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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 961 - 990 / 6749 件 (0.0662 秒). 検索条件の修正

961. 三国志フェス2011リンク集
・三国志フェス 2011年9月10日開催 http://3fes.sangokushi-forum.com/2011/ ※関連記事 三国志フェス2011(2011年9月10日) ※追記 「三国志フェス2012」開催見送り ※追記 三国志フェス2013(横浜2013年9月28日) 上記リンク先にある「三国志フェス2011」もう閉会から一ヶ月経ったことだし、別件で集めたリンクを載せる。mixiやFacebook等のSNSでアカウントがないと見れないのは省く。

962. まとめメモ:『三国志大戦』ネットワーク大会
 アーケードゲームの『三国志大戦』はそのチャネルを活かし、消費刺激策としてか、定期的に、メーカーの言うところの「ネットワーク大会」を開催している。これは『三国志大戦』が設置されていれば全国のどのアミューズメント施設からでも参加できる大会だ。 ・三国志大戦3公式ウェブサイト http://www.sangokushi-taisen.com/ ※参照記事  2005年3月15日「三国志大戦」稼働開始  2006年5月24日 三国志大戦2稼働&公式サイトリニューアル  『三国志大戦3』稼働開始(2007年12月13日)  「三国志大戦3 ~蒼天の龍脈~」稼働開始(2008年9月18日) ※追記 まとめメモ:『三国志大戦』対戦イベント ※追記 まとめメモ:『三国志大戦』キャンペーン ※追記 三国志キングダム(GREE2011年9月7日-2012年7月31日) ※追記 十大三国志ニュース2012 前編  その大会は具体的にはどうかというと、上記公式サイトから下記へ引用することで説明の代わりとする。大抵、これにデッキ(つまり手持ちのカードのグループのこと)への限定が加わる --引用開始--------------------------------------------------------- 大会モードは通常の全国対戦を行いながら、対戦相手の持つ「玉璽の欠片」を集めていき天下統一を目指すモードです。 --引用終了---------------------------------------------------------

963. 古貨幣・古札 画像データベース(東京大学大学院経済学研究科所蔵)
※関連記事 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館) たまたま見かけたので記事に。「三国志ニュース」内では上記関連記事のシリーズといったところ。 下記のように東京大学大学院経済学研究科所蔵の「古貨幣・古札 画像データベース【試行版】」が2007年3月から公開されている。「関連文献」についても書かれてあって、一部公開されている。 ・古貨幣・古札画像データベース http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/shiryo/kahei.html データベースで「発行地」を「後漢」「蜀」「呉」で検索するといろいろ出てくる。後漢から五銖、蜀から直百五銖、直百、蜀五銖、呉から大泉五百、大泉当千、大泉二千。保存状態が様々なので、そこらへん注意して見るとよい。材質が青銅ではなく鉄のもある。

964. 三サポ板五周年記念オフ会(2008年6月1日)
※前記事 赤兎馬Presents「三国志の宴3」第3部レポ  2003年5月16日に「三国志ファンのためのサポート掲示板」というネット上の三国志関連の共同掲示板を設立し、おかげさまで大きな問題に直面することもなく2008年5月16日に五周年を迎えた。 ・三国志ファンのためのサポート掲示板(通称「三サポ板」) http://cte.main.jp/ ※関連記事  2005年5月16日「三国志ファンのためのサポート掲示板」開設二周年  2006年5月16日「三国志ファンのためのサポート掲示板」開設三周年 ※追記 プチオフ会(東京、2008年9月13日夜) ※追記 サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?  それを記念するという名目で、単に清岡がイベントを見に折角、東京に来たのだからオフ会を2008年6月1日に開催しようということになる。というわけで「三サポ板」にて下記のリンク先のように開催を呼び掛け、当日を迎える。 ・2008年6月1日 三サポ板五周年記念オフ会 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3095 ●オフ会目次(※記事ができ次第リンクを張る予定)  立川中華街  大三国志展(物語でたどる三国志)  大三国志展(出土品でたどる三国志)  カラオケルーム  オフ会のレポに行く前に三サポ板について。  掲示板、つまりコミュニティであるけど、最近、ネット上の交流の場よりも、『三国志』関連の知識アーカイブとして常連さんにも一見さんにも重視されている節がある。ゲーム等、エンターテイメントを扱っていないせいか意外とネットを使う三国志ファンに知られていない掲示板だ。  とは言ってももちろんこの五年間、きっちり交流の場としての役割を担っており、場合によってはネットを飛び出しオフ会も開かれることがしばしばあった。自分でもどんなことをしたか忘れがちなので、三国志ニュースの記事を優先し、以下にリストアップする。 2004年8月14日 山口三国志城紀行(※個人の日記) 2005年7月31日 三国志シンポジウムあわせのプチオフ会(※個人の日記) 2005年9月3日 三国志納涼オフ会in東京 2005年12月17日 三国志忘年オフ会in東京(仮) 2006年2月18日 「長江の流れは緩やかに見えて」あわせのプチオフ会 2006年2月19日 「長江の流れは緩やかに見えて」あわせのプチオフ会 2006年3月11日 「第二回 TOKYO 漢籍 SEMINAR」あわせのプチオフ会 2006年7月29日 「三国志シンポジウム」便乗オフ会 2006年9月17日 長沙呉簡の世界あわせのプチオフ会(※三サポ板) 2007年2月17日 三国志ファンのための新年会2007 2007年5月26日 プチオフ会 2007年7月28日 便乗プチオフ会  便乗ものやプチオフ会が多いけど、結構、頻繁にやっている。一つ以外、全部、関東だね。 ※次記事 立川中華街

965. 太陽の黙示録
 年末年始はひたすらたまったビデオを見ているんだけど、その中の一つに「マンガノゲンバ」ってNHK-BS2の番組があって、2006年12月12日火曜日23:30-0:00放送分をみていた。  そこの「作者ノゲンバ」ってコーナーで番組の司会の天野ひろゆきさんが漫画家のかわぐちかいじさんの仕事場を訪ねインタビューやらを行う。その話の中心が今、連載中の「太陽の黙示録」って漫画。  VTRでその漫画のストーリーを説明している。2002年夏に大地震が起り、それは大阪・京都・奈良が海に沈み、琵琶湖を境に本州が分かれるほどの大災害だったため、日本は自力で成り立たなくなった。そこで国連の助けで北日本を中国の統治、南日本のアメリカの統治となる。  その後の2014年を舞台とする物語なんだけど、登場人物は三国演義をモチーフにしているとVTRで説明していた。NHK人形劇三国志の人形の写真と漫画の登場人物が並べられていた。というわけで以下、左側に三国演義、右側に漫画の登場人物を並べてみる      北日本第三代首相 董卓   董藤 卓也      南日本首相補佐官 曹操   宗方 操 劉備玄徳 柳 舷一郎 関羽   羽田遼太郎 張飛   張  それでインタビューで三国演義をモチーフにしている話題になり、今後の展開にふれられると、かわぐち先生曰く   三国志のファンの人がこうなるだろうああなるだろうと予想を立てますけど   それを大きくは裏切らないだろうけどちっちゃくは裏切る とのこと。  また、まだ孔明が出てきていないって話題については、かわぐち先生曰く まだ孔明がでてきてないですからね。 男か女かわからないですから とのこと。  下記リンクによるともうアニメ化されているみたいだね。 ・「太陽の黙示録」公式ホームページ http://www.taiyoo.net/ <1月18日追記> サイト「火間虫入道」によると、最新号では孫市権作と周真瑜が語り合っているとかで。宗方操との対決の算段でもしているんだろうか。 http://hima.que.ne.jp/logcp/log200701a.shtml#20070115

966. 『覇-LORD-』13集(2008年8月29日)
別に追っかけているとかじゃなくて「覇-LORD- 13巻 発売日」とかよく検索されるので。 発売日などを知ろうとこの記事へ検索で来られた方は『覇-LORD-』の出版元の小学館のサイトで発売予定をチェックする方法を覚えていただけると幸い。 ・小学館:コミック http://comics.shogakukan.co.jp/ ・ビッグコミックスペリオール http://bc-superior.net/ というわけで毎月第二第四金曜日発売の漫画雑誌『ビッグコミックスペリオール』で連載中の三国志漫画、武論尊/原作・池上遼一/作画『覇-LORD-』の単行本13集が2008年8月29日に550円で発売とのこと (※関係ないけど、台湾版のタイトルは『超三国志 覇』なんだね) ※前巻 『覇-LORD-』12集(2008年5月30日) ※次巻 『覇-LORD-』14集(2008年11月28日) ※関連記事 『マンガノゲンバ』で『覇-LORD-』

967. 歴史人別冊 完全保存版 三国志の真実(2011年9月29日)
・KK ベストセラーズ || ON LINE http://www.kk-bestsellers.com/ 上記サイトの「雑誌販売予定表」を見ると、KK ベストセラーズより2011年9月29日に『歴史人別冊 完全保存版 三国志の真実』(ベストムックシリーズ 29)が680円で発売するという。別冊となっているのは元々、月刊の『歴史人』という雑誌があって、下記がその公式サイト。 ・歴史人公式ホームページ|歴史人 http://www.rekishijin.jp/

968. メモ:三国志フェス2011が始まるまで(2011年9月9日)
※関連記事 三国志フェス2013(横浜2013年9月28日)  上記バナーのサイトや上記関連記事にあるように、2013年9月28日に横山で「三国志フェス2013」が開催される。昨年は下記関連記事にあるように、スピンオフの2012年10月13日開催「Mini三国志フェス in レキシズルスペース」をカウントしなければ2年ぶりの開催となる。 ※関連記事 ノート:Mini三国志フェス in レキシズルスペース(2012年10月13日)  その2年前の「三国志フェス2011」については下記関連記事のように「三国志ニュース」にてリンク集を作ったものの、レポートやメモの類は、いつもにも増してあまりにも個人よりになりすぎてしまったこともあり個人サイトに掲載したものの、すっかり「三国志ニュース」の記事にする機会を逸していた。 ※関連記事 三国志フェス2011リンク集 ・三国志フェス2011関連 (※個人サイトの雑記) http://cte.main.jp/sunshi/2011/0909.html  一応、上記の雑記の末尾に「次回の三国志フェスの開催が決まり、それに日が近付けば、PRの意味でもこれらを三国志ニュースに移植する可能性あり」と書いていて、そして今回の「三国志フェス2013」の開催が決まって、そして開催まで一ヶ月余り前となった。

969. 新北京プロレス新木場大会 全対戦カード発表
何か検索ワードが多いなと思ったら、昨日、DDTプロレスリングのサイトで2008年2月7日木曜日にある「新北京プロレス Japan Tour 2008 新春興行」の全対戦カード発表があったみたいだ。 ・DDT XXXch Official Web http://www.ddtpro.com/ <関連記事> ・2008年2月7日(木)新北京プロレス Japan Tour 2008 新春興行 http://cte.main.jp/newsch/article.php/755 ・2007年6月6日 新北京プロレス Japan Tour 2007 http://cte.main.jp/newsch/article.php/617 ※次回 新北京プロレス Japan Tour 2009 in SHINJUKUFACE(2009年1月11日)

970. 魏志倭人伝の考古学 邪馬台国への道(2009年4月)
※関連記事 書羅盤より2009年2月発売の書籍 上記記事で紹介した、メールマガジン『書羅盤・チャイナブックナビゲーター』の2009年第7号(総190号)(2009年4月30日発行)で知ったこと(2/4)。 学生社より2009年4月に西谷 正/著『魏志倭人伝の考古学 邪馬台国への道』(ISBN978-4-311-30072-1)が5400円で発売したとのこと。 ・学生社 http://www.gakusei.co.jp/ というわけで上記サイトより該当書籍の紹介を下記へ引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- 魏志倭人伝の考古学 西谷 正 著 本体5,400円 魏志倭人伝から邪馬台国を解く!魏の帯方郡から邪馬台国へ至る対馬・一支・末盧・伊都・奴・狗奴等の過去及び最新の考古学調査を詳細に紹介した邪馬台国解明の決定版 ISBN978-4-311-30072-1  384頁  A5判 2009.4 --引用終了--------------------------------------------------------- あと同じページに下記のような予告があったので引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- 5月下旬刊行予定 ●纒向遺跡で卑弥呼の時代の建物群跡   発見!邪馬台国の宮殿か? --引用終了--------------------------------------------------------- ※追記 リンク:卑弥呼の墓 ※追記 『たかじんのそこまで言って委員会』で「邪馬台国」(2009年7月19日) ※追記 『照英にっぽん一人旅』邪馬台国伝説の地で歴史ロマン~伊都国~ ※追記 三国志の時代―2・3世紀の東アジア―(2012年4月21日-6月17日)

971. 『雲漢遥かに』3巻『火鳳燎原』9巻(2009年12月22日)
※関連記事 コミックヒストリア(2009年11月26日)  上記関連記事にあるように、『コミック三国志マガジン』WEB版の漫画作品が一部、引き継がれた形で、Yahoo!コミック無料マガジンコーナー内にて歴史コミックWEBマガジン『コミックヒストリア』が2009年11月26日に創刊された。 ・コミックフラッパー.com|コミックヒストリア最新情報 http://www.comic-flapper.com/histria.html ・コミックヒストリア  (※Yahoo!コミック内) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/historia_0001.html  11月26日更新分として『雲漢遥かに』、『STOP! 劉備くん!』、『三国志群雄伝 火鳳燎原』、『三国志群雄伝 火鳳燎原』ダイジェストが公開されていて、上記情報ページを見ると、『魏志 文帝紀 建安マエストロ!』も公開予定みたいだね。  それでYahoo!コミック内のそれぞれの作品ページを見ると、『雲漢遥かに』3巻、『三国志群雄伝 火鳳燎原』9巻が2009年12月22日に発売されるという。 ※前巻  雲漢遥かに 2巻(2008年3月23日)  三国志群雄伝 火鳳燎原 8巻(2009年3月23日) ※追記 SANGOKU CHAOS ~三国CHAOS~(2010年10月15日) ※追記 九州三国志忘年会(2013年12月29日)

972. 吉川晃司が語る!今こそ学ぶ三国志(2010年12月26日)
※関連記事 三国志 Three Kingdoms 群雄割拠(BSフジ2011年1月10日-) 「期待のホープ」「最高のベストタイム」のような重語表現を伴う邦題のネーミングセンスでお馴染みのドラマ『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』、そういや「スリー・キングダムス」といったカタカナ表記を見たことないがSEO的にどうなんだろ)だけど、上記関連記事で書いたようにオフィシャルブログができて、そのRSSフィードを利用することで重い公式サイトのアクセスを回避できるので、早速、それが役に立つ。 ・三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/ ・吉川晃司さん(その2)  (※上記ブログ記事) http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/51814738.html 上記ブログ記事にあるように、フジテレビ2010年12月26日日曜日3:20-3:50(つまり土曜日深夜27:20-27:50)の枠で『吉川晃司が語る!今こそ学ぶ三国志』という番組が放送されるという。フジテレビのサイト内に下記ページのように番組用ページがある。関西テレビとか系列局にネットされるかどうかは未確認。※追記。少なくとも同時刻には関西テレビでの放送はないようだ。 ・フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/ ・吉川晃司が語る!今こそ学ぶ三国志 - フジテレビ http://www.fujitv.co.jp/b_hp/101225sangokushi/

973. 立命館大学の入試で三国志関連
タレコミ情報が来たので記事に。 立命館大学入試問題の「A方式」の「世界史」で三国志に関係する問題が出たとのこと。詳しい内容は下記の読売新聞の「大学入試速報」にて。 ・大学入試速報(読売新聞) http://nyushi.yomiuri.co.jp/nyushi/ ※関連記事 ・早稲田大学の入試で三国志関連 http://cte.main.jp/newsch/article.php/827 ・センター試験での三国志関連 http://cte.main.jp/newsch/article.php/800 ・黄巾inセンター試験 http://cte.main.jp/newsch/article.php/486 ※追記 立命館大学の入試で司馬師鍾毓

974. 「東アジアの出土資料と交通論」ノート1(2008年10月12日)
※前記事 「魏晋南北朝史と石刻史料研究の新展開」ノート3(2008年9月14日) ※関連記事 公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」(2008年10月11日12日) ※追記 国際シンポジウム「三国時代・魏の世界―曹操高陵の発見とその意義―」(2010年11月27日28日)  上記の関連記事にあるように2008年10月11日12日に愛媛大学で公開シンポジウム「東アジアの出土資料と交通論」が行われるということで足を運ぶ。  当日はちょうど「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」の利用期間なので、12日の午前中を狙って11日丸一日かけて愛媛大学のある愛媛県松山市へと向かう。初めて行く土地で、車窓を楽しんでいたので、 図書館から借りた『漢代の地方官吏と地域社会』をほとんど読み進められなかったが。  松山はコンパクトにまとまった街で、市電と徒歩でホテル、観光地や繁華街などほとんどカバーできた。しかも市電はどこでも150円で一日券が300円という安さ。ただ市電の終電が早いことは玉にきずだけどね。  12日朝、市電に乗り込み、いざ会場となる愛媛大学へ向かう。 ・愛媛大学 http://www.ehime-u.ac.jp/  9時前、会場となる建物の愛媛大学法文学部に到着する。その出入り口のど真ん中には写真のように犬がうつ伏せに寝そべって、こちらに無関心な様子で建物の入口の前でくつろいでいた(笑)。  エレベータに乗り込み8階に上がり、東側にある大会議室へ。西の入口でレジュメを貰う。  東の壁にスクリーンがあって、そこが演壇となる。席が東に向かって配置されているのではなく、写真にあるように会議室の名の通り、南北で交互に向かい合わせになるような席と机の配置となっている。清岡はスクリーンが見えるように北側南向きの席に座り、開始を待つ。 ●10月12日:研究発表―午前の部(午前9時~12時)  ※以下、頭に「●」をつけた一行はプログラムからの写し  9:06開始。  前日「中国古代の簡牘と記録簡―日本古代木簡との比較―」のご講演をされていた藤田勝久先生が司会として立たれる。ここで王子今先生は渡航手続の関係上、来日できなかったとアナウンスされる。その代わり、三番目に黄 暁芬先生の「秦直道の調査と研究」というご報告をされるそうな。 ※追記 中国古代国家と社会システム(2009年9月25日) ●王子今氏(中国・中国人民大学)「中国古代交通システムの特徴―秦漢出土資料を中心として―」  藤田先生が急遽、作成した資料「中国古代の出土資料と交通論」を元に簡単な説明がされるとのこと。 ○1、中国古代交通史の研究  ※以下、頭に「○」をつけた一行はレジュメからの写し  白寿彝『中国交通史』(1975)は交通区域とか都会とか道路とか、制度史のような形で書かれた。その他、いくつか書かれ漢代だと譚宗義『漢代国内陸路交通考』(1967)、唐代だと厳耕望『唐代交通図考』(1985-1986)など交通路線の問題、それから交通施設の問題など、文献学を中心とした研究。  王子今『秦漢交通史考』(1994)は手に入るものの中で、一番、ベーシックなもの(レジュメでは目次が書かれている)。王子今先生の考えによると交通システムは統一国家を維持するためのものとのこと。秦漢時代に空前の発達を遂げた。秦漢交通史に重要性がある。社会生産の発展は交通の発達と維持を必要とする。交通網の分布、密度、効率は文化圏の範囲と規模を決定する。『秦漢交通史考』はこの当時、発見された出土史料画像史料をも含め概説されている。考察の対象としては狭い意味では人と物の空間、広い意味では通信など伝達方式も意識されている。考察の対象として、交通発展の現象と規律、社会文化面に対する作用を扱う。実際には制度、交通路とか橋とか乗り物とかが社会にどのように関わるか網羅的に扱う。  今回、王子今先生が発表するにあたり、予めどのような内容なのか聴いており、それがレジュメに書かれている「1交通条件と皇帝権、2交通施設と国家の政治、3交通路と国家の建設、4交通道路と軍事化」という目次に当たる。王子今先生には機会を改めて松山で発表してもらう予定とのこと。 ○2、人びとの移動と出土資料:文字資料と口頭伝達  人びとの移動としてどんな資料があるか。藤田先生は昔、『司馬遷の旅』(中公新書、2003)という本を書き、司馬遷は武帝と巡行したりと中国の三分の二を旅行している。交通史の研究が少ないので実際、どうかわからない、と。その本では「余論」として「漢代の旅行事情」として書いて、その時に調べてわかったことがある。つまり中国の交通史の研究は進んでなくて、よくわからないということがよくわかった。  レジュメの右側にいくつか項目を挙げている。それらは中国ではどんな人々が移動しているか、そんな移動を示す出土資料にはどういったものがあるか、そういったものを対象として研究を進んでいけば貢献できるのではないか。  「1)皇帝の巡狩」。一番有名なのに秦始皇帝の天下巡行がある。それを示すものに「刻石」がある。「2)中央の官僚、官吏」「3)地方の官僚、官吏」。従来から研究されている。「4)軍隊とその組織」。王子今先生も注目されている。軍事目的で移動したり辺境の防衛や徙民に関連する資料もある。「5)公的な労働」。単に物資を輸送させるだけではなく、土木建設、例えば皇帝陵墓作るためかり出されるとか。各地への軍需物資の移動の資料の一つに、今日、発表で触れられる「里耶秦漢」などがある。「6)学者、客、一般民など」。思想家、占いをする者、技術者など。 ○3、交通の施設と交通システム  一番考えられるのは「1)公的な城郭、交通・軍事の施設」、こういうハード面がある。出土資料そのものだけではなく近年、遺跡の調査もある。「2)交通システムと規定」について例えば睡虎地秦簡や張家山漢簡には「行書律」「伝食律」などの職業規定が出てきている。また通行書に当たるもの(符、伝、伝信)も資料として増えてきた。  ここで今回の報告の概要が藤田先生により説明される。今回の発表は全て日本語だそうな。 ※次記事 「東アジアの出土資料と交通論」ノート2 ※追記 東アジア出土資料と情報伝達(2011年5月25日) ※追記 日本マンガ学会第13回大会に至るまで(2013年7月4日-) ※追記 中国の歴史をたどる―『三国志』(2014年10月14日-2015年3月10日全6回)

975. 劉備くん 青天の赤壁(2009年4月23日)
遅ればせながら2008年11月22日発売の『劉備くん  それゆけ赤壁オリンピック』を手に取った訳だけど、内容の前に紙質の変わりように驚いた。それより新刊の紹介、以下。 ・Yahoo!コミック http://comics.yahoo.co.jp/ ・Yahoo!コミック(コミック三国志マガジン) http://comics.yahoo.co.jp/magazine/sangokushi_0001.html ・株式会社メディアファクトリー http://www.mediafactory.co.jp/ ・コミック三国志マガジン http://www.comic-flapper.com/sangokushi.html 上記、「Yahoo!コミック(コミック三国志マガジン)」の「STOP! 劉備くん!」のページによると、下記に引用するように新刊の案内があった。 --引用開始--------------------------------------------------------- お知らせ ●白井式三国志コミックス最新巻「劉備くん 青天の赤壁」4月23日発売予定!! --引用終了--------------------------------------------------------- ※関連記事 劉備くん  それゆけ赤壁オリンピック(2008年11月22日) ※追記 コミックヒストリア(2009年11月26日) ※追記 劉備くん 花より三顧(2010年2月23日)

976. 大阪府立中之島図書館貴重書画像データベース
・貴重書画像データベース http://rarebooks.library.pref.osaka.jp/  下記サイトで大阪府立中之島図書館貴重書画像データベース(上記リンク先)のことが紹介されていた。こういうデータベースをネットで利用できるのはありがたい話。 ・虎渓之橋 http://www011.upp.so-net.ne.jp/hu-xi/ ・中之島図書館貴重書画像データベース http://sinology.exblog.jp/5544370/ <7月25日追記> 現在、データベースにアクセスできないようだね。道理で最近、各種機関からのアクセスが続くと思った。 ・貴重書画像データベースにアクセス障害 http://sinology.exblog.jp/5973477/ <10月2日追記> 復旧したようです。 ・貴重書画像データベース復旧 http://sinology.exblog.jp/6464770/ <追記終了>  データベースは今のところ、すべて和本で、「書誌登録数:360件 画像登録数:86090件」とのこと。  まぁ、ここが三国志ニュースだから三国志関連の登録された文献を上げると『後漢書』、『文選』、『赤壁賦』といったところだろう。  あと、上記ブログでも紹介されてあった『君臣図像』には、 ・君臣図像 http://rarebooks.library.pref.osaka.jp/scripts/kt105.asp?kbn=1&kicho_no=356 「君臣」二つの項目があり、二つの冊に分けている。  まず「君」の方。1冊目の24頁に「蜀先主」(劉備)、25頁に「魏太祖」(曹操)、26頁に「呉太祖」(孫権)の肖像画、それぞれ次の頁に解説が添えられている。  次は「臣」の方。2冊目の20頁に「諸葛亮」、21頁に「司馬懿」、22頁に「呂蒙」、23頁に「杜預」の肖像画、同じくそれぞれ次の頁に解説が添えられている。 ※野暮ながら検索対策に書くけど、肖像はもちろん後世の創作。人物画の様式的なところで研究対象にはなってそうだね。 ※過去、紹介した国内の公的機関のデータベース ・レファレンス協同データベース http://cte.main.jp/newsch/article.php/454 ・東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫 http://cte.main.jp/newsch/article.php/253 ・石刻拓本資料(京都大学人文科学研究所所蔵) http://cte.main.jp/newsch/article.php/215 ※追記 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館)

977. 新聞記事『漫画界で「三国志」ブーム』
2005年3月23日の朝日新聞で『漫画界 「三国志」ブーム』というような記事があったそうです。 それで図書館に行って来て読もうかなぁと思っていたら、むじんさんからコメント欄でたれこみ情報があったので関連URLを載せておきます。 ウェブ上(asahi.com)の記事で、『漫画界で「三国志」ブーム 大胆な解釈で新ヒーロー』というのがありました。但し、2005年3月23日の朝日新聞の記事と同じかどうかわからないですが、詳しくて興味深い記事です。 従来からの三国志人気との違いとか、呉の人気の説明とか、「蒼天航路」の跡目争いって表現とか。 www.asahi.com ↑「asahi.com」→(ページの右の列の)「中国特集」→「特集」(3月29日付け) www.asahi.com/world/china/news/TKY200503290218.html ↑特集『漫画界で「三国志」ブーム 大胆な解釈で新ヒーロー』 ※asahi.comの「リンクについて」を読むとリンクを張る際は一々、お知らせするように書かれているので、今回、リンクせず、URLを載せておきました。

978. 久慈秋まつり 巽町山車組(2017年9月15日-17日)
※前の記事 旋風は江を駆ける(1997年2月1日)  先週の土日とうってかわって、自宅の土日休日。金曜日夜に寝落ちして23時過ぎに目が覚め、ビデオ消化しながらネットと戯れ、4時に寝落ちして7時半に起きるという休日の満喫っぷり。  その過程でTwitterのTime Lineであることを見かけたけど、status主は身バレを気にしていらっしゃったので、あえてリンクせず。その画像ツイートから地名(というか町名)をひろって検索をかけてみると、下記ブログの下記記事にいきあたる。 ・タツミブログ http://tatsumigumi.blogspot.com/ ・タツミブログ: お通りはじめました http://tatsumigumi.blogspot.com/2017/09/blog-post_15.html ・タツミブログ: 平成25年 2013 http://tatsumigumi.blogspot.jp/2017/08/252013.html ※「平成25年 三国志 -飛将 呂布奉先  決戦 虎牢関-」とのこと。というか昭和44年の山車のテーマが「西遊記」ってことでマンガの題材同様ここでも西遊記が先。昭和32年のが「赤胴鈴之助」だから福井英一先生つながりのニアミスか。 ※関連記事 少年三国志(1953年6月-1954年7月)  下記ページによると岩手県久慈市の「久慈秋まつり」は2017年9月14日木曜日前夜祭で、15日金曜日から17日日曜日まで開催されるという。 ・2017 久慈秋まつり開催!! http://www.city.kuji.iwate.jp/kouryuuka/akimatsuri_2017.html  どんなまつりかというと上記ページから下記に引用する。 ━引用開始━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 歴史や歌舞伎の名場面を題材にした絢爛豪華な山車や威勢の良い掛け声で祭りを盛り上げる神輿の合同運行、そして中日には多くの市民団体による郷土芸能が、久慈市の中心市街地をパレードします。各組ごとに違うお囃子にも耳を傾けてみてください。 ━引用終了━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  つまりここでいう「絢爛豪華な山車」の巽町山車組のが今回は「三国志演義」の劉備と五虎将をモチーフにしたもののようだね、写真を見る限り。 ※関連記事  三國祭 山車奉納(5月20日)  リンク:ムーランわからずフジ番組炎上、上海ディズニー特集で「三国志風の山車」。(ナリナリドットコム2016年6月20日)

979. メモ:三国志ジャンルと消費2
 「三国志ニュース」を見て下さっている方にはほとんど関係ない内輪な話なんだけど、今回の記事で「三国志ニュース」における記事の通し番号が1000を迎えることになる。但し、欠番は結構あるので、記事が1000報あるというわけではない。  それを記念して、三周年のときに書いたように、「三国志ニュース」の今までの記事を振り返るみたいな企画も考えたけど、特にピンと来るのが思い付かなかったので、極々、清岡の個人的なことを書いてお茶を濁してしまおう。個人的な話に留めないと角が立つってのもあるけど(笑) ・蒼天三国志blog http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/ ・thinking 2008 http://blog.livedoor.jp/arrow12ds/archives/51452120.html  上記ブログ記事に刺激を受けてあれこれ三国志ジャンルのことを考えていた。中でも「二次創作」というキーワードに反応してしまう。  「二次創作」とは、ある創作物(作品)からキャラクターや設定などの要素を抜き出して来て、それらを自らの創作物において使用する創作のことを指す。時には複数の創作物から要素を抽出する場合もある。  こう書くと中には何かまとまった作品を想像される方もおられるだろうが、多くの二次創作物は一次創作がある前提(受け手が一次創作を知っている前提)で成り立っており、そのため、すでに一次創作で出ているキャラクターの性格や設定などの要素を説明する必要はなく、結果的にそれ自体が独立していない断片的なものとなりやすい。  以上はもちろん三国志ジャンルに限ったことではなく一般的な話である。余談だけど、「二次創作」は「創作」とあるもののファンにとっては消費の一形態のように清岡は最近、思うようになっている。  上記ブログでは、三国志ファンの間で二次創作が盛り上がっている、と書かれているのかもしれないが、ここは敢えて、流通する最近の三国志関連創作において二次創作的なものが盛り上がっている、と受け止めていこう。  とは言っても流通している作品において前述した二次創作にありがちな「それ自体が独立していない断片的なもの」はほとんどないように清岡は思える。それは単独で流通し消費される前提のものだから他の創作物に依存する訳がないという先入観が清岡にはあって、正しく認識できてない可能性がある。人によって捉え方は違うだろうし、現に仮装士 義さんの見方だと最近の作品は「三国志を知っている前提」のものが多いとのことだ。  ここで話は前提条件に立ち戻る。「三国志関連創作(作品)」と言う以上、『三国志』なり『三国演義』なりをベースにするのだから、二次創作的(あるいは多次創作的)になるのは当たり前だ、と言われそうだけど、ここで清岡が着目しているのはそういうことじゃない。と言うのも、最近の三国志関連創作は『三国志』または『三国演義』以外のところからもキャラクターや設定などの要素を取り出していないか、ということであり、そういう意味で二次創作的な作品が盛り上がっているんじゃないか(流通し消費されているんじゃないか)、ということだ。  『三国志』または『三国演義』以外のところ、というのは何も一つにまとまった特定の作品からとは限らない。それらは他作品に見られるようなナルシストなキャラクター性であったり、異質なデザインであったり、実在するタレントであったり、女性化だったり様々だ。もちろん例えば『BB戦士 三国伝』みたいに、あからさまにまとまった特定の作品(あるいはシリーズ)から抽出するケースもある。  こういった二次創作的な作品が次々と出る最近の三国志ジャンルに清岡は違和感を覚えているんだけど、どうもそれをうまく言語化できずにいた。  とりあえず無理からにでも言語化しようとし「データベース消費」という言葉を借用し、以前、ある記事を書いた。無理からに一気に書いたせいか、どうも書いていくうちに「データベース消費」という言葉の意味がズレてきていた。今、読み返すとそのズレっぷりを恥ずかしく感じ、記事を削除するか訂正するかすれば良いんだけど、前者は惜しく思え、後者は時間的余裕がないということで、そのまま放置しておこう。  とは言え、そのまま三国志ニュース内で「データベース消費」を誤用したままにしておくのも閲覧者に申し訳ないので、下記に定義の書かれた部分を引用しておく。 東浩紀/著『文学環境論集 東浩紀コレクションL』(講談社)P.570より --引用開始--------------------------------------------------------- 「データベース消費」とは、個々の作品やデザインがさまざまな要素に分解されたうえで、作品という単位への顧慮なしに直接に消費され(たとえば原作は読まれないのにキャラクター商品だけは売れ)、ときに消費者の側で再構成されてしまうような消費様式を意味する。 --引用終了---------------------------------------------------------  話を本筋に戻し、清岡の違和感を感じる根元の一つに、制作側はなぜ『三国志』または『三国演義』以外のところから抽出した要素を創作に使うのだろうか、というものがある。すぐに「それはその要素に商業的に成功した実績があるから」と答えが出るんだけど、どうも清岡は割り切れない。  また、そういったところからいろんな要素を取り込むことによって、三国志ジャンルやそのファン層の裾野が広がるだろうが、果たして三国志ジャンルにとって他の影響はないんだろうか。こういったことを清岡自身は下記のように2002年あたりから気にかけいろんなところで話していた。 ※関連記事  2006年3月11日 プチオフ会 新宿編  三国志ファン、コア層こわそう  自戒! ブロマイド小説 (※個人サイト内ページ。2002年6月27日) ※追記 プレ:三国志ニュースの記事が出来るまで  それらの記事を読み直し改めて思うのは、結局、『三国志』『三国演義』以外の要素と抱き合わせのように消費されると、ビギナーは『三国志』『三国演義』の表層だけに目が行き、深いところを知らずにいるままになるんじゃないかということ。いくら抱き合わせで盛り上がったとしても三国志ジャンルの表層で消費サイクルを早めるだけで、ビギナーは容易に三国志ジャンルから離れるのではないかという予想が付く。 ※実名を出した手前、一応フォローとして参照まで下記に記事を挙げておく。 ※参照記事 三国伝年表公開(2007年11月9日)  そういった風潮において再び制作側に目を向けてみると、『三国志』『三国演義』を深く掘り起こそうとする動きよりは、むしろデータベース消費されやすいような製品を進んで出している動きが目立つ。もはやデータベース消費に抵抗できうるような作品性の高い(まとまりのある)ものは目立たなくなっている。ここらへんが1980年代や1990年代の三国志ブームと違い、「今のブームは「幹」になるような作品がない」とされている所以なのかもしれない。 ※参照記事 「ビジネスにおけるキャラクター活用」にて  清岡はこういった近況について、もはや良い悪いを論じるほど熱くなれずにいて、せいぜい消費サイクルの速さに振り回されないように、身の守りを固くし(というより財布の紐を固くし)醒めた目で静観しつつ、独自にやりたいことをやるぐらいだ。そもそも何かを消費するほど、三国志ジャンル内の製品には、清岡にとって魅力的なものはほとんどないんだけどね。  三国志ジャンルがどう転ぼうとも、動物的に消費し続けるファン層以外にも、状況を把握しそれを論じるような、ジャンルを支えるファン層があれば安泰なんだけど、果たしてそんなファン層が支えられるほど居るのか、という疑問も湧く。  ようやく冒頭で書いたように極々、個人的なことに話が戻ってきたんだけど、要はそういった二次創作的な三国志関連創作自体にどうも興味を持てなくなってきているぞ、ということだ。それらが社会や三国志ジャンルにどう影響を与えているかについては未だ興味はあるんだけどね。それは単に表明であって特に非難しているわけではない。  そういった二次創作的なものを省いた場合でも三国志関連創作についても興味が持てなくなってきている。創作物に制作者の創作部分以外に『三国演義』等の後世の創作が混じるとそれを認めた時点で清岡は拒否反応を起こしてしまう。  別に懐かしの「正史派」&「演義派」(SNSのコミュニティの噂を聞くとリバイバルしているのかな?)のどちらかを気取っているわけではなく、その創作が『三国志』ベースであろうとも『三国演義』ベースであろうとも作品の本質とは無関係であることは理屈で解っている。しかし、いざそういった『三国演義』等の後世の創作が混じったものを目の当たりにすると、強い違和感を抱き興醒めしてしまう。例えば、源平の時代に電話を出したり、フランス革命前に革命後の軍服を出したりと敢えてやっている分には気にならないが、「歴史」あるいは『三国志』を題材とした創作と銘打ちながら、何らかの考えに裏打ちされず『三国演義』等の後世の創作からも取材した創作物については違和感を抱く。どうも清岡には、制作側発信側が歴史から取材するより一つのまとまった物語である『三国演義』(挿絵も含め)から取材する方が簡単だと捉え、易きに流れているだけに思えてならない。  『三国演義』は版を重ねるごとに数百年間、改良され続けており、制作側発信側にとって確固たるものかもしれないが、それだけを取材することで『三国志』を取材した創作とは言えない。また、監督が『三国演義』の映画化と言っているのに、配給会社の一つが「『三国志』の完全映画化」と喧伝しているケースもあり、注意する必要がある。その上、『三国志』や『三国演義』を題材にした創作物であるのに、そのまま「三国志」と名付ける、いわゆる自称「三国志」・他称「三国志」にも清岡は注意を向けている。すでにその弊害として、『三国志』が物語であると勘違いしている事例が散見されている。  『三国演義』を含め後世の創作を交えず、三国創作を行おうとすれば、『三国志』やその注以外にも『後漢書』や『晋書』などの史書を当たることもあるだろうし、出土史料と経書類、小学類、制度史類を照らし合わせることもあるだろうし、工具書にも頼ることもあるだろうし、論文を読んで新たな観点を得ることもあるだろう。こういったように後世の創作を取り込まずとも『三国志』を含む歴史関連には、まだまだ消費財として開拓されていない箇所がたくさんあり、充分、魅力的なものも種々あるだろう。こういったことを差し置いて他の時代の方がはるかに魅力的だと三国志ファンを扇動することは自らの無知を表明しているように思える。  随分、長々と書いたけど、そういった現状の三国志関連創作物を消費することよりも、史書の記述や既存の歴史研究を消費財に換えることに今、清岡の興味は向いているということを書きたかっただけだったりする。三国志ニュースでは後者より前者に関係する記事が多く、恐らくブログの性質上、前者の方が相性が良いためだろう。後者に関係する記事は最近では「メモ:東漢人多為舉主行喪制服」や「三国創作のための拝メモ」などあることはあるが少数派となる。  これから先、清岡は後者への活動により多くの時間を割いていきたいため、おそらく三国志ニュースでの清岡による更新はペースダウンすることだろうね。

980. ノート:日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)
・日本マンガ学会 http://www.jsscc.net/ ・日本マンガ学会第12回大会 - http://www.jsscc.net/taikai/12 ※関連記事 日本における三国志マンガの翻案過程(2012年6月23日)  上記のサイト、上記ページ、上記関連記事にあるように、2012年6月23日土曜日(12:45に開会)24日日曜日に明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー(東京都千代田区)にて「日本マンガ学会第12回大会」が開催された。そして「三国志ニュース」として目が行くのは23日土曜日13時からの研究発表の「口頭発表(3) 会場3:11階「1115」教室」の1番目の発表で、それは  陳曦子[同志社大学社会学研究科メディア学専攻]  日本における三国志マンガの翻案過程 というものだ。

981. 井波律子/著『中国の五大小説(上)三国志演義・西遊記』(2008年4月22日)
・岩波書店ホームページ http://www.iwanami.co.jp/ ・中国の五大小説(上) 三国志演義・西遊記 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/6/4311270.html 上記サイトのページによると2008年4月22日に岩波新書で井波律子/著『中国の五大小説(上)三国志演義・西遊記』が出るとのこと。903円。 岩波書店のサイトの紹介ページから以下、引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- 中国の五大小説 (上)  三国志演義・西遊記 井波 律子 ■新赤版 1127 ■体裁=新書判・並製・240頁 ■定価 903円(本体 860円 + 税5%)(未刊) ■2008年4月22日 --引用終了--------------------------------------------------------- ※関連記事  特別企画 三国志の魅力に迫る(月刊「潮」)  書羅盤・チャイナブックナビゲーターの2008年の三国志関連 ※追記 中国人の機智 『世説新語』の世界(2009年12月10日) ※追記 議事録:三国創作における視覚的研究材についての情報交換会(仮題)(2012年7月5日)

982. 「石城の里 三国志城」設立10周年
 山口県光市で「石城の里 三国志城」という資料館が1998年9月13日に設立された。名前の通り、『三国志』や『三国演義』に関する資料を展示する施設であり、そればかりではなく「三国志クイズラリー」、「年忘れ餅つき大会」や「三顧会」など各種イベントも開催されている。  というわけで今日で「石城の里 三国志城」は設立10周年を迎える。 ・石城の里 三国志城 http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/  途中、熊毛郡の旧大和町と旧光市が2004年10月4日に合併し、新しい光市になったため三国志城の住所も変わったぐらいで、この10年色あせることなく健在のようだ。  余談だけど、三国志城近くの看板の類の中には「三国志館」となっているものもあって、「もしかして名前途中で変わったのかな? それとも単なる誤り?」とあれこれ想像してしまう。  私自身は三国志城へ2004年8月15日に初めて訪れたので、その歴史の半分も知らないわけなんだけど、それでも過去、三国志ニュースで様々な記事として取り上げた。 ○過去の三国志城参考記事  中国新聞で三国志コラム  三国志系サイトのオフ会を考えてみた  三国志城食堂メニュー  三国志資料室(山口県の三国志城)(※現三国志ファン文庫)  三国志城の台風災害  三国志城食堂メニュー再び  『三國相承展(さんごくそうしょうてん)』 今秋開催  2005年11月1日「三國相承展」三国志城展示開始  2005年12月 『三国志城に「三顧会」なる会が出来て』(山口県博物館協会 会報第30号)  メモ:コスプレと新聞記事  メモ:三顧会の企画を分類  「JR発足20周年・青春18きっぷ」特別価格8千円(2007.3.1-4.10)  「石城の里 三国志城」最寄りのバス停  光市営バス塩田線で三国志城へ  中国新聞に三顧会の記事2007  山口県三国志城に行くまで(2007年8月13日→14日)  『21世紀エジソン』で三国志ネタ(2007年11月13日放送)  光市営バス束荷線で三国志城へ  朝日新聞に三国志城の記事(2008年6月2日)  毎日新聞地方版に三国志城の記事(2008年7月5日)  ワークショップ via 「大三国志展ブログ」  もちろん三顧会関連の記事も書いている。 ○過去の三顧会参考記事  2004年8月15日 第1回三顧会 ※個人サイトの日記  2005年5月4日 第2回三顧会  2005年8月14日 第3回三顧会  2006年5月4日 第4回三顧会  2006年8月14日 第5回三顧会  2007年5月4日 ...

983. 2005年3月15日「三国志大戦」稼働開始
http://www.sangokushi-taisen.com/ ↑株式会社セガのアーケードゲーム「三国志大戦」公式ウェブサイト 一部店舗でロケテストが行われ、待ちに待たれた「三国志大戦」が2005年3月15日に稼働開始したようです。 それに合わせ、長らく更新されていたなかった「三国志大戦」の公式サイトが2005年3月15日にリニューアルオープンしたようです。 ゲームの詳しいことは上記サイトより。遊び方やらカード紹介やらコンテンツが充実していくみたい。 ※『三国志大戦』関連記事 ・2006年5月24日 三国志大戦2稼働&公式サイトリニューアル http://cte.main.jp/newsch/article.php/343 ・『三国志大戦3』稼働開始(2007年12月13日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/760 ※追記 「三国志大戦」の情報 ※追記 2005年春「三国志大戦」(リアルタイムカードアクション)稼働 ※追記 まとめメモ:『三国志大戦』ネットワーク大会 ※追記 ノート1:三国志学会 第五回大会 ※追記 十大三国志ニュース2012 前編 ※追記 三国志大戦 バージョンアップ停止表明(2014年3月14日)

984. 無双OROCHI2 Special(2012年7月19日)
・コーエーテクモゲームス|GAMECITY http://www.gamecity.ne.jp/ 上記コーエーテクモゲームスのポータルサイト「GAMECITY」の2012年5月10日のNews Releaseによると、2012年7月19日に『無双OROCHI2 Special』(PSP版)が6090円で発売するという。 ・無双OROCHI2 Special http://www.gamecity.ne.jp/orochi2/#psp ※URLが下記のに替わった模様。 http://www.gamecity.ne.jp/orochi2/origin/#psp 名前の通り、下記関連記事にある『無双OROCHI2』(PS3/Xbox360版)のPSPへの移植版だ。このゲームは三国を題材にした『真・三國無双6』の登場人物や舞台設定が含まれている。 ※関連記事 無双OROCHI2(2011年12月22日) ※追記 無双OROCHI2 コンプリートガイド Special対応版(2012年7月下旬) ※追記 コーエーテクモ コスプレコンテスト in TOKYO GAME SHOW 2012(2012年9月23日)

985. メモ:大半の三国創作と二次創作の相似点
※前記事 メモ:歴史漫画における少年漫画と少女漫画との違い  上記記事の続き。  前置きはやはり長くて、主にマンガ/コミックスの国際学術会議について。 ・京都国際マンガミュージアム http://www.kyotomm.jp/ ・国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界」| 京都国際マンガミュージアム http://www.kyotomm.jp/event/study/isc01.php  前記事のように、2009年12月18日から20日まで京都国際マンガミュージアムにて国際学術会議「世界のコミックスとコミックスの世界」が開催された。  この国際学術会議の主催は「京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター」ということなんだけど、共催は「国際交流基金、女性MANGA研究プロジェクト、ドイツ文化センター」ということで、独日の「国際交流」という名目で予算を引っ張ってくる方式は実現の可否はともかく何かと使えそうだ。「三国志」だと中日交流なわけだけど、清岡の狭い見識ではこういう予算の方式はあまり聞いたことがない。「中国文化」全般だと日本の大学にいくつかある孔子学院が真っ先に思い付くのだが。 ・京都国際マンガミュージアムへ。最終日  (※清岡個人の日記) http://cte.main.jp/sunshi/2009/1209.html#20  上記日記にも書いたように、2009年12月20日にはこの国際学術会議以外にも「漢字文献情報処理研究会第十二回大会」という学術催事があって、両者を比較してみると、スタイルの特徴が明確になって興味深いものだった。 ・漢字文献情報処理研究会 ホームページ http://www.jaet.gr.jp/

986. 真・恋姫†無双 一 Blu-ray&DVD(2010年1月6日)
※関連記事 真・恋姫†無双アニメ化決定(2009年10月5日) 上記の記事で、対象年齢18歳以上のゲームの『真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~』がアニメ化されると伝えたんだけど、今どきのアニメ放送よろしくすでにDVD化、Blu-ray化とが予定されている。ポニーキャニオンより2010年1月6日から。 ・ポニーキャニオン http://visual.ponycanyon.co.jp/ ※関連記事 真・恋姫無双ドラマCD 壱(2009年12月16日) ※追記 真・恋姫†無双DVD&Blu-ray関連 ※追記 真・恋姫†無双~乙女大乱~(2010年4月7日) ※追記 AT-Xでアニメ『真・恋姫無双』平日一挙放送(2010年9月14日-) ※追記 真・恋姫†無双 ビジュアルブック四種 あと『恋姫†無双 BD-BOX』(つまりアニメ『恋姫†無双』のBlu-ray BOX)が2009年12月25日に発売される(しかし、値段の数字で遊んでいるけど、寛容な購買層なんだね・汗)。その情報も併せて、上記サイトから下記へ引用し、まとめてみる。 ・2009.12.25 恋姫†無双 BD-BOX [はわわブルーレイBOXですよ] Blu-ray PCXX-60001 ¥35,940 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 DVDスタンダード版 DVD PCBX-51291 ¥6,090 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 DVD生産限定特装版 DVD PCBX-51182 ¥8,190 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 Blu-rayスタンダード版 Blu-ray PCXX-50025 ¥7,140 ・2010.01.06 真・恋姫†無双 一 Blu-ray生産限定特装版 Blu-ray PCXX-50011 ¥9,240 <追記> ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 DVDスタンダード版 PCBX-51292 ¥6,090 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 DVD初回限定版 PCBX-51183 ¥7,140 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 Blu-rayスタンダード版 PCXX-50026 ¥7,140 ・2010.02.03 真・恋姫†無双 二 Blu-ray初回限定版 PCXX-50012 ¥8,190 <追記> ・2010.03.03 真・恋姫†無双 三 DVDスタンダード版 PCBX-51293 ¥6,090 ・2010.03.03 真・恋姫†無双 三 DVD初回限定版 PCBX-51184 ¥7,140 ・2010.03.03 真・恋姫†無双 ...

987. 龍狼伝 王霸立国編(2016年7月6日-)
・|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス http://www.gmaga.co/ ・龍狼伝 王霸立国編|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス http://www.gmaga.co/comics/ryuoden_ouha/ 上記サイトの上記ページ(および単行本情報)によると、連載されていた山原義人/著「龍狼伝 中原繚乱編」は『月刊少年マガジン』2016年6月号で終了し、次の号の、2016年7月6日発売の8月号から同著「龍狼伝 王霸立国編」の連載が開始されたという。この雑誌によくあるタイトルを少し変えて連載を続けるパターンかな。下記関連記事で触れた、というより前連載の「龍狼伝 中原繚乱編」も「龍狼伝」からの引継ぎだし。 ※関連記事 龍狼伝 中原繚乱編 16巻(2015年11月17日)

988. 第2回三国志学会大会懇親会
<目次>第2回三国志学会大会ノート(2007年7月29日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/679 <前回>第2回三国志学会大会ノート6 http://cte.main.jp/newsch/article.php/690  17時35分、第2回三国志学会大会終了。  その後、清岡はピーターラビットの手提げカバンを貰い、早速、ノートPCを入れてみる。そうするとちょうど(というかギリギリ)入ったのでこれから活用するという予感を持った。  懇親会は18時開始とのことでまだ20分程度余裕があったため、知り合い皆で一階下の書店へ立ち寄る。  その後、懇親会行く組と行かない組に分かれたので、組同士互いに別れの挨拶をし、地下の懇親会会場へと向かう。  知り合いで懇親会に行く組は清岡、KJさん、USHISUKEさん、すでに会場に来ていた、しずかさん。今回は前回の懇親会に比べ知り合いが少ない。 <参照>三国志学会第一回大会懇親会 http://cte.main.jp/newsch/article.php/409  前回、初めのうちは知り合い同士で固まって話をして、場に慣れてきたら、徐々に交流を広げていたが、今回は人数的にそのパターンができそうにないんで、清岡はKJさんの後に着いていく宣言をしていた(笑)  そうすると何故か清岡、KJさん、USHISUKEさんで作戦会議みたいな感じになる(なぜ?・笑)  あと去年の小学生は今年は来てないのかな、なんて話していた(後で聞いた話だと今年も来ていたとの話。その持続力は素晴らしい)  それから三国志学会のサイトで前回の大会の様子が写真で出ていたとか話していた。 ・三国志学会 http://www.daito.ac.jp/sangoku/ ※今、見に行ったら、第2回三国志学会大会の写真もアップされている。初めの発表の会場の写真で150名ぎっしり人が詰まっている様子がわかる。  18時になると、石井先生から食事の場所へ入るように呼び掛け。あと乾杯のための飲み物の準備に対しても。  前回の懇親会と同じくバイキング形式+立食パーティー形式。  清岡たちが着いたテーブルには知り合い以外には、中林先生や福原先生がいらっしゃった。 ○懇親会(午後6時~)  そして懇親会は、狩野直禎先生からの乾杯のご挨拶から始まる。  一同「乾杯!」、そして満場拍手。  早速、清岡は料理を取りに向かっていた。  テーブルに戻るとKJさん、福原先生、しずかさん、USHISUKEさんが話していて、それに耳を傾けていた。KJさんからの地理の話から、福原先生が実際に南陽→新野→襄陽をバスに乗っていったとき、ちょうど新野が中間地点にあったとか、実際に言ってみると土地の実感がわくという話になっていた。さらにしずかさんの大河の意味合い的な話、区切るものか人の流れを促すものかとか。それからKJさんからNPO三国志フォーラムの紹介。  福原先生から『西晋の武帝 司馬炎』(中国歴史人物選3、白帝社)の執筆話。冗談っぽく「書かされた」って表現をされたんで思わず「書かされたんですか?」とツッコミを入れてしまった。どうも司馬炎の伝記を頼まれたそうなんだけど、それだけでは一冊は書けないと思われたらしく(関西弁で「書けるんかな、と思って…」)、結局、司馬懿から書いて、「ポスト三国志」の流れになった。それから(今の)中国のお酒の話からUSHISUKEさんが中国に旅行した話。 ※追記 メモ:『西晉の武帝 司馬炎』  その後はしばし清岡、KJさん、USHISUKEさんでローカルトーク。ウェブと出版とのコラボレーションで成功している事例があるのかな、って話などをしていた。  ここで石井先生からアナウンス。折角、韓国から来て下さったということで李先生からのお話を伺う場となる。  李先生が韓国語がおっしゃって、金先生がそれを日本語に訳すって流れ。  ローカルトークをしていたら、しずかさんがKJさんに客人を連れてくる。どうも「三国検索」を結構、活用している方で、KJさんのことをネットで一方的に知っている方らしい。  その後、中林先生からお酒で倒れた時の武勇伝(?)を伺う。面白すぎ。  『三国志研究入門』を出版している日外アソシエーツ株式会社の小森さんと名刺交換。  その後、会場行脚から戻ってきた、しずかさんを捕まえ、その報告を伺う。  USHISUKEさんは昨年と同様、澤先生とマンツーマン状態で話し込んで居るんで、清岡はKJさんとローカルトーク続行。  そうすると、その二人の元へ石井先生が見知らぬ二人を連れて来る。どうやらサイト「徳本商会」の徳本さんとその知り合いの簡俊さんとのこと。しばしサイト管理の話やネット動向の話、ファン層の興味の移り変わりの話で盛り上がる。サイト管理の話ではサイトの寿命の話をしていたっけ。以前の話題を提供した。  その流れでKJさんから清岡の紹介があって、「長沙走馬楼呉簡 丘について」の課題ネタを振られた。いやさすがに初対面の人にこのネタは引かれるだろうと思いつつ言ってみるとやっぱり引かれ気味だった(笑)。  ここで会長の狩野先生がお帰りというアナウンスがあったので拍手。  サイト管理の話を再開する。簡俊さんから最近の三国志ファン層の興味深い話を伺う。やっぱり三国志大戦がメジャーだよな。  とりあえずKJさんが「NPO三国志フォーラム」はまだNPO法人化されていないんで、「NPO法人三国志フォーラム」ではないので間違わないように、と徳本さんに主張していたところにはなんか妙に笑ってしまった。その流れで「三国志連環」の話。やはりデッドリンクが多いと感じられていると徳本さん。そうだよな、あれはなかなか。  話の流れで簡俊さんとUSHISUKEさんを引き合わせる。そうすると、マンツーマン状態でその後も話していた。 ※追記 ノート6:三国志学会 第五回大会  その後、分かれ、再び会場行脚から戻ってきた、しずかさんを捕まえ、その報告を伺っていた。清岡とKJさんからはネットの知り合いに会った話をする。  てな感じで時計は20時近く。ここで石井先生のアナウンスがあって、最後は福原啓郎先生から締めの挨拶。  最後は第三回に向けてということで一同乾杯と満場拍手で終える。 ...

989. 横山光輝 三国志(キッズステーション、2009年4月5月)
検索ワードで気付いたんだけど、2009年4月21日から5月22日までキッズステーション(CS放送のチャンネル)で『横山光輝 三国志』(アニメ)の放送が土曜日曜を除く毎日二回放送している。 横山光輝/著『三国志』を原作としたアニメ。テレビ東京系で1991年から1992年までやっていたやつね。赤壁の戦いまであるやつ。 ※追記。閲覧者の利便性を考えて、右に同アニメのDVDの商品リンクを張っておく。 ・キッズステーション http://www.kids-station.com/index.html ※関連記事 『横山光輝 三国志』(アニメ)5月5日/5月24日放送開始 ※追記 横山光輝三国志(キッズステーション2009年11月22日以降)

990. メモ:「功次による昇進制度の形成」
※前記事 メモ:「漢代明經考」  下記関連記事で触れたように、尹湾漢墓簡牘に記載される長吏からも、察挙による就官の事例より功次による昇進の事例の方が多いと確認されたという。 ※関連記事 リンク:「尹湾漢墓簡牘の基礎的研究」  前者の察挙はさらに常科と制科があり、それぞれ孝廉科、賢良・方正科が例として挙げられる。それについては前記事で触れた論文について書かれていた。しかしそれ以外の大半と言われる功次による昇進について私はあまり把握していないので、一度、目を通した論文を再び読んでメモを残す。  論文は一昨年の「2008年度 東洋史研究会大会」で各100円で購入した『東洋史研究』の中にあった分で、ちょうど下記の関連記事(2番目)で触れた論文の次に来る論文だ。 ※関連記事  「魏晋南北朝時代における冠服制度と礼制の変容」ノート  メモ:「秦漢時代の爵と刑罰」 ※追記 リンク:張家山漢簡「史律」に見える任用規定について  その論文は下記のもの。CiNii(国立情報学研究所提供サービス)内のページへのリンクも続けて記す。リンク先で読めるという訳ではないが。 佐藤 達郎「功次による昇進制度の形成」(『東洋史研究』Vol.58 No.4 (200003) pp.673-696 東洋史研究会 ) http://ci.nii.ac.jp/naid/40002660407  この論文が掲載されている『東洋史研究』Vol.54 No.4は下記の東洋史研究会のサイトによると、1500円で購入できるようだ。 ・東洋史研究会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/toyoshi/