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次のキーワードについて検索: 検索文字列 ''. 検索結果 1 - 30 / 566 件 (0.0099 秒). 検索条件の修正

1. 8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)
※関連記事  関プチ2015:8/1北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2015年8月1日)  レポ:兀突骨に行くまで(2015年8月1日) ※追記 レポ1:8/1北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2015年8月1日)  昨年の上記関連記事に続いて今年も企画。 ・8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(三国志プチオフ会) http://cte.main.jp/kanpetit/  上記リンク先でも書いたように、2016年8月6日土曜日の19時から福岡県北九州市八幡西区黒崎の創作居酒屋「兀突骨」にて予算4000円程度で、肉を喰らい酒を飲むプチオフ会を行うので参加者募集中。今回はイメージしやすいようにNPO三国志フォーラム 清岡美津夫主催というのをきっちり出していこうと思う。冒頭関連記事に触れた昨年に続いて今年の夏も行うぞ、ってことで。追ってFACEBOOKページやTwiPlaのページへリンクを張って行く。 ・兀突骨 http://jsite-fukuoka.com/kitakyushu/gotsutotsukotsu/ ※一昨年の記事 レポ:7/26北九州 兀突骨で酒池肉林?! ラウンド1(2014年7月26日)  PRポイントは他にもあるのだけど、まずは記事にしてみた。追記予定。 ※追記。「参加表明プロフィール  TwiPla  FACEBOOK」

2. 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2018
・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/  上記サイトは私が管理するサイトの一つなんだけど、半年を区切りとしてフロントページにてツリー別閲覧ランキングを更新している。  以上のような書き出しの記事を、下記記事にあるように1年前もそうだし何年も書いていて、今年も記事にしてみて、2016年上半期と下半期の二つを一辺に表示してみる。「三国志ニュース」の年始の定例のつもりだけど、その対象となる掲示板自体がそれほど活性なところではなくアーカイブとして使われているため、来年もそうなるとは限らない(…と二年連続コピペの文言)。 ※関連記事  三サポ板ツリー別閲覧ランキング2017  三サポ板ツリー別閲覧ランキング2018上半期 ※新規関連記事 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2019上半期 ※新規関連記事 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2019  この「ツリー別閲覧ランキング」は下記の記事別の閲覧ランキングの閲覧数が多い記事を参考にして、ツリー別に組みなおしてできたものだ。その後の作業として、記事別の閲覧ランキングをリセットしている(つまりは記事別のヒット数全てを0にする)。 ・閲覧ランキング http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=rnr ☆ツリー別閲覧ランキング(2018/1-2018/6)  1.  三国志の原文・書き下し文・日本語訳  2.  曹張無言問答  3.  国の色  4.  成人って何歳から?  5.  「[登β]哀王曹沖」の現代語訳  6.  三国志の時代の服装について  7.  破廉恥ネタかもしれませんが・・・  8.  凌統の妻について。  9.  周瑜の先祖 周興さん  10. 雑号将軍らの開府に及び幕僚等への俸給  11. 上表・上疏・上奏の違い  12. 馬氏の五常  13. なぜ曹操は渡河を試みたのか(赤壁)  14. 「黄天」?「黄夫」??  15. 三国時代(後漢)の婚姻制度  16. 陸遜の正室って誰ですか?  17. 太史慈の命日について  18. 五徳説-それぞれの王朝は何徳?  19. ...

3. 三国志ニュース Twitter cards(2017年10月24日-)
※前の記事 三国的世界(CCTV纪录 via YouTube 2018年8月19日-21日)  2019年1月12日土曜日5時に目が覚める。ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第90回 2019.1.7配信を聴いていた。 ・ラジオCha-ngokushi(ちゃんごくし)第90回 2019.1.7配信 https://youtu.be/grm6TfjVsNM ※関連記事 2018年の台湾&香港 マンガと御宅族の現場を振り返る 台湾編(マンガ論争 20号 2018年12月29日)  冒頭の初心のトークで昔のらじおちゃ。逆に気になって「次へ」で第1回を続けて聴いた。忘年会への質問の回答も「おや?」と思ったけど、E.T.の話についてもむらやさんのツッコミもあって声出して笑った、あきよんさんによる振りっぱなし漫才(笑)そして献策ちゃん!鉄板やな、本を読む前に才能が開花!とかシュレディンガーのむらやさんとか(笑)  電光石火で三国志ニュースの記事「泣き虫弱虫諸葛孔明 第2集(2018年12月12日)」を書く。それもあって思い出したのがそういえば「三国志ニュース」自体について最近、記事にしてないな、と。下記関連記事にあるように、ブログをつかって「三国志ニュース」を開始した当初はもちろんのこと、ぐっこさんがデザインを大幅に改良してくださったときも「三国志ニュース」自体のことを記事にしていたのだけど、それほどシステムやデザインをいじってないこともあって、最近ではほとんど記事にしていない。 ※関連記事  「ニュース+スケジュール」計画案  「三国志ニュース」デザイン大幅変更(2009年7月20日)  ツイッター関連はそこそこ変更があって、まずツイッター・ボタン。各記事に埋め込まれたそのボタンを押すとツイッターのアカウントをもっていれば記事へのリンクをはったツイートを準備してくれるというボタンで、記事へのリンクの拡散に役立つ。まぁツイッターに限らずFACEBOOKもあるんで「SNSボタン」といったところだけど、いつ設置したかを三国志ニュース内に書いていないみたいで、ツイッター・ボタンについては下記関連記事のようにネガティブなことしか書いてない。手元のメモにも特に残ってない。 ※関連記事  十三支演義 偃月三国伝2(2014年4月17日)  渡邉義浩先生の新聞記事(読売新聞2016年1月6日 朝日新聞1月8日)  でも他の手元のサイト、「ライト層によるカルチョについてのメモ」だと2012年11月28日に設置しているので、それぐらいの時期だろう。 ・ライト層によるカルチョについてのメモ http://cte.main.jp/calcio/blog.cgi ※関連記事 2018年の台湾&香港 マンガと御宅族の現場を振り返る 台湾編(マンガ論争 20号 2018年12月29日)  その次もツイッター関連で、こちらが本題。三国志ニュースだけを見ていると気付かれにくいのだけど、前述のツイッターボタンを使うなり、ここ1年ぐらいの三国志ニュースの記事のURLを含めてツイートすると、status(ツイート)の下部にツイッター・カードと呼ばれる、記事の概要が出てくる。ツイッター・カードが着実にツイートに出るようにするにはまずツイッター側に覚えさせる必要があるそうで、下記のリンク先でカードにしたいURLを入力し試してみるそうな。 ・Card Validator - Twitter cards https://cards-dev.twitter.com/validator  ツイッター・ボタンを含むSNSボタン導入に際しては当時、「三国志ニュース」のベースのシステムであるGeeklogのヴァージョンアップをこまめにしていたしその関係で情報を結構、集めていたこともあって(セミナーも結構参加した)、それらを頼りにすんなり導入できたんだけど、うちの環境とGeeklogのヴァージョンアップが適合しなくなってきたんで、情報から遠ざかってしまった。 ・Geeklog日本公式サイト Geeklog Japanese [携帯対応] http://www.geeklog.jp/  SNSボタン導入はそれこそ、前述のぐっこさんが改良してくださったデザインの部分のファイルで対応できたのだけど、その流れを思い出しつつ、ツイッター・カードの導入も進めていたんだけど、なかなかうまくいかず。手元のメモを見ると、2017年8月26日あたりに試行錯誤の跡が見られる。いろんなサイトのソースからのコピー&ペーストが見られ、そこでどうやらMETAタグを変えれば導入できるんだな、と見当がついた。そこでまず可能かどうか試していたのが、単純なHTMLベースの自サイト「孫氏三代」内のさねよしいさ子さん関連の下記ページ。カードの画像は通常の「summary」と 大きくする「summary_large_image」がある。 ・さねよしいさ子さん関連リンクのメモ http://cte.main.jp/sunshi/2017/1007.html  そこからどうやってGeeklogのシステムに導入していくかで詰まってしばらくあきらめていたのだけど、ふとした弾みで本来HTMLファイルの冒頭に来るはずのMETAタグがbodyタグ(本文)内、というかブログの書き込み部分に入れてみたら、うまくツイッターでカードが表示されるようになった。三国志ニュース内を見てみると、2017年10月24日の下記記事らしい(いや日付変更は結構行っているのであまり当てにはならないが)。 ...

4. 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編
・前回、プチオフ会 神田編 http://cte.main.jp/newsch/article.php/302  18時40分ごろまだ神田にいた清岡、呂珪さん、隼鶻さんの三人はとりあえず青木朋さんと合流せんと、携帯で電話してみるもつながらず、とりあえず、次の会場が新宿コマ劇場の近くだと先に伝えていたので、我々三人は新宿へ向かうことに。  しかし神保町発の電車(都営新宿線)が18:47までないことに気付く(汗)。で、実際、新宿の駅についたのが18:56。プチオフ会の会場は新宿東口からさらに歩いたところなので清岡は内心、かなり焦っていた。ここで青木さんに電話してみると、もう新宿コマ劇場についているとのこと。さらに焦りだし。地上やら地下やら新宿界隈をすたすた歩く。  そしてようやく新宿コマ劇場についたのが19:10(汗)。一言、新宿コマ劇場といってもいろいろあるらしく、青木さんはどこにいらっしゃるのかと、電話をかけてみる。そうすると、もう会場に着いたとのこと。  それであわてて会場へ行く。会場は前回のプチオフ会で行きそびれた「異邦人」だ。 ・「異邦人」(古代中国個室ダイニング) http://www.ihohjin.com/ ・前回のプチオフ会 http://cte.main.jp/newsch/article.php/287 ※追記 三国志ファン、コア層こわそう  会場はUSHISUKEさんが予約を入れてくれていて、行ってみると、すでにUSHISUKEさんとKJさんがいらっしゃって、その奧には青木さんが居て、土下座されていた。いや時間に遅れまくった我々が土下座したいぐらいなんですが(汗)  で、話を聞いてみると、我々が青木さんを探して新宿コマ劇場周辺を彷徨っていたと思っていたそうな。いや、そんなことなく単なる遅刻です(汗)  さて話戻して「異邦人」の「蘭州」という名の個室。  近頃の飲み屋は個室がはやっていて、個室といっても単にカーテンで仕切っているだけで、隣の部屋の声が丸聞こえって名ばかりの個室が多いけど、ここはそんなこと全然なく、一歩、足を踏み入れると、隣の部屋の声なんて全然、聞こえない感じ。部屋にカラオケが設置されていて、そこらの部屋では大熱唱のはずなのに全然、聞こえないってことはきっと下手なカラオケ屋より防音設備が良いに違いない。  それもそのはず、そこはまるで洞窟の横穴のような空間。なんか中華系の変な壁の絵があるし(写真参照)、そしてなんとロフトまである。部屋の中の木の階段を上がると、二人がテーブルを挟んで軽く談話できるところだ。そんなんだから、ホント異世界に連れてこられた感じ。そして自分の部屋のように落ち着ける空間。  で、メイン会場(?)は一階(?)のテーブルのところ。座布団が引かれている。席の並びは下のような感じ。サイトを持っている人へはリンクを張っている。 出入口   KJさん 呂珪さん 青木朋さん    テ  ー  ブ  ル  USHISUKEさん 隼鶻さん 清岡  もうコース料理のはじめの品はきているようなので、まず後から来た三人はドリンクを頼む。ドリンクがそろった時点で青木さんの「八卦の空」単行本発売お祝いとあと呂珪さんのお祝いと隼鶻さんの門出を祝って乾杯した。  なぜか清岡と隼鶻さんはマンゴジュースを注文していたんだけど、はじめの品にピータンが添えられていて、ここで隼鶻さんが大発見をする。ピータンを食べてマンゴジュースを飲むと、口の中で奇妙な味(薬品みたいな?)が広がるとのこと。清岡は隼鶻さんに強くすすめられたけど、さすがに断った(笑) USHISUKEさんたちはチャレンジしていたようだけど(汗)  結構、良いタイミングでくる料理を食しながら、あれこれおしゃべりする。清岡が最近、お手伝いしている検索サイトの話とか。  あとサポ板のこと。たまに来る変な質問書き込み(検索かけて他の書き込みを見ずにそのまま書き込んだようなやつ)に、青木さん的表現だと「生暖かく」回答するあたりが他の掲示板になくてとても良いとのこと。確かに言われてみれば独特の雰囲気。他の掲示板だといきなり切り捨てたりされるところもあるらしいからね。そこでそういう質問書き込みをする人にとってあれこれ検討したりして正確性を出すより、もしかすると嘘でも良いんで単純明快な決まった回答があると納得して喜んで帰っていくかもって話をしていた。この間の話じゃないけど、とりあえず回答を元に同好の人たち同士で、知識を披露しあったりサイトで「祭り」の企画をやったりあれこれ盛り上がりたいのかな、と。例えば下記のURLだと特にサポ板の情報が検証されず(もしくはサポ板上で検証した私の書き込みには触れず)そのまま載っているし。 http://musou.s38.xrea.com/test/read.cgi/bbs/1114255029/#412  それから話の大半をしめたのが、三国志ジャンル論。  例えば、一言、「三国志」と言っても人によっては吉川三国志を連想するし、コーエー(koei、旧、光栄)のシミュレーションゲームや真・三國無双を想像するだろうし、単なる歴史書を思い浮かべる人もいろいろ居るだろう。はっきり「三国志」と一言いっても人によっていろんな意味があっていろんなジャンルがあると認識している人なら特に議論することはないけど、単に漠然と「三国志」というものを思い浮かべている人たちやゲームならゲームだけしかないと認識している人たちはいっぱいいるはずだ。そういう人たちがいざネットで「三国志」というキーワードを頼りにあれこれ調べたり同好の人を探したりし、ある架空の三国志総合サイトにたどり着く場合の話をしていた。主観はそういった三国志初心者の方じゃなくて、サイト管理人側の方。  はたして、三国志サイトで歴史なり小説なりゲームなり「三国志」内カテゴリーを分ける必要があるのか という課題。その場に居た、隼鶻さん以外の人たちは「三国志」ジャンル内のカテゴリーを分けるのが当然と思っていたんで、隼鶻さんの主張は私にとってなかなか興味深い話だった。いや、いきなりこんな込み入った設定の話をしたんじゃなくて、この間のプチオフ会の話の「コア層」の認識が微妙に違っていてその発展系といったところだろう。  私にとっての「コア層」は一つあるいは複数の「三国志」内カテゴリーに増資が深く、当然、他の「三国志」内カテゴリーのことは詳しくないにせよ、ある程度は認識しているファンを想定している。一方、隼鶻さんはそういうファン以外にも他のカテゴリーのことをまったく知らないでもある一つの「三国志」内カテゴリーに長いこと逗留するファンも含むそうな。例えば「10年、コーエーの三国志のシミュレーションゲームやってます」っていうようなファンも含むそうな。  隼鶻さんの想定するところは、ゲームファンなり小説ファンなり歴史ファンなりそういったいろんな三国志ファン(コア層でも)が「三国志」という共通することさえあれば、わかりあえるってこと。そういえば去年、オフ会を東京で何度か開いていたときも隼鶻さんは「三国志のオフ会をする」と広く告知さえすればいろんな三国志ファンが集まってくると言っていたなぁ。  そのため、三国志の総合サイトにカテゴリー分けは要らないってのが隼鶻さんの主張だ。もっというとほとんど三国志のことは何も知らない初心者にわざわざ三国志ジャンルの中を区切って教える必要はないってことだそうな。下手をするとそのサイトの管理人の考えによって初心者である閲覧者が広い三国志ジャンルの中のごく一部、狭い一カテゴリーに押し込まれてしまうおそれがあるって危機感だ。  これは前々から隼鶻さんが三国志ジャンル全体について疑問に思っていることの流れから来ている考えだ。隼鶻さんが見るに今の三国志ジャンルの中身が区切られていることに違和感を抱いているとのこと。理想としては先にあげたように「三国志」という共通項でいろんな方向性の三国志ファンが集まってくる状態だ。確かにその理想の実現にとって、三国志ジャンルが細分化されている現状は弊害以外の何者でもないのだろう。隼鶻さんにとって三国志ファンは初心者のうちから狭いカテゴリーに押し込められている観があるようだ。  隼鶻さん自身が馴染みのない別の「三国志」内カテゴリー、スーパー歌舞伎を見に行ったり、同人誌展示即売会に行ったりしたことがあるのは、そういった細分化された現状はおかしいと考えている気持ちの表れなのかなぁ、と清岡は思っている。  他の人にとっては思いもよらない話だけに真っ先に反論するというより先に隼鶻さんの主張を皆、理解しようとしていた。隼鶻さんにあれこれ質問したり、別の言葉で言い換えてそういう意味であっているか確認したり。  清岡は総合サイトでカテゴリー分けがされていないと利便性が失われるのではないか、と思っていた。三国志ジャンルみたいに広い分野だとどこをクリックすれば良いかわからなくなるんじゃないか、と。  青木さんや呂珪さんあたりがおっしゃっていたのが、サイト管理人のようなファン歴の長い人が初心者を狭いカテゴリーに押し込んでいるというより、むしろ初心者が進んで狭いカテゴリーに行っているんじゃないか、ってこと。初心者のうちは全然、方向性の違う三国志ファンと話を合わせようと勉めるより、初心者自身と好みや知識が近いファンたちのところで共感したり盛り上がったりしたんだろう、と。呂珪さんの言葉を借りるなら三国志の知識を広めるよりも今、持っている真・三國無双の太史慈の知識や想いから「子義祭り」をして盛り上がりたい! といったところだろう。これはこの間のプチオフ会の話の初心者の傾向と似通った理屈だ。とコア層が六人もあつまっている場だと、地に足のついた議論ではないかもしれないけど。  あと、青木さんが示唆していたのが、何も「三国志」内カテゴリーはきっちり三国志ジャンルにおさまっているというわけではない、ってことだ。話に出ていたのが真・三國無双のファンのこと。真・三國無双シリーズのプレイヤーは、例えば真・三國無双4猛将伝にあきると、別の「三国志」内カテゴリーにうつるというよりは、戦国無双2で遊ぶだろうし、それにあきるとファイナルファンタジーXIIであそぶだろうってこと。つまり大半が三国志より先にゲームありきだろうってことだ。たまたま遊んでいるゲームで三国志が題材に使われているという感覚かもしれない(もしかすると題材に三国志が使われていることすら知らないかもしれない)。清岡が思うに、初心者にそれは三国志が題材として使われているのだよ、とそれとなく伝えるにはやっぱりカテゴリー分けが要るのかな、という気がしていた。  と、こういう話をあれこれしていたら「異邦人」に居れる2時間があっと言う間にすぎた。そのためいそいそと会場をカラオケ店に移す。それにしても「異邦人」はとても居心地が良い店だった。  カラオケ店でそこからさらに1時間半、同じテーマでおしゃべりして、23時半に解散となった。最後の方で隼鶻さんの壮大な野望を聴いたんだけど、それはここでは割愛。  特に具体的な話が出たわけじゃないけど、なかなか興味深い話や見解をあれこれ聴けた。隼鶻さんの意見に賛同する人がいなかったので、雰囲気的に隼鶻さん対その他五人といった構図になってしまったけど、また機会があればこのテーマの続き(もちろん壮大な野望込みで)を話したいな、と思った。

5. リンク:局アナが語る「三国志の日本史」(2019年2月14日-)
※前の記事 「運命を変えたマンガ」ランキング(ebookjapan2013年11月27日)  2019年2月16日土曜日、さらにオフライン向けに貯めたツイッターのタイムラインを見ると、下記のTwitter Accountの下記のStatusで知ったこと。 ・箱崎みどり(ニッポン放送) (midori_hakozaki) on Twitter http://twitter.com/midori_hakozaki ・Twitter / midori_hakozaki: 江戸の市川團十郎もトリコになった『通俗三国志』とは? https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59598?media=gs … #現代新書 これは少し前の時代の話ですが、おおむねこんな研究です。#ワンダ4 ... https://twitter.com/midori_hakozaki/status/1100884859617075201 ※関連記事 ネットワーク探偵団(ABCラジオ2017年10月21日放送分) ※新規関連記事 リンク:草野満代 夕暮れWONDER4(ニッポン放送2019年5月16日)  つまり2019年2月14日に下記サイトの下記ページにあるように講談社の「現代新書」にて箱崎みどり「局アナが語る「三国志の日本史」」①「江戸の市川團十郎もトリコになった『通俗三国志』とは?」のコラムが公表された。この記事は単発ではなくこれからも新しい記事が続くようだ。 ・現代新書 | 講談社 https://gendai.ismedia.jp/gendai-shinsho ※新規関連記事 愛と欲望の三国志(講談社現代新書2019年8月21日) ※新規関連記事 リンク:三国志ファン唖然、のちに感動…『パリピ孔明』とは何者か?(2022年3月26日) ・江戸の市川團十郎もトリコになった『通俗三国志』とは? https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59598 ※新規関連記事 リンク:なぜ日本人は三国志が大好きなのか?(2022年4月4日) ※新規関連記事 リンク:鵜浦恵:時をかける三国志パロディ(三田評論ONLINE 2022年12月19日) ※2/27追記 ・張飛が艶っぽい遊女に⁉江戸の人々が遊び倒した「三国志」のパロディ https://gendai.ismedia.jp/articles/-/60056 ※新規関連記事 華佗の舞(尾張西枇杷島まつり2019年6月8日9日) ※4/4追記 ・日本の先祖に!?なぜ諸葛亮(孔明)は「明治の偉人」になったのか https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63592 ※5/5追記 ・吉川英治『三国志』に、母子愛のくだりが組み込まれている理由 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64156 ※新規関連記事 Fani通2018上半期(2018年12月29日)  上田望先生の論文等、見知ったものが参考文献としてあがってある。 ※関連記事 メモ:KURA(金沢大学学術情報リポジトリ) ※新規関連記事 リンク:〈三国志〉とは何か?(2019年5月10日) ※5/30追記 ・曹操を魅力的に描いたのは、吉川英治『三国志』だけじゃない! https://gendai.ismedia.jp/articles/-/64621 ...

6. 三国志関連で自分史作りのスゝメ
 ウェブで個人が何かしらの情報を発信するといえば、十年前から個人サイト(通俗的にはいわゆる「ホームページ」。誤用だけど)が有名だけど、それを作るにはある程度、専門的な知識が要り、敷居が高い。そこで昔から専門的な知識はないけどwebで情報発信したい個人に向け敷居を下げたサービスがある。広義ではレンタル掲示板(BBS)サービスやレンタル日記なんかもそうだろう。そういったサービスは企業がやってるんだけど、個人サイトレベルで一時期、流行ったのが「○○に100の質問」というやつ。運営サイト(主に個人サイト)で100の質問が用意されてあって、その質問に個人が答えていくって形式。基本は回答者が自らのサイトで回答を公開するんだけど、運営サイトによっては回答を載せてくれるところもある。  敷居が低い部類では最近(というか結構、寿命が長いね)、○○バトンってのがある。これは先に紹介したのと違って運営サイトってのがなく、その分、敷居が低いのかな。あと、個人サイトと違って専門的知識が要らないブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS。具体例はmixi等)内の日記で○○バトンが流行っている。  もちろん、これらには三国志ジャンル関連があって、過去、三国志ニュースで取りあげたのを下に示しておく。 ※関連記事 ・三国志ファンに100の質問 in 「水天宮」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/37 ・History Baton http://cte.main.jp/newsch/article.php/143 ・孫堅バトン http://cte.main.jp/newsch/article.php/230 ・三国志+よろずバトン http://cte.main.jp/newsch/article.php/320  あと個人サイトで閲覧者に「三国志との出会い」を投稿して貰う企画もある。下記。 ・参加企画「三国志との出会い」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/14  三国志とは関係ないが、最近では「前略プロフィール」なんてサービスがあって(こちらは企業の運営サイト主催)、これは個人が質問に答えていくだけで作成でき(敷居が低い)、しかもPCだけじゃなく携帯でも見れるため、名刺代わりとしても普及しているそうな。 ・前略プロフィール http://prs1.cgiboy.com/ ※追記 レポ:8/6北九州 兀突骨で酒池肉林?!(2016年8月6日)  これらのように敷居が低く個人で手軽に情報発信できる仕組みで三国志ジャンル関連でできないだろうか、と考えてみる。運営サイトがあるのか、それとも各自のブログやSNSの日記で勝手にやって貰うタイプなのか考えるのは後回しにして、内容として思い付いたのが、書き手と三国志ジャンルとの関わり合いの歴史を書いて貰うってやつ。自分史。何か、うまいネーミングが思い付かなかったので、とりあえず「三国志関連で自分史(仮名)」って名付けておこう。 ・公式サイト http://cte.main.jp/newsch/article.php/588 ※追記 サイト「真・無双検索」の開設日っていつ? ※追記 ゼロ年代を振り返って十大ニュース ※追記 私的メモ3:三国志関連初心者向け ※追記 時代劇特選「三国志」(1995年4月-)  んで下記にその記入例を書いてみる。「※」印で注釈なんかもつけていく。上記「公式サイト」と並べて見ていくと、社会の流れの中の一個人の動きが見えて面白いかも。 ○清岡美津夫の三国志関連で自分史(仮名) 199x. 仲間内で三国志ブーム。コーエー『スーパー三國志II』(SFC)の多人数プレイが流行る。三国志のことは全く知らなかったが、NHK制作『人形劇三国志』(TV番組)を視聴でき、さらに並行し横山光輝/著『三国志』(漫画)を買い揃え、ストーリーを追うことになる。両者のストーリーの違い等からいろんなバージョンがあることを知る。 ※記憶が曖昧な場合はxとしておく。もちろん、正確な年を覚えていてもそれを書くと年齢がばれてしまうんでイヤだって場合もxとしておくのもOKだ(笑) 199x. コーエーの『三國志』シリーズ、『信長の野望』シリーズなどシミュレーションゲームをを独りで順にプレイしていく。次第に計略が魔法や妖術のようになっていく『三國志』シリーズに嫌気がさし遠ざけるようになる。 ※例えば「『真・三國無双4』で初めて千人斬り達成」とか書き手的に重要だと思ったら細かいことを書いてもOKだし楽しい。 199x. 池波正太郎、司馬遼太郎等の歴史小説を読み漁るようになる。その中におそらく陳舜臣/著『秘本三国志』(小説)もあったと思われる。 ※三国志ジャンルは歴史好き(私)にとって一分野でしかなかった時期。そのため記憶が曖昧なので「思われる」表記 199x. 学習研究社の歴史群像シリーズ(ムック)の参考にして、コーエー『信長の野望』シリーズの作品中の「本能寺の変」イベントを発生させる等の遊びをしていたため、おそらくこの頃に歴史群像シリーズの『三国志 上巻』『三国志 下巻』『群雄三国志』を読んでいたと思われる。 199x. 前述の『三国志 上巻』『三国志 下巻』『群雄三国志』のどれかで『三国志』の日本語訳が筑摩書房が出ていることを知る。その頃、趣味で小説を書いていて、ネタにちょうど良いと思い、貯金をはたいて『三国志』(多分、3冊セット)を買う。 【参考リンク】2005年『世界古典文学全集24 三国志』(筑摩書房)再版 http://cte.main.jp/newsch/article.php/420 ※読み手にとって解りにくい箇所やさらに話を広げたら面白いだろうという箇所には参考リンクを入れていくと良い。 199x. ...

7. 横浜中華街で令和最初の三国志会(2019年5月4日)
開催日とが迫っているので速報的に。下記イベントで知り合った楪らくさんとのやりとりで今朝、決まったこと。 ※関連記事 呂布を飲もう!(Cha-ngokushi2019年3月24日) 下記ページによると、2019年5月4日土曜日夕方(※追記。18時開始とのこと)に神奈川県横浜市中区山下町146-6 横浜中華 三国演義のお店にて「横浜中華街で令和最初の三国志会」が開催されるという。下記の写真にある看板のお店。桃園結義の場面? ・[TwiPla] 横浜中華街で令和最初の三国志会 https://twipla.jp/events/380789 ※新規関連記事 メモ:横浜中華街で令和最初の三国志会(2019年5月4日) ・横浜中華街 三国演義【公式】 https://sangokuengi.owst.jp/ ※リンク追記。こちらに決まりそう。 ・関羽コース  お一人様3980円 https://sangokuengi.owst.jp/courses/12895726

8. リンク:「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む(2005年11月9日-)
※前の記事 リンク:局アナが語る「三国志の日本史」(2019年2月14日-)  前の記事の末でもリンクを入れたけど、たびたび取り上げる、ブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」での三国志ネタのメモが結構、たまってきたのでまとめてみよう。一行だけの小さいネタはメモしてないと思う。 ・「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む http://blog.livedoor.jp/kashikou/ ※関連記事 オタ中国人の憂鬱(2011年1月) ※新規関連記事 春の古書大即売会2019(京都古書研究会2019年5月1日-5日)

9. 川本喜八郎/川本プロダクション公式 ツイッター・アカウント開設(2019年4月17日)
・川本喜八郎 Official WEB SITE http://chirok.jp/ ※関連記事 川本プロダクション、川本喜八郎人形ギャラリー展示委託業務終了(2016年3月31日) ※新規関連記事 リンク:ツイッターに画像掲載されました三国志に関する物品について(川本プロダクション2020年10月7日) 上記公式サイトでは特にお知らせがないのだけど、2019年4月17日に下記のTwitter Accountが開設され、下記のStatusでそうお知らせがある。 ・川本喜八郎/川本プロダクション公式 (chirok_kawamoto) on Twitter http://twitter.com/chirok_kawamoto ※新規関連記事 「三国志」の序章-漢末の動乱(川本喜八郎人形ギャラリー2023年6月4日-) ・Twitter / chirok_kawamoto:こんにちは。川本プロダクションです。この度ツイッターを始めましたので、よろしくお願いいたします。 #はじめてのツイート ... https://twitter.com/chirok_kawamoto/status/1118452759362064389

10. 「★『宮城谷三国志』総合スレッド★」in「三国迷ぐっこのHP」
小説の宮城谷昌光/著「三国志」が一気に三巻、発売されているんだけど、元々、文藝春秋で連載されているんで、三国志ファンの中には連載時からチェックされている方もいる。 「三国迷ぐっこのHP」に三国志掲示板 CAFE"a Bridge too far"ってのがあるんだけど、その中のスレッドに「★『宮城谷三国志』総合スレッド★」というのがある。 ・三国迷ぐっこのHP http://gukko123.hp.infoseek.co.jp/ そこで、ほぼ毎回(連載初期から)、連載中の宮城谷昌光/著「三国志」の概要を書いてくれたり、その回の感想やコメントを書いているくれるので、ありがたいし読んでてとても面白い。 ネット上でみんなでわいわいとこういう連載の話題を出すにはやっぱり掲示板って適しているなぁ、と実感する。 それと今はやっぱり単行本の話題がでていて、あと、冊子情報なんかも話題に出ている。ファンなら要チェック。 <2008年1月18日追記> サイト自体移転になったので追記。 <関連記事>サイト「ぐっこ どっと ねっと-~三国迷ぐっこのHP~」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/583 ・CAFE “A BRIDGE TOO FAR” http://gukko.net/i0ch/sangoku/ ・★『宮城谷三国志』総合スレッド★ http://gukko.net/i0ch/test/read.cgi/sangoku/1035648209/

11. 三国志ファン、コア層こわそう
 と、タイトルからしてのっけからオヤジギャクな上に意図せず二重の意味になっているけど、こわいけどべつにこわそうとは思っておらず、深いところで埋もれる前に、ブラックホールのようにどんどん初心者をマニアなところ、とまでは言わないまでもその中腹ぐらいまで引きずり込んで欲しいかなぁと無責任なことを思う今日この頃。と、自分がコア層の部類に入っているってのはもちろん棚上げだ。  さて「長江の流れは緩やかに見えて」の観劇前夜のプチオフ会を開いた。今回は次の日が観劇ということで二次会(24時前)で終了した。「長沙呉簡研究報告」第1集や第2集を元に中国の学会に関する日本の学会動向などの話や「地鶏の唐揚げ」を「地獄の唐揚げ」と読み間違えたとかあれこれ話していた。  それらの中から目から鱗だなぁって思ったことを一つだけ。  げんりゅうさんがとある先生からきいた話に、三国志ジャンルの本を書くにあたり、三国志のことをあまり知らない人でもある程度、知っていることをちりばめて書いておかないと、読者がどんどん離れていくという意識があるらしい。だから「三国志」と書名にあるやつは三国志ファンのコア層にとってどれもこれもわかりきったことを書いているんだなぁと納得した。それに「三国志の世界」はやたら「演義では」と書いてあるのも。(三国志小説なんかもこの意識をもたないといけないとしたらイヤだなぁ)  その話から発展して、このプチオフ会に来られているようなコア層は自分の知らない三国志の知識を喜んで飛びつくようなファンたちばかりだけど、三国志に興味はあるけど知らない人たちはむしろ自分の知らないことは敬遠し、知っていることで共感しあったりあれこれ語り合ったりしたいってのが優先されるって話をしていた。そんなんだから少数のコア層は日の当たらないどんどん深いところ深いところへ進んでいき、逆に大多数の初心者層はすぐに共感したり語り合ったりすることを消費しきってしまって「卒業」してしまうのだという話だ。だからここ何十年も水面近くではいろんなあぶく(マンガ系なりゲーム系なりいろんな三国志ファンの初心者層)が生まれては弾けていてをくりかえしていて、水底ではヘドロ(コア層)が何年もとどこおっているけど、その間には水(メディア?)だけしか見あたらないような二極化が進んでいるんだなぁ、と納得していた。そういや2005年7月31日の三国志シンポジウム後のプチオフ会でもそういった話の具体的な例を語り合っていたなぁ。  そういう観点からいけば、某掲示板は意図せず初心者の寄せ付けない雰囲気になってんだなぁと思った(いや、だからといって変わるなら変わってもいいけど、私自身は変えようとは思わないけど)。初心者層からしてみれば、三国志とつくから、あるいは検索サイトから飛んでいって、見てみたら自分の語れる余地がないって仕組みだ。三国志ニュースの私のところは書きたいように書いているからそういう観点からは問題外だ(とこちらも特に変える予定はない)。それで私の長年の疑問は解けたんだけど、どんなジャンルにもファンの中の何%かは困ったちゃんがいるわけで、某掲示板へ三国志ファンの大多数の初心者層があまり寄りつかないんで困ったちゃんが書き込む絶対数もその分、かなり少なくなっているんで、それであまり荒れず管理のしやすい掲示板なんだなぁ、と妙に納得していた。もう三年近くになるけど未だに「知る人ぞ知る掲示板」だもんなぁ。 ※追記 2006年3月11日 プチオフ会 新宿編 ※追記 単軸モデルから多軸モデルへ(あるいはピラミッドモデルからすり鉢モデルへ)

12. サイト「馬岱の字は伯瞻」
・サイト「馬岱の字は伯瞻」 http://batai.koyuki000.soragoto.net/ ※二月の段階でWikipedia(日本語)にも移植されているようだね。 この手のやつでネットにおいて広がったケースとして私が知っているのは、いずれもサポ板において。 思い出す限り列挙すると  馬氏の五常  凌統の妻の名  周瑜の諡号 ってのがあって、それらは出典のことや原文のことでツッコミどころだった。それを考えるとより強力(ネットでの伝播力が強い)になってきている気がする。あたかも耐性ウイルスと新薬開発との関係を彷彿とさせる。 仮にそういう文献があってそういうことが載っていたとしても、素人ながら「陜西省って書名につく文献は時代が浅くないか?」と思ってしまうんだけど、こんなこと書いていたら、また強烈なやつが来るかもしれないね(汗) そのうち聞いたこともないような碑文が出てきたりするんだろうか。 <6/1追記> とりあえず件の地方志は清代のもので出典は明記されていないとのことで。 ※関連記事 三サポ板五周年記念オフ会二次会

13. 「運命を変えたマンガ」ランキング(ebookjapan2013年11月27日)
※前の記事 焼酎ボンボン味わい三撰(モントワール2015年12月17日?)  2019年2月16日土曜日、米原駅近くのヤンマー中央研究所の電光掲示板によると気温5℃。乗り継いで、大抵、眠っていたのだけど、三国志ニュースの記事「2019南京町春節祭(2019年2月3日、5日、9日-11日)」を書く。13時54分、岐阜駅、11℃。15時52分、高塚駅あたりで書き上げる。15時58分、浜松駅到着。16時10分発、東海道本線(東海)(熱海行)。もうちょい「2019南京町春節祭(2019年2月3日、5日、9日-11日)」に追記。  それで本題。16時41分、オフラインに備え、貯めていた下記ウェブページで知る。それはいつものブログ「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」。 ・「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む http://blog.livedoor.jp/kashikou/ ※関連記事 オタ中国人の憂鬱(2011年1月) ・中国オタク的「運命、人生を変えちゃった作品」 http://blog.livedoor.jp/kashikou/archives/51969540.html ※2013年12月02日19:05 ※関連記事 プチネタ:中華一番!に周瑜 ※新規関連記事 リンク:局アナが語る「三国志の日本史」(2019年2月14日-)  話題にあがるマンガのランキングには「三国志」も入っていて6位。ネタ元となった記事は下記サイトの下記ページだ。そのランキングをつくるため調査し公表した理由ってのは11月29日を「イーブックの日(いいブック)」としたために、あわせた企画だそうで。 ・TOP - 電子書籍・コミックはeBookJapan http://www.ebookjapan.jp/ ※関連記事  「横山光輝漫画」電子書籍ランキング ベスト10(2010年11月25日)  キューティ三国志―尻壁の戦い―(2015年11月20日) ※新規関連記事 カラー版 三国志(2021年1月29日) ・「運命を変えたマンガ」ランキング(ebookjapan) http://www.ebookjapan.jp/ebj/info/news/2013/11/27_ebooksday.asp

14. 初心者向けメモ:『三国志』攻略法1
≫Step 1≪→ Step 2 → Step 3 → Step 4 → Step 5 → Step 6 ※この記事は半分ネタなのでタイトルにある「初心者向け」を真に受けないようご注意してください。全6回予定。  一応、「初心者向け」と銘打っているため、本題に移る前に『三国志』について簡単に説明する。「そんなの知っているよ!」と言う方は数行読み飛ばして頂けると幸い。  『三国志』とは紀元280年以降に陳寿(233-297)が編纂した中国の歴史書のことだ。  名前の通り「三国」の「志」、つまり「三つの国のことをしるしたもの」であり、ここでいう三国とは、魏、蜀漢、呉の三つのこと。  『三国志』は国ごとに魏書、蜀書、呉書と大きく分かれており、さらに「伝」ごと、つまり人物ごとに小さく分類されている。  そのため、三国のいずれかが存在した紀元220年から280年までの間のことだけを記述の対象としているのではなく、それぞれの建国に影響を与えた人物について紀元220年以前のことも書かれている。  初心者に陥りがちなミスとして、『三国志』を人物ごとに書かれたものでなく一つの物語(ストーリー)であると誤解し、『三国志』の粗筋(あらすじ)、結末、その後など存在しないものを探すことが挙げられる。余談だけど、『三国志』の読書感想文を書くということは、極端に例えると、商品ごとに書かれたカタログを読んで感想文を書くようなものだと言える。 ●Step 1 まず『三国志』を読める環境にしよう。  そんな『三国志』を攻略しようとすると、当たり前だけど、まず『三国志』を読めるようにしないといけない。  一番、簡単な方法として書店で購入することだけど、中国の歴史書であるため一般の書店では売っていない。そこで中国からの輸入書を扱っている書店で購入すれば良い。そういった書店の一例として東方書店が挙げられる。 ・中国・本の情報館~中国書籍の東方書店 http://www.toho-shoten.co.jp/  『三国志』はいろいろ出版されているだろうけど、中華書局から出版されている『三國志』が代表的なものの一つとして挙げられる(※「國」は「国」の中国の繁体字あるいは日本の旧字)。  ここでは「初心者向け」記事であるため、なるべくお金のかからない方法を優先し紹介しよう。  あなたがパソコンでネットにアクセスできる環境であれば、書籍を購入することよりお金のかからない方法として、ウェブサイトの利用が挙げられる。  『三国志』を閲覧できるウェブサイトとして下記の「台灣中央研究院漢籍電子文獻」が一例として挙げられる。 ・漢籍電子文獻 http://www.sinica.edu.tw/~tdbproj/handy1   ※サイト「台灣中央研究院」内 ・中央研究院 http://www.sinica.edu/  このサイトは台湾のサイトであり、Big5(繁体字)というでエンコードであるため、閲覧するにはMingLiUなどの繁体字フォントが必要となる。OSがWindowsでブラウザがInternet Explorerであれば、上記サイトにアクセスすると繁体字フォントを導入する手順に誘導される。  また「漢籍電子文獻」を少し見るとわかるように『三国志』だけ掲載されているわけではなく様々な漢籍が閲覧できる。『三国志』へは「資料庫」、「二十五史」、「新校本三國志」と順にリンクを辿ればよい。パソコンの環境によっては表示されないので、その場合は「瀚典全文檢索系統 1.3 版」、「二十五史」、「新校本三國志」と順にリンクを辿ればよい。  「漢籍電子文獻」は書籍ではなくウェブページであるため、当たり前だけど、手に取りページをめくり閲覧することはできず、慣れるまで閲覧の方法が判りにくい。  そういう場合は下記の「漢籍電子文献マニュアル」を参考にすると良い。前述したエンコードについても判りやすく解説されている。 ・漢籍電子文献マニュアル http://www.shuiren.org/chuden/toyoshi/sinica/index-j.html   ※サイト「睡人亭」内 ・睡人亭 http://www.shuiren.org/  書籍を購入したにしても、ネットを利用するにして閲覧するにしても、これで『三国志』を読める環境になったということでStep 1は終了となる。  次のStep 2では『三国志』を攻略するに当たり必要となるであろう道具を紹介する。 ≪Step 2へ続く≫ ※追記 メモ:三国創作のための扶助会 ※追記 「三国志 読書感想文」or「三国志を読んで」

15. 公式サイト
 ネット上のファンサイトを見ると、着いてくるのが公式サイト(オフィシャルサイト)へのリンク。 そのサイトが何のファンサイトかによって公式サイトのニュアンスが変わってくるだろう。人物のファンサイトであれば、公式サイトは人物のサイトで間違いはないだろうけど(場合によっては事務所と個人で二つサイトがあるだろうけど)、作品のファンであれば作品サイト、作者サイトの二つがあったりするだろう。作品サイトはどこか版権を持った団体がそのサイトを運営していたりと、複雑になってくる。 これを踏まえ、いざ三国志ジャンルの公式サイトは何だ、って話になる。単に「三国志の公式サイト」となれば答えは「ない」で決まり。なぜなら作者の陳寿も生きてないし、現在の通念では著作権も版権も切れている(版本の話や訳本の話は別として)。尤も後世、自らの作品に陳寿の『三国志』と同名にしてしまったうっかりさんの作品にはちゃんと著作権が生きているやつもあるが(笑) もっと書くと『三国志』や『三國志』で商標出願したしたたかさんにも商標は生きている(笑) 冗談はともかく、三国志ジャンルはいろんなジャンルを内包しており、一言、公式サイトといってもそれらジャンルによってそれぞれの公式サイトがある。もちろんこの公式サイトは先にあげたように複数あるんで、優先順位をつけ、 1.作品自体のサイト、2.作者のサイト、3.出版社・メーカーのサイト、4.関連団体のサイト ってところだろうか。もちろん三国志にそれほど関係がなければ除外で。この観点から行くとある作品を三国志ジャンルに含めるかどうかの問題も重要になってくる。具体的にわかりやすい例えだと『一騎当千』や『鋼鉄三国志』あたり。ここらへんは独断と偏見でえいや、と決めるしか思いつかないんだけど。はじめだからなるべくとりあげていきたい。またファンの中で三国志ジャンル内ジャンルを形成しにくい解説書の類は入れない。

16. 「三国志大戦セリフ集」
株式会社セガのアーケードゲーム「三国志大戦」関連の個人サイトの紹介。白樺 亮さんからコメントで教えてもらったんだけど、「三国志大戦」中に出てくるセリフを集めたサイトがあるとのこと。下記リンク。 ・三国志大戦セリフ集 http://www.geocities.jp/sangokushi_ism/  しかし、こういったサイトはプレイヤーの方でも楽しめるし、私のような三国志大戦をプレイしたことのない三国志ファンでも元ネタがわかってニヤリとさせて良い感じ。例えば郭嘉【クール】の勝利の「我が千里眼に読めぬ展開はない」とか。  あと三国志ニュースで結構、多い検索ワードは「三国志大戦 声優」ってのだけど、ここのサイトにある程度、載っている。「声タイプ」のところ。「草尾毅」さんとか声優に全然、詳しくない私でもわかる有名人の名も見える。結構、声優からあるジャンルに入るってファン層は無視できないんだよなぁ。そういう人にとって声優情報は嬉しいかと。 それからすでに三国志大戦2のセリフ情報も募集が始まっている。三国志大戦2の稼働後もこのサイトの更新が楽しみだ。 ・参考記事「三国志大戦2の制作中の話」 http://cte.main.jp/newsch/article.php/295 余談。今、気付いたんだけど、三国志大戦TBPに三国志大戦と関係のないトラックバックが多数あるような。。。。三国志に関係があっても三国志大戦に関係ないトラックバックをしても良いとはどこに書いているんだろう。実質問題、三国志に興味がない三国志大戦のプレイヤーがトラックバックをたどって見に行ったときにがっかりして、三国志ファンに良い印象を持たないだろうと思うし。

17. サイト「司馬鏡 -SHIBAKAGAMI-」閉鎖
・火間虫入道 -信長の野望 蒐集者の庭- http://hima.que.ne.jp/ ・2009/10/21 (水)   (※上記サイト記事) http://hima.que.ne.jp/logcp/log200910b.shtml#20091021 上記サイトの記事で知ったこと。 2005年6月1日に閉鎖したサイト「シバタツの野望 全・国・版」がサイト「司馬鏡 -SHIBAKAGAMI-」として2008年10月に復活したんだけど、同サイトの「記帳所」(いわゆる掲示板)における管理人による2009年10月19日の書き込みによると、諸事情によりサイトを閉鎖されるという。 ・司馬鏡 -SHIBAKAGAMI- http://www.tv-naruto.ne.jp/sibakagami/ ※関連記事 サイト「司馬鏡 -SHIBAKAGAMI-」

18. サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?
 下記、関連記事の日付にあるように、サイト「三国志ニュース」は2004年10月22日に開設されたわけで、2009年10月22日に五周年を迎える。 ※関連記事 三国志ニュース、オープン  とは言っても、下記関連記事にあるような昨年と同様、何らかの企画を思い付かないでいる(結局、この記事が記念記事になるかも)。一昨年はそれまでの記事をまとめたんでそれなりの記事ができていた。 ※一周年記事(2005年) 三国志ニュース1周年(+1ヶ月) ※二周年記事(2006年) 2006年10月22日 三国志ニュース2周年 ※三周年記事(2007年) 三国志ニュース3周年(10月22日) ※四周年記事(2008年) 三国志関連で自分史作りのスゝメ2008年追加分 ※16周年記事(2020年) 三国志ニュース16周年(2020年10月22日) ※追記 ゼロ年代を振り返って十大ニュース ※追記 三国志ニュース6周年(10月22日) ※追記 時代劇特選「三国志」(1995年4月-)  清岡の手元のサイトでは他には「三国志ファンのためのサポート掲示板」というのがあって、それは「三国志ニュース」より一年半ほど早い2003年5月16日が開設日となっている。 ・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/  昨年、「三国志ファンのためのサポート掲示板」の五周年に合わせ、下記記事にあるようにオフ会を企画し、少人数ながら企画者の清岡としてはかなり楽しめて満足のいくものだった。「三国志ニュース」でもこういう企画があれば良いんだけど、どうも検討し始める時期を逸している感じだな。まぁ、数ヶ月後とかでも良いとは思うんだけど。ここらへん他力本願にならざるを得ないね。 ※関連記事 三サポ板五周年記念オフ会(2008年6月1日)

19. 初心者向けメモ:『三国志』攻略法4
 Step 1 → Step 2 → Step 3 →≫Step 4≪→ Step 5 → Step 6 ※この記事は半分ネタなのでタイトルにある「初心者向け」を真に受けないようご注意してください。全6回予定。 ≪Step 3からの続き≫  Step 3でいよいよ『三国志』の攻略にとりかかったのだけど、それが正解なのかは初心者ならば特に判断に迷うところだろう。  そこで参考となる攻略本を挙げていく。 ●Step 4 日本語訳を参考にしよう。  初心者向けということで、まず図書館を利用することを前提に、攻略本として『三国志』の日本語訳の書籍を紹介する。  全訳は筑摩書房から二種類、出ており、部分訳は徳間書店から二種類ほど、出ている。また、全面に『三国志』を教材とした、部分訳の載る教科書は白帝社から出ている。 ・筑摩書房 http://www.chikumashobo.co.jp/ ・徳間書店 http://www.tokuma.jp/ ・白帝社 http://www.hakuteisha.co.jp/  まず筑摩書房から出版されている『三国志』全訳の書籍二種類の情報を以下に挙げる。この情報を元に、まずいくつか近くの図書館のサイトへアクセスし蔵書検索で確認し、借り出して欲しい。 ・筑摩書房 書名 世界古典文学全集 24 三国志 巻数 全3冊 24A~24C I~III 訳者 I 今鷹 真、井波 律子、II 今鷹 真(他)、III 小南 一郎 ISBN I 4-480-20324-9、II 4-480-20352-4、III 4-480-20354-0、3冊セット 4-480-20399-0 書名 正史三国志 巻数 全8冊 1~9 (魏書1~4、蜀書、呉書1~3) 訳者 1~2 今鷹 真、井波 律子、3 今鷹 真、4 今鷹 真、小南 ...

20. 三国志関連本感想文(非三国志系サイトにて)
読書にしても映像作品鑑賞にしても読み終わった後(見終わった後)、追憶を楽しむため、私はネット上にその書評や感想文がないかと結構、探す。 塩野七生/著「ローマ人の物語」とかデイヴ・スターン/著「名誉の代償」とか… まぁ、それはあまり関係ないんだけど、そういったのを検索してたりリンクをたどったりしてたどり着いたサイトが http://www.blk.mmtr.or.jp/~nabesan/ http://dabensya.sakura.ne.jp/ (※上記リンク切れのため張り直す) ↑サイト「司書の駄弁者」。 ここの「読後駄弁」のコンテンツに管理人様の読んだ本の感想や覚え書きが並んでいる。SF作品を中心にかなりの量の本が上がっている。 割合としてはすくないけど、その中でちらりちらりと三国志ジャンルの本があるのだ。ちょいとリストアップしてみると 今泉恂之介/著「関羽伝」 伴野朗/著「呉・三国志 ~長江燃ゆ~」 安能務/著「三国演義」 北方謙三/著「三国志」 陳舜臣/著「曹操 ~魏の曹一族~」 三好徹/著「興亡三国志」 てな感じ。あとそれぞれの文を読むと吉川三国志もお読みになっているようで。 三国志系サイトの三国志ものの感想文だと、○○という人物が悪く書かれているとかかっこいいとか作者に嫌われているとか、どうも人物論に終始してしまったりする観があるけど、ここでは三国志ジャンルの現状をふまえつつ、それぞれの本の特色が書かれている。 と、ここのサイトのリンクをたどってさらに見つけた三国志関連。 http://www003.upp.so-net.ne.jp/mujisan/index.htm ↑サイト「ときどき通信」。 ここのサイトの「Books」→「読むブックトーク/『三国志』の読みくらべはいかが」とリンクをたどったところでは、漫画も含めた三国志もの29作品が一気に軽快に的確に紹介されている。 こちらも必見。 ※追記 三国志関連本感想文2(非三国志系サイトにて) ※追記 「三国志 読書感想文」or「三国志を読んで」 ※追記 関羽 ─神になった「三国志」の英雄(2011年10月12日)

21. 三国志ニュースの利用案内
 ようこそ、「三国志ニュース」へ。  当サイトは今も書籍やゲームが出続けている『三国志』『三国演義』関連物や『三国志』『三国演義』に関連するイベントのことなど社会に浸透した三国要素を含む情報をお届けするサイトです。 ※2010年9月10日追記。過去、ページタイトルに「三国志に関するニュースとスケジュール」とあったのは、サイト名ではなく、飽くまでもスローガンでした。 ※2012年9月5日追記。個人サイトとしてお約束の文言を入れてなかったことに気付きましたが、他のサイトからの「三国志ニュース」へのリンクやそれぞれの記事へのリンクについては特に制限を設けていません。  「三国志」についてはここをクリックした先を参照して下さい。  当サイトは主にニュース記事、カレンダ、掲示板、リンク集の4つの部分からなります。

22. 「泣き虫弱虫諸葛孔明」をもっと広め隊!
映画『墨攻』の原作(漫画)、さらにその原作(小説)の作者として有名な酒見賢一先生。 実は三国志小説も書いていて、その名は『泣き虫弱虫諸葛孔明』。タイトル通り諸葛亮(字、孔明)中心の小説らしい。私は未読だけどかなり変わった小説らしい。 『泣き虫弱虫諸葛孔明』は隔月刊の「別册文藝春秋」で連載されていて、2006年8月8日発売の「別册文藝春秋」2006年9月(265)号で第弐部が完結し、その第弐部の単行本が2007年2月24日に発売された。 現在、2007年2月8日発売の「別册文藝春秋」2007年3月(268)号から第参部がスタートしている。 ・文藝春秋 http://www.bunshun.co.jp/ そういった『泣き虫弱虫諸葛孔明』に対し、ネット上に普及・主張するところ、いわゆる「同盟」がある。 それが「泣き虫弱虫諸葛孔明」をもっと広め隊!。下記アドレス。 ・「泣き虫弱虫諸葛孔明」をもっと広め隊! http://nakiyowa.kusakage.com/ この同盟サイトには「泣き虫弱虫諸葛孔明登場人物紹介」へのリンクも張ってあって面白いね。 というわけで、現行のバナーを右に掲げてみる。

23. 東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫
 東京大学に東洋文化研究所というところがあって、その研究所が所蔵する漢籍をそのサイトにて「試験的に公開」されている。その名も「漢籍善本全文影像資料庫」。 ・東京大學東洋文化研究所漢籍善本全文影像資料庫 http://shanben.ioc.u-tokyo.ac.jp/  試験的なので全部の漢籍の本文が見れるってわけじゃなくて、例えば、現在、三国志ファンにとって基本の「重修二十一史:三國志六十五卷」は目録データしか見ることができない。  それでも三国志ファンにとって本文が見れる中で、興味深い文献はある。  タイトルでわかりやすいのは「鼎鐫按鑑演義古本全像三國英雄志傳二十卷」。中身を見ると、桃園結義などがあるから三国演義の流れをくむのかな。ちゃんと見比べていないので三国演義とどう違うかわからないが、1ページごとにあるシンプルな挿絵が面白い。そこらへんがタイトルの「全像」か。  それと三国志の時代が近いのが「天祿閣外史八卷」や「漢蔡中郎集六卷」や「秦漢文」も興味深い。  個人的には「漢蔡中郎集六卷」に載っている蔡邕(サイヨウ)が書いた「獨斷(独断)」が気になる。ちなみにタイトルの「蔡中郎」とは蔡邕のことで、三国志に出てくる人。「獨斷」には五行相生説にのっとって漢の火徳までずらずら書いているし、漢の皇帝の在位とかいろいろ書いている。王莽が髪がなくて、頭に巾を使うようになったこととか幘のことも書かれているし。 元帝額有壮髪不欲使人見始進幘服之群臣皆隨焉然尚無巾如今半幘而巳王莽無髪乃施巾故語曰王莽禿幘施屋冠進賢者宜長耳冠恵文者宜短耳各隨所宜 ※追記 古典籍総合データベース(早稲田大学図書館) ※追記 第17回三顧会 午前(2012年8月14日) <追記> 2010年12月21日火曜日09:35:42 「五行説と王朝の関係の本」という検索語句観測 2010年12月21日10:05:01 三サポ板からここの記事へアクセス 2010年12月21日10:23:10 Yahoo!知恵袋にこの記事へのリンクが張られる。 ※検索→書き込み(某巨大掲示板、QA掲示板、SNS、Twitter等)が短期間に脊髄反射的に行われるのが多い中、ここまで練られた形でリンクを張られると有り難い。ただ助詞を伴う検索語句は柔軟性がなく取りこぼしが多くなりスマートじゃないように思えるが結果オーライなんだろう。 ・古代中国史…漢=火徳について 五行説と王朝の関係についてよい文献資料などありま... - Yahoo!知恵袋 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1452360159 ついで説明するなら、福井 重雅「黄巾の亂と傳統の問題」(『東洋史研究』Vol.34 No.1 (197506) pp.24-57 東洋史研究会 )で、黄巾賊の訛言の「蒼天已死、黄天當立、歳在甲子、天下大吉」は五行思想とは無関係で黄老思想から来ていると説明されている ※関連記事 メモ:「黄巾の亂と傳統の問題」 <追記終了>

24. ネットでの三国志情報の広がり
「三国志ファンのサポート掲示板」(以下、サポ板)は先月、二周年を迎えて、 http://cte.main.jp/newsch/article.php/123 一周年ごとにその旨をサポ板に書き込んでいるんだけど、 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1740 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=944 二回とも「もっと長くやっていた」と思われていたこと。 そこで私が思ったのは、結構、古い記事も時々、再び話題に上がったりしてそれだけ長くやっていると意識させるからなのかな、と思った。 そうやって話題に上がるのは何もサポ板内だけじゃなく、他のサイトの掲示板や日記でも取り上げられることもある。 その一例がサポ板での「陸遜の流罪について」のツリー。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=689 ツリーの親記事が2004年3月4日に書き込まれたのに対し、今のところの最終レスは同年3月8日であり、五日間、書き込みがなされたツリーである。記事数は今のところ、13記事。サポ板としては珍しく短い期間で多くの投稿がされているツリー。 サポ板では上記のように一応、2004年3月8日に一旦、ツリーが終わったんだけど、 (※もちろんサポ板の性質上、今でもこの記事にレスを入れても良い) その話題は別のサイトの別の掲示板に移っていた。 それがサイト「呉書見聞」のBBS。サイト名どおり、コンテンツは三国の呉、中心だ。 http://f27.aaa.livedoor.jp/~sonpoko/ その様子は今も過去ログで見ることができる。「呉書見聞BBS」の「過去ログ」の「1ページ」の「次の10件」を三回、押したところ。 http://tinyurl.com/8n8xt こちらは「陸遜は流刑になっていない」という2004年3月7日からのスレッドで3月10まで続いていて、さらに「ハテナ」という別のスレッドが3月9日に、「ご報告と質問です。」という別のスレッドが3月14日にたっている。 http://tinyurl.com/dp3gb おそらく当時も今も「三国志ファンのサポート掲示板」より「呉書見聞」の方が閲覧者数が多く、そのためか、このことは「呉書見聞BBS」から三国志サイト界隈、主に呉ファンのサイトへ広がったみたいで、当時、いろんなサイトの日記や掲示板で取り上げられていた。 そのため、サポ板でも当時、「陸遜の流罪について」のツリーは一二を争う閲覧数だった。 サポ板は2005年4月にサイト移転しているので、今のところ、当時の閲覧ランキングはInternet Archiveでしか見られない。 http://tinyurl.com/838hx その後、このツリーは他のサイトであまり取り上げられることもなく、サポ板の深いところで他のツリーと同じように人目につくようなことはなかった。 とはいっても、元々の「陸遜の流罪について」のツリーをたてた人、自サイトでそのツリーでのやりとりを少しふまえ、メインの考察を進めているし、 「呉書見聞BBS」の関連スレッドに参加していた、はやせさんは自サイトで「新釈・二宮の変」と銘打ち、「二宮の変」の考察をしている。 こうやって、サポ板のツリー発の情報はいろんなところへ影響を出していたんだけど、もう話題にのぼるようなことはなかったし、今後、大きく取り上げられることもないだろうと私は思っていた。 ところが面白いことにまた別の方から発掘され広がり始める。 ことの発端は老舗、三国志blog「三国志漂流」。 そのblogの2005年5月15日の記事「呉の四姓」に対する6月1日のコメント。ここでサポ板のツリー「陸遜の流罪について」のURLがあげられていた。 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040 そこから「三国志漂流」では多種多様な文献をあたったり、三国志愛好会メーリングリストで多くの人の意見をきいたり(2005年6月4日「No.712 陸遜の流罪について」)して、 http://san-gokushi.com/ それらの成果をまとめ、2005年6月6日に「三国志漂流」に記事『「陸遜流罪」は誤訳!?』が発表された。 http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040/1449682 元のサポ板のツリーよりずいぶんと情報が発展したものだ。妙に感慨深いものがある。元のツリーがたったときは日記や掲示板が主媒体だったのに、今回、この情報の伝達の主媒体がweblog(blog)になったというのも、たった一年強とはいえ時間の流れを感じさせられてしまう。 その後の情報の広がりは、上記記事のトラックバックでかいま見ることができる。 http://blog.livedoor.jp/amakusa3594/archives/25513427.html http://blog.livedoor.jp/silverpsychommunity/archives/24244477.html この箇所が誤訳かどうかはともかく、話題の中心の「三国志」を訳した、ちくま学芸文庫「正史三国志」(以下、「ちくま訳本三国志」と呼ぶ)の誤りは結構、あるので、それほど珍しいことではない。 ・参照「ちくま三国志をけなす会」 http://www.project-imagine.org/chikuma/ ただ、誤りの一つの指摘でこれほど、三国志サイト界隈で情報が大きく広がるということは、どれだけ多くの三国志ファンが三国志の情報を得るのにどれだけ「ちくま訳本三国志」に依存しているか、を考えさせられてしまう。 また直接、「ちくま訳本三国志」を参考にしていない三国志ファンにも影響力をもっている。 その一例をあげると、「兪河」(字、伯海)を「ちくま訳本三国志」ではあやまって「愈河」としている。そのためか、商業ベースのある三国志小説本では「愈河」と表記し、当然、その小説のファンも「愈河」だと思っている。 こんなに影響力があるので、「ちくま訳本三国志」を「正史」と称する三国志ファンや、何かと「演義では」とか「正史では」とか言う『正史』連呼系三国志ファンが少なからずいるのも妙に納得できてしまう。 ※追記 三国迷ぐっこのHP復活(2009年9月7日)

25. サイト「司馬鏡 -SHIBAKAGAMI-」
・火間虫入道-信長の野望 蒐集者の庭- http://hima.que.ne.jp/ 上記サイトで知ったこと。 (というより以前に、このサイトで、あるサイトが復活されることを仄めかす記述をされていたので、うすうす感じていたけど、やはりと言ったところ) シミュレーションゲーム『信長の野望』(コーエー製)シリーズ数作品の人物顔グラフィックスを比較するサイト「シバタツの野望 全・国・版」が活動再開したとのこと。下記がそのサイト。 ・司馬鏡 -SHIBAKAGAMI- http://www.tv-naruto.ne.jp/sibakagami/ 前サイトにもあったんだけど、そのサイトではシミュレーションゲーム『三國志』の方の顔グラフィックスの比較をされているので、そこらへんも要チェック。 ※参照記事 メモ:三才圖會と三禮圖 ※追記 サイト「司馬鏡 -SHIBAKAGAMI-」閉鎖

26. 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2020上半期
・三国志ファンのためのサポート掲示板 http://cte.main.jp/  上記サイトは私が管理するサイトの一つなんだけど、半年を区切りとしてフロントページにてツリー別閲覧ランキングを更新している。 ※関連記事 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2019 ※新規関連記事 三サポ板ツリー別閲覧ランキング2020  この「ツリー別閲覧ランキング」は下記の記事別の閲覧ランキングの閲覧数が多い記事を参考にして、ツリー別に組みなおしてできたものだ。その後の作業として、記事別の閲覧ランキングをリセットしている(つまりは記事別のヒット数全てを0にする)。 ・閲覧ランキング http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=rnr ☆ツリー別閲覧ランキング(2020/1-2020/6)  1.  曹張無言問答  2.  三国志の原文・書き下し文・日本語訳  3.  国の色  4.  馬氏の五常  5.  「黄天」?「黄夫」??  6.  成人って何歳から?  7.  雑号将軍らの開府に及び幕僚等への俸給  8.  曹操の幼名(吉利、阿瞞)について  9.  「[登β]哀王曹沖」の現代語訳  10. 三国志ファンは今どこに?  11. 破廉恥ネタかもしれませんが・・・  12. 五徳説-それぞれの王朝は何徳?  13. 周瑜の先祖 周興さん  14. 一合  15. 太史慈の命日について  16. 陸遜の流罪について  17. 三国時代(後漢)の婚姻制度  18. 明帝曹叡は曹丕の子か?  19. 夏侯蘭について  20. 孔融配下or袁術配下or士燮配下

27. ゼロ年代を振り返って十大ニュース
 「WIRED BLOGS」を読んでいて思ったんだけど、今月で2009年が終わりと言うより、西暦で言う10年区切りの終わり、つまりゼロ年代の終わりという大きな枠組みだと気付く。  「三国志ニュース」では下記の関連記事のように年末になると重大ニュース記事を書く年もあった。 ※関連記事  三国志重大ニュース2005  三国志重大ニュース2006ノミネーション  重大十大三国志ニュース2007 ※追記 十大三国志ニュース2010 前編 ※追記 十大三国志ニュース2011 前編 ※追記 十大三国志ニュース2011 中編 ※追記 十大三国志ニュース2011 後編  それを踏襲しつつ、新しさも出すため、今年の年末は、「三国志」についてのここ10年の重大ニュースを1年ごとにそれぞれの年を代表する大ニュース1つずつ挙げていき、合わせて十大をピックアップしていきたい。但し、ある時期を指して「三国志ブーム」とされることがあるように、ここ10年でも「三国志」に関するニュースが集中する年もあれば、逆に少ない年もある。そのため議論する余地が多くあるのだけども、それほど時間を掛けたくないため、表題より制限多い語句を入れて、「清岡によりテキトーに選ばれたゼロ年代を振り返っての「三国志」に関わる十大ニュース」というのがより正確だろう。  あと時期的にちょうど良いので、下記関連記事に続く「三国志ニュース」5周年記念記事第2弾ということにしておこう。 ※関連記事 サイト「真・無双検索」の開設日っていつ?  それでここ10年でどの年に何があったか、簡単に思い出せるものでもないので、下記関連記事を基本として挙げていくことにしよう。 ※関連記事  公式サイト  三国志関連で自分史作りのスゝメ

28. 教科書本文データ集(全国漢文教育学会)
※関連記事 三国志学会 第四回大会ノート1  上記関連記事に添付したレジュメで触れたように、「三国志ニュース」のアクセスログに「捜神記 復活」という検索語句が見られる。これだと少なくとも『捜神記』に関する語句だとわかるが、大半は「復活 書き下ろし」等、あたかも「復活」と名付けられた漢文があるかのような検索語句となっている。これは漢文を取り扱う教科書でそういうタイトルが付けられたことが原因だと以前、下記にリンクする関連記事で記した際に気付いていた。 ※関連記事 「捜神記」で検索される訳  おそらく元々、『捜神記』にはそういったサブタイトルのようなものが無いのだけど、手元の電子文献で「復活」で検索すると『捜神記』巻十五の「晉武帝世」と「晉咸寧二年十二月」とのエピソードが出てくる。このどちらかが教科書中の「復活」なる漢文だと見なし、共に三国時代にかかってくる時期であるため(三国鼎立が崩れているので定義によっては含めないが)、三国要素を含む検索語句と見なしていた。  しかし、似たようなケースでそれが教科書由来の検索語句かどうか確認していないものがある。その代表的なものが(というより今、私が思い出せるものが)「魏武捉刀」という検索語句。「魏武」は曹操のことなので、「捉刀」で手元の電子文献を検索すると『世説新語』巻下之上 容止第十四(あるいは『裴子語林』)にある曹操が匈奴使にまみえる話が出てくる。ちなみにここの注に引かれる『魏氏春秋』に「武王姿貌短小、而神明英發。」というのがあって、曹操の背が低い元ネタに使われている。  今となって、それが教科書由来かどうか確認すべくネットにて「魏武捉刀」と検索すると、下記のサイト「全国漢文教育学会」にある「教科書本文データ集」を見かける。 ・全国漢文教育学会 http://www.zenkankyo.gr.jp/ ※リンクするのにいちいち報告する手間があるようなので、URLのみ。ここの「学術」→「教科書本文データ集」

29. メモ:三国志ニュースの記事が出来るまで
※前記事 プレ:三国志ニュースの記事が出来るまで  前置きは前記事で充分にやったのでいきなり本題。  私が三国志ニュースの記事の多くを書くに当たり、頼りにする情報源はRSSフィード、カレンダ、アクセス解析の三つ。  あくまでも私流なので、さらに効率の良いやり方があれば導入したいところ。  というわけで個別に以下、紹介。

30. 2005年9月3日「三国志納涼オフ会in東京」報告
 2005年7月31日に埼玉県の川越市でプチオフ会をやって、それがあまりにも楽しかったんで、じゃまた関東でやりましょうってことだった。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1699  それからUSHISUKEさんの元、話がトントン拍子に決まっていき、2005年9月3日の夕方より「赤坂 魯粛」という創作和食料理店でオフ会を行うことになった。題して「三国志納涼オフ会in東京」。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=ntr&tree=1897  三国志ファンのオフ会をするには打ってつけの店名。それにしてもなぜ「魯粛」なのか謎。  そして迎えた2005年9月3日。オフ会をやると発表されたときは、すぐに参加者が5名まで増えたんで、この調子で増えていくかな、とおもったんだけど、残念ながらそれで頭打ち。ここらへんは次回に期待したいところ。  以下の五名。 ○主催 ・USHISUKEさん http://www.doblog.com/weblog/myblog/3040 ○参加者 ・清岡美津夫 http://cte.main.jp/sunshi/ ・如月雪さん ・KJさん http://sangoku.lib.net/ ・隼鶻さん  清岡にとって参加者全員は一度、お会いしたことのある人たちで特に初対面の緊張みたいなのはなかった。それは隼鶻さんも同じ。まぁそういう意味では初対面の楽しみみたいなのはないんだけど。  今回の初対面の組み合わせはUSHISUKEさんと如月雪さん、KJさんと如月雪さん。これを横からみてそういった楽しみとしよう。  15時52分、ホテルでくつろいでいると、USHISUKEさんからメール。どうやら何かアクシデントがあったみたいで少し遅れるとのこと。  16時15分にホテルを出て、地下鉄で最寄りの赤坂見附駅へ移動。ネットの地図を見て、「赤坂 魯粛」は一ツ木通り沿いにあることをしっていたんで、その駅の地図を見て、場所を方向を何となく頭に入れる。そして通りの名を確認しつつ進んでいく。  そうすると、両脇に一本の木が点々と立っている通りに出る。あぁ、なるほど「一ツ木」ね、一ツ木通りだ、と思い、その通り沿いに進むと、赤地に白い文字で「魯粛」とかかれた看板発見。近づくと、さらに大きな看板があった(右上の写真)。ここだ、と思って階段を上がると、そこは和風な入り口。まだ集合場所の店の前には誰も来てないな、と思いつつ、もう時間なのでもしかしてみんな店内? と思って、いざ店内へ。そうすると店員がやってきたんで、USHISUKEさんの名前を出して来てないかきいてみると、どうやらまだ誰も来ていないみたい。店内で待つように言われたんでしばし待つ。  ノートPCで誰からか連絡ないか、見てみる。17時7分、隼鶻さんから駅から店までの道で迷っているという連絡が届く。とりあえず一ツ木通り沿いに店があることを折り返しのメールで伝える。17時22分、店員の指示で、お座敷に移動。ここが今回の会場か。冷たいお茶を出してくれる。17時30分ごろ。店に清岡宛に電話がかかってきた模様。誰かと思ったら、如月雪さんだった。どうも用事がおしていて遅れて来るとのこと。しかし店に連絡するとはナイス機転! あとはKJさんが連絡ないな、とおもいつつ。あまりにも偶然がかさなって私が店内で一人ぼっちなもんだから要らぬ妄想がわいてくる。もしかしてもう少ししたらKJさんが赤いヘルメットをかぶって、「どっきりカメラ」とかかれたプラカードをもって現れて、後にカメラマンをひきつれつつ、私がピコピコハンマーでKJさんの頭をたたいて、最後はみんなで「どっきりドキドキ大成功!」とか言って場が爆笑に包まれるんだろうな、と思って一人ほくそ笑んでいた(※と清岡はリアルタイムで見ていたわけじゃないんで描写は正確ではありません。そもそもヘルメットの色、あってるの?・笑)  そんなところへ現れたのはUSHISUKEさん。あぁ、とりあえずこれで一安心、と思いつつ、近況を話した後、早速、お互い三国志のネタを見せ合う。USHISUKEさんは村山孚/著「三国志のツボがわかる本 いまさら聞けない三国志の権謀術数渦巻く舞台裏」(パンドラ新書、日本文芸社 2005年8月25日刊 ISBN4-537-25313-4 C0222)という本をみせてもらう。後できいたんだけど、電車の中で手持ちぶさたになったんで買ったとのこと。新しい本だなぁ。 http://www.nihonbungeisha.co.jp/  清岡は青木朋さんの漫画、ミステリーボニータの「八卦の空」(正確には一回目にあたる短編の「恋火」)とコピー本(ウェブ上の漫画「司馬懿くんの事件簿」の再録本)。 http://cte.main.jp/c-board.cgi?cmd=one&no=777 http://cte.main.jp/newsch/article.php/150 青木朋さんは前回のオフ会の参加者でみなさんどんな漫画か気になったと思い。 http://cte.main.jp/sunshi/w/w050801.html  そうやってまったりしていると、如月雪さん登場。挨拶を終え、早速、三人でおしゃべり。やっぱり初めは「赤坂 魯粛」の話から。如月さん曰く、三国志に詳しい店長がそういった店名にしたとのこと。だけど、その人は異動になったようで、今は店名だけ残ったようだ。異動先で新しいお店を作ってくれると嬉しいけど。「法正」とか。それで如月さん自身はどこからこのお店のことを聞きつけたかというと、ムック本の「別冊宝島1133 三国志 僕たちの英雄伝説」からとのこと。そこには他にも仲達(なかたつ)というお店もあったって話笑) http://cte.main.jp/newsch/article.php/168  そして清岡からは三国志城のイベントの第三回三顧会の話。朝一の自己紹介の段階ですでに30名を超えていたほど盛況だったって話。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/157  参加者の中には「コミック三国志マガジン第3号 白眉最良号」での三国志城と三顧会の紹介記事を読んで来たって言う人も居た。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/131  ちなみに「コミック三国志マガジン」の創刊号は「蒼天已死号」で第2号は「天下三分計号」。第4号でそういった名はなくなったって話もしていた。  あと如月さんは今回のオフ会で三国志シンポジウムの話もききたいってことをサポ板で書いていた(なんせ如月さん以外、四人とも三国志シンポジウムの会場に居たから)。そのため、清岡は三国志シンポジウムで余分に一冊、冊子をとっていたので、それを差し上げる。如月さん大喜び。  そこへ隼鶻さん登場。如月さんとは一年ぶり、USHISUKEさんと清岡とは一ヶ月ぶりの再会。あとはKJさんの登場を待って「三国志納涼オフ会in東京」の開催だ。  そこで隼鶻さんからKJさんへ連絡を取ろうとする。電話番号がわからないので、とりあえずメールで。やっぱり急用がはいったのかな、と皆で心配する。  その待ち時間、隼鶻さんが持ってきた三国志ネタを披露。一つは「古代中国の文字と至宝」展の図版。東京のサントリー美術館でやっていたやつだ。ちなみに大阪のサントリーミュージアム天保山で開催されなかったので清岡は未見。それからスーパー歌舞伎の新三国志IIIのパンフレット。そういえば去年、一緒に三国志城に行ったとき隼鶻さん、新三国志III、見に行ったって話をしてたっけ。  あと最近、隼鶻さんがコンビニで面白い雑誌を見かけ、一気に立ち読みしてしまったって話。何でもその雑誌はそのコンビニに一冊しかおいてなくて、どのページを開けても三国志の漫画ばかりだったとのこと………ってそれって「コミック三国志マガジン」だ! どうやら隼鶻さんは4号を読んだらしい。今まできいたこともないしコンビニに一冊しかないし隼鶻さんはよほどのマイナー誌とおもったとのこと。いやはや面白い話をきかせてもらった。三国志ジャンルから離れている人もそうやってコンビニでみかけてまた三国志熱が復活してたりして。そこから「コミック三国志マガジン」の変にマニアックな説明を隼鶻さんにする(中心となっているライターがどうのこうの、とか)。  ここでKJさんからメールの返信が隼鶻さんのもとへ来る。どうやら道に迷ったようだ。だけどメールの本文が「なんとか行け」で終わっているのが気になる。『「なんとか行け」ない』だったりして(汗)  隼鶻さんが持ってきた三国志ネタに戻る。今度は横浜中華街の地図だ。そこから四川料理は三国志の時代にあったかな?というUSHISUKEさんの疑問に、隼鶻さんが「なかった」と答え、当時の食べ物を研究している人の話をしていた(その研究者の名前は失念)。食べ物から先週、清岡が三国志討論会(チャット)に参加したという話をした。 http://cte.main.jp/newsch/article.php/167  話戻って、横浜中華街の話。清岡が気になっていたのは関帝廟が横浜中華街のどこにあるかってこと。神戸の関帝廟は中華街から結構、離れた位置にあったけど、横浜のは中華街の中にあった。うらやましい。だけど横浜のは神戸のと違って、関帝廟の敷地内に四阿(あずまや)みたいなスペースはないとのこと。如月さん曰くやっぱり日本で一番大きい関帝廟は横浜?ってことになって日本各地の関帝廟の話になる。立川の関帝廟。千里中央の関帝廟、そして三国志城の関帝廟。それからUSHISUKEさんからの疑問で、中国と日本との学会の関係のこと。隼鶻さんからあれこれ興味深い話が出ていた。  と、ここで唐突にオフ会内の会話をとりあげてみる。大抵は省略しているけど、雰囲気だけでも。 隼鶻さん「(三国志ファン層や三国志の興味対象を)なんでわけるんですか?」 清岡「別に『分けてる』って意識はなくてむしろ『分かれている』?」 USHISUKEさん「今回のオフ会でもまよったんですけど、どういう(三国志の)分野の人によびかけるか、ってことを」 ...