事 史実 三国志(2019年7月2日) ・国内書 謎解き「三国志演義」 消えた羅貫中 https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4344917552&bookType=jp 上記書店サイトの上記書籍ページによると幻冬舎メディアコンサルティングから2018年6月に平山浩二郎『謎解き「三国志演義」 消えた羅貫中』(ISBN 9784344917552)が1540円で発売されたという。 ・企業出版ダントツNo.1の幻冬舎メディアコンサルティング | 実績2000タイトル https://www.gentosha-mc.com/
: 清岡美津夫
2020年4月13日(月) 16:27 JST
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重大十大三国志ニュース2007
下記のように以前、三国志ニュースで取りあげた記事を時系列に2007年分を並べた。 ・三国志ニュース2007前 http://cte.main.jp/newsch/article.php/756 ・三国志ニュース2007後 http://cte.main.jp/newsch/article.php/770 ※追記 ゼロ年代を振り返って十大ニュース それらの中から独断で十選しようとしたが、元からして三国志関連のニュースが多いんで、それだと重要な記事を取りこぼし消化不良になりそうだ。そこでここは趣向を変えて、三国志に関する十の項目(カテゴリー)を挙げてそこでコメントを入れたいと思う。なので正確には「重大十項三国志ニュース2007」か?(汗) 【ゲーム】二大タイトルの動きとその他携帯ゲーム 三国志関連のゲームで有名な二大タイトルといえば「真・三國無双」シリーズと「三国志大戦」シリーズであろう。前者がコンシューマー向け、後者がアーケード向けで棲み分けされているように思えるが、素人目に三国志ゲーム界という括りで対峙しているような気がしてならない。 今年の主要タイトルとしてはそれぞれ今年11月11日に『真・三國無双5』発売、12月13日に『三国志大戦3』稼働開始しかないが、それに至るまでやそれ以降様々な動きが見える。前者では「戦国無双」シリーズのキャラクターをも含めたゲーム『無双OROCH』(3月21日)やニンテンドーDS用で『真・三國無双DS ファイターズバトル』(4月5日)を発売し『真・三國無双 Online』(11月28日)をリニューアルしており、また自社出版で関連攻略本、関連コミックや小説を出版している。 後者は『三国志大戦2』の1人用モードの群雄伝に「魏後伝、蜀後伝、呉後伝」(3月26日)、「馬超伝」(7月7日)、「南蛮伝」(10月6日)、「横山三国志伝」(10月25日)といった追加シナリオを入れたり、ニンテンドーDS用で『三国志大戦DS』(1月25日)を発売し、講談社とエンターブレインから攻略本や攻略DVDが出たり、その上、積極的にイベントやゲーム大会を各地で行っている。 これらの二大タイトル以外では携帯ゲームやパチンコ・パチスロが目立つ。携帯ゲームでの三国志関連タイトルは移植作品も含め数年前から見られるので、時代の流れだね。 携帯ゲーム: 2007.02.01.『天地を喰らうRPG II 諸葛孔明伝』i-mode配信開始 2007.02.28.『三國志タクティクス』 2007.05.31.『三國フィールドコンバット』配信開始 2007.08.01.『横山光輝 三国志』(シミュレーションRPG) 2007.09.18.『三國志英傑伝』(シミュレーションRPG) 2007.10.17.『横山光輝 三国志年代記』 パチンコ・パチスロ: 2007.02.07.『フィーバー覇-LORD-』公式サイトオープン 2007.05.07.『パチスロ三國志』 2007.06.04.『三国争覇伝』 【ネット】ウェブリングの衰退とブログの台頭 WWWで定番だったサービスのウェブリングの最大手「ウェブリング・ジャパン サービス」が今年4月30日に終了となり、その煽りを受け数々の三国志関連のウェブリングが終了となった。これはネットに対する今の利用の変遷がよく表れており、逆にブログやmixiなどのSNSが目に付くようになった。特に三国志関連ではいろんなサイトがブログを使って、あるいはブログのみを使って情報発信しているところが見られる。 ブログ: 2007.01.10.「鋼鉄三国志」公式サイトオープン 2007.03.25.川本喜八郎人形美術館オープン 2007.11.07.「大三国志展ブログ」 2007.12.20.「三onブログ」 【TV】CSでの再放送と番組の一部 アニメは別項目で挙げるため、それ以外のテレビ番組で目立った動きとして、CSや地方局を使って既存のコンテンツを放送したことがある。CSで2月に『スーパー歌舞伎 新・三国志』、3月に『スーパー歌舞伎 新・三国志II~孔明篇』、4月に『スーパー歌舞伎 新・三国志III~完結篇』が放送され、『人形劇三国志』が2月15日より放送され、10月9日より再び放送された。10月7日にBSジャパンで『中国歴史ドラマ 関羽』』が放送開始された。地上波では中国中央電視台制作『三国演義』の編集版『三国志』が4月3日よりKBS京都、4月7日よりチバテレビ、11月16日よりテレビ金沢で放送された。 その他、全国区の地上波では日本テレビ系列の番組の『100人の偉人 天才編』(1月4日)の一部で三国志ネタがあり、同じようにTBS系列の『日立 世界ふしぎ発見!』(6月30日)やTBS系列の『21世紀エジソン』(11月13日)でも一部、三国志ネタが出てきた。 【漫画】複数連載バブルの顛末 2004年がいろんな雑誌で三国志関連漫画の連載があって、三国志漫画ブームともいうべき状況で年が明けた2005年1月28日に三国志漫画の専門誌の隔月刊『コミック三国志マガジン』が創刊し、ブームが加速されたように思えたが、2005年11月10日に大御所の『蒼天航路』が完結し、他いくつかの連載が終了になるなど、淘汰されるものもでるようになっていき、ピークを迎えつつあった。 そこで迎えた2007年、5月16日に『三国志烈伝 破龍』と5月28日に『諸葛孔明 時の地平線』の二つの少女漫画が連載終了になり、4月27日に『新三国志 雷霆の如く』の連載が終了となり、5月28日に専門誌の『コミック三国志マガジン』が休刊し、一方では3月6日に『龍狼伝 中原繚乱編』、3月17日に『まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん』、6月15日に『SDガンダム三国伝
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: 清岡美津夫
2007年12月31日(月) 22:00 JST
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牀や榻のことばかり
今、お芝居の「長江の流れは緩やかに見えて」の会場に向かっているところなんだけど、こういうときにしか読書する機会がないんで、これ見よがしに、まだ読み切っていない林巳奈夫/著「漢代の文物」を読んでいる。 ここで恥を忍んでいきなり自己暴露なんだけど、大昔、私は「椅子・鐙チェッカー」でして、三国志を題材にした漫画で、三国志の時代になかった椅子や鐙(あぶみ)が出てきただけで、その漫画を読む気をなくしてしまっていた。もっとも鐙に関しては「中国古代の服飾研究」だと前漢のころにはすでにあったとされているんだけどね。それに同じ三国志を題材とした創作物でも「新刊全相平話三国志」(通称、三国志平話)の挿絵や「三国演義」葉逢春本(1548年刊行)の挿絵なんかに椅子が描かれているぐらい根深いし、漫画の本質にあまり関係なさそうだ。 鐙はなくても技術さえあれば馬に乗れるんだけど、椅子がなければ、何に坐っていたんだ、あるいは地べたに座り込んでいたのか? って話になる。そういうときはいつも「牀とか榻とか呼ばれる台座みたいなところに正座していた」と私は答えている。そう椅子に腰掛けるんじゃなくて膝を最後まで曲げて腰をおろしていた。この当時の中国人は腰をかけて座ることあったのかな? と思うぐらい画像石の類でもそういう光景は(私の狭い視野の中では)あまりみかけない。画像石や俑をみてみると、馬車でも乗っている人も馬を操っている人も律儀に正座しているし(汗)。※がんばって腰をかけている画像をさがしてみると、艇(?)にのっているところ、釣りをしているところ、機織り器をつかっているところ、そして強いていうなら馬にまたがっているところなどが見つかった。探せばもっとあるかも。 とか何とか書いているが、私の知識はとても浅くてそうやって牀と榻のことをあげたあと、自虐的に「といってもいまだに牀と榻の違いを私は知らないんですけどね」と書くのが常だった。 で、ここでようやく冒頭の「漢代の文物」の話にもどるわけで、読みすすめていると、「五 什器」の章で「釋名」釋牀帳(漢の劉熙の撰)から引用しまとめてばっちりそれらの違いが書かれていた。というわけで以下に引用(一部、表示できないので[]で合成文字にしている)。「漢代の文物」の200ページ。 大きくて高いのが牀、細長くて低いのが榻、一人用の小さいのが獨坐、足がなく板状のものが[木平]だといふのである。 引用終わり。牀や榻だけではなく、その他も座具についても挿図付きで紹介されている。わかりよい。さらに文献や具体的な出土品から牀や榻の大きさについても考察がある。 具体的な大きさの例として榻、長さ87.5cm、幅72cm、高さ19cm、石榻(『初学記』に引かれている『通俗文』の「牀三尺五曰榻、板獨坐曰[木平]、八尺曰牀」から牀?)、長さ159cm、幅100cm、高さ18cmがでていた。 ※追記 メモ:踞牀
: 清岡美津夫
2006年2月18日(土) 16:21 JST
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『日立 世界ふしぎ発見!』で卑弥呼(2009年11月21日)
未確認なので、後日、以下、日付を訂正する可能性あり。 『日立 世界ふしぎ発見!』の2009年11月7日放送分を見ると、次々回(第1123回)で「卑弥呼殺人事件」をテーマとした放送があるとのこと。順調にいけば2009年11月21日21時から一時間放送。 ・日立 世界ふしぎ発見! http://www.tbs.co.jp/f-hakken/ 下の関連記事にあるようにちょうど一年前も卑弥呼がテーマだったんだね。 ※11/14追記。タイトルは「卑弥呼殺人事件謎を解く鍵は皆既日食!」とのこと。 ※関連記事 日立 世界ふしぎ発見!(第1078回、2008年11月22日) その時との違いとして、やはり纒向遺跡が取材されているんだろうね。 ※関連記事 リンク:卑弥呼の墓 ※追記 卑弥呼の宮殿?奈良で3世紀の大型建物跡出土(読売新聞2009年11月10日付) ※追記 ビートたけしの教科書に載らない日本人の謎2010(2010年1月2日) <11月21日21:10追記> オープニングを見ただけだけど、「纒向遺跡」以外の殺人事件辺りは科学調査の名を借りた連想ゲーム的なこじつけになる予感で、さすがTV showといったところ。井沢 元彦/著『逆説の日本史〈1〉』が元ネタになっていそうだね。
: 清岡美津夫
2009年11月 9日(月) 00:51 JST
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982.
メモ:キャラクター消費
※前記事 メモ:大半の三国創作と二次創作の相似点 前記事で少し触れたように、小田切 博/著『キャラクターとは何か』(ちくま新書)を購読し、あれこれ興味深い箇所があったんだけど、それらを全て書くと纏まらないし、サイトの主旨と無関係になってしまうため、まず簡単に一つだけメモを残す。 その前に関連する著者のサイトと出版社のサイトおよび書籍のページへリンクを張る。 ・小田切博の「キャラクターのランドスケープ」 http://wiredvision.jp/blog/odagiri/ <リンク追記>本のタイトル (※上記ブログ記事) http://wiredvision.jp/blog/odagiri/201001/201001261430.html ※個人的にはタイトルと内容は合っていると思う。 ・筑摩書房 http://www.chikumashobo.co.jp/ ・筑摩書房 キャラクターとは何か / 小田切 博 著 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480065315/
: 清岡美津夫
2010年1月22日(金) 23:55 JST
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真・三國無双 10th アニバーサリー グッズ(2011年2月上旬)
※関連記事 真・三國無双6(2011年3月10日) 上記関連記事にあるように2011年3月10日にPS3用ゲームの『真・三國無双6』が発売するため、それに合わせてサウンドトラックや攻略本が発売されないか、下記のコーエーテクモゲームスのGAMECITY [オンラインショッピング]にある「真・三國無双専用ショップ」のページへアクセスした。 ・真・三國無双専門ショップ http://www.gamecity.ne.jp/shop/smusou/ 目的のものは見つからなかったが、下記関連記事にあるように2000年8月3日にコーエー(現コーエーテクモゲームス)の『真・三國無双』が発売してから10周年を迎えたため、それを記念したグッズが、以前紹介した『真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集』以外にもリリースされるという。 ・真・三國無双 10周年サイト http://www.gamecity.ne.jp/smusou10th/ ※関連記事 真・三國無双 10th Anniversary キャラクター全集(2010年11月中旬) まずは2011年2月上旬発売予定の『真・三國無双 10th アニバーサリー ミニトートバッグ』全6種だ。各800円。『真・三國無双5』デザインのミニキャラを配したミニトートバッグで、曹丕、夏侯惇、孫尚香、陸遜、趙雲、関羽の6種となる。 ・真・三國無双5 http://www.gamecity.ne.jp/smusou5/ ※関連記事 『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)11月11日発売決定 次に2011年2月上旬発売予定の『真・三國無双 10th アニバーサリー クリアファイル【4種セット】』だ。1600円。『真・三國無双5』デザインのミニキャラを配したクリアファイルで、魏、呉、蜀、他の4種となる。
: 清岡美津夫
2011年2月11日(金) 23:39 JST
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天地を喰らう II 赤壁の戦い(2011年10月26日配信開始)
・カプコン レトロゲーム担当 (@capcom_retro) on Twitter http://twitter.com/capcom_retro 上記のツイッター・アカウントで知ったこと。 ・カプコンオンラインゲームズ http://dl.capcom-onlinegames.jp/ ・天地を喰らう II 赤壁の戦い http://dl.capcom-onlinegames.jp/details/game90.html 上記サイトの上記ページにあるように、2011年10月26日より、カプコンよりPS3、PSP向けのアクションゲーム『天地を喰らう II 赤壁の戦い』ゲームアーカイブス版(600円、12才以上対象)の配信が開始されたという(但しPS3では2人同時プレイ可能でPSPでは1人プレイのみ)。元はPlayStation用に1996年に発売されたゲームで、さらに辿れば1992年にアーケードゲームとしてリリースされたゲームだ。ネットを使った再販システム(再販ルート)を通じて配信されたゲームと言えるんだろうね。 下記関連記事にあるように、これはその名の通り本宮ひろ志/著『天地を喰らう』(マンガ)を原作としたゲームであり、『天地を喰らう』の続編だ。これとは別にファミリーコンピュータ用のアクション性のないRPGで『天地を喰らう』と『天地を喰らうII 諸葛孔明伝』が発売された。 ※関連記事 2007年2月1日「天地を喰らうRPG II 諸葛孔明伝」i-mode配信開始 このゲームの詳しくは下記のサイトにて(最近、端から順に読んでいるサイトなもので)。 ・芸夢亭 <ゲーム亭> http://kakutei.cside.com/game.htm
: 清岡美津夫
2011年11月 6日(日) 16:16 JST
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イナズマイレブンGO 18,19(2013年2月27日3月27日)
※関連記事 『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で劉備登場(2012年10月3日) 上記関連記事に追加したが、改めて記事にする。 ・ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン http://www.geneonuniversal.jp/ ・イナズマイレブンGO 18(クロノ・ストーン 06) -GENEON UNIVERSAL ENTERTAINMENT http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0003/list.php?CNo=3&AgentProCon=19141 ・イナズマイレブンGO 19(クロノ・ストーン 07) -GENEON UNIVERSAL ENTERTAINMENT http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0003/list.php?CNo=3&AgentProCon=19261 上記のメーカーサイトの上記ページによると、アニメ『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』の2012年10月3日放送分からの劉備が登場する第22話から24話までを収録したDVD『イナズマイレブンGO 18 (クロノ・ストーン 06) 』(GNBA-2046)が2013年2月27日に5040円で発売(他にジャンヌ・ダルクの登場する第21話収録)、また同じく劉備が登場する第25話収録のDVD『イナズマイレブンGO 19 (クロノ・ストーン 07)』は2013年3月27日に5040円で発売するという。
: 清岡美津夫
2013年2月 9日(土) 09:46 JST
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986.
三國無双関連公式サイトリンク集
成り行きでコーエーの三國無双シリーズ関連の公式サイトへのリンクをまとめてみる。 <2007年7月20日 真・三國無双5追記> <2007年9月16日 Mobile真・三國無双追記> │ ▼PlayStation 3/Xbox 360 ├ 真・三國無双5 │ ▼Online ├ 真・三國無双BB │ ▼Windows/Xbox ├ 真・三國無双4 Special │ ▼PlayStation 2 ├ 無双OROCHI ├ 雀・三國無双 ├ 真・三國無双4 Empires ├ 真・三國無双4猛将伝 ├ 真・三國無双4 ├ 真・三國無双3 Empires ├ 真・三國無双3猛将伝 ├ 真・三國無双3 ├ 真・三國無双2猛将伝 ├ 真・三國無双2 ├ 真・三國無双 │ ▼Windows ├ 真・三國無双3 ハイパー
...
: 清岡美津夫
2007年2月15日(木) 21:31 JST
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読みきり「三国志」(NHK文化センターさいたまアリーナ教室2016年10月1日-2017年3月4日)
※関連記事 三国志演義を読む(NHKカルチャーセンター守口教室2017年1月5日-3月30日) 上記関連記事を書く際に気付いたこと埼玉県さいたま市中央区 新都心8番地 さいたまスーパーアリーナ内6階のNHK文化センターさいたまアリーナ教室にて2016年10月1日土曜日から2017年3月4日土曜日までの各14時-16時に慶応義塾大学講師 平井徹/講師「読みきり「三国志」の全6回の講座があるという。受講料は会員前提で、16848円、テキストに「『図説三国志の世界』 林田愼之助著 河出書房新社 1,800円+税(ISBN 978-4-309-76165-7 各自書店でお買い求めください)」とのことだ。 ・NHK文化センターさいたまアリーナ教室 | 好奇心の、その先へ NHKカルチャー https://www.nhk-cul.co.jp/school/saitama/ ・NHK文化センターさいたまアリーナ教室:読みきり「三国志」 | 好奇心の、その先へ NHKカルチャー https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_935141.html
: 清岡美津夫
2016年9月 5日(月) 23:53 JST
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988.
2006年7月29日大学院特別講演会「曹操殺呂伯奢」雑感
・2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感4の続き http://cte.main.jp/newsch/article.php/386 ということで15時30分に同じ教室で一般視聴可能な大学院生向けの講義があるとのことをきいて、それを聞くかどうか迷う我々。中国の先生による講義らしい。 一つの懸念事項は通訳がつくかどうか。 とりあえず残って聴く派と他の場所でくつろぐ派に分かれる。それで待ち時間まで如月さんと三国志学会や三顧会の話やらしていた。あとKJさんとげんりゅうさんとNPO三国志フォーラムの話とか。 ○大学院特別講演会 曹操殺呂伯奢 ──從陳寿≪三国志≫到羅貫中≪三国志演義≫ 中国社会科学院教授 劉 世徳 いよいよ講演会が始まる。予め三枚のレジュメが配られている。レジュメは簡体字だけどここでは便宜上、表示できる字に変えてある。劉先生、今年で75歳になるとのこと。今回は大東文化大学の非常勤講師の人が通訳につくとのこと。名前は失念したが中国の方っぽい。 講演に入る前に三国演義の四つの初めて(第一)。一つ目は中国古典小説でもっとも読者の多い。直接的な読者と間接的な読者がいるとのこと。日本でも三国演義が古典小説で第一。 二つ目は中国での初めての長編小説。三つ目は初めての○○小説(ききとれず)。四つ目は初めての歴史長編小説。 三国演義、中国の西遊記や水滸伝は蓄積的な小説。三国演義やその他の小説は大衆による小説。劉先生はこの二つの考え方に同意しない。劉先生は三国演義を作家の創作によりつくられた作品とみなす。建設的な作家によるある理想にそった偉大な作品(※あまり聞き取れず)。例えば、我々の前にはたくさんの布きれがある。一つの服にするには裁縫する人の考えが反映される。裁縫する人がいなければ所詮、布きれで服にはならない。つまり三国演義が蓄積的な小説であり大衆によって作られた小説であれば、作家の能力は認められない。 曹操の名言「寧教我負天下人、休教天下人負我。」(三国演義第四回or第八節)。これは曹操の本質を表している。この言葉はいつ話されたか? それは曹操が呂伯奢を殺した後に出た。この物語は蓄積的な経緯がある。まず『三国志』武帝紀より。 卓表太祖為驍騎校尉、欲與計事。太祖乃變易姓名、間行東歸。出關、過中牟、為亭長所疑、執詣縣、邑中或竊識之、為請得解。卓遂殺太后及弘農王。太祖至陳留、散家財、合義兵、將以誅卓。 ここでこの文章の説明。 (レジュメには「出關(虎牢關)」ってなっているけど、この時代、虎牢關の記述はないよな) このとき、曹操は中牟から直接、陳留に行ったから成皋によってないので、実は呂伯奢に会うことはなかった。 (※講義後、げんりゅうさんは「成皋呂伯奢」の成皋が住んでいるところなのか出身地なのかが肝、とおっしゃっていた。なるほど) しかし注の中では呂伯奢という人が出てきた。まず三つの書籍を引用した。王沈の『魏書』、郭頒の『世語』、孫盛の『雑記』。具体的な記載の話にうつる。 王沈の『魏書』から。 太祖以卓終必覆敗、遂不就拜、逃歸郷里。從數騎過故人成皋呂伯奢;伯奢不在、其子與賓客共劫太祖、取馬及物、太祖手刃撃殺數人。 これを読んでいく。 ここでは七つ注意すべき点がある。第一に曹操は何人かつれていた。同行者はどんな人か書いていない。第二に呂伯奢は単なる「故人」(旧友)。それほど親しくない。第三に曹操は呂伯奢本人に会っていない。第四に息子は何人かは書いていない。第五に息子たちがどう招いたかかいていない。第六に息子たちがまず曹操に悪意の行動をとった。第七に曹操は人を殺した。人殺しは仕方なく起こした。曹操が具体的に誰を殺したか、書いてない(息子が殺されたか不明)。 次に郭頒の『世語』より。 太祖過伯奢。伯奢出行、五子皆在、備賓主禮。太祖自以背卓命、疑其圖己、手劍夜殺八人而去。 やっぱりまずこれを読む。 ここでは『魏書』と同じ点が二つある。第一に曹操は呂伯奢にあっていない。第二に人を殺したことは同じだが誰かはわからない。 ここでは六つの注意する点がある。第一に曹操の同行者がいない。第二に曹操と呂伯奢の関係が不明。第三に呂伯奢の息子が五人居る。第四に息子たちは曹操を好意を持って招待した。第五に曹操は根拠なく疑い、悪意を持った。第六に曹操は全部で八人を殺した。しかし八人の中に息子が入っているかどうか不明。 次に孫盛の『雑記』より 太祖聞其食器聲、以為圖己、遂夜殺之。既而悽愴曰:「寧我負人、毋人負我!」遂行。 やっぱりこれを読む。これは前二つの書物を補う形となっている。 呂伯奢の息子たちはどのように曹操に対して行動をとったか。はっきりした記述はない。どうして曹操は疑うにいたったか等、書かれている。最後の方は曹操の内心や本質が鋭く読者の前へ表した。 三つの書物は異なる立場を持っている。この三つは共に三国演義の素材。 比較すれば孫盛の『雑記』が最も良い。鋭く深みがある。郭頒の『世語』がその次で、王沈の『魏書』が一番下。 『魏書』は曹操の悪いところを隠そうとして呂伯奢に悪意ある中傷をしている。羅貫中はその恣意を参考にしつつ創造的改造をした。創作の課程の中、検証しつつ省いたところもある。羅貫中の創作に三つある。 第一に羅貫中は名のある人物を付け加えた。それは陳宮。陳宮は二つの役割を持つ。一つは曹操の救援者。もう一つは逃亡中の曹操の同行者。陳宮が質問し曹操が答えるシーンでそこで羅貫中は曹操の内心を見せている。 第二に羅貫中は曹操と呂伯奢の関係を変えた。呂伯奢は曹操の旧友ではなく、曹操のお父さんの義兄弟にした。これで曹操と呂伯奢がかなり親しい間柄になる。呂伯奢が曹操に悪意を持つことをありえなくした。この設定で曹操の立場をより背徳的にした。呂伯奢がお酒を買いに行く必然性がでる。 第三に羅貫中は二つの細かいシーンを付け加えた。一つは一家を殺した後に曹操は台所で殺される豚を見るシーン。ここで読者は本当のことを知る。実は一家は曹操を殺すのではなく豚を殺して曹操をもてなそうとしていた。もう一つは、曹操は帰ってくる呂伯奢と会い、呂伯奢を殺した。曹操は間違えて八人を殺し後悔することもなくさらに老人(呂伯奢、父の義兄弟)を殺した。これにより疑い深く、自己主義で、奸心が多くて、毒が多く、残虐な曹操の性格がよく描写された。 まとめると曹操が呂伯奢を殺したシーンは羅貫中の最も優れた描写であって、羅貫中は曹操という人物の性格を描写するのに最も重要なシーンである。 劉先生は蓄積的作品であればこれほどすばらしい作品にならないと思い、大衆による作品でも同様に思う。偉大な作品は必ず偉大な作家によるものだ。 それから司会によるまとめがおわり、大学院生が会場の片づけに入る。 とりあえず我々はオフ会へと向かった。 ・2006年7月29日「三国志シンポジウム」便乗オフ会 http://cte.main.jp/newsch/article.php/389
: 清岡美津夫
2006年8月20日(日) 19:31 JST
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989.
株式会社コーエーネットの完全子会社化
SLG『三國志』シリーズや『真・三國無双』シリーズなど三国志を題材としたゲームを出している会社でお馴染みの株式会社コーエー。その卸子会社に株式会社コーエーネットがある。 (※ポータルサイトのGAMECITYってコーエーネットが作ったとは今、気付いた) ・株式会社コーエーネット ホームページ http://www.koeinet.co.jp/ 上記、株式会社コーエーネットのIR情報(プレスリリースのところ)によると、2008年6月19日の株式会社コーエーネットの第16回定時株主総会で承認されれば、2008年8月1日から株式会社コーエーネットは株式会社コーエーの株式交換完全子会社になるという。 株式会社コーエーは東証第一部に上場しており(コード番号 9654)、株式会社コーエーネットはJASDAQに上場している(コード番号 2697)。 完全子会社になれば株式会社コーエーネットは上場廃止(2008年7月28日予定)され、それに伴い、株式会社コーエーネット普通株式1株に対し、株式会社コーエー普通株式90株が割当てられ交付される。 株式会社コーエーの1単元は100株なので、例えば株式会社コーエーネット1株だと単元未満になるということになり取引所市場において売却できなくなるが、これについては8月1日以降、株式会社コーエーによる単元未満株式の買取り制度(単元未満株式の売却)を利用できるとのこと。 ※追加関連記事 テクモとコーエーが経営統合に向けて協議開始
: 清岡美津夫
2008年6月 6日(金) 00:03 JST
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一騎当千DVD-BOX
※関連記事 一騎当千 XROSS IMPACT(2010年4月28日) ネットで上記関連記事の取材している過程で知ったこと。 三国時代の人物の宿命を受け継ぎ現代に生まれた人物たちが格闘を繰り広げる漫画、塩崎雄二/著『一騎当千』は三回アニメ化された上に、三回ゲーム化され(うち一回は発売予定)、二回パチスロ化されていて(うち一回は導入予定)、それぞれ関わる会社はワニブックス、メディアファクトリー、マーベラスエンターテインメント、タイヨーとなっている。 そのうち、下記、メディアファクトリーのサイトを見ていると、第2期と第3期のアニメがDVD-BOXで発売されるという。 ・株式会社メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/ 上記サイトによると、2009年12月22日に『一騎当千 Doragon Destiny DVD-BOX』(ZMSZ-5170)が18900円で発売し、2010年3月25日に『一騎当千 Great Guardians DVD-BOX』(ZMSZ-5180)が18900円で発売し、それぞれ公式ページが下記のようにある。 ・一騎当千 DD DVD-BOX http://www.ikkitousen.com/dvdbox_dd.html ・一騎当千 GG DVD-BOX http://www.ikkitousen.com/dvdbox_gg.html ※関連記事 2007年2月26日「一騎当千Dragon Destiny」放送 一騎当千関連情報 ※追記 一騎当千 XTREME XECUTOR(2010年4月12日) ※追記 AT-Xでアニメ『一騎当千』平日一挙放送(2010年7月23日-) ※追記 一騎当千 Blu-ray BOX(2011年5月25日) ※追記 一騎当ちぇん!?(2011年8月26日-10月26日) ※追記 僕らの三国志大全(2012年12月13日)
: 清岡美津夫
2009年11月22日(日) 01:14 JST
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