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清岡的見解:ねこまんまさんについて http://tinyurl.com/nekonomanma3
よくわかるねこまんまさんの問題行動 pdf
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検索結果

次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 481 - 510 / 6508 件 (0.0311 秒). 検索条件の修正

481. 三国志資料室(山口県の三国志城)
現在、三国志城では三国志に関係する書籍(漫画も含む)の寄贈をつのっている。 その寄贈された書籍を集め、三国志資料室をつくってしまおうという企画だ。 右の写真がその寄贈された書籍。基本の横山光輝三国志などすでにたくさんの書籍があつまっている。 http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/ ↑詳しくは「三国志城」公式サイトの掲示板で。 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=2136 余談だけど、写真中の右の本棚の一番上には絶版になった「三国志研究要覧」(中林史朗・渡邉義浩/著)がある。近くにいた月刀さんを捕まえてその本を見せて、 「この先生がサポ板で月刀さんの質問に答えてくださってましたね」 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1608 なんて茶々を入れていた(笑) 私、清岡は、かぜ江シリーズを寄贈しました。 (写真の左の棚の上の団の左側真ん中寄り)

482. 久保田千太郎/作・園田光慶/画 三国志(1979年6月-1984年12月)
※関連記事 メモ:「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷(2014年6月28日)  上記関連記事で書いたように日本マンガ学会第14回大会にて「「三国志演義」を翻案した少年マンガの1980年代までの変遷」という報告を行って、そこで主に三国マンガ六作品を取り上げた。元々3月末提出の要旨の段階では五作品だったんだけど、  そこから6月末の研究報告までに加わった一作品が何かというと、下記の作品になる。 [4.5]久保田千太郎/作・園田光慶/画『三国志』、1-6、「GLOBAL COMICS」学習研究社、1979年6月-1980年8月発行、B6版相当(19cm)、後に加筆され:1-15、「中国歴史コミック」講談社、1983年7月-1984年12月発行、B6版相当(19cm) ※関連記事 久保田千太郎/作・園田光慶/画『三国志』(講談社漫画文庫)

483. 曹操(プレミア放送2014年1月5日)
放送が二日後と迫っているので、順番を替えて3日にお知らせ。後日、記事の日付を元に戻す。 ※関連記事 三国志 Three Kingdoms(チャンネル銀河2014年1月1日-) 「最強 三国志祭り」が上記関連記事で触れたように2014年1月にチャンネル銀河にて始まる。つまりいろんな三国映像作品を集中的に放送して下さるという三国志ファンにとって有り難い企画で、下記サイトの下記番組ページにあるように、その企画の中心をなすのが2014年2月から本放送が開始されるドラマ『曹操』であり、その先行放送(プレミア放送)が2014年1月5日14時から20時までで第6話まで無料放送されるという。 ・チャンネル銀河 http://www.ch-ginga.jp/ ・日本初 中国大河「曹操」プレミア放送 お年玉キャンペーン対象番組|番組表|チャンネル銀河 http://www.ch-ginga.jp/epg/?program_id=279051 上記ページのタイトルにも書かれているように日本初放送であり、下記関連記事にあるように、2013年9月4日からセールとレンタルでリリースされている。 ※関連記事 曹操(2013年9月4日-) ※追記 2014長崎ランタンフェスティバル(2014年1月31日-2月14日)

484. 十大三国志ニュース2010 後編
というわけで後編。 ※前編 十大三国志ニュース2010 前編 ※中編 十大三国志ニュース2010 中編 ※追記 十大三国志ニュース2011 前編

485. SOUL 覇 第2章 完結(2013年1月11日)
・「覇-LORD-」ビッグコミックスペリオールの三国志漫画 (※「三国志ファンのためのサポート掲示板」内ツリー) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1266 上記のリンク先にあるように武論尊/作・池上遼一/画『覇-LORD-』は小学館より2004年9月10日発売の『ビッグコミック スペリオール』第19号(月に2号発行)より連載が始まった。倭人の燎宇が劉備になりすますという奇抜な筋から始まるマンガだ。 ・ビッグコミックスペリオール http://big-3.jp/bigsuperior/ 順調に連載を重ねたものの、下記関連記事にあるように2011年2月10日発売の同誌第5号の掲載を最後に休載に入り、同年6月10日発売の同誌第13号から連載が再開され、隔号連載に変更される。 ※関連記事 覇-LORD- 連載再開(2011年6月10日) その後、下記関連記事にあるように、2012年2月29日発売の単行本に合わせてか2012年2月10日発売の同誌5号で『SOUL 覇 第2章』と改題され、2012年8月30日にその単行本2集が発売された。 ※関連記事  SOUL 覇 第2章 1集(2012年2月29日)  SOUL 覇 第2章 2集(2012年8月30日) ※追記 SOUL 覇 第2章 3集(2013年3月29日)

486. 2006年4月14日「ふしぎ道士伝 八卦の空」1巻発売
 2004年の月刊ミステリーボニータ8月号から「よみきり」という形でスタートした青木朋先生/作「八卦の空」(スタート時はこのタイトルはなかった。管輅(字、公明)が出てくる漫画)。ようやく2006年4月14日に「ふしぎ道士伝 八卦の空」(ボニータコミックスα)というタイトルで第1巻が発売された。 ・秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/ ・青木朋先生のサイト「青木朋HP++青青」 http://aoki.moo.jp/ ・「八卦の空」単行本1巻(ブログ『青青日記』) http://blog.aoki.moo.jp/?eid=881257 ・ふしぎ道士伝 八卦の空 1(ブログ『青青日記』) http://blog.aoki.moo.jp/?eid=208459 ・書店用POPを描きました(ブログ『青青日記』) http://blog.aoki.moo.jp/?eid=222945 ・台湾版!(ブログ『青青日記』) http://blog.aoki.moo.jp/?eid=639196  いつも月刊ミステリーボニータが置いてある書店では単行本が置いてなかったので休日に梅田の紀伊国屋にて購入。しかし、前もって単行本の厚さが普通の1.5倍って知っていたんだけど、実際見ると、その分厚さに驚く。試しに右の写真のように同じ秋田書店の単行本の「三国志烈伝 破龍」2巻と並べてみると一目瞭然。  表紙は以前の記事に書いたけど玄龍くんピン。裏表紙にいつもの衣装の管ちゃんの絵がはいる。 ・以前の記事 2006年4月6日「八卦の空」(ミステリーボニータ5月号) http://cte.main.jp/newsch/article.php/316  それで今回の収録作品は最後のページにある「[初出一覧]」によると次のようになる。 [初出一覧] 恋火:'04年ミステリーボニータ8月号掲載 玉縁:'04年ミステリーボニータ9月号掲載 妓女と幽鬼:'04年ミステリーボニータ11月号掲載 劉朱姫:'04年ミステリーボニータ12月号掲載 宝鼎の哭声:'05年ミステリーボニータ1月号掲載 洛陽の龍<前編>:'05年ミステリーボニータ4月号掲載 洛陽の龍<中編>:'05年ミステリーボニータ5月号掲載 洛陽の龍<後編>:'05年ミステリーボニータ6月号掲載  元々、このマンガは「八卦の空」というタイトルじゃなくて、秋田書店のサイトを参考にすると、「恋火」と「玉縁」が(よみきり)という扱いでで、「妓女と幽鬼」、「劉朱姫」、「宝鼎の哭声」が『花咲く変幻記』(シリーズ)というシリーズ名で、「洛陽の龍」<前中後編>でようやく今の『八卦の空』(好評連載&シリーズ)ってタイトルが出てくることになる。現在、連載している分は「八卦の空」とだけあり話のタイトルがないので、「妓女と幽鬼」以降の話のタイトルは単行本化の際に付けられたのかな、と想像している。 ・「八卦の空」連載一覧(2004年8月号~2005年11月) http://cte.main.jp/newsch/article.php/193  '05年ミステリーボニータ7月号、8月号には「八卦の空」が掲載されてなく、私は'05年ミステリーボニータ9月号から「八卦の空」を見始めたので、ちょうどこの単行本で全部見たこととなる。  もうその頃には今の主要キャラクターが揃っていたので、どういういきさつでいろんなキャラクターが登場したのか気になっていたんだけど、バッチリ出ていた。管ちゃん&玄龍くんは最初から出ているんだけど、管ちゃんの弟子の劉朱姫はタイトル通り「劉朱姫」で初登場するし、皇帝の近侍の祝英青は「宝鼎の哭声」で初登場、それから今の連載の重要キャラクターの東方朔仙師は「洛陽の龍」<前編>で初登場し、<後編>で管ちゃん&玄龍くんへ後を引くエピソードを残すことになる。  それにしても単行本で知ったんだけど、「洛陽の龍」<前中後編>のように、やっぱり、今、数話連続でやっている巫炎編以外にも一話完結(読み切り)ではない続き物があったんだ、と知る。今の巫炎編もそうだけど、「洛陽の龍」<前中後編>は中だるみせずホント、面白いなぁ。「八卦の空」の私の初見が'05年ミステリーボニータ6月号とか中途半端ではなくて、きりのいい'05年ミステリーボニータ9月号であったことは幸運だった。  感想を書いていくと、雑誌連載時の分×8の文量になるので割愛し、「三国志ニュース」としての見所のポイントを箇条書きにあれこれ少し書く。 ・まず物語の舞台は三国魏の明帝(曹叡)の時代で、場所は洛陽あたり。そういった三国関連のことは設定のみと思っていたら、「宝鼎の哭声」で明帝がでてきたり「洛陽の龍」で当時の洛陽の地図が出てきたり、さらっと三国関連がでてくる。 ・三国志を作品の題材につかわれる場合、過去、戦争や勢力争いに主眼を置きがちになってしまうため、やたら戦乱の世であることを強調したり国同士の敵対の描写がよくでてきがちだけど、この漫画ではそういった描写が少なく、治世下の話で個人的に好感が持てる。「洛陽の龍」で他国(呉)のことが出てきてそういや三国時代の話だったな、と気付くぐらいで個人的に程良い仕上がり。 ・当時の文物があれこれマンガに取り入れられていて、画像石とか俑とかそっち方面のファンには嬉しい限り(例えば、杯、今で言うところの「耳杯」で玄龍くんが酒を飲んでいたり)。ただ漢代~三国時代の表現手法や画像関連の資料数の少なさからかなり想像に寄らないといけないという苦労が伺えるし、実際、公式サイトを見ていると試行錯誤のあとが見られる。 ・2006年9月15日「ふしぎ道士伝 八卦の空」2巻発売 http://cte.main.jp/newsch/article.php/414 ※追記 三国志ジョーカー 第3巻(2011年8月16日)

487. 2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」第1部
・「三国志の宴2」が始まるまで http://cte.main.jp/newsch/article.php/610  会場は新宿、林ビル地下2階のロフトプラスワン。観客席はすでに満員御礼(というか前売り券でソールドアウト)。12時半ごろ。いよいよ赤兎馬Presents「三国志の宴2」が始まる。 ・三国志ブランド「赤兎馬」 http://www.plastic-rouge.com/souten/ ・速報!三国志の宴2開催決定情報 5月27日(日) http://www.plastic-rouge.com/souten/saito/ibe/loft_1_2007.htm ・ロフトプラスワン http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/ ※関連リンク ・2007年5月27日 赤兎馬Presents「三国志の宴2」開催 http://cte.main.jp/newsch/article.php/526 ※追記 人形劇「三国志」川本喜八郎氏特別公演(2009年8月23日) ※追記 三国志感謝祭(2010年10月30日) ※追記 川本 喜八郎 先生 逝去 2010年8月23日 ※追記 三国志フェス2011(2011年9月10日) ※前回の様子は下記USHISUKEさんのブログ参照。 ・三国志漂流 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040 ・イベント『三国志の宴』レポート1 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/2605889#2605889 ・イベント『三国志の宴』レポート2 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/2606180#2606180  舞台に誰か立っていて、まず舞台の壁に掛かっているスクリーンにロフトプラスワンの宣伝VTRを流す。どうやらロフトプラスワン10周年記念とかで「THIS IS LOFT/PLUS ONE~ロフトプラスワン10周年記念映像集~」とか「LOFT/PLUS ONE 10周年記念パンフレット」とかのCM。サブカルチャーの総まとめ的にこの10年がよく現れていて面白そうなDVDだ。その後、ロフトプラスワンがどういう会場か紹介しつつ(昨日、明日のイベントやら、どんどん飲み物食べ物頼んでくれとか)、いよいよ開始。  MCが入ってくる。向かって右からDJ急行さん、セラチェン春山さん。満場拍手でお出迎え。「何が幸せってこんな炎天下、天気のいい中、昼間から酒飲みながら三国志の話できるなんてそんなないですよ」と会場を掴んで、今日のイベントの説明。しかし「おもしろ三国志」さんの名前を出すだけで会場が湧くとは(笑) ◆本日の出し物 1部 ・3/25OPEN飯田市「川本喜八郎人形美術館」 ・人形劇三国志裏話 2部 ・おもしろ三国志スーパーライブ(新曲あり) 3部 ・三国志討論会(三国志出版業界人が語る!) ・飛び入りゲストも?! ・大抽選会 ※特別メニューとして芋焼酎の「赤兎馬」が出されるとのこと。  あとは会場にどこの国のファンか聞いたり会場を暖めていく。  それから松本キックさんの入場。拍手。右から二番目に着席。  まず赤兎馬の代表の柄沢さん入場。やっぱり拍手。左から二番目に着席。  柄沢さんが飯田市川本喜八郎人形美術館に行ったときの様子をノートPCとプロジェクターで写真を見せながら、おもしろおかしく説明。飯田市川本喜八郎人形美術館とは川本喜八郎先生の人形が展示されている美術館。川本喜八郎先生とはNHK『人形劇三国志』の人形制作した人形師の方ね。 ...

488. 第9回三顧会前夜祭(2008年8月15日)
※前記事 「ぐっこ どっと ねっと」オフ会(晩餐)  山口県光市で「石城の里 三国志城」という資料館が1998年9月13日に設立された。名前の通り、『三国志』や『三国演義』に関する資料を展示する施設であり、そればかりではなく「三国志クイズラリー」や「年忘れ餅つき大会」など各種イベントも開催されている。 ・石城の里 三国志城 http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/  そんな中、2004年1月3日に三国志城の常連により「三国志城突発オフ会」が行われ、その対象を三国志ファン全般に拡張し、三国志城主催で2004年8月15日に「三顧会」という交流会が開催され、それ以降、年二回のペースで続いている。 ○過去の三顧会参考記事  2004年8月15日 第1回三顧会 ※個人サイトの日記  2005年5月4日 第2回三顧会  2005年8月14日 第3回三顧会  2006年5月4日 第4回三顧会  2006年8月14日 第5回三顧会  2007年5月4日 第6回三顧会  2007年8月14日 第7回三顧会  2008年3月23日 第8回三顧会 ※関連記事 第8、9回三顧会(2008年3月23日、8月16日)  そのうちの第5回三顧会から前夜に三国志城が特別に開放され、特別企画展示場に雑魚寝で泊まれるようになっていて、今回、2008年8月16日の第9回三顧会の前夜も泊まれるようになっていた。題して「前夜祭」。  2008年8月15日に清岡は播州赤穂線を通って山陽線のシティライナーを乗り継ぎ(車中では小説を書く以外は、佐原康夫『漢代都市機構の研究』(汲古叢書31 2002年)や植松慎悟(九州大学)「後漢時代における刺史の『行政官化』再考」(『九州大学東洋史論集』第36号,2008年3月)を読んでいた)、三国志城の最寄り駅である岩田駅に向かっていた。  17:55岩田駅着で光市営バス塩田線の岩田駅前発の終バスが17:57発だったんだけど、電車が1分強遅れていて、岩田駅に着くや否やダッシュでバス停に向かい、何とかバスに乗ることができる。  「次、降ります」のボタンを早く押しすぎて一つ前の源城に降りてしまって、18:15、三国志城到着。  谷館長や英傑群像岡本さんへの挨拶もそこそこに特別企画展示場に荷物を置きに行くと、四名ぐらいの方がいらっしゃって、そのうち晩飯だけ食べて泊まらない人が三名もいらっしゃったので、今回は泊まる人が少ないんだと思っていたら、実はその時、十名ほどお風呂に行っているとのこと。  一体、何名が前夜祭に参加するんだと思いつつ、帰ってくるのを待つことに。  その間、三国志ファン文庫から『コミック三国志マガジン』Vol.6と『三国志シンポジウム』(冊子)を取り出し、下記のように「三国志ファンのサポート掲示板」での返信を書き込んでいた。 (※と言っても電波が届かないところなので、テキストファイルに打ち込んでいたんだけど) ・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/ ・Re:『三國食貨志』? (上記掲示板の投稿) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=3170 ・第一回 三国志シンポジウム (上記掲示板の投稿) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=3171  みなさんがお風呂から帰ってきてその中に見知った伊比 学さんがいらっしゃったのにはビックリした。六月のオフ会以来。  19:30。それで食堂に集う前夜祭参加者たち。すでに揚げ物やら古米おにぎり(関羽むすび)やらご馳走が用意されている。  数えてみると館長やスタッフも会わせ総勢20名居た。  それで会食し、その後、英傑群像岡本さんプレゼンツのビンゴ大会。  21時前、さらに昨年と同じく手で持つ花火が用意されていて皆で楽しむ。うまく撮れていないけど、それが右上の写真。手で持つ花火なんて何年ぶりだろ。  結局、泊まり組は11名。現在に至る。西側では6名ほどがテーブルを囲んでカードゲームしている。  清岡は先に眠ったんだけど、それ以外の10名全員がカードゲームを楽しんでいたようだった。25時消灯。 ※次記事 第9回三顧会(2008年8月16日午前) ※追記 三国志学会 ...

489. 札幌の同人誌即売会とコスプレイベント
サイト「真・無双検索」関連で知ったこと。 2008年7月13日日曜日に北海道札幌市の北海道札幌コンベンションセンター204会議室で三國・戦国時代物オンリ-同人誌即売会「義」が行われるとのこと。11時から15時半まで。 サイトのフロントページを見ると、主催は今まで戦国時代物関連だけのイベントを行っていたが、今回はアンケートでの意見に応じて三国関連も入れるとのことだ ○義 内容:三國・戦国時代物オンリ-同人誌即売会    ※具体的なジャンルは三國(無双、大戦、鋼鉄etc)戦国(無双、BASARA、天下人、ランスetc)またはオリジナル等。 日付:2008年7月13日(日) 会場:北海道札幌コンベンションセンター204会議室 SP数:直接参加90SP 委託参加20SP 備考:コスプレ全面禁止 URL:http://m-pe.tv/u/page.php?uid=justice713&id=4 バナー: (直リンク可能) ----------------------------------------------------------- それでもう一つ札幌のイベント。 2008年4月6日日曜日に北海道札幌市の札幌市教育文化会館3F研修室305で三国志&戦国時代モノコスプレオンリーイベント「異國統一」が行われるとのこと。10時半から17時まで。 ○異國統一 内容:三国志&戦国時代モノコスプレオンリーイベント    ※東洋武将オンリーみたいなノリの三国志&戦国時代系 日付:2008年4月6日(日) 会場:札幌市教育文化会館3F研修室305 URL:http://m-pe.tv/u/?ikoku バナー:(直リンク禁止) 私自身、コスプレイベントについて詳しくないんで、「概要説明」→「諸注意」のあたりにそのジャンルのルールや規範が見えて興味深い。 例えば --引用開始--------------------------------------------------------- ■露出度の高い衣装(BASARA利家・OROCHI妲己・無双祝融など)は廊下に出る際何かを羽織って頂きます。 また、あまりに露出が多いものは規制させて頂く場合がありますので事前にお問い合わせ下さい。 --引用終了--------------------------------------------------------- とか。 <追記>たまたま衣裳を制作している個人サイトを見る機会があって、ゲーム画面では見ていたんだけど改めてみると確かにOROCHI妲己は露出度高いわ。 あと、同じ「諸注意」のページで主催の線引きが明示されていてこれも興味深いね。 --引用開始--------------------------------------------------------- ■コス可能ジャンル…三國無双、戦国無双、無双OROCHI、戦国BASARA、天下人、鋼鉄三国志、三国志大戦etc... ■コス不可…一騎当千、学園バサラ、現代版等のパロディコス、過度なアレンジ、性転換、獣化等もNGとします。 --引用終了--------------------------------------------------------- 「東洋武将オンリーみたいな」と告げられて居るんでやはり『一騎当千』のコスプレはダメなんだと妙に納得した(笑) というと『ブレイド三国志』も生まれ変わる前以外はダメっぽいね。 <関連記事> 2008.03.23.「天下布武 春の陣」 2008.05.25.「交地ニハ絶ツコトナカレ 九」 2008.09.21.「魏勇伝・弐」 2008.10.05.「群雄列伝!」 ※追記 鋼鉄三国志オンリーイベント『文武両道』(2008年9月14日山口) ※追記  交地ニハ絶ツコトナカレ 10(2008年11月16日、東京ビッグサイト)  イカした大将愛はイカが?~義に目覚めた戦士達~(無双シリーズオンリーイベント 2008年9月14日)  城門突破~これが私の奥義です~(2008年9月15日東京) ※追記 日華無双(戦国無双・三国無双シリーズ同人誌即売会 2008年11月3日) ...

490. 「第61回正倉院展」で夏侯玄
 2009年10月24日土曜日から11月12日木曜日までの間、奈良国立博物館 東・西新館にて「第61回正倉院展」が行われてる。 ・奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/ ・御即位二十年記念 第61回正倉院展 | 奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2009toku/shosoin/shosoin_index.html  文化の共通性はあるものの、時代も場所も違うので、正倉院展と「三国志」は毎年、あまり関係ないものの、今回は一点、関係する展示物があった。  それは「北倉3 楽毅論 1巻」。東晋の王羲之の書写が模本の形で日本へ伝わり、さらに光明皇后がそれをもとにして天平十六年(744)十月三日に書いたという。大元となる『楽毅論』は『三國志』卷九魏書に立伝されている人物、夏侯玄(字、太初)によって書かれたものだ。夏侯玄は夏侯尚(字、伯仁)の子に当たり、夏侯尚は夏侯淵(字、妙才)の従子(おい)に当たる。 ・2. 北倉3 楽毅論 1巻 | 奈良国立博物館 http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2009toku/shosoin/shosoin_02.html

491. 「三国志大戦3 全国大会 覇業への道 ~英傑乱舞~」全国決勝大会(2008年7月26日)
・三国志大戦3公式ウェブサイト http://www.sangokushi-taisen.com/ ・「三国志大戦」覇業への道~英傑乱舞~ 公式HP http://am.sega.jp/utop/news/hagyo_5/index.html 三国志関連を題材としたアーケードゲーム『三国志大戦3』(株式会社セガ)。その全国ゲーム大会である「三国志大戦3 全国大会 覇業への道 ~英傑乱舞~」が2008年4月19日の店舗予選から始まり、エリア決勝大会を経て、2008年7月26日にいよいよ全国決勝大会を迎える。 その会場等、情報は正確性を重視し上記、三国志大戦3公式ウェブサイトから下記へ引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- ■開催期間:2008年7月26日(土) ■開催時間:開場8:30~(全国決勝大会開始 9:45~)閉場16:00 ※当日午前7時より整理券をお一人様1枚配布いたします。 ※スケジュールは当日の状況により、変更となる場合があります。 ■場所::大田区産業プラザ「PiO」(東京都大田区南蒲田1-20-20) (最寄駅:京浜急行線「京急蒲田駅」東口より徒歩2分) ■入場料:無料(予約不要。観覧ご希望の方は、直接会場にお越し下さい。) ■参加人数:先着1,200名 --引用終了--------------------------------------------------------- つまり『「三国志大戦」~三周年の宴~』と同じ会場だね ※関連記事 「三国志大戦3」2大イベント開催決定 『「三国志大戦」~三周年の宴~』と同じくインターネットでライブ中継があるみたいだ。その情報をやはり三国志大戦3公式ウェブサイトから下記へ引用。 --引用開始--------------------------------------------------------- ■中継予定時間:7月26日(土)12:00~18:00 ■視聴方法:無料ブロードバンド放送「GyaO」にてご覧いただけます。 ■URL:http://www.gyao.jp/game/ ※視聴には簡単な登録が必要になります。 --引用終了--------------------------------------------------------- また来場者、先着1200名には、「三国志大戦3オリジナルハンドタオル」と、「大会オリジナルデッキケース」に加え、「三国志大戦・天」の「オリジナルクリアファイル」をプレゼントされるという。 グッズ販売コーナーでは「三国志大戦スピードくじ」の他、ラーメン缶の「馬岱の屋台風」、「夏侯とんこつ」、さらにはドリンクのクエン酸強化飲料「曹操クヮーサー」&「鄒クヮーサー」(各300円)がイベント会場限定グッズとして販売されるそうな。 ※関連記事 イベント会場限定販売、三国志大戦ラーメン缶「味噌ん策」&「周瑜の醤油」 それから『三国志大戦3 頂上対決列伝』も販売されるとのこと。 ※関連記事 三国志大戦3 頂上対決列伝(2008年07月25日) ※追記 三国志大戦 演武場(2008年7月22日) ※追記 三国志大戦3公式大会~羅刹への道~開催決定(2009年) ※追記 三国志大戦3公式全国大会「覇業への道」開催決定 ※追記 三国志大戦スペシャルイベント 秋葉原の宴(2012年5月19日) <8月29日追記> 「三国志大戦3全国大会 覇業への道~英傑乱舞~」DVDが9月25日発売だって。 サブコンテンツとして「英傑乱舞」全試合収録、「英傑乱舞 ...

492. 三國志2(iPod Touch/iPhone) 2010年12月22日発売
※追記。「2010年12月22日 『三國志2』 (iPhone/iPod touch) 本日配信開始!」(GAMECITYより)、1300円。というか、日本語、英語、繁体字、簡体字に対応しているんだ。 ※リンク追記。 ・三國志2 http://www.gamecity.ne.jp/rotk2/ip/j/ ※関連記事 小野坂昌也・竹本英史のネオロマ&無双(2010年10月) 上記関連記事で触れた「東京ゲームショウ 2010」でのコーエーテクモブースだけど、下記にあるその特設サイトの「出展タイトル」に、配信日が未定ながらムービーと共にiPod Touch/iPhone用の『三國志2』(歴史シミュレーション)があった。 ・TECMO KOEI GAMES:TOKYO GAME SHOW 2010 http://koeitecmo.info/tgs2010/ これは下記関連記事にある2010年8月18日配信の『三國志 TOUCH バージョン2.0』とは別なんだろうね。 ※関連記事 三國志 TOUCH バージョン2.0(2010年8月18日) ※追記。2012年2月17日-3月1日 三國志2 iPhone 1,300円(税込)→700円(税込) ※追記 100万人の三國志(GREE 2010年10月25日) ※追記 十大三国志ニュース2010 後編 ※追記 三國志2 (Android版2011年12月14日) 

493. 大三国志展(2008年5月3日-7月13日)関連情報
初め「大三国志展」と聞いたとき一瞬、志茂田景樹/著『大三国志』の展覧会を想像したが、どうやら違うようで、同美術館の「栄光の大ナポレオン展」と同じく、「三国志展」に「大」をつけたタイトルのようだ。 既にいろんなブログで情報が上がっているようなので、この記事を見ずともトラックバックセンターの三国志ピープルで「大三国志展」に関する情報を見た方が早い気がするが、一応、こちらでも情報中継。 ・三国志ピープル(トラックバックピープル) http://tbp.jp/tbp_1243.html この展覧会を主催の一つである東京富士美術館のサイトではすでに告知のページができている。そのページには今の段階で結構、情報量が多くて展覧会構成までできていて良い感じ。 それによると会期は2008年5月3日土曜日から7月13日日曜日を予定しており、開館時間は午前10時から午後5時まで(午後4時30分受付終了)。 北京オリンピック開催記念・東京富士美術館開館記念とのこと。 ・東京富士美術館 http://www.fujibi.or.jp/ ・大三国志展 http://www.fujibi.or.jp/exhibition/sangokushi.html <関連記事>大三国志展ブログオープン(2007年11月7日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/731 ・「大三国志展」の日程 via 「大三国志展ブログ」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/855 ※追記(レポート) 大三国志展(物語でたどる三国志) ※追記 ワークショップ via 「大三国志展ブログ」 ※追記 「大三国志展」の映像(CCTV.comより) 展覧会のタイトルは「大三国志展── 悠久の大地と人間のロマン ──」となっており英題が「Great Romance of the Three Kingdoms」となっているが、展覧会構成を見ると別に『三国演義』中心の展覧会というわけではないようだね。 ※関連リンク(他のブログ情報) ・英傑群像(三国志エンタメ三国志情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・来年5月より全国美術館「大三国志展」開催(三国志ブログ英傑群像内記事) http://sangokushi.chugen.net/485/ ・三国志―正史と小説の狭間~満田剛のブログ http://mitsuda.blogtribe.org/ ・ご挨拶 http://mitsuda.blogtribe.org/entry-edcc961977816aa00e35fc24e039a4b2.html ※追記 「大三国志展」にはNHKプロモーションも関係しているんだね。 NHKプロモーション http://www.nhk-p.co.jp/ ※6/29追記 ということでNHK教育の番組『新日曜美術館』(2008年6月29日放送分)のアートシーンで「大三国志展」のことが少しだけ紹介してあった。 他の美術展と同じく、巡回のことも出ていた。

494. 新解釈・三國志 2020年公開報道(2019年6月5日)
下記のTwitter AccountのStatusで知ったこと。そのメモを見て記事に。 ・おさっち/織風斎@三国志武将列伝 (osacchi_basstrb) on Twitter https://twitter.com/osacchi_basstrb ※関連記事 三国志武将列伝 移転(2018年10月6日) ※新規関連記事 数寄語り 張飛(レキシズルバー2020年2月5日) ・Twitter / osacchi_basstrb: 福田組の三国志!!?? 大泉洋が劉備!? すげー!!! ... https://twitter.com/osacchi_basstrb/status/1136094668725182464 下記リンク先のニュース記事など、様々なメディアでの通り、福田雄一/脚本・監督、大泉洋/主演の映画『新解釈・三國志』が2020年に公開されると2019年6月5日に報道された。ブームを起こすほど盛り上がってくれたら良いけどね。 ※2019年12月13日追記。公式サイト。2020年12月公開とのこと。 ・映画『新解釈・三國志』公式サイト https://shinkaishaku-sangokushi.com/ ・シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/ ・大泉洋×福田雄一がタッグ!『新解釈・三國志』2020年公開-シネマトゥデイ https://www.cinematoday.jp/news/N0109095 ※2019年6月5日 8時 <リンク追記> ・映画『新解釈・三國志』公式 (new_sangokushi) on Twitter https://twitter.com/new_sangokushi ※関連記事 新解釈・三國志 2020年公開報道(2019年6月5日) ※新規関連記事 新解釈・三國志(2020年12月11日) ・Twitter / new_sangokushi: お知らせ第二弾 \ 豪華新キャスト解禁 蜀を導く天才軍師【諸葛亮孔明】に #ムロツヨシ さん 仁義に生きる豪傑【関羽】に #橋本さとし さん ...

495. 『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)11月11日発売決定
<10月10日追記> 公式サイトによると『真・三國無双5』 (PS3/Xbox360版)2007年11月11日発売決定とのこと。 あと「真・三國無双5 with PLAYSTATION3(40GB/セラミック・ホワイト)」 同時発売決定だって。新型廉価版「プレイステーション3(PS3)」の同梱商品とのことだから覚悟していたよりは安い。 というわけでこのタイトルも変更。 通常版 7200円 TREASURE BOX 12800円 「真・三國無双5 with PLAYSTATION3(40GB/セラミック・ホワイト)」 47600円 <10月19日追記> 『真・三國無双5 オリジナル・サウンドトラック』が2007年12月5日に発売とのこと <追記終了> 9月7日に「GAMECITY」(コーエー総合ポータルサイト)(下記サイト)にて『真・三國無双5』(PS3/Xbox360版)が2007年11月発売決定ということが告知される。7200円(税抜)。TREASURE BOXが12800円(税抜)。 ・GAMECITY  (コーエー総合ポータルサイト) http://www.gamecity.ne.jp/ ・真・三國無双5 http://www.gamecity.ne.jp/smusou5/ あと『真・三國無双5』の公式サイトもリニューアルされていて「Character」のところで登場人物が少し公開されている。魏が典韋、呉が孫尚香、蜀が関羽、それぞれにスクリーンショットあり。孫尚香の武器が弓になっていたり、劉備が髭なしになっていたり、あれこれデザインが変更されていることが伺える。「Screenshot」と「Movie」はそのまま引き継ぎ。これからの更新が楽しみ。 <追記> 9/14 Characterに陸遜、趙雲、Actionに連舞システム 10/5 Battlefieldに拠点、攻城戦、その他の戦場要塞、Modeに6つのモード、無双モード、Characterに夏侯惇、周瑜、張飛、MovieにTGS Movie(東京ゲームショウ?) しかし夏侯惇は金棒で周瑜は棒か。というかより拠点ぽくなっていてビックリ。 TGS Movieは流出していた画像元だね。いろんなキャラが写っている。 10/19 Characterに司馬懿、System更新 10/26 Modeに「フリーモード」「チャレンジモード」「幕舎」「事典」 Characterに「呂布」「貂蝉」 10/30 MovieにPROMOTION MOVIE Vol.2 11/2 MovieにCF Movie(Xbox 360 Version) 11/7 MovieにCF Movie(PLAYSTATION 3 Version)、Actionに「基本アクション」と「その他アクション」 11/9 Wallpaperを追加 ...

496. レッドクリフ Part I&II(NHK BSプレミアム2012年9月8日15日)
アクセスログを見ると2012年8月31日16:04:44に「nhk レッドクリフ放送」、9月1日18:21:27に「レッドクリフ 再放送」と検索語句があったんで、NHKで映画『レッドクリフ』が放送するかもしれないと思っていたんだけど、今、そんなに笑いたい気分でもないので(※あくまでも一個人の感想です)、無意識のうちにスルーしていた。 ※参照記事 "RED CLIFF Part II" JAPANESE OPENING (ROBOT Communications Inc.) それでふと思い出し、下記サイトに見に行くと、NHK BSプレミアムにて2012年9月8日土曜日20:00-22:29の枠で映画『レッドクリフ Part I』(原題『赤壁』)が同年同月15日土曜日20:00-22:25で映画『レッドクリフ Part II -未来への最終決戦-』(原題『赤壁:決戰天下』のそれぞれ吹替版が放送されるという。タイトル通り…というより原題通り小説『三国演義』での赤壁の戦いやそれに至るまでの所を題材とした映画だ。 ・カレンダー|映画|NHK BSオンライン http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/calendar.html 下記関連記事にあるように、地上波やBS・CSでは何度か放送されて居るんだけど、BSとはいえNHKでは初放送。 ※関連記事  レッドクリフ PartI&II(2011年12月10日ムービープラス放送)  レッドクリフ Part I&II(テレビ朝日系列2011年1月16日23日)  レッドクリフ PartI&II(2010年8月12日WOWOW放送) ※追記 レッドクリフ 特別版(2012年11月18日) ※新規関連記事 レッドクリフ PartI&II(NHK-BSプレミアム2022年1月1日)

497. 12月3日は三国演義での周瑜の命日
http://cte.main.jp/newsch/article.php/164 ↑前回の「8月23日は三国演義での諸葛亮の命日」の続き。 諸葛亮の命日は意外と複雑だったものの現行の普及している三国演義(毛宗崗本)にバッチリ載っているのに対し、周瑜の命日は載っていない。 それで元はどこから? って話がサポ板でされていて、どうやら三国演義の嘉靖本には載っているとのこと。版本によって内容に違いがあることは知っていたけど、こんなところに違いがあるだなんて面白い(詳しくは下記のリンク先) ・「周瑜の命日について」三国志ファンのためのサポート掲示板のツリー http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1899 それで池袋に用事で行ったとき、そこの某大型書店で確認してみる。そこのお店には試読するためのイスや机はあるものの、ノートを取ることは禁止なので、そこの部分を覚えて後で書き出してみる。短期的なこととはいえ記憶力に自信はないので、興味のある方はちゃんと確認されたし。 ・三国演義(葉逢春本)の「諸葛亮大哭周瑜」より 而亡壽年三十六時建安十五年冬十二月初三日也 ※追記 「四大奇書」の研究(2010年11月10日) ※リンク追記 ・12月3日は周瑜の命日 - 三国与太噺 http://d.hatena.ne.jp/AkaNisin/20111203/1322890547 ※2012年追記。毎年、この忌日になるとこの記事がよく検索されるわけだけど、Twitterがある程度、普及している今年はこのURLを教える様も可視化されており、それに対するリアクションも可視化され、ごくたまにそれに対する深い洞察を示す様や、逆にほとんどの場合の単にリンクを張って感嘆符を入れるだけの動物的反応を見れる。中でも一番、印象に残ったのはこの記事を教えられ周瑜の忌日が「通俗三国志」に載っているんだ、と小学生程度の読解力すらない、あるいはしっかり読む気のないうわついたツイートを返す様だった(『三国演義』葉逢春本や嘉靖本等ね)。これらのことを顧みるに2013年ではやりとりが可視化されている状況に少しは注意を払った方が良いのかもしれない。 ※リンク追記 ・やた管ブログ:ちゃんと文章を読まずに批判する人 http://blog.livedoor.jp/yatanavi/archives/53063660.html ※リンク追記 ・2chとまとめサイトがひどすぎる! 許しがたき恥知らずな盗用&改竄行為について MANGA王国 ジパング/ウェブリブログ http://world-manga.at.webry.info/201310/article_6.html

498. メモ:「前漢後期における中朝と尚書」
※前記事 メモ:「晋南朝における冠服制度の変遷と官爵体系」 ・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/ ・黄門令について (※上記サイト内ツリー) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3048  上記掲示板のツリーでも少し触れられているように、皇帝の居住するところで禁中(省中、省内)があり、前々から具体的にはどこなのか気になってはいた。ちょうど何進が暗殺されるあたりで中心となる場所であるため、そこらへんを具体的に理解するのには避けて通れないだろう。 ※参照記事 8月25日は何進の忌日  そんなおり、「2009年度 東洋史研究会大会」で100円で販売されていた『東洋史研究』Vol.64 No.2に米田 健志「前漢後期における中朝と尚書--皇帝の日常政務との關連から」という論文を見かける。中を見ると、前漢後漢の違いはあるものの、上記の懸案事項について書かれているようなので、その場で購入する。 ※関連記事 メモ:「東洋史研究会大会」出店状況  その論文について下記のように、CiNii内のページへのリンクも続けて記す。リンク先で読めるという訳ではないが。 米田 健志「前漢後期における中朝と尚書--皇帝の日常政務との關連から」(『東洋史研究』Vol.64 No.2 (200509) pp.253-286 東洋史研究会 ) http://ci.nii.ac.jp/naid/40006975846 ※リンク追記。ダウンロード可能になったんでリンク。 ・Kyoto University Research Information Repository: 前漢後期における中朝と尚書--皇帝の日常政務との關連から http://hdl.handle.net/2433/138167  この論文が掲載されている『東洋史研究』Vol.64 No.2は下記の東洋史研究会のサイトによると、1500円で購入できるようだね。 ・東洋史研究会 http://wwwsoc.nii.ac.jp/toyoshi/

499. 龍狼伝 中原繚乱編 5巻(2009年4月17日)
・講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/ ・月刊少年マガジン|講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/04777 ・龍狼伝 中原繚乱編|講談社コミックプラス http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000003394 上記ページにあるように『月刊少年マガジン』に連載されている山原義人/著『龍狼伝 中原繚乱編』5巻は2009年4月17日に発売されるとのこと。440円。 ※追記。閲覧者の利便性のため、右にあるように関連する商品情報へのリンクを張っておく。 上記ページから下記へ --引用開始----------------------------------------------------- 5発売予定:2009年04月17日 予価:440円(税込) --引用終了----------------------------------------------------- ※前巻 『龍狼伝 中原繚乱編』4巻(講談社 2008年11月17日) ※次巻 龍狼伝 中原繚乱編 6巻(2009年9月17日) ※関連記事 龍狼伝(講談社プラチナコミックス)

500. 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD
最近、Amazonアソシエイトに加入した関係で、そこでも関連商品を検索している訳だけど、知らない間に『真・恋姫†無双』関連商品がいっぱい出ていて、「萌邪念」の浸透力恐るべしと妙に納得していた。 それで、広告をたくさん入れるとどれぐらい重くなるかのテストもかねて、まず『真・恋姫†無双』関連のエリアルウェーブから発売中あるいは発売予定のキャラソンCDの商品リンクを下記へ五つ一気に張ってみる。 その次に発売元のサイト。下記。試聴も一部できる。 ・エリアルウェーブ [ARIELWAVE Official website] http://arielwave.jp/ ここから五つの商品について発売日と商品名等を下記へ並べていく。 2009年5月9日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD Vol.1 劉備×曹操 1260円、品番AWCA-0002 キャスト:安玖深音(劉備役)、乃嶋架菜(曹操役)、作詞・作曲・編曲:天道紅緒 2009年5月9日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD Vol.2 諸葛亮×鳳統 1260円、品番AWCA-0003 キャスト:楠鈴音(諸葛亮役)、九条信乃(鳳統役)、作詞・作曲・編曲:天道紅緒 2009年6月12日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD Vol.3 孫権×周泰 1260円、品番AWCA-0004 キャスト:風音(孫権役)、桃井いちご(周泰役)、作詞・作曲・編曲:天道紅緒 2009年7月10日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD Vol.4 袁術×張勲 1260円、品番AWCA-00005 キャスト:巻田彩乃(袁術役)/ 七野社(張勲役)、作詞・作曲・編曲:天道紅緒 2009年9月25日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングCD Vol.5 貂蝉×卑弥呼 1260円、品番AWCA-00006 キャスト:夕凪咲巳(貂蝉役) / 巌蝉秋(卑弥呼役)、作詞・作曲・編曲:天道紅緒 ※こちらについてはコミックマーケット76・株式会社ヴューズ/ARIELWAVE ブースにて先行発売予定だそうな。 <追記> 2009年9月25日 「真・恋姫†無双」キャラクターソングアルバム 3150円、品番AWCA-0007 <追記終了>

501. 一騎当千 XTREME XECUTOR(2010年4月12日)
※関連記事  『一騎当千 Great Guardians』&『一騎当千』パチスロ  一騎当千DVD-BOX ※追記 一騎当千 XTREME XECUTOR RADIO(2010年1月22日) ※追記 一騎当千XX × 真・恋姫無双 ※追記 一騎当千17巻(2010年6月25日) ※追記 真・恋姫†無双~乙女大乱~(2010年4月7日) ※追記 最強武将伝・三国演義(2010年4月4日) ※追記 東京国際アニメフェア2010(2010年3月25日-28日) ※追記 一騎当千 XTREME XECUTOR関連商品 ※追記 AT-Xでアニメ『一騎当千』平日一挙放送(2010年7月23日-) ※追記 ブラウザ一騎当千 爆乳争覇伝(2010年12月1日16:10-) ※追記 十大三国志ニュース2010 前編 ※追記 一騎当ちぇん!?(2011年8月26日-10月26日) ※追記 一騎当千 集鍔闘士血風録(イベント上映2011年11月12日、Blu-ray・DVD2012年2月22日発売) ※追記 一騎当千 集鍔闘士血風録(AT-X 2012年2月13日) ※追記 CD 私説三国志 天の華・地の風(2011年10月28日) 三国時代の人物の宿命を受け継ぎ現代に生まれた人物たちが格闘を繰り広げる漫画、塩崎雄二/著『一騎当千』は上記記事にあるように、三回アニメ化されたんだけど、11月26日にプレオープンした公式サイトによると、第4期制作が決定し、『一騎当千 XTREME XECUTOR』というタイトルだそうな。略称はやはり「一騎当千XX」のようだね。 ※1/31追記。公式サイト1月26日更新情報によると、「[AT-X先行放送 第一話放送日時] 3月26日(金) 10:00 / 22:00 3月30日(火) 16:00 / 28:00」とのこと。 ・一騎当千 XTREME XECUTOR|復活!大闘士大会!!完全無欠の爆乳美少女ハイパーバトル、ここに極まる!! http://www.ikkitousen.com/

502. 中国 美の十字路展
 2005年9月17日から12月15日の間、滋賀県の甲賀市信楽町にあるMIHO MUSEUMでは秋期特別展「中国 美の十字路展 ~大唐文明への道~」をやっている。 ・MIHO MUSEUM http://www.miho.or.jp/  この展覧会は巡回展のようで、MIHO MUSEUMより前は六本木ヒルズの森美術館でやっていて、次は2006年の1月より九州国立博物館(福岡、10月16日にオープンしたばかり)へ巡回しその次は2006年の4月より東北歴史博物館(仙台)へ巡回するそうな。  今回、この展覧会に行こうと思ったのは何も展覧会だけじゃなく、美術館自体、行ってみたかったってのがあった。話によると滋賀県の湖南アルプスのところにあるとのこと。そこへ行くだけでもなんだか楽しそう。  一応、今回の展覧会も込みでネットで確認してみると(と行きつけのサイトでたまたま見かけたんだけど)、やっぱり楽しそうなところにある。 ・サイト「Die Dunkle Seite」 http://motch.cside.com/dds/ ・「中国 美の十字路展」とタヌキ http://motch.cside.com/dds/diary/050917.htm  JRの京都駅より四駅東の石山駅(230円)。そこから帝産バスのミホミュージアム行きに乗り込んで約50分(800円)。噂通り、渓谷沿いの道や山道を通って(なかなか楽しい)、たどり着いたMIHO MUSEUM。そこは予想と違って、駐車場がとても広くすごくきれいなところ。バスの中でもそうだったんだけど、欧米人をよく見かける(耳に英語や独語がはいってきてた)  チケットをかっていざ鑑賞……と思ったら、実はチケットを購入したところはチケット売場やレストラン、ショップがある「レセプション棟」というところで、展覧会は別の建物の「美術館棟」というところにあるらしい。徒歩(7分とのこと)か無料電気自動車で移動するとのこと。  山の上で景色もきれいだし、歩いていくことに。坂を上って幻想的なトンネルをくぐり橋をわたって、ついたところがアジアっぽいデザインの「美術館棟」。パンフレットに書かれているようにまさに『陶 淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現しました。』と書いてあるイメージだ。  美術館棟の館内はゆとりのある大きさで良い感じのところ。早速、会場の北館へ。ちゃんと出品リストがおいてあるのが嬉しいね。  足を踏み入れて目に付いたのが「天馬と玉-漢の繁栄と黄昏」というスペース。まず目を惹きつけたのが「車馬儀仗俑群」。高さ30cmぐらいの銅のフィギア(?)が行列をつくっている。後漢時代。これ実は「よみがえる中国歴代王朝展」で展示されていた「車俑」や「馬俑」、「戟を持つ青銅製騎士俑」、「矛を持つ青銅製騎士俑」と同種のものだ。しかも「よみがえる中国歴代王朝展」で展示されている種類すべてカバーされているような。 ・「よみがえる中国歴代王朝展」の記事 http://cte.main.jp/newsch/article.php/191  並べ方は前(向かって右)から騎士俑の二人、それに続いて、矛を持つ騎士俑二人、さらに矛を持つ騎士俑二人、その次が戟を持つ騎士俑二人、その次が同種俑二人、続いて馬車の俑一人、続いてパラソル付きの馬車の俑二人(二台)が続く。最後の二台には馬引きの俑が一人づつついている。まさに壮観。 (ちなみに林巳奈夫/著「中国古代の生活史」の100ページに騎士俑のスケッチが載っている)  次が「[車召]車」(しょうしゃ)。さっきの「車俑」と同じくパラソル付きの馬車で同じく後漢時代のものだけど、さっきの二倍ぐらいの大きさで材質は加彩木、銅とのこと。冠の形や馬車での座り方は要チェック。  あとは後漢時代の装飾品が続く。三国志ニュース的に面白いと思ったのが「中平二年十月丙辰造」(西暦185年10月21日に造られた)と書かれている「曹全碑拓本」。隷書で書かれていて、三国志の一人物伝のように名と字と出身地から始まり、その人の業績が書かれている。張角の名も文中に見られるのだ。まぁこれを元にあれこれ発見したので、これは別の記事で後ほど詳しくお伝えする。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/198  それから新疆ウイグル自治区博物館所蔵の羊毛製「人頭馬身・武人図毛織物」。後漢時代。人頭馬身図はそれっぽいんだけど、問題は武人図。「ホントにこの時代?」って疑問に思うほど、リアリティのある表現なのだ。  その次に目を引いたのは「楼閣」。後漢時代。2mぐらいの高さの緑釉陶。当時の楼閣の様子がよくわかるのだ。五層構造で門や壁も表現されている。  あと「竹林の七賢-六朝の貴族文化」のスペース。ここにあった5-6世紀の「竹林七賢、栄啓期図拓本」(紙に墨)は「中国古代の服飾研究」に載ってたのと同じやつだ。  それから目に付いたのは紙本墨書の「文選運命論」。隋の時代の写本だけど、書かれている運命論は魏の李康(字、蕭遠)の著作とのこと。書かれている箇所のはじめとおわりをメモって後で手元の文選の電子テキストと対応させてみた。それが下のやつ。あってるかな。 之而弗為乎蓋亦知為之而弗得矣凡希世苟合之士〓[くさかんむりに除]戚施之人俛仰尊貴之顏逶[しんにょうに也]勢利之間意無是非讚之如流言無可否應之如響以[門に規]看為精神以向背為變通勢之所集從之如歸市勢之所去棄之如脱遺其言曰名與身孰親也得與失孰賢也榮與辱孰珍也故遂絜其衣服矜其車徒冒其貨賄淫其聲色脈脈然自以為得矣蓋見龍逢比干之亡其身而不惟飛廉惡來之滅其族也蓋知伍子胥之屬鏤於呉而不戒費無忌之誅夷於楚也蓋譏汲黯之白首於主爵而不懲張湯牛車之禍也蓋笑蕭望之跋躓於前而不懼石顯之絞縊於後也故夫達者之〓也亦各有盡矣曰凡人之所以奔競於富貴何為者哉若夫立德必須貴乎則幽厲之為天子不如仲尼之為陪臣也必須勢乎則王莽董賢之為三公不如楊雄仲舒之〓其門也必須富乎則齊景之千駟不如顏回原憲之約其身也其為實乎則執杓而飲河者不過滿腹棄室而灑雨者不過濡身過此以往弗能受也其為名乎則善惡書于史冊毀譽

503. 『一騎当千 秘蔵限定BOX』発売決定
<2008年2月27日追記> 『一騎当千 秘蔵限定BOX』の発売日は2008年4月18日とのこと。 <追記終了> 『一騎当千』(塩崎雄二/作)とは『月刊コミックガム』(ワニブックス)で連載中の漫画。二回アニメ化されている。 ・COMIC GUM OFFICIAL WEBSITE http://www.comicgum.com/ 上記『月刊コミックガム』の公式サイトを見て貰うとわかるように、一見、三国志とまったく関係なさそうに見えるんだけど、三国時代の人物の宿命を受け継ぎ現代に生まれた人物たちが格闘を繰り広げる内容であるため、登場人物が「姓+名+字(あざな)」表記で三国志の人物と同姓同名同字になっている。その生まれ変わった人物の多く(孫策、呂蒙、関羽等)が何故か女子高生という設定で、ストーリーや格闘描写以外にも別のセールスポイントがあるようだ。 ※参照記事 ・『一騎当千Dragon Destiny』関連商品 http://cte.main.jp/newsch/article.php/604 ・2007年2月26日「一騎当千Dragon Destiny」放送 http://cte.main.jp/newsch/article.php/460 ・関羽でイメージ検索すると… http://cte.main.jp/newsch/article.php/306 ・「ビジネスにおけるキャラクター活用」にて http://cte.main.jp/newsch/article.php/223 ・2005年09月26日 AERA(2005年10月3日号) http://cte.main.jp/newsch/article.php/185 ※追記 一騎当千関連情報 ※追記 一騎当千 XROSS IMPACT(2010年4月28日) ※追記 一騎当千 赤壁終結記念BOX 作者の意向はよくわからないが、どうも企業としてはそれら登場人物の性的描写をセールスポイントにしたいように思える(絵柄的には男性の多くを対象というより、特定の層を対象にしているように思える)。というのも2008年3月発売予定(申し込み締め切り2007年12月15日)の『一騎当千 秘蔵限定BOX』の内容を見るとそういう印象を受けた。 公式サイトに現在、トピックとして『一騎当千 秘蔵限定BOX』の内容のページへのリンクが張られている。リンク先には一つの画像ファイルがある(穿った見方だと、検索で引っかかりにくくするために画像にしている?)。 そこを見ると、『一騎当千 秘蔵限定BOX』の内容は以下のようになっている。 秘蔵アイテム1 塩崎雄二先生描き下ろし『一騎当千』外伝コミック 秘蔵アイテム2 カラー複製原画(13種セット) 秘蔵アイテム3 孫策伯符胸像フィギュア(制作協力:グリフォンエンタープライズ) 秘蔵アイテム4 関羽雲長セクシーマウスパッド 秘蔵アイテム5 呂蒙子明ケータイクリーナー 秘蔵アイテム6 『一騎当千』クリアカバー(15枚セット) 秘蔵アイテム7 孫策伯符パンツ こう文字だけにすると伝わりにくい部分があるんで、まぁ、興味のある人は、上記『月刊コミックガム』公式サイトに見に行って欲しい(ニュース&トピックスのところだからそのうち消えるかも)。 個人的には、秘蔵アイテム4が平面的なただのマウスパッドではなくイラストの胸部にジェル状の素材を使って立体的に表現し視覚と触覚を売りにしているあたりと、秘蔵アイテム7が下着そのものだというあたり、ビックリしすぎて声に出して笑ってしまったんだけど。まさに「秘蔵」って感覚(個人的には「見せずにそのまま秘蔵にしておいてください」とツッコミを入れたくなる)。情報の受け手の度量(冗談として受け止められるかどうか)を試されているのかと思った。 そのページには「一騎ファンに捧げる衝撃お宝アイテム登場」と書かれているが、別に『一騎当千』ファンでなくとも(特に三国志ファンにとって)充分、衝撃的内容だと思った。 ※追記 一騎当千【狂喜乱舞BOX】(仮)(2013年3月29日) 第三者ながら、身近な話ではこれで三国志ファン(特に孫策ファン、関羽ファン)が誤解されないこと、さらには2008年、2010年を過ぎた頃に外交問題に発展しないことを切に願うところだ。

504. 三国志ジョーカー 第5巻(2012年12月14日)
※前巻記事 三国志ジョーカー 第4巻(2012年8月16日)  上記記事にあるように、秋田書店の月刊マンガ雑誌『ミステリーボニータ』8月号(2010年7月6日発売)から青木朋/著『三国志ジョーカー』というマンガの連載が開始した。作中で天人の服装とも言われているスーツ姿の司馬懿が主役で、もちろん作中ではほとんどの人が当時の格好なのでヴィジュアル的に周りから浮きまくっているが、読んでいくうちに読者の目が慣れているくるのが不思議だ。 ・秋田書店 http://www.akitashoten.co.jp/ ※試し読みへのリンク追記 ・三国志ジョーカー|秋田書店 http://arc.akitashoten.co.jp/comics/sangokushi_joker/5  ※『ミステリーボニータ』編集部のツイッターアカウントで知ったんだが(コミック試し読み第一弾とのこと)、上記の出版社サイトからはどこにリンクを張られているのだろ? そのうち張られるのかな?  その『三国志ジョーカー』について、上記出版社のサイトの「コミックス」のページからリンクのある「発売予定のタイトル」によると、秋田書店よりボニータコミックスとして単行本5巻が2012年12月14日金曜日に440円で発売するという。前巻の4巻から四ヶ月後の発売日に当たる。

505. 三顧会ダイジェスト1「三国志を陶器にしよう」(三国志城イベント)
http://www3.ocn.ne.jp/~sangoku/ ↑「三国志城」公式サイト 2005年5月4日に山口県の三国志城で「三顧会」というイベントがあったんだけど、その中の出来事を企画ごとにシリーズで紹介しようと思う。 ちなみに当日の参加者はハンドルネーム(呼び名)を書いた名札を大抵の人はつけていて、三国志城のスタッフは黄色いたすきをつけていた……黄巾賊?(笑) まず10時から11時までの「三国志を陶器にしよう」という企画。 「1時間で陶器なんてつくれるのか?!」 なんて思っていたけど(あと自己紹介もなしにいきなり粘土をこねることになるのは面食らったが・笑)、そこはよく企画が練られていて、まず陶器づくりの先生を招いていたこと、それに陶器の元となる粘土をある程度こねてただ平らにのばすだけで、その上に三国志にまつわる絵を描いていたこと。これらのことで意外にスムーズに企画が進んでいた。 三国志関連の絵なんてとてもじゃないけど、描けない、という人でも安心で、ちゃんと資料として三国志関連の絵のコピーが用意されていた。 (ちなみに清岡はそれらの資料に頼らず、孫堅を描いていた) 場所は当初、中庭を予定していたようだけど、日差しが強くお肌の大敵ということで、急遽、作業台をとなりの日よけのあるバルコニーにうつし会場としていた。 10時から11時までの参加者は 私、清岡、じゅんきさん、呂珪さん、キットさん、亮明さん、場を盛り上げてくれた三人組(名前失念)、ガケムラさん(漢字で名前を書いたメモが見つからず・汗)、mayumaさん、英傑群像の岡本さん。 (11時以降も陶器づくりを受け付けていたので、私の知っている限り、如月雪さんや傅僉さんが参加していた) それから陶器づくりの先生、お手伝いに三国志城スタッフのFさん 三顧会会員No.12さん。 粘土に三国志の絵を楊枝や串で刻んだ後、素焼きにする人はそのままで、あと希望者には赤や青の色を塗ることができた。 土いじりは意外とかなり楽しい一時だった。 それにみんな絵がうまくてビックリ。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/116 ↑三顧会ダイジェスト2に続く。 ・2005年8月14日 第三回三顧会ダイジェスト http://cte.main.jp/newsch/article.php/156

506. 三国志 Three Kingdoms 各話解説(2012年4月2日-)
初回の時間が迫っているので取り急ぎ。 ※関連記事 三国志 Three Kingdoms BSフジ全話放送(2012年4月2日-) 上記関連記事で書いたように、BSフジの月曜日から金曜日までの17:00-17:55の枠にて2012年4月2日よりドラマ『三国志 Three Kingdoms』(原題『三国』)の全95話放送が始まる。 ・ドラマ「三国志」公式サイト http://www.sangokushi-tv.com/ また冒頭の関連記事の追記で触れたが、下記の「三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ」にて「放送終了後の18:00に毎日1話ずつ」「各話ごとの解説や名場面および、注目したい人物など」が書かれるという。 ・三国志 Three Kingdoms オフィシャルブログ http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/ ・来週、いよいよ全話放映スタート。特番も必見! http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52050459.html その書き手は哲舟こと、上永哲矢さんとのことで、下記関連記事にあるように、2011年9月10日開催の「三国志フェス2011」でのステージ企画「ドラマ三国志 Three Kingdoms "違いの分かる"傑作選」で司会をされていた方だ。 ※関連記事 三国志フェス2011リンク集 ・哲舟の呑む喰う浸かる、歴史に憩う http://blog.livedoor.jp/tetsubo8/ ※リンク追記 ・北米の映画祭で、レミアワードグランプリ受賞! http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52055908.html ※「第45回ヒューストン国際映画祭」だそうな。 ※リンク追記 ・ドラマ三国志 Three Kingdoms 人気投票! (※前述の公式ブログの記事) http://blog.livedoor.jp/sangokushi_tv/archives/52072007.html ※8月13日の最終回放送終了日まで人気投票を募るとのこと。

507. 『その時歴史が動いた』三国志クライマックス!(2008年10月8日) via 「英傑群像」
・英傑群像(三国志エンターテイメント 情報&グッズ) http://www.chugen.net/ ・その時歴史が動いた10/8三国志特集  (※ブログ記事) http://sangokushi.chugen.net/821/index.html  上記ブログ記事にあるようにNHK総合の『その時歴史が動いた』の2008年10月8日放送分(第339回)は「三国志クライマックス!~激動の英雄たち 3つの「その時」~」とのこと。 ・その時歴史が動いた http://www.nhk.or.jp/sonotoki/ --引用開始--------------------------------------------------------- 第339回 三国志クライマックス! ~激動の英雄たち 3つの「その時」~ 平成20年10月8日 (水) 22:00~22:43 総合 --引用終了---------------------------------------------------------  『その時歴史が動いた』と「三国志」と言えば、下記のリンク先のように真っ先に2001年8月22日に放送された『その時歴史が動いた 第64回三国志英雄伝』の「劉備=善の為政者、曹操=悪の為政者」といった悪夢のような番組コンセプトを思い出すんだけど、今回はタイトルだけを見ると7年前の悪夢の再来ってことにはならないのかな?……いやいや、油断できない(笑) ・NHK「その時歴史が動いた」 (「三国志ファンのためのサポート掲示板」、通称、サポ板内ツリー) http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=1561  下記のように最近はNHKで三国志ものが続いているんだけど、やっぱり映画『レッドクリフ』の影響が大きいんだろうか。前回と違って呉も採り上げようとしているあたり(笑) 2008年6月10日 NHK-BS2『マンガノゲンバ』 『覇-LORD-』 2008年9月17日 NHK-BS2『BSマンガ夜話』 『蒼天航路』 2008年10月16日23日30日 NHK-BS2『BSマンガ夜話』 「三国志ナイト」 ※関連記事  メモ:三国志とNHK  その時歴史が動いた 第282回 スペシャル もう一度聞きたい あの人の言葉 ※参照リンク<三国志ファンのためのサポート掲示板> ・『レッドクリフ』見る人、いる? http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=3235 ※追記 三国志 曹操(DVDBOX、2009年5月) ※追記 BS歴史館 シリーズ“三国志”時代を超えた男の魅力(2011年10月6日13日) ※追記 十大三国志ニュース2011 後編

508. HORICO 食玩ミュージアム
以前、下記のように『海洋堂 三国志 フィギュアコレクション』第弐集(北陸製菓)のことが三国志ニュースで紹介された。つまりNHK『人形劇三国志』デザインのフィギュア。 ・海洋堂フィギュア第弐集発売中 http://cte.main.jp/newsch/article.php/88 それでリンク先にある北陸製菓のサイトに見に行くも、繋がらない。 下記のサイトに移転したようだ。 ・kokka/北陸製菓株式会社 http://hokka.jp/ 少し前まではこのサイトにあまりコンテンツがなかったんだけど、今は「HORICO 食玩ミュージアム」というコンテンツができていて、そこに『海洋堂 三国志 フィギュアコレクション』の第壱集と第弐集の情報がある。 但し、今は「休売中」とのことで手に入らないようだ。 ※追記 英傑群像で海洋堂NHK人形劇三国志フィギュアセット販売、予約開始 ※追記 海洋堂フィギュアワールドin那須ハイランドパーク(2008年9月13日-12月7日)

509. リンク:『魏晉石刻資料選注』
・古代中国箚記 http://ancientchina.blog74.fc2.com/ ・リポジトリ   (※上記ブログ記事) http://ancientchina.blog74.fc2.com/blog-entry-225.html  上記ブログのRSS配信で気付く。  何かというと、下記のように京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI = Kyoto University Research Information Repository)で『魏晉石刻資料選注』が公開されているという。 ・Kyoto University Research Information Repository http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/ ・Kyoto University Research Information Repository: 魏晉石刻資料選注 http://hdl.handle.net/2433/70897  ここ「三国志ニュース」としては下記の二つの記事に続くリポジトリシリーズ第三弾といったところだろうか。 ※関連記事  メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ)  リンク:「王粛「論秘書表」の基礎的研究」 ※追記 リンク:「盧植とその『礼記解詁』」

510. 第3回三国志シンポジウム 雑感1
<目次>第3回三国志シンポジウム 雑感(2007年7月28日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/661  2007年7月28日。10時になり、総合司会の渡邉義浩先生のアナウンスが入り、学科主任の挨拶から入る。門脇廣文先生が壇上に立つ。 ○學科主任挨拶・・・門脇廣文  挨拶は中国学科の紹介から始まる。。文学、哲学、歴史を中心にその他、語学、書道の5つの柱から構成されているとのこと。その後、大東文化大学の歴史が述べられる。あと入試の新しい推薦制度の紹介とか。詳しくは下記の大東文化大学のサイトより。 ・大東文化大学 http://www.daito.ac.jp  その後、今日の授業についての説明。あと去年の三国志シンポジウムをまとめた冊子と『三国志研究入門』の紹介がされていた。 ・三国志研究入門(2007年7月25日) http://cte.main.jp/newsch/article.php/644 ○一限目・・・中林 史朗(大東文化大學中國學科教授) 日本人にとって三國志とは何じゃいな? ~見るのか、讀むのか、掛け軸から『ストップ劉備くん』まで~  10時13分スタート。  その前にこの授業のタイトルについて。予めの情報だと、上記の通りタイトルに「ストップ劉備くん」と書いてあったんだけど、大東文化大学のサイトの情報だと「ストップ、ザ劉備君」という誤用になっている。当日、どうなっているのか楽しみにしていたら、写真のように会場のめくり台やプログラムの紙では「ストップ、ザ劉備君」、だけど配られたレジュメでは「ストップ劉備くん」となっている。おそらく事務方には何故か「ストップ、ザ劉備君」と誤って伝わったんだろうね。結局、授業では特に『STOP劉備くん!』に触れられることは無かったので、どっちでも良かったんだけど。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/630 ※↑その開催前の経緯はこの記事の下部参照  まずこの授業を受け持つ経緯について面白可笑しく説明。なんでも台湾に居たら中川先生からメールで依頼が来たそうな。金がないから今回、身内だけ(大東文化大学の先生方だけ)でやるらしい。 ●始めに  ※小タイトルはレジュメ通り。以下、同じ  授業の主旨は三国志の世界をもう一度、確認しようではないか、とのこと。まず日本人に広く知られた「三国志」の世界とは『三国志』ではなく『三国志演義』である、と断った上で、『三国志』は寛平年間(889-897)で藤原佐世/編『日本國見在書目録』に記載されており、平安朝時代に日本へ舶来されている。つまり知識人にはこのころから知られていたこと。一般大衆には江戸時代以降でしかも『三国志演義』の方が知られた。  「結論から言うと三国志の世界とは遊びの世界だった」とおっしゃってすかさず「これで私の話は終わりです……という訳にはいきませんが」とおっしゃって場内をわかせる。 ●1、江戸時代  日本人によく知られた人物は諸葛亮。なぜなら、彼の作とされるものが残っているから。粱父吟や出師表は『文選』や『古文真宝』に収録されており、『文選』は平安時代より親しまれている。特に中世の禅林の世界において『古文真宝』(中国の名文を集めた者)が愛読されていた。そこから推測し江戸初期には『古文真宝』に書かれている諸葛亮の評価がそのまま踏襲され朱子学者や漢学者に引き継がれる。その具体例として寛文三年(1663年)の鵜飼石斎『古文真宝後集諺解大成』収録「後出師表」の文末の注に宋の張[木式]の「蓋凛凛乎三代之佐」が引用されている、つまり諸葛亮を「王佐の人」と肯定的に捉えている。江戸幕府が朱子学を御用学としているので、江戸前期の公式見解ということになろう。大学頭の林家二代目林鵞峰には十編以上、弟の読耕斎にも数編の「孔明贊」が残されている。  この「王佐の人」に批判的なのは伊藤仁斎(京都の町学者)。その著作の『古学先生文集』巻六「読諸葛孔明伝」において「王佐之才」と対極の「覇者之臣」(諸葛亮自ら「管仲・樂毅」に比したので)に位置づけた。ところが著作の『古学先生詩集』巻二「楠判官画像贊」においては信義という点で諸葛亮と楠正成と同一視しているが、諸葛亮に対し贊文など一切書いていない。  元禄時代からがらっと変わってくる。仁斎の子、東涯の時代になると諸葛亮に関する詩文を書いているし、それ以後の人々も三国志に関する詩文を書いている。これはちょうど元禄年間に『通俗三国志』が刊行されたこと。ここで『通俗三国志』の説明。今でも出版されている。 <参考記事>2005年11月21日~ 「完本三国志」全6巻 http://cte.main.jp/newsch/article.php/239 ほぼ同時期に岡島冠山(1674-1728)が京都や大阪で唐話の普及や白話小説の翻案を活発に行ったことの影響がある。そのため一般に三国志が知られるのは元禄以降。  それというのも三国志に関する「○○像」や「題○○図」等の詩文が多く見られるようになるため。ここでもう一方のレジュメ「『三國志』シンポ資料」(以下、資料)に移る。「6、江戸の漢詩文(元禄以後の一部)」のところ。たまたま中林先生の手元にあるものをリストアップしたものとのこと。確かに「題孔明像」とかいろいろある。三国志の原文を読んで詩をつくるのではなく、絵があってそれに概算をかくとのこと。ここで会場の前に展示されている掛け軸について触れる。まず一つ目が関羽とそれに関する贊とのことで「何を書いてあるかはこの字が読める人はお考えになればよろしい」と言って会場内をわかせる(掛け軸の字は崩してあって現代人が読むには辛い)。以上は江戸時代の儒者に見られる評価。  次が江戸時代の一般諸人について。江戸時代の川柳を見ると、曹操、劉備、諸葛亮、関羽、張飛、趙雲らを対象にした歌が150作以上も見られる。ここで資料「7、江戸の川柳(『誹風柳多留全集』『誹風柳多留捨遺』の中の一部)」に移る。ここでは人物ごとに川柳がピックアップされている。例えば劉備のところでは「三度まで通いお蜀を手に入れる」、諸葛亮のところでは「孔明も三会目から帯をとき」など。これらから庶民に『三国志演義』の内容がよく知られていたことがわかる。その中でも諸葛亮に関した歌は50作以上と特に多い。ついで劉備。また歌から当時、諸葛亮の絵を描いた羽子板が存在し、智謀の士として広く知れ渡っていたことが推測できる。  一方、関羽について。日本における関羽像は、黄檗僧が信仰の対象の伽藍神としてもたらしたもの、長崎から入った唐絵としての明清時代の肉筆のもの、小説に附せられた版画のもの等によりもたらされ、江戸中期の寶暦(1751)以後に広まり、日本での肉筆関羽像画が作られ出すようになった。この日本での関羽像の傾向は四つに大別されるが(周倉・関平を従えた図、赤兎馬に跨る図、春秋を読む図、演義中の一場面図)、絵柄や構図は中国に倣う。一方、諸葛亮の日本での肉筆画はそれほどたくさんない。中林先生曰く、(関羽ほど)あまり絵にならない人物なのではないか、とのこと。 (※関羽の図像、伊藤仁斎親子の孔明観に関しての参考文献、長尾直茂/著『漢文学 解釋與研究』第二輯・第三輯(平成11年・12年))  ここで会場に展示された掛け軸について説明。真贋や描写内容について面白可笑しく解説され場内をわかせていた。巻物ではなく刊本を持っているのはおかしい、とか。あと絵から関羽の顔は赤いってことがよく知られていた、という指摘があった。  江戸後期のこのような傾向に、最も大きな影響を与えたと思われるのが『絵本通俗三国志』(天保年間)。絵としては葛飾戴斗の絵が一番有名だろう。 <参照記事>2006年7月29日「三国志シンポジウム」雑感2 http://cte.main.jp/newsch/article.php/377 ●2、明治から昭和前半  幸田露伴(文人)『通俗三国志』を初め、十本前後の『三国志演義』の翻訳や内藤湖南(学者)『諸葛武侯』を皮切りに五本前後の諸葛亮に関する評伝が公刊される。ここで資料「1、『三國志』と『演義』に関するもの」と「2、諸葛亮に関するもの」に移る。諸葛亮に関するものは、江戸時代では中国から来たものを訳したものだったが、日本人により諸葛亮に関して書いたものの最初は浅田寛『諸葛孔明傳』(文政十年)。  それらの中で我々日本人に最も影響を与えたのが土井晩翠(詩人)の長編詩「星落秋風五丈原」ではないだろうか。当時を代表する思想家で東宮御学問所御用掛となり倫理を進講した杉浦重剛も『諸葛亮』なる評伝を書いており、同時に江戸の侠客幡随院長兵衛を讃える漢詩をつくっており、諸葛亮も幡随院も「侠」という概念で同じように捉えていたことが分かる。土井晩翠や杉浦重剛に見られるような諸葛亮に対する見方は当時の日本人の対外の見方だ。また資料に「日本青年の歌」と「星落秋風五丈原」との共通する部分をあげてある(つまり「日本青年の歌」が「星落秋風五丈原」をぱくった)。 ●3、昭和後半から平成へ  この時代を一言でいうなら、小説、同人誌、コミック、人形劇、映画、ゲーム、インターネット等、何でもありの世界。価値観が多様化だけではなく三国志が完全にエンターテイメント化した。  例としてマンガの武論尊/原作・池上遼一/作画『覇-LORD-』が上げられる。ストーリーの説明で主人公の倭人が劉備に成りすますことや、呂布と趙雲(作中では女性)との子が関平とか出てくる。(※これは割かし三国志ファンの間で有名な話だけど、さらに中林先生は周瑜が美貌の女将軍で、彼女が率いる軍団が美女軍団と最近のトピックまで言及されていたのには驚いた)。あと芝居の方でも市川猿之助の『スーパー歌舞伎 新・三国志』がある。  これらの中で唯一大きな展開を示していないのが映画やテレビを中心とした映像部門。『人形劇三国志』や劇場公開されたアニメ以後、新たな企画は殆ど耳にしない。来年(2008年)放送を目指し日中共同でアニメ『三国志』の制作が始まった、との話も伝わる。  「三国志」というものは固有名詞から「単に覇権を賭けた争いを表す普通名詞」になったといえる。それは既に江戸時代からある。千代丘草庵主人の『洒落本讃極史』(遊里の話)、近松門左衛門の『本朝三国志』(日本の話)に見られる。三国志は完全に遊びの娯楽になっている。ここで資料の「5、三国志とは関係無いもの」に移る。加藤文『やきそば三国志』とか加野厚志『女三国志』など。 ●終りに ※以下、殆どレジュメそのまま  日本人に広く知れ渡った「三国志」と言うものが、ある意味で娯楽(大衆文化)であったとするならば、娯楽であるが故に「三国志」に関する多くの著作は、それぞれの時代の時代相或いは当時の日本の社会相を、色濃く反映していると言える  我々は、日本人が著した「三国志」に関する著作を読み解くことに因って単に中国の時代や文化を読み解くだけでは無く、それぞれの時代の日本或いは日本人自身を読み解くことも可能となる。 ...